JP2012515705A - 硝酸塩を用いるグラファイト酸化物の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
用語「水性」及び「〜の水溶液」は、化合物(例えば硝酸ナトリウム又は塩素酸ナトリウム)に適用する場合、同義であり、化合物が水中に溶解されている溶液を意味する。
好ましくは、塩素酸塩は式M(ClO3)x[式中、Mは元素周期表の第1族及び第2族のいずれかの金属であって、金属が+1又は+2の形式酸化状態(formal oxidation state)にあり、xは1又は2の整数であって、M(ClO3)xが全体として中性であるように選択される]の塩である。塩素酸塩は、好ましくは塩素酸カリウム、塩素酸リチウム、塩素酸カルシウム、塩素酸マグネシウム、塩素酸バリウム又は塩素酸ナトリウム、より好ましくは固体塩素酸カリウム、更に好ましくは水性塩素酸ナトリウムを含む。一部の態様において、塩素酸塩は固体粉末の形態である。他の態様において、塩素酸塩は塩素酸塩の水溶液を含む。塩素酸塩の水溶液を構成する水と第1の態様において記載する水の量の少なくとも一部とは、同じであっても異なっていてもよい。
適当なグラファイト層間化合物の例は、商品名GRAFGuard(登録商標)160−50N(GRAFTech Inc.,Advanced Energy Technologies Division(Parma,OH)製)及びHP−50(HP Material Solutions(Northridge,CA)製)で市販されている。
好ましくは、グラファイトは粉末若しくはフレーク又はそれらの混合物の形態である。好適な出発グラファイトの例は、商品名Asbury 3775(Asbury Graphite Mills Inc.)及びTIMREX(登録商標)GA96/10(Timcal Graphite and Carbon,Inc.)で市販されている。
好ましくは、無機硝酸塩は硝酸アンモニウム(即ち固体又は水性NH4NO3)又は式M(NO3)y[式中、Mは元素周期表の第1族、第2族及び第3族の任意の金属であって、金属が、それぞれ、+1、+2又は+3の形式酸化状態にあり、yは1、2又は3の整数であって、M(NO3)yが全体として中性であるように選択される]の金属硝酸塩を含む。好ましくは、無機硝酸塩は硝酸アルミニウム、硝酸アンモニウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸リチウム、硝酸カルシウム、硝酸マグネシウム又は硝酸バリウムである。より好ましくは、無機硝酸塩は硝酸アンモニウム又は硝酸ナトリウムである。更に好ましくは、無機硝酸塩は硝酸アンモニウムである。
一部の態様において、本発明の酸化反応に使用する硫酸は濃硫酸である。他の態様において、硫酸は発煙硫酸である。更に他の態様において、硫酸は濃硫酸と発煙硫酸との混合物である。濃硫酸は、形式上、濃硫酸混合物の総重量に基づき、好ましくは約90〜約98重量%、より好ましくは約95〜約98重量%のH2SO4を含む。好ましくは、発煙硫酸は、形式上、発煙硫酸混合物の総重量に基づき、約20〜約65重量%のSO3を含む。
反応混合物(即ち硫酸、硝酸、水、グラファイト及び塩素酸塩)を含む出発原料は、種々のベンダー(vendor)から市販されている。本発明は商業的ベンダーから入手されない1種又はそれ以上の出発原料の使用も企図する。
一部の態様において、第1の態様の方法は、単離グラファイト酸化物を剥離工程に供して剥離グラファイト、より好ましくは高度に剥離されたグラファイトを生成させる工程を更に含む。高度に剥離されたグラファイトは、200m2/g〜約1500m2/gのBET表面積を有すると特徴付けられる。高度に剥離されたグラファイトは、好ましくは500m2/g又はそれ以上、より好ましくは600m2/g超、更に好ましくは700m2/g又はそれ以上、更に好ましくは800m2/g又はそれ以上のBET表面積を有する。より大きいBET表面積が通常好ましいが、本発明の一部の態様においては、高度に剥離されたグラファイトは1400m2/g又はそれ以下、他の態様では1200m2/g又はそれ以下、更に他の態様では1000m2/g又はそれ以下のBET表面積を有する。
ラマンスペクトルは、532ナノメートル(nm)の可視励起及び光ファイバープローブに接続された分光計を用いて収集する。プローブチップをポータブルブローブスタンド上に取り付け、出発原料を含むチューブのすぐ外側に配置する。プローブを180度後方散乱収集用に設定する。ラマン分光計システムは以下のように構成する:
Coherent 532nmダイオード励起Nd/YAGレーザー(ダブリングクリスタル(doubling crystal)を使用);
Kaiser Holospec格子分光器;
532nm Holoplex格子、フィルター、プローブヘッド;
焦点距離4.5mmの対物レンズ、Mark IIプローブ、マルチモードファイバー:50マイクロメートル(μm)内殻励起、100μmコア収集。
比較例A1:濃硝酸(HNO 3 0.15モル)及び固体KClO 3 を用いる、1g規模のグラファイトからのグラファイト酸化物の調製
この手法は、ドラフト中で十分に換気しながら実施する。各反応及び濾過の前に、ドラフトの効率を調べる。この反応は強酸化剤(KClO3)、濃硫酸及び濃硝酸を使用し、有毒な爆発性中間体(ClO2ガス)を発生する。
比較例A1の単離グラファイト酸化物をグラインダー中で90秒間粉砕して、微粉を得る。この微粉を0.1〜0.3gずつ、石英ループが一端に装着され且つ締まり嵌め(tight fitting)細目ステンレス鋼スクリーンでカバーされた石英ボートに加える。高純度無水窒素ガス雰囲気/パージ下で以下の操作を行う。石英熱分解管を装着した管状炉を所望の整定値、典型的には950℃まで予熱する。石英ボート及びグラファイト酸化物微粉の一部を炉管の入口で1分間予熱して、微粉から空気及び水分を除去し、次いで石英ボート及び予熱されたグラファイト酸化物微粉の一部を石英熱分解管の中央に挿入して、950℃で30分間加熱する。石英ボートを引き戻し、得られた材料を炉管の入口で1分間冷却させ、次いでそれを管から完全に取り出し、室温まで冷却させて、比較例A2の高度に剥離されたグラファイトを得る。本明細書中で前述したようにして、比較例A2の高度に剥離されたグラファイトを秤量し、そのBET表面積を求める。結果を後の表IIに報告する。
固体KClO3の代わりに合計5.73gのNaClO3を含む5M NaClO3水溶液を用い且つ、電動粉末添加漏斗の代わりに、水性NaClO3の反応器管への送達のためのシリンジポンプを用いる以外は、比較例A1の手法を繰り返して、比較例B1の単離グラファイト酸化物を得る。
比較例A1の代わりに比較例B1の単離グラファイト酸化物を用いる以外は、比較例A2の手法を繰り返して、比較例B2の高度に剥離されたグラファイトを得る。結果を後の表IIに報告する。
本発明の実施例
実施例1a:水性NH 4 NO 3 (NO 3 - 0.075モル)及び固体KClO 3 を用いる、1g規模のグラファイトからのグラファイト酸化物の調製
濃硝酸の代わりに脱イオン水4gに溶解されたNH4NO3 6gからなる水性硝酸ナトリウムを用いる以外は、比較例A1の手法を繰り返して、実施例1aの単離グラファイト酸化物を得る。
比較例A1の代わりに実施例1aの単離グラファイト酸化物を用いる以外は比較例A2の手法を繰り返して、実施例1bの高度に剥離されたグラファイトを得る。結果を後の表IIに報告する。
濃硝酸の代わりに脱イオン水4gに溶解されたNH4NO3 6gからなる水性硝酸ナトリウムを用い、固体KClO3の代わりに合計5.73gのNaClO3を含む5M NaClO3水溶液を用い且つ電動粉末添加漏斗の代わりに液体添加漏斗を用いる以外は、比較例A1の手法を繰り返して、実施例2aの単離グラファイト酸化物を得る。
比較例A1の代わりに実施例2aの単離グラファイト酸化物を用いる以外は、比較例A2の手法を繰り返して、実施例2bの高度に剥離されたグラファイトを得る。結果を後の表IIに報告する。
濃硝酸の代わりに脱イオン水4gに溶解された水性NaNO3 4gを用いる以外は、比較例A1の手法を繰り返して、実施例3aの単離グラファイト酸化物を得る。
比較例A1の代わりに実施例3aの単離グラファイト酸化物を用いる以外は、比較例A2の手法を繰り返して、実施例3bの高度に剥離されたグラファイトを得る。結果を以下の表IIに報告する。
以下に、本発明及びその関連態様を記載する。
態様1.a)以下の出発原料:硫酸、無機硝酸塩、分量の水、第1の量の塩素酸塩及びグラファイトを含む反応混合物を反応器中で混合し;
(b)前記反応混合物を反応させて、グラファイト酸化物を生成させ;そして
(c)前記反応混合物からグラファイト酸化物を分離して、単離グラファイト酸化物を生成させる
工程を含んでなる硝酸塩を用いるグラファイト酸化物の製造方法。
態様2.前記反応混合物を、
(i)反応器中で、以下の出発原料:硫酸、無機硝酸塩、水及びグラファイトを予備混合して、第1の硫酸/無機硝酸塩/水/グラファイト混合物を生成させ;そして
(ii)第1の量の塩素酸塩を前記の第1の硫酸/無機硝酸塩/グラファイト混合物に添加して反応混合物を生成させる
工程によって生成させることを更に含む態様1に記載の方法。
態様3.前記混合物を、
(i)反応器中で、以下の出発原料:濃硫酸、水及び無機硝酸塩を予備混合して硫酸/無機硝酸塩/水混合物を生成させ;
(ii)グラファイトを前記硫酸/無機硝酸塩/水混合物に添加して、第2の硫酸/無機硝酸塩/水/グラファイト混合物を生成させ;そして
(iii)第1の量の塩素酸塩を第2の硫酸/無機硝酸塩/水/グラファイト混合物に添加して反応混合物を生成させる
工程によって形成することを更に含む態様1又は2に記載の方法。
態様4.前記無機硝酸塩が、硝酸アンモニウム又は式M(NO 3 ) y (式中、Mは元素周期表の第1族、第2族及び第3族のいずれかの金属であって、金属Mがそれぞれ+1、+2又は+3の形式酸化状態にあり;yは1、2又は3の整数であって、M(NO 3 ) y が全体として中性であるように選択される]の金属硝酸塩を含む態様1〜3のいずれか1項に記載の方法。
態様5.前記無機硝酸塩が水性無機硝酸塩を含む態様4に記載の方法。
態様6.前記無機硝酸塩が水性硝酸アルミニウム、水性硝酸アンモニウム又は水性硝酸ナトリウムを含む態様5に記載の方法。
態様7.前記無機硝酸塩が固体無機硝酸塩を含む態様4に記載の方法。
態様8.前記固体無機硝酸塩が固体硝酸アンモニウム、固体硝酸アルミニウム、固体硝酸カリウム、固体硝酸リチウム、固体硝酸カルシウム、固体硝酸マグネシウム又は固体硝酸ナトリウムである態様7に記載の方法。
態様9.前記塩素酸塩が塩素酸カルシウム、塩素酸マグネシウム、塩素酸バリウム、塩素酸リチウム、塩素酸カリウム又は塩素酸ナトリウムを含む態様1〜8のいずれか1項に記載の方法。
態様10.前記塩素酸塩が固体塩素酸カリウムを含む態様9に記載の方法。
態様11.前記塩素酸塩が水性塩素酸ナトリウムを含む態様1に記載の方法。
態様12.前記反応混合物中の出発原料、ニトロニウムイオン又はニトロニウム−グラファイト複合体の存在を、反応の間中、ラマン分光法によって監視する態様1〜11のいずれか1項に記載の方法。
態様13.ラマン分光法によって測定される反応中の過剰ニトロニウムイオンの濃度を最小限に抑えるように、前記の第1の量の塩素酸塩を監視された速度で添加する態様12に記載の方法。
態様14.前記の第1の量の塩素酸塩の添加完了後に、ラマン分光法によって反応混合物中にニトロニウム−グラファイト複合体が検出され得ないように、前記塩素酸塩の第1の量を選択する態様13に記載の方法。
態様15.前記反応混合物の温度が0℃又はそれ以上であって55℃又はそれ以下である態様1〜14のいずれか1項に記載の方法。
態様16.前記グラファイトがメッシュ番号が−10又はそれ以上(メッシュ番号の前の「−」記号は、粒子がそのメッシュ番号を有する篩を通過することを示す)であると特徴付けられる粒度を有する粒子から本質的になる態様1〜15のいずれか1項に記載の方法。
態様17.前記反応混合物を含む反応器が二酸化塩素を保持するヘッドスペース、パージガス入口及びパージ済みガス出口も含み;前記反応混合物がヘッドスペース並びにパージガス入口及びパージ済みガス出口と流体連通しており;前記方法が一定の流速を有するパージガスによって二酸化塩素ガスの少なくとも一部をヘッドスペースからパージガス済み出口を経て反応器の外にパージする工程を更に含む態様1〜16のいずれか1項に記載の方法。
態様18.反応器のヘッドスペース中の二酸化塩素ガス濃度をリアルタイムで監視し、且つ反応器ヘッドスペース中の二酸化塩素ガス濃度が前記工程(b)の間中10%未満となるようにパージガスの流速を調節する工程を更に含む態様17に記載の方法。
態様19.単離グラファイト酸化物を剥離工程に供して、剥離グラファイトを生成させる工程を更に含む態様1〜18のいずれか1項に記載の方法。
態様20.前記剥離グラファイトが約200m 2 /g〜約1500m 2 /gのBET表面積を有すると特徴付けられる、高度に剥離されたグラファイトを含む態様19に記載の方法。
Claims (20)
- a)以下の出発原料:硫酸、無機硝酸塩、分量の水、第1の量の塩素酸塩及びグラファイトを含む反応混合物を反応器中で混合し;
(b)前記反応混合物を反応させて、グラファイト酸化物を生成させ;そして
(c)前記反応混合物からグラファイト酸化物を分離して、単離グラファイト酸化物を生成させる
工程を含んでなる硝酸塩を用いるグラファイト酸化物の製造方法。 - 前記反応混合物を、
(i)反応器中で、以下の出発原料:硫酸、無機硝酸塩、水及びグラファイトを予備混合して、第1の硫酸/無機硝酸塩/水/グラファイト混合物を生成させ;そして
(ii)第1の量の塩素酸塩を前記の第1の硫酸/無機硝酸塩/グラファイト混合物に添加して反応混合物を生成させる
工程によって生成させることを更に含む請求項1に記載の方法。 - 前記混合物を、
(i)反応器中で、以下の出発原料:濃硫酸、水及び無機硝酸塩を予備混合して硫酸/無機硝酸塩/水混合物を生成させ;
(ii)グラファイトを前記硫酸/無機硝酸塩/水混合物に添加して、第2の硫酸/無機硝酸塩/水/グラファイト混合物を生成させ;そして
(iii)第1の量の塩素酸塩を第2の硫酸/無機硝酸塩/水/グラファイト混合物に添加して反応混合物を生成させる
工程によって形成することを更に含む請求項1又は2に記載の方法。 - 前記無機硝酸塩が、硝酸アンモニウム又は式M(NO3)y(式中、Mは元素周期表の第1族、第2族及び第3族のいずれかの金属であって、金属Mがそれぞれ+1、+2又は+3の形式酸化状態にあり;yは1、2又は3の整数であって、M(NO3)yが全体として中性であるように選択される]の金属硝酸塩を含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記無機硝酸塩が水性無機硝酸塩を含む請求項4に記載の方法。
- 前記無機硝酸塩が水性硝酸アルミニウム、水性硝酸アンモニウム又は水性硝酸ナトリウムを含む請求項5に記載の方法。
- 前記無機硝酸塩が固体無機硝酸塩を含む請求項4に記載の方法。
- 前記固体無機硝酸塩が固体硝酸アンモニウム、固体硝酸アルミニウム、固体硝酸カリウム、固体硝酸リチウム、固体硝酸カルシウム、固体硝酸マグネシウム又は固体硝酸ナトリウムである請求項7に記載の方法。
- 前記塩素酸塩が塩素酸カルシウム、塩素酸マグネシウム、塩素酸バリウム、塩素酸リチウム、塩素酸カリウム又は塩素酸ナトリウムを含む請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
- 前記塩素酸塩が固体塩素酸カリウムを含む請求項9に記載の方法。
- 前記塩素酸塩が水性塩素酸ナトリウムを含む請求項1に記載の方法。
- 前記反応混合物中の出発原料、ニトロニウムイオン又はニトロニウム−グラファイト複合体の存在を、反応の間中、ラマン分光法によって監視する請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
- ラマン分光法によって測定される反応中の過剰ニトロニウムイオンの濃度を最小限に抑えるように、前記の第1の量の塩素酸塩を監視された速度で添加する請求項12に記載の方法。
- 前記の第1の量の塩素酸塩の添加完了後に、ラマン分光法によって反応混合物中にニトロニウム−グラファイト複合体が検出され得ないように、前記塩素酸塩の第1の量を選択する請求項13に記載の方法。
- 前記反応混合物の温度が0℃又はそれ以上であって55℃又はそれ以下である請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
- 前記グラファイトがメッシュ番号が−10又はそれ以上(メッシュ番号の前の「−」記号は、粒子がそのメッシュ番号を有する篩を通過することを示す)であると特徴付けられる粒度を有する粒子から本質的になる請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法。
- 前記反応混合物を含む反応器が二酸化塩素を保持するヘッドスペース、パージガス入口及びパージ済みガス出口も含み;前記反応混合物がヘッドスペース並びにパージガス入口及びパージ済みガス出口と流体連通しており;前記方法が一定の流速を有するパージガスによって二酸化塩素ガスの少なくとも一部をヘッドスペースからパージガス済み出口を経て反応器の外にパージする工程を更に含む請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
- 反応器のヘッドスペース中の二酸化塩素ガス濃度をリアルタイムで監視し、且つ反応器ヘッドスペース中の二酸化塩素ガス濃度が前記工程(b)の間中10%未満となるようにパージガスの流速を調節する工程を更に含む請求項17に記載の方法。
- 単離グラファイト酸化物を剥離工程に供して、剥離グラファイトを生成させる工程を更に含む請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法。
- 前記剥離グラファイトが約200m2/g〜約1500m2/gのBET表面積を有すると特徴付けられる、高度に剥離されたグラファイトを含む請求項19に記載の方法。
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