JP2012505127A - 衝撃保護パッケージング - Google Patents

Abstract

【課題】エッジ同士で当接する壁を有する熱成形パッケージング・ケースを提供する。
【解決手段】 本発明のパッケージング・ケースは、エッジ同士で当接する壁を有し、前記エッジは、並走する溝部と隆起部とを有する。前記当接ことは、前記一方のエッジの溝部内に他方のエッジの隆起部が入り込むことにより、行われる。前記一方のエッジの隆起部と溝部のパターンは、横方向へシフトする。前記シフトにより、前記エッジの第１部分に沿った隆起部と溝部は、第２部分に沿った溝部と隆起部と整合する。
【選択図】 図１

Description

本発明は、パッケージングに関し、特に商品を、保管中及び輸送中に、衝撃から守るパッケージング関する。

様々なパッケージング方法が、電子製品を、保管中及び輸送中に保護するために用いられている。これらの方法は、労働集約的であることに加えて、パッケージングのアイテムである材料資源のコストもかかる。ボール紙、発泡プラスチック、段ボールを使用して、商品をその中に入れる場合は特にそうである。

環境的及び経済的な利点を有するパッケージング・ケースの使用例が、特許文献１に開示されている。ここに開示された四角形のパッケージング・ケースは、熱成形のプラスチックシートの構造物であり、ヒンジ（ヒンジ構造）で連結された４個の壁を有し、平坦なシートを折り畳んで保護すべき商品の周囲に組み立てられている。これらの壁は、ケースの各端部にフランジを有し、組み立てた状態でフランジのエッジ同士を互いに突き合わせて、ケースを形成する。この当接するエッジは、隆起部と溝部を具備する。この隆起部と溝部は、それぞれのエッジに沿って互い並んで形成される。組み立てたケースの当接するエッジ同士の溝部内に隆起部が嵌まり込んでいる。溝部内に隆起部が嵌まり込むことで、端部のフランジ同士が当たった状態をロックし、衝撃を吸収するのに役立つ。この形態は、ケースの一体性に寄与し、包囲された商品の保護にも寄与する。

英国特許第ＧＢ−Ａ２４１４７２８号明細書

しかし、パッケージング・ケースのこの公知の形態には限界がある。すなわち、溝部内に隆起部を嵌め込むことは、全てのフランジの間で実際に行うには限界がある。互いに向かい合う２つのフランジのエッジ上にある隆起部と溝部は、それらの間で嵌め込むことは、上手くいかない。つまり、フランジ間の隆起部同士の整合が、隆起部と溝部との整合よりも頻繁に起こるからである。２つのフランジのギャップは、フランジ間のロックと直接的な衝撃吸収が実現できないといった問題点がある。

本発明の目的は、上記の不具合点を解決する熱成形パッケージング・ケースを提供することである。

本発明によれば、エッジ同士で当接する壁を有する熱成形パッケージング・ケースにおいて、前記エッジは、並走する溝部と隆起部とを有する。当接することは、一方のエッジの溝部内に他方のエッジの隆起部が入り込むことで、行われる。前記一方のエッジの隆起部と溝部のパターンは、横方向へシフトさせる。前記シフトにより、前記エッジの第１部分に沿った隆起部と溝部は、第２部分に沿った溝部と隆起部と整合する。

エッジに沿ってパターンの横方向のシフト（即ちオフセット）により、エッジ同士が係合する、即ち２つの壁のエッジの間で溝部内に隆起部を完全に嵌め込むことが可能となる。具体的には、ケースが４個の壁を有するような場合には、第１の対のエッジの溝部内に隆起部が当接することと、第２の対のエッジでの溝部内に隆起部が当接することは、溝部を有する隆起部のパターンの横方向のシフトを第２の対のエッジに組み込むことにより達成できる。別な構成として、同じことが、２つの横方向シフトを、第２の対のエッジのそれぞれに組み込むことによっても、達成できる。

前記壁は、ケースの内側に溝部を有しその結果ケースの外側に階段状の衝撃吸収用の突起部を提供する。
本発明の熱成形パッケージング・ケースは、柔軟性のある突起部を更に有する。前記突起部は、ケースの壁に形成され、前記壁から前記ケースの内側に突出し、前記ケース内に収納された商品に柔軟に接触して、保持する。
本発明の他の態様によれば、ケース内に収納された商品に衝撃保護を提供する熱成形パッケージングにおいて、前記保護は柔軟性のある突起部により提供される。前記突起部は、前記ケースの壁に形成されて、前記ケースの壁からその内側に突出して、前記商品に接触し、これにより、前記ケース内で商品を柔軟に保持する。後者の場合、前記突起部の壁から延びる量は、全て同一或いは全て異なるのいずれかである。

ケース内である場所から別の場所に渡って突起部と変形の量を適宜選択することにより、ケースは変形した商品を収納でき、更に同一のケース内に様々なサイズあるいは形状の商品を収納できる。

本発明の熱成形組立体は、ロッキング・フラップを有する。前記ロッキング・フラップは、側壁にヒンジ構造で連結されて、前記側壁と上壁との間のロッキング閉鎖を確立する。前記上壁は、突起部を有する。前記突起部は、前記上壁と側壁とを一体に閉鎖すると、前記側壁の凹部内に入る。前記ロッキング・フラップ上の突起部は、前記ロッキング・フラップが前記上壁の突起部の裏側の凹部にスナップで連結されることにより入り込み、これにより、ロッキング閉鎖を実行する。

収納した商品を衝撃から保護する組み立て状態にある本発明の熱成形パッケージング・ケースの斜視図。 一枚の熱成形シートの平面図。このシート折り曲げることにより、図１のパッケージング・ケースが組み立てられる。 隆起部−溝部のパターンの断面図で、溝部内に隆起部が嵌まり込んだ状態を表す図。 隆起部−溝部のパターンの断面図で、溝部内に隆起部が嵌まり込んでいない状態を表す図。 図１のパッケージング・ケースにおいて、本発明で使用される隆起部−溝部のパターンを表す図。 図１のパッケージング・ケース内で、本発明で使用される柔軟性のある突起部即ちバッファの形状を表す断面図。 図２のラインＶＩＩ−ＶＩＩに沿った断面図。 一枚の熱成形シートの平面図であり、このシートを折り曲げることにより、第２のパッケージング・ケースが組み立てられる。 図８のラインＩＸ−ＩＸに沿った断面図。 第２のパッケージング・ケースをロックする一連の段階（ａ）−（ｄ）を表す図。

図１において、本発明の長方形のパッケージング・ケースは、図２の一枚の熱成形シート（例、ポリプロピレン製)を折り曲げて、組み立てて形成される。この組み立ては、保護すべき商品（図示せず)の周りで、熱成形シートを折り畳むことにより、行なわれる。
図２において、ケースは４個の矩形の壁を有する。即ち、底壁１と、２個の側壁２、３と、上壁４とを有する。これらは既に折り曲げられている。壁１−４は、側部を構成するフランジ５−８をそれぞれ有する。フランジ５−８は、その２つのエッジ（端部）から伸びる。フランジ５−８の上部エッジは、各端部に、溝部と隆起部からなるパターン９−１２が形成されている。この溝部と隆起部はエッジに沿って並んでいる。

図２の平坦な状態から図１の状態になるようケースを組み立てることは、側壁２を底壁１から上方に折り曲げ、その後上壁４を側壁２から横方向に折り曲げて、側壁３が底壁１から上に折られた時に、側壁３に当たるよう折ることで、出来上がる。ヒンジ構造で連結された壁１−４を折り曲げることにより、フランジ５−８は、互いにエッジ同士で当たるようになる。フランジ５−８のエッジは、他のフランジ５−８のエッジの一部を通して、片持ちの状態である。フランジ５−８のエッジを折り曲げてエッジ同士が当たると、ケースの両端が閉じられる。このケースは、完全に組み立てられ閉じられた状態でロックされる。これは、側壁３に折り曲げ可能に一体に形成されたフラップ１３と上壁４とを柔軟性を持って係合することにより、可能となる。

フランジ５−８のエッジ同士が当たる当接は、溝部内に隆起部が嵌まり込むことで、相互にロックされる。具体的には、溝部と隆起部の嵌まり込みと相互ロックは、対向するフランジ５と８のそれぞれの隆起部−溝部のパターン９と１２との間と、対向するフランジ６と７のそれぞれの隆起部−溝部のパターン１０と１１とフランジ５と８のそれぞれの隆起部−溝部のパターン９と１２の間で、行なわれる。フランジ５と８のパターン９と１２のそれぞれの溝部内に隆起部を嵌める（ロックする）ために、それらは、互いに標準のパターンの半分のピッチ（隆起部間距離或いは溝部間距離）分だけ横方向にずれる必要がある。このずれた状態を図３に示す。ずれていない状態（即ち相互ロックがない状態）を、図４に示す。

各フランジ６、７は、フランジ５、８の両方にロックしなければならない。これに伴う問題は、本発明により解決される。これを図５に示す。本発明の解決方法は、フランジ６、７の隆起部−溝部のパターン１０、１１に「移動量Ｔ」を導入することである。移動量Ｔを導入することにより、パターン１０、１１内に、当接エッジに沿って途中で１／２ピッチの横方向のシフトを導入し、パターンの半分の一方に沿った隆起部が、他の半分に沿った溝部と整合するようになる。これにより、溝部内に隆起部が挿入され相互ロックされることが、フランジ６と両方のフランジ５、８の間と、フランジ７と両方のフランジ５、８の間と、で行なわれる。その結果、衝撃の吸収を確実にして、収納された商品の保護を実現する。

移動量Ｔは１／２ピッチの横方向のオフセットを生成する。この移動量Ｔを、フランジ６、７ではなく、フランジ５、８の隆起部−溝部パターンに組み込むこともできる。これにより、ケースの両端における必要とされる相互ロックを行なうことができる。

図１、２において、パッケージング・ケースの各壁１−４は、ケースの外側に円形の突起部１４を有する。その結果内側には円形の凹部１５が得られる。凹部１５は、環状構造の先細り或いはステップ形状で、深くなるにつれて直径が減少する。これにより、ケースにクッション機能を与え、収納した商品を衝撃から守る。商品対する更なるクッション性は、柔軟性がある突起部であるバッファ２０により与えられる。バッファ２０は、底壁１からケース内に伸びる。図６に示すように、バッファ２０は、ケースの壁２１に形成される。

図６において、バッファ２０は、ケースの壁２１内で熱成形されて、壁２１の内側表面２２から距離Ｙだけ突出する。バッファ２０の上部表面２３は、収納された商品と接触し、商品を内側表面２２との間に空間ができる。壁２１内の台座領域２４とこぶ部２５内でバッファ態様にする構成により、柔軟性を与え収納された商品の衝撃吸収機能を与える。

ケース内に収納される商品が、ケース内の空間を埋め尽くすほど大きい場合には、商品は、壁２１の内側表面２２とバッファ２０と同一形状の他の部分とで保持され、上部表面２３が内側表面２２のレベルまで柔軟に圧縮される。
小さな商品の場合には、バッファ２０の上部表面２３と同一形状の他の表面とは、内側表面２２の上に空間ができることになる。内側表面２２と商品との間に空間ができる。

図７において、底壁１の内側表面は、中央に矩形の台座領域２６を有する。この台座領域２６は、底壁１の２つの長手方向エッジに沿って階段部分２７で立ち上がる。隆起部−溝部エッジの構造を具備したフランジ５は、台座領域２６から立ち上がる。２つの大きな円形状の凹部１５は台座領域２６内に入る。凹部１５は、深くなるにつれて直径が減少する階段状の構造を有し、衝撃を和らげる。これらは、底壁１の階段部分２７とフランジ５と他の壁２−４の対応する特徴により提供される強度に、追加される。

上壁４は、台座領域２６を有するが、底壁１と同様に構成される。側壁２、３は、台座領域２９、３０内に、それぞれ凹部１５を具備する。バッファ２０は、台座領域２４、２６、２７、２８の全てに配置される。

壁１−４の特徴により提供される衝撃吸収機能に加えて、バッファ構造の有効性は、バッファ２０が壁１−４の台座領域２４、２６、２７、２８から突出する量に依存する。通常の状態において、バッファ２０は、通常の取り扱い時や輸送時の衝撃に対し、第１の衝撃吸収機能を提供し、第２の衝撃吸収機能は、凹部１５を含む他の特徴により与えられる。凹部１５は、バッファ２０と共に機能して、大きな衝撃から商品を保護する。

図６で、柔軟性のあるバッファの使用例をバッファ２０の構造を例に説明したが、環状のこぶ部２５は、壁２１の内側表面２２の下側にある。この構成において、例えば、距離Ｙは４ｍｍで、バッファ２０の直径は２５ｍｍで、上部表面２３の直径は６ｍｍで、こぶ部２５の直径は１０ｍｍである。使用されるバッファの構成は、図６のそれと異なってもよい。例えば、こぶ部２５は、壁２１の内側表面２２上方から２ｍｍ突出しても、主要な衝撃吸収方法の様々な特徴を提供できる。複数のこぶ部２５を提供すること、上部表面２３の直径を増やすこと、例えば、１８ｍｍの直径のこぶ部内で１４ｍｍの直径でもよい。

図１のケースは、完全に組み立った状態で閉鎖してロックされる。これは、フラップ１３と上壁４を柔軟に係合することで行なわれる。三重のロッキング特徴を提供するロッキングの形態を、別のパッケージング・ケースを提供する一枚の熱成形シートを例に説明する。これを図８、９に示す。

図８、９において、この実施例のケースは４個の矩形の壁を有する。即ち底壁３１と側壁３２，３３と上壁３４とを有する。壁３１−３４は縦方向にヒンジ構造で接続（連結）されている。図８の平坦なシートからケースを組み立てるために、側壁３２、３３は、底壁３１から上に折り曲げられ、上壁３４は、側壁３２から底壁３１に被せるように曲げられて、側壁３３と閉じられる。このケースは、この閉じられた状態において、底壁３１−３４のフランジ３５−３８でロックされ、溝部内に隆起部が入り込む形態で当接する。ケースを閉じた状態にロックすることは、図１０の４段階（ａ)−（ｄ)で実行される。このシーケンスは、断面ラインＩＸ−ＩＸ上に表れている。

図１０の段階（ａ）において、上壁３４を側壁３３に閉じることは、対称に配置された突起部３９（上壁３４の内側から突出する)を、側壁３３の内側のリセス４０内に入れることにより、行なわれる。
図１０の段階（ｂ）において、突起部３９がリセス４０内に押し込まれた状態で、側壁３３にヒンジ構造で連結されたロッキング・フラップ４１が、覆い被さり、側壁３３と上壁３４の間の接合に重なる。
図１０の段階（ｃ）において、ロッキング・フラップ４１を下に折り曲げて、対称に配置された突起部４２（折り曲げられたロッキング・フラップ４１の下から突出する)が、リセス４０内に押し込められた突起部３９と整合する。具体的には、この整合は、裏のリセスに向いている突起部４２を、上壁３４の外側に持っていくことにより、行われる。
図１０の段階（ｄ）においては、突起部４２は、リセス４３内に押し込まれ、柔軟性のある保持が得られ、ケースをしっかり閉じた状態にロックする。ロックされた状態にケースを保持することは、スナップアクションでリセス４３下の切り欠き部分内に入るような締まりばめを有する各突起部４２により強化される。このスナップアクションは、熱成形材料の柔軟性により得られる。

以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。用語「又は」に関して、例えば「Ａ又はＢ」は、「Ａのみ」、「Ｂのみ」ならず、「ＡとＢの両方」を選択することも含む。特に記載のない限り、装置又は手段の数は、単数か複数かを問わない。

１−４ 壁
１ 底壁
２，３ 側壁
４ 上壁
５−８ フランジ
９−１２ パターン
１３ フラップ
１４ 突起部
１５ 凹部
２０ バッファ
２１ 壁
２２ 内側表面
２３ 上部表面
２４ 台座領域
２５ 円形こぶ部
２６ 台座領域
２７ 階段部分
２９，３０ 台座領域
２４，２６，２７，２８ 台座領域
３１ 底壁
３２，３３ 側壁
３４ 上壁
３１−３４ 壁
３５−３８ フランジ
４０ リセス
４１ ロッキング・フラップ
４２ 突起部
４３ リセス

Claims (13)

1. エッジ同士で当接する複数の壁を有する熱成形パッケージング・ケースにおいて、
   前記エッジは、長手方向に並走する溝部と隆起部とを有し、
   前記当接することは、前記一方のエッジの溝部内に他方のエッジの隆起部が入り込むことにより、行われ、
   前記一方のエッジの隆起部と溝部のパターンは、横方向へシフトし、
   前記シフトにより、前記エッジの第１部分に沿った隆起部と溝部は、第２部分に沿った溝部と隆起部と整合する
   ことを特徴とする熱成形パッケージング・ケース。
2. 前記当接するエッジは、前記壁（１−４）のフランジ（５−８）のエッジである
   ことを特徴とする請求項１記載の熱成形パッケージング・ケース。
3. 前記フランジ（５−８）は、片持ち梁の形状を有する
   ことを特徴とする請求項２記載の熱成形パッケージング・ケース。
4. 前記壁（１−４）は、矩形であり、
   前記フランジ（５−８）は、前記壁（１−４）の端部から立ち上がっている
   ことを特徴とする請求項２，３のいずれかに記載の熱成形パッケージング・ケース。
5. 前記壁（１−４）は、長手方向で互いに連結される
   ことを特徴とする請求項４記載の熱成形パッケージング・ケース。
6. 前記ケースは、４つの壁（１−４）を有し、
   第１の対の壁（１，４）のエッジは、溝部内に隆起部が入り込み、
   第２の対の壁（２，３）は、溝部と隆起部のパターンの横方向のシフトがあり、
   第１の対の壁（１，４）と第２の対の壁（２，３）との間で、溝部内に隆起部が入り込む
   ことを特徴とする請求項１−５のいずれかに記載の熱成形パッケージング・ケース。
7. 前記壁は、前記ケースの内側に凹部（１５）を有し、前記ケースの外側に階段状の衝撃吸収用の突起部（１４）を提供する
   ことを特徴とする請求項１−６のいずれかに記載の熱成形パッケージング・ケース。
8. 柔軟性のあるバッファ（２３）を更に有し、
   前記バッファ（２３）は、前記壁から前記ケースの内側に突出し、前記ケース内に収納された商品に柔軟に接触して保持する
   ことを特徴とする請求項１−７のいずれかに記載の熱成形パッケージング・ケース。
9. ロッキング・フラップ（４１）を更に有し、
   前記ロッキング・フラップ（４１）は、前記側壁（３３）にヒンジ構造で連結されて、前記側壁（３３）と上壁（３４）との間のロッキング閉鎖を確立し、
   前記上壁（３４）は、突起部（３９）を有し、
   前記突起部（３９）は、前記上壁（３４）と側壁（３３）とを一体に閉鎖すると、前記側壁（３３）の凹部（４０）内に入り、
   前記ロッキング・フラップ（４１）上の突起部（４２）は、前記ロッキング・フラップ（４１）が前記上壁（３４）の突起部（３９）の裏側の凹部にスナップで連結されることにより入り込み、これにより、ロッキング閉鎖を実行する
   ことを特徴とする請求項１−８のいずれかに記載の熱成形パッケージング・ケース。
10. ケース内に収納された商品に衝撃保護を提供する熱成形パッケージングにおいて、
    前記保護は、柔軟性のある突起部により提供され、
    前記突起部は、前記ケースの壁に形成されて、前記ケースの壁からその内側に突出して、前記商品に接触し、
    これにより、前記ケース内で商品を柔軟性を維持しながら保持する
    ことを特徴とする熱成形パッケージング・ケース。
11. 前記突起部の壁から延びる量は、全て同一である
    ことを特徴とする請求項１０記載の熱成形パッケージング・ケース。
12. 前記突起部の壁から延びる量は、全て異なる
    ことを特徴とする請求項１０記載の熱成形パッケージング・ケース。
13. 熱成形組立体において、ロッキング・フラップ（４１）を有し、
    前記ロッキング・フラップ（４１）は、側壁（３３）にヒンジ構造で連結されて、前記側壁（３３）と上壁（３４）との間のロッキング閉鎖を確立し、
    前記上壁（３４）は、突起部（３９）を有し、
    前記突起部（３９）は、前記上壁（３４）と側壁（３３）とを一体に閉鎖すると、前記側壁（３３）の凹部（４０）内に入り、
    前記ロッキング・フラップ（４１）上の突起部（４２）は、前記ロッキング・フラップ（４１）が前記上壁（３４）の突起部（３９）の裏側の凹部にスナップで連結されることにより入り込み、これにより、ロッキング閉鎖を実行する
    ことを特徴とする熱成形組立体。

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