JP2012243264A - 検査装置、転送処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】医療用の検査装置であって、医療用の複数の画像を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された複数の画像の全て又は一部を検査が終了する前に転送先に転送する転送手段と、画像に関連した検査情報を編集する編集手段と、転送手段で画像が転送された後に編集手段において検査情報が編集された場合、転送先へ画像を再転送するよう制御する制御手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図2
Description
転送は通常、検査終了時に行われることが多いが、X線検査システムによっては検査終了前に画像を転送する機能を有するものがある。検査の終了前に画像転送することで、よりスムーズに検査を進めることができる。但し、転送後に転送画像に付属する情報を編集すると送信先と送信元とで情報の不一致が起こるため転送後は編集を不可にする等の処置がとられていた。
図1は、医療用検査システムの機能構成の一例を示す図である。
101は、検査オーダを入力する検査オーダ入力部である。検査オーダとは撮影する患者情報と撮影内容とから構成される。検査オーダはRIS等の外部システムから入力する方法と、医療用検査システムから操作者が手動で入力する方法と、がある。
102は、デジタルX線撮影装置で撮影された医療用の放射線画像を医療用検査システムへ入力する画像入力部である。放射線画像は、ネットワークを介して入力される場合やCD−ROMやDVD等のメディアを経由して入力される場合もある。
103は、入力された放射線画像をハードディスク等の記憶装置に保持する画像保持部である。
104は、CRTや液晶モニター等の表示装置に、放射線画像や検査情報を表示する表示部である。
105は、表示装置に表示された放射線画像やこの画像に関連した検査情報に対して、画像出力や検査終了等の指示を行うマウスやキーボード等からの操作(操作情報)を入力する操作入力部である。
106は、画像と検査情報制御とを外部に転送するための画像出力部である。
107は、検査情報を編集する検査情報編集部である。
108は、画像と検査情報制御とを外部に転送するための画像出力部である。
109は、各部101〜108を相互に接続するシステムバスである。
ステップS201において、CPUは、検査オーダを入力する。外部のシステムから入力される場合と手動操作により医療用検査システムから入力される場合とがある。
次にステップS202において、CPUは、検査オーダの内容を表示する。
ステップS203において、CPUは、撮影実施が行われたかどうか判断する。撮影が行われた場合、CPUは、ステップS204で画像保存を行い、ステップS205で画像表示する。その後、CPUは、ステップS202に戻り、撮影実施されたことを示すように検査オーダ情報を更新する。
ステップS203で撮影実施が行われなかったと判断した場合、CPUは、ステップS206へ進み、検査情報編集指示が行われたか判断する。検査情報編集指示が行われた場合、CPUは、ステップS207へ進み検査情報編集処理を行う。ここでいう検査情報とは、患者名や誕生日といった患者情報や、受付番号、検査記述といった項目である。
検査情報編集が終わるとステップS202に戻り、CPUは、検査オーダ情報を更新する。
ステップS208で転送指示ではないと判断した場合、CPUは、ステップS210へ進み検査終了指示が行われたかどうか判断する。検査終了指示ではないと判断した場合、CPUは、ステップS202に戻る。
ステップS210で終了指示と判断した場合、CPUは、ステップS211に進み、検査終了までに転送処理が行われたかどうか判断する。もし、転送処理が行われていなければ、CPUは、ステップS212へ進み検査に含まれる全画像を転送する。
ステップS211で検査終了までに転送処理が行われたと判断した場合、CPUは、ステップS213へ進み、転送処理後に編集が行われたかどうか判断する。転送後に編集が行われたと判断した場合、CPUは、ステップS212へ進み、検査に含まれる全画像を転送する。ステップS213で転送後に編集が行わなかったと判断した場合、CPUは、ステップS214へ進み、未転送画像のみ出力する。
302は、画像表示領域である。撮影した画像が画像表示領域302に表示される。
303は、患者情報表示領域である。患者情報表示領域303には、患者名、患者ID、年齢等が表示され、編集することも可能である。
304は、Study情報表示領域である。Study情報表示領域304には、受付番号、検査記述の内容が表示され、編集することも可能である。
305は、撮影プロトコル情報である。撮影プロトコル情報305には、撮影するプロトコル名と共に、そのプロトコルの状態も表示される。
306は、Study情報表示領域である。Study情報表示領域306には、Study情報表示領域304とは別のStudy情報が表示される。この領域は可変であり、Studyが1つしかない場合は表示されない。307,308は、306のStudyに含まれる撮影プロトコルである。
309は、転送指示ボタンである。この転送指示ボタン309が押下されるとそれまでに撮影された画像のうち未撮影のものが転送される。転送済のものについても転送後に検査情報編集が行われた場合は転送対象に含められるようにしてもよい。
310は、検査終了ボタンである。検査終了ボタン310が押下されると、撮影済の画像のうち、未転送のものが転送される。転送済のものについても転送後に検査情報編集が行われた場合は転送対象に含められる。
401は、未撮影のプロトコルの表示例である。撮影プロトコル領域に未撮影とわかる表示が行われる。
402は、撮影済のプロトコルの表示例である。撮影プロトコル領域に撮影済とわかる表示が行われると共に撮影画像を示すアイコン403が表示される。
404は、撮影済画像を転送した場合の表示例である。撮影プロトコル領域に出力済とわかる表示が行われる。
医療用検査システムは、表示を文字で行ってもよいし、アイコンや色による変化を加えてもよい。
この例では、501と502との撮影が実施された後、転送処理が行われ、その後で503の撮影が行われている。
この後、検査終了が行われ、情報の変更がなければ503の画像のみ出力される。
何かしらの検査情報編集が行われていれば編集された検査情報が付与され、501,502の画像も合わせて転送される。
実施形態1では編集した項目に関わらず、編集が行われると全ての画像が再転送されている。
次に、図6に示すフローチャートを用いて、本実施形態2における医療用検査システムの動作について説明する。図6は、実施形態2の医療用検査システムの動作について説明するフローチャートである。なお、以下では説明の簡略化のため、CPUが処理を行うものとして説明を行う。
ステップS601において、CPUは、検査オーダを入力する。外部のシステムから入力される場合と手動操作により医療用検査システムから入力される場合とがある。
次にステップS602において、CPUは、検査オーダの内容を表示する。
ステップS603において、CPUは、撮影実施が行われたかどうか判断する。撮影が行われた場合、CPUは、ステップS604で画像保存を行い、ステップS605で画像表示する。その後、CPUは、ステップS602に戻り、撮影実施されたことを示すように検査オーダ情報を更新する。
ステップS603で撮影実施が行われなかったと判断した場合、CPUは、ステップS606へ進み、検査情報編集指示が行われたか判断する。検査情報編集指示が行われた場合、CPUは、ステップS607へ進み検査情報編集処理を行う。ここでいう検査情報とは、患者名や誕生日といった患者情報や、受付番号、検査記述といった項目である。
検査情報編集が終わるとステップS602に戻り、検査オーダ情報を更新する。その際、既に転送済の画像に含まれる情報の編集があった場合は、それを示す表示を行う。
ステップS608で転送指示ではないと判断した場合、CPUは、ステップS610へ進み検査終了指示が行われたかどうか判断する。検査終了指示ではないと判断した場合、CPUは、ステップS602に戻る。
ステップS610で終了指示と判断した場合、CPUは、ステップS611に進み、検査終了までに転送処理が行われたかどうか判断する。もし、転送処理が行われていなければ、CPUステップS612へ進み検査に含まれる全画像を転送する。
ステップS611で検査終了までに転送処理が行われたと判断した場合、CPUは、ステップS613へ進み、未転送画像のみ出力する。その後、CPUは、ステップS614へ進み転送処理後に編集が行われたかどうか判断する。転送後に編集が行われたと判断した場合、CPUは、ステップS615へ進み編集した項目を含む転送済画像を再転送する。
701は、撮影済画像を転送した後、編集を行い編集内容が転送済情報と不一致する場合の表示例である。702に情報の変更があったことを示すアイコンが表示されている。
医療用検査システムは、表示を文字で行ってもよいし、色やダイアログによる警告を行ってもよい。
図8は、検査情報の表示例を示す図である。
この例では、802と803との撮影が実施された後、転送処理が行われ、その後で804の撮影が行われている。
この後、801に示すように患者名が変更されている。
この場合、既に出力されている802と803との検査情報の不一致が発生してしまうため、医療用検査システムは、検査終了時には編集された患者名を反映して
802と803との画像が804と共に転送先に転送される。
図9は、検査情報の表示例を示す図である。
この例では、902と903との撮影が実施された後、転送処理が行われ、その後で904の撮影が行われている。
この後、901に示すように検査記述の内容が変更されている。
この場合、既に出力されている802と803とのうち、802の検査情報の不一致が発生してしまう。そのため、医療用検査システムは、検査終了時には編集された検査記述を反映して802の画像が804と共に転送される。
1002、1004は、操作者が出力先の有効/無効の切り替えのためのチェックボックスである。ここで有効設定されている出力先に転送ボタン押下時及び検査終了時に転送が行われる。
1003、1005は、出力先切り替えボタンである。操作者は、このボタンを用いて事前登録されている複数の出力先から選択することができる。
1006は、転送実行ボタンである。このボタンが押下されると、医療用検査システムは、転送処理を実行する。
医療用検査システムは、転送処理において、これまでに撮影されている画像のうち未転送の画像を全て転送する。その際、医療用検査システムは、転送済の画像のうち、編集操作によって検査情報の不一致が発生してしまう画像を含めて転送する。
転送後に設定が変更された場合、医療用検査システムは、転送済画像であっても未転送の転送先には出力する。
上述した実施形態では、医療用検査システムは、検査終了時に編集内容と転送済状況とを基に再送判断及び転送処理を行う例を説明した。しかしながら、医療用検査システムは、同様の判断を、検査保留指示が行われたとき若しくは編集確定時に行ってもよい。更に、医療用検査システムは、転送先設定により検査途中で出力しないように設定した場合であっても、編集が既に転送済の画像に影響がある場合は、再出力処理を行うようにしてもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (5)
- 医療用の検査装置であって、
医療用の複数の画像を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された複数の画像の全て又は一部を検査が終了する前に転送先に転送する転送手段と、
画像に関連した検査情報を編集する編集手段と、
前記転送手段で画像が転送された後に前記編集手段において検査情報が編集された場合、前記転送先へ画像を再転送するよう制御する制御手段と、
を有する検査装置。 - 前記制御手段は、前記転送手段で画像が転送された後に前記編集手段において検査情報が編集された場合、前記記憶手段に記憶された複数の画像の全てを前記転送先へ再転送するよう制御する請求項1記載の検査装置。
- 前記制御手段は、前記転送手段で画像が転送された後に前記編集手段において検査情報が編集された場合、前記記憶手段に記憶された複数の画像のうち、編集された検査情報の項目を含む画像を前記転送先へ再転送するよう制御する請求項1記載の検査装置。
- 医療用の検査装置が実行する転送処理方法であって、
医療用の複数の画像を記憶装置に記憶する記憶ステップと、
前記記憶装置に記憶された複数の画像の全て又は一部を検査が終了する前に転送先に転送する転送ステップと、
画像に関連した検査情報を編集する編集ステップと、
前記転送ステップで画像が転送された後に前記編集ステップにおいて検査情報が編集された場合、前記転送先へ画像を再転送するよう制御する制御ステップと、
を含む転送処理方法。 - コンピュータに、
医療用の複数の画像を記憶装置に記憶する記憶ステップと、
前記記憶装置に記憶された複数の画像の全て又は一部を検査が終了する前に転送先に転送する転送ステップと、
画像に関連した検査情報を編集する編集ステップと、
前記転送ステップで画像が転送された後に前記編集ステップにおいて検査情報が編集された場合、前記転送先へ画像を再転送するよう制御する制御ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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