JP2012508902A - 化学結合した湿潤剤を有するシリコーンハイドロゲル材料 - Google Patents
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Abstract
Description
近年になり、ソフトシリコーンハイドロゲルコンタクトレンズは、高度の酸素透過度及び快適性により、益々人気を得るようになった。「ソフト」コンタクトレンズは、目の形状に密接に適応することができるため、酸素はレンズを容易に取り囲むことができない。角膜は、他の組織のように血液供給から酸素を受け取ることができないため、ソフトコンタクトレンズでは、周囲の空気(即ち、酸素)から酸素を角膜に届けなければならない。十分な酸素が角膜に届かなければ、角膜の膨潤が起こる。長期間の酸素の枯渇により、角膜内の血管が不適切に増殖する。シリコーンハイドロゲルコンタクトレンズは、高度の酸素透過度を有することにより、十分な酸素を、レンズをとおして角膜に透過させて、角膜の健康への有害作用を最小限に抑えることができる。
本発明は、一態様において、化学線架橋性プレポリマーを提供する。本発明のプレポリマーは、プレポリマーの共重合体鎖内に、(1)1種以上のシロキサン含有ビニルモノマー及び/又は1種以上のシロキサン含有マクロマーから誘導されたシロキサン単位と;(2)1種以上の親水性ビニルモノマー及び/又は1種以上の親水性マクロマーから誘導された親水性単位と;(3)潜在的なUV活性化フリーラジカル生成(UV−AFRG)部分を有する鎖延長単位と;(4)エチレン性不飽和基と、を含み、そのプレポリマーは、1種以上の親水性ビニルモノマーの存在下で化学線架橋して、ダングリング親水性ポリマー鎖(それぞれが1種以上の親水性ビニルモノマーから形成されていて、1個の鎖延長単位をとおしてシリコーンハイドロゲル材料のポリマーマトリックスに共有結合している)を含むシリコーンハイドロゲル材料を形成することができる。
他に断りがない限り、本明細書で用いられる全ての技術用語及び科学用語は、本発明が属する技術分野の当業者に一般に理解されるものと同じ意味を有する。一般に本明細書で用いられる命名法及び実験室手順は、周知であり、当該技術分野で一般に用いられている。当該技術分野及び様々な一般的参考文献の中で提供される方法など、従来の方法が、これらの手順に用いられる。用語が、単数形で示されている場合、本発明人は、その用語の複数も企図する。本明細書で用いられる命名法及び以下に記載される実験室手順は、周知のものであり、当該術分野で一般に用いられる。
[(酸素cm3)/(cm2)(秒)(mmHg)]×10−9
と定義される。
[(酸素cm3)(mm)/(cm2)(秒)(mmHg)]×10−10
と定義される。
D=−n’/(A×dc/dx)
(式中、 n’ = イオン輸送率 [mol/分]
A = 暴露されたレンズの面積 [mm2]
D = イオノフラックス拡散係数 [mm2/分]
dc = 濃度差 [mol/L]
dx = レンズの厚さ [mm])
ln(1−2C(t)/C(0))=−2APt/Vd
(式中: C(t) = 受け入れセル内の時間tでのナトリウムイオン濃度
C(0) = 供給セル内のナトリウムイオンの初期濃度
A = 膜面積、即ち、セルに暴露されたレンズ面積
V = セルコンパートメントの容量(3.0ml)
d = 暴露された領域での平均レンズ厚
P = 透過係数)
コンタクトレンズ上の水接触角は、コンタクトレンズの表面親水性(又は湿潤性)の一般的測定項目である。詳細には、低い水接触角は、より親水性の表面に対応する。コンタクトレンズの平均接触角(前進)を、セシルドロップ法を用いて測定した。
スキーム2による式(II)で示されるビニルモノマー(化合物I)の製造
ジブチルチンジラウラート0.224gを含む2−イソシアナトエチルメタクリラート(7.783g)を、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン10.145g、4−ヒドロキシ−TEMPO 23.5mg及びエチルアセタート約30mLからなる溶液に添加した。混合物を水浴中で40〜45℃で加熱して、反応の進行をFT−IR分光法によりモニタリングした。約3日後に、FT−IRで、イソシアナートのIRバンドがもはや存在しないことが示された。反応容器を加熱浴から取り出し、溶媒をロータリーエバポレーションにより除去した。得られた固体を、メタノールで再結晶化させた。結晶をヘキサンで洗浄して乾燥させ、化合物Iを12.483g得た。メタノール中の試料のUV−VIS分析で、320nm、280nm及び250nm付近にピーク又はショルダーが示された。320nm付近のピークは、比較的高濃度の溶液(〜9×10−4g/mL)では容易に観察された。固体(クロロホルムからのフィルムキャスト)のFT−IR分析で、3375、3060、2938、2861、1720、1637、1531、1448、1320、1294、1157、1040、974、及び822cm-1にピークが示された。結晶固体を10℃/分で加熱して、示差走査熱量測定(DSC)により分析した。DSC:DSC分析で、約65℃での融解の開始及び74℃を中心とする融解ピークが示された。融解転移を超えた連続加熱により、重合に特徴的な発熱ピークが、約175℃〜225℃で観察された。
スキーム1による化合物IIの製造
ジブチルチンジラウラート0.2379gを含む2−イソシアナトエチルメタクリラート(9.411g)を、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン10.037g及び4−ヒドロキシ−TEMPO 22.7mgからなる溶液に添加した。得られた溶液を混合し、その後、浴に浸漬して、約45℃で加熱した。イソシアナートの消費をFT−IR分光法でモニタリングすることにより、反応の進行を追跡した。反応混合物は、約2時間後に顕著に、より粘性となったが、イソシアナートの存在が依然として示された。24時間以内に、反応混合物が固化した。その固体数ミリグラムをクロロホルム約0.5mLに溶解し、フィルムをNaClディスク上で流延した。フィルムを乾燥させて分析したが、イソシアナートは検出されず、反応が完了したことが示された。固体反応生成物を、イソプロパノールで再結晶化させた。白色結晶をイソプロパノールからろ過し、低温ヘキサンで洗浄し、その後、真空乾燥させて、生成物を合計で14.701g得た。メタノール中の試料のUV−VIS分析で、320nm、280nm及び245nm付近にピーク又はショルダーが示された。320nm付近のピークは、比較的高濃度の溶液(〜9×10−4g/mL)では容易に観察された。固体(クロロホルムからのフィルムキャスト)のFT−IR分析で、3365、3065、2996、2944、1712、1632、1533、1447、1382、1321、1294、1173、1130、及び984cm-1にピークが示された。試料を10℃/分で加熱して、結晶固体を示差走査熱量測定(DSC)により分析した。DSCの記録から、約104℃での融解の開始及び107℃を中心とする融解ピークが示された。融解転移を超えた連続加熱により、重合に特徴的な発熱ピークが観察された。加熱サイクルを繰り返すと、発熱ピークは消失し、63℃付近でガラス転移が観察された。
スキーム2による化合物IIの製造
ジブチルチンジラウラート0.2251gを含む2−イソシアナトエチルメタクリラート(9.411g)を、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン10.017g及び4−ヒドロキシ−TEMPO 31.5mgからなる溶液に添加した。得られた溶液を混合して、室温(22℃)で反応させた。イソシアナートのバンドをFT−IRでモニタリングすることにより、反応の進行を確認した。24時間以内に、反応混合物が固化した。その固体数ミリグラムをクロロホルム約0.5mLに溶解し、フィルムをNaClディスク上で流延した。フィルムを乾燥させてFT−IRで確認したが、イソシアナートの存在は示されなかった。固体反応生成物を、イソプロパノールから再結晶化させた。白色結晶をイソプロパノールからろ過し、ヘキサンで洗浄し、その後、乾燥させて、生成物を合計で13.701g得た。結晶材料 数mgをクロロホルム約1mLに溶解し、フィルムをNaClディスク上で流延して乾燥させた。試料のFT−IR分析は、先の実施例3のものと一致した。希メタノール中の試料(〜8×10−5g/mL)のUV−VIS分析で、280nm及び245nm付近にピーク又はショルダーが示された。結晶試料を10℃/分で140℃まで加熱して、DSCで分析した。サーモグラムから、約104℃付近での融解の開始及び107℃付近を中心とする融解ピークが示された。冷却及び再加熱(2番目のDSCスキャン)の後、結晶化及び融解に特徴的な転移が観察された。DSCセルで約200℃までで繰り返し加熱すると、重合に特徴的な発熱ピーク及び約66℃付近でのガラス転移温度の発生が示された。
潜在的なUV−AFRG部分を有するシリコーン含有共重合体の製造
窒素導入/放出口、コンデンサ、及び撹拌装置を具備した1Lのジャケット付きガラスケトルに、DMA(82.79g)、TRIS(80.14g)、HEMA(25.09g)、ポリジメチルシロキサンモノメタクリラート−MCR−M17(50.50g)、VAZO−52(1.4317g)、2−メルカプトエタノール(0.7045g)、化合物II(3.0285g)(実施例3又は4で製造)及びエチルアセタート(500mL)を充填した。材料を、均質になるまで混合した。混合物に窒素を、約100mL/分で約30分間放散した。窒素気流を減少させて撹拌速度を約250rpmに調整し、反応混合物を約24時間、約50℃まで加熱した。約24時間後に、反応混合物は重合開始時よりも顕著に、より粘性となった。中間共重合体溶液を、エチルアセタート約10mLに溶解された4−ヒドロキシ−TEMPO約17mgで阻害した。ジブチルチンジラウラート約0.2092g及び2−イソシアナトエチルメタクリラート4.5245gからなる溶液を、中間共重合体溶液に添加して、得られた混合物を約40℃で約4時間加熱した。エチルアセタートを、ロータリーエバポレーションにより除去した。エチルアセタートが蒸発されてもはや観察されなくなった後、試料をエタノール約500mLで希釈して、溶媒蒸発操作を継続した。プレポリマー試料をエタノールで希釈して、ロータリーエバポレーションを2回以上行った。試料を濃度約66%まで濃縮した。
レンズ配合剤の調製
実施例5で製造されたプレポリマー及び他の成分をエタノールに溶解して混合することにより、表1に示された組成を有する数種のレンズ配合剤(透明溶液)を調製した。
# ポーラログラフィー法により測定されたDk。
全ての引張り検査は、レンズ10枚(n=10)で実施した。
添加された親水性モノマーを含むレンズ配合剤(例えば、DMA、NVP)では、対照に比較して、イオン透過性の有意な増加が観察された。
潜在的なUV−AFRG部分を有するシリコーン含有共重合体の製造
窒素導入/放出口、コンデンサ、及び撹拌装置を具備した1Lのジャケット付きガラスケトルに、DMA(17.59g)、TRIS(123.15g)、HEMA(12.55g)、ポリジメチルシロキサンモノメタクリラート−MCR−M17(87.58g)、VAZO−52(1.4476g)、2−メルカプトエタノール(0.7320g)、化合物II(3.0565g)(実施例3又は4で製造)及びエチルアセタート(500mL)を充填した。材料を、均質になるまで混合した。混合物に窒素を、約150mL/分で約30分間放散した。窒素気流を減少させて撹拌速度を約250rpmに調整し、反応混合物を約24時間、約50℃まで加熱した。中間共重合体溶液を、エチルアセタート約10mLに溶解された4−ヒドロキシ−TEMPO約22mgで阻害した。ジブチルチンジラウラート約0.2283g及び2−イソシアナトエチルメタクリラート4.4986gからなる溶液を、中間共重合体溶液に添加して、得られた混合物を約40℃で約4時間加熱した。エチルアセタートを、ロータリーエバポレーションにより除去した。エチルアセタートが蒸発されてもはや観察されなくなった後、試料をエタノール約600mLで希釈して、溶媒蒸発操作を継続した。プレポリマー試料をエタノールで希釈して、ロータリーエバポレーションを2回以上行った。試料を濃度約86%まで濃縮した。
潜在的なUV−AFRG部分を有するシリコーン含有共重合体の製造
窒素導入/放出口、コンデンサ、及び撹拌装置を具備した1Lのジャケット付きガラスケトルに、DMA(37.57g)、TRIS(120.06g)、HEMA(12.57g)、ポリジメチルシロキサンモノメタクリラート−MCR−M17(70.06g)、VAZO−52(1.4430g)、2−メルカプトエタノール(0.7396g)、化合物II(3.0963g)(実施例3又は4で製造)及びエチルアセタート(500mL)を充填した。材料を、均質になるまで混合した。混合物に窒素を、約100mL/分で約30分間放散した。窒素気流を減少させて撹拌速度を約250rpmに調整し、反応混合物を約24時間、約50℃まで加熱した。中間共重合体溶液を、エチルアセタート約10mLに溶解された4−ヒドロキシ−TEMPO約23mgで阻害した。ジブチルチンジラウラート約0.2430g及び2−イソシアナトエチルメタクリラート4.5979gからなる溶液を、中間共重合体溶液に添加して、得られた混合物を約40℃で約4時間加熱した。エチルアセタートを、ロータリーエバポレーションにより除去した。エチルアセタートが蒸発されてもはや観察されなくなった後、試料をエタノール約500mLで希釈して、溶媒蒸発操作を継続した。プレポリマー試料をエタノールで希釈して、ロータリーエバポレーションを2回以上行った。試料を濃度約85%まで濃縮した。
潜在的なUV−AFRG部分を有するシリコーン含有共重合体の製造
窒素導入/放出口、コンデンサ、及び撹拌装置を具備した1Lのジャケット付きガラスケトルに、DMA(62.50g)、TRIS(65.80g)、HEMA(25.15g)、ポリジメチルシロキサンモノメタクリラート−MCR−M17(65.87g)、VAZO−52(1.4574g)、2−メルカプトエタノール(0.7001g)、化合物II(3.0216g)(実施例3又は4で製造)及びエチルアセタート(500mL)を充填した。材料を、均質になるまで混合した。混合物に窒素を、約100mL/分で約30分間放散した。窒素気流を減少させて撹拌速度を約300rpmに調整し、反応混合物を約24時間、約50℃まで加熱した。約24時間後に、反応混合物は重合開始時よりも顕著に、より粘性となった。中間共重合体溶液を、エチルアセタート約10mLに溶解された4−ヒドロキシ−TEMPO約17mgで阻害した。ジブチルチンジラウラート約0.2120g及び2−イソシアナトエチルメタクリラート7.5529gからなる溶液を、中間共重合体溶液に添加して、得られた混合物を約40℃で約4時間加熱した。エチルアセタートを、ロータリーエバポレーションにより除去した。エチルアセタートが蒸発されてもはや観察されなくなった後、試料をエタノール約500mLで希釈して、溶媒蒸発操作を継続した。プレポリマー試料をエタノールで希釈して、ロータリーエバポレーションを2回以上行った。
潜在的なUV−AFRG部分を有するシリコーン含有共重合体の製造
窒素導入/放出口、コンデンサ、及び撹拌装置を具備した1Lのジャケット付きガラスケトルに、DMA(80.15g)、TRIS(62.57g)、HEMA(25.02g)、ポリジメチルシロキサンモノメタクリラート−MCR−M17(65.80g)、VAZO−52(1.4561g)、2−メルカプトエタノール(0.7072g)、化合物II(3.0756g)(実施例3又は4で製造)及びエチルアセタート(500mL)を充填した。材料を、均質になるまで混合した。混合物に窒素を、約100mL/分で約30分間放散した。窒素気流を減少させて撹拌速度を約300rpmに調整し、反応混合物を約24時間、約50℃まで加熱した。約24時間後に、反応混合物は重合開始時よりも顕著に、より粘性となった。中間共重合体溶液を、エチルアセタート約10mLに溶解された4−ヒドロキシ−TEMPO約18mgで阻害した。ジブチルチンジラウラート約0.2136g及び2−イソシアナトエチルメタクリラート7.5124gからなる溶液を、中間共重合体溶液に添加して、得られた混合物を約40℃で約4時間加熱した。エチルアセタートを、ロータリーエバポレーションにより除去した。エチルアセタートが蒸発されてもはや観察されなくなった後、試料をエタノール約500mLで希釈して、溶媒蒸発操作を継続した。
潜在的なUV−AFRG部分を有するシリコーン含有プレポリマーの製造
窒素導入/放出口、コンデンサ、及び撹拌装置を具備した1Lのジャケット付きガラスケトルに、NVP(242.78g)、VAZO−52(1.5056g)、2−メルカプトエタノール(0.7544g)、化合物II(2.5148g)(実施例3又は4で製造)及びエタノール(500mL)を充填した。材料を、均質になるまで混合した。混合物に窒素を、約100mL/分で約30分間放散した。窒素気流を減少させて、反応混合物を撹拌し、約24時間、約50℃まで加熱した。約24時間後に、反応混合物はわずかに濁りを帯びて、重合開始時よりも顕著に、より粘性となった。重合体溶液を、エチルアセタート約10mLに溶解された4−ヒドロキシ−TEMPO約15mgで阻害した。
潜在的なUV−AFRG部分を有するシリコーン含有プレポリマーの製造
窒素導入/放出口、コンデンサ、及び撹拌装置を具備した1Lのジャケット付きガラスケトルに、NVP(239.58g)、メタクリル酸(3.78g)、VAZO−52(1.5095g)、2−メルカプトエタノール(0.7592g)、化合物II(2.5095g)(実施例3又は4で製造)及びエタノール(500mL)を充填した。材料を、均質になるまで混合した。混合物に窒素を、約100mL/分で約30分間放散した。窒素気流を減少させて、反応混合物を撹拌し、約24時間、約50℃まで加熱した。約24時間後に、反応混合物は透明になり、重合開始時よりも顕著に、より粘性となった。重合体溶液を、エチルアセタート約10mLに溶解された4−ヒドロキシ−TEMPO約15mgで阻害した。
4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)ケトンのビニルモノマー誘導体の製造
ガラス製のジャケット付き反応器に、中温(warm)エチルアセタート約250mLに溶解された4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)ケトン(CIBAのIrgacure 2959)30.010gからなる溶液を充填した。この混合物に、エチルアセタート約3mLに溶解された4−ヒドロキシ−TEMPO 0.0234gを添加した。溶液を約25℃まで冷却し、その後、ジブチルチンジラウラート0.4213gを含む2−イソシアナトエチルメタクリラート20.9301gからなる溶液を添加した。その後、反応混合物を撹拌して、約35℃で約20時間加熱した。その後、重量が約70gになるまで、反応混合物をロータリーエバポレーションにより濃縮し、その後、エチルアセタートを添加することにより、最終的な混合物の重量を約75gに調整した。一晩冷却した後、白色結晶をエチルアセタートからろ過して、ヘキサン50mLで3回洗浄した。結晶への通気によりフィルター上で数分間乾燥させた後、生成物約42.77gを得た。生成物を中温イソプロパノールに溶解した。冷却すると、得られた溶液から、きらきらと輝く白色結晶が得られた。結晶を回収して、ヘキサン約50mLで3回洗浄して風乾させ、生成物約37.02gを得た。イソプロパノール溶液を冷却すると、2回目の結晶回収物(2.07g)が得られた。反応生成物を室温で更に真空乾燥させた。エタノール中の試料のUV−VIS分光法で、275nm及び215nm付近にピークが示された。結晶生成物(クロロホルムからのフィルムキャスト)のFT−IR分析で、約3442、3363、3077、2960、2929、2885、1724(ショルダー)、1715、1703、1666、1602、1540、1509、1454、1377、1302、1251、1163、1067、956、837、及び769cm-1にピークが示された。試料を10℃/分で加熱して、結晶固体を示差走査熱量測定(DSC)により分析した。結晶生成物のDSCの記録から、約79℃での融解の開始及び82℃を中心とする融解ピークが示された。融解転移を超えた連続加熱により、重合に特徴的な発熱ピークが観察された。加熱サイクルを繰り返すと、発熱ピークは消失し、31℃付近でガラス転移が観察された。
潜在的なUV−AFRG部分を有するシリコーン含有共重合体の製造
共重合体を、DMA(70.02g)、TRIS(42.39g)、HEMA(18.15g)、ポリジメチルシロキサンモノメタクリラート−MCR−M11(51.34g)、VAZO−52(0.5053g)、2−メルカプトエタノール(2.0174g)、化合物II(14.0315g)(実施例3又は4で製造)、VAZO−52(4.0601g)、及びエチルアセタート(600mL)からなる溶液から製造した。重合を、撹拌装置及び窒素導入/放出口を具備した1Lジャケット付きガラス反応ケトル内で、約50℃の窒素下で約24時間実施した。重合時に、窒素を反応混合物に約200mL/分でバブリングした。約24時間の反応の後、共重合体溶液を、エチルアセタート約5mLに溶解された4−ヒドロキシ−TEMPO約20mgで阻害した。重合溶液をタールを塗ったジャーに移し、その後、反応容器をエチルアセタートですすいだ。エチルアセタートすすぎ液を、重合溶液を含むジャーに添加して、溶液の重量をエチルアセタートで約700gに調整した。共重合溶液約50mLを重量約21gまで濃縮し、その後、脱イオン水約500mLと混合した。得られた固体を溶媒から分離して、エタノール約25mLに溶解し、その後、約40℃でのロータリーエバポレーションにより濃縮した。エタノール分量約25mLを2回以上添加して、ロータリーエバポレーションを行った。共重合体溶液を、約16.78gの重量まで濃縮した。共重合体溶液約2.5gを、真空下で蒸発させた。共重合体約20mgを、クロロホルムに溶解して、フィルムをNaClディスク上で流延し、FT−IR分析の前に約1分間、窒素気流下で乾燥させた。FT−IRで、3405、2959、1723、1643、1496、1463、1399、1360、1260、1201、1100、1054、843、801、及び757cm-1付近にピークが示された。
潜在的なUV−AFRG部分を含むシリコーン含有共重合体:DMAとのUVグラフト反応
先の実施例14の共重合体溶液(104.10g、エチルアセタート中の共重合体約28.9%)をプラスチックビーカに入れて、撹拌プレート上でDMA7.58gと混合した。ビーカをポリエチレンプラスチックバッグに入れて密閉した。撹拌しながら、DMAを含む共重合体溶液に、UVA(強度約3.3mW/cm2)を約6時間照射した。中間共重合体溶液を、ジブチルチンジラウラート0.0812g及び2−イソシアナトエチルメタクリラート0.8485gと混合して、得られた混合物を約40℃で約4時間加熱した。エチルアセタートを、ロータリーエバポレーションにより除去した。エチルアセタートが蒸発されてもはや観察されなくなった後、試料をエタノール約50mLで希釈して、溶媒蒸発操作を継続した。プレポリマー試料をエタノールで希釈して、ロータリーエバポレーションを更に2回行った。試料を重量約50gまで濃縮した。エタノール溶液を脱イオン水約700mLと混合することにより、プレポリマーを単離した。プレポリマーを溶媒から分離し、その後、脱イオン水約500mlで3回洗浄した。その後、プレポリマーを脱イオン水約500mLに一晩浸漬した。プレポリマーを脱イオン水から分離し、その後、エタノール約50mLに溶解した。エタノールを、ロータリーエバポレーションにより除去した。エタノールが蒸発されてもはや観察なれなくなった後、プレポリマーを新しいエタノール約50mLで希釈して、溶媒のエバポレーションを継続した。プレポリマー溶液をエタノール約50mLで希釈して、ロータリーエバポレーションを更に2回行った。固形分が約60%になるまでプレポリマー溶液を濃縮して、エタノールに溶解させた4−ヒドロキシ−TEMPO約5mgで阻害した。固形分が約71.6%になるまで、プレポリマーをロータリーエバポレーションにより更に濃縮した。ロータリーエバポレーションに用いられたフラスコをエタノール約10mLですすぎ、すすぎ液を室温で真空乾燥させた。共重合体約20mgをクロロホルム約1mLに溶解して、フィルムをNaClディスク上で流延させ、FT−IR分析の前に約1分間、窒素気流下で乾燥させた。FT−IRで、3405、2959、1722、1643、1498、1463、1400、1358、1260、1195、1134、1092、1056、843、及び757cm-1付近にピークが示された。分子量を、GPCにより特徴づけた。重量平均分子量(Mw)=34389、及び数平均分子量(Mn)=10294。
実施例15のプレポリマー溶液(7.1965g)を、Darocur1173 0.0385g及びエタノール0.8237gと混合した。プラスチック型にレンズ配合剤を充填し、その後、約3.5mW/cm2のUVA光を照射した。レンズを型から回収して、イソプロパノールで約30分間以上抽出した。レンズを脱イオン水で30分間以上抽出し、PBSを含むガラス管に入れて滅菌した。レンズに曇りがあることに注目した。水接触角が、約100°であることが観察された。
実施例14の共重合体溶液(104.07g、エチルアセタート中の共重合体約28.9%)をプラスチックビーカに入れて、撹拌プレート上でNVP7.55gと混合した。ビーカをポリエチレンプラスチックバッグで密閉した。撹拌しながら、NVPを含む共重合体溶液に、UVA(強度約3.3mW/cm2)を約6時間照射した。中間共重合体溶液を、ジブチルチンジラウラート0.0851g及び2−イソシアナトエチルメタクリラート0.8586gと混合して、得られた混合物を約40℃で約4時間加熱した。エチルアセタートを、ロータリーエバポレーションにより除去した。エチルアセタートが蒸発されてもはや観察されなくなった後、試料をエタノール約50mLで希釈して、溶媒蒸発操作を継続した。プレポリマー試料をエタノールで希釈して、ロータリーエバポレーションを更に2回行った。重量が約50gになるまで、試料を濃縮した。エタノール溶液を脱イオン水約700mLと混合することにより、プレポリマーを単離した。プレポリマーを溶媒から分離し、その後、脱イオン水約500mlで3回洗浄した。その後、プレポリマーを脱イオン水約500mLに一晩浸漬した。プレポリマーを脱イオン水から分離し、その後、エタノール約50mLに溶解した。エタノールを、ロータリーエバポレーションにより除去した。エタノールが蒸発されてもはや観察なれなくなった後、プレポリマーを新しいエタノール約50mLで希釈して、溶媒の蒸発を継続した。プレポリマー溶液をエタノール約50mLで希釈して、ロータリーエバポレーションを更に2回行った。プレポリマー溶液を濃度約66.9%まで濃縮した。ロータリーエバポレーションに用いられたフラスコをエタノール約10mLですすぎ、すすぎ液を室温で真空乾燥させた。共重合体約20mgをクロロホルム約1mLに溶解して、フィルムをNaClディスク上で流延させ、FT−IR分析の前に約1分間、窒素気流下で乾燥させると、3405、2959、1723、1643、1496、1463、1399、1357、1260、1195、1133、1092、1056、843、802、及び757cm-1付近にピークが示された。分子量を、GPCにより特徴づけた。重量平均分子量(Mw)=21273、及び数平均分子量(Mn)=9894。
レンズ配合剤及び製造
実施例17のプレポリマー溶液(8.2687g)を、Darocur1173 0.0319g及びエタノール1.4744gと混合した。
コンタクトレンズの製造:プラスチック型にレンズ配合剤を充填し、その後、約3.5mW/cm2のUVA光を約45分間照射した。抽出及びオートクレーブ処理の後、レンズ試料の水接触角(静的)が、約97°であることが観察された。
実施例14の共重合体溶液(104.07g、エチルアセタート中の共重合体約28.9%)をプラスチックビーカに入れて、エチルアセタート30gで更に希釈した。ビーカをポリエチレンプラスチックバッグ内で密閉した。撹拌しながら、共重合体溶液に、UVA(強度約3.3mW/cm2)を約6時間照射した。中間共重合体溶液を、ジブチルチンジラウラート0.0898g及び2−イソシアナトエチルメタクリラート0.8859gと混合して、得られた混合物を約40℃で約4時間加熱した。エチルアセタートを、ロータリーエバポレーションにより除去して、エタノールと交換した。重量約50gまで、試料を濃縮した。エタノール溶液を脱イオン水約700mLと混合することにより、プレポリマーを単離した。プレポリマーを溶媒から分離し、その後、脱イオン水約500mlで3回洗浄した。プレポリマーをエタノール50mLに溶解し、その後、エタノール溶液を脱イオン水約700mLと混合することにより沈殿させた。プレポリマーを溶媒から分離し、遠心分離に供試して水を更に除去した。プレポリマーをエタノールに溶解し、その後、ロータリーエバポレーションにより濃縮した。固形分が約74.8%になるまで、プレポリマー溶液を濃縮した。ロータリーエバポレーションに用いられたフラスコをエタノール約5mLですすぎ、すすぎ液を室温で真空乾燥させた。共重合体約30mgをクロロホルム約1mLに溶解して、フィルムをNaClディスク上で流延させ、FT−IR分析の前に約1分間、窒素気流下で乾燥させた。FT−IRで、3385、2959、1723、1642、1498、1463、1400、1358、1260、1195、1134、1092、1057、844、802、及び757cm-1付近にピークが示された。分子量を、GPCにより特徴づけた。重量平均分子量(Mw)=18483、及び数平均分子量(Mn)=9997。
レンズ配合剤及びレンズの製造
実施例19のプレポリマー溶液(4.0879g)を、Darocur1173 0.0319g及びエタノール1.0175gと混合した。
コンタクトレンズの製造:プラスチック型にレンズ配合剤を充填し、その後、約3.5mW/cm2のUVA光を約45分間照射した。レンズを型から回収して、イソプロパノールで約30分間以上抽出した。レンズを脱イオン水で約30分間以上抽出し、PBSを含むガラス管に入れて滅菌した。レンズは、濁りがあることに注目し、水接触角(静的)約102°を有していた。
潜在的なUV−AFRG部分を有するシリコーン含有共重合体の製造
共重合体を、DMA(23.1214g)、TRIS(22.0694g)、HEMA(9.2677g)、ポリジメチルシロキサンモノメタクリラート−MCR−M11(38.1506g)、VAZO−52(0.5053g)、2−メルカプトエタノール(0.2510g)、重合性フェノン(7.0197g)(実施例13で製造)、及びエチルアセタート(200mL)からなる溶液から製造した。重合を、撹拌装置を具備した1Lジャケット付きガラス反応ケトル内で、約50℃の窒素下で約24時間実施した。中間共重合体溶液を、エチルアセタート約3mLに溶解された4−ヒドロキシ−TEMPO約15mgで阻害した。重合溶液をタールを塗ったジャーに移し、その後、反応容器をエチルアセタートですすいだ。エチルアセタートすすぎ液を、重合溶液を含むジャーに添加して、溶液の重量をエチルアセタートで約500gに調整した。
潜在的なUV−AFRG部分を有するシリコーン含有共重合体の製造
共重合体を、DMA(31.0950g)、TRIS(23.0876g)、HEMA(9.2019g)、ポリジメチルシロキサンモノメタクリラート−MCR−M11(32.2184g)、VAZO−52(0.5091g)、2−メルカプトエタノール(0.2390g)、重合性フェノン(5.0619g)(実施例13で製造)、及びエチルアセタート(300mL)からなる溶液から製造した。重合を、窒素導入/放出口、コンデンサ、及び撹拌装置を具備した1Lジャケット付きガラス反応ケトル内で、約50℃の窒素下で約24時間実施した。50℃での24時間後に、共重合体溶液を室温まで冷却して、エチルアセタート約5mLに溶解された4−ヒドロキシ−TEMPO約15mgで阻害した。反応混合物を貯蔵容器に移して、エチルアセタートの添加により、混合物の重量を500.20gに調整した。
実施例22の共重合体溶液(62.57g)を、ジブチルチンジラウラート0.0421g及び2−イソシアナトエチルメタクリラート0.5291gと混和して、得られた混合物を約40℃で約4時間加熱した。エチルアセタートを、ロータリーエバポレーションにより共重合体溶液から除去して、1−プロパノールと交換した。1−プロパノール中の共重合体溶液を、固形分約68.0%まで濃縮した。ゲル透過クロマトグラフィー(GPC)により測定すると、共重合体の重量平均分子量は、約55608となり、数平均分子量は、約27549となった。NaClディスク上で流延され、そして乾燥された共重合体のFT−IR分析で、3379、2960、1724、1643、1502、1463、1402、1260、1058、844、及び803cm-1付近にピークが示された。吸収比C=O(アミド)/C=O(エステル)は、約1.25であった。
実施例23の共重合体溶液4.4580gをDarocur1173 0.0281g及び1−プロパノール0.5628gと混合することにより、レンズ配合剤を調製した。
実施例23の共重合体溶液4.5837gをDMA0.5560g及びDarocur1173 0.0351gと混合することにより、レンズ配合剤を調製した。プラスチック型にレンズ配合剤を充填し、その後、約3.5mW/cm2のUVAを約30秒間照射した。レンズをイソプロパノールで約30分間以上抽出した。レンズを脱イオン水で30分間以上抽出し、PBSを含むガラス管に入れて滅菌した。透明なレンズが得られた。レンズ試料の水接触角は、約83°(前進)、及び22°(後退)であることが観察された。レンズのDkは、約54バレルであり、レンズのイオン透過性は、約9であった。レンズの弾性係数は、約1.37MPaであり、そして破断点伸びは、約67%であった。
実施例22の共重合体溶液(62.5133g)を、400mLプラスチックビーカ内で、DMA(6.3496g)、MMA(1.2469g)及びエチルアセタート(50mL)と混和した。ビーカをポリエチレンプラスチックバッグに入れ、合計で3回、バッグを窒素で膨張させ、その後、収縮させ、その後、密閉した。試料を撹拌しながら、約3.4mW/cm2のUVA光を照射した。合計で約6時間照射した後、反応混合物を、エチルアセタート約3mLに溶解された4−ヒドロキシ−TEMPO 約15mgで阻害した。中間共重合体溶液を、ジブチルチンジラウラート0.0552g及び2−イソシアナトエチルメタクリラート0.5253gと混合して、得られた混合物を約40℃で約4時間加熱した。エチルアセタートを、ロータリーエバポレーションにより共重合体から除去して、1−プロパノールと交換した。共重合体の濃度約64.1%に至るまで、溶媒を共重合体溶液から除去した。共重合体約0.53gを、エタノール数mgで希釈して、得られた溶液を室温で真空乾燥させた。共重合体約30mgをクロロホルム約1mLに溶解して、フィルムをNaClディスク上で流延し、FT−IR分析の前に約1分間、窒素気流下で乾燥させた。FT−IR分析で、3421、2959、1724、1641、1498、1458、1414、1400、1357、1260、1196、1136、1093、1057、844、802、及び757cm-1付近にピークが示された。分子量を、GPCにより特徴づけた。重量平均分子量(Mw)=60273、及び数平均分子量(Mn)=28178。
実施例26の共重合体溶液5.6788gをDarocur1173 0.0348g及び1−プロパノール0.3475gと混合することにより、レンズ配合剤を調製した。
実施例22の共重合体溶液(62.76g)を、400mLプラスチックビーカ内で、DMA(6.3175g)及びエチルアセタート(50mL)と混和した。ビーカをポリエチレンプラスチックバッグに入れ、合計で3回、バッグを窒素で膨張させ、その後、収縮させ、その後、密閉した。試料を撹拌しながら、約3.4mW/cm2のUVA光を照射した。合計で約6時間照射した後、反応混合物を、4−ヒドロキシ−TEMPO約25mgで阻害した。中間共重合体溶液を、ジブチルチンジラウラート0.0487g及び2−イソシアナトエチルメタクリラート0.5105gと混合して、得られた混合物を約40℃で約4時間加熱した。エチルアセタートを、ロータリーエバポレーションにより共重合体から除去して、1−プロパノールと交換した。共重合体の濃度約55.5%に至るまで、溶媒を共重合体溶液から除去した。GPCにより測定すると、共重合体の重量平均分子量は、約66528であり、数平均分子量は、約21389であった。GPC分析の前にクロロホルム溶液を水で抽出することにより精製された共重合体は、重量平均分子量約70550及び数平均分子量約24072を示した。精製された共重合体のFT−IR分析で、約3400、2959、1723(C=O、エステル)、1642(C=O、アミド)、1498、1400、1356、1260、1138、1094、1058、844、803、及び757cm-1にピーク吸収が示された。吸収比C=O(アミド)/C=O(エステル)は、約1.71であった。これは、非UVグラフト共重合体(実施例23の共重合体)でのC=O(アミド)/C=O(エステル)比約1.25に比較した場合のアミド/エステル比の上昇を表している。
実施例28の共重合体溶液5.6081gをDarocur1173 0.0472gと混合することにより、レンズ配合剤を調製した。プラスチック型にレンズ配合剤を充填し、プラスチック型に約3.5mW/cm2のUVA光を約30秒間照射することにより、コンタクトレンズを製造した。レンズを型から回収して、イソプロパノールで約30分間以上抽出した。レンズを脱イオン水で30分間以上抽出し、PBSを含むガラス管に入れて滅菌した。透明なレンズが得られた。レンズ試料の水接触角は、約96°(静的)、101°(前進)及び23°(後退)であった。レンズのDkは、ポーラログラフィーでの測定では約51バレルであり、イオン透過性は、約50であった。レンズの引張り検査を行ったが、弾性係数約0.46MPa及び破断点伸び約81%を有していた。レンズ配合剤を約4mW/cm2のUVB光で約20秒間硬化させることによっても、コンタクトレンズを製造した。
実施例22の共重合体溶液(62.55g)を、プラスチックビーカ内で、DMA(3.7938g)、MMA(0.7891g)及びエチルアセタート(50mL)と混和した。ビーカをポリエチレンプラスチックバッグに入れ、合計で3回、バッグを窒素で膨張させ、その後、収縮させ、その後、密閉した。試料を撹拌しながら、約3.4mW/cm2のUVA光を照射した。合計で約6時間照射した後、反応混合物を、エチルアセタート約3mLに溶解された4−ヒドロキシ−TEMPO 約15mgで阻害した。中間共重合体溶液を、ジブチルチンジラウラート0.0496g、エチルアセタート250mL及び2−イソシアナトエチルメタクリラート0.5281gと混合して、得られた混合物を約40℃で約4時間加熱した。エチルアセタートを、ロータリーエバポレーションにより共重合体から除去して、1−プロパノールと交換した。共重合体の濃度約51%に至るまで、溶媒を共重合体溶液から除去した。試料をNaClディスク上に塗り、その後、FT−IR分析前の約2分間、窒素気流下でフィルムを乾燥させることにより、共重合体溶液のフィルムを製造した。FT−IR分析で、3421、2959、1724、1642、1498、1457、1414、1400、1357、1260、1196、1136、1094、1057、844、802、及び757cm-1付近にピークが示された。分子量を、GPCにより特徴づけた。重量平均分子量(Mw)=108975及び数平均分子量(Mn)=22290を有するメインピークが、観察された。重量平均分子量(Mw)=約743879及び数平均分子量(Mn)=約693761を有するより高分子量の物質も、観察された。
実施例30の共重合体溶液5.8794gをDarocur1173 0.0371g及び1−プロパノール0.1625gと混合することにより、レンズ配合剤を調製した。
実施例21の共重合体溶液(62.5133g)を、400mLプラスチックビーカ内で、DMA(6.3334g)、MMA(1.2563g)及びエチルアセタート(50mL)と混和した。ビーカをポリエチレンプラスチックバッグに入れ、合計で3回、バッグを窒素で膨張させ、その後、収縮させ、その後、密閉した。試料を撹拌しながら、約3.3mW/cm2のUVA光を照射した。合計で約6時間照射した後、反応混合物を、4−ヒドロキシ−TEMPO約16mgで阻害した。中間共重合体溶液を、ジブチルチンジラウラート0.0352g及び2−イソシアナトエチルメタクリラート0.5152gと混合して、得られた混合物を約40℃で約4時間加熱した。エチルアセタートを、ロータリーエバポレーションにより共重合体から除去して、1−プロパノールと交換した。共重合体溶液を、最終重量約32.76gまで濃縮した。重量測定分析により、共重合体溶液の固形分が、約51.3%であると測定された。数滴の共重合体をNaClディスク上に伸ばして、得られたフィルムを、FT−IR分析前に約2分間、窒素気流下で乾燥させた。FT−IR分析で、3421、2959、1724、1642、1498、1458、1412、1400、1357、1260、1195、1137、1093、1058、844、802、及び757cm-1付近にピークが示された。ロータリーエバポレーションで用いられたフラスコを、エタノール約10mLですすぎ、得られた溶液を、GPCによる分子量分析の前に乾燥させた。重量平均分子量(Mw)=195912及び数平均分子量(Mn)=26866。
実施例32の共重合体溶液(7.8503g)をDarocur1173(0.0797g)及び1−プロパノール(0.2348g)と混合した。プラスチック型にレンズ配合剤を充填し、プラスチック型に約3.5mW/cm2のUVA光を約45分間照射することにより、コンタクトレンズを製造した。レンズを型から回収して、イソプロパノールで約30分間以上抽出した。レンズを脱イオン水で30分間以上抽出し、PBSを含むガラス管に入れて滅菌した。透明なレンズが得られ、水により、レンズとの接触角約97°(静的)、101°(前進)及び57°(後退)が形成された。レンズのDkは、ポーラログラフィーでの測定では約40バレルであり、イオン透過性は、約50であると測定された。
実施例23の共重合体溶液4.5946gをDMA1.0556g及びDarocur1173 0.0521gと混合することにより、レンズ配合剤を調製した。プラスチック型にレンズ配合剤を充填し、その後、約3.5mW/cm2のUVA光を約45分間照射した。レンズをイソプロパノールで約30分間以上抽出した。レンズを脱イオン水で30分間以上抽出し、PBSを含むガラス管に入れて滅菌した。透明なレンズが得られた。水により、レンズとの接触角約90°(前進)及び55°(後退)が形成された。レンズのDkは、ポーラログラフィーでの測定では約40バレルであり、レンズのイオン透過性は、約17であると測定された。引張り検査で、レンズの弾性係数が約1.25MPaであり、そして破断点伸びが約55%であることが示された。
Claims (20)
- レンズ形成材料を型内で硬化させることにより得られるシリコーンハイドロゲル材料を含むソフトコンタクトレンズであって、前記レンズ形成材料が、化学線架橋性プレポリマー及び少なくとも1種の第一の親水性ビニルモノマーを含み、前記プレポリマーが、(1)1種以上のシロキサン含有ビニルモノマー及び/又は1種以上のシロキサン含有マクロマーから誘導されたシロキサン単位と;(2)1種以上の第二の親水性ビニルモノマー及び/又は1種以上の親水性マクロマーから誘導された親水性単位と;(3)潜在的なUV−AFRG部分を有する鎖延長単位と;(4)エチレン性不飽和基と、を含み、前記シリコーンハイドロゲル材料が、それぞれが前記第一の親水性ビニルモノマーから形成されていて、1個の前記鎖延長単位をとおして前記シリコーンハイドロゲル材料のポリマーマトリックスに共有結合しているダングリング親水性ポリマー鎖を含み、前記形成されたソフトコンタクトレンズが、硬化後表面処理を行わなくとも親水性表面を有する、ソフトコンタクトレンズ。
- 前記潜在的なUV−AFRG部分が、式(I)
[式中、
Rは、結合、H、C1−C12アルキル、C1−C12アルコキシ、C1−C12アルキル−NH−又は−NR3R4(ここで、互いに独立したR3及びR4は、C1−C8アルキルである)であり;
互いに独立したR1及びR2は、水素、C1−C8アルキル、C1−C8シクロアルキル、もしくはC1−C8アリールであるか、又はR1とR2は、一緒になって、−(CH2)n−(ここで、nは、2〜6の整数である)であり;
Xは、
(ここで、R5は、H又はC1−C8アルキルである)からなる群から選択される連結である]で示される基である、請求項1記載のソフトコンタクトレンズ。 - 前記潜在的なUV−AFRG部分を含む鎖延長単位が、式(II)又は(III):
[式中、
Rは、H、C1−C12アルキル、C1−C12アルコキシ、C1−C12アルキル−NH−又は−NR3R4(ここで、互いに独立したR3及びR4は、C1−C8アルキルである)であり;
互いに独立したR1及びR2は、水素、C1−C8アルキル、C1−C8シクロアルキル、もしくはC1−C8アリールであるか、又はR1とR2は、一緒になって、−(CH2)n−(ここで、nは、2〜6の整数である)であり;
Xは、
(ここで、R5は、H又はC1−C8アルキルである)からなる群から選択される連結であり;
Yは、二価−NR5−又は−O−であり;
Lは、C1−C12アルキレン基、C1−C12置換アルキレン基、C1−C12シクロアルキレン基、及びC8−C16アリールアルキレン基からなる群から選択される二価基であり;そして
R6は、H又はCH3である]で示される1種以上のビニルモノマーから誘導される、請求項1記載のソフトコンタクトレンズ。 - エチレン性不飽和基を第一のペンダント官能基に共有結合させることにより、前記プレポリマーが前記第一のペンダント官能基を有する中間共重合体から得られ、前記中間共重合体が、(1)エチレン性不飽和基を1個有する少なくとも1種のシロキサン含有モノマー、エチレン性不飽和基を1個有する少なくとも1種のシロキサン含有マクロマー、エチレン性不飽和基を2個以上有する少なくとも1種のシロキサン含有モノマー、エチレン性不飽和基を2個以上有する少なくとも1種のシロキサン含有マクロマー、又はそれらの2種以上の組合わせと;(2)少なくとも1種の親水性ビニルモノマーと;(3)式(II)又は(III)で示される少なくとも1種のビニルモノマーと;(4)熱開始剤と、を含む組成物の熱共重合により得られるが、但し、前記重合性成分の少なくとも1種が、第一の官能基を含むことを条件とする、請求項3記載のソフトコンタクトレンズ。
- 前記組成物が、700ダルトン未満の分子量を有するシリコーン不含有架橋剤、疎水性ビニルモノマー、及び他の官能基とカップリング反応を受けうる官能基を有する連鎖移動剤からなる群から選択される重合性成分1種以上を更に含む、請求項4記載のソフトコンタクトレンズ。
- 前記組成物が、式(VII):
[式中、
X1は、−COO−、−CONR18−、−OCOO−、又は−OCONR18−(ここで、各R18は、独立して、H又はC1−C7アルキルである)を表し;
R11は、二価C1−C25アルキレン又はC6−C30アリールアルキレン基を表し、−O−、−COO−、−CONR18−、−OCOO−、又は−OCONR18−により中断されていてもよく、そしてヒドロキシ基、第一級、第二級もしくは第三級アミン基、カルボキシ基、又はカルボン酸を含んでいてもよく;
R12は、一価C1−C25アルキル又はC6−C30アリール基であり、−O−、−COO−、−CONR14−、−OCOO−、又は−OCONR14−により中断されていてもよく、そしてヒドロキシ基、第一級、第二級もしくは第三級アミン基、カルボキシ基、又はカルボン酸を含んでいてもよく;
R7、R8、R9、R10、R14、R15、R16、及びR17は、互いに独立して、C1−C8アルキル、C1−C4アルキル置換もしくはC1−C4アルコキシ置換のフェニル、フルオロ(C1−C18アルキル)、シアノ(C1−C12アルキル)、ヒドロキシ−C1−C6アルキル又はアミノ−C1−C6アルキルであり;
m及びpは、互いに独立して、5〜700の整数であり、そして(m+p)は、5〜700である]で示されるポリシロキサン含有ビニルモノマー又はマクロマーを含む、請求項4記載のソフトコンタクトレンズ。 - 前記組成物が、3−メタクリルオキシプロピルペンタメチルジシロキサン、ビス(メタクリルオキシプロピル)テトラメチルジシロキサン、N−[トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル]アクリルアミド、N−[トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル]メタクリルアミド、トリストリメチルシリルオキシシリルプロピルメタクリラート(TRIS)、N−[トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル]メタクリルアミド(TSMAA)、N−[トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル]アクリルアミド(TSAA)、(3−メタクリルオキシ−2−ヒドロキシプロピルオキシ)プロピルビス(トリメチルシロキシ)メチルシラン、(3−メタクリルオキシ−2−ヒドロキシプロピルオキシ)プロピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン、3−メタクリルオキシ−2−(2−ヒドロキシエトキシ)プロピルオキシ)プロピルビス(トリメチルシロキシ)メチルシラン、N−2−メタクリルオキシエチル−O−(メチル−ビス−トリメチルシロキシ−3−プロピル)シリルカルバマート、1,3−ビス[4−ビニルオキシカルボニルオキシ)ブタ−1−イル]テトラメチル−ジシロキサン、3−(トリメチルシリル)プロピルビニルカルボナート、3−(ビニルオキシカルボニルチオ)プロピル−[トリス(トリメチルシロキシ)シラン]、3−[トリス(トリメチルシロキシ)シリル]プロピルビニルカルバマート、3−[トリス(トリメチルシロキシ)シリル]プロピルアリルカルバマート、3−[トリス(トリメチルシロキシ)シリル]プロピルビニルカルボナート、t−ブチルジメチルシロキシエチルビニルカルボナート、トリメチルシリルエチルビニルカルボナート、トリメチルシリルメチルビニルカルボナート、又はそれらの混合物を含む、請求項4記載のソフトコンタクトレンズ。
- 前記組成物が、N,N−ジメチルアクリルアミド(DMA)、2−ヒドロキシエチルメタクリラート(HEMA)、2−ヒドロキシエチルアクリラート(HEA)、ヒドロキシプロピルアクリラート、ヒドロキシプロピルメタクリラート(HPMA)、トリメチルアンモニウム2−ヒドロキシプロピルメタクリラート塩酸塩、アミノプロピルメタクリラート塩酸塩、ジメチルアミノエチルメタクリラート(DMAEMA)、グリセロールメタクリラート(GMA)、N−ビニル−2−ピロリドン(NVP)、ジメチルアミノエチルメタクリルアミド、アクリルアミド、メタクリルアミド、アリルアルコール、ビニルピリジン、N−(1,1−ジメチル−3−オキソブチル)アクリルアミド、アクリル酸、200〜1500の重量平均分子量を有するC1−C4アルコキシポリエチレングリコール(メタ)アクリラート、メタクリル酸、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルイソプロピルアミド、N−ビニル−N−メチルアセトアミド、アリルアルコール、N−ビニルカプロラクタム、又はそれらの混合物を含む、請求項4記載のソフトコンタクトレンズ。
- 前記第一の官能基が、アミン、ヒドロキシル、カルボキシル、イソシアナート、又はエポキシ基であり、前記中間共重合体のエチレン性官能化が、カップリング剤の非存在下又は存在下で、前記中間共重合体の前記第一の官能基と共反応性のあるヒドロキシ、アミノ、カルボキシル、エポキシ、酸クロリド、イソシアナート基を有するビニルモノマーを反応させることにより実施される、請求項4記載のソフトコンタクトレンズ。
- 前記第一の親水性モノマーが、N,N−ジメチルアクリルアミド(DMA)、2−ヒドロキシエチルメタクリラート(HEMA)、2−ヒドロキシエチルアクリラート(HEA)、ヒドロキシプロピルアクリラート、ヒドロキシプロピルメタクリラート(HPMA)、トリメチルアンモニウム2−ヒドロキシプロピルメタクリラート塩酸塩、アミノプロピルメタクリラート塩酸塩、ジメチルアミノエチルメタクリラート(DMAEMA)、グリセロールメタクリラート(GMA)、N−ビニル−2−ピロリドン(NVP)、ジメチルアミノエチルメタクリルアミド、アクリルアミド、メタクリルアミド、アリルアルコール、ビニルピリジン、N−(1,1−ジメチル−3−オキソブチル)アクリルアミド、アクリル酸、200〜1500の重量平均分子量を有するC1−C4アルコキシポリエチレングリコール(メタ)アクリラート、メタクリル酸、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルイソプロピルアミド、N−ビニル−N−メチルアセトアミド、アリルアルコール、又はN−ビニルカプロラクタムである、請求項1記載のソフトコンタクトレンズ。
- 前記レンズ形成材料が、光開始剤、可視性着色剤、UV遮断(吸収)剤、光増感剤、抗菌剤、生物活性剤、浸出性の滑剤、及びそれらの組合せからなる群から選択される成分の少なくとも1つを更に含む、請求項10記載のソフトコンタクトレンズ。
- 前記ソフトコンタクトレンズが、好ましくは少なくとも約35バレルの酸素透過度、約0.2MPa〜約2.0MPaの弾性係数、少なくとも約1.5×10−6mm2/分のイオノフラックス拡散係数D、及び好ましくは約15重量%〜約60重量%の水分量からなる群から選択される特性を少なくとも1つ有する、請求項1記載のソフトコンタクトレンズ。
- 前記ソフトコンタクトレンズが、約100°以下の平均水接触角を有することを特徴とする表面親水性を有する、請求項12記載のソフトコンタクトレンズ。
- プレポリマーの共重合体鎖内に、
(1)1種以上のシロキサン含有ビニルモノマー及び/又は1種以上のシロキサン含有マクロマーから誘導されたシロキサン単位と;
(2)1種以上の第一の親水性ビニルモノマー及び/又は1種以上の親水性マクロマーから誘導された親水性単位と;
(3)潜在的なUV活性化フリーラジカル生成部分を有する鎖延長単位と;
(4)エチレン性不飽和基と、を含む化学線架橋性プレポリマーであって、前記プレポリマーが、1種以上の第二の親水性ビニルモノマーの存在下で化学線架橋して、それぞれが1種以上の親水性ビニルモノマーから形成されていて、1個の鎖延長単位をとおしてシリコーンハイドロゲル材料のポリマーマトリックスに共有結合しているダングリング親水性ポリマー鎖を含む前記シリコーンハイドロゲル材料を形成することができる、化学線架橋性プレポリマー。 - 前記プレポリマーが、エチレン性不飽和基を第一のペンダント官能基に共有結合させることにより、第一のペンダント基を有する中間共重合体から得られ、前記中間共重合体が、
(1)エチレン性不飽和基を1個有する少なくとも1種のシロキサン含有モノマー、エチレン性不飽和基を1個有する少なくとも1種のシロキサン含有マクロマー、エチレン性不飽和基を2個以上有する少なくとも1種のシロキサン含有モノマー、エチレン性不飽和基を2個以上有する少なくとも1種のシロキサン含有マクロマー、又はそれらの2種以上の組合わせと;
(2)少なくとも1種の親水性ビニルモノマーと;
(3)式(II)又は(III):
[式中、
Rは、H、C1−C12アルキル、C1−C12アルコキシ、C1−C12アルキル−NH−又は−NR3R4(ここで、互いに独立したR3及びR4は、C1−C8アルキルである)であり;
互いに独立したR1及びR2は、水素、C1−C8アルキル、C1−C8シクロアルキル、もしくはC1−C8アリールであるか、又はR1とR2は、一緒になって、−(CH2)n−(ここで、nは、2〜6の整数である)となっており;
Xは、
(ここで、R5は、H又はC1−C8アルキルである)からなる群から選択される連結であり;
Yは、二価−NR5−又は−O−であり;
Lは、C1−C12アルキレン基、C1−C12置換アルキレン基、C1−C12シクロアルキレン基、及びC8−C16アリールアルキレン基からなる群から選択される二価基であり;そして
R6は、H又はCH3である]で示される少なくとも1種のビニルモノマーと、
(4)熱開始剤と、を含む組成物の熱共重合により得られるが、但し、重合性成分の少なくとも1種が、第一の官能基を含むことを条件とする、請求項14記載のプレポリマー。 - 前記組成物が、式(VII):
[式中、
X1は、−COO−、−CONR18−、−OCOO−、又は−OCONR18−(ここで、各R18は、独立して、H又はC1−C7アルキルである)を表し;
R11は、二価C1−C25アルキレン又はC6−C30アリールアルキレン基を表し、−O−、−COO−、−CONR18−、−OCOO−、又は−OCONR18−により中断されていてもよく、そしてヒドロキシ基、第一級、第二級もしくは第三級アミン基、カルボキシ基、又はカルボン酸を含んでいてもよく;
R12は、一価C1−C25アルキル又はC6−C30アリール基であり、−O−、−COO−、−CONR14−、−OCOO−、又は−OCONR14−により中断されていてもよく、そしてヒドロキシ基、第一級、第二級もしくは第三級アミン基、カルボキシ基、又はカルボン酸を含んでいてもよく;
R7、R8、R9、R10、R14、R15、R16、及びR17は、互いに独立して、C1−C8アルキル、C1−C4アルキル置換もしくはC1−C4アルコキシ置換のフェニル、フルオロ(C1−C18アルキル)、シアノ(C1−C12アルキル)、ヒドロキシ−C1−C6アルキル又はアミノ−C1−C6アルキルであり;
m及びpは、互いに独立して、5〜700の整数であり、そして(m+p)は、5〜700である]で示されるポリシロキサン含有ビニルモノマー又はマクロマーを含む、請求項15記載のプレポリマー。 - 前記組成物が、3−メタクリルオキシプロピルペンタメチルジシロキサン、ビス(メタクリルオキシプロピル)テトラメチルジシロキサン、N−[トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル]アクリルアミド、N−[トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル]メタクリルアミド、トリストリメチルシリルオキシシリルプロピルメタクリラート(TRIS)、N−[トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル]メタクリルアミド(TSMAA)、N−[トリス(トリメチルシロキシ)シリルプロピル]アクリルアミド(TSAA)、(3−メタクリルオキシ−2−ヒドロキシプロピルオキシ)プロピルビス(トリメチルシロキシ)メチルシラン、(3−メタクリルオキシ−2−ヒドロキシプロピルオキシ)プロピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン、3−メタクリルオキシ−2−(2−ヒドロキシエトキシ)プロピルオキシ)プロピルビス(トリメチルシロキシ)メチルシラン、N−2−メタクリルオキシエチル−O−(メチル−ビス−トリメチルシロキシ−3−プロピル)シリルカルバマート、1,3−ビス[4−ビニルオキシカルボニルオキシ)ブタ−1−イル]テトラメチル−ジシロキサン、3−(トリメチルシリル)プロピルビニルカルボナート、3−(ビニルオキシカルボニルチオ)プロピル−[トリス(トリメチルシロキシ)シラン]、3−[トリス(トリメチルシロキシ)シリル]プロピルビニルカルバマート、3−[トリス(トリメチルシロキシ)シリル]プロピルアリルカルバマート、3−[トリス(トリメチルシロキシ)シリル]プロピルビニルカルボナート、t−ブチルジメチルシロキシエチルビニルカルボナート、トリメチルシリルエチルビニルカルボナート、トリメチルシリルメチルビニルカルボナート、又はそれらの混合物を含む、請求項15記載のプレポリマー。
- 前記組成物が、N,N−ジメチルアクリルアミド(DMA)、2−ヒドロキシエチルメタクリラート(HEMA)、2−ヒドロキシエチルアクリラート(HEA)、ヒドロキシプロピルアクリラート、ヒドロキシプロピルメタクリラート(HPMA)、トリメチルアンモニウム2−ヒドロキシプロピルメタクリラート塩酸塩、アミノプロピルメタクリラート塩酸塩、ジメチルアミノエチルメタクリラート(DMAEMA)、グリセロールメタクリラート(GMA)、N−ビニル−2−ピロリドン(NVP)、ジメチルアミノエチルメタクリルアミド、アクリルアミド、メタクリルアミド、アリルアルコール、ビニルピリジン、N−(1,1−ジメチル−3−オキソブチル)アクリルアミド、アクリル酸、200〜1500の重量平均分子量を有するC1−C4アルコキシポリエチレングリコール(メタ)アクリラート、メタクリル酸、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルイソプロピルアミド、N−ビニル−N−メチルアセトアミド、アリルアルコール、N−ビニルカプロラクタム、又はそれらの混合物を含む、請求項15記載のプレポリマー。
- 前記第一の官能基が、アミン、ヒドロキシル、カルボキシル、イソシアナート、又はエポキシ基であり、前記中間共重合体のエチレン性官能化が、カップリング剤の非存在下又は存在下で、前記中間共重合体の前記第一の官能基と共反応性のあるヒドロキシ、アミノ、カルボキシル、エポキシ、酸クロリド、イソシアナート基を有するビニルモノマーを反応させることにより実施される、請求項15記載のプレポリマー。
- 式(II)又は(III):
[式中、
Rは、H、C1−C12アルキル、C1−C12アルコキシ、C1−C12アルキル−NH−又は−NR3R4(ここで、互いに独立したR3及びR4は、C1−C8アルキルである)であり;
互いに独立したR1及びR2は、水素、C1−C8アルキル、C1−C8シクロアルキル、もしくはC1−C8アリールであるか、又はR1とR2は、一緒になって、−(CH2)n−(ここで、nは、2〜6の整数である)となっており;
Xは、
(ここで、R5は、H又はC1−C8アルキルである)からなる群から選択される連結であり;
Yは、二価−NR5−又は−O−であり;
Lは、C1−C12アルキレン基、C1−C12置換アルキレン基、C1−C12シクロアルキレン基、及びC8−C16アリールアルキレン基からなる群から選択される二価基であり;そして
R6は、H又はCH3である]で示される構造式を有するビニルモノマー。
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