JP2012506828A - 充填機包装袋フォローシール装置 - Google Patents

Abstract

本発明は充填機包装袋フォローシール装置に関し、当該充填機包装袋フォローシール装置は、ターンテーブル（１）と前記ターンテーブル（１）のエッジに均一に配置されたクランプコンポーネント（２）を有し、前記ターンテーブル（１）の外側に設置された軌道（３）上にスライドブロック（５）が装着されており、スライドブロック（５）にはターンテーブル（１）上のクランプコンポーネント（２）と対応する複数のシールコンポーネントが装着され、スライドブロック（５）上にはダイヤル爪（９）を有する定位コンポーネントが設置され、ターンテーブル（１）上にダイヤル爪（９）と対応するブロックコンポーネントが形成され、軌道（３）にはスライドブロック（５）の先端に近い接近スイッチ（１１）が固着されており、軌道（３）とスライドブロック（５）の間は第１スプリング（１０）により連結されている。本発明の構造は合理的で、性能は信頼性が高く、スライドブロック上の各シールコンポーネントがターンテーブルに伴い回転する過程において、包装袋に対するシールを完成することができ、ターンテーブルが頻繁に起動−停止−起動することを避け、ターンテーブルが終始安定して均一に運転することが保証され、設備の生産効率も大幅に高められるようになる。また、シール過程において、スライドブロック上の各シールコンポーネントとターンテーブルのクランプコンポーネントとの正確な動作合わせにより、包装袋のシール効果が良好となる。
【選択図】図１

Description

本発明は製品包装機械に関し、特に充填機包装袋フォローシール装置に関する。

現在、市場にある製袋充填機は、基本的に円形ターンテーブルによる複数ワーキングポジション回転充填、包装の方式を採っている。この方式の基本構造モデルでは、円形ターンテーブルの周縁に複数のクランプ装置が均一に配置され、各クランプ装置毎に対応するシール装置がセットされている。円形ターンテーブル外側には、給袋装置が設置してあり、給袋装置により各クランプ装置に給袋して、クランプ装置にクランプされた包装袋に充填が完了した後、シール装置によりシールする。従来の製袋充填機のシール操作では、充填後、ターンテーブルが次のワーキングポジションに移動したときにシール装置によりシールする。このシール装置の構造はターンテーブルにステップ式回転方式を採らせている。すなわち、ターンテーブルが一時停止したときにシール装置がシール操作を行い、その後包装袋が自由落下を終えてから、次にシールすべき包装袋が給袋装置からクランプ装置に供給される。

しかし、ステップ式回転方式のターンテーブルは、絶えず起動−停止−起動する過程で大量の有効時間を消費し、その結果設備の作業効率が低下する。さらにターンテーブルが頻繁に起動、停止すると設備が使うパワーも大きくなる。

本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ターンテーブルの連続運転におけるクランプコンポーネントとシールコンポーネントとの正確な動作合わせを実現し、包装袋のシールを完成する充填機包装袋フォローシール装置を提供することを目的とする。

上記の目的を実現するために、本発明は充填機包装袋フォローシール装置を提供する。当該充填機包装袋フォローシール装置は、ターンテーブルおよび前記ターンテーブルの周縁に均一に配置された複数のクランプコンポーネントを有する充填機包装袋フォローシール装置であって、前記ターンテーブルの外側には軌道が設置され、前記軌道上にはスライドできるスライドブロックが設置され、前記スライドブロックには複数のシールコンポーネント及び前記シールコンポーネントの横側に位置する定位コンポーネントが設置され、前記シールコンポーネントと前記クランプコンポーネントは対応し、前記軌道とスライドブロックとの間に第１スプリングが連結される。

好ましくは、前記シールコンポーネントは、前記スライドブロックに固着された第１シリンダと、前記第１シリンダのピストンロッドの先端に連結されたシールヘッドとを有する。

好ましくは、前記定位コンポーネントは、前記スライドブロックに固着された第２シリンダと、前記スライドブロック及び前記第２シリンダのピストンロッドの先端にジョイントされたダイヤル爪とを有する。

好ましくは、前記スライドブロックの下部にはそれぞれ前記軌道の両側に位置する複数の第１ホイールが装着され、前記スライドブロックは第１ホイールによって前記軌道で移動する。

好ましくは、前記スライドブロックのエッジには減衰突起が固着され、前記軌道の下部にはガイドスリーブが固着され、前記ガイドスリーブ中には上部から挿入したガイドロッドと、下部から挿入したねじとを収容する。

好ましくは、前記ガイドロッドと前記ねじの間に第２スプリングを装着する。

好ましくは、前記ねじと前記ガイドスリーブはスレッドにより連結する。

好ましくは、前記ガイドロッドの上部に、底面が斜面となっている前記減衰突起の底面と当接する第２ホイールが装着される。

好ましくは、前記軌道上に前記スライドブロックの先端に近い接近スイッチが固着されている。

好ましくは、前記軌道とスライドブロックの間に、第１スプリングの両端はそれぞれ軌道の先端に固着されたホルダーと前記スライドブロックに連結される。

本発明の充填機包装袋フォローシール装置の構造は合理的で、性能は信頼性が高く、スライドブロック上の各シールコンポーネントがターンテーブルに伴い回転する過程において包装袋のシールを完成することができ、ターンテーブルが頻繁に起動−停止−起動することを避け、ターンテーブルが終始安定して均一に運転することを保証でき、設備の生産効率を大幅に高めるようになる。また、シール過程において、スライドブロック上の各シールコンポーネントとターンテーブルのクランプコンポーネントとの正確な動作合わせにより、包装袋のシール効果が良好となる。

本発明実施形態に基づく充填機包装袋フォローシール装置の構造を示す図である。 図１のＡ−Ａ断面図である。 図１のＢ方向からみた図である。

以下、図と実施形態を結合して、本発明の具体的な実施形態をさらに詳しく説明する。以下の実施形態は本発明の説明のためであるが、本発明の範囲を限定するものではない。

図１、２に示すように、本発明に係る充填機包装袋フォローシール装置はターンテーブル（１）と前記ターンテーブル（１）の周縁に均一に配置した複数のクランプコンポーネント（２）を有する。前記ターンテーブル（１）の外側には軌道（３）が設置され、軌道（３）上には軌道（３）をスライドするスライドブロック（５）が設置されている。スライドブロック（５）には複数の前記クランプコンポーネント（２）と対応するシールコンポーネントがインストールされており、前記シールコンポーネントは、前記スライドブロック（５）に固着された第1シリンダ（６）と、前記第1シリンダ（６）のピストンロッド（６a）の先端に連結されたシールヘッド（７）とを有する。

そのうち、ターンテーブル（１）は前記クランプコンポーネント（２）のベース（２a）がブロックコンポーネントをなし、また、前記シールコンポーネントの横側には定位コンポーネントが配置されている。前記定位コンポーネントは、前記スライドブロック（５）上に固着された第２シリンダ（８）とダイヤル爪（９）とを有し、そのダイヤル爪（９）はスライドブロック（５）と前記第２シリンダ（８）のピストンロッド（８a）の先端とにヒンジを介してジョイントされている。前記軌道（３）には、スライドブロック（５）の先端近くに接近スイッチ（１１）が固着されている。軌道（３）とスライドブロック（５）の間には、第１スプリング（１０）が、その両端がそれぞれ軌道（３）の先端に固着されたホルダー（１２）と前記スライドブロック（５）とに連結される態様で形成されている。

図２に示すように、スライドブロック（５）の下部において、軌道（３）の両側にそれぞれ対置する第１ホイール（１３）が複数設置され、前記軌道（３）上を転がりスライドする。前記軌道（３）の下部にはガイドスリーブ（１６）が固着され、ガイドスリーブ（１６）はねじ（２１）により軌道（３）と連結した支柱（２２）に固着されている。ガイドスリーブ（１６）の上部からその内部に、ガイドロッド（１５）がその上端を突き出すように挿入され、ガイドスリーブ（１６）の下部からその内部に、ねじ（１９）が挿入されスレッドによりガイドスリーブ（１６）に連結されている。ねじ（１９）の下端にハンドル（２０）が連結され、ガイドロッド（１５）とねじ（１９）の間に第２スプリング（１８）が装着され、ガイドロッド（１５）の上部に第２ホイール（１４）が設置されている。また、ねじ（１７）は、ガイドロッド（１６）の開口溝（１６a）を経てガイドロッド（１５）の下部で連結されている。

図２、３に示すように、スライドブロック（５）のエッジに固着された減衰突起（４）の底面は斜面になっており、前記第２ホイール（１４）が減衰突起（４）の底面に当接している。

ターンテーブル（１）の回転中、一組のクランプコンポーネント（２）上における包装袋の充填が完成し、且つ、当該組クランプコンポーネントが軌道（３）が配置される片側に移動した際、前記第２シリンダ（８）が定位コンポーネントのダイヤル爪（９）を伸ばさせることから、クランプコンポーネント（２）のベース（２a）が回転しながらダイヤル爪（９）と当接されるようになり、スライドブロック（５）の各シールコンポーネントをターンテーブル（１）における当該組クランプコンポーネントに一つ一つ整合させることができる。この後、クランプコンポーネント（２）のベース（２a）は、ダイヤル爪（９）を押し、ダイヤル爪（９）に連結されたスライドブロック（５）を軌道（３）上でスライドさせ、接近スイッチ（１１）とスライドブロック（５）の先端とが一定の距離離れたときに、その接近スイッチ（１１）が作業信号を送信し、そして、各シールコンポーネントの第１シリンダ（６）が起動し、シールヘッド（７）を出させる。このようにして、それぞれの対応する各クランプコンポーネント（２）と動作合わせさせたシールヘッド（７）により、ターンテーブル１の回転中に、当該組クランプコンポーネント（２）にクランプされた包装袋をシールさせることができる。シール完成後、定位コンポーネントのダイヤル爪（９）および各シールコンポーネントのシールヘッド（７）が撤回し、前記第１スプリング（１０）により、スライドブロック（５）は元の位置に戻る。そして、続いて次の一組クランプコンポーネントにクランプされた充填済みの包装袋に対してシールを行う。

図１、２、３に示すように、前記第１スプリング（１０）により、スライドブロック（５）が元の位置に戻る過程において、スライドブロック（５）における減衰突起（４）の底面は前記第２ホイール（１４）に沿ってスライドし、前記第２ホイール（１４）、ガイドロット（１５）および第２スプリング（１８）によって、減衰突起（４）のスライドは減衰を受け、このようにしてスライドブロック（５）が戻る際の緩和の役割を果たす。

上記内容は本発明の好ましい実施形態であり、本技術領域の当業者には本発明の範囲を逸脱しない前提の下では、若干の置換や変化をさせることはできる。これらの置換や変化もまた本発明の保護範囲とみなす。

本発明の充填機包装袋フォローシール装置の構造は合理的で、性能は信頼性が高く、スライドブロック上の各シールコンポーネントがターンテーブルに伴い回転する過程において包装袋のシールを完成することができ、ターンテーブルが頻繁に起動−停止−起動することを避け、ターンテーブルが終始安定して均一に運転することを保証でき、設備の生産効率を大幅に高めるようになる。また、シール過程において、スライドブロック上の各シールコンポーネントとターンテーブルのクランプコンポーネントとの正確な動作合わせにより、包装袋のシール効果が良好となる。

Claims (10)

1. ターンテーブル（１）および前記ターンテーブル（１）の周縁に均一に配置された複数のクランプコンポーネント（２）を有する充填機包装袋フォローシール装置であって、
   前記ターンテーブル（１）の外側には軌道（３）が設置され、
   前記軌道（３）上にはスライドできるスライドブロック（５）が設置され、
   前記スライドブロック（５）には複数のシールコンポーネント及び前記シールコンポーネントの横側に位置する定位コンポーネントが設置され、前記シールコンポーネントと前記クランプコンポーネントは対応し、
   前記軌道（３）とスライドブロック（５）との間に第１スプリング（１０）が連結される
   ことを特徴とする充填機包装袋フォローシール装置。
2. 前記シールコンポーネントは、
   前記スライドブロック（５）に固着された第１シリンダ（６）と、
   前記第１シリンダ（６）のピストンロッド（６a）の先端に連結されたシールヘッド（７）と
   を有することを特徴とする請求項１に記載の充填機包装袋フォローシール装置。
3. 前記定位コンポーネントは、
   前記スライドブロック（５）に固着された第２シリンダ（８）と、
   前記スライドブロック（５）及び前記第２シリンダ（８）のピストンロッド（８ａ）の先端にジョイントされたダイヤル爪（９）と
   を有することを特徴とする請求項１に記載の充填機包装袋フォローシール装置。
4. 前記スライドブロック（５）の下部にはそれぞれ前記軌道（３）の両側に位置する複数の第１ホイール（１３）が装着され、
   前記スライドブロック（５）は第１ホイール（１３）によって前記軌道（３）で移動する
   ことを特徴とする請求項１ないし３のいずれかに記載の充填機包装袋フォローシール装置。
5. 前記スライドブロック（５）のエッジには減衰突起（４）が固着され、
   前記軌道（３）の下部にはガイドスリーブ（１６）が固着され、
   前記ガイドスリーブ（１６）中には上部から挿入したガイドロッド（１５）と、下部から挿入したねじ（１９）とを収容する
   ことを特徴とする請求項４に記載の充填機包装袋フォローシール装置。
6. 前記ガイドロッド（１５）と前記ねじ（１９）の間に第２スプリング（１８）を装着することを特徴とする請求項１に記載の充填機包装袋フォローシール装置。
7. 前記ねじ（１９）と前記ガイドスリーブ（１６）はスレッドにより連結することを特徴とする請求項５または６に記載の充填機包装袋フォローシール装置。
8. 前記ガイドロッド（１５）の上部に、底面が斜面となっている前記減衰突起（４）の底面と当接する第２ホイール（１４）が装着されることを特徴とする請求項７に記載の充填機包装袋フォローシール装置。
9. 前記軌道（３）上に前記スライドブロック（５）の先端に近い接近スイッチ（１１）が固着されていることを特徴とする請求項８に記載の充填機包装袋フォローシール装置。
10. 前記軌道（３）とスライドブロック（５）の間に、第１スプリング（１０）の両端はそれぞれ軌道（３）の先端に固着されたホルダー（１２）と前記スライドブロック（５）に連結されることを特徴とする請求項９に記載の充填機包装袋フォローシール装置。

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