JP2012239774A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源装置からの電力を供給する電力供給線を、主制御基板及び副制御基板のそれぞれに別個に設けても、シリアル通信方式における伝送エラーが発生しにくくなる遊技機の提供。
【解決手段】シリアル伝送線19のグランド線19B を2本の電線19C, 19Dで形成し、グランド線19B の導電性能を信号線19A よりも高くして、主制御基板15及び副制御基板16のグランド間の電位差を発生しにくくする。すると、第1電力供給線17と第2電力供給線18との長さや、流れる電流の相違に起因して、主制御基板15及び副制御基板16のグランド間に電位差が生じようとしても、2本の電線19C, 19Dが電位差を抑制する。従って、シリアル伝送線19の基準電位の変動が抑制され、第1電力供給線17とは別個に第2電力供給線18を設けても、伝送エラーが発生しにくくなる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、遊技の進行のために稼働する遊技用装置と、遊技の演出のために稼働する演出用装置と、前記遊技用装置の動作を制御する制御回路が形成された主制御基板と、前記演出用装置の動作を制御する制御回路が形成された副制御基板と、前記主制御基板及び前記副制御基板に電力を供給する電源装置とを備えた遊技機に関する。
従来より、遊技者に娯楽を提供する遊技機として、外周面に複数種類の図柄が記された複数の回転リールを回転させた後、回転状態の回転リールを遊技者に停止させて図柄を揃えさせる遊技を行うスロットマシンが利用されている。
このようなスロットマシンには、前述の回転リールを含んで構成されるリールユニットや入賞の際にメダルを払い出すホッパーユニット等、遊技進行のために稼働する遊技用装置、及び、入賞時等に点滅する演出用照明装置や遊技を盛り上げるために動画等の映像を表示する液晶表示装置等、遊技の演出のために稼働する演出用装置が設けられている。
また、スロットマシンには、遊技用装置の動作を制御する主制御基板、演出用装置の動作を制御する副制御基板、主制御基板及び副制御基板や遊技用装置及び演出用装置に電力を供給する電源装置が設けられている。
ここで、主制御基板と副制御基板とは、デジタル通信手段によって相互に接続され、主制御基板からの制御信号が副制御基板に受信されるようになっている。
そして、副制御基板は、主制御基板からの制御信号に基づいて、液晶表示装置等の演出用装置の動作を制御するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
換言すると、演出用装置は、副制御基板を介して主制御基板に接続され、間接的に、主制御基板によって制御されるようになっている。
遊技機における主制御基板と副制御基板との間のデジタル通信方式としては、1バイトを構成する複数のビット信号をそれぞれ伝送する複数の信号線をパラレルに設け、複数のビット信号を同時に伝送してしまうパラレル通信方式、及び、一の信号線に1バイトを構成する複数のビット信号を順次伝送していくシリアル通信方式のいずれもが採用可能となっている。
パラレル通信方式は、複数のビット信号を複数の信号線で同時に伝送するので、一見すると、高速の通信に適しているように思えるが、複数のビット信号を伝送する信号線は、キャパシタンスやインダクタンス等の電気的特性や長さ等の物理的特性にバラツキがあるので、各信号が信号線を通り抜ける時間が相違し、伝送速度が高速になると、各信号の同期を維持できなくなり、伝送エラーが発生しやすくなり、信頼性の高い高速通信の実現が困難となる。
シリアル通信方式は、複数のビット信号が同一の信号線で伝送するので、信号線における電気的特性や物理的特性のバラツキの問題が生じることがなく、信号線や増幅器等のハードウエアが伝送速度に対応していれば、伝送エラーの発生がなく、信頼性の高い高速通信が容易に実現できる。
特開2006−51056号公報
前述のような遊技機では、主制御基板及び副制御基板の各々の電源装置からの距離が相違し、且つ、副制御基板における電力使用量の時間的変化が主制御基板よりも大きく、このような状況で、主制御基板と副制御基板との間のデジタル通信方式として、シリアル通信方式を採用し、且つ、電源装置から主制御基板へ電力を供給する電力供給線とは別個に、電源装置から副制御基板へ電力を供給する電力供給線を設けると、主制御基板とグランドとの間の電圧差と、副制御基板とグランドとの間の電圧差とが相違してしまい、この結果、主制御基板と副制御基板との間で、無視できない程大きな電位差が生じてしまう。このため、シリアル通信方式で伝送される複数のビット信号は、それぞれの信号電位が変動し、例えば、ビット信号におけるHigh信号が閾値を超えなかったり、ビット信号におけるLow信号が閾値を超えてしまったりする等の伝送エラーが発生する等、伝送エラーが発生しやすくなる、という問題がある。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電源装置からの電力を供給する電力供給線を、主制御基板及び副制御基板のそれぞれに別個に設けても、シリアル通信方式における伝送エラーが発生しにくくなる遊技機を提供することである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、前述の目的を達成するためになされたものである。以下に、各発明の特徴点を、図面に示した発明の実施の形態を用いて説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載された発明は、遊技の進行のために稼働する遊技用装置(10, 12)と、遊技の演出のために稼働する演出用装置(4B〜4F)と、前記遊技用装置(10, 12)の動作を制御する制御回路が形成された主制御基板(15)と、前記演出用装置(4B〜4F)の動作を制御する制御回路が形成された副制御基板(16)と、前記主制御基板(15)及び前記副制御基板(16)に電力を供給する電源装置(13)とを備えた遊技機(1)であって、前記電源装置(13)から前記主制御基板(15)まで延び、且つ、前記電源装置(13)から供給される電力を前記主制御基板(15)に導く第1電力供給線(17)が設けられ、前記電源装置(13)から前記副制御基板(16)まで延び、且つ、前記電源装置(13)から供給される電力を前記副制御基板(16)に導く第2電力供給線(18)が、前記第1電力供給線(17)とは別個に設けられ、前記主制御基板(15)から前記副制御基板(16)まで延び、且つ、前記主制御基板(15)から送出されるシリアル通信信号を前記副制御基板(16)に伝送するためのシリアル伝送線(19)が設けられ、前記シリアル伝送線(19)は、前記主制御基板(15)から送出されるシリアル通信信号を前記副制御基板(16)まで導く信号線(19A) と、前記主制御基板(15)及び前記副制御基板(16)のグランド同士を電気的に接続するグランド線(19B) とを有し、前記グランド線(19B) の導電性能が前記信号線(19A) よりも高いものとなっているものであることを特徴とする。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、前述した請求項1に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項2に記載された発明は、前記グランド線(19B) として、それぞれが前記信号線(19A) とほぼ同一の導体断面積を有する2本の電線(19C, 19D)を備えたものが採用され、前記シリアル伝送線(19)は、前記グランド線(19B) である2本の電線(19C, 19D)の間に前記信号線(19A) を挟んだものであることを特徴とする。
(請求項1の効果)
以上のように構成されている本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、シリアル伝送線として、主制御基板及び副制御基板のグランド同士を電気的に接続するグランド線の導電性能が信号線よりも高いものを採用したので、主制御基板のグランド端子と副制御基板のグランド端子とが導電性能の高いグランド線で相互に接続され、グランド線に電流が流れることで発生する電圧降下が小さくなり、これにより、主制御基板と副制御基板との間で電圧差が発生しても、その電圧の差が無視できる程小さくできる。
このため、主制御基板及び副制御基板の各々の電源装置からの距離が相違し、且つ、副制御基板における電力使用量の時間的変化が主制御基板よりも大きく、このような状況で、主制御基板と副制御基板との間のデジタル通信方式として、シリアル通信方式を採用し、且つ、電源装置から主制御基板へ電力を供給する第1電力供給線とは別個に、電源装置から副制御基板へ電力を供給する第2電力供給線を設けても、主制御基板とグランドとの間の電圧差と、副制御基板とグランドとの間の電圧差との差が無視できる程小さくなり、この結果、主制御基板と副制御基板との間の電位差も無視できる。
従って、シリアル通信方式で伝送される複数のビット信号は、それぞれの信号電位の変動が抑制され、例えば、ビット信号におけるHigh信号が閾値を超えるようになるとともに、ビット信号におけるLow信号が閾値を超えることがなくなり、これにより、電源装置から主制御基板へ電力を供給する第1電力供給線とは別個に、電源装置から副制御基板へ電力を供給する第2電力供給線を設けても、伝送エラーが発生しにくくなり、以上により前記目的が達成される。
(請求項2の効果)
請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2記載の発明によれば、信号線及び二本のグランド線として、絶縁被覆の色違いの同一種類の電線を採用できるようになるので、グランド線の導電性能を信号線よりも高いものとしても、材料費の上昇が僅かなものとなり、ひいては、遊技機の製造コストを殆ど上昇させることがなくなり、従って、請求項1記載の発明の実施を容易に実現することができる。
本発明の一実施形態に係る遊技機であるスロットマシンを示す正面図である。 前記実施形態に係るスロットマシンの内部を示す正面図である。 前記実施形態に係る主制御基板周辺の電気的接続関係を示す配線系統図である。 前記実施形態に係る電源装置周辺の電気的接続関係を示す結線図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態である実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(スロットマシン1の概略構成)
本実施形態に係る遊技機としてのスロットマシン1は、図1に示すように、三個の回転リール11の各々に記された複数種類の図柄が所定の組合せとなるように、回転している回転リール11を停止させる遊技を行うものである。また、スロットマシン1は、遊技媒体として金属製のメダルを採用したものであり、メダルの投入によって遊技を開始するように形成されている。
このようなスロットマシン1には、図1の如く、当該スロットマシン1の各種装置を収納するとともに、正面形状が長方形となった筐体2が備えられている。
筐体2は、前面全体が開口された箱状の部材である。そして、筐体2の前面開口は、当該筐体2に回動可能に取り付けられた前扉3で塞がれるようになっている。なお、前扉3は、閉じられると、自動的に施錠されるようになっている。
前扉3は、その前面をほぼ二分する上部パネル部4及び下部パネル部5を備えたものとなっている。そして、下部パネル部5の下方には、入賞時に払い出されるメダルを貯留する受皿部6Aが一体成形された受皿ユニット6が設けられている。また、上部パネル部4と下部パネル部5との間には、遊技に係る操作を行うための操作卓7が遊技者側に突出するように形成されている。
ここで、上部パネル部4及び下部パネル部5は、意匠的に優れた外観を確保するために、合成樹脂製の化粧板が表面に張り付けられたものとなっている。
(上部パネル部4)
上部パネル部4には、図1中、操作卓7の上方且つ幅方向の中央部分において長方形状に形成された表示窓4Aが設けられている。
ここで、筐体2内部に設けられた三個の回転リール11の各々は、その外周面に複数種類の図柄に記されている。そして、各回転リール11の図柄は、筐体2の外部から表示窓4Aを通して目視可能となっている。なお、回転リール11の内部には、回転リール11を内側から照射する図示しないリール照明装置が設けられている。
上部パネル部4の上端縁部分には、正面形状が左右に細長い逆台形状に形成された演出用照明装置4Bが設けられている。この演出用照明装置4Bは、上部パネル部4の上端縁部分のほぼ中央に配置され、その両端部は、演出用照明装置4Bの角隅部分まで達することなく、その手前の位置で途切れたものとなっている。
また、上部パネル部4の上側における両角近傍には、正面形状が湾曲した帯状に形成されるとともに、漢数字の「八」を描く一対の演出用照明装置4Cが設けられている。これらの演出用照明装置4Cの各々は、その上端部が演出用照明装置4Bの端部近傍に配置されるとともに、その下端側の部分が上部パネル部4の側縁へ向かって斜め下方に延びたものとなっている。
さらに、上部パネル部4の両方の側縁には、その間に表示窓4Aを挟むようにして配置された一対の演出用照明装置4Dが設けられている。
これらの演出用照明装置4B〜4Dの各々は、赤色のレンズの内部に配置された高輝度発光ダイオード等の光源を備え、遊技の進行に応じて、その光源の点灯又は点滅により、遊技における視覚的な演出効果を高めるものである。
表示窓4A及び演出用照明装置4Bの間には、遊技の演出用画像を表示する液晶表示装置4Eが設けられている。この液晶表示装置4Eは、動画を含む様々な画像を、遊技の進行に応じて表示するものである。
液晶表示装置4Eの下側における両角近傍には、遊技に係る効果音を発生するスピーカを備えた音声出力部4Fがそれぞれ設けられている。
(操作卓7)
操作卓7は、遊技における操作に必要な各種のスイッチ類が配置されたものである。
すなわち、操作卓7における図1中右端の部分には、前扉3の施錠を解除するための鍵が挿入される鍵穴7Aが設けられている。この鍵穴7Aの左斜め上方には、メダルを投入するためのメダル投入口7Bが開口されたメダル投入部7Cが設けられている。
メダル投入口7Bの左斜め下方には、三個の回転リール11のそれぞれを停止させる際に操作される三個のストップスイッチ7Dが設けられている。これら三個のストップスイッチ7Dのうち、左端に配置されているストップスイッチ7Dの左斜め上方には、一度の操作で最大枚数のメダルを賭けることができるマックスベットスイッチ7Eが設けられている。
また、左端のストップスイッチ7Dの左方であって、マックスベットスイッチ7Eの左斜め下方の位置には、三個の回転リール11を一斉に回転させる際に操作されるスタートスイッチ7Fが設けられている。このスタートスイッチ7Fの左斜め上方には、1回の操作で留されている1枚のメダルを賭けることができる、換言すると、メダルを1枚ずつ賭ける際に操作されるシングルベットスイッチ7Gが設けられている。
さらに、シングルベットスイッチ7Gの左斜め下方には、精算時に貯留されているメダルを払い出させる精算スイッチ7Hが設けられている。
(下部パネル部5及び受皿ユニット6)
下部パネル部5には、スロットマシン1のモデルタイプを表す象徴するキャラクター等が描かれたパネル5Aが設けられている。
受皿ユニット6には、メダルを貯留する前述の受皿部6Aに加えて、入賞時に受皿部6Aへ向かって払い出されるメダルを排出させるメダル払出口6Bと、遊技に係る効果音を発生するスピーカを備えた音声出力部6Cとが設けられている。
(筐体2内蔵の遊技用装置)
次いで、筐体2内に設けられている遊技用装置等の装置について簡単に説明する。
筐体2の内部には、図2に示すように、三個の回転リール11が回転自在に支持するとともに、これらの回転リール11のそれぞれを駆動する図示しないステッピングモータを備えたリールユニット10、内部に多数のメダルを貯留させる容器部12A を備えるとともに受皿部6Aに向かってメダルを排出するホッパーユニット12、遊技用装置であるホッパーユニット12等の動作を制御するマイクロコンピュータが組み込まれている主制御基板15を収納している主基板ケース20A 、及び、ホッパーユニット12や主制御基板15等に電力を供給する電源装置13等が設けられている。
また、前扉3の裏側には、図2の如く、メダル投入口7Bに投入されたメダルを選別するメダルセレクタ14、及び、遊技の演出を行うための演出用装置(演出用照明装置4B〜4D及び液晶表示装置4E等)を制御するマイクロコンピュータが組み込まれている副制御基板16を収納している副基板ケース20B が設けられている。
(主制御基板15周辺の電気的接続)
次に、主制御基板15の周辺における電気的接続関係について説明する。
図3には、主制御基板15の周辺における電気的接続関係の概略が示されている。
ここで、主制御基板15は、遊技が行われる毎に遊技の当否に係る当否抽選を行うものであり、当否抽選により所定の当選役に対応した当選フラグが成立することにより、遊技者に対して当該当選役への入賞を可能にするものである。
また、主制御基板15は、遊技者がストップスイッチ7Dを操作したことにより、当該ストップスイッチ7Dに対応した回転リール11を停止させる際に、参照すべき停止テーブルとして複数種類の停止制御テーブルを記憶しているものである。
換言すると、主制御基板15は、複数種類の当選役のうちの一つを当否抽選で当選させると、遊技の状態及び当選した当選役の両方に対応した停止制御テーブルを選択し、選択した停止制御テーブルを参照して回転リール11の停止を行うものとなっている。
このようなスロットマシン1の遊技動作を制御する主制御基板15は、信号の受信や送信を行うために、図示しない信号入力部、制御信号出力部及びシリアル通信出力部を備えている。
信号入力部には、図3に示すように、前述したメダルセレクタ14、シングルベットスイッチ7G、マックスベットスイッチ7E、スタートスイッチ7F、ストップスイッチ7D、及び、精算スイッチ7H等、遊技者により操作されて遊技用の信号を出力する機器が電気的に接続されている。
制御信号出力部には、リールユニット10及びホッパーユニット12等、遊技に関する動作を能動的に行う遊技用装置が電気的に接続されている。
これにより、主制御基板15は、遊技者の操作や遊技の結果に対応して、リールユニット10及びホッパーユニット12等の動作制御が可能となっている。
また、シリアル通信出力部には、遊技の演出を行う演出用装置の動作を制御する副制御基板16が電気的に接続されている。
副制御基板16は、主制御基板15からのシリアル通信信号を受信する図示しないシリアル通信入力部と、制御対象となる液晶表示装置4E等の演出用装置に制御信号を送出する図示しない制御信号出力部とを備えている。
シリアル通信入力部には、前述した主制御基板15のシリアル通信出力部が電気的に接続されている。
また、副制御基板16の制御信号出力部には、演出用照明装置4B,4C,4D、音声出力部4F, 6C及び液晶表示装置4E等の演出用装置が電気的に接続されている。
これにより、副制御基板16は、遊技者の操作や遊技の結果に対応して、演出用照明装置4B,4C,4D、音声出力部4F, 6C及び液晶表示装置4E等、演出用装置の演出動作を制御できるようになっている。
以上において、主制御基板15は、シリアル通信で副制御基板16に指令を送り、演出用照明装置4B,4C,4D、音声出力部4F, 6C及び液晶表示装置4E等の様々な演出動作を、副制御基板16に制御させるようになっている。
ここで、電源装置13から電力を供給する電力供給線は、主制御基板15及び副制御基板16のそれぞれに対して別個に設けられている。
すなわち、電源装置13及び主制御基板15の間には、図3及び図4に示すように、電源装置13及び主制御基板15へ電力を供給する第1電力供給線17が設けられている。
また、電源装置13及び副制御基板16の間には、電源装置13から副制御基板16へ電力を供給する第2電力供給線18が、第1電力供給線17とは別個に設けられている。
第1電力供給線17は、電源装置13から主制御基板15まで延び、電源装置13から供給されるとともに、主制御基板15が必要とする大きさの直流電力を、主制御基板15に適した電圧で主制御基板15に導くことができる電線である。
このような第1電力供給線17は、図4の如く、電源装置13側に設けられた主制御基板15用の+出力端子(図示略)と、主制御基板15側の+入力端子(図示略)とを相互に接続する正極接続線17A 、及び、電源装置13側に設けられた主制御基板15用の−出力端子(図示略)と、主制御基板15側の−入力端子(図示略)とを相互に接続する負極接続線17B を有するものとなっている。
第2電力供給線18は、電源装置13から副制御基板16まで延び、電源装置13から供給されるとともに、副制御基板16が必要とする大きさの直流電力を、副制御基板16に適した電圧で副制御基板16に導くことができる電線である。
このような第2電力供給線18は、電源装置13側に設けられた副制御基板16用の+出力端子(図示略)と、副制御基板16側の+入力端子(図示略)とを相互に接続する正極接続線18A 、及び、電源装置13側に設けられた副制御基板16用の−出力端子(図示略)と、副制御基板16側の−入力端子(図示略)とを相互に接続する負極接続線17B を有するものとなっている。
一方、主制御基板15及び副制御基板16の間には、主制御基板15から送出されるシリアル通信信号を副制御基板16に伝送するためのシリアル伝送線19が設けられている。
シリアル伝送線19は、主制御基板15から送出されるシリアル通信信号を副制御基板16まで導く信号線19A と、主制御基板15及び副制御基板16の図示しないグランド端子同士を電気的に接続するグランド線19B とを有している。
ここで、グランド線19B は、1本の信号線19A と同一の導体断面積を有する2本の銅製の電線19C, 19Dを備えたものとなっている。そして、シリアル伝送線19は、グランド線19B である2本の電線19C, 19Dの間に信号線19A を挟んだフラットケーブルとなっている。
このような構成のシリアル伝送線19は、グランド線19B の導電性能が信号線19A よりも高いもの、具体的には、グランド線19B は、導通可能な電流値が、信号線19A に導通可能な電流値の2倍となっている。
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、シリアル通信信号を伝送するシリアル伝送線として、主制御基板15及び副制御基板16のグランド同士を電気的に接続するグランド線の導電性能が信号線よりも高いシリアル伝送線19を採用したので、主制御基板15のグランド端子と副制御基板16のグランド端子とが導電性能の高いグランド線19B で相互に接続され、グランド線19B に電流が流れることで発生する電圧降下が小さくなり、これにより、主制御基板15と副制御基板16との間で電圧差が発生しても、その電圧の差が無視できる程小さくできる。
このため、主制御基板15及び副制御基板16の各々の電源装置13からの距離が相違し、且つ、副制御基板16における電力使用量の時間的変化が主制御基板15よりも大きく、このような状況で、主制御基板15と副制御基板16との間のデジタル通信方式として、シリアル通信方式を採用し、且つ、電源装置13から主制御基板15へ電力を供給する第1電力供給線17とは別個に、電源装置13から副制御基板16へ電力を供給する第2電力供給線18を設けても、主制御基板15とグランドとの間の電圧差と、副制御基板16とグランドとの間の電圧差との差が無視できる程小さくなり、この結果、主制御基板15と副制御基板16との間の電位差も無視できるようになる。
従って、シリアル通信方式で伝送される複数のビット信号は、それぞれの信号電位の変動が抑制され、換言すると、シリアル伝送線19によって伝送される基準電位の変動が抑制され、例えば、ビット信号におけるHigh信号が閾値を下回ることがなくなるとともに、ビット信号におけるLow信号が閾値を超えることもなくなり、これにより、電源装置13から主制御基板15へ電力を供給する第1電力供給線17とは別個に、電源装置13から副制御基板16へ電力を供給する第2電力供給線18を設けても、シリアル通信方式の通信における伝送エラーの発生を抑制することができる。
また、信号線19A 及びグランド線19B として、同一種類の電線を採用したので、グランド線19B の導電性能を信号線19A よりも高いものとしても、材料の種類が増えることがなく、単一材量の大量購入が損なわれず、材料費の上昇が僅かなものとなり、ひいては、スルットマシン1の製造コストを殆ど上昇させることがなくなり、従って、本発明の実施を容易に実現することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形及び改良などをも含むものである。
例えば、前記実施形態では、シリアル伝送線のグランド線として、信号線19A と同一の導体断面積を有する2本の電線19C, 19Dを備えたグランド線19B を採用し、これにより、グランド線19B の導電性能を信号線19A よりも高いものとしたが、これに限らず、信号線よりも太く、例えば、信号線の2倍の導体断面積を有する電線をグランド線とすることで、グランド線の導電性能を信号線よりも高くしてもよい。
また、遊技機としては、スロットマシンに限らず、遊技球を遊技媒体として利用するパチンコ機でもよく、要するに、本発明は、電源装置と、この電源装置から電力が供給される主制御基板及び副制御基板とを備えている遊技機全般に適用することができる。
1 遊技機としてのスロットマシン
4B〜4D 演出用装置としての演出用照明装置
4E 演出用装置としての液晶表示装置
10 遊技用装置としてのリールユニット
12 遊技用装置としてのホッパーユニット
13 電源装置
15 主制御基板
16 副制御基板
17 第1電力供給線
18 第2電力供給線
19 シリアル伝送線
19A 信号線
19B グランド線
19C, 19D グランド線を形成する電線

Claims (2)

  1. 遊技の進行のために稼働する遊技用装置と、遊技の演出のために稼働する演出用装置と、前記遊技用装置の動作を制御する制御回路が形成された主制御基板と、前記演出用装置の動作を制御する制御回路が形成された副制御基板と、前記主制御基板及び前記副制御基板に電力を供給する電源装置とを備えた遊技機であって、
    前記電源装置から前記主制御基板まで延び、且つ、前記電源装置から供給される電力を前記主制御基板に導く第1電力供給線が設けられ、
    前記電源装置から前記副制御基板まで延び、且つ、前記電源装置から供給される電力を前記副制御基板に導く第2電力供給線が、前記第1電力供給線とは別個に設けられ、
    前記主制御基板から前記副制御基板まで延び、且つ、前記主制御基板から送出されるシリアル通信信号を前記副制御基板に伝送するためのシリアル伝送線が設けられ、
    前記シリアル伝送線は、前記主制御基板から送出されるシリアル通信信号を前記副制御基板まで導く信号線と、前記主制御基板及び前記副制御基板のグランド同士を電気的に接続するグランド線とを有し、前記グランド線の導電性能が前記信号線よりも高いものとなっているものであることを特徴とする遊技機。
  2. 前記グランド線は、それぞれが前記信号線とほぼ同一の導体断面積を有する2本の電線を備え、
    前記シリアル伝送線は、前記グランド線である2本の電線の間に前記信号線を挟んだものであることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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