JP2009271802A - プログラム、可搬型記憶媒体及び情報処理装置 - Google Patents

プログラム、可搬型記憶媒体及び情報処理装置 Download PDF

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Abstract


【課題】可搬型記憶媒体に記憶された検査オーダ情報を、容易に画像サーバに登録する。
【解決手段】A病院用画像サーバ50において、メディアMに検査オーダ情報と共に書き込まれた検査オーダ情報送信プログラムは、当該プログラムを読み込んだ汎用PC端末70に、画像サーバ所在情報で設定されている診療所用画像サーバ90にこの検査オーダ情報を送信させる。そして、診療所用画像サーバ90は、当該検査オーダ情報をデータベースに登録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プログラム、可搬型記憶媒体及び情報処理装置に関する。
近年、多くの医療施設において情報のデジタル化が図られている。例えば、大規模、中規模の医療施設では、電子カルテシステムにおいて、撮影検査のオーダである検査オーダ情報が生成される。そして、当該生成された検査オーダ情報は、RIS(Radiological Information System:放射線情報システム)等の情報管理装置(情報管理システム)を介して、CR(Computed Radiography)装置、CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置等の画像生成装置(モダリティ)に送信される。
モダリティは、検査オーダ情報に基づいて、患者の撮影を行い、当該撮影により得られた医用画像の画像データに付帯情報を付帯させて、DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格に則ったDICOM画像データを生成する。
一方、診療所等の小規模な医療施設では、一人の医師が患者の撮影検査や診断を行うため、検査オーダ情報は生成されず、モダリティは主に医師のユーザ操作等により患者の撮影を行う。つまり、診療所等の小規模な医療施設では、検査オーダ情報に基づいて撮影検査を行うシステム構成となっておらず、当該医療施設内の装置間で、検査オーダ情報に関する連携がとれていない。
また、大規模、中規模、小規模の医療施設には、画像サーバが設置されており、当該画像サーバは、モダリティにおいて生成されたDICOM画像データを記憶管理する。画像サーバがDICOM画像データを管理する技術として、例えば、付帯情報に含まれる検査情報(スタディ属性)、シリーズ情報(シリーズ属性)等に基づいた階層関係で、DICOM画像データを管理するものが提案されている(特許文献1参照)。
ところで、異なる医療施設(例えば、大学病院と診療所)で、同一患者に対して同じ検査を実施することは、モダリティの撮影による放射線被爆量や医療コスト等、様々な負担を患者に強いることになる。
このような多重検査を防ぐために、可搬型記憶媒体を介した医用画像(DICOM画像データ)のデータ移送が行われている。例えば、ある大学病院において撮影が行われ、当該撮影により生成された医用画像(DICOM画像データ)が可搬型記憶媒体に書き込まれる。そして、患者は、当該可搬型記憶媒体を受け取り、診療所に持っていく。そして、診療所では、新たに、患者の撮影(検査)を行わずに、当該可搬型記憶媒体に書き込まれたDICOM画像データを参照して、患者の診断が行われる。
尚、これらの可搬型記憶媒体には、IHE(Integrating Healthcare Enterprise)およびIHE−J(Integrating Healthcare Enterprise - Japan)のPDI(Portable Data for Imaging)によって定められたデータ構造に則って、DICOM画像データが書き込まれるため、異なる医療施設間や、異なるベンダのシステム間において、当該DICOM画像データのデータ移送、データ参照が可能になっている。
特開2002−133393号公報
しかし、患者の紹介元である大規模な医療施設(例えば大学病院)から患者の紹介先である小規模な医療施設(例えば診療所)に、可搬型記憶媒体を介して、DICOM画像データをデータ移送した場合、当該可搬型記憶媒体に検査オーダ情報が記憶されていないため、紹介先の医療施設では、当該DICOM画像データを生成した撮影検査のオーダである検査オーダ情報を参照することはできなかった。
また、可搬型記憶媒体に検査オーダ情報を書き込み、紹介先である小規模な医療施設における電子カルテシステム等で当該可搬型記憶媒体を読み込んだ場合でも、当該医療施設内の装置間で、検査オーダ情報に関する連携がとれていないため、画像サーバに当該検査オーダを登録することができなかった。具体的に、小規模な医療施設では、前記可搬型記憶媒体を読み込んだ電子カルテシステムの装置から画像サーバに検査オーダ情報を送信する機能がないため、画像サーバに当該検査オーダ情報を登録することができなかった。
そのため、紹介先である小規模な医療施設における診断の際、検査オーダ情報固有の情報(例えば「検査理由」等)を画像サーバから取得することができず不便であった。
本発明は、上述したような課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、可搬型記憶媒体に記憶された検査オーダ情報を、容易に画像サーバに登録することである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
可搬型記憶媒体に検査オーダ情報と共に記憶されたプログラムであって、
コンピュータを、
前記可搬型記憶媒体に記憶された各種データを読み込む読込手段、
通信手段、
前記検査オーダ情報の送信先となる外部機器を設定する設定手段、
前記読込手段により読み込まれた検査オーダ情報を、前記設定手段により設定された外部機器に前記通信手段を介して送信する送信制御手段、
として機能させる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記外部機器は、
医用画像データと共に前記検査オーダ情報を記憶管理する画像サーバである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記外部機器は、
前記検査オーダ情報を含む医療情報の管理を行う情報管理装置である。
請求項4に記載の発明は、
検査オーダ情報を記憶する可搬型記憶媒体であって、
コンピュータを、
前記可搬型記憶媒体に記憶された各種データを読み込む読込手段、
通信手段、
前記検査オーダ情報の送信先となる外部機器を設定する設定手段、
前記読込手段により読み込まれた検査オーダ情報を、前記設定手段により設定された外部機器に前記通信手段を介して送信する送信制御手段、
として機能させるためのプログラムを前記検査オーダ情報と共に記憶する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、
前記外部機器は、
医用画像データと共に前記検査オーダ情報を記憶管理する画像サーバである。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、
前記外部機器は、
前記検査オーダ情報を含む医療情報の管理を行う情報管理装置である。
請求項7に記載の発明は、
検査オーダ情報を可搬型記憶媒体に書き込む書込制御手段を備える情報処理装置であって、
前記情報処理装置の書込制御手段は、
コンピュータを、
前記可搬型記憶媒体に記憶された各種データを読み込む読込手段、
通信手段、
前記検査オーダ情報の送信先となる外部機器を設定する設定手段、
前記読込手段により読み込まれた検査オーダ情報を、前記設定手段により設定された外部機器に前記通信手段を介して送信する送信制御手段、
として機能させるためのプログラムを前記検査オーダ情報と共に可搬型記憶媒体に書き込む。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、
前記外部機器は、
医用画像データと共に前記検査オーダ情報を記憶管理する画像サーバである。
請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、
前記外部機器は、
前記検査オーダ情報を含む医療情報の管理を行う情報管理装置である。
請求項1、4、7に記載の発明によれば、コンピュータは、検査オーダ情報と本発明に係るプログラムを記憶している可搬型記憶媒体を読み込むと、当該検査オーダ情報を送信先として設定された外部機器に送信する。そのため、可搬型記憶媒体に記憶された検査オーダ情報を、容易に画像サーバに登録することができる。
請求項2、5、8に記載の発明によれば、前記検査オーダ情報の送信先として画像サーバが設定される。そのため、可搬型記憶媒体に記憶された検査オーダ情報を、更に容易に画像サーバに登録することができる。
請求項3、6、9に記載の発明によれば、前記検査オーダ情報の送信先として情報管理装置が設定される。そのため、可搬型記憶媒体に記憶された検査オーダ情報を、画像サーバに登録すると共に、情報管理装置に登録することができる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。
[医用画像システムのシステム構成]
図1に、医用画像システム1のシステム構成を示す。図1に示すように、医用画像システム1は、A病院内医用画像システム100と診療所内医用画像システム200とから構成されている。
A病院内医用画像システム100は、A病院内における医用画像システムである。A病院内医用画像システム100は、電子カルテシステム10と、RIS20と、モダリティ30と、画像ビューワ端末40と、A病院用画像サーバ50と、図示しないその他の装置及びシステムとから構成されており、各装置及びシステムは通信ネットワークN1を介してデータ通信可能に接続されている。
電子カルテシステム10は、診療録データの作成、保存管理等を行う。また、電子カルテシステム10は、ユーザ操作等に基づき、撮影検査のオーダである検査オーダ情報を生成し、当該検査オーダ情報をRIS20に送信する。
図2に、電子カルテシステム10が生成する検査オーダ情報のデータ構成を示す。検査オーダ情報は、「依頼者オーダ番号」「依頼者」「入力組織」「オーダ施設名」「検査項目群ID」「検査日時」「検査終了日時」「受付番号」「患者移動モード」「検査理由」「撮影技師」等の項目や、後述する患者情報や検査情報に関する情報等を含む。
以下、1検査に対応する検査オーダ情報を検査オーダ情報オブジェクトと称す。また、説明の便宜上、検査オーダ情報オブジェクトを単に検査オーダと称すことがある。
図1に戻り、RIS20は、A病院の放射線科部門内における診療予約、診断結果のレポート、実績管理、材料在庫管理、検査オーダ情報等の医療情報の管理を行う情報管理装置である。RIS20は、電子カルテシステム10から受信した検査オーダ情報をモダリティ30及びA病院用画像サーバ50に送信する。
モダリティ30は、RIS20から受信した検査オーダ情報に従って、患者を撮影し、医用画像の画像データを生成する撮影装置である。また、モダリティ30は、前記検査オーダ情報に基づいて、前記画像データに関する付帯情報を生成する。そして、モダリティ30は、前記画像データ(以下、画像実データと称す。)に当該付帯情報を付帯させて、DICOM規格に則ったDICOM画像データを生成し、A病院用画像サーバ50に送信する。モダリティ30としては、CR装置、CT装置、MRI装置等、様々な種類の医用画像を撮影する撮影装置が適用可能である。
図3に、モダリティ30が生成するDICOM画像データのデータ構成を示す。前述したように、DICOM画像データは、付帯情報と画像実データとから構成される。また、付帯情報は、患者情報、検査情報、シリーズ情報及び画像情報を含む。
患者情報は、患者ID、患者名、生年月日、性別等の患者に関する情報である。検査情報は、検査を識別する検査インスタンスUID、検査日、検査時刻、受付番号、担当医師等の検査に関する情報である。シリーズ情報は、シリーズを識別するシリーズインスタンスUID、モダリティ名、検査部位、シリーズ番号等の、一つの検査の中で生成されるモダリティ毎の一連の医用画像の単位(シリーズ)に関する情報である。画像情報は、画像を識別するSOPインスタンスUID、画像番号等の医用画像に関する情報である。
また、1人の患者に対して1又は複数の検査が紐付けられる(関連している)。そのため、患者情報と検査情報との間には、1対1、又は1対複数の関連がある。また、1検査に対して1又は複数のシリーズが紐付けられる(関連している)。そのため、検査情報とシリーズ情報との間には、1対1、又は1対複数の関連がある。また、1シリーズに対して1又は複数の医用画像が紐付けられる(関連している)。そのため、シリーズ情報と画像情報との間には、1対1、又は1対複数の関連がある。
以下、医用画像1枚に対応するDICOM画像データをDICOM画像データオブジェクトと称す。また、説明の便宜上、DICOM画像データオブジェクトや当該DICOM画像データオブジェクトに含まれる画像実データを単にDICOM画像と称すことがある。
また、検査オーダ情報オブジェクトとDICOM画像データオブジェクトとは、検査オーダ情報オブジェクトの項目「受付番号」並びに「検査インスタンスUID」、DICOM画像データオブジェクトの付帯情報に含まれる検査情報の「受付番号」並びに「検査インスタンスUID」の各々もしくはその両方によって関連付けられる。
図1に戻り、A病院用画像サーバ50は、モダリティ30において生成されたDICOM画像データ等を記憶し、管理する(記憶管理する)情報処理装置である。また、A病院用画像サーバ50は、電子カルテシステム10において生成された検査オーダ情報を、前記DICOM画像データと共に記憶し、管理する(記憶管理する)。
A病院用画像サーバ50は、外部機器からDICOM画像データ取得要求を受信した場合、当該取得要求に応じたDICOM画像データを当該外部機器に送信する。また、A病院用画像サーバ50は、外部機器から検査オーダ情報取得要求を受信した場合、当該取得要求に応じた検査オーダ情報を当該外部機器に送信する。
また、A病院用画像サーバ50は、IHEおよびIHE−JのPDIによって定められたデータ構造に則って、CD−RやDVD−R等のメディアM(可搬型記憶媒体)に、記憶管理しているDICOM画像データ等を書き込む(EXPORTする)。また、A病院用画像サーバ50は、当該DICOM画像データと共に、検査オーダ情報とPDIビューワプログラム551とDICOM画像データ送信プログラム552と検査オーダ情報送信プログラム553とをメディアMに書き込む。DICOM画像データ送信プログラム552、検査オーダ情報送信プログラム553については後述する。
画像ビューワ端末40は、高精細モニタを有し、当該高精細モニタにDICOM画像を表示する端末である。画像ビューワ端末40は、読影医等によるユーザ操作に基づき、A病院用画像サーバ50にDICOM画像データ取得要求を送信し、当該取得要求に応じたDICOM画像データを取得する。そして、当該DICOM画像データに基づきモニタに医用画像(DICOM画像)や付帯情報を表示する。また、画像ビューワ端末40は、読影医によるユーザ操作に基づき、A病院用画像サーバ50に検査オーダ情報取得要求を送信し、当該取得要求に応じた検査オーダ情報を取得する。そして、当該検査オーダ情報に基づき「検査理由」等、付帯情報以外の情報をモニタに表示する。
診療所内医用画像システム200は、診療所内における医用画像システムである。診療所内医用画像システム200は、画像ビューワ端末60と、汎用PC端末70と、モダリティ80と、診療所用画像サーバ90とから構成されており、各装置は通信ネットワークN2を介してデータ通信可能に接続されている。
モダリティ80は、患者を撮影し、医用画像の画像データを生成する撮影装置である。また、モダリティ80は、診療所の医師のユーザ操作による操作信号等に基づいて、前記画像データに関する付帯情報を生成する。そして、モダリティ80は、前記画像データ(画像実データ)に当該付帯情報を付帯させて、DICOM規格に則ったDICOM画像データを生成し、診療所用画像サーバ90に送信する。モダリティ80としては、CR装置、CT装置、MRI装置等、様々な種類の医用画像を撮影する撮影装置が適用可能である。
診療所用画像サーバ90は、モダリティ80等において生成されたDICOM画像データ等を記憶し、管理する(記憶管理する)。また、診療所用画像サーバ90は、外部機器から受信した検査オーダ情報を、前記DICOM画像データと共に記憶し、管理する(記憶管理する)。
診療所用画像サーバ90は、外部機器からDICOM画像データ取得要求を受信した場合、当該取得要求に応じたDICOM画像データを当該外部機器に送信する。また、診療所用画像サーバ90は、外部機器から検査オーダ情報取得要求を受信した場合、当該取得要求に応じた検査オーダ情報を当該外部機器に送信する。
画像ビューワ端末60は、高精細モニタを有し、当該高精細モニタにDICOM画像を表示する端末である。画像ビューワ端末60は、診療所の医師等によるユーザ操作に基づき、診療所用画像サーバ90にDICOM画像データ取得要求を送信し、当該取得要求に応じたDICOM画像データを取得する。そして、当該DICOM画像データに基づきモニタに医用画像(DICOM画像)や付帯情報を表示する。また、画像ビューワ端末60は、診療所の医師等によるユーザ操作に基づき、診療所用画像サーバ90に検査オーダ情報取得要求を送信し、当該取得要求に応じた検査オーダ情報を取得する。そして、当該検査オーダ情報に基づき「検査理由」等、付帯情報以外の情報をモニタに表示する。
汎用PC端末70は、通常の汎用PCであり、メディアMから各種データを読み出す。汎用PC端末70は、A病院用画像サーバ50において書き込まれたDICOM画像データ、PDIビューワプログラム551、検査オーダ情報、DICOM画像データ送信プログラム552、検査オーダ情報送信プログラム553等をメディアMから読み出し、これらの情報を診療所用画像サーバ90に送信する。
[A病院用画像サーバの機能的構成]
図4に、A病院用画像サーバ50の機能的構成を示す。図4に示すように、A病院用画像サーバ50は、制御部51、操作部52、表示部53、通信部54、記憶部55、メディアドライブ56を備えて構成され、各部はバス57により接続されている。
制御部51は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等から構成され、A病院用画像サーバ50の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部52から入力される操作信号又は通信部54により受信される指示信号に応じて、記憶部55に記憶されている各種処理プログラムを読み出し、RAM内に形成されたワークエリアに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部52は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部51に出力する。
表示部53は、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、制御部51から入力される表示データに基づいて各種画面を表示する。
通信部54は、LAN(Local Area Network)アダプタ、ルータ、TA(Terminal Adapter)等を備え、通信ネットワークN1を介して接続されたRIS20、モダリティ30、画像ビューワ端末40等の外部機器との間でデータの送受信を行う。
記憶部55は、ハードディスク等から構成され、制御プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメータやファイル等を記憶している。また、記憶部55は、モダリティ30により生成されたDICOM画像データ(1又は複数のDICOM画像データオブジェクト)を記憶する。また、記憶部55は、電子カルテシステム10において生成され、RIS20から送信された検査オーダ情報(1又は複数の検査オーダ情報オブジェクト)を記憶する。また、記憶部55は、PDIビューワプログラム551、DICOM画像データ送信プログラム552、検査オーダ情報送信プログラム553を記憶する。また、記憶部55は、DICOM画像データ及び検査オーダ情報を管理するデータベースプログラムを記憶する(図示せず)。
メディアドライブ56は、制御部51からの制御信号に基づき、メディアMに各種データを書き込む。また、メディアドライブ56は、制御部51からの制御信号に基づき、メディアMに記憶されているデータを読み出す。
制御部51は、操作部52からの操作信号等に基づいて、DICOM画像データ(1又は複数のDICOM画像データオブジェクト)、検査オーダ情報(前記DICOM画像データオブジェクト群に関する1又は複数の検査オーダ情報オブジェクト)、PDIビューワプログラム551、DICOM画像データ送信プログラム552、検査オーダ情報送信プログラム553を記憶部55から読み出し、メディアドライブ56を介してメディアMに書き込む。
図5に、このメディアMが記憶するデータを示す。メディアMは、DICOM画像データ(1又は複数のDICOM画像データオブジェクト)と、検査オーダ情報(前記DICOM画像データオブジェクト群に関する1又は複数の検査オーダ情報オブジェクト)と、PDIビューワプログラム551、DICOM画像データ送信プログラム552、検査オーダ情報送信プログラム553とを記憶する。
ここで、DICOM画像データ送信プログラム552とは、当該プログラムを読み込むコンピュータに対して、メディアMに共に記憶されているDICOM画像データ(1又は複数のDICOM画像データオブジェクト)を、このコンピュータと通信可能に接続されている外部機器(画像サーバ等)に送信させるためのプログラムである。
検査オーダ情報送信プログラム553とは、当該プログラムを読み込むコンピュータに対して、メディアMに共に記憶されている検査オーダ情報(1又は複数の検査オーダ情報オブジェクト)を、このコンピュータと通信可能に接続されている外部機器(画像サーバ等)に送信させるためのプログラムである。
図4に戻り、制御部51は、記憶部55に記憶されたデータベースプログラムと協働して、記憶部55に記憶されているDICOM画像データ(1又は複数のDICOM画像データオブジェクト)と検査オーダ情報(1又は複数の検査オーダ情報オブジェクト)を管理する。
制御部51は、通信部54を介して、外部機器からDICOM画像データを受信すると、当該DICOM画像データを記憶部55に記憶させ、データベースに登録する(管理する)。また、制御部51は、通信部54を介して、外部機器から検査オーダ情報を受信すると、当該検査オーダ情報を記憶部55に記憶させ、データベースに登録する(管理する)。
制御部51は、通信部54を介して、外部機器からDICOM画像データ取得要求を受信すると、当該DICOM画像データ取得要求に応じたDICOM画像データオブジェクトを記憶部55から読み出す。そして、制御部51は、通信部54を介して、当該読み出したDICOM画像データオブジェクトを外部機器に送信(提供)する。
また、制御部51は、通信部54を介して、外部機器から検査オーダ情報取得要求を受信すると、当該検査オーダ情報取得要求に応じた検査オーダ情報オブジェクトを記憶部55から読み出す。そして、制御部51は、通信部54を介して、当該読み出した検査オーダ情報オブジェクトを外部機器に送信(提供)する。
[診療所用画像サーバの機能的構成]
図6に、診療所用画像サーバ90の機能的構成を示す。図6に示すように、診療所用画像サーバ90は、制御部91、操作部92、表示部93、通信部94、記憶部95を備えて構成され、各部はバス96により接続されている。
制御部91は、CPU、RAM等から構成され、診療所用画像サーバ90の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部92から入力される操作信号又は通信部94により受信される指示信号に応じて、記憶部95に記憶されている各種処理プログラムを読み出し、RAM内に形成されたワークエリアに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部92は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部91に出力する。
表示部93は、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、制御部91から入力される表示データに基づいて各種画面を表示する。
通信部94は、LAN(Local Area Network)アダプタ、ルータ、TA(Terminal Adapter)等を備え、通信ネットワークN2を介して接続された画像ビューワ端末60、汎用PC端末70、モダリティ80等の外部機器との間でデータの送受信を行う。
記憶部95は、ハードディスク等から構成され、制御プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメータやファイル等を記憶している。また、記憶部95は、モダリティ80等により生成されたDICOM画像データ(1又は複数のDICOM画像データオブジェクト)を記憶する。また、記憶部95は、汎用PC端末70から送信された検査オーダ情報(1又は複数の検査オーダ情報オブジェクト)を記憶する。また、記憶部95は、DICOM画像データ及び検査オーダ情報を管理するデータベースプログラムを記憶する(図示せず)。
制御部91は、記憶部95に記憶されたデータベースプログラムと協働して、記憶部95に記憶されているDICOM画像データ(1又は複数のDICOM画像データオブジェクト)と検査オーダ情報(1又は複数の検査オーダ情報オブジェクト)を管理する。
制御部91は、通信部94を介して、外部機器からDICOM画像データを受信すると、当該DICOM画像データを記憶部95に記憶させ、データベースに登録する(管理する)。また、制御部91は、通信部94を介して、外部機器から検査オーダ情報を受信すると、当該検査オーダ情報を記憶部95に記憶させ、データベースに登録する(管理する)。
制御部91は、通信部94を介して、外部機器からDICOM画像データ取得要求を受信すると、当該DICOM画像データ取得要求に応じたDICOM画像データオブジェクトを記憶部95から読み出す。そして、制御部91は、通信部94を介して、当該読み出したDICOM画像データオブジェクトを外部機器に送信(提供)する。
また、制御部91は、通信部94を介して、外部機器から検査オーダ情報取得要求を受信すると、当該検査オーダ情報取得要求に応じた検査オーダ情報オブジェクトを記憶部95から読み出す。そして、制御部91は、通信部94を介して、当該読み出した検査オーダ情報オブジェクトを外部機器に送信(提供)する。
[汎用PC端末の機能的構成]
図7に、汎用PC端末70の機能的構成を示す。図7に示すように、汎用PC端末70は、制御部71、操作部72、表示部73、通信部74、記憶部75、メディアドライブ76を備えて構成され、各部はバス77により接続されている。
制御部71は、CPU、RAM等から構成され、汎用PC端末70の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、操作部72から入力される操作信号又は通信部74により受信される指示信号に応じて、記憶部75に記憶されている各種処理プログラムを読み出し、RAM内に形成されたワークエリアに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部72は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部71に出力する。
表示部73は、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、制御部71から入力される表示データに基づいて各種画面を表示する。
通信部74は、LAN(Local Area Network)アダプタ、ルータ、TA(Terminal Adapter)等を備え、通信ネットワークN2を介して接続された診療所用画像サーバ90等の外部機器との間でデータの送受信を行う。
記憶部75は、ハードディスク等から構成され、制御プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメータやファイル等を記憶している。また、記憶部75は、画像サーバ所在情報751を記憶している。画像サーバ所在情報751とは、診療所内医用画像システム200内における画像サーバ(診療所用画像サーバ90)の所在を示す情報である。具体的には、画像サーバの「IPアドレス」、「ポート番号」の項目から構成される。当該画像サーバ所在情報751の各項目は、ユーザ操作による操作部72からの操作信号に基づき、予め設定されていることとしてもよいし、DICOM画像データ送信プログラム552や検査オーダ情報送信プログラム553が起動してから設定されることとしてもよい。
メディアドライブ76は、制御部71からの制御信号に基づき、メディアMに各種データを書き込む。また、メディアドライブ76は、制御部71からの制御信号に基づき、メディアMに記憶されているデータを読み出す。
制御部71は、メディアドライブ76を介して、メディアMからDICOM画像データ(1又は複数のDICOM画像データオブジェクト)、検査オーダ情報(前記DICOM画像データオブジェクト群に関する1又は複数の検査オーダ情報オブジェクト)、PDIビューワプログラム551、DICOM画像データ送信プログラム552、検査オーダ情報送信プログラム553を読み込む。そして、制御部71は、当該DICOM画像データ送信プログラム552と協働で、メディアMに記憶されているDICOM画像データ(1又は複数のDICOM画像データオブジェクト)を、診療所用画像サーバ90に通信部74を介して送信する。また、制御部71は、当該検査オーダ情報送信プログラム553と協働で、メディアMに記憶されている検査オーダ情報(1又は複数の検査オーダ情報オブジェクト)を、診療所用画像サーバ90に通信部74を介して送信する。
[診療所内医用画像システムにおける各装置の具体的な動作]
次に、診療所内医用画像システム200において実行される各装置の具体的な動作について図8を用いて説明する。
まず、汎用PC端末70のメディアドライブ76に、A病院用画像サーバ50においてデータが書き込まれたメディアMがセットされると、汎用PC端末70の制御部71は、メディアMがセットされたことを検知する。そして、制御部71は、メディアドライブ76を介して、メディアMからDICOM画像データオブジェクト群と、1又は複数の検査オーダ情報オブジェクトと、PDIビューワプログラム551と、DICOM画像データ送信プログラム552と、検査オーダ情報送信プログラム553とを読み出し、記憶部75に一時記憶させる(ステップS1)。尚、メディアMに記憶された各種データを記憶部75に一時記憶させず、制御部71が、必要に応じてメディアMから各種データを直接読み込み、RAMに展開する構成としてもよい。
そして、制御部71は、検査オーダ情報送信プログラム553を記憶部75から読み出し、この検査オーダ情報送信プログラム553を起動する(ステップS2)。
そして、制御部71は、ユーザ操作による操作部72からの操作信号等に基づき、画像サーバ(診療所用画像サーバ90)に登録する(送信する)検査オーダ情報オブジェクトを選択する(ステップS3)。
次に、制御部71は、記憶部75に記憶されている画像サーバ所在情報751の「IPアドレス」、「ポート番号」等に基づいて、選択した検査オーダ情報オブジェクトの送信先を設定(決定)する。ここで、制御部71は、選択した検査オーダ情報オブジェクトの送信先を診療所用画像サーバ90と設定(決定)する。そして、制御部71は、通信部74を介して、検査オーダ情報オブジェクトを診療所用画像サーバ90に送信する(ステップS4)。
そして、診療所用画像サーバ90の制御部91は、汎用PC端末70から送信された検査オーダ情報(1又は複数の検査オーダ情報オブジェクト)を記憶部75に保存し、データベースに登録する(ステップS5)。
また、汎用PC端末70の制御部71は、DICOM画像データ送信プログラム552を記憶部75から読み出し、このDICOM画像データ送信プログラム552を起動する(ステップS6)。
そして、制御部71は、ユーザ操作による操作部72からの操作信号等に基づき、画像サーバ(診療所用画像サーバ90)に登録する(送信する)DICOM画像データオブジェクトを選択する(ステップS7)。
そして、制御部71は、選択したDICOM画像データオブジェクトを、通信部74を介して、画像サーバ所在情報751に基づいて設定(決定)された診療所用画像サーバ90に送信する(ステップS8)。
そして、診療所用画像サーバ90の制御部91は、汎用PC端末70から送信されたDICOM画像データ(1又は複数のDICOM画像データオブジェクト)を記憶部75に保存し、データベースに登録する(ステップS9)。
そして、制御部91は、ステップS5において登録した検査オーダ情報オブジェクトと、ステップS9において登録したDICOM画像データオブジェクト群とを、検査オーダ情報オブジェクトの項目「受付番号」並びに「検査インスタンスUID」、DICOM画像データオブジェクトの付帯情報に含まれる検査情報の「受付番号」並びに「検査インスタンスUID」の各々もしくはその両方によって関連付ける(ステップS10)。
以上、第1の実施の形態によれば、A病院用画像サーバ50において、メディアMに検査オーダ情報と共に書き込まれた検査オーダ情報送信プログラム553は、当該プログラムを読み込んだ汎用PC端末70に、画像サーバ所在情報751で設定されている診療所用画像サーバ90にこの検査オーダ情報を送信させる。そして、診療所用画像サーバ90は、当該検査オーダ情報をデータベースに登録する。
そのため、診療所内医用画像システム200のような、検査オーダ情報等の医療情報の管理を行う情報管理装置(RIS)が無く、検査オーダ情報に関する連携がとれていない小規模な医療施設(診療所内医用画像システム200)においても、汎用PC端末70にメディアMを読み込ませるだけで、当該メディアMに記憶されている検査オーダ情報を、診療所用画像サーバ90に登録することができる。よって、可搬型記憶媒体に記憶された検査オーダ情報を、容易に画像サーバに登録することができる。
また、診療所用画像サーバ90に検査オーダ情報が登録されることにより、画像ビューワ端末60は、DICOM画像データの他に、検査オーダ情報も当該診療所用画像サーバ90から取得することができる。そのため、画像ビューワ端末60は、DICOM画像と付帯情報の他に、検査オーダ情報固有の情報(例えば「検査理由」)もモニタに表示することができる。よって、診療所に勤務する医師等は、DICOM画像と付帯情報のみを参照する場合に比べて、より多くの情報を参照することができる。
[第2の実施の形態]
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、A病院における医用画像システム(A病院内医用画像システム100)を構成するA病院用画像サーバ50の不具合の解析を、当該A病院用画像サーバ50のベンダが行う場合を想定している。
[医用画像システムのシステム構成]
図9に、医用画像システム2のシステム構成を示す。図9に示すように、医用画像システム2は、A病院内医用画像システム100と画像サーバ評価システム300とから構成されている。
A病院内医用画像システム100は、A病院内における医用画像システムである。A病院内医用画像システム100は、第1の実施の形態におけるA病院内医用画像システム100と同様の構成となっているため、その説明を省略する。
画像サーバ評価システム300は、A病院用画像サーバ50のベンダが、当該A病院用画像サーバ50の不具合を解析するための評価システムである。画像サーバ評価システム300は、汎用PC端末310と、画像ビューワ端末320と、評価用画像サーバ330とから構成されており、各装置は通信ネットワークN3を介してデータ通信可能に接続されている。
評価用画像サーバ330は、A病院内医用画像システム100のA病院用画像サーバ50と同様の構成となっており、同様の機能を有する。
画像ビューワ端末320は、A病院内医用画像システム100の画像ビューワ端末40と同様の構成となっており、同様の機能を有する。
汎用PC端末310は、第1の実施の形態における診療所内医用画像システム200の汎用PC端末70と同様の構成となっており、同様の機能を有する。
[画像サーバ評価システムにおける各装置の具体的な動作]
次に、画像サーバ評価システム300において実行される各装置の具体的な動作について説明する。
まず、A病院内医用画像システム100において、A病院用画像サーバ50のベンダの作業者のユーザ操作等に基づいて、不具合を生じたA病院用画像サーバ50は、記憶管理しているDICOM画像データ、検査オーダ情報、PDIビューワプログラム551、DICOM画像データ送信プログラム552、検査オーダ情報送信プログラム553等を、メディアMに出力する(書き込む)。
そして、不具合を生じたA病院用画像サーバ50が記憶管理している検査オーダ情報、医用画像データ等のデータ解析を行うため、ベンダの作業者は、メディアMを自社(ベンダ)に持ち帰り、自社にある画像サーバ評価システム300の汎用PC端末310にメディアMをセットする。
メディアMがセットされると、汎用PC端末310は、メディアMからDICOM画像データ、検査オーダ情報、PDIビューワプログラム551、DICOM画像データ送信プログラム552、検査オーダ情報送信プログラム553を読み出す。
そして、汎用PC端末310は、自装置の記憶部に記憶された画像サーバ所在情報751に基づいて、検査オーダ情報、DICOM画像データの送信先を評価用画像サーバ330と設定する。そして、汎用PC端末310は、検査オーダ情報とDICOM画像データとを評価用画像サーバ330に送信する。そして、評価用画像サーバ330は、汎用PC端末310から送信された検査オーダ情報とDICOM画像データとをデータベースに登録する。
そして、ベンダの作業者は、画像ビューワ端末320において、A病院用画像サーバ50と同様の構成、機能を有する評価用画像サーバ330から、前記検査オーダ情報とDICOM画像データ等を取得し参照することにより、A病院用画像サーバ50の不具合状況を解析、評価する。
具体的に、画像ビューワ端末320は、ベンダの作業者のユーザ操作等に基づき、評価用画像サーバ330に、検査オーダ情報取得要求、DICOM画像データ取得要求を送信する。そして、画像ビューワ端末320は、評価用画像サーバ330から検査オーダ情報とDICOM画像データを受信し、モニタに表示する。
以上、第2の実施の形態によれば、A病院用画像サーバ50において、メディアMに検査オーダ情報と共に書き込まれた検査オーダ情報送信プログラム553は、当該プログラムを読み込んだ汎用PC端末310に、画像サーバ所在情報751で設定されている評価用画像サーバ330にこの検査オーダ情報を送信させる。そして、評価用画像サーバ330は、当該検査オーダ情報をデータベースに登録する。
そのため、画像サーバ等の不具合の解析を行う評価システム内の装置間で、検査オーダ情報に関する連携がとれていない場合でも、容易に評価システム内の画像サーバに検査オーダ情報を登録することができる。そして、登録した検査オーダ情報に基づいて評価対象(不具合解析対象)となっている画像サーバの不具合の再現が可能となる。
[第3の実施の形態]
以下、本発明の第3の実施の形態について説明する。
[医用画像システムのシステム構成]
図10に、医用画像システム3のシステム構成を示す。図10に示すように、医用画像システム3は、A病院内医用画像システム100とB病院内医用画像システム400とから構成されている。
A病院内医用画像システム100は、A病院内における医用画像システムである。A病院内医用画像システム100は、第1の実施の形態におけるA病院内医用画像システム100と同様の構成となっているため、その説明を省略する。
B病院内医用画像システム400は、B病院内における医用画像システムである。B病院内医用画像システム400は、電子カルテシステム410と、RIS420と、汎用PC端末430と、モダリティ440と、B病院用画像サーバ450と、画像ビューワ端末460とから構成されており、各装置は通信ネットワークN4を介してデータ通信可能に接続されている。
電子カルテシステム410は、A病院内医用画像システム100の電子カルテシステム10と同様の構成となっており、同様の機能を有する。
RIS420は、A病院内医用画像システム100のRIS20と同様の構成となっており、同様の機能を有する。
モダリティ440は、A病院内医用画像システム100のモダリティ30と同様の構成となっており、同様の機能を有する。
B病院用画像サーバ450は、A病院内医用画像システム100のA病院用画像サーバ50と同様の構成となっており、同様の機能を有する。
画像ビューワ端末460は、A病院内医用画像システム100の画像ビューワ端末40と同様の構成となっており、同様の機能を有する。
汎用PC端末430は、第1の実施の形態における診療所内医用画像システム200の汎用PC端末70と同様の構成となっており、同様の機能を有する。また、汎用PC端末430は、自装置の記憶部に画像サーバ所在情報751を記憶する他に、情報管理装置所在情報752を記憶する。情報管理装置所在情報752とは、B病院内医用画像システム400内における情報管理装置(RIS420)の所在を示す情報である。具体的には、情報管理装置の「IPアドレス」、「ポート番号」の項目から構成される。
[B病院内医用画像システムにおける各装置の具体的な動作]
次に、B病院内医用画像システム400において実行される各装置の具体的な動作について図11を用いて説明する。
まず、汎用PC端末430のメディアドライブに、A病院用画像サーバ50においてデータが書き込まれたメディアMがセットされると、汎用PC端末430は、メディアMがセットされたことを検知する。そして、汎用PC端末430は、メディアドライブを介して、メディアMからDICOM画像データオブジェクト群と、1又は複数の検査オーダ情報オブジェクトと、PDIビューワプログラム551と、DICOM画像データ送信プログラム552と、検査オーダ情報送信プログラム553とを読み出す(ステップS101)。
そして、汎用PC端末430は、検査オーダ情報送信プログラム553を起動する(ステップS102)。
そして、汎用PC端末430は、ユーザ操作による操作部からの操作信号等に基づき、情報管理装置(RIS420)に送信する検査オーダ情報オブジェクトを選択する(ステップS103)。
次に、汎用PC端末430は、情報管理装置所在情報752の「IPアドレス」、「ポート番号」等に基づいて、選択した検査オーダ情報オブジェクトの送信先を決定する。ここで、汎用PC端末430は、選択した検査オーダ情報オブジェクトの送信先をRIS420と決定する。そして、汎用PC端末430は、検査オーダ情報オブジェクトをRIS420に送信する(ステップS104)。
RIS420は、汎用PC端末430から検査オーダ情報オブジェクトを受信すると、この検査オーダ情報オブジェクトを保存し、管理する(ステップS105)。そして、RIS420は、当該管理している検査オーダ情報オブジェクトをB病院用画像サーバ450に送信する(ステップS106)。
B病院用画像サーバ450は、RIS420から検査オーダ情報オブジェクトを受信すると、当該受信した検査オーダ情報オブジェクトを保存し、データベースに登録する(ステップS107)。
また、汎用PC端末430は、DICOM画像データ送信プログラム552を起動する(ステップS108)。
そして、汎用PC端末430は、ユーザ操作による操作部からの操作信号等に基づき、画像サーバ(B病院用画像サーバ450)に送信するDICOM画像データオブジェクトを選択する(ステップS109)。
次に、汎用PC端末430は、画像サーバ所在情報751の「IPアドレス」、「ポート番号」等に基づいて、選択したDICOM画像データオブジェクトの送信先を設定する。ここで、汎用PC端末430は、選択したDICOM画像データオブジェクトの送信先をB病院用画像サーバ450と決定する。そして、汎用PC端末430は、DICOM画像データオブジェクトをB病院用画像サーバ450に送信する(ステップS110)
B病院用画像サーバ450は、汎用PC端末430からDICOM画像データ(1又は複数のDICOM画像データオブジェクト)を受信すると、当該受信したDICOM画像データを保存し、データベースに登録する(ステップS111)。
そして、B病院用画像サーバ450は、ステップS107において登録した検査オーダ情報オブジェクトと、ステップS111において登録したDICOM画像データオブジェクト群とを関連付ける(ステップS112)。
以上、第3の実施の形態によれば、A病院用画像サーバ50において、メディアMに検査オーダ情報と共に書き込まれた検査オーダ情報送信プログラム553は、当該プログラムを読み込んだ汎用PC端末430に、情報管理装置所在情報752で設定されているRIS420にこの検査オーダ情報を送信させる。そして、RIS420は、当該検査オーダ情報を登録し、B病院用画像サーバ450に送信する。
そのため、検査オーダ情報に関する連携がとれている医療施設(B病院内医用画像システム400)において、汎用PC端末430のような装置にメディアMを読み込ませるだけで、自医療施設(B病院)において管理していた検査オーダ情報と共に、メディアMから読み込んだ他施設(A病院)の検査オーダ情報を管理することが可能になる。
尚、上記各実施の形態における記述は、本発明に係る医用画像システムの一例であり、これに限定されるものではない。システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても適宜変更可能である。
例えば、上記各実施の形態において、検査オーダ情報オブジェクトや検査オーダ情報送信プログラム553等をメディアMに書き込む機能を、A病院用画像サーバ50に持たせる構成としたが、当該機能をモダリティ30に持たせる構成としてもよい。
また、上記各実施の形態では、プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体としてハードディスクや可搬型記憶媒体を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ等を適用することが可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も適用可能である。
本発明の第1の実施の形態における医用画像システムのシステム構成図である。 検査オーダ情報のデータ構成図である。 DICOM画像データのデータ構成図である。 A病院用画像サーバのブロック図である。 メディアMに記憶されているデータのデータ構成図である。 診療所用画像サーバのブロック図である。 汎用PC端末のブロック図である。 診療所内医用画像システムにおいて実行される処理を示すラダーチャートである。 本発明の第2の実施の形態における医用画像システムのシステム構成図である。 本発明の第3の実施の形態における医用画像システムのシステム構成図である。 B病院内医用画像システムにおいて実行される処理を示すラダーチャートである。
符号の説明
1 医用画像システム
2 医用画像システム
3 医用画像システム
10 電子カルテシステム
20 RIS
30 モダリティ
40 画像ビューワ端末
50 A病院用画像サーバ
51 制御部
52 操作部
53 表示部
54 通信部
55 記憶部
56 メディアドライブ
57 バス
60 画像ビューワ端末
70 汎用PC端末
71 制御部
72 操作部
73 表示部
74 通信部
75 記憶部
76 メディアドライブ
77 バス
80 モダリティ
90 診療所用画像サーバ
91 制御部
92 操作部
93 表示部
94 通信部
95 記憶部
96 バス
100 A病院内医用画像システム
200 診療所内医用画像システム
300 画像サーバ評価システム
310 汎用PC端末
320 画像ビューワ端末
330 評価用画像サーバ
400 B病院内医用画像システム
410 電子カルテシステム
420 RIS
430 汎用PC端末
440 モダリティ
450 B病院用画像サーバ
460 画像ビューワ端末
551 PDIビューワプログラム
552 DICOM画像データ送信プログラム
553 検査オーダ情報送信プログラム
751 画像サーバ所在情報
752 情報管理装置所在情報
M メディア
N1 通信ネットワーク
N2 通信ネットワーク
N3 通信ネットワーク
N4 通信ネットワーク

Claims (9)

  1. 可搬型記憶媒体に検査オーダ情報と共に記憶されたプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記可搬型記憶媒体に記憶された各種データを読み込む読込手段、
    通信手段、
    前記検査オーダ情報の送信先となる外部機器を設定する設定手段、
    前記読込手段により読み込まれた検査オーダ情報を、前記設定手段により設定された外部機器に前記通信手段を介して送信する送信制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  2. 前記外部機器は、
    医用画像データと共に前記検査オーダ情報を記憶管理する画像サーバである、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記外部機器は、
    前記検査オーダ情報を含む医療情報の管理を行う情報管理装置である、
    請求項1に記載のプログラム。
  4. 検査オーダ情報を記憶する可搬型記憶媒体であって、
    コンピュータを、
    前記可搬型記憶媒体に記憶された各種データを読み込む読込手段、
    通信手段、
    前記検査オーダ情報の送信先となる外部機器を設定する設定手段、
    前記読込手段により読み込まれた検査オーダ情報を、前記設定手段により設定された外部機器に前記通信手段を介して送信する送信制御手段、
    として機能させるためのプログラムを前記検査オーダ情報と共に記憶する可搬型記憶媒体。
  5. 前記外部機器は、
    医用画像データと共に前記検査オーダ情報を記憶管理する画像サーバである、
    請求項4に記載の可搬型記憶媒体。
  6. 前記外部機器は、
    前記検査オーダ情報を含む医療情報の管理を行う情報管理装置である、
    請求項4に記載の可搬型記憶媒体。
  7. 検査オーダ情報を可搬型記憶媒体に書き込む書込制御手段を備える情報処理装置であって、
    前記情報処理装置の書込制御手段は、
    コンピュータを、
    前記可搬型記憶媒体に記憶された各種データを読み込む読込手段、
    通信手段、
    前記検査オーダ情報の送信先となる外部機器を設定する設定手段、
    前記読込手段により読み込まれた検査オーダ情報を、前記設定手段により設定された外部機器に前記通信手段を介して送信する送信制御手段、
    として機能させるためのプログラムを前記検査オーダ情報と共に可搬型記憶媒体に書き込む情報処理装置。
  8. 前記外部機器は、
    医用画像データと共に前記検査オーダ情報を記憶管理する画像サーバである、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記外部機器は、
    前記検査オーダ情報を含む医療情報の管理を行う情報管理装置である、
    請求項7に記載の情報処理装置。
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