JP2012254727A - カウルサイドトリム、及びカウルサイドトリムの組付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロアカーペットを確実に保持することが可能なカウルサイドトリムを提供する。
【解決手段】フロアパネル21上に敷設されるフロア面31と、サイドシルパネル25を覆う形でフロア面31に対して立ち上がる立壁面32と、を有するフロアカーペット30が配される車両10に設けられるカウルサイドトリム40であって、本体部41と、本体部41から延設され、サイドシルパネル25の上面25Aを覆う形で配されるスカッフプレート15に接続される接続部51と、接続部51よりも下方に配される形で本体部41から延びる延長部61と、を備え、延長部61は、フロア面31に当接される延長部の下端面62と、立壁面32に当接される車両後側の周端部の裏面と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、カウルサイドトリム、及びカウルサイドトリムの組付構造に関する。
従来、車両用内装材として、運転席に着座した乗員の足下付近に配されるカウルサイドトリム(ダッシュサイドトリム)が知られている(下記特許文献1)。また、車両のフロアパネルにおいて、カウルサイドトリム付近には、フロアカーペットが敷設される構成が知られている。
特開平08−26042号公報
上述したフロアカーペット上に、例えば、乗員の足などが載置された場合、フロアカーペットが部分的に位置ずれを起こす事態が懸念される。この結果、フロアカーペットが波打つなどして、フロアパネルに対して浮いてしまい(フロアカーペットのブカツキ)、見栄えを損ねる事態が懸念される。このため、フロアカーペットを確実に保持可能な構成が求められている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、フロアカーペットを確実に保持することができるカウルサイドトリムを提供することを目的とする。また、このようなカウルサイドトリムを備えたカウルサイドトリムの組付構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、フロアパネル上に敷設されるフロア面と、サイドシルパネルを覆う形で前記フロア面に対して立ち上がる立壁面と、を有するフロアカーペットが配される車両に設けられるカウルサイドトリムであって、本体部と、前記サイドシルパネルの上面を覆う形で配されるスカッフプレートに接続され、前記本体部から延設される接続部と、前記接続部よりも下方に配される形で前記本体部から延びる延長部と、を備え、前記延長部は、前記フロア面に当接される第1当接部と、前記立壁面に当接される第2当接部と、を備えることに特徴を有する。
本発明によれば、カウルサイドトリムの延長部が、フロアカーペットのフロア面及び立壁面の双方に当接することで、フロア面及び立壁面の双方を押さえることができ、フロアカーペットを確実に保持することができる。これにより、フロアカーペットが敷設面(フロア面及び立壁面)に対して浮いてしまう事態(フロアカーペットのブカツキ)などを抑制できる。
上記構成において、前記第1当接部は、前記フロアカーペットの前記フロア面の延設方向に沿って延びる長手状をなすものとすることができる。
第1当接部を長手状とすることで、フロア面をその延設方向に亘って押さえることができる。これにより、フロアカーペットのブカツキをより効果的に抑制することができる。また、第1当接部とフロア面との当接箇所が長手状(略線状)をなすこととなるから、当該当接箇所の見栄えを良くすることができる。
また、前記延長部は、前記フロアカーペットの前記立壁面を覆う形で延びる板状をなし、前記第1当接部は、前記延長部の下端面とされ、前記第2当接部は、前記延長部における前記立壁面側の面の少なくとも一部とされるものとすることができる。
第2当接部は、板状をなす延長部における立壁面側の面とされる。これにより、第2当接部が立壁面に対して面当たりする(第2当接部と立壁面との当接箇所が面状をなす)こととなり、立壁面を比較的広い範囲で確実に押さえることができる。
一方、第1当接部を板状をなす延長部の下端面とすることで、第1当接部がフロア面に対して線当たりする(第1当接部とフロア面との当接箇所が線状をなす)こととなる。これにより、第1当接部が、フロア面に対して面当たりする構成と比較して、フロア面との接触面積を小さくすることができる。このため、例えば、カウルサイドトリムを車両に組み付ける場合などに、第1当接部が、フロア面におけるフロアカーペットの毛を引きずるなどして、倒す事態を抑制できる。特に、フロア面は、延長部で覆われる立壁面よりも乗員の目に付き易いから、フロア面の毛倒れを抑制することで、その意匠性をより高くすることができる。
また、前記フロアカーペットは、前記フロア面における車両前側の周端から車両前方に向かうにつれて立ち上がる形で延びる延設面を有するものであって、当該カウルサイドトリムは、前記延設面に当接される第3当接部を備え、前記第3当接部は、前記第1当接部と連結されているものとすることができる。
本発明によれば、車両前方に向かうにつれて立ち上がる形状をなしている延設面を第3当接部によって押さえることができる。一般的に、カウルサイドトリム付近において、延設面(フロアカーペットの車両前側部分)は、乗員の足が載置され易い部分とされる。このため、フロアカーペットの延設面は、乗員の足が当たり易く、フロアカーペットのブカツキが、特に起こりやすい。
この点、本発明においては、フロアカーペットの延設面を確実に押さえることができるから、フロアカーペットのブカツキをより効果的に抑制することができる。また、第3当接部は、第1当接部と連結されている。つまり、カウルサイドトリムは、フロア面と延設面の双方に亘って、連続的に当接する構成となっている。これにより、フロア面及び延設面と、カウルサイドトリムとの間に隙間が生じる事態を、より確実に抑制でき、見栄えを良くすることができる。
次に、上記課題を解決するために、本発明のカウルサイドトリムの組付構造は、フロアパネルと、サイドシルパネルと、を少なくとも有する車両パネルと、前記車両パネルに敷設されるフロアカーペットと、前記車両パネルに対して組み付けられるカウルサイドトリムと、を備えるカウルサイドトリムの組付構造であって、前記フロアカーペットは、前記フロアパネル上に敷設されるフロア面と、前記サイドシルパネルを覆う形で前記フロア面に対して立ち上がる立壁面と、を有し、前記カウルサイドトリムは、前記フロアカーペットの前記フロア面及び前記立壁面の双方に当接する形で前記車両パネルに対して組み付けられていることに特徴を有する。
カウルサイドトリムによって、フロアカーペットのフロア面及び立壁面の双方を押さえることができ、フロアカーペットをより確実に保持することができる。これにより、フロアカーペットが敷設面(フロア面及び立壁面)に対して浮いてしまう事態などを抑制できる。
本発明によれば、フロアカーペットを確実に保持することが可能なカウルサイドトリムを提供することができる。また、このようなカウルサイドトリムを備えたカウルサイドトリムの組付構造を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るカウルサイドトリムの組付構造を示す斜視図 図1のカウルサイドトリムを裏側から視た背面図 図1のカウルサイドトリムを示す断面図(図1のA−A線で切断した図に対応) 図1のカウルサイドトリムを示す断面図(図1のB−B線で切断した図に対応) 図1のカウルサイドトリムを示す断面図(図1のC−C線で切断した図に対応)
本発明の一実施形態を図1ないし図5によって説明する。図1は、車両10におけるカウルサイドトリム40の組付構造を示す斜視図である。本実施形態のカウルサイドトリム40の組付構造は、車両パネル20と、車両パネル20に敷設されるフロアカーペット30と、車両パネル20に対して組み付けられるカウルサイドトリム40と、を備える。
カウルサイドトリム40は、例えば、右ハンドル車両の場合、運転席に着座した乗員の足下の右側に配置されており、クリップ座47(図2参照)に取り付けられるクリップ(図示せず)やボルト12(図5参照)によって、車両パネル20に組み付けられている。
また、車両パネル20は、図1、図3及び図5に示すように、フロアパネル21と、サイドシルパネル25と、ダッシュパネル28(図5参照)と、を備えている。サイドシルパネル25(ロッカパネル)は、フロアパネル21の側方に配されており、フロアパネル21に対して立ち上がる立壁部26を有している。
フロアカーペット30は、例えば、フェルトにパイル地を接着することで形成されている。フロアカーペット30は、フロアパネル21、立壁部26(サイドシルパネル25)、ダッシュパネル28を覆う形で車両10に配されている。具体的には、フロアカーペット30は、フロアパネル21上に敷設されるフロア面31と、サイドシルパネル25の立壁部26を側方から覆う形でフロア面31に対して立設される立壁面32と、を有している。
また、フロアカーペット30は、車両前側の周端が立ち上がる形状をなしている。つまり、フロアカーペット30は、フロア面31における車両前側の周端から延びる延設面33を有している。この延設面33は、車両前方に向かうにつれて立ち上がる形で延びており、例えば、ダッシュパネル28を覆うものとされる。
カウルサイドトリム40は、全体として板状をなし、例えば、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を射出成形することによって形成されている。カウルサイドトリム40は、図1及び図2に示すように、本体部41と、スカッフプレート15が接続される接続部51と、本体部41の下端から延びる延長部61と、を備えている。
本体部41は、車両前後方向に沿って延びる平面部42と、平面部42における車両後側の周端から車室外側に向かって延びる延設部43と、を備えている。延設部43は、車両のフロントドア(図示せず)の外周部分と対面する位置に配置されている。平面部42の前端部には、車室外側に凹んだ凹部45が設けられている。この凹部45を構成する車室前側の側壁部46には、図5に示すように、ボルト12が挿通可能な挿通孔46Aが形成されている。
図5に示すように、ボルト12は、車両パネル20(例えば、ダッシュパネル28)から凹部45に向けて突出されている。挿通孔46Aに挿通された状態のボルト12の先端には、キャップ部材13が装着されている。具体的には、キャップ部材13に設けられた取付爪13Aが、ボルト12に形成された溝部12Aに嵌合(係止)されている。これにより、カウルサイドトリム40が凹部45において、車両パネル20に組み付けられる構成となっている。
また、図5に示すように、凹部45の側壁部46と車両パネル20との間には、フロアカーペット30(延設面33の一部)と、ダッシュインナサイレンサ14と、が介在されている。ダッシュインナサイレンサ14は、例えば、フェルトなどによって形成され、吸音効果を有するものとされる。
カウルサイドトリム40の本体部41において車室外側の面(裏側の面)には、図2に示すように、クリップ座47が複数(本実施形態では2個)形成されている。クリップ座47には、クリップ(図示せず)が取り付けられる取付孔47Aが形成されている。クリップ座47は、クリップを介して、車両パネル20に組み付けられる構成となっている。
接続部51は、図1及び図2に示すように、本体部41の車両後端から、車両後方に向かって延びている。接続部51には、スカッフプレート15の前端部が重ね合わせられる形で接続されている。なお、スカッフプレート15と接続部51との接続は、例えば、接続部51に形成された取付孔52(図2参照)に対して、スカッフプレート15の裏面に形成された取付爪(図示せず)が係止されることで行われる。なお、図1においては、接続部51を破線で図示しており、図2においては、スカッフプレート15を2点鎖線で図示している。
接続部51の表面は、本体部41の表面に対して、スカッフプレート15の前端部の板厚分だけ、低い位置に形成されている。このため、スカッフプレート15が接続部51に接続された状態では、本体部41の表面とスカッフプレート15の表面とは面一をなしている。また、スカッフプレート15は、図1に示すように、車両前後方向に長い形状をなし、サイドシルパネル25の上面25Aを覆う形で配されている。
延長部61は、図1及び図2に示すように、接続部51よりも下方に配される形で本体部41の下端から延びている。言い換えると、延長部61は、カウルサイドトリム40において接続部51よりも下方に配される部分のことである。延長部61は、図3に示すように、フロアカーペット30の立壁面32の一部を側方(図3の左側)から覆う形で延びる板状をなしている。
延長部61の下端面62は、図1及び図3に示すように、フロアカーペット30のフロア面31に対して上方から当接する当接部(第1当接部)とされる。延長部61の下端面62は、図1及び図2に示すように、車両後方(図2の左側)に向かうにつれて下降傾斜する傾斜面とされ、フロアカーペット30のフロア面31の延設方向に沿って延びている。
また、延長部61の下端面62は、平面視において、車両前後に沿って延びる長手状をなしている。つまり、下端面62は、フロア面31に対して線当たり(当接箇所が線状となる形)で当接されている。
延長部61は、図4に示すように、車両後方(図4の右側)に向かうにつれて、フロアカーペット30の立壁面32に近づく形で湾曲する形状をなしている。延長部61において車両後側の周端部63の裏面64(フロアカーペット30の立壁面32側の面)は、側方(車室内側)から立壁面32に当接されている。つまり、延長部61における車両後側の周端部63の裏面64(立壁面側の面の少なくとも一部)は、フロアカーペット30の立壁面32に対して、面当たり(当接箇所が面状)で当接する当接部(第2当接部)とされる。
このように、本実施形態においては、カウルサイドトリム40は、フロアカーペット30のフロア面31及び立壁面32の双方に当接する形で車両パネル20に対して組み付けられている。
また、カウルサイドトリム40において、車両前側の側面65は、図1に示すように、フロアカーペット30の延設面33に当接される形で配されている。つまり、カウルサイドトリム40における車両前側の側面65は、延設面33に当接される当接部(第3当接部)とされる。
また、カウルサイドトリム40における車両前側の側面65(側端部)は、平面部42及び延長部61(の上部)によって構成されており、延長部61の下端面62と連結されている。そして、上述した延長部61の周端部63は、延長部61の下端面62と連結されている。これにより、本実施形態においては、カウルサイドトリム40が、フロア面31、立壁面32及び延設面33に対して連続的に当接する構成となっている。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態においては、カウルサイドトリム40の延長部61が、フロアカーペット30のフロア面31及び立壁面32の双方に当接することで、フロア面31及び立壁面32の双方を押さえる(車両パネル20側に押さえ付ける)ことができ、フロアカーペット30を確実に保持することができる。これにより、フロアカーペット30が敷設面(フロア面31及び立壁面32)に対して浮いてしまう事態(フロアカーペットのブカツキ)などを抑制できる。
上記構成において、延長部61の下端面62(第1当接部)は、フロアカーペット30のフロア面31の延設方向に沿って延びる長手状をなすものとされる。
延長部61の下端面62を長手状とすることで、フロア面31をその延設方向(本実施形態では車両前後方向)に亘って押さえることができる。これにより、フロアカーペット30のブカツキをより効果的に抑制することができる。また、延長部61の下端面62とフロア面31との当接箇所が長手状(略線状)をなすこととなるから、当該当接箇所の見栄えを良くすることができる。
また、延長部61は、フロアカーペット30の立壁面32を覆う形で延びる板状をなし、第1当接部は、延長部61の下端面62とされ、第2当接部は、延長部61における車両後側の周端部63の裏面64(延長部61における立壁面32側の面の少なくとも一部)とされる。
第2当接部は、板状をなす延長部61における立壁面32側の面とされる。これにより、第2当接部が立壁面32に対して面当たりする(第2当接部と立壁面32との当接箇所が面状をなす)こととなり、立壁面32を比較的広い範囲で確実に押さえることができる。
一方、第1当接部を板状をなす延長部61の下端面62とすることで、下端面62がフロア面31に対して線当たりする(第1当接部とフロア面31との当接箇所が線状をなす)こととなる。これにより、第1当接部が、フロア面31に対して面当たりする構成と比較して、フロア面31との接触面積を小さくすることができる。このため、例えば、カウルサイドトリム40を車両パネル20(車両)に組み付ける場合などに、第1当接部が、フロア面31におけるフロアカーペット30の毛を引きずって倒す事態を抑制できる。特に、フロア面31は、延長部61で覆われている立壁面32よりも乗員の目に付き易いから、フロア面31の毛倒れを抑制することで、その意匠性をより高くすることができる。
また、フロアカーペット30は、フロア面31における車両前側の周端から車両前方に向かうにつれて立ち上がる形で延びる延設面33を有するものであって、カウルサイドトリム40は、延設面33に当接される側面65(第3当接部)を備え、側面65は、延長部61の下端面62と連結されている。
本実施形態によれば、車両前方に向かうにつれて立ち上がる形状をなしている延設面33を側面65によって押さえることができる。一般的に、カウルサイドトリム40付近において、フロアカーペット30の延設面33(フロアカーペット30の車両前側部分)は、乗員の足が載置され易い部分とされる。このため、フロアカーペット30の延設面33は、乗員の足が当たり易く、フロアカーペット30のブカツキが特に起こりやすい。
この点、本実施形態においては、フロアカーペット30の延設面33を確実に押さえることができるから、フロアカーペット30のブカツキをより効果的に抑制することができる。また、側面65は、延長部61の下端面62と連結される形で形成されている。つまり、カウルサイドトリム40は、フロア面31と延設面33の双方に亘って、連続的に当接する構成となっている。これにより、フロア面31及び延設面33と、カウルサイドトリム40との間に隙間が生じる事態を、より確実に抑制でき、見栄えを良くすることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態において、カウルサイドトリム40は、運転席に着座した乗員の足下の右側に配置されているものを例示したが、これに限定されない。カウルサイドトリム40は、例えば助手席側に配置されるものであってもよい。また、カウルサイドトリム40は、本体部41と、接続部51と、延長部61と、を少なくとも備えていればよく、その形状は適宜変更可能である。
(2)上記実施形態においては、第1当接部として、延長部61の下端面62を例示したが、これに限定されない。第1当接部は、フロアカーペット30のフロア面31に当接されるものであればよく、その形状は長手状に限定されず適宜変更可能である。
(3)上記実施形態においては、第2当接部として、延長部61における車両後側の周端部63の裏面64を例示したが、これに限定されない。第2当接部は、フロアカーペット30の立壁面32に当接されるものであればよく、その形状は面状に限定されず適宜変更可能である。
(4)上記実施形態においては、第3当接部として、カウルサイドトリム40における車両前側の側面65を例示したが、これに限定されない。第3当接部は、第1当接部と連結されるともに、フロアカーペット30の延設面33に当接されるものであればよく、その形状は適宜変更可能である。
(5)延長部61は、カウルサイドトリム40において、接続部51より下方に配される部分であればよく、その形状は、上記実施形態で例示したものに限定されない。
(6)カウルサイドトリム40を車両パネル20に組み付けるための組付手段は、上記実施形態で例示したクリップ、ボルト12、キャップ部材13などに限定されず適宜変更可能である。例えば、カウルサイドトリム40を爪嵌合などによって、車両パネル20に組み付ける構成としてもよい。
10…車両、15…スカッフプレート、21…フロアパネル、25…サイドシルパネル、25A…サイドシルパネルの上面、30…フロアカーペット、31…フロア面、32…立壁面、33…延設面、40…カウルサイドトリム、41…本体部、51…接続部、61…延長部、62…延長部の下端面(第1当接部)、64…延長部における車両後側の周端部の裏面(第2当接部、延長部における立壁面側の面の一部)、65…カウルサイドトリムにおける車両前側の側面(第3当接部)

Claims (5)

  1. フロアパネル上に敷設されるフロア面と、サイドシルパネルを覆う形で前記フロア面に対して立ち上がる立壁面と、を有するフロアカーペットが配される車両に設けられるカウルサイドトリムであって、
    本体部と、
    前記サイドシルパネルの上面を覆う形で配されるスカッフプレートに接続され、前記本体部から延設される接続部と、
    前記接続部よりも下方に配される形で前記本体部から延びる延長部と、を備え、
    前記延長部は、
    前記フロア面に当接される第1当接部と、
    前記立壁面に当接される第2当接部と、を備えることを特徴とするカウルサイドトリム。
  2. 前記第1当接部は、前記フロアカーペットの前記フロア面の延設方向に沿って延びる長手状をなすことを特徴とする請求項1に記載のカウルサイドトリム。
  3. 前記延長部は、前記フロアカーペットの前記立壁面を覆う形で延びる板状をなし、
    前記第1当接部は、前記延長部の下端面とされ、
    前記第2当接部は、前記延長部における前記立壁面側の面の少なくとも一部とされることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカウルサイドトリム。
  4. 前記フロアカーペットは、前記フロア面における車両前側の周端から車両前方に向かうにつれて立ち上がる形で延びる延設面を有するものであって、
    当該カウルサイドトリムは、前記延設面に当接される第3当接部を備え、
    前記第3当接部は、前記第1当接部と連結されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のカウルサイドトリム。
  5. フロアパネルと、サイドシルパネルと、を少なくとも有する車両パネルと、
    前記車両パネルに敷設されるフロアカーペットと、
    前記車両パネルに対して組み付けられるカウルサイドトリムと、を備えるカウルサイドトリムの組付構造であって、
    前記フロアカーペットは、
    前記フロアパネル上に敷設されるフロア面と、
    前記サイドシルパネルを覆う形で前記フロア面に対して立ち上がる立壁面と、を有し、
    前記カウルサイドトリムは、前記フロアカーペットの前記フロア面及び前記立壁面の双方に当接する形で前記車両パネルに対して組み付けられていることを特徴とするカウルサイドトリムの組付構造。
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