JP2002027450A - 情報処理システム、装置、方法、画像撮影装置、画像処理装置及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理システム、装置、方法、画像撮影装置、画像処理装置及び記憶媒体

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JP2002027450A
JP2002027450A JP2000200830A JP2000200830A JP2002027450A JP 2002027450 A JP2002027450 A JP 2002027450A JP 2000200830 A JP2000200830 A JP 2000200830A JP 2000200830 A JP2000200830 A JP 2000200830A JP 2002027450 A JP2002027450 A JP 2002027450A
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Koji Takekoshi
康治 竹越
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力データの転送操作の煩雑さを解消し、あ
るいはオフラインで撮影した画像を容易にオンライン化
することができ、作業効率を向上することができる情報
処理システム等を提供する。 【解決手段】 オンラインで且つこれから撮影する画像
データが転送必要であるが転送先装置が転送受信可能で
ない場合や、オフラインであるが画像データの転送が必
要な場合は、撮影した画像データ及び転送先アドレス等
の情報が含まれる転送キューを作成して、これをハード
ディスク109に記憶する。次回の起動時には、OS起
動、撮影処理用のアプリケーションソフトの起動後、ハ
ードディスク109内の転送キューを解析し、その転送
先アドレスで特定される転送先装置からステータスを取
得し、転送が可能ならば、画像データをその転送先装置
に対して転送した後、ハードディスク109から転送キ
ューを削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、画像データ等の
データを入力し、入力したデータを外部装置に転送する
等の出力を行う情報処理システム、装置、方法、画像撮
影装置、画像処理装置及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像データ等のデータを撮影等を
介して入力し、入力したデータをネットワークを通じて
外部装置に転送する等の出力を行う情報処理システムが
知られている。このシステムでは、入力したデータをオ
ンラインで直ちに外部の転送先装置に転送したり、ある
いはオフラインで入力して一旦保存しておき、後日転送
先装置に転送したりしている。
【0003】例えば、医療の分野では、医療診断を目的
としたX線撮影は一般に、X線検出部に増感紙とフィル
ムとを組み合わせたX線写真方式で広く行われている。
この方式では、被検者を透過したX線が増感紙に入射す
ると、増感紙に含まれる蛍光体がX線エネルギを吸収し
て蛍光を発し、この蛍光がX線フィルムを感光させて、
フィルム上に放射線画像を潜像として形成する。このフ
ィルムを現像、定着処理することで、X線画像を可視化
して読影を行うようにしている。
【0004】ところが近年、デジタル技術の進歩により
X線画像をデジタルデータとして検出、生成する装置が
開発され、実用されている。一例として、X線に対して
感度を有し、検出したX線をその強度に応じた電気信号
に変換して出力する固体撮像素子を利用して、これらの
素子からのアナログ信号をA/D変換によってデジタル
データとして取り出す平面センサパネルを用いたX線撮
影装置等が挙げられる。
【0005】このようなX線撮影装置では、従来のフィ
ルム・スクリーン系の装置と比べはるかに小型であり、
さらに被検者の被爆量を軽減することができること等か
ら、あらゆる分野で積極的に使用され始めている。例え
ば、集団検診等の検診バスに車載され、移動して撮影す
ることも行われる状況となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のX線画像をデジタルデータとして取り出すX線撮影
装置のような情報処理装置では、オフラインで撮影する
場合、撮影して得たデジタルデータは装置内部のハード
ディスク等のメモリに一旦記憶される。そして、得られ
た画像データを診断に利用するためには、ネットワーク
等を通じて診断装置、レーザーイメージャ、画像サーバ
等の外部装置に転送、移動しなければならない。ところ
が、例えば医用画像はDICOM(digital Imaging an
d Communications in Medicine)規格に準拠しており、
診断装置、レーザーイメージャ、画像サーバに転送する
にはDICOMのプロトコルを用いなければならず容易
ではない。しかも各画像データの転送先が各々異なる場
合は、各画像についてその転送先装置の状態を個々に確
認しながら転送操作を行ったり、転送先を設定し直さな
ければならない。保存される画像データは時には何百と
いう大量のものになることがあり、数が膨大になると転
送操作には大変な労力と時間が必要とされ、効率的な利
用が困難であるという問題があった。
【0007】一方、集団検診においては、例えば1時間
で100人程度の撮影を行うことが多くあり、撮影装置
の画像処理の負担が大きくなって撮影に支障が出る場合
があるという問題があった。
【0008】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その第1の目的は、入力デー
タの転送操作の煩雑さを解消し、作業効率を向上するこ
とができる情報処理システム、装置、方法及び記憶媒体
を提供することにある。また、本発明の第2の目的は、
オフラインで撮影した画像を容易にオンライン化するこ
とができ、作業効率を向上することができる情報処理シ
ステム、方法、画像撮影装置、画像処理装置及び記憶媒
体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明の請求項1の情報処理システムは、情報
入力部と情報出力部とから構成される情報処理システム
において、前記情報入力部は、所定データを入力するデ
ータ入力手段と、該データ入力手段により入力された所
定データに対応して、該所定データと該データの転送先
装置を示す転送先アドレスとを含む転送キューを作成す
る転送キュー作成手段と、該転送キュー作成手段により
作成された転送キューを所定の記憶媒体に格納するキュ
ー格納手段とを備え、前記情報出力部は、前記キュー格
納手段により格納された転送キューを前記所定の記憶媒
体から読み出すキュー読み出し手段と、該キュー読み出
し手段により読み出された転送キュー中の転送先アドレ
スから転送先装置を特定する転送先特定手段と、前記転
送キュー中の所定データを前記特定された転送先装置に
対して転送するための制御を行う転送制御手段とを備え
たことを特徴とする。
【0010】同じ目的を達成するために本発明の請求項
2の情報処理システムは、上記請求項1記載の構成にお
いて、前記転送先特定手段により特定された転送先装置
のステータスを取得するステータス取得手段を備え、前
記転送制御手段は、前記ステータス取得手段により取得
されたステータスに基づいて転送が可能である場合にの
み前記特定された転送先装置に対して前記所定データを
転送することを特徴とする。
【0011】同じ目的を達成するために本発明の請求項
3の情報処理システムは、上記請求項1または2記載の
構成において、前記転送キューには、前記特定された転
送先装置からの画像データの入力及び転送の要求に対す
る処理終了通知の情報、並びに当該情報処理システムの
状態に関する情報の少なくとも一方が含まれることを特
徴とする。
【0012】同じ目的を達成するために本発明の請求項
4の情報処理システムは、上記請求項2または3記載の
構成において、前記転送先装置のステータスには、該転
送先装置の転送受け付けの可否の情報及び該転送先装置
における転送データ記憶のための残容量の情報の少なく
とも一方が含まれることを特徴とする。
【0013】同じ目的を達成するために本発明の請求項
5の情報処理システムは、上記請求項1〜4のいずれか
1項に記載の構成において、前記転送先装置は、プリン
タ、サーバ、ビューワ、病院情報システム(HIS/R
IS)及びコンピュータの少なくとも1つであることを
特徴とする。
【0014】同じ目的を達成するために本発明の請求項
6の情報処理システムは、上記請求項1〜5のいずれか
1項に記載の構成において、前記情報入力部は、前記デ
ータ入力手段によるデータ入力時に、該データ入力手段
により入力された所定データを前記転送先装置に直ちに
転送可能か否かを判別する転送可否判別手段を備え、該
転送可否判別手段による判別の結果、直ちに転送可能で
ない場合は、前記情報入力部の前記転送キュー作成手段
は前記転送キューを作成する一方、前記転送可否判別手
段による判別の結果、直ちに転送可能である場合は、前
記情報入力部の前記転送キュー作成手段は前記転送キュ
ーを作成することなく、前記情報出力部の前記転送制御
手段は、前記入力された所定データを前記転送先装置に
対して直ちに転送することを特徴とする。
【0015】同じ目的を達成するために本発明の請求項
7の情報処理システムは、上記請求項1〜6のいずれか
1項に記載の構成において、前記転送制御手段により、
前記転送キュー中の所定データが前記特定された転送先
装置に対して転送された後、該転送キューを前記所定の
記憶媒体から削除するキュー削除手段を備えたことを特
徴とする。
【0016】同じ目的を達成するために本発明の請求項
8の情報処理システムは、上記請求項1〜7のいずれか
1項に記載の構成において、前記所定データは画像デー
タであることを特徴とする。
【0017】同じ目的を達成するために本発明の請求項
9の情報処理システムは、上記請求項1〜8のいずれか
1項に記載の構成において、前記情報入力部は、被写体
を撮影する撮影手段を備え、前記データ入力手段は、前
記撮影手段により撮影されて得られた画像データを前記
所定データとして入力することを特徴とする。
【0018】同じ目的を達成するために本発明の請求項
10の情報処理システムは、上記請求項9記載の構成に
おいて、前記所定データは医用画像データであり、前記
撮影手段は、X線撮影が可能であることを特徴とする。
【0019】同じ目的を達成するために本発明の請求項
11の情報処理システムは、上記請求項10記載の構成
において、前記撮影手段は、X線撮影用カセッテを備え
たことを特徴とする。
【0020】同じ目的を達成するために本発明の請求項
12の情報処理システムは、上記請求項1〜11のいず
れか1項に記載の構成において、前記キュー読み出し手
段による前記転送キューの読み出し、前記転送先特定手
段による前記転送先装置の特定及び前記転送制御手段に
よる前記転送するための制御は、オペレーティングシス
テムの起動後、直ちに行われることを特徴とする。
【0021】同じ目的を達成するために本発明の請求項
13の情報処理システムは、上記請求項1〜12のいず
れか1項に記載の構成において、前記転送先装置に対し
て物理的に分離可能で、且つ可搬型に構成されたことを
特徴とする。
【0022】同じ目的を達成するために本発明の請求項
14の情報処理システムは、上記請求項13記載の構成
において、車載可能に構成されたことを特徴とする。
【0023】同じ目的を達成するために本発明の請求項
15の情報処理システムは、上記請求項1〜14のいず
れか1項に記載の構成において、前記情報入力部は、前
記情報出力部に対して物理的に分離可能で、且つ可搬型
に構成されたことを特徴とする。
【0024】同じ目的を達成するために本発明の請求項
16の情報処理システムは、上記請求項15記載の構成
において、前記情報入力部は、車載可能に構成されたこ
とを特徴とする。
【0025】同じ目的を達成するために本発明の請求項
17の情報処理システムは、上記請求項1〜16のいず
れか1項に記載の構成において、前記所定の記憶媒体
は、可搬型の外部記憶媒体として構成されたことを特徴
とする。
【0026】同じ目的を達成するために本発明の請求項
18の情報処理システムは、上記請求項1〜16のいず
れか1項に記載の構成において、前記所定の記憶媒体
は、前記情報入力部に備えられたメモリ及び前記情報出
力部に備えられたメモリの少なくとも一方であることを
特徴とする。
【0027】同じ目的を達成するために本発明の請求項
19の情報処理システムは、請求項1〜18のいずれか
1項に記載の情報処理システムと前記転送先装置とが通
信可能に接続されて構成されたことを特徴とする。
【0028】同じ目的を達成するために本発明の請求項
20の情報処理システムは、請求項1〜18のいずれか
1項に記載の情報処理システムにおける情報出力部と前
記転送先装置とが通信可能に接続されて構成されたこと
を特徴とする。
【0029】同じ目的を達成するために本発明の請求項
21の情報処理装置は、請求項1〜20のいずれか1項
に記載の情報処理システムにおける情報入力部に適用可
能であることを特徴とする。
【0030】同じ目的を達成するために本発明の請求項
22の情報処理装置は、請求項1〜20のいずれか1項
に記載の情報処理システムにおける情報出力部に適用可
能であることを特徴とする。
【0031】同じ目的を達成するために本発明の請求項
23の情報処理方法は、所定データと該データの転送先
装置を示す転送先アドレスとを含む転送キューが格納さ
れた所定の記憶媒体から前記転送キューを読み出すキュ
ー読み出し工程と、該キュー読み出し工程により読み出
された転送キュー中の転送先アドレスから転送先装置を
特定する転送先特定工程と、前記転送キュー中の所定デ
ータを前記特定された転送先装置に対して転送するため
の制御を行う転送制御工程とを有することを特徴とす
る。
【0032】同じ目的を達成するために本発明の請求項
24の情報処理方法は、上記請求項23記載の構成にお
いて、所定データを入力するデータ入力工程と、該デー
タ入力工程により入力された所定データに対応して、前
記転送キューを作成する転送キュー作成工程と、該転送
キュー作成工程により作成された転送キューを前記所定
の記憶媒体に格納するキュー格納工程とを有することを
特徴とする。
【0033】同じ目的を達成するために本発明の請求項
25の情報処理方法は、所定データを入力するデータ入
力工程と、該データ入力工程により入力された所定デー
タに対応して、該所定データと該データの転送先装置を
示す転送先アドレスとを含む転送キューを作成する転送
キュー作成工程と、該転送キュー作成工程により作成さ
れた転送キューを所定の記憶媒体に格納するキュー格納
工程と、前記キュー格納工程により格納された転送キュ
ーを前記所定の記憶媒体から読み出すキュー読み出し工
程と、該キュー読み出し工程により読み出された転送キ
ュー中の転送先アドレスから転送先装置を特定する転送
先特定工程と、前記転送キュー中の所定データを前記特
定された転送先装置に対して転送するための制御を行う
転送制御工程とを有することを特徴とする。
【0034】同じ目的を達成するために本発明の請求項
26の情報処理方法は、上記請求項23〜25のいずれ
か1項に記載の構成において、前記転送先特定工程によ
り特定された転送先装置のステータスを取得するステー
タス取得工程を有し、前記転送制御工程は、前記ステー
タス取得工程により取得されたステータスに基づいて転
送が可能である場合にのみ前記特定された転送先装置に
対して前記所定データを転送することを特徴とする。
【0035】同じ目的を達成するために本発明の請求項
27の情報処理方法は、上記請求項23〜26のいずれ
か1項に記載の構成において、前記転送キューには、前
記特定された転送先装置からの画像データの入力及び転
送の要求に対する処理終了通知の情報、並びにデータ入
力処理の状態に関する情報の少なくとも一方が含まれる
ことを特徴とする。
【0036】同じ目的を達成するために本発明の請求項
28の情報処理方法は、上記請求項26記載の構成にお
いて、前記転送先装置のステータスには、該転送先装置
の転送受け付けの可否の情報及び該転送先装置における
転送データ記憶のための残容量の情報の少なくとも一方
が含まれることを特徴とする。
【0037】同じ目的を達成するために本発明の請求項
29の情報処理方法は、上記請求項23〜28のいずれ
か1項に記載の構成において、前記転送先装置は、プリ
ンタ、サーバ、ビューワ、病院情報システム(HIS/
RIS)及びコンピュータの少なくとも1つであること
を特徴とする。
【0038】同じ目的を達成するために本発明の請求項
30の情報処理方法は、上記請求項24または25記載
の構成において、前記データ入力工程によるデータ入力
時に、該データ入工程により入力された所定データを前
記転送先装置に直ちに転送可能か否かを判別する転送可
否判別工程を有し、該転送可否判別工程による判別の結
果、直ちに転送可能でない場合は、前記転送キュー作成
工程は前記転送キューを作成する一方、前記転送可否判
別工程による判別の結果、直ちに転送可能である場合
は、前記転送キュー作成工程は前記転送キューを作成す
ることなく、前記転送制御工程は、前記入力された所定
データを前記転送先装置に対して直ちに転送することを
特徴とする。
【0039】同じ目的を達成するために本発明の請求項
31の情報処理方法は、上記請求項23〜30のいずれ
か1項に記載の構成において、前記転送制御工程によ
り、前記転送キュー中の所定データが前記特定された転
送先装置に対して転送された後、該転送キューを前記所
定の記憶媒体から削除するキュー削除工程を有すること
を特徴とする。
【0040】同じ目的を達成するために本発明の請求項
32の情報処理方法は、上記請求項23〜31のいずれ
か1項に記載の構成において、前記所定データは画像デ
ータであることを特徴とする。
【0041】同じ目的を達成するために本発明の請求項
33の情報処理方法は、上記請求項24または25記載
の構成において、被写体を撮影する撮影工程を有し、前
記データ入力工程は、前記撮影工程により撮影されて得
られた画像データを前記所定データとして入力すること
を特徴とする。
【0042】同じ目的を達成するために本発明の請求項
34の情報処理方法は、上記請求項33記載の構成にお
いて、前記所定データは医用画像データであり、前記撮
影工程は、X線撮影が可能であることを特徴とする。
【0043】同じ目的を達成するために本発明の請求項
35の情報処理方法は、上記請求項34記載の構成にお
いて、前記撮影工程は、X線撮影用カセッテを用いて撮
影を行うことを特徴とする。
【0044】同じ目的を達成するために本発明の請求項
36の情報処理方法は、上記請求項23〜35のいずれ
か1項に記載の構成において、前記キュー読み出し工程
による前記転送キューの読み出し、前記転送先特定工程
による前記転送先装置の特定及び前記転送制御工程によ
る前記転送するための制御は、オペレーティングシステ
ムの起動後、直ちに行われることを特徴とする。
【0045】同じ目的を達成するために本発明の請求項
37の情報処理方法は、上記請求項23〜36のいずれ
か1項に記載の構成において、前記所定の記憶媒体は、
可搬型の外部記憶媒体として構成されたことを特徴とす
る。
【0046】同じ目的を達成するために本発明の請求項
38の記憶媒体は、情報処理方法で使用されるプログラ
ムを記憶した記憶媒体において、所定データと該データ
の転送先装置を示す転送先アドレスとを含む転送キュー
が格納された所定の記憶媒体から前記転送キューを読み
出すキュー読み出し工程のコードと、該キュー読み出し
工程のコードにより読み出された転送キュー中の転送先
アドレスから転送先装置を特定する転送先特定工程のコ
ードと、前記転送キュー中の所定データを前記特定され
た転送先装置に対して転送するための制御を行う転送制
御工程のコードとを記憶したことを特徴とする。
【0047】同じ目的を達成するために本発明の請求項
39の記憶媒体は、上記請求項38記載の構成におい
て、所定データを入力するデータ入力工程のコードと、
該データ入力工程のコードにより入力された所定データ
に対応して、前記転送キューを作成する転送キュー作成
工程のコードと、該転送キュー作成工程のコードにより
作成された転送キューを前記所定の記憶媒体に格納する
キュー格納工程のコードとを記憶したことを特徴とす
る。
【0048】同じ目的を達成するために本発明の請求項
40の記憶媒体は、所定データを入力するデータ入力工
程のコードと、該データ入力工程のコードにより入力さ
れた所定データに対応して、該所定データと該データの
転送先装置を示す転送先アドレスとを含む転送キューを
作成する転送キュー作成工程のコードと、該転送キュー
作成工程のコードにより作成された転送キューを所定の
記憶媒体に格納するキュー格納工程のコードと、前記キ
ュー格納工程のコードにより格納された転送キューを前
記所定の記憶媒体から読み出すキュー読み出し工程のコ
ードと、該キュー読み出し工程のコードにより読み出さ
れた転送キュー中の転送先アドレスから転送先装置を特
定する転送先特定工程のコードと、前記転送キュー中の
所定データを前記特定された転送先装置に対して転送す
るための制御を行う転送制御工程のコードとを記憶した
ことを特徴とする。
【0049】上記第2の目的を達成するために本発明の
請求項41の情報処理システムは、画像撮影装置と画像
処理装置とから構成される情報処理システムにおいて、
前記画像撮影装置は、被写体画像を撮影する撮影手段
と、該撮影手段により撮影された画像に基づく画像デー
タ、該画像データの画像属性データ及び該画像データの
画像処理キューを作成する情報作成手段と、該情報作成
手段により作成された画像データ、画像属性データ及び
画像処理キューを可搬記録媒体に保存する情報保存手段
とを備え、前記画像処理装置は、前記可搬記録媒体に保
存された画像データ、画像属性データ及び画像処理キュ
ーを読み出す情報読み出し手段と、該情報読み出し手段
により読み出された画像データ、画像属性データ及び画
像処理キューに基づいて出力処理を行う出力処理手段と
を備えたことを特徴とする。
【0050】同じ目的を達成するために本発明の請求項
42の情報処理システムは、上記請求項41記載の構成
において、前記出力処理手段は、前記情報読み出し手段
により読み出された画像データ、画像属性データ及び画
像処理キューに基づいて、前記画像データに対して画像
処理を施すと共に、該画像処理を施した画像データを、
前記画像属性データ及び前記画像処理キューと共に出力
することを特徴とする。
【0051】同じ目的を達成するために本発明の請求項
43の情報処理システムは、上記請求項42記載の構成
において、前記情報作成手段は、前記画像属性データを
作成する際に該画像属性データに前記画像処理を行うべ
き旨の情報を含めることが可能であり、前記出力処理手
段による前記画像データに対する前記画像処理は、前記
画像属性データに前記画像処理を行うべき旨の情報が含
まれている場合にのみなされることを特徴とする。
【0052】同じ目的を達成するために本発明の請求項
44の情報処理システムは、上記請求項41記載の構成
において、前記情報作成手段は、前記撮影手段により撮
影された画像に対して画像処理を施すことを介して前記
画像データを作成し、前記情報保存手段は、前記画像処
理が施された後の画像データを、前記画像属性データ及
び前記画像処理キューと共に前記可搬記録媒体に保存す
ることを特徴とする。
【0053】同じ目的を達成するために本発明の請求項
45の情報処理システムは、上記請求項41記載の構成
において、前記情報作成手段は、前記撮影手段により撮
影された画像に対して前画像処理を施すことを介して前
記画像データを作成し、前記情報保存手段は、前記前画
像処理が施された後の画像データを、前記画像属性デー
タ及び前記画像処理キューと共に前記可搬記録媒体に保
存する一方、前記出力処理手段は、前記情報読み出し手
段により読み出された画像データ、画像属性データ及び
画像処理キューに基づいて、前記画像データに対して後
画像処理を施すと共に、前記後画像処理を施した画像デ
ータを、前記画像属性データ及び前記画像処理キューと
共に出力することを特徴とする。
【0054】同じ目的を達成するために本発明の請求項
46の情報処理システムは、上記請求項45記載の構成
において、前記情報作成手段は、前記画像属性データを
作成する際に該画像属性データに前記後画像処理を行う
べき旨の情報を含めることが可能であり、前記出力処理
手段による前記画像データに対する前記後画像処理は、
前記画像属性データに前記後画像処理を行うべき旨の情
報が含まれている場合にのみなされることを特徴とす
る。
【0055】同じ目的を達成するために本発明の請求項
47の情報処理システムは、上記請求項41〜46のい
ずれか1項に記載の構成において、前記画像データは医
用画像であり、前記画像属性データには、患者情報、撮
影情報、出力先情報及び画像処理に関する情報の少なく
とも1つが含まれることを特徴とする。
【0056】同じ目的を達成するために本発明の請求項
48の情報処理システムは、上記請求項41〜47のい
ずれか1項に記載の構成において、前記画像データは医
用画像であり、前記画像処理キューには、前記画像デー
タのファイル名及び患者情報の少なくとも一方が含まれ
ることを特徴とする。
【0057】同じ目的を達成するために本発明の請求項
49の情報処理システムは、上記請求項41〜48のい
ずれか1項に記載の構成において、前記情報読み出し手
段による読み出し処理は、前記画像処理装置におけるア
プリケーションソフトウェアの起動後自動的に開始され
ることを特徴とする。
【0058】同じ目的を達成するために本発明の請求項
50の情報処理システムは、上記請求項41〜49のい
ずれか1項に記載の構成において、前記画像撮影装置
は、車載可能に構成されたことを特徴とする。
【0059】同じ目的を達成するために本発明の請求項
51の情報処理システムは、上記請求項41〜50のい
ずれか1項に記載の構成において、前記画像処理装置
は、前記出力処理手段による出力処理後に、前記画像デ
ータ、前記画像属性データ及び前記画像処理キューの少
なくとも1つを削除する情報削除手段を備えたことを特
徴とする。
【0060】同じ目的を達成するために本発明の請求項
52の情報処理方法は、画像撮影装置と画像処理装置と
から構成される情報処理システムにおける情報処理方法
において、前記画像撮影装置において、被写体画像を撮
影する撮影工程と、該撮影工程により撮影された画像に
基づく画像データ、該画像データの画像属性データ及び
該画像データの画像処理キューを作成する情報作成工程
と、該情報作成工程により作成された画像データ、画像
属性データ及び画像処理キューを可搬記録媒体に保存す
る情報保存工程とを有すると共に、前記画像処理装置に
おいて、前記可搬記録媒体に保存された画像データ、画
像属性データ及び画像処理キューを読み出す情報読み出
し工程と、該情報読み出し工程により読み出された画像
データ、画像属性データ及び画像処理キューに基づいて
出力処理を行う出力処理工程とを有することを特徴とす
る。
【0061】同じ目的を達成するために本発明の請求項
53の情報処理方法は、上記請求項52記載の構成にお
いて、前記出力処理工程は、前記情報読み出し工程によ
り読み出された画像データ、画像属性データ及び画像処
理キューに基づいて、前記画像データに対して画像処理
を施すと共に、該画像処理を施した画像データを、前記
画像属性データ及び前記画像処理キューと共に出力する
ことを特徴とする。
【0062】同じ目的を達成するために本発明の請求項
54の情報処理方法は、上記請求項53記載の構成にお
いて、前記情報作成工程は、前記画像属性データを作成
する際に該画像属性データに前記画像処理を行うべき旨
の情報を含めることが可能であり、前記出力処理工程に
よる前記画像データに対する前記画像処理は、前記画像
属性データに前記画像処理を行うべき旨の情報が含まれ
ている場合にのみなされることを特徴とする。
【0063】同じ目的を達成するために本発明の請求項
55の情報処理方法は、上記請求項52記載の構成にお
いて、前記情報作成工程は、前記撮影工程により撮影さ
れた画像に対して画像処理を施すことを介して前記画像
データを作成し、前記情報保存工程は、前記画像処理が
施された後の画像データを、前記画像属性データ及び前
記画像処理キューと共に前記可搬記録媒体に保存するこ
とを特徴とする。
【0064】同じ目的を達成するために本発明の請求項
56の情報処理方法は、上記請求項52記載の構成にお
いて、前記情報作成工程は、前記撮影工程により撮影さ
れた画像に対して前画像処理を施すことを介して前記画
像データを作成し、前記情報保存工程は、前記前画像処
理が施された後の画像データを、前記画像属性データ及
び前記画像処理キューと共に前記可搬記録媒体に保存す
る一方、前記出力処理工程は、前記情報読み出し工程に
より読み出された画像データ、画像属性データ及び画像
処理キューに基づいて、前記画像データに対して後画像
処理を施すと共に、前記後画像処理を施した画像データ
を、前記画像属性データ及び前記画像処理キューと共に
出力することを特徴とする。
【0065】同じ目的を達成するために本発明の請求項
57の情報処理方法は、上記請求項56記載の構成にお
いて、前記情報作成工程は、前記画像属性データを作成
する際に該画像属性データに前記後画像処理を行うべき
旨の情報を含めることが可能であり、前記出力処理工程
による前記画像データに対する前記後画像処理は、前記
画像属性データに前記後画像処理を行うべき旨の情報が
含まれている場合にのみなされることを特徴とする。
【0066】同じ目的を達成するために本発明の請求項
58の情報処理方法は、上記請求項52〜57のいずれ
か1項に記載の構成において、前記画像データは医用画
像であり、前記画像属性データには、患者情報、撮影情
報、出力先情報及び画像処理に関する情報の少なくとも
1つが含まれることを特徴とする。
【0067】同じ目的を達成するために本発明の請求項
59の情報処理方法は、上記請求項52〜58のいずれ
か1項に記載の構成において、前記画像データは医用画
像であり、前記画像処理キューには、前記画像データの
ファイル名及び患者情報の少なくとも一方が含まれるこ
とを特徴とする。
【0068】同じ目的を達成するために本発明の請求項
60の情報処理方法は、上記請求項52〜59のいずれ
か1項に記載の構成において、前記情報読み出し工程に
よる読み出し処理は、前記画像処理装置におけるアプリ
ケーションソフトウェアの起動後自動的に開始されるこ
とを特徴とする。
【0069】同じ目的を達成するために本発明の請求項
61の情報処理方法は、上記請求項52〜60のいずれ
か1項に記載の構成において、前記画像撮影装置は、車
載可能に構成されたことを特徴とする。
【0070】同じ目的を達成するために本発明の請求項
62の情報処理方法は、上記請求項52〜61のいずれ
か1項に記載の構成において、前記画像処理装置におけ
る前記出力処理工程による出力処理後に、前記画像デー
タ、前記画像属性データ及び前記画像処理キューの少な
くとも1つを削除する情報削除工程を有することを特徴
とする。
【0071】同じ目的を達成するために本発明の請求項
63の画像撮影装置は、請求項52〜62のいずれか1
項に記載の情報処理方法で使用される前記画像撮影装置
に適用可能であることを特徴とする。
【0072】同じ目的を達成するために本発明の請求項
64の画像処理装置は、請求項52〜62のいずれか1
項に記載の情報処理方法で使用される前記画像処理装置
に適用可能であることを特徴とする。
【0073】同じ目的を達成するために本発明の請求項
65の記憶媒体は、画像撮影装置と画像処理装置とから
構成される情報処理システムにおける情報処理方法で使
用されるプログラムを記憶した記憶媒体において、前記
画像撮影装置において、被写体画像を撮影する撮影工程
のコードと、該撮影工程のコードにより撮影された画像
に基づく画像データ、該画像データの画像属性データ及
び該画像データの画像処理キューを作成する情報作成工
程のコードと、該情報作成工程のコードにより作成され
た画像データ、画像属性データ及び画像処理キューを可
搬記録媒体に保存する情報保存工程のコードとを記憶す
ると共に、前記画像処理装置において、前記可搬記録媒
体に保存された画像データ、画像属性データ及び画像処
理キューを読み出す情報読み出し工程のコードと、該情
報読み出し工程のコードにより読み出された画像デー
タ、画像属性データ及び画像処理キューに基づいて出力
処理を行う出力処理工程のコードとを記憶したことを特
徴とする。
【0074】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0075】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る情報処理システムの全体構成を示
すブロック図である。本情報処理システムは、例えば医
用画像を撮影するための医用画像撮影システム(情報処
理システム)が接続ケーブル104を通じて画像サーバ
105、診断装置106、プリンタ107及びコンピュ
ータ108と接続されて構成される。医用画像撮影シス
テムは、画像転送装置100(情報入力部)と医用画像
撮影装置200(情報出力部)とが接続されて構成され
る。
【0076】なお、本実施の形態では、医用画像撮影シ
ステムと画像サーバ105等とは任意にオンライン/オ
フラインの状態に設定することができ、オンラインのと
きに転送が可能になる。なお、医用画像撮影システム
は、画像転送装置100と医用画像撮影装置200とが
一体になった医用画像撮影転送装置として構成してもよ
い。
【0077】画像転送装置100は、転送先特定部10
1(転送先特定手段)、ステータス取得部102(ステ
ータス取得手段)、転送制御部103(転送制御手
段)、読み出し部111(キュー読み出し手段)、転送
可否判別部112(転送可否判別手段)及びキュー削除
部113(キュー削除手段)の各機能ブロックを有す
る。実際には、不図示のCPUや通信インターフェイス
等がこれらの機能を果たす。画像転送装置100にはま
た、高速アクセスのため、ハードディスク109(所定
の記憶媒体、メモリ)が備えられる。ハードディスク1
09には、OS(オペレーティングシステム)や撮影処
理用のアプリケーションソフトウェアが格納されてい
る。OSとしては、例えばウィンドウズNT(マイクロ
ソフト社)が採用されるがこれに限るものではない。画
像転送装置100にはこのほか各種データ、変数を記憶
するためのRAM、各種プログラム等が格納されたRO
M等(いずれも不図示)が備えられる。
【0078】医用画像撮影装置200は、撮影部201
(データ入力手段、撮影手段)、転送キュー作成部20
2(転送キュー作成手段)、転送キュー格納部203
(キュー格納手段)の各機能ブロックを有する。実際に
は、不図示のCPUや通信インターフェイス等がこれら
の機能を果たす。転送キュー格納部203にはハードデ
ィスク204(メモリ)が接続されている。医用画像撮
影装置200には、このほか各種データ、変数を記憶す
るためのRAM、制御プログラム等が格納されたROM
等(いずれも不図示)が備えられる。
【0079】外部記憶媒体110は、例えばCD−R
W、MO(光磁気ディスク)やFD(フロッピディス
ク)等の可搬型の記憶媒体であり、医用画像撮影装置2
00及び画像転送装置100のいずれにもこの記憶媒体
にアクセスするための装置が備えられている。
【0080】医用画像撮影装置200の撮影部201
は、不図示のX線撮影用カセッテ(遮光箱)を備え、X
線に対して感度を有し、検出したX線をその強度に応じ
た電気信号に変換して出力する固体撮像素子を利用し
て、これらの素子からのアナログ信号をA/D変換によ
ってデジタルデータとして取り出すタイプのX線撮影装
置である。
【0081】撮影部201で被検者をX線撮影等した撮
像画像は、デジタル画像データ化される(所定デー
タ)。詳細は後述するように、この画像データとその転
送先の情報機器(以下、「転送先装置」と称する)を示
す転送先アドレスを含む転送キューが転送キュー作成部
202により作成され、転送キューは転送キュー格納部
203によりハードディスク109に格納される。な
お、運用形態によっては、転送キューはハードディスク
204または外部記憶媒体110に格納される場合もあ
る。
【0082】画像転送装置100では、格納された転送
キューが読み出し部111により読み出され、読み出し
た転送キューに基づき、転送先特定部101によりその
画像データの転送先装置(画像サーバ105等)が特定
され、ステータス取得部102により、その特定された
転送先装置のステータスが取得される。そして、ステー
タスに基づき転送可能であれば、画像データが転送制御
部103により転送先装置に転送される。その際、オン
ラインでの運用では、転送可否判別部112(転送可否
判別手段)は、画像データを転送先装置に対して直ちに
転送可能か否かを判別し、直ちに転送可能であれば転送
キューを作成することなく画像データを転送することも
可能である。一方、直ちに転送可能でない場合やオフラ
インでの運用では、転送キューが作成される。キュー削
除部113(キュー削除手段)は、画像データの転送完
了後に転送キューを削除する。
【0083】図2は、本システムにおける撮影、転送処
理のフローチャートを示す図である。
【0084】本処理では、画像転送装置100に医用画
像撮影装置200を接続して同じ場所で使用する場合を
例示する。
【0085】まず、画像転送装置100のOSを起動し
(ステップS201)、その起動直後に、撮影処理用の
アプリケーションソフトウェアを起動する(ステップS
202)。
【0086】次いで、ハードディスク109を調査して
転送キューを検索する(ステップS203)。この処理
は、フォアグラウンドで処理してもよいし、バックグラ
ウンドで処理してもよい。なお、運用形態によっては、
転送キューが格納される記憶媒体が指定され(例えばハ
ードディスク204または外部記憶媒体110)、判明
していることがあるので、その場合はその指定された記
憶媒体のみを調査検索してもよいし、調査順序に優先順
位を付ける等してもよい。
【0087】次いで、転送キューがあるか否かを判別し
(ステップS204)、その判別の結果、転送キューが
ない場合は後述する図3の通常撮影処理を実行する(ス
テップS211)。一方、転送キューがある場合はその
転送キューを解析する(ステップS205)。
【0088】ここで、転送キューには上述した画像デー
タとその転送先装置を示す転送先アドレスが含まれるほ
か、転送に必要な情報等、各種情報が含まれる。例え
ば、ポートナンバー、アプリケーションタイトル、転送
日の指定、転送目的、撮影条件、撮影者(技師名等)、
撮影日、撮影場所、画像処理パラメータ等が含まれる。
また、転送先装置に応じて、例えば画像サーバの設定、
画像ビューワの設定、プリンタの設定の情報等を含める
ようにしてもよいし、これら以外の情報も必要に応じて
含めてもよい。
【0089】なお、撮影は、転送先装置からの画像デー
タの入力及び転送の要求(撮影オーダー)に基づいてな
されることがあり、その場合には、転送キューに、画像
データの入力及び転送の要求に対する処理終了通知の情
報を含めるようにする。これにより、通知忘れが防止さ
れ効率が向上する。転送キューにはさらに、医用画像撮
影装置200の状態に関する情報(システムログやトラ
ブル情報等)を含めるようにして、保守の必要性等を迅
速に通知して信頼性、保全性等を向上するようにしても
よい。
【0090】また、転送先装置には、上述した画像サー
バ105、診断装置106、プリンタ107及びコンピ
ュータ108のほか、画像ビューワ装置、病院情報シス
テム(HIS/RIS)等を含めるようにしてもよい。
なお、転送キューが存在するためには、医用画像撮影装
置200の撮影部201により事前に撮影がなされてい
る必要がある。
【0091】前記ステップS205の転送キューの解析
では、転送先アドレスから転送先装置を特定する。次い
で、特定した転送先装置からそのステータス(情報)を
取得する(ステップS206)。ステータスを要求する
ためには、まず、ネットワーク(接続ケーブル104)
を介して相互に接続されているか否かを確認する。それ
には、例えば、DOS(Disk Operating System)のコ
マンドであるピングを実行する等の方法があるが、これ
に限るものではない。また、ネットワークを介して相互
に接続されているか否かを確認することなくステータス
を要求する手法もある。この場合は、ステータスが返っ
てこなければ転送先装置が何らかの理由で本システムに
接続されていないと推測することができる。
【0092】ここで、ステータス(情報)には、転送先
装置がネットワーク(接続ケーブル104)に接続され
ていか否かを示す情報、転送先装置における転送画像記
憶のための記憶領域の空き容量(残容量)、転送受信タ
スクが起動しているか否かを示す情報、及び転送先装置
における現在の処理の負担状況の情報等が含まれる。ス
テータスにより、転送先装置における転送受け付けの可
否がわかる。なお、ここでは、転送先装置がステータス
に対する回答手段を有していることを前提として述べた
が、その手段を有していない場合であっても、例えばネ
ットワーク接続の有無等の最低限の情報は得ることがで
きる。
【0093】次いで、特定された転送先装置からステー
タスを取得することができたか否かを判別し(ステップ
S207)、その判別の結果、ステータスを取得するこ
とができなかった場合は前記ステップS203に戻って
次の転送キューの調査に処理を移行する一方、ステータ
スを取得することができた場合は、取得したステータス
から判断してその転送先装置に対して画像データの転送
が可能であるか否かを判別する(ステップS208)。
【0094】その判別の結果、その転送先装置に対して
画像データの転送が可能でない場合は前記ステップS2
03に戻る一方、画像データの転送が可能である場合
は、画像データをその転送先装置に対して転送する(ス
テップS209)。次いで、転送後処理を実行する(ス
テップS210)。この転送後処理では、例えば転送し
た画像データに係る転送キューをそれが記憶されていた
記憶媒体(ハードディスク204)から削除する。
【0095】なお、医用画像のように、バックアップと
して保存しておきたい等の特別の理由がある画像データ
は削除することなくそのまま残しておくように処理して
もよい。そのための情報も転送キューに含めるようにし
てもよい。また、転送キューを削除する場合でも、同じ
転送キューを転送する先が複数ある場合は、全転送先装
置に対する転送が完了してから転送キューを削除するよ
うにする。
【0096】このように、転送可能な転送先装置に対す
る転送キューが存在する場合は前記ステップS203〜
S210の処理が繰り返される。ただし、何らかの理由
により画像転送装置100をシャットダウンしなければ
ならない場合は、転送キュー及び画像データは記憶媒体
(ハードディスク204)に記憶されたままとなる。こ
の場合は、次回の起動時に転送処理が自動的に再開され
ることになる。
【0097】図3は、図2のステップS211で実行さ
れる通常撮影処理のフローチャートを示す図である。本
処理は医用画像撮影装置200で実行される。
【0098】まず、画像転送装置100が接続ケーブル
104を通じてオンライン上での運用となっているか否
かを判別し(ステップS301)、その判別の結果、オ
ンライン上での運用である場合は、これから撮影する画
像データが転送の必要があるものであるか否かを判別し
(ステップS302)、その判別の結果、これから撮影
する画像データが転送の必要があるものでない場合はス
テップS313に進む一方、これから撮影する画像デー
タが転送の必要があるものである場合は、画像データを
転送しようとする転送先装置が転送受信可能な状態であ
るか否かを判別する(ステップS303)(転送可否判
別手段)。
【0099】その判別の結果、画像データを転送しよう
とする転送先装置が転送受信可能な状態でない場合はス
テップS308に進む一方、画像データを転送しようと
する転送先装置が転送受信可能な状態である場合は、転
送先の設定を行い(ステップS304)、撮影をするか
否かを判別する(ステップS305)。その判別の結
果、撮影をしない場合は直ちに本処理を終了する一方、
撮影をする場合は、通常の撮影を行い(ステップS30
6)、撮影して得た画像データを上記設定した転送先装
置に対して直ちに転送して(ステップS307)、前記
ステップS305に戻る。この場合は転送キューは作成
されない。
【0100】一方、前記ステップS301の判別の結
果、オンライン上での運用でない場合(オフライン)
は、これから撮影する画像データが転送の必要があるも
のであるか否かを判別する(ステップS312)。その
判別の結果、これから撮影する画像データが転送の必要
があるものでない場合は、ステップS313に進む一
方、これから撮影する画像データが転送の必要があるも
のである場合は、ステップS308に進む。
【0101】ステップS313では、撮影の必要に応じ
て通常の撮影を行う。
【0102】ステップS308では、、転送先の設定を
行い(ステップS308)、撮影をするか否かを判別す
る(ステップS309)。その判別の結果、撮影をしな
い場合は直ちに本処理を終了する一方、撮影をする場合
は、通常の撮影を行い(ステップS310)、撮影した
画像データ及び上記転送に必要な情報等が含まれる転送
キューを作成する(ステップS311)。従って、前記
ステップS309に戻り、次の撮影処理に移行する。
【0103】本実施の形態によれば、撮影した画像デー
タが転送の必要があれば転送キューを作成するようにし
たので、直ちに転送できない場合や、大量の撮像を行う
場合でも、後に装置を立ち上げるだけで一括して自動的
に転送を行うことができる。従って、各画像データの転
送先が各々異なる場合でも、転送先装置の状態を個々に
確認しながら転送の再設定や転送のための指示等を行う
必要がなく、技師や医師の転送操作の労力と時間が削減
される。よって、撮影した画像データの転送操作の煩雑
さを解消し、作業効率を向上することができる。
【0104】また、ステータスに基づいて転送が可能で
ある場合にのみ転送先装置に対して転送を行うので、無
駄な転送処理や転送ミスを回避して効率を向上すること
ができる。一方、転送が必要で且つ直ちに転送可能な場
合は転送キューを作成することなく直ちに転送するよう
にしたので、必要に応じて転送キューを作成して使い勝
手を向上することができる。
【0105】さらに、転送キューには、転送先装置から
の画像データの入力及び転送の要求に対する処理終了通
知の情報を含めるようにしたので、入力及び転送の要求
に対する通知忘れや通知遅れを防止して効率を向上する
ことができる。また、転送先装置側としても、オーダー
した撮影が確実に行われたかを迅速に知ることができ
る。さらに、転送キューには医用画像撮影装置200の
状態に関する情報を含めるようにしたので、保守の必要
性等を迅速に通知して、技師や医師の手を煩わせること
なく、信頼性、可用性、保守性、保全性等を向上するこ
とができる。オフライン状態で使用されたときに特に有
用である。
【0106】また、転送先装置のステータスには、記憶
領域の空き容量(残容量)や(転送受け付けの可否)等
の情報が含まれるようにしたので、無駄な転送処理や転
送ミスを回避して効率を向上することができる。さら
に、転送完了後は転送キューを削除するようにしたの
で、重複転送を防止すると共に、ハードディスク109
の記憶容量を確保することができる。
【0107】なお、医用画像撮影システム(画像転送装
置100、医用画像撮影装置200)は接続ケーブル1
04乃至転送先装置から物理的に分離可能に構成し、そ
れ自体可搬型で、特に車載も可能に構成するのが望まし
い。
【0108】車載とは、例えば検診バスや救急車、災害
出動車等への搭載である。これにより、撮影場所と転送
作業場所とを別個にでき、撮影場所にかかる制約が少な
くなり、病院内移動や被検者宅への出張撮影が可能にな
る等、汎用性を向上することができる。重傷患者や寝た
きり老人の撮影に特に有用である。
【0109】このように各地を転々としてオフラインで
撮影する場合は、撮影画像が多数たまるため、接続ケー
ブル104に接続可能なサイトへ戻ったときの転送作業
の煩雑さ解消の効果は極めて大きい。
【0110】また、X線撮影装置のハンドリングが重要
視されるカセッテ撮影では、ネットワークケーブルの存
在がハンドリングの障害になりがちであるが、本システ
ムを接続ケーブル104から物理的に分離可能に構成す
ることで、ハンドリングを向上することができる。
【0111】なお、本医用画像撮影システムとは別に第
2の医用画像撮影システムを接続ケーブル104を介し
た通信が可能なサイトに設置しておき、本医用画像撮影
システムでオフラインで撮影する際、転送キューを外部
記憶媒体110に記憶するようにしてもよい。そうすれ
ば、撮影に使用した本医用画像撮影システム自体を通信
用のサイトに戻さなくても、転送キューが記憶された外
部記憶媒体110だけを第2の医用画像撮影システムで
読み出して転送作業を行えるため、有用性が大きい。
【0112】なお、ハードディスク109やハードディ
スク204は、記憶される画像データの保守性や安全性
確保のため、RAID(Redundant Arrays of Inexpens
iveDisk)構造にしておくのが望ましい。
【0113】(第2の実施の形態)第1の実施の形態で
は、医用画像撮影システムは画像転送装置100と医用
画像撮影装置200とで構成し、医用画像撮影システム
と転送先装置とで情報処理システムを構成した。本第2
の実施の形態では、画像転送装置100と医用画像撮影
装置200とは必要に応じてデータ通信可能で、しかも
互いに物理的に接続及び分離が可能に構成される。本実
施の形態では、医用画像撮影装置200を可搬型で、特
に車載も可能に構成するのが望ましいが、画像転送装置
100は可搬型でも常時据え置き型でもどちらでもよ
い。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
【0114】本実施の形態では、医用画像撮影装置20
0だけを病院内移動や出張撮影用に移動させる運用形態
に適しており、転送キューはハードディスク204に記
憶される。そして、画像転送装置100の設置場所に持
ち帰って画像転送装置100と接続し、画像転送装置1
00を立ち上げれば、自動的に転送がなされる。
【0115】本実施の形態によれば、第1の実施の形態
と同様の効果を奏するだけでなく、移動撮影に関し一層
有用性を向上することができる。
【0116】なお、本実施の形態では、医用画像撮影装
置200により作成した転送キューを外部記憶媒体11
0に記憶するようにすれば、医用画像撮影装置200自
体を通信用のサイトに戻さなくても、すなわち画像転送
装置100と医用画像撮影装置200とが離間したまま
であっても、外部記憶媒体110だけを画像転送装置1
00で読み出して転送作業を行えるため、有用性が大き
い。
【0117】なお、第1、第2の実施の形態において、
撮影部201を医用画像撮影装置200に備えるように
したが、撮影部は別構成とし、医用画像撮影装置200
には撮影部で撮影した画像データを入力する入力部だけ
を備えるようにしてもよい。これにより、医用画像撮影
システム乃至医用画像撮影装置200の可搬性が一層向
上し、使いやすさを向上することができる。
【0118】なお、第1、第2の実施の形態において、
転送対象となるデータとして医用画像等の画像データを
例示したが、これに限るものでなく、入力され得る各種
データ(文書、音声、図形等)に適用可能である。
【0119】(第3の実施の形態)図4は、本発明の第
3の実施の形態に係る情報処理システムの全体構成を示
すブロック図である。本情報処理システムは、例えば医
用画像を撮影するための医用画像撮影装置400(画像
撮影装置)、画像処理装置408及び外部記憶装置40
4から構成される。
【0120】画像処理装置408は、接続ケーブル41
5を通じて画像サーバ409、レーザイメージャ41
0、コンピュータ411及び診断装置412とネットワ
ークで接続される。また、外部記憶装置404は、医用
画像撮影装置400及び画像処理装置408のいずれか
らもデータの読み書きが可能に構成されている。
【0121】医用画像撮影装置400は、画像撮影部4
01(撮影手段)のほか、画像情報作成部402(情報
作成手段)及び画像情報保存部403(情報保存手段)
の機能ブロックを有する。実際には、不図示のCPU、
通信インターフェイス等がこれらの機能を果たす。医用
画像撮影装置400は、車載可能に構成されている。画
像情報保存部403は外部記憶装置404にアクセスす
るための機構(図示せず)を備える。
【0122】画像処理装置408は、画像情報読み取り
部406(情報読み出し手段)、画像情報出力部407
(出力処理手段)及び画像・データ・キュー削除部41
3(情報削除手段)の各機能ブロックを有する。画像処
理装置408にはまた、高速アクセスのため、ハードデ
ィスク416が備えられる。ハードディスク416に
は、OS(オペレーティングシステム)や画像出力処理
用のアプリケーションソフトウェアが格納されている。
OSとしては、例えばウィンドウズNT(マイクロソフ
ト社)が採用されるがこれに限るものではない。画像処
理装置408にはこのほか各種データ、変数を記憶する
ためのRAM、各種プログラム等が格納されたROM等
(いずれも不図示)が備えられる。画像情報読み取り部
406は、外部記憶装置404にアクセスするための機
構(図示せず)を備える。
【0123】外部記憶装置404は、例えば、CD−R
W、MO(光磁気ディスク)、DVD(デジタルビデオ
ディスク)、FD(フロッピィディスク)等の可搬型の
外部記憶媒体405(可搬記録媒体)用のドライブを有
し、可搬型に構成される。あるいは、外部記憶装置40
4の代わりに、ハードディスク等の大容量の記憶媒体を
有する可搬型の(例えばノート型の)コンピュータを用
い、接続ケーブルでデータのやり取りを行うようにして
もよい。
【0124】医用画像撮影装置400の画像撮影部40
1は、不図示のX線撮影用センサを備え、X線に対して
感度を有し、検出したX線をその強度に応じた電気信号
に変換して出力する固体撮像素子を利用して、これらの
素子からのアナログ信号をA/D変換によってデジタル
データとして取り出すタイプのX線撮影装置である。
【0125】画像撮影部401で被検者をX線撮影等し
た撮像画像は、デジタル画像データ化される。詳細は後
述するように、この画像データと、該画像データ及び被
験者の属性を示す画像属性データ及び画像処理キューと
が画像情報作成部402により作成され、画像情報保存
部403によって画像データ、画像属性データ、画像処
理キューが外部記憶装置404を通じて外部記憶媒体4
05に保存される。
【0126】なお、運用形態によっては、医用画像撮影
装置400において画像データに前画像処理が施される
場合や、前画像処理及び後画像処理が施される場合があ
る。ここで、「前画像処理」とは、センサに依存した画
像処理である。「後画像処理」とは、センサに依存しな
い処理(QA(Quality Assurance))で、例えば、階
調変換や、周波数強調等の各種周波数処理等である。画
像処理を医用画像撮影装置400で行う場合は、例えば
画像情報作成部402で処理し、画像処理を画像処理装
置408で行う場合は、例えば画像情報出力部407で
処理するように構成する。
【0127】画像処理装置408は、外部記憶媒体40
5に保存された画像データ、画像属性データ、画像処理
キューを画像情報読み取り部406により読み出す。こ
こで、外部記憶媒体405へのアクセススピードが遅い
場合は、外部記憶媒体405に保存されているデータを
一旦画像処理装置408内のハードディスク416にコ
ピー(または移動)してから処理を開始してもよい。
【0128】画像情報読み取り部406により読み出さ
れた画像データ、画像属性データ、画像処理キューは、
画像情報出力部407で解析され、出力先へ転送、出力
される。なお、運用形態によっては、画像属性データ、
画像処理キューの内容によって画像処理装置408にお
いて画像処理を施す場合がある。また、出力先は、後述
するように画像属性データ及び/又は画像処理キューで
規定することが可能であるが、画像処理装置408で設
定されている出力先が画像属性データ、画像処理キュー
の内容で規定されるものよりも優先するようにしてもよ
い。
【0129】画像情報出力部407により転送された画
像データは診断装置412等で診断等に利用される。画
像情報出力部407で出力処理が完了した画像データ、
画像属性データ、画像処理キューは、画像・データ・キ
ュー削除部413で必要に応じて削除される。
【0130】図5は、撮影、画像処理のフローチャート
を示す図である。本処理は、医用画像撮影装置400で
実行される。
【0131】画像処理は、多段に分割して医用画像撮影
装置400及び画像処理装置408で処理を分けて行う
ようにすることが可能である。本処理では、医用画像撮
影装置400で前画像処理を、画像処理装置408で後
画像処理をそれぞれ行うようにした場合を例示する。な
お、医用画像撮影装置400で行う前画像処理は、上述
したようにセンサに依存した画像処理であるが、これに
限定することなく、例えばセンサに依存した画像処理と
周波数処理の一部を医用画像撮影装置400で行うよう
にしてもよい。
【0132】まず、画像撮影部401によりX線画像を
撮影し(ステップS501)、次いで画像情報作成部4
02により画像データ、画像属性データ、画像処理キュ
ーを作成する(ステップS502)。
【0133】ここで、画像データまたは画像属性データ
には、ACR(American College of Radiology)とN
EMA(National Electrical Manufacturers Associat
ion)が作成している医療におけるデジタル画像と通信
のための規格、DICOM(digital Imaging and Comm
unications in Medicine)規格に規定されている患者情
報や撮影情報が保存されている(具体的内容については
規格書に記載されているのでここでは省略する)。この
他にも、例えば、画像処理パラメータ、転送先の情報
(ホストネーム、IPアドレス、AEタイトル)等が保
存されている。
【0134】また、画像処理キューには、例えば、画像
データファイル名、画像属性データファイル名、患者情
報、撮影情報、画像処理パラメータ、転送先の情報、セ
ンサ情報等が書き込まれている。画像処理パラメータに
は、例えば画像解析や周波数処理や画像圧縮等の各種画
像処理のためのパラメータが含まれる。なお、これら以
外の情報も必要に応じて含めてもよい。本実施の形態で
はさらに、例えばフラグのオンオフにより各画像処理が
どこまで行われているかを示すフラグの情報、画像処理
を施すことを指示するための情報等も書き込まれてい
る。
【0135】次いで、作成された画像データ、画像属性
データ、画像処理キューを外部記憶媒体405に保存し
(ステップS503)、本処理を終了する。
【0136】本処理により、撮影した画像について前画
像処理が施された上で画像データ、画像属性データ及び
画像処理キューが外部記憶媒体405に保存される。
【0137】図6は、画像出力処理のフローチャートを
示す図である。本処理は、画像処理装置408で実行さ
れる。
【0138】まず、本画像出力を実行するためのアプリ
ケーションソフトウェアを起動し(ステップS60
1)、画像情報調査を行う(ステップS602)。すな
わち、図5の撮影、画像処理で画像データ、画像属性デ
ータ、画像処理キューが保存された外部記憶媒体405
を画像処理装置408まで移動させ、外部記憶装置40
4を介してその保存内容を読み出して調べる。なお、上
述したように、運用形態によっては、画像データ、画像
属性データ、画像処理キューの画像情報を、外部記憶装
置404よりもアクセススピードの速いハードディスク
416にコピーまたは移動してから処理してもよい。ま
た、可搬型のパーソナルコンピュータを外部記憶媒体4
05の代わりに使用してもよい。なお、調査に関して
は、調査順序に優先順位を付ける等してもよい。
【0139】次いで外部記憶媒体405に画像情報があ
るか否かを判別し(ステップS603)、その判別の結
果、外部記憶媒体405に画像情報がない場合は、本処
理を終了する一方、外部記憶媒体405に画像情報ある
場合は、その画像情報を解析する(ステップS60
4)。
【0140】ここで、本実施の形態では、上述したよう
に、画像データ、画像属性データ、画像処理キューの中
に、各画像処理の処理状態を表すフラグのオンオフによ
って各画像処理がどこまで行われているかを示すフラグ
の情報、画像処理パラメータ、画像処理を施すことを指
示するための情報を保存することができる。従って、こ
れらの情報に応じて画像処理装置408側で画像処理を
施す場合もある。なお、これらの情報によらず、画像処
理装置408の内部で設定されている情報に基づいて画
像処理を一律に施すようにすることも可能である。
【0141】次いで、画像処理が必要か否かを判別する
(ステップS605)。ここでは、上記フラグの情報や
画像処理を施すことを指示するための情報に基づいて画
像処理が必要か否かが判別される。例えば、上記フラグ
の情報で前画像処理までが終了していることが示され、
且つ画像処理を施すことを指示するための情報が含まれ
ていれば、後画像処理が必要と判別される。その判別の
結果、画像処理が必要でない場合はステップS607に
進む一方、画像処理が必要である場合は、画像処理を実
行してから(ステップS606)、ステップS607に
進む。
【0142】なお、医用画像撮影装置400で全画像処
理を行うようにした場合は、前記ステップS605で
は、画像処理が不要と判別される。また、画像処理装置
408で全画像処理を行うようにした場合は、前記ステ
ップS605では、画像処理が必要と判別される。本処
理では前画像処理を医用画像撮影装置400で行うよう
にしたので、前記ステップS606における画像処理で
は、画像処理装置408による上記後画像処理が行われ
る。後画像処理は、上記画像処理パラメータ等に基づき
なされる。
【0143】前記ステップS607では、画像出力処理
が実行される。すなわち、画像データ、画像属性デー
タ、画像処理キューの内容に基づき、画像データを指定
された出力先に出力する。例えば、画像サーバ409、
レーザイメージャ410、コンピュータ411または診
断装置412に転送する。なお、このほか、画像ビュー
ワ、プリンタ(医療用フィルムを出力する装置)または
画像処理装置408内部のハードディスク416に出力
する場合もある。画像サーバ409、画像ビューワ、プ
リンタへ出力する場合は、DICOM規格にのっとった
通信規格で出力するのが一般的である。
【0144】画像出力処理が終了したら、画像情報を削
除する(ステップS608)。すなわち、画像データ、
画像属性データ、画像処理キューを外部記憶媒体405
から削除する。ただし、バックアップとして保存してお
きたい等の特別の画像データは削除することなく残して
おくようにしてもよい。そのように処理するための情報
は、画像属性データや画像処理キューに書き込んでおく
ようにしてもよい。また、画像処理キューを削除する場
合でも、同じ画像データを転送する先が複数ある場合
は、全転送先装置に対する転送が完了してから画像処理
キューを削除するようにする。その際、一部の出力先に
のみ画像の出力が行われ、未出力の出力先が残る場合
は、画像属性データや画像処理キューの内容を変更する
必要が生じる場合がある。なお、画像データ、画像属性
データ及び画像処理キューのうちいずれか1つまたは2
つのみを削除し、他は残すようにしてもよい。次いで、
前記ステップS603に戻る。
【0145】本実施の形態によれば、医用画像撮影装置
400がオフラインで稼働している状況でも、画像デー
タ、画像属性データ、画像処理キューを外部記憶媒体4
05に保存することで、本来ならば処理途中の画像情報
を容易に持ち運ぶことができ、さらに、外部記憶媒体4
05を画像処理装置408で読み出すことで、残りの処
理を自動的に行い、接続ケーブル415を通じて転送、
出力することができる。従って、オフラインで撮影され
た画像を容易にオンライン化することができ、作業効率
を向上することができる。
【0146】また、画像処理を医用画像撮影装置400
と画像処理装置408とで分けて行えるので、自由度が
高く有用である。例えば、医用画像撮影装置400で前
画像処理としてセンサに依存するような処理のみを行う
ことで、独自の情報を容易に扱うことができる。
【0147】また、画像属性データに患者情報、撮影情
報、出力先情報等が書き込まれていることで、医用画像
撮影装置400側で転送、出力先を規定することがで
き、画像処理装置408側で出力先を選択する煩わしさ
を解消することができる。従って、撮影時に設定した出
力先に自動的に出力することができ、作業効率を向上す
ることができる。
【0148】また、画像出力処理後は画像データ、画像
属性データ、画像処理キューを削除するようにしたの
で、処理済みの情報を誤って再処理したり再出力する等
のミスを防止することができる。
【0149】また、画像処理装置408における外部記
憶媒体405の読み出し処理は、アプリケーションソフ
トウェアの起動後自動的に開始されるようにしたので、
手間が省け、作業効率が向上する。また、医用画像撮影
装置400は、車載可能に構成されているので、出張撮
影等に便利である。
【0150】なお、画像処理の全てを画像処理装置40
8で行うようにすることで、医用画像撮影装置400を
オフラインで稼働させる場合は撮影から保存処理までを
行えばよい。例えば、従来、高速撮影をするサイトでは
次々と画像が撮影されるため、画像処理待ちとなる画像
が多く、装置全体の処理負荷が大きくなり、負荷がかか
った状態での撮影では、通常撮影の安定性、安全性、信
頼性に悪影響を及ぼすことがあった。しかし、医用画像
撮影装置400では画像処理を行わないようにすること
で、画像処理負荷に起因する画像処理待ちの事態を回避
して撮影への支障を削減することができる。さらに、一
般に撮影システムのグレードアップはなかなか行えない
のが実状であるが、画像処理装置408は外部のパソコ
ンとして構成できるので、容易にグレードアップや機種
交換が可能であり、常に最高のパフォーマンスを出すこ
とができるパソコンで高い処理能力の下、処理すること
ができるという利点もある。
【0151】なお、全画像処理を医用画像撮影装置40
0側で行うようにすれば、オフラインで稼働する場合、
撮影と同時に画像処理を施してしまうこととなり、従っ
て、外部記憶媒体405に保存される画像は既に利用可
能な状態となっている。この場合は、外部記憶媒体40
5の持ち帰り後、速やかに診断等の利用が可能であると
いう利点がある。
【0152】なお、上述したように、画像処理を医用画
像撮影装置400側で行うか、画像処理装置408側で
行うか、または前画像処理と後画像処理というように多
段に分割して医用画像撮影装置400と画像処理装置4
08とで手分けして行うかを、医用画像撮影装置400
において画像データ、画像属性データ、画像処理キュー
の作成段階で自由に設定することができる。従って、状
況に応じた使い方ができ、使用態様を拡大することがで
きる。
【0153】なお、上述した各実施形態の機能を実現す
るソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体
を情報処理システムに供給し、その情報処理システムの
コンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格
納されたプログラムコードを読み出し実行することによ
っても、本発明の目的が達成されることはいうまでもな
い。
【0154】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0155】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0156】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより上述した各実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とはいうまでもない。
【0157】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることはいうまでもない。
【0158】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項
1、19、20に係る情報処理システム、請求項21、
22に係る情報処理装置、請求項23、24、25係る
情報処理方法または請求項38、39、40に係る記憶
媒体によれば、入力データの転送操作の煩雑さを解消
し、作業効率を向上することができる。
【0159】本発明の請求項2に係る情報処理システム
または請求項26に係る情報処理方法によれば、無駄な
転送処理や転送ミスを回避して効率を向上することがで
きる。
【0160】本発明の請求項3に係る情報処理システム
または請求項27に係る情報処理方法によれば、入力及
び転送の要求に対する通知忘れを防止して効率を向上す
ると共に、保守の必要性等を迅速に通知して信頼性、保
全性等を向上することができる。
【0161】本発明の請求項4に係る情報処理システム
または請求項28に係る情報処理方法によれば、無駄な
転送処理や転送ミスを回避して効率を向上することがで
きる。
【0162】本発明の請求項6に係る情報処理システム
または請求項30に係る情報処理方法によれば、必要に
応じて転送キューを作成して使い勝手を向上することが
できる。
【0163】本発明の請求項7に係る情報処理システム
または請求項31に係る情報処理方法によれば、重複転
送を防止すると共に、記憶容量を確保することができ
る。
【0164】本発明の請求項13に係る情報処理システ
ムによれば、データ入力場所にかかる制約が少なくな
り、病院内移動や出張入力が可能になる等、汎用性を向
上することができる。
【0165】本発明の請求項14に係る情報処理システ
ムによれば、より汎用性を向上することができる。
【0166】本発明の請求項15に係る情報処理システ
ムによれば、データ入力場所と転送操作場所とを別個に
でき、入力場所にかかる制約がより少なくなり、病院内
移動や出張入力が可能になる等、汎用性を向上すること
ができる。
【0167】本発明の請求項16に係る情報処理システ
ムによれば、より汎用性を向上することができる。
【0168】本発明の請求項17に係る情報処理システ
ムまたは請求項37に係る情報処理方法によれば、デー
タ入力場所と転送操作場所とが物理的に離間していても
データの入力と転送をそれぞれ行うことができ、使い勝
手を向上することができる。
【0169】本発明の請求項41の情報処理システム、
請求項52の情報処理方法、請求項63の画像撮影装
置、請求項64の画像処理装置または請求項65の記憶
媒体によれば、オフラインで撮影した画像を容易にオン
ライン化することができ、作業効率を向上することがで
きる。
【0170】本発明の請求項42の情報処理システムま
たは請求項53の情報処理方法によれば、画像処理を画
像処理装置で行うようにすることで、画像撮影装置をオ
フラインで稼働させる場合は撮影から保存処理までを行
えばよく、画像処理負荷に起因する画像処理待ちの事態
を回避して撮影への支障を削減することができる。
【0171】本発明の請求項43の情報処理システムま
たは請求項54の情報処理方法によれば、必要に応じて
画像処理装置側で画像処理を行うことで、使用態様を拡
大することができる。
【0172】本発明の請求項44の情報処理システムま
たは請求項55の情報処理方法によれば、保存前に画像
処理を施すことで、診断等の用途に直ちに使用可能な状
態で画像データ等を保存でき、速やかな利用を可能にす
ることができる。
【0173】本発明の請求項45の情報処理システムま
たは請求項56の情報処理方法によれば、画像処理を多
段に分割し、例えば前画像処理としてセンサに依存する
ような処理のみを行うことで、独自の情報を容易に扱う
ことができる。
【0174】本発明の請求項46の情報処理システムま
たは請求項57の情報処理方法によれば、必要に応じて
画像処理装置側で後画像処理を行うことで、使用態様を
拡大することができる。
【0175】本発明の請求項47の情報処理システムま
たは請求項58の情報処理方法によれば、画像処理装置
において出力先を選択する必要がなく、撮影時に設定し
た出力先に自動的に出力することができ、作業効率を向
上することができる。
【0176】本発明の請求項51の情報処理システムま
たは請求項62の情報処理方法によれば、処理済みの情
報を誤って再処理したり再出力する等のミスを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理シス
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】同形態における撮影、転送処理のフローチャー
トを示す図である。
【図3】図2のステップS211で実行される通常撮影
処理のフローチャートを示す図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る情報処理シス
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図5】同形態における撮影、画像処理のフローチャー
トを示す図である。
【図6】同形態における画像出力処理のフローチャート
を示す図である。
【符号の説明】
100 画像転送装置(情報入力部) 101 転送先特定部(転送先特定手段) 102 ステータス取得部(ステータス取得手段) 103 転送制御部(転送制御手段) 104 接続ケーブル 105 画像サーバ 106 診断装置 107 プリンタ 108 コンピュータ 109 ハードディスク(所定の記憶媒体、メモリ) 110 外部記憶媒体 111 読み出し部(キュー読み出し手段) 112 転送可否判別部(転送可否判別手段) 113 キュー削除部(キュー削除手段) 200 医用画像撮影装置(情報出力部) 201 撮影部(データ入力手段、撮影手段) 202 転送キュー作成部(転送キュー作成手段) 203 転送キュー格納部(キュー格納手段) 204 ハードディスク(メモリ) 400 医用画像撮影装置(画像撮影装置) 401 画像撮影部(撮影手段) 402 画像情報作成部(情報作成手段) 403 画像情報保存部(情報保存手段) 404 外部記憶装置 405 外部記憶媒体(可搬記録媒体) 406 画像情報読み取り部(情報読み出し手段) 407 画像情報出力部(出力処理手段) 408 画像処理装置 413 画像・データ・キュー削除部(情報削除手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/232 H04N 5/232 Z 5/76 5/76 Z Fターム(参考) 5B021 AA01 AA18 BB02 BB10 CC04 EE01 5C022 AA08 AA15 AC69 5C052 AA17 AC08 CC01 CC06 DD05 5C054 AA01 AA06 CA02 CH02 EA01 EA03 EA07 FA00 GA04 GB01 GD03 HA12

Claims (65)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報入力部と情報出力部とから構成され
    る情報処理システムにおいて、 前記情報入力部は、 所定データを入力するデータ入力手段と、 該データ入力手段により入力された所定データに対応し
    て、該所定データと該データの転送先装置を示す転送先
    アドレスとを含む転送キューを作成する転送キュー作成
    手段と、 該転送キュー作成手段により作成された転送キューを所
    定の記憶媒体に格納するキュー格納手段とを備え、 前記情報出力部は、 前記キュー格納手段により格納された転送キューを前記
    所定の記憶媒体から読み出すキュー読み出し手段と、 該キュー読み出し手段により読み出された転送キュー中
    の転送先アドレスから転送先装置を特定する転送先特定
    手段と、 前記転送キュー中の所定データを前記特定された転送先
    装置に対して転送するための制御を行う転送制御手段と
    を備えたことを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記転送先特定手段により特定された転
    送先装置のステータスを取得するステータス取得手段を
    備え、前記転送制御手段は、前記ステータス取得手段に
    より取得されたステータスに基づいて転送が可能である
    場合にのみ前記特定された転送先装置に対して前記所定
    データを転送することを特徴とする請求項1記載の情報
    処理システム。
  3. 【請求項3】 前記転送キューには、前記特定された転
    送先装置からの画像データの入力及び転送の要求に対す
    る処理終了通知の情報、並びに当該情報処理システムの
    状態に関する情報の少なくとも一方が含まれることを特
    徴とする請求項1または2記載の情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記転送先装置のステータスには、該転
    送先装置の転送受け付けの可否の情報及び該転送先装置
    における転送データ記憶のための残容量の情報の少なく
    とも一方が含まれることを特徴とする請求項2または3
    記載の情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記転送先装置は、プリンタ、サーバ、
    ビューワ、病院情報システム(HIS/RIS)及びコ
    ンピュータの少なくとも1つであることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 【請求項6】 前記情報入力部は、前記データ入力手段
    によるデータ入力時に、該データ入力手段により入力さ
    れた所定データを前記転送先装置に直ちに転送可能か否
    かを判別する転送可否判別手段を備え、該転送可否判別
    手段による判別の結果、直ちに転送可能でない場合は、
    前記情報入力部の前記転送キュー作成手段は前記転送キ
    ューを作成する一方、前記転送可否判別手段による判別
    の結果、直ちに転送可能である場合は、前記情報入力部
    の前記転送キュー作成手段は前記転送キューを作成する
    ことなく、前記情報出力部の前記転送制御手段は、前記
    入力された所定データを前記転送先装置に対して直ちに
    転送することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項
    に記載の情報処理システム。
  7. 【請求項7】 前記転送制御手段により、前記転送キュ
    ー中の所定データが前記特定された転送先装置に対して
    転送された後、該転送キューを前記所定の記憶媒体から
    削除するキュー削除手段を備えたことを特徴とする請求
    項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 【請求項8】 前記所定データは画像データであること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報
    処理システム。
  9. 【請求項9】 前記情報入力部は、被写体を撮影する撮
    影手段を備え、前記データ入力手段は、前記撮影手段に
    より撮影されて得られた画像データを前記所定データと
    して入力することを特徴とする請求項1〜8のいずれか
    1項に記載の情報処理システム。
  10. 【請求項10】 前記所定データは医用画像データであ
    り、前記撮影手段は、X線撮影が可能であることを特徴
    とする請求項9記載の情報処理システム。
  11. 【請求項11】 前記撮影手段は、X線撮影用カセッテ
    を備えたことを特徴とする請求項10記載の情報処理シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記キュー読み出し手段による前記転
    送キューの読み出し、前記転送先特定手段による前記転
    送先装置の特定及び前記転送制御手段による前記転送す
    るための制御は、オペレーティングシステムの起動後、
    直ちに行われることを特徴とする請求項1〜11のいず
    れか1項に記載の情報処理システム。
  13. 【請求項13】 前記転送先装置に対して物理的に分離
    可能で、且つ可搬型に構成されたことを特徴とする請求
    項1〜12のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  14. 【請求項14】 車載可能に構成されたことを特徴とす
    る請求項13記載の情報処理システム。
  15. 【請求項15】 前記情報入力部は、前記情報出力部に
    対して物理的に分離可能で、且つ可搬型に構成されたこ
    とを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の
    情報処理システム。
  16. 【請求項16】 前記情報入力部は、車載可能に構成さ
    れたことを特徴とする請求項15記載の情報処理システ
    ム。
  17. 【請求項17】 前記所定の記憶媒体は、可搬型の外部
    記憶媒体として構成されたことを特徴とする請求項1〜
    16のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  18. 【請求項18】 前記所定の記憶媒体は、前記情報入力
    部に備えられたメモリ及び前記情報出力部に備えられた
    メモリの少なくとも一方であることを特徴とする請求項
    1〜16のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  19. 【請求項19】 請求項1〜18のいずれか1項に記載
    の情報処理システムと前記転送先装置とが通信可能に接
    続されて構成されたことを特徴とする情報処理システ
    ム。
  20. 【請求項20】 請求項1〜18のいずれか1項に記載
    の情報処理システムにおける情報出力部と前記転送先装
    置とが通信可能に接続されて構成されたことを特徴とす
    る情報処理システム。
  21. 【請求項21】 請求項1〜20のいずれか1項に記載
    の情報処理システムにおける情報入力部に適用可能であ
    ることを特徴とする情報処理装置。
  22. 【請求項22】 請求項1〜20のいずれか1項に記載
    の情報処理システムにおける情報出力部に適用可能であ
    ることを特徴とする情報処理装置。
  23. 【請求項23】 所定データと該データの転送先装置を
    示す転送先アドレスとを含む転送キューが格納された所
    定の記憶媒体から前記転送キューを読み出すキュー読み
    出し工程と、 該キュー読み出し工程により読み出された転送キュー中
    の転送先アドレスから転送先装置を特定する転送先特定
    工程と、 前記転送キュー中の所定データを前記特定された転送先
    装置に対して転送するための制御を行う転送制御工程と
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  24. 【請求項24】 所定データを入力するデータ入力工程
    と、該データ入力工程により入力された所定データに対
    応して、前記転送キューを作成する転送キュー作成工程
    と、該転送キュー作成工程により作成された転送キュー
    を前記所定の記憶媒体に格納するキュー格納工程とを有
    することを特徴とする請求項23記載の情報処理方法。
  25. 【請求項25】 所定データを入力するデータ入力工程
    と、 該データ入力工程により入力された所定データに対応し
    て、該所定データと該データの転送先装置を示す転送先
    アドレスとを含む転送キューを作成する転送キュー作成
    工程と、 該転送キュー作成工程により作成された転送キューを所
    定の記憶媒体に格納するキュー格納工程と、 前記キュー格納工程により格納された転送キューを前記
    所定の記憶媒体から読み出すキュー読み出し工程と、 該キュー読み出し工程により読み出された転送キュー中
    の転送先アドレスから転送先装置を特定する転送先特定
    工程と、 前記転送キュー中の所定データを前記特定された転送先
    装置に対して転送するための制御を行う転送制御工程と
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  26. 【請求項26】 前記転送先特定工程により特定された
    転送先装置のステータスを取得するステータス取得工程
    を有し、前記転送制御工程は、前記ステータス取得工程
    により取得されたステータスに基づいて転送が可能であ
    る場合にのみ前記特定された転送先装置に対して前記所
    定データを転送することを特徴とする請求項23〜25
    のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  27. 【請求項27】 前記転送キューには、前記特定された
    転送先装置からの画像データの入力及び転送の要求に対
    する処理終了通知の情報、並びにデータ入力処理の状態
    に関する情報の少なくとも一方が含まれることを特徴と
    する請求項23〜26のいずれか1項に記載の情報処理
    方法。
  28. 【請求項28】 前記転送先装置のステータスには、該
    転送先装置の転送受け付けの可否の情報及び該転送先装
    置における転送データ記憶のための残容量の情報の少な
    くとも一方が含まれることを特徴とする請求項26記載
    の情報処理方法。
  29. 【請求項29】 前記転送先装置は、プリンタ、サー
    バ、ビューワ、病院情報システム(HIS/RIS)及
    びコンピュータの少なくとも1つであることを特徴とす
    る請求項23〜28のいずれか1項に記載の情報処理方
    法。
  30. 【請求項30】 前記データ入力工程によるデータ入力
    時に、該データ入工程により入力された所定データを前
    記転送先装置に直ちに転送可能か否かを判別する転送可
    否判別工程を有し、該転送可否判別工程による判別の結
    果、直ちに転送可能でない場合は、前記転送キュー作成
    工程は前記転送キューを作成する一方、前記転送可否判
    別工程による判別の結果、直ちに転送可能である場合
    は、前記転送キュー作成工程は前記転送キューを作成す
    ることなく、前記転送制御工程は、前記入力された所定
    データを前記転送先装置に対して直ちに転送することを
    特徴とする請求項24または25記載の情報処理方法。
  31. 【請求項31】 前記転送制御工程により、前記転送キ
    ュー中の所定データが前記特定された転送先装置に対し
    て転送された後、該転送キューを前記所定の記憶媒体か
    ら削除するキュー削除工程を有することを特徴とする請
    求項23〜30のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  32. 【請求項32】 前記所定データは画像データであるこ
    とを特徴とする請求項23〜31のいずれか1項に記載
    の情報処理方法。
  33. 【請求項33】 被写体を撮影する撮影工程を有し、前
    記データ入力工程は、前記撮影工程により撮影されて得
    られた画像データを前記所定データとして入力すること
    を特徴とする請求項24または25記載の情報処理方
    法。
  34. 【請求項34】 前記所定データは医用画像データであ
    り、前記撮影工程は、X線撮影が可能であることを特徴
    とする請求項33記載の情報処理方法。
  35. 【請求項35】 前記撮影工程は、X線撮影用カセッテ
    を用いて撮影を行うことを特徴とする請求項34記載の
    情報処理方法。
  36. 【請求項36】 前記キュー読み出し工程による前記転
    送キューの読み出し、前記転送先特定工程による前記転
    送先装置の特定及び前記転送制御工程による前記転送す
    るための制御は、オペレーティングシステムの起動後、
    直ちに行われることを特徴とする請求項23〜35のい
    ずれか1項に記載の情報処理方法。
  37. 【請求項37】 前記所定の記憶媒体は、可搬型の外部
    記憶媒体として構成されたことを特徴とする請求項23
    〜36のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  38. 【請求項38】 情報処理方法で使用されるプログラム
    を記憶した記憶媒体において、 所定データと該データの転送先装置を示す転送先アドレ
    スとを含む転送キューが格納された所定の記憶媒体から
    前記転送キューを読み出すキュー読み出し工程のコード
    と、 該キュー読み出し工程のコードにより読み出された転送
    キュー中の転送先アドレスから転送先装置を特定する転
    送先特定工程のコードと、 前記転送キュー中の所定データを前記特定された転送先
    装置に対して転送するための制御を行う転送制御工程の
    コードとを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  39. 【請求項39】 所定データを入力するデータ入力工程
    のコードと、該データ入力工程のコードにより入力され
    た所定データに対応して、前記転送キューを作成する転
    送キュー作成工程のコードと、該転送キュー作成工程の
    コードにより作成された転送キューを前記所定の記憶媒
    体に格納するキュー格納工程のコードとを記憶したこと
    を特徴とする請求項38記載の記憶媒体。
  40. 【請求項40】 所定データを入力するデータ入力工程
    のコードと、 該データ入力工程のコードにより入力された所定データ
    に対応して、該所定データと該データの転送先装置を示
    す転送先アドレスとを含む転送キューを作成する転送キ
    ュー作成工程のコードと、 該転送キュー作成工程のコードにより作成された転送キ
    ューを所定の記憶媒体に格納するキュー格納工程のコー
    ドと、 前記キュー格納工程のコードにより格納された転送キュ
    ーを前記所定の記憶媒体から読み出すキュー読み出し工
    程のコードと、 該キュー読み出し工程のコードにより読み出された転送
    キュー中の転送先アドレスから転送先装置を特定する転
    送先特定工程のコードと、 前記転送キュー中の所定データを前記特定された転送先
    装置に対して転送するための制御を行う転送制御工程の
    コードとを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  41. 【請求項41】 画像撮影装置と画像処理装置とから構
    成される情報処理システムにおいて、 前記画像撮影装置は、 被写体画像を撮影する撮影手段と、 該撮影手段により撮影された画像に基づく画像データ、
    該画像データの画像属性データ及び該画像データの画像
    処理キューを作成する情報作成手段と、 該情報作成手段により作成された画像データ、画像属性
    データ及び画像処理キューを可搬記録媒体に保存する情
    報保存手段とを備え、 前記画像処理装置は、 前記可搬記録媒体に保存された画像データ、画像属性デ
    ータ及び画像処理キューを読み出す情報読み出し手段
    と、 該情報読み出し手段により読み出された画像データ、画
    像属性データ及び画像処理キューに基づいて出力処理を
    行う出力処理手段とを備えたことを特徴とする情報処理
    システム。
  42. 【請求項42】 前記出力処理手段は、前記情報読み出
    し手段により読み出された画像データ、画像属性データ
    及び画像処理キューに基づいて、前記画像データに対し
    て画像処理を施すと共に、該画像処理を施した画像デー
    タを、前記画像属性データ及び前記画像処理キューと共
    に出力することを特徴とする請求項41記載の情報処理
    システム。
  43. 【請求項43】 前記情報作成手段は、前記画像属性デ
    ータを作成する際に該画像属性データに前記画像処理を
    行うべき旨の情報を含めることが可能であり、前記出力
    処理手段による前記画像データに対する前記画像処理
    は、前記画像属性データに前記画像処理を行うべき旨の
    情報が含まれている場合にのみなされることを特徴とす
    る請求項42記載の情報処理システム。
  44. 【請求項44】 前記情報作成手段は、前記撮影手段に
    より撮影された画像に対して画像処理を施すことを介し
    て前記画像データを作成し、前記情報保存手段は、前記
    画像処理が施された後の画像データを、前記画像属性デ
    ータ及び前記画像処理キューと共に前記可搬記録媒体に
    保存することを特徴とする請求項41記載の情報処理シ
    ステム。
  45. 【請求項45】 前記情報作成手段は、前記撮影手段に
    より撮影された画像に対して前画像処理を施すことを介
    して前記画像データを作成し、前記情報保存手段は、前
    記前画像処理が施された後の画像データを、前記画像属
    性データ及び前記画像処理キューと共に前記可搬記録媒
    体に保存する一方、前記出力処理手段は、前記情報読み
    出し手段により読み出された画像データ、画像属性デー
    タ及び画像処理キューに基づいて、前記画像データに対
    して後画像処理を施すと共に、前記後画像処理を施した
    画像データを、前記画像属性データ及び前記画像処理キ
    ューと共に出力することを特徴とする請求項41記載の
    情報処理システム。
  46. 【請求項46】 前記情報作成手段は、前記画像属性デ
    ータを作成する際に該画像属性データに前記後画像処理
    を行うべき旨の情報を含めることが可能であり、前記出
    力処理手段による前記画像データに対する前記後画像処
    理は、前記画像属性データに前記後画像処理を行うべき
    旨の情報が含まれている場合にのみなされることを特徴
    とする請求項45記載の情報処理システム。
  47. 【請求項47】 前記画像データは医用画像であり、前
    記画像属性データには、患者情報、撮影情報、出力先情
    報及び画像処理に関する情報の少なくとも1つが含まれ
    ることを特徴とする請求項41〜46のいずれか1項に
    記載の情報処理システム。
  48. 【請求項48】 前記画像データは医用画像であり、前
    記画像処理キューには、前記画像データのファイル名及
    び患者情報の少なくとも一方が含まれることを特徴とす
    る請求項41〜47のいずれか1項に記載の情報処理シ
    ステム。
  49. 【請求項49】 前記情報読み出し手段による読み出し
    処理は、前記画像処理装置におけるアプリケーションソ
    フトウェアの起動後自動的に開始されることを特徴とす
    る請求項41〜48のいずれか1項に記載の情報処理シ
    ステム。
  50. 【請求項50】 前記画像撮影装置は、車載可能に構成
    されたことを特徴とする請求項41〜49のいずれか1
    項に記載の情報処理システム。
  51. 【請求項51】 前記画像処理装置は、前記出力処理手
    段による出力処理後に、前記画像データ、前記画像属性
    データ及び前記画像処理キューの少なくとも1つを削除
    する情報削除手段を備えたことを特徴とする請求項41
    〜50のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  52. 【請求項52】 画像撮影装置と画像処理装置とから構
    成される情報処理システムにおける情報処理方法におい
    て、 前記画像撮影装置において、被写体画像を撮影する撮影
    工程と、該撮影工程により撮影された画像に基づく画像
    データ、該画像データの画像属性データ及び該画像デー
    タの画像処理キューを作成する情報作成工程と、該情報
    作成工程により作成された画像データ、画像属性データ
    及び画像処理キューを可搬記録媒体に保存する情報保存
    工程とを有すると共に、 前記画像処理装置において、前記可搬記録媒体に保存さ
    れた画像データ、画像属性データ及び画像処理キューを
    読み出す情報読み出し工程と、該情報読み出し工程によ
    り読み出された画像データ、画像属性データ及び画像処
    理キューに基づいて出力処理を行う出力処理工程とを有
    することを特徴とする情報処理方法。
  53. 【請求項53】 前記出力処理工程は、前記情報読み出
    し工程により読み出された画像データ、画像属性データ
    及び画像処理キューに基づいて、前記画像データに対し
    て画像処理を施すと共に、該画像処理を施した画像デー
    タを、前記画像属性データ及び前記画像処理キューと共
    に出力することを特徴とする請求項52記載の情報処理
    方法。
  54. 【請求項54】 前記情報作成工程は、前記画像属性デ
    ータを作成する際に該画像属性データに前記画像処理を
    行うべき旨の情報を含めることが可能であり、前記出力
    処理工程による前記画像データに対する前記画像処理
    は、前記画像属性データに前記画像処理を行うべき旨の
    情報が含まれている場合にのみなされることを特徴とす
    る請求項53記載の情報処理方法。
  55. 【請求項55】 前記情報作成工程は、前記撮影工程に
    より撮影された画像に対して画像処理を施すことを介し
    て前記画像データを作成し、前記情報保存工程は、前記
    画像処理が施された後の画像データを、前記画像属性デ
    ータ及び前記画像処理キューと共に前記可搬記録媒体に
    保存することを特徴とする請求項52記載の情報処理方
    法。
  56. 【請求項56】 前記情報作成工程は、前記撮影工程に
    より撮影された画像に対して前画像処理を施すことを介
    して前記画像データを作成し、前記情報保存工程は、前
    記前画像処理が施された後の画像データを、前記画像属
    性データ及び前記画像処理キューと共に前記可搬記録媒
    体に保存する一方、前記出力処理工程は、前記情報読み
    出し工程により読み出された画像データ、画像属性デー
    タ及び画像処理キューに基づいて、前記画像データに対
    して後画像処理を施すと共に、前記後画像処理を施した
    画像データを、前記画像属性データ及び前記画像処理キ
    ューと共に出力することを特徴とする請求項52記載の
    情報処理方法。
  57. 【請求項57】 前記情報作成工程は、前記画像属性デ
    ータを作成する際に該画像属性データに前記後画像処理
    を行うべき旨の情報を含めることが可能であり、前記出
    力処理工程による前記画像データに対する前記後画像処
    理は、前記画像属性データに前記後画像処理を行うべき
    旨の情報が含まれている場合にのみなされることを特徴
    とする請求項56記載の情報処理方法。
  58. 【請求項58】 前記画像データは医用画像であり、前
    記画像属性データには、患者情報、撮影情報、出力先情
    報及び画像処理に関する情報の少なくとも1つが含まれ
    ることを特徴とする請求項52〜57のいずれか1項に
    記載の情報処理方法。
  59. 【請求項59】 前記画像データは医用画像であり、前
    記画像処理キューには、前記画像データのファイル名及
    び患者情報の少なくとも一方が含まれることを特徴とす
    る請求項52〜58のいずれか1項に記載の情報処理方
    法。
  60. 【請求項60】 前記情報読み出し工程による読み出し
    処理は、前記画像処理装置におけるアプリケーションソ
    フトウェアの起動後自動的に開始されることを特徴とす
    る請求項52〜59のいずれか1項に記載の情報処理方
    法。
  61. 【請求項61】 前記画像撮影装置は、車載可能に構成
    されたことを特徴とする請求項52〜60のいずれか1
    項に記載の情報処理方法。
  62. 【請求項62】 前記画像処理装置における前記出力処
    理工程による出力処理後に、前記画像データ、前記画像
    属性データ及び前記画像処理キューの少なくとも1つを
    削除する情報削除工程を有することを特徴とする請求項
    52〜61のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  63. 【請求項63】 請求項52〜62のいずれか1項に記
    載の情報処理方法で使用される前記画像撮影装置に適用
    可能であることを特徴とする画像撮影装置。
  64. 【請求項64】 請求項52〜62のいずれか1項に記
    載の情報処理方法で使用される前記画像処理装置に適用
    可能であることを特徴とする画像処理装置。
  65. 【請求項65】 画像撮影装置と画像処理装置とから構
    成される情報処理システムにおける情報処理方法で使用
    されるプログラムを記憶した記憶媒体において、 前記画像撮影装置において、被写体画像を撮影する撮影
    工程のコードと、該撮影工程のコードにより撮影された
    画像に基づく画像データ、該画像データの画像属性デー
    タ及び該画像データの画像処理キューを作成する情報作
    成工程のコードと、該情報作成工程のコードにより作成
    された画像データ、画像属性データ及び画像処理キュー
    を可搬記録媒体に保存する情報保存工程のコードとを記
    憶すると共に、 前記画像処理装置において、前記可搬記録媒体に保存さ
    れた画像データ、画像属性データ及び画像処理キューを
    読み出す情報読み出し工程のコードと、該情報読み出し
    工程のコードにより読み出された画像データ、画像属性
    データ及び画像処理キューに基づいて出力処理を行う出
    力処理工程のコードとを記憶したことを特徴とする記憶
    媒体。
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