JP2009271801A - プログラム、可搬型記録媒体及び情報処理装置 - Google Patents

Abstract

【課題】可搬型記憶媒体に記憶されている医用画像データを、効率的に画像サーバに登録する。
【解決手段】Ａ病院用画像サーバ４０において、メディアＭ（可搬型記憶媒体）にＤＩＣＯＭ画像データ（医用画像データ）と共に書き込まれた画像インポートプログラムは、当該プログラムを読み込んだ汎用ＰＣ端末６０を次のような装置として機能させる。即ち、汎用ＰＣ端末６０は、メディアＭに記憶されたＤＩＣＯＭ画像データがＢ病院用画像サーバ９０（のデータベース）に登録されているか否かを問い合わせ、前記メディアＭに記憶されたＤＩＣＯＭ画像データのうち、Ｂ病院用画像サーバ９０に未登録であるＤＩＣＯＭ画像データを、当該Ｂ病院用画像サーバ９０に送信する。
【選択図】図１

Description

本発明は、プログラム、可搬型記録媒体及び情報処理装置に関する。

近年、多くの医療機関において情報のデジタル化が図られている。例えば、ＣＲ（Computed Radiography）装置、ＣＴ（Computed Tomography）装置、ＭＲＩ（Magnetic Resonance Imaging）装置等の画像生成装置（モダリティ）は、撮影により得られた医用画像の画像データに付帯情報を付帯させて、ＤＩＣＯＭ（Digital Imaging and Communications in Medicine）規格に則ったＤＩＣＯＭ画像データ（医用画像データ）を生成する。

また、画像サーバは、モダリティにおいて生成されたＤＩＣＯＭ画像データを記憶管理する。画像サーバがＤＩＣＯＭ画像データを管理する技術として、例えば、付帯情報に含まれる検査情報（スタディ属性）、シリーズ情報（シリーズ属性）等に基づいた階層関係で、ＤＩＣＯＭ画像データを管理するものが提案されている（特許文献１参照）。

ところで、異なる医療施設（例えば、患者の紹介元の病院と、患者の紹介先の病院）で、同一患者に対して同じ検査を実施することは、モダリティの撮影による放射線被爆量や医療コスト等、様々な負担を患者に強いることになる。

このような多重検査を防ぐために、ＣＤ―Ｒ等のメディア（可搬型記憶媒体）を介して医用画像（ＤＩＣＯＭ画像データ）のデータ移送が行われている。例えば、患者の紹介元の病院において撮影が行われ、当該撮影により生成された医用画像（ＤＩＣＯＭ画像データ）がメディアに書き込まれる。そして、患者は、当該メディアを受け取り、紹介先の病院に持っていく。そして、紹介先の病院では、新たに、患者の撮影（検査）を行わずに、当該メディアに書き込まれたＤＩＣＯＭ画像データを参照して、患者の診断が行われる。

尚、これらのメディアには、ＩＨＥ（Integrating Healthcare Enterprise）およびＩＨＥ−Ｊ（Integrating Healthcare Enterprise - Japan）のＰＤＩ（Portable Data for Imaging）によって定められたデータ構造に則って、ＤＩＣＯＭ画像データが書き込まれるため、異なる医療施設間や、異なるベンダのシステム間において、当該ＤＩＣＯＭ画像データのデータ移送、データ参照が可能になっている。
特開２００２−１３３３９３号公報

しかし、紹介先の医療施設の画像サーバに、メディアに記憶されたデータを読み込むメディアドライブが搭載されていない場合や、当該画像サーバに接続された端末にＰＤＩ規格に則ったインポートプログラムがインストールされていない場合等、当該メディアに記憶されたＤＩＣＯＭ画像データを画像サーバに登録することは困難であった。もしくは手間がかかってしまった。

また、ＤＩＣＯＭ画像を表示する画像ビューワ端末には、ＰＤＩ規格に則ったインポートプログラムがインストールされているものが多いが、当該画像ビューワ端末においてメディアからＤＩＣＯＭ画像データを読み込んで画像サーバに送信している間、読影医は、当該画像ビューワ端末を用いて読影作業を行うことはできず不便であった。

また、メディアに記憶されたＤＩＣＯＭ画像データが既に画像サーバに登録されている場合、インポートプログラムがインストールされた端末から画像サーバにＤＩＣＯＭ画像データを送信後に、初めてその旨を知ることになり非効率であった。

本発明は、上述したような課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、可搬型記憶媒体に記憶されている医用画像データを、効率的に画像サーバに登録することである。

上記の課題を解決するために、請求項１に記載の発明は、
可搬型記憶媒体に医用画像データと共に記憶されたプログラムであって、
コンピュータを、
前記可搬型記憶媒体に記憶された各種データを読み込む読込手段、
医用画像データを記憶管理する画像サーバと各種データの送受信を行う通信手段、
前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データが前記画像サーバに登録されているか否かを前記通信手段を介して問い合わせ、前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する制御手段、
として機能させる。

請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、
前記制御手段は、
前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である全ての医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する。

請求項３に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、
前記コンピュータを、
前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である医用画像データの中から、前記画像サーバに送信する医用画像データを指定する指定手段、
として更に機能させ、
前記制御手段は、
前記指定手段により指定された医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する。

請求項４に記載の発明は、
医用画像データを記憶する可搬型記憶媒体であって、
コンピュータを、
前記可搬型記憶媒体に記憶された各種データを読み込む読込手段、
医用画像データを記憶管理する画像サーバと各種データの送受信を行う通信手段、
前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データが前記画像サーバに登録されているか否かを前記通信手段を介して問い合わせ、前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する制御手段、
として機能させるためのプログラムを前記医用画像データと共に記憶する。

請求項５に記載の発明は、請求項４に記載の発明において、
前記制御手段は、
前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である全ての医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する。

請求項６に記載の発明は、請求項４に記載の発明において、
前記プログラムは、前記コンピュータを、
前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である医用画像データの中から、前記画像サーバに送信する医用画像データを指定する指定手段、
として更に機能させ、
前記制御手段は、
前記指定手段により指定された医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する。

請求項７に記載の発明は、
医用画像データを可搬型記憶媒体に書き込む書込制御手段を備える情報処理装置であって、
前記情報処理装置の書込制御手段は、
コンピュータを、
前記可搬型記憶媒体に記憶された各種データを読み込む読込手段、
医用画像データを記憶管理する画像サーバと各種データの送受信を行う通信手段、
前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データが前記画像サーバに登録されているか否かを前記通信手段を介して問い合わせ、前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する制御手段、
として機能させるためのプログラムを前記医用画像データと共に可搬型記憶媒体に書き込む。

請求項８に記載の発明は、請求項７に記載の発明において、
前記制御手段は、
前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である全ての医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する。

請求項９に記載の発明は、請求項７に記載の発明において、
前記プログラムは、前記コンピュータを、
前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である医用画像データの中から、前記画像サーバに送信する医用画像データを指定する指定手段、
として更に機能させ、
前記制御手段は、
前記指定手段により指定された医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する。

請求項１、４、７に記載の発明によれば、コンピュータは、医用画像データと本発明に係るプログラムを記憶している可搬型記憶媒体を読み込むと、当該医用画像データが登録されているかを画像サーバに問い合わせ、当該医用画像データのうち、未登録の医用画像データを前記画像サーバに送信する。そのため、可搬型記憶媒体に記憶されている医用画像データを、効率的に画像サーバに登録することができる。

請求項２、５、８に記載の発明によれば、前記コンピュータは、前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である全ての医用画像データを前記画像サーバに送信する。そのため、可搬型記憶媒体に記憶されている医用画像データを、更に効率的に画像サーバに登録することができる。

請求項３、６、９に記載の発明によれば、前記コンピュータは、前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録であり、且つ指定手段により指定された医用画像データを前記画像サーバに送信する。そのため、可搬型記憶媒体に記憶されている医用画像データを、画像サーバに登録する際の利便性を向上させることができる。

以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。

[医用画像システムのシステム構成]
図１に、医用画像システム１のシステム構成を示す。図１に示すように、医用画像システム１は、Ａ病院内医用画像システム１００とＢ病院内医用画像システム２００とから構成されている。

Ａ病院内医用画像システム１００は、Ａ病院内における医用画像システムである。Ａ病院内医用画像システム１００は、ＲＩＳ（Radiological Information System：放射線情報システム）１０と、モダリティ２０と、画像ビューワ端末３０と、Ａ病院用画像サーバ４０と、図示しないその他の装置とから構成されており、各装置は通信ネットワークＮ１を介してデータ通信可能に接続されている。

ＲＩＳ１０は、Ａ病院の放射線科部門内における診療予約、診断結果のレポート、実績管理、材料在庫管理等の情報管理を行う。ＲＩＳ１０は、図示しない電子カルテシステムから受信した撮影オーダ情報をモダリティ２０及びＡ病院用画像サーバ４０に送信する。

モダリティ２０は、ＲＩＳ１０から受信した撮影オーダ情報に従って、患者を撮影し、医用画像の画像データを生成する撮影装置である。また、モダリティ２０は、前記撮影オーダ情報に基づいて、前記画像データに関する付帯情報を生成する。そして、モダリティ２０は、前記画像データ（以下、画像実データと称す。）に当該付帯情報を付帯させて、ＤＩＣＯＭ規格に則ったＤＩＣＯＭ画像データ（医用画像データ）を生成し、Ａ病院用画像サーバ４０に送信する。モダリティ２０としては、ＣＲ装置、ＣＴ装置、ＭＲＩ装置等、様々な種類の医用画像を撮影する撮影装置が適用可能である。

図２に、モダリティ２０が生成するＤＩＣＯＭ画像データのデータ構成を示す。前述したように、ＤＩＣＯＭ画像データは、付帯情報と画像実データとから構成される。また、付帯情報は、患者情報、検査情報、シリーズ情報及び画像情報を含む。

患者情報は、患者ＩＤ、患者名、生年月日、性別等の患者に関する情報である。検査情報は、検査を識別する検査インスタンスＵＩＤ、検査日、検査時刻、受付番号、担当医師等の検査に関する情報である。シリーズ情報は、シリーズを識別するシリーズインスタンスＵＩＤ、モダリティ名、検査部位、シリーズ番号等の、一つの検査の中で生成されるモダリティ毎の一連の医用画像の単位（シリーズ）に関する情報である。画像情報は、画像を識別するＳＯＰインスタンスＵＩＤ、画像番号等の医用画像に関する情報である。

また、１人の患者に対して１又は複数の検査が紐付けられる（関連している）。そのため、患者情報と検査情報との間には、１対１、又は１対複数の関連がある。また、１検査に対して１又は複数のシリーズが紐付けられる（関連している）。そのため、検査情報とシリーズ情報との間には、１対１、又は１対複数の関連がある。また、１シリーズに対して１又は複数の医用画像が紐付けられる（関連している）。そのため、シリーズ情報と画像情報との間には、１対１、又は１対複数の関連がある。

以下、医用画像１枚に対応するＤＩＣＯＭ画像データをＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトと称す。また、説明の便宜上、ＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトや当該ＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトに含まれる画像実データを単にＤＩＣＯＭ画像と称すことがある。

図１に戻り、Ａ病院用画像サーバ４０は、モダリティ２０において生成されたＤＩＣＯＭ画像データ等を記憶し、管理する（記憶管理する）情報処理装置である。Ａ病院用画像サーバ４０は、外部機器からＤＩＣＯＭ画像データ取得要求を受信した場合、当該取得要求に応じたＤＩＣＯＭ画像データを当該外部機器に送信する。また、Ａ病院用画像サーバ４０は、外部機器から付帯情報取得要求を受信した場合、当該取得要求に応じた、ＤＩＣＯＭ画像データに含まれる付帯情報を当該外部機器に送信する。

また、Ａ病院用画像サーバ４０は、ＩＨＥおよびＩＨＥ−ＪのＰＤＩによって定められたデータ構造に則って、ＣＤ−ＲやＤＶＤ−Ｒ等のメディアＭ（可搬型記憶媒体）にＤＩＣＯＭ画像データ等を書き込む（ＥＸＰＯＲＴする）。また、Ａ病院用画像サーバ４０は、当該ＤＩＣＯＭ画像データと共に、画像インポートプログラム４５２をメディアＭに書き込む。画像インポートプログラム４５２については後述する。

画像ビューワ端末３０は、高精細モニタを有し、当該高精細モニタにＤＩＣＯＭ画像を表示する端末である。画像ビューワ端末３０は、読影医等によるユーザ操作に基づき、Ａ病院用画像サーバ４０にＤＩＣＯＭ画像データ取得要求を送信し、当該取得要求に応じたＤＩＣＯＭ画像データを取得する。そして、当該ＤＩＣＯＭ画像データに基づきモニタに医用画像（ＤＩＣＯＭ画像）を表示する。

Ｂ病院内医用画像システム２００は、Ｂ病院内における医用画像システムである。Ｂ病院内医用画像システム２００は、モダリティ５０と、汎用ＰＣ端末６０と、ＲＩＳ７０と、画像ビューワ端末８０と、Ｂ病院用画像サーバ９０と、図示しないその他の装置とから構成されており、各装置は通信ネットワークＮ２を介してデータ通信可能に接続されている。

ＲＩＳ７０は、Ｂ病院の放射線科部門内における診療予約、診断結果のレポート、実績管理、材料在庫管理等の情報管理を行う。ＲＩＳ７０は、図示しない電子カルテシステムから受信した撮影オーダ情報をモダリティ５０及びＢ病院用画像サーバ９０に送信する。

モダリティ５０は、ＲＩＳ７０から受信した撮影オーダ情報に従って、患者を撮影し、医用画像の画像データを生成する撮影装置である。また、モダリティ５０は、前記撮影オーダ情報に基づいて、前記画像データに関する付帯情報を生成する。そして、モダリティ２０は、前記画像データ（画像実データ）に当該付帯情報を付帯させて、ＤＩＣＯＭ規格に則ったＤＩＣＯＭ画像データを生成し、Ｂ病院用画像サーバ９０に送信する。モダリティ５０としては、ＣＲ装置、ＣＴ装置、ＭＲＩ装置等、様々な種類の医用画像を撮影する撮影装置が適用可能である。

Ｂ病院用画像サーバ９０は、モダリティ５０等において生成されたＤＩＣＯＭ画像データ等を記憶し、管理する（記憶管理する）。Ｂ病院用画像サーバ９０は、外部機器からＤＩＣＯＭ画像データ取得要求を受信した場合、当該取得要求に応じたＤＩＣＯＭ画像データを当該外部機器に送信する。また、Ｂ病院用画像サーバ９０は、外部機器から付帯情報取得要求を受信した場合、当該取得要求に応じた、ＤＩＣＯＭ画像データに含まれる付帯情報を当該外部機器に送信する。

画像ビューワ端末８０は、高精細モニタを有し、当該高精細モニタにＤＩＣＯＭ画像を表示する端末である。画像ビューワ端末８０は、読影医等によるユーザ操作に基づき、Ｂ病院用画像サーバ９０にＤＩＣＯＭ画像データ取得要求を送信し、当該取得要求に応じたＤＩＣＯＭ画像データを取得する。そして、当該ＤＩＣＯＭ画像データに基づきモニタに医用画像（ＤＩＣＯＭ画像）を表示する。

汎用ＰＣ端末６０は、通常の汎用ＰＣであり、メディアＭから各種データを読み出す。汎用ＰＣ端末６０は、Ａ病院用画像サーバ４０において書き込まれたＤＩＣＯＭ画像データや画像インポートプログラム４５２等をメディアＭから読み出し、当該ＤＩＣＯＭ画像データをＢ病院用画像サーバ９０に送信する。

[Ａ病院用画像サーバの機能的構成]
図３に、Ａ病院用画像サーバ４０の機能的構成を示す。図３に示すように、Ａ病院用画像サーバ４０は、制御部４１、操作部４２、表示部４３、通信部４４、記憶部４５、メディアドライブ４６を備えて構成され、各部はバス４７により接続されている。

制御部４１は、ＣＰＵ（Central Processing Unit）、ＲＡＭ（Random Access Memory）等から構成され、Ａ病院用画像サーバ４０の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、ＣＰＵは、操作部４２から入力される操作信号又は通信部４４により受信される指示信号に応じて、記憶部４５に記憶されている各種処理プログラムを読み出し、ＲＡＭ内に形成されたワークエリアに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。

操作部４２は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部４１に出力する。

表示部４３は、ＬＣＤ（Liquid Crystal Display）により構成され、制御部４１から入力される表示データに基づいて各種画面を表示する。

通信部４４は、ＬＡＮ（Local Area Network）アダプタ、ルータ、ＴＡ（Terminal Adapter）等を備え、通信ネットワークＮ１を介して接続されたＲＩＳ１０、モダリティ２０、画像ビューワ端末３０等の外部機器との間でデータの送受信を行う。

記憶部４５は、ハードディスク等から構成され、制御プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメータやファイル等を記憶している。また、記憶部４５は、モダリティ２０により生成されたＤＩＣＯＭ画像データ（１又は複数のＤＩＣＯＭ画像データオブジェクト）を記憶する。また、記憶部４５は、ＰＤＩビューワプログラム４５１、画像インポートプログラム４５２を記憶する。また、記憶部４５は、ＤＩＣＯＭ画像データを管理するデータベースプログラムを記憶する（図示せず）。

メディアドライブ４６は、制御部４１からの制御信号に基づき、メディアＭに各種データを書き込む。また、メディアドライブ４６は、制御部４１からの制御信号に基づき、メディアＭに記憶されているデータを読み出す。

制御部４１は、操作部４２からの操作信号等に基づいて、ＤＩＣＯＭ画像データ（１又は複数のＤＩＣＯＭ画像データオブジェクト）、ＰＤＩビューワプログラム４５１、画像インポートプログラム４５２を記憶部４５から読み出し、メディアドライブ４６を介してメディアＭに書き込む。

図４に、このメディアＭが記憶するデータを示す。メディアＭは、ＤＩＣＯＭ画像データ（１又は複数のＤＩＣＯＭ画像データオブジェクト群）と、ＰＤＩビューワプログラム４５１と、画像インポートプログラム４５２とを記憶する。

ここで、画像インポートプログラム４５２とは、当該プログラムを読み込むコンピュータに対して、メディアＭに共に記憶されているＤＩＣＯＭ画像データ（１又は複数のＤＩＣＯＭ画像データオブジェクト群）を、このコンピュータと通信可能に接続されている画像サーバに送信させるためのプログラムである。

画像インポートプログラム４５２は、画像登録判定プログラム４５２ａと、画像送信プログラム４５２ｂとを含む。画像登録判定プログラム４５２ａとは、前記コンピュータに対して、このコンピュータと通信可能に接続されている画像サーバに既にＤＩＣＯＭ画像データ（メディアＭに記憶されているＤＩＣＯＭ画像データ）が登録されているか否かを判定させるためのプログラムである。また、画像送信プログラム４５２ｂとは、前記コンピュータに対して、このコンピュータと通信可能に接続されている画像サーバに登録されていないＤＩＣＯＭ画像データを当該画像サーバに送信させるためのプログラムである。

図３に戻り、制御部４１は、記憶部４５に記憶されたデータベースプログラムと協働して、記憶部４５に記憶されているＤＩＣＯＭ画像データ（１又は複数のＤＩＣＯＭ画像データオブジェクト群）を管理する。

制御部４１は、通信部４４を介して、外部機器からＤＩＣＯＭ画像データを受信すると、当該ＤＩＣＯＭ画像データを記憶部４５に記憶させ、データベースに登録する（管理する）。

制御部４１は、通信部４４を介して、外部機器からＤＩＣＯＭ画像データ取得要求を受信すると、当該ＤＩＣＯＭ画像データ取得要求に応じたＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトを記憶部４５から読み出す。そして、制御部４１は、通信部４４を介して、当該読み出したＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトを外部機器に送信（提供）する。

また、制御部４１は、通信部４４を介して、外部機器から付帯情報取得要求を受信すると、当該付帯情報取得要求に応じた、ＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトに含まれる付帯情報を記憶部４５から読み出す。そして、制御部４１は、通信部４４を介して、当該読み出した付帯情報を外部機器に送信（提供）する。

[Ｂ病院用画像サーバの機能的構成]
図５に、Ｂ病院用画像サーバ９０の機能的構成を示す。図５に示すように、Ｂ病院用画像サーバ９０は、制御部９１、操作部９２、表示部９３、通信部９４、記憶部９５を備えて構成され、各部はバス９６により接続されている。

制御部９１は、ＣＰＵ、ＲＡＭ等から構成され、Ｂ病院用画像サーバ９０の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、ＣＰＵは、操作部９２から入力される操作信号又は通信部９４により受信される指示信号に応じて、記憶部９５に記憶されている各種処理プログラムを読み出し、ＲＡＭ内に形成されたワークエリアに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。

操作部９２は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部９１に出力する。

表示部９３は、ＬＣＤ（Liquid Crystal Display）により構成され、制御部９１から入力される表示データに基づいて各種画面を表示する。

通信部９４は、ＬＡＮ（Local Area Network）アダプタ、ルータ、ＴＡ（Terminal Adapter）等を備え、通信ネットワークＮ２を介して接続されたＲＩＳ７０、モダリティ５０、画像ビューワ端末８０、汎用ＰＣ端末６０等の外部機器との間でデータの送受信を行う。

記憶部９５は、ハードディスク等から構成され、制御プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメータやファイル等を記憶している。また、記憶部９５は、モダリティ５０等により生成されたＤＩＣＯＭ画像データ（１又は複数のＤＩＣＯＭ画像データオブジェクト）を記憶する。また、記憶部９５は、ＤＩＣＯＭ画像データを管理するデータベースプログラムを記憶する（図示せず）。

制御部９１は、記憶部９５に記憶されたデータベースプログラムと協働して、記憶部９５に記憶されているＤＩＣＯＭ画像データ（１又は複数のＤＩＣＯＭ画像データオブジェクト群）を管理する。

制御部９１は、通信部９４を介して、外部機器からＤＩＣＯＭ画像データを受信すると、当該ＤＩＣＯＭ画像データを記憶部９５に記憶させ、データベースに登録する（管理する）。

制御部９１は、通信部９４を介して、外部機器からＤＩＣＯＭ画像データ取得要求を受信すると、当該ＤＩＣＯＭ画像データ取得要求に応じたＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトを記憶部９５から読み出す。そして、制御部９１は、通信部９４を介して、当該読み出したＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトを外部機器に送信する。

また、制御部９１は、通信部９４を介して、外部機器から付帯情報取得要求を受信すると、当該付帯情報取得要求に応じた、ＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトに含まれる付帯情報を記憶部９５から読み出す。そして、制御部９１は、通信部９４を介して、当該読み出した付帯情報を外部機器に送信する。

[汎用ＰＣ端末の機能的構成]
図６に、汎用ＰＣ端末６０の機能的構成を示す。図６に示すように、汎用ＰＣ端末６０は、制御部６１、操作部６２、表示部６３、通信部６４、記憶部６５、メディアドライブ６６を備えて構成され、各部はバス６７により接続されている。

制御部６１は、ＣＰＵ、ＲＡＭ等から構成され、汎用ＰＣ端末６０の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、ＣＰＵは、操作部６２から入力される操作信号又は通信部６４により受信される指示信号に応じて、記憶部６５に記憶されている各種処理プログラムを読み出し、ＲＡＭ内に形成されたワークエリアに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。

操作部６２は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部６１に出力する。

表示部６３は、ＬＣＤ（Liquid Crystal Display）により構成され、制御部６１から入力される表示データに基づいて各種画面を表示する。

通信部６４は、ＬＡＮ（Local Area Network）アダプタ、ルータ、ＴＡ（Terminal Adapter）等を備え、通信ネットワークＮ２を介して接続されたＢ病院用画像サーバ９０等の外部機器との間でデータの送受信を行う。

記憶部６５は、ハードディスク等から構成され、制御プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメータやファイル等を記憶している。また、記憶部６５は、画像サーバ所在情報６５１を記憶している。画像サーバ所在情報６５１とは、Ｂ病院内医用画像システム２００内における画像サーバ（Ｂ病院用画像サーバ９０）の所在を示す情報である。具体的には、画像サーバの「ＩＰアドレス」、「ポート番号」、「ＡＥタイトル」の項目から構成される。ここで、「ＡＥタイトル」とは、ＤＩＣＯＭ規格の則った各機器の識別名である。当該画像サーバ所在情報６５１の各項目は、ユーザ操作による操作部６２からの操作信号に基づき、予め設定されていることとしてもよいし、画像登録判定プログラム４５２ａが起動してから設定されることとしてもよい。

メディアドライブ６６は、制御部６１からの制御信号に基づき、メディアＭに各種データを書き込む。また、メディアドライブ６６は、制御部６１からの制御信号に基づき、メディアＭに記憶されているデータを読み出す。

制御部６１は、メディアドライブ６６を介して、メディアＭからＤＩＣＯＭ画像データ（１又は複数のＤＩＣＯＭ画像データオブジェクト群）、ＰＤＩビューワプログラム４５１、画像インポートプログラム４５２を読み込む。そして、制御部６１は、当該画像インポートプログラム４５２に含まれる画像登録判定プログラム４５２ａと協働で、メディアＭに記憶されているＤＩＣＯＭ画像データが既にＢ病院用画像サーバ９０に登録されているか否かを判定する。また、制御部６１は、当該画像インポートプログラム４５２に含まれる画像送信プログラム４５２ｂと協働で、メディアＭに記憶されているＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトのうち、Ｂ病院用画像サーバ９０に登録されていないＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトを、Ｂ病院用画像サーバ９０に通信部６４を介して送信する。また、制御部６１は、ＰＤＩビューワプログラム４５１等と協働で、後述する患者検査リスト画面６３１や画像選択送信画面６３２等を表示部６３に表示させる。

[Ｂ病院内医用画像システムにおける各装置の具体的な動作]
次に、Ｂ病院内医用画像システム２００において実行される各装置の具体的な動作について図７を用いて説明する。

まず、メディアドライブ６６に、Ａ病院用画像サーバ４０においてデータが書き込まれたメディアＭがセットされると、汎用ＰＣ端末６０の制御部６１は、メディアＭがセットされたことを検知する。そして、制御部６１は、メディアドライブ６６を介して、メディアＭからＤＩＣＯＭ画像データオブジェクト群と、ＰＤＩビューワプログラム４５１と、画像インポートプログラム４５２とを読み出し、記憶部６５に一時記憶させる（ステップＳ１）。尚、メディアＭに記憶された各種データを記憶部６５に一時記憶させず、制御部６１が、必要に応じてメディアＭから各種データを直接読み込み、ＲＡＭに展開する構成としてもよい。

そして、制御部６１は、画像インポートプログラム４５２に含まれる画像登録判定プログラム４５２ａを記憶部６５から読み出す。つまり、制御部６１は、画像登録判定プログラム４５２ａを起動する（ステップＳ２）。

そして、制御部６１は、記憶部６５に一時記憶されている各ＤＩＣＯＭ画像データオブジェクト群の付帯情報の画像情報に含まれるＳＯＰインスタンスＵＩＤをそれぞれ読み出す。そして、制御部６１は、読み出したＳＯＰインスタンスＵＩＤを含んだ画像登録確認情報を生成する。この画像登録確認情報は、当該情報に含まれたＳＯＰインスタンスＵＩＤに該当するＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトが、画像サーバに登録されているか否かを確認するための情報である。

次に、制御部６１は、記憶部６５に記憶されている画像サーバ所在情報６５１の「ＩＰアドレス」、「ポート番号」、「ＡＥタイトル」に基づいて、生成した画像登録確認情報の送信先を決定する。ここで、制御部６１は、画像登録確認情報の送信先をＢ病院用画像サーバ９０と決定する。そして、制御部６１は、通信部６４を介して、画像登録確認情報をＢ病院用画像サーバ９０に送信する。

つまり、制御部６１は、画像登録確認情報を生成し、Ｂ病院用画像サーバ９０に送信することにより、Ｂ病院用画像サーバ９０のデータベースに、該当するＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトがあるか否かを問い合わせる（ステップＳ３）。

そして、Ｂ病院用画像サーバ９０の制御部９１は、データベースプログラムと協働で、画像登録確認情報に基づき、画像登録結果情報を生成し、通信部９４を介して、汎用ＰＣ端末６０に送信する（ステップＳ４）。この画像登録結果情報は、画像登録確認情報に含まれたＳＯＰインスタンスＵＩＤに該当するＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトがＢ病院用画像サーバ９０のデータベースに登録されているか否かの結果（ＤＩＣＯＭ画像登録の確認結果）を示す情報である。

具体的に、制御部９１は、受信した画像登録確認情報に含まれるＳＯＰインスタンスＵＩＤを読み出す。そして、制御部９１は、当該読み出したＳＯＰインスタンスＵＩＤと同じ値を持つＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトが、データベースに登録されているか否かを判定し、画像登録結果情報を生成する。

そして、汎用ＰＣ端末６０の制御部６１は、Ｂ病院用画像サーバ９０から画像登録結果情報を受信する。そして、制御部６１は、この画像登録結果情報に基づいてＢ病院用画像サーバ９０に、メディアＭに記憶されたＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトが既に登録されているか否かを判定する（ステップＳ５）。

そして、制御部６１は、メディアＭに記憶された全てのＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトが画像サーバに登録されていると判定すると（ステップＳ５；ＹＥＳ）、画像インポートプログラム４５２に含まれる画像送信プログラム４５２ｂを起動せず、処理を終了する。

一方、制御部６１は、メディアＭに記憶された何れかのＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトが画像サーバに未登録の場合（ステップＳ５）、画像送信プログラム４５２ｂを起動する（ステップＳ６）。尚、ステップＳ１〜Ｓ３、Ｓ５、Ｓ６の処理は、制御部６１と画像登録判定プログラム４５２ａとが協働して行う処理である。

そして、制御部６１は、操作部６２からの操作信号に基づき、Ｂ病院用画像サーバ９０に送信する（Ｂ病院用画像サーバ９０のデータベースに登録する）ＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトを選択（指定）する（ステップＳ７）。ここで、制御部６１は、Ｂ病院用画像サーバ９０に登録されていないＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトを選択する。つまり、Ｂ病院用画像サーバ９０のデータベースに登録済のＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトは選択されないことになる。

そして、制御部６１は、通信部６４を介して、Ｂ病院用画像サーバ９０に選択したＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトを送信する（ステップＳ８）。

そして、Ｂ病院用画像サーバ９０の制御部９１は、汎用ＰＣ端末６０から送信されたＤＩＣＯＭ画像データ（１又は複数のＤＩＣＯＭ画像データオブジェクト群）を記憶部９５に保存し、データベースに登録する（ステップＳ９）。尚、ステップＳ７、Ｓ８の処理は、制御部６１と画像送信プログラム４５２ｂとが協働して行う処理である。

[画面例]
次に、図８、図９を用いて、汎用ＰＣ端末６０のメディアドライブ６６に、Ａ病院用画像サーバ４０においてデータが書き込まれたメディアＭがセットされた場合、汎用ＰＣ端末６０の表示部６３に表示される画面（患者検査リスト画面６３１、画像選択送信画面６３２）について説明する。これらの画面は、メディアＭに記憶されているＰＤＩビューワプログラム４５１等に基づいて表示される。

図８に、患者検査リスト画面６３１を示す。患者検査リスト画面６３１は、汎用ＰＣ端末６０がＢ病院用画像サーバ９０から画像登録結果情報を受信した後（図７のステップＳ４）に表示される画面である。患者検査リスト画面６３１は、全送信ボタンｂ１、選択送信ボタンｂ２、患者検査リストｅ１等から構成される。

患者検査リストｅ１は、メディアＭに記憶されているＤＩＣＯＭ画像データ（１又は複数のＤＩＣＯＭ画像データオブジェクト群）を生成した検査、検査対象となった患者のリストである。患者検査リストｅ１は、ＤＩＣＯＭ画像データの付帯情報等に基づいて表示される。この患者検査リストｅ１では、Ｂ病院用画像サーバ９０に登録されていないＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトを少なくとも１つ持つ検査に該当するレコードのみが有効になり、それ以外のレコードは無効になる（例えば、グレーアウトされる）。有効なレコードがダブルクリックされると、表示部６３には、画像選択送信画面６３２が表示される。

全送信ボタンｂ１は、メディアＭに記憶されている全てのＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトを送信するためのボタンである。メディアＭに記憶されている全てのＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトがＢ病院用画像サーバ９０に登録されていない場合のみ、全送信ボタンｂ１は有効になる。全送信ボタンｂ１が押下されると、メディアＭに記憶されている全てのＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトが、Ｂ病院用画像サーバ９０に送信される。

選択送信ボタンｂ２は、患者検査リストｅ１において選択されたレコードに該当する検査のＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトであって、Ｂ病院用画像サーバ９０に登録されていない全てのＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトを送信するためのボタンである。

図９に、画像選択送信画面６３２を示す。画像選択送信画面６３２は、患者検査リスト画面６３１の患者検査リストｅ１中の有効なレコードがダブルクリックされた場合に表示される画面である。画像選択送信画面６３２は、送信ボタンｂ３、画像表示欄ｅ２等から構成される。

画像表示欄ｅ２は、患者検査リスト画面６３１においてダブルクリックにより選択された検査のＤＩＣＯＭ画像の一覧である。ユーザは、これらのＤＩＣＯＭ画像をクリック等によって選択する。

送信ボタンｂ３は、画像表示欄ｅ２に表示されているＤＩＣＯＭ画像のうち、選択されたＤＩＣＯＭ画像（ＤＩＣＯＭ画像データオブジェクト）をＢ病院用画像サーバ９０に送信するためのボタンである。

以上、本実施の形態によれば、Ａ病院用画像サーバ４０において、メディアＭにＤＩＣＯＭ画像データ（医用画像データ）と共に書き込まれた画像インポートプログラム４５２は、当該プログラムを読み込んだ汎用ＰＣ端末６０を次のような装置として機能させる。即ち、汎用ＰＣ端末６０は、メディアＭに記憶されたＤＩＣＯＭ画像データがＢ病院用画像サーバ９０（のデータベース）に登録されているか否かを問い合わせ、前記メディアＭに記憶されたＤＩＣＯＭ画像データのうち、Ｂ病院用画像サーバ９０に未登録であるＤＩＣＯＭ画像データを、当該Ｂ病院用画像サーバ９０に送信する。

そのため、Ｂ病院用画像サーバ９０にメディアドライブが搭載されていない場合でも、メディアＭに記憶されているＤＩＣＯＭ画像データをＢ病院用画像サーバ９０に容易に登録することができる。また、Ｂ病院内医用画像システム２００にＰＤＩ規格に則ったインポートプログラムがインストールされた装置が無い場合でも、汎用ＰＣ端末６０のような装置に、ＤＩＣＯＭ画像データと共に画像インポートプログラム４５２を読み込ませることにより、メディアＭに記憶されているＤＩＣＯＭ画像データをＢ病院用画像サーバ９０に登録することができる。

また、前記メディアＭを読み込んだ汎用ＰＣ端末６０は、患者検査リスト画面６３１、画像選択送信画面６３２に、メディアＭに記憶されたＤＩＣＯＭ画像データがＢ病院用画像サーバ９０に登録されているか否かの問い合わせ結果を表示する。

そのため、メディアＭに記憶されたＤＩＣＯＭ画像データが既にＢ病院用画像サーバ９０に登録されていることを、ＤＩＣＯＭ画像データをＢ病院用画像サーバ９０に送信する前に知ることができる。

更に、ユーザ操作に基づき、Ｂ病院用画像サーバ９０に送信するＤＩＣＯＭ画像データを選択することができるため、メディアＭに記憶されたＤＩＣＯＭ画像データ全てをＢ病院用画像サーバ９０に送信する場合に比べて、Ｂ病院用画像サーバ９０に送信するＤＩＣＯＭ画像データのデータ量を抑制することができる。

よって、可搬型記憶媒体（メディアＭ）に記憶されている医用画像データ（ＤＩＣＯＭ画像データ）を、効率的に画像サーバ（Ｂ病院用画像サーバ９０）に登録することができる。

尚、上記各実施の形態における記述は、本発明に係る医用画像システムの一例であり、これに限定されるものではない。システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても適宜変更可能である。

例えば、上記各実施の形態において、ＤＩＣＯＭ画像データオブジェクトや画像インポートプログラム４５２等をメディアＭに書き込む機能を、Ａ病院用画像サーバ４０に持たせる構成としたが、当該機能をモダリティ２０に持たせる構成としてもよい。

また、上記各実施の形態では、プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体としてハードディスクや可搬型記憶媒体を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ等を適用することが可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ（搬送波）も適用可能である。

本発明における医用画像システムのシステム構成図である。 ＤＩＣＯＭ画像データのデータ構成図である。 Ａ病院用画像サーバのブロック図である。 メディアＭに記憶されているデータのデータ構成図である。 Ｂ病院用画像サーバのブロック図である。 汎用ＰＣ端末のブロック図である。 Ｂ病院内医用画像システムにおいて実行される処理を示すラダーチャートである。 患者検査リスト画面の画面例である。 画像選択送信画面の画面例である。

符号の説明

１ 医用画像システム
１０ ＲＩＳ
２０ モダリティ
３０ 画像ビューワ端末
４０ Ａ病院用画像サーバ
４１ 制御部
４２ 操作部
４３ 表示部
４４ 通信部
４５ 記憶部
４６ メディアドライブ
４７ バス
５０ モダリティ
６０ 汎用ＰＣ端末
６１ 制御部
６２ 操作部
６３ 表示部
６４ 通信部
６５ 記憶部
６６ メディアドライブ
６７ バス
７０ ＲＩＳ
８０ 画像ビューワ端末
９０ Ｂ病院用画像サーバ
９１ 制御部
９２ 操作部
９３ 表示部
９４ 通信部
９５ 記憶部
９６ バス
１００ Ａ病院内医用画像システム
２００ Ｂ病院内医用画像システム
４５１ ＰＤＩビューワプログラム
４５２ 画像インポートプログラム
４５２ａ 画像登録判定プログラム
４５２ｂ 画像送信プログラム
６３１ 患者検査リスト画面
６３２ 画像選択送信画面
６５１ 画像サーバ所在情報
ｂ１ 全送信ボタン
ｂ２ 選択送信ボタン
ｂ３ 送信ボタン
ｅ１ 患者検査リスト
ｅ２ 画像表示欄
Ｍ メディア
Ｎ１ 通信ネットワーク
Ｎ２ 通信ネットワーク

Claims (9)

1. 可搬型記憶媒体に医用画像データと共に記憶されたプログラムであって、
   コンピュータを、
   前記可搬型記憶媒体に記憶された各種データを読み込む読込手段、
   医用画像データを記憶管理する画像サーバと各種データの送受信を行う通信手段、
   前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データが前記画像サーバに登録されているか否かを前記通信手段を介して問い合わせ、前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する制御手段、
   として機能させるためのプログラム。
2. 前記制御手段は、
   前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である全ての医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する、
   請求項１に記載のプログラム。
3. 前記コンピュータを、
   前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である医用画像データの中から、前記画像サーバに送信する医用画像データを指定する指定手段、
   として更に機能させ、
   前記制御手段は、
   前記指定手段により指定された医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する、
   請求項１に記載のプログラム。
4. 医用画像データを記憶する可搬型記憶媒体であって、
   コンピュータを、
   前記可搬型記憶媒体に記憶された各種データを読み込む読込手段、
   医用画像データを記憶管理する画像サーバと各種データの送受信を行う通信手段、
   前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データが前記画像サーバに登録されているか否かを前記通信手段を介して問い合わせ、前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する制御手段、
   として機能させるためのプログラムを前記医用画像データと共に記憶する可搬型記憶媒体。
5. 前記制御手段は、
   前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である全ての医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する、
   請求項４に記載の可搬型記憶媒体。
6. 前記プログラムは、前記コンピュータを、
   前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である医用画像データの中から、前記画像サーバに送信する医用画像データを指定する指定手段、
   として更に機能させ、
   前記制御手段は、
   前記指定手段により指定された医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する、
   請求項４に記載の可搬型記憶媒体。
7. 医用画像データを可搬型記憶媒体に書き込む書込制御手段を備える情報処理装置であって、
   前記情報処理装置の書込制御手段は、
   コンピュータを、
   前記可搬型記憶媒体に記憶された各種データを読み込む読込手段、
   医用画像データを記憶管理する画像サーバと各種データの送受信を行う通信手段、
   前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データが前記画像サーバに登録されているか否かを前記通信手段を介して問い合わせ、前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する制御手段、
   として機能させるためのプログラムを前記医用画像データと共に可搬型記憶媒体に書き込む情報処理装置。
8. 前記制御手段は、
   前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である全ての医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する、
   請求項７に記載の情報処理装置。
9. 前記プログラムは、前記コンピュータを、
   前記可搬型記憶媒体に記憶された医用画像データのうち、前記画像サーバに未登録である医用画像データの中から、前記画像サーバに送信する医用画像データを指定する指定手段、
   として更に機能させ、
   前記制御手段は、
   前記指定手段により指定された医用画像データを、前記通信手段を介して前記画像サーバに送信する、
   請求項７に記載の情報処理装置。