JP2006015056A - 遊技機用回路基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 他の電子部品ユニットと接続するハーネスの弛みを抑え、ハーネスを短縮し、遊技機の配線構造を簡素化し、又は、遊技機のメンテナンス性を向上させる。
【解決手段】 サブ制御基板40は、配線パターンが形成された配線基板61と、この配線基板61の一方の基板面62に実装され、ハーネス45の一端に設けられたハーネス側コネクタ63と結合可能な基板側コネクタ64と、前記配線基板の一方の基板面62に実装される回路部品65とを備える。配線基板61は、基板側コネクタ64の近傍の位置に、ハーネス45が挿通される貫通孔44が形成されている。これによりハーネス45の弛みを抑え、ハーネス45を短縮し、遊技機の配線構造を簡素化し、又は、遊技機のメンテナンス性を向上させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、回路部品を実装するとともにハーネスを介して他の電子部品ユニットと電気的に接続する遊技機用回路基板に関する。
従来より、スロットマシンには各種の回路基板が搭載されている。このような回路基板としては、例えば特許文献1に記載されているように、遊技の進行等を制御しつつ抽選等を行うメイン制御基板、サウンドの出力や液晶表示ユニットの映像表示等の演出を制御するサブ制御基板、及び電源の供給制御を行う電源制御基板等が挙げられる。これらの回路基板は、例えば、ハーネスの一端に設けられたハーネス側コネクタと結合する基板側コネクタを備えており、前記ハーネスを介して他の電子部品ユニット(例えば液晶表示ユニット)と接続するようになっている。
特開2003−325911号公報
しかしながら、上述した従来の回路基板によれば、ハーネスを介して接続する他の電子部品ユニットが配置される位置によっては、当該回路基板の基板面や当該回路基板に実装された回路部品がハーネスの配設の妨げになり、ハーネスに大きな迂回や湾曲をさせる必要が生じる場合がある。この場合には、ハーネスが一般的に長くなり、結果的にハーネスの配線途中に弛みが生じ易くなり、遊技機の配線構造が複雑になる。このため遊技機のメンテナンス性が低い等の問題が生じていた。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、例えば、他の電子部品ユニットと接続するハーネスを短縮し、又は、遊技機のメンテナンス性を向上させる等が可能な遊技機用回路基板を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、配線パターンが形成された配線基板と、この配線基板に接続されたハーネスとを備える遊技機用回路基板であって、前記ハーネスの少なくとも一部は、その一端側が前記配線基板の一方の基板面に接続されるとともに、その他端側が前記配線基板に交差する位置に配設されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機用回路基板であって、前記配線基板は、貫通孔が形成されており、前記ハーネスの少なくとも一部の他端側が前記貫通孔に挿通されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機用回路基板であって、前記配線基板は、切欠部が形成されており、前記ハーネスの少なくとも一部の他端側が前記切欠部に挿通されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の遊技機用回路基板であって、前記ハーネスの少なくとも一部の端側は、着脱可能なコネクタを介して前記配線基板の一方の基板面に接続されていることを特徴とする。
請求項1に記載の遊技機用回路基板によれば、ハーネスの少なくとも一部の他端側が配線基板に交差する位置に配設されているので、当該ハーネスの弛みを抑え、例えば、当該ハーネスを短縮し、又は、遊技機用回路基板のメンテナンス性を向上させる等が可能になになる。
請求項2に記載の遊技機用回路基板によれば、ハーネスの少なくとも一部の他端側が貫通孔に挿通されて配線基板に交差する位置に配設されているので、当該ハーネスの弛みを抑え、例えば、当該ハーネスを短縮し、又は、遊技機用回路基板のメンテナンス性を向上させる等が可能になになる。
請求項3に記載の遊技機用回路基板によれば、ハーネスの少なくとも一部の他端側が切欠部に挿通されて配線基板に交差する位置に配設されているので、当該ハーネスの弛みを抑え、例えば、当該ハーネスを短縮し、又は、遊技機用回路基板のメンテナンス性を向上させる等が可能になになる。
請求項4に記載の遊技機用回路基板によれば、コネクタを介して前記配線基板の一方の基板面に接続されたハーネスの少なくとも一部の他端側が配線基板に交差する位置に配設されているので、当該ハーネスの弛みを抑え、例えば、当該ハーネスを短縮し、又は、遊技機用回路基板のメンテナンス性を向上させる等が可能になになる。
本発明に係る遊技機用回路基板によれば、例えば、他の電子部品ユニットと接続するハーネスの迂回や湾曲を減らし、ハーネスの弛みを抑えることができるので、ハーネスを短縮し、遊技機の配線構造を簡素化し、又は、遊技機のメンテナンス性を向上させる等の効果が得られる。
以下、本発明に係る好適な一実施形態として回路基板を備えるスロットマシン(パチスロ機)とそのサブ制御基板を例に図面を参照して説明する。なお、図1はスロットマシン1の外観構造を表した斜視図、図2はスロットマシン1の内部構造を表した図、図3はスロットマシン1に設けられているサブ制御基板40とハーネス45の接続前の状態を示す斜視図、図4はサブ制御基板40とハーネス45の接続後の状態を示す斜視図である。
図1において、スロットマシン1は、箱状の筐体2と、当該筐体2と蝶番機構により開閉可能に取り付けられた前扉3とを備えている。
前扉3の遊技者に面する側は、視覚効果を高めてデザインされたいわゆる化粧板が形成されており、上部パネル部4と下部パネル部5に略区分けされる。上部パネル部4には、高輝度の発光ダイオード等を内部に備え光による演出を行う演出用照明部6と、スピーカを内部に備え演出効果音を発する演出用放音部7a、7bが左右にそれぞれ配設されている。また、各演出用放音部7a、7bの間には、透明な硬質プラスチック板等が嵌め込まれた略長方形の表示窓8が形成され、表示窓8を通して前扉3の裏面側に配置されている液晶表示ユニットの映像が目視される。
上部パネル部4のほぼ中央には、硬質プラスチックで形成されたパネル板が取り付けられている。パネル板の中央には略長方形の透明な表示窓9が形成されており、表示窓9を通して筐体2内に取り付けられている3個の円筒形状のリール10a、10b、10cが目視されるようになっている。
ここで、3個のリール10a、10b、10cはその回転軸方向に一列に並べて配置され、また、それぞれの外周面には複数種類の図柄が描かれている。遊技者は、表示窓9を通して一のリールに描かれた上下方向3個の図柄と、横方向に配列されたリール3列の図柄を目視することができる。そして、遊技者の操作に応じて各リール10a、10b、10cの回転及び停止の動作が行われ、これにより、表示されるリールの図柄の種類が変更されるようになっている。
また、上部パネル部4のパネル板には、ドットマトリクスLED又はランプ等で形成された遊技情報表示部11が配置されている。遊技情報表示部11は、例えば、入賞役等への内部当選の状態、スロットマシン1にクレジットされているメダル数、又は入賞によって獲得したメダル数など、現在の遊技状態に関する情報を表示する。
上部パネル部4の両側部には、蛍光灯又は高輝度発光ダイオードを備える演出用照明部12a、12bが設けられている。
下部パネル部5には、遊技者側に向かいながら若干下方に傾斜した平面を有する操作卓が一体的に形成され、メダルを投入するための投入口を有するメダル投入部13と、押しボタンスイッチであるベットボタン14と、リール10a、10b、10cの回転動作を開始させるスタートレバー15と、回転しているリール10a、10b、10cをそれぞれ停止させるための押しボタンスイッチであるストップボタン16a、16b、16cが設けられている。
すなわち、遊技者がベットボタン14を押圧操作することで当該ゲームに賭けるメダル数を提示しスタートレバー15を傾倒操作すると各リール10a、10b、10cが一斉に回転する。この時スロットマシン1は、当該ゲームの入賞に係る役(入賞役)の抽選を内部的な処理により行う。各リール10a、10b、10cが所定の回転数に達すると、ストップボタン16a、16b、16cによるリール停止操作が準備完了の状態となる。この状態で遊技者がストップボタン16a、16b、16cを任意の順序で押圧操作することにより、対応するリールがそれぞれ停止制御される。そして、停止した3個のリール10a、10b、10cによって表示される図柄が上述の抽選で当選した役に対応する組み合せで有効なライン上に揃うと入賞が確定し、その入賞役の種類に応じた枚数のメダルが遊技者に配当されるようになっている。
下部パネル部5の前面右側には、前扉3を開錠するための鍵が挿入される鍵穴17が設けられている。スロットマシン1の管理者等が鍵穴17に所定の鍵を挿入して開錠操作すると、蝶番機構によって筐体2に取り付けられている前扉3を前方へ開くことができ、また前扉3を筐体2側に閉じると、自動的にこれらを施錠するようになっている。
また、下部パネル部5には、スロットマシン1の型式(モデルタイプ)などを遊技者へ認識させるため、登場キャラクターなどの絵を表示するパネル18が設けられている。
前扉3の下部には、入賞時にメダルを排出するためのメダル排出口19と、排出されたメダルを貯留する受け皿20とが設けられている。更にメダル排出口19に隣接して、スピーカを内蔵する演出用放音部21が設けられている。
次に、図2を参照して、筐体2の内部構造と前扉3の裏面構造とを説明する。なお、図2は、前扉3を筐体2から開いた状態を表している。同図において、筐体2内の上部には、スロットマシン1の全体動作を集中制御するCPU(マイコン)を備え硬質プラスチックのケースに収納された主制御基板30が取り付けられている。
筐体2内の中央には、リール10a、10b、10cを備えるリールユニット10が設けられている。リールユニット10は、前扉3が筐体2側に閉じられると前扉3の表示窓9にリール10a、10b、10cが対向するように、所定フレームに位置決めされて取り付けられている。なお、各リール10a、10b、10cは、それぞれに内蔵されたステッピングモータによって回転駆動される。
また、リールユニット10の上部には、各リールを回転駆動する上記ステッピングモータへ駆動パルス信号を送出する回胴制御基板(図示略)が取り付けられており、主制御基板30が回胴制御基板にリール制御信号を送出することで、各リールの回転と制動及び停止の制御を行っている。
リールユニット10の下方には、ホッパ装置31と、ホッパ装置31から溢れたメダルを収容するための補助貯留部32と、主電源装置33が設けられている。主電源装置33の側面には、いわゆる配電盤に相当する電源装置基板34が設けられている。更に、筐体2の上部右側の内壁に、遊技場に設置されている「ホールコンピュータ」と呼ばれる管理用コンピュータと接続可能な外部集中端子基板35が取り付けられている。
次に、前扉3の裏面側上部には、演出用照明部6の光源である高輝度の発光ダイオード41が複数配列されると共に、上述の演出用放音部7a、7bに対向してスピーカ42a、42bが取り付けられている。また、図2には示していないが、スピーカ42a、42bの間に上述の表示窓8が位置しており、液晶表示ユニット43がその表示面を表示窓8に向けて取り付けられている。更に、液晶表示ユニット43の裏面側には、回路基板で形成されたサブ制御基板40が取り付けられている。
サブ制御基板40には貫通孔44が形成されている。この貫通孔44には、ハーネス45が挿入されている。ハーネス45は、一端側がサブ制御基板40の手前側の基板面に接続され、他端側が例えばスピーカ42a、42bや液晶表示ユニット43に接続されている。
なお、スロットマシン1全体の動作は、筐体2側に設けられている主制御基板30によって統括制御されており、サブ制御基板40は、液晶表示ユニット43による演出映像の表示制御、演出用照明部6、12a、12bを使った照明制御、及び演出用放音部7a、7b、21を使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行っている。
サブ制御基板40の下方には、リール10a、10b、10cを目視させるための透明な表示窓9が形成されたパネル板が配置され、表示窓9の下方には、ストップボタン16a、16b、16c等の操作スイッチ類の出力信号を主制御基板30へ転送する中継基板として機能する中央表示基板46が設けられている。
中央表示基板46の下方には、メダル選別装置47が取り付けられている。メダル選別装置47は、メダル投入部13に投入されるメダルの適否を判別し振り分ける装置である。また、メダル選別装置47はメダルセンサを内蔵しており、ゲームの待機状態等において正規のメダルが投入され、メダルセンサがこのメダルを検出することによって、メダル投入の受け付けを示す信号を主制御基板30へ送出する。
メダル選別装置47の下方には、メダル選別装置47によって振り分けられた正規のメダルを筐体2内に設けられているホッパ装置31へ案内するガイド部材48と、メダル選別装置47により排除されたメダル(又は異物)をメダル排出口19へ案内するガイド部材49が設けられている。また、前扉3の裏面側下部には、ホッパ装置31から排出されたメダルをメダル排出口19へ案内するガイド部材50が設けられている。更に、メダル排出口19に隣接して、上述した演出用放音部21に対向するスピーカ51が取り付けられている。
次に、図3を参照して、サブ制御基板40とハーネス45の接続構造について説明する。
図3において、サブ制御基板40は、配線パターンが形成された配線基板61と、この配線基板61の一方の基板面62に実装され、ハーネス45の一端に設けられたハーネス側コネクタ63と結合可能な基板側コネクタ64と、前記配線基板61の一方の基板面62に実装される回路部品65とを備える。
配線基板61は、基板側コネクタ64の近傍の位置に、貫通孔44が形成されている。
ここで、一方の基板面62には、回路部品65以外にも図示しない各種回路部品が実装されている。
次に、サブ制御基板40についてさらに詳細に説明する。
基板側コネクタ64は、複数の電極ピン66と絶縁筐体67とを備えている。絶縁筐体67は、凹形状に形成され、その凹部68を配線基板61の側方に向けて配置している。凹部68の内部には、複数の電極ピン66が所定ピッチの一列で植設されている。複数の電極ピン66先端側は、ハーネス側コネクタ63との結合面側に設けられている。複数の電極ピン66の基端側は、絶縁筐体67の背面側から突出し、配線基板61の配線パターンに接続されている。
次に、貫通孔44についてさらに詳細に説明する。
貫通孔44は、一方の基板面62における基板側コネクタ64の正面側の位置に長孔形状で形成されている。また、貫通孔44は、ハーネス側コネクタ63及びハーネス45を挿入可能なサイズに形成されている。これにより、貫通孔44は、ハーネス側コネクタ63及びハーネス45を、配線基板61の他方の基板面69側から一方の基板面62側へ挿通させることが可能になっている。
次に、ハーネス45側について更に詳細に説明する。
ハーネス45は、一端側にハーネス側コネクタ63を有し、他端側が配線基板61の側方にあるスピーカ42a、42b(図2参照)に接続されている。
ハーネス側コネクタ63は、図示しないジャック端子と、凸形状に形成されたジャック絶縁体70とを備えている。
ジャック絶縁体70の先端面には複数の電極ピン挿入口71が設けられている。複数の電極ピン挿入口71は、ハーネス側コネクタ63と基板側コネクタ64が結合する場合に、それぞれ対応する電極ピン66が差し込まれるようになっている。
複数の電極ピン挿入口71の内部には、ジャック端子が植設されている。ジャック端子は、当該電極ピン挿入口71に挿入された電極ピン66と電気的に接続する。また、ジャック端子はハーネス45と電気的に接続している。
ジャック絶縁体70の基端側の外周には、フランジ部72が形成されている。
次に、図3、図4を参照して、サブ制御基板40とハーネス45の接続方法について説明する。
図3において、まず、初期状態として、ハーネス45の他端側がスピーカ42a、42b(図2参照)に接続され、サブ制御基板40がスロットマシン1(図2参照)に取り付けられる前の状態から説明する。
この状態から、作業者は、配線基板61の一方の基板面62を手前に向け、ハーネス側コネクタ63及びハーネス45の一端側を、配線基板61の他方の基板面69側から貫通孔44に挿入し、一方の基板面62側へ通過させる。
この後、作業者は、サブ制御基板40の他方の基板面69を液晶表示ユニット43(図2参照)に向けて、サブ制御基板40をスロットマシン1(図2参照)の筐体2(図2参照)内の液晶表示ユニット43(図2参照)の裏面側に例えばねじ止めによって取り付ける。
次に、作業者は、基板側コネクタ64の凹部68に、ハーネス側コネクタ63を差し込む。これにより、図4に示すように、基板側コネクタ64とハーネス側コネクタ63が配線基板61の一方の基板面62側で結合する。
この状態では、基板側コネクタ64の複数の電極ピン挿入口71(図3参照)には、ハーネス側コネクタ63のそれぞれ対応する電極ピン66(図3参照)が差し込まれ、複数の電極ピン挿入口71に設けられたジャック端子には、それぞれ対応する電極ピン66が電気的に接続される。これにより、ハーネス45は、その一端側がハーネス側コネクタ63と基板側コネクタ64を介して前記配線基板61の一方の基板面62に接続されるとともに、その他端側が貫通孔44に挿通され前記配線基板61に交差する位置に配設される。サブ制御基板40はハーネス45を介してスピーカ42a、42b(図2参照)と電気的に接続する。
尚、本実施形態では、遊技機用回路基板としてサブ制御基板40を用いたが、主制御基板30等、各種適用可能である。また、ハーネス45を介して接続する他の電子部品ユニットとしてスピーカ42a、42bを用いたが、液晶表示ユニット43、リールユニット10等、各種適用可能である。さらに、ハーネス側コネクタ63及び基板側コネクタ64として複数の電極ピン66が所定ピッチの一列で植設されているものに用いたが、複数の電極ピンが二列で植設されているもの等、各種適用可能である。
また、本実施形態では、配線基板61の一方の基板面62のみに基板側コネクタ64及び回路部品65を含む各種回路部品を実装しているが、他方の基板面64にも基板側コネクタを含む回路部品を実装してもよい。
また、本実施形態では、全てのハーネス45を貫通孔44に挿通させたが、ハーネス45の一部のみを貫通孔44に挿通させ、ハーネス45の一部のみの他端側が前記配線基板61に交差する位置に配設されるようにしてもよい。
また、ハーネス45の一部は、コネクタを介さず直接配線基板61に接続するようにしてもよい。
かかる構成のサブ制御基板40によれば、貫通孔44によりハーネス45を配線基板61の一方の基板面62から他方の基板面69へ延出させることで、例えば、サブ制御基板40とハーネス45を介して接続する他の電子部品ユニット(スピーカ42a、42b)が、配線基板61の側方や奥方に配置される場合において、ハーネス45の配設の際に配線基板61や回路部品65を容易に回避でき、ハーネス45の迂回や湾曲を減らして、ハーネス45の弛みを抑えハーネス45を短縮することができる。これにより、スロットマシン1の内部のハーネスを収納する空間を縮小し、スロットマシン1の配線構造を簡素化し、サブ制御基板40のメンテナンス性を向上させる等の効果が得られる。
以下、本発明に係る好適な他の実施形態としてサブ制御基板を例に図面を参照して説明する。なお、図5はサブ制御基板80とハーネス45の接続前の状態を示す斜視図、図6はサブ制御基板80とハーネス45の接続後の状態を示す斜視図である。ここで、図5、図6を用いた他の実施形態の説明において、図3、図4に示した実施形態と同様の構成要素には同じ符号を付して説明を省略している。
図5において、サブ制御基板80は、配線基板81の一方の基板面82のみに基板側コネクタ64及び回路部品65を含む回路部品を実装している。配線基板81の他方の基板面83には、配線が形成されているが、回路部品65は実装されていない。
サブ制御基板80についてさらに詳細に説明する。
基板側コネクタ64の絶縁筐体67は、その凹部68を配線基板81の一辺に向けて配置している。
基板側コネクタ64の電極ピン66の基端側は、絶縁筐体67の背面側から突出し、配線基板81の配線パターンに接続されている。
配線基板81は、当該配線基板81の一辺の縁から、前記基板側コネクタ64の近傍(例えば基板側コネクタ64の先端)の位置まで切欠部84が形成されている。この切欠部84は、ハーネス45を挿入可能なサイズに形成されている。
次に、図5、図6を参照して、サブ制御基板80とハーネス45の接続方法について説明する。
図5において、まず、初期状態として、ハーネス45の他端側がスピーカ42a、42b(図2参照)に接続され、サブ制御基板80がスロットマシン1(図2参照)に取り付けられる前の状態から説明する。
この状態から、作業者は、配線基板81の一方の基板面82を手前に向け、ハーネス45の一端側を、配線基板81の一辺の縁から切欠部84に挿入し、一方の基板面82側へハーネス側コネクタ63を移動させる。これにより、配線基板81の切欠部84には、前記ハーネス45の他端側が挿通されている。
次に、作業者は、サブ制御基板80を筐体2(図2参照)内の液晶表示ユニット43(図2参照)の裏面側に例えばねじ止めによって取り付ける。
この後、作業者は、基板側コネクタ64の凹部68に、ハーネス側コネクタ63を差し込む。これにより、図6に示すように、基板側コネクタ64とハーネス側コネクタ63が配線基板81の一方の基板面82側で結合する。これにより、サブ制御基板80はハーネス45を介してスピーカ42a、42b(図2参照)に電気的に接続される。
尚、本実施形態では、配線基板81の一方の基板面82のみに基板側コネクタ64及び回路部品65を含む回路部品を実装しているが、他方の基板面83にも基板側コネクタを含む回路部品を実装してもよい。また、本実施形態では、全てのハーネス45を切欠部84に挿通させたが、ハーネス45の一部のみを切欠部84に挿入し、ハーネス45の一部のみの他端側が前記配線基板81に交差する位置に配設されるようにしてもよい。
かかる構成のサブ制御基板80によれば、切欠部84にハーネス45を挿入することで、例えば、サブ制御基板80とハーネス45を介して接続する他の電子部品ユニット(スピーカ42a、42b)が、配線基板81の側方や奥方に配置される場合において、ハーネス45の迂回や湾曲を減らして、ハーネス45の弛みを抑え、ハーネス45を短縮することができ、又は、メンテナンス性を向上させる等、図3、図4に示した実施形態と同様の効果が得られる。
以下、本発明に係る好適なもう一つの他の実施形態としてスロットマシン用のサブ制御基板を例に図7の図面を参照して説明する。図7はサブ制御基板90を示す斜視図である。
図7において、サブ制御基板90は、配線基板91の手前側の一方の基板面92のみに回路部品65を実装している。配線基板91の他方の基板面93には、配線パターンが形成されているが、回路部品65を実装していない。配線基板91の一方の基板面92には複数の半田付けランド94が設けられている。複数の半田付けランド94は、配線基板91の対応する配線パターンに接続されている。
また、配線基板91には貫通孔95が形成されている。この貫通孔95は、一方の基板面92における複数の半田付けランド94の近傍の位置に、ハーネス96を挿入可能な大きさの長辺形状で形成されている。
ハーネス96の一端側は、各配線の先端から露出する導体線が対応する半田付けランド94に半田付けで接続されている。これにより、前記ハーネス96は、その一端側が前記配線基板91の一方の基板面92に接続される。ハーネス96の他端側は、貫通孔95に挿通され前記配線基板91に交差する位置に配設されている。
さらに、ハーネス96の他端側は、例えばコネクタを介してサブ制御基板90の奥方に配置するスピーカ42a、42b(図2参照)に接続されるようになっている。
尚、本実施形態では、全てのハーネス96を貫通孔95に挿通させたが、ハーネス96の一部のみを貫通孔95に挿通させ、ハーネス96の一部のみの他端側が前記配線基板91に交差する位置に配設されるようにしてもよい。
かかる構成のサブ制御基板90によれば、貫通孔95にハーネス96を挿通させることで、例えば、サブ制御基板90とハーネス96を介して接続する他の電子部品ユニット(スピーカ42a、42b)が、配線基板81の側方や奥方に配置される場合において、ハーネス96を短縮することができ、又は、メンテナンス性を向上させる等、図3、図4に示した実施形態と同様の効果が得られる。
以下、本発明に係る好適なさらにもう一つの他の実施形態としてスロットマシン用のサブ制御基板を例に図面を参照して説明する。図8はサブ制御基板100を示す斜視図である。ここで、図8を用いたさらにもう一つの他の実施形態の説明において、図7に示した実施形態と同様の構成要素には同じ符号を付して説明を省略している。
図8において、サブ制御基板100は、配線基板101の手前側の一方の基板面102のみに回路部品65を実装し、配線基板101の他方の基板面103には、回路部品65を実装していない。配線基板101の一方の基板面102には複数の半田付けランド94が設けられている。配線基板101には、当該配線基板101の一辺の縁から、前記半田付けランド94の近傍の位置まで切欠部104が形成されている。この切欠部104は、ハーネス96を挿入可能なサイズに形成されている。
ハーネス96は、切欠部104に挿通されているとともに、その一端側が各配線が対応する半田付けランド94に半田付けで接続されている。これにより、前記ハーネス96は、その一端側が前記配線基板101の一方の基板面102に接続されるとともに、その他端側が前記配線基板101に交差する位置に配設されている。
ハーネス96の他端側は、例えばコネクタを介してサブ制御基板100の奥方に配置するスピーカ42a、42b(図2参照)に接続されるようになっている。
尚、本実施形態では、全てのハーネス96を切欠部104に挿通させたが、ハーネス96の一部のみを切欠部104に挿通させ、ハーネス96の一部のみの他端側が前記配線基板101に交差する位置に配設されるようにしてもよい。
かかる構成のサブ制御基板100によれば、切欠部104にハーネス96を挿通させているので、図7に示した実施形態と同様の効果が得られる。
本発明は、スロットマシンのサブ制御基板に限らず、スロットマシンの主制御基板、パチンコ機やその他の遊技機における回路基板にも応用することができる。
図1は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの外観構造を表した斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの内部構造を表した図である。 図3は、本発明の一実施形態によるスロットマシンに設けられているサブ制御基板とハーネスの接続前の状態を示す斜視図である。 図4は、本発明の一実施形態によるスロットマシンに設けられているサブ制御基板とハーネスの接続後の状態を示す斜視図である。 図5は、本発明の他の実施形態によるスロットマシンに設けられているサブ制御基板とハーネスの接続前の状態を示す斜視図である。 図6は、本発明の他の実施形態によるスロットマシンに設けられているサブ制御基板とハーネスの接続後の状態を示す斜視図である。 図7は、本発明のもう一つ他の実施形態によるスロットマシンに設けられているサブ制御基板を示す斜視図である。 図8は、本発明のさらにもう一つ他の実施形態によるスロットマシンに設けられているサブ制御基板を示す斜視図である。
符号の説明
1… スロットマシン、 2…筐体、 3…前扉、
6…演出用照明部、 7a、7b…演出用放音部、
10a、10b、10c…リール、
12a、12b…演出用照明部、 13…メダル投入部、
14…ベットボタン、 15…スタートレバー、
16a、16b、16c…ストップボタン、
19…メダル排出口、 20…受け皿、 21…演出用放音部、
30…主制御基板、 31…ホッパ装置、
40、80、90、100…サブ制御基板、 41…発光ダイオード、
42a、42b、51…スピーカ、 43…液晶表示ユニット、
44、95…貫通孔、45、96…ハーネス、46…メダル選別装置、
61、81、91、101…配線基板、
62、82、92、102…一方の基板面、
63…ハーネス側コネクタ、64…基板側コネクタ、
66…電極ピン、67…絶縁筐体、68…凹部、
69、83、93、103…他方の基板面、70…ジャック絶縁体、
71…電極ピン挿入口、84、104…切欠部、
94…半田付けランド

Claims (4)

  1. 配線パターンが形成された配線基板と、この配線基板に接続されたハーネスとを備える遊技機用回路基板であって、
    前記ハーネスの少なくとも一部は、その一端側が前記配線基板の一方の基板面に接続されるとともに、その他端側が前記配線基板に交差する位置に配設されていることを特徴とする遊技機用回路基板。
  2. 前記配線基板は、貫通孔が形成されており、前記ハーネスの少なくとも一部の他端側が前記貫通孔に挿通されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用回路基板。
  3. 前記配線基板は、切欠部が形成されており、前記ハーネスの少なくとも一部の他端側が前記切欠部に挿通されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用回路基板。
  4. 前記ハーネスの少なくとも一部の端側は、着脱可能なコネクタを介して前記配線基板の一方の基板面に接続されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の遊技機用回路基板。
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