JP2009082382A - 図柄表示装置及びそれを搭載する遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】LEDの実装作業を容易にし、また少ない発光素子数でありながらも光斑等を生じさせず均一に照明できる等の照明手段を備えた図柄表示装置及び遊技機を提供する。
【解決手段】スロットマシン1に設けられるリール装置10のバックランプ130は、リール10aの表示位置側に光を乱反射させる凹溝状の光反射面を有するベースハウジング115と、所定カ所にLED117を面実装して湾曲し、各表示位置にそれぞれ対向する透明なFPC基板116a、116b、116cと、FPC基板を開口部に嵌合し表面が光沢を有するリフレクタとして機能する前カバー114とを備えて構成される。透明なFPC基板を通して背後のベースハウジングで光を乱反射させることで、図柄を広範囲に照明し、従来よりも少ない発光素子数でも広範囲で均一な面発光を実現する。
【選択図】図5

Description

本発明は、スロットマシン、パチンコその他の遊技機に関し、詳細には回転可能なリールによって図柄を変動表示させる図柄表示装置及び図柄表示装置を備えた遊技機に関する。
一般に回胴式遊技機と称されているスロットマシン等の遊技機においては、図柄表示装置のひとつとしてリール装置が備えられている。リール装置は、通常3個の円筒状のリールが同一の回転軸線上に並べて設けられ、遊技者が行う回転及び停止の操作指示に応じてリールの周面に配置した図柄を変動表示する。そして、遊技機の表示窓に臨む位置に表示させた図柄の組み合せに基づいて、入賞またはハズレ等のゲームの勝敗が判定される。
上述したリール装置においては、表示位置に到来する図柄に向けてリールの内側から光を照射することで図柄を明るく見せる、バックランプと称される照明手段が備えられている。かかるバックランプは、例えば同じ種類の図柄が一列に揃って表示されたときなど、特定の態様で表示された図柄を点灯または点滅させて強調して表示するような演出に主に用いられる。従来のバックランプは、発光素子として小型の白熱ランプが平坦な基板上に実装されており、リールの周回方向に沿う縦方向の例えば3カ所の表示位置に到来した図柄をそれぞれの白熱ランプが点灯して各図柄を照明している。
ところで近年、フルカラーで高輝度の発光ダイオード(以下、発光ダイオードを「LED」という)が実用化され、遊技機においてもLEDが演出装置の光源として多用されてきている。特にリール装置においては、演出毎にバックランプの点灯・点滅が高速で頻繁に繰り返されるため、経時劣化が少なく長寿命であり、更には応答性能が高速である点でLEDが注目されてきている。
しかし、LEDは白熱ランプに比較して点光源に近いため、単に基板上の発光素子を白熱ランプに代えてLEDに置き換えただけでは、図柄に照明斑や色斑等の光斑が生じるなど表示品質において課題があった。また、従来のリール装置では、白熱ランプが平坦な基板上に実装されているために、リールの周面に沿う各表示位置と対向する各白熱ランプとの距離が異なり、周回方向の図柄間で明るさに違いが生じていた。
こうした課題を受け、例えば特許文献1には、リールの回転軸と直交する一側面に設けた配線基板に、いわゆる砲弾型のLEDをリールの周に沿って曲線的に複数配列し、かつ、LEDの背後にリフレクタを設けた図柄表示装置が開示されている。
また、リールの幅の設計変更に柔軟に対応できるようにするために、光源から発せられた光を反射させる筒状のリフレクタを着脱可能としたバックランプモジュールも提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2004−33306号公報 特開2003−275363号公報
しかし、上述した特許文献1の従来技術によれば、リールの幅方向のほぼ中心位置にLEDの発光部が設定されるようにリード線の長さを調節して配線基板に実装しなければならず、このためLEDの実装作業が煩雑になる等の課題があった。また、実装されたLEDのリード線が折れてしまうと、リールとの距離が一様でなくなり、明るさに違いが生じる場合もあった。また、図柄に色斑等の光斑をできるだけ少なくして照明を均一にするには、LEDを密に配列する等、発光素子を数多く実装する必要性もあった。
また、特許文献2の従来技術によれば、発光素子を実装する基板の前方に筒状のリフレクタが配置されることから、光源と図柄との距離が長くなる。そのため、図柄を十分な明るさで照明するには、発光素子の輝度を上げるか数を増やす必要があった。
本発明は、こうした課題に鑑みてなされたものであり、LEDの実装作業を容易にし、また少ない発光素子数でありながらも光斑等を生じさせず均一に照明できる等の照明手段を備えた図柄表示装置、及びかかる図柄表示装置を備えた遊技機を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために有効な手段について、必要に応じて作用または効果等を示しながら説明する。なお、理解を容易にするため、本明細書中の実施の形態において対応する構成要素を符号とともに括弧書き等で適宜例示するが、これらの具体的構成は本発明を限定するものではない。
手段1.表面に複数種類の図柄を配列したテープ部材(リールテープ109)を円筒状の回転体(回転体101)の外周に巻回してなる回転可能なリール(リール10a、10b、10c)と、前記リールを回転及び停止させて前記図柄の何れかを当該リールの周回方向の各表示位置(表示位置DP1、DP2、DP3)へ到来させて表示する駆動手段(ステッピングモータ111)と、前記各表示位置に到来する図柄を前記リールの裏面側から照明する照明手段(バックランプ130)とを備えてなる図柄表示装置であって、前記照明手段は、前記表示位置側に光反射面を有するベースハウジング(ベースハウジング115)と、発光素子を実装し、前記光反射面と前記テープ部材との間に介装される複数の透明基板(FPC基板116a、116b、116c)とを有してなり、前記各透明基板は、前記リールの回転軸に直交する仮想平面に当該各透明基板の法線を投影させた各方向(方向La、Lb、Lc)と、対向する各表示位置での前記テープ部材の面の各法線方向とがそれぞれ一致するように設置されていることを特徴とする。
この手段の図柄表示装置によれば、表示位置に到来する図柄を全体的に均一に照明することができる。また、透明基板を通してベースハウジングの光反射面で光を反射させるので、従来よりも少ない発光素子数で広く均一な面発光を確保することができる。また、リールのテープ部材と発光素子との距離を一定にすることができ、リールの周回方向に表示される図柄間の明るさの誤差を最小限に抑えることができる。
手段2.前記透明基板は可撓性を有するFPC基板であり、その中央部分が前記テープ部材に最も近づくように当該テープ部材の幅方向において湾曲して設けられていることを特徴とする。
この手段によれば、テープ部材の幅方向において光を放射状に照射し、図柄を広範囲に照明することができる。
手段3.前記ベースハウジングの光反射面は、その中央部分が前記テープ部材から最も離間するように当該テープ部材の幅方向において凹溝状に形成されていることを特徴とする。
この手段によれば、透明基板から背後へ漏れた光をベースハウジングの光反射面で反射させることで、反射した光を図柄に向かうように集光させ、照射効率を向上させる。
手段4.前記ベースハウジングの光反射面は、光を乱反射させる機能を有していることを特徴とする。
この手段によれば、従来よりも少ない発光素子数で照明斑や色斑等の光斑のない十分な明るさを確保する。したがって、更に広範囲で均一な面発光を実現することができる。
手段5.前記光反射面は、前記ベースハウジングの表面にダイヤカットの処理を施して形成されていることを特徴とする。
この手段によれば、容易・簡素化した工程のみでベースハウジングの光反射面に光を乱反射させる機能を持たせることができ、コスト低減に貢献する。
手段6.前記発光素子は面実装発光ダイオード(LED117)であることを特徴とする。
この手段によれば、発光素子の小型化、高寿命化及び高速化を図るとともに、発光素子の実装作業の工程を容易・簡素化してコスト低減に貢献する。
本発明の図柄表示装置及び遊技機によれば、リールの表示位置に到来する図柄を照明手段が広範囲かつ均一に照明することができる。また、照明手段の透明基板を通してその背後のベースハウジングで光を乱反射させるので、従来よりも少ない発光素子数であっても広範囲で均一な面発光を確保することができる。また、発光素子とテープ部材との距離を一定にし、図柄間の明るさの誤差を最小限に抑えることができる。また、発光素子等の実装作業を容易・簡素化してコスト低減を図ることができる。
以下、本発明に係る遊技機の好適な実施形態としてスロットマシン1を図面を参照しながら説明する。ここで、図1は、スロットマシン1の外観構造を表した斜視図である。スロットマシン1は、矩形箱状のキャビネット2と、当該キャビネット2に開閉可能に取り付けられる前扉3とからなる筐体を備えている。通常時においては、図1に示されるように、前扉3がキャビネット2に対し閉塞した状態で施錠されている。
前扉3の前面側には、遊技者に面する化粧板としてのいわゆるフロントマスクが形成されている。フロントマスクの上段部には、高輝度のLEDを内蔵する上部ランプ5やコーナーランプ6a、6b、また、左右の放音部7a、7bなどが配設されている。スロットマシン1がリーチや大当たり等の際には、上部ランプ5やコーナーランプ6a、6b等が点灯または点滅して遊技者の視覚に訴える演出を行い、放音部7a、7b等に内蔵されるスピーカが効果音や楽音等を出力して遊技者の聴覚に訴える演出を行う。
また、フロントマスク上段部で各放音部7a、7bに挟まれる中央位置には、演出画像表示用の液晶表示ユニット8が、前扉3の背後からその画面を臨ませて取り付けられている。液晶表示ユニット8は、ゲームの進行に応じて適宜選択される動画像を表示して当該ゲームにストーリー性を与えたり、また、ボーナスゲーム等の大当たりの際には、よりダイナミックな画像を表示して、遊技者に高配当の期待感を引き起こしたりするような視覚演出を行う。
フロントマスクの中段部には、平坦な樹脂板からなる中パネル9が設けられている。この中パネル9の中央に形成された四角形の透明領域である表示窓9aを介して、キャビネット2内部に設けられている本発明に関わる図柄表示装置としてのリール装置10の3個のリール10a、10b、10cが視認可能とされている。なお、各リール10a、10b、10cは、それぞれ独立して回転可能であり、それぞれの外周面に描かれた縦3個、横3列の図柄(図示略)が表示窓9aを介して変動表示されるようになっている。
中パネル9の下方には、前方に若干突出する卓状のコンパネ部18が形成されている。このコンパネ部18には、ゲームに賭けるメダルを投入するためのメダル投入部11と、ゲーム開始を操作指示するためのベットボタン12と、リール10a、10b、10cの回転開始操作をするためのスタートレバー13と、各リール10a、10b、10cの回転停止操作をするためのストップボタン14a、14b、14c等がそれぞれ所定の位置に配設されている。
フロントマスクの下段部には、スロットマシン1のモデルタイプ等を遊技者へ認識させるための、例えば登場キャラクターの絵柄(図示略)などが印刷された略四角形のプラスチック板である下パネル15が取り付けられている。
フロントマスクの最下部には、入賞等の際にメダルを払い出すためのメダル払出口16と、メダル払出口16から払い出されたメダルを貯留するための受け皿4aが形成された下皿部材4が取り付けられている。また、下皿部材4には、スピーカを内蔵する放音部17a、17bがそれぞれ左右位置に形成されている。
次に、図2を参照して、スロットマシン1の筐体内部の構造を説明する。ここで、図2は、前扉3を開いた状態でスロットマシン1の内部構造を表した正面図である。上述したようにキャビネット2は、矩形の箱体として主に合成木板から形成され、その内部の上部位置には、スロットマシン1の全体を統括制御するマイコンベースの主制御基板21が互いに対向する透明なケース部材に収容されて設けられている。なお、主制御基板21を収容するケース部材は、カシメと呼ばれる特殊な封止手段を介して閉塞され、キャビネット2の背板の内側面に離脱不能に固定されている。
また、キャビネット2内のほぼ中央に架け渡されて設けられたフレーム22には、図柄表示装置としてのリール装置10が設置されている。リール装置10には、3個の回転可能なリール10a、10b、10cが水平な一つの回転軸線上に並べて設けられている。なお、リール装置10の天板部材には、回胴装置基板40(図3参照)が取り付けられ、主制御基板21からの駆動パルス信号を中継し電流増幅して、各リール10a、10b、10cに直結するステッピングモータに出力している。つまり、リール10a、10b、10cの回転及び停止の動作は、遊技者による操作に応じて主制御基板21によって制御される。
リール装置10の下方には、メダル払出装置としてのホッパー装置23が設置されている。ホッパー装置23は、複数枚のメダルを貯留可能な概略椀状のホッパー部231と、ホッパー部231の下方に連結する払出機構部232を備えている。払出機構部232の板金ケース内には、ホッパー部231に貯留したメダルを保持する穴が円周に沿って形成された図示しない払出プレートが備えられている。ホッパー装置23は、払出プレートを回転させることで、保持したメダルをスリット23aから付勢して外部に放出し、これにより受け皿4aにメダルを払い出すようにしている。
また、ホッパー装置23に隣接して、ホッパー部231から溢れたメダルを貯留するためのオーバーフロータンク24と、スロットマシン1に内蔵される各機器へ所要の電力を配電するための主電源装置25が設置されている。
次に、前扉3の裏面側の構造を説明する。前扉3は、比較的硬質のプラスチックで一体成形された前面枠301をメインフレームとし、前面枠301の裏面側で上端部及び左右の両端部に、それぞれ補強用の板金部材である横フレーム302と縦フレーム303、304がネジ止め固定されている。
右側の縦フレーム304及びキャビネット2の開口端部にそれぞれ端部が固定されるヒンジ機構(図示略)を介して、前扉3がキャビネット2に対して回動開閉可能に支持されている。また、左側の縦フレーム303には、施錠機構320が設けられている。前扉3をキャビネット2側に閉じたとき、この施錠機構320により自動的に前扉3がキャビネット2に施錠される。
前扉3の上部、つまり液晶表示ユニット8(図1参照)の裏面側にあたる位置には、サブ制御基板31が離脱不能に設けられている。なお、サブ制御基板31は透明なケース部材に収容されている。また、前面側の放音部7a、7bに対向してスピーカ32a、32bがそれぞれ取り付けられている。
なお、サブ制御基板31は、主制御基板21の制御下で、ゲームの進行に応じて上部ランプ5やコーナーランプ6b、6c等を点灯・点滅させるとともに、スピーカ32a、32b等に効果音や楽音等を鳴動させる等の光や音によるゲームの演出制御を主に行っている。
表示窓9aを有する中パネル9(図1参照)を前面に取り付けた中パネルユニットの下方部には、スロットマシン1のベットボタン12、スタートレバー13、ストップボタン14a、14b、14c等の操作スイッチ類の出力信号を主制御基板21へ転送する中継基板としての中央表示基板33が配置されている。
更に中央表示基板33の下方には、前面のメダル投入部11から投入されたメダルの適否を判別して振り分けるメダルセレクタ34が取り付けられている。メダルセレクタ34は、メダル投入部11に投入されたメダルが適正なものであると選別すると、メダルガイド部35側にメダルを通過させるとともに、内部のメダルセンサがメダルを検知して主制御基板21へ検知信号を出力する。なお、メダルセレクタ34を通過した正規のメダルは、メダルガイド部35に案内されて、ホッパー装置23のホッパー部231に貯留される。
前扉3の裏面側下方部には、前面の下パネル15をユニット化した下パネルユニット36が取り付けられている。そして、下パネルユニット36の裏面に、キャンセルシュート37、払出シュート38及び前面の放音部17a、17bに対向するスピーカ39a、39bが取り付けられている。
キャンセルシュート37は、メダルセレクタ34の下方に位置し、メダルセレクタ34がメダルの投入受付を拒否したメダルや異物をメダル払出口16に案内する。一方、払出シュート38には、ホッパー装置23の放出スリット232aと位置整合する開口38aが形成されている。すなわち、ホッパー装置23は、放出スリット232aからこれに対向する開口38aを介して払出シュート38内へメダルを放出し、そのメダルが払出シュート38に導かれて前面のメダル払出口16より外部へ払い出されるように形成されている。
かかる構成のスロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの払い出しを完了させた時、または先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この状態において、遊技者がベットボタン12を押圧操作することにより、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームにメダルが賭けられゲームが開始する。このゲーム開始の状態でスタートレバー13が傾倒操作されると、主制御基板21は、リール10a、10b、10cを一斉に回転させると同時に、表示窓9aに設定される有効ラインに引き込み停止制御可能な図柄の組み合せ、すなわち入賞を内部抽選する。
この内部抽選により何れかの入賞を当選したとき、その結果が主制御基板21のRAMの所定記憶領域に設定される内部当選フラグにセットされる。なお、この内部当選フラグがセットされ入賞が内定している状態を「内部当選状態」という。
次に、主制御基板21は、ストップボタン14a、14b、14cが押圧操作されるに応じて対応するリールを順に停止させる。そして、主制御基板21は、全てのリール10a、10b、10cが停止したのを検知した後、各リールが有効ラインに表示する図柄の組み合せと、上述の内部当選フラグで参照される当選した入賞に係る図柄の組み合せとが一致するか否か判定する。そして、何れかの有効ラインにおいて図柄が一致したとき当該入賞が確定し、配当されるメダルの数だけクレジットが加算される。また、配当された結果、クレジットがその上限を超える場合には、主制御基板21はホッパー装置23を作動させ、クレジットの上限を超える枚数分のメダルをメダル払出口16より下皿部材4へ払い出している。
このように、スロットマシン1の遊技者は、リール10a、10b、10cを回転・停止させる遊技操作を行って変動表示した図柄が揃わなければ賭けたメダルを失うが、内部当選した組み合せで図柄を揃えることにより入賞が成立し賭けた以上のメダルを獲得し得るので、技量と運によりメダルを増やすという興趣を伴ったゲームを楽しむことができる。
次に、スロットマシン1の筐体内に設けられている図柄表示装置であるリール装置10の詳細を説明する。ここで、図3はリール装置10の外観構造を表した斜視図、図4はリールテープを取り除いた状態でリール装置10の一部を表した斜視図である。また、図5はリール装置10を構成する一つのリールユニット100の構造を表した分解斜視図、図6はリール装置10のバックランプ130の一部を断面で表した図である。なお、本明細書では、リール10a、10b、10cの前方部で表示窓9a(図1参照)に対向する位置を、当該リール10a、10b、10cの図柄の表示位置DP1、DP2、DP3と定義している。図柄の表示位置DP1、DP2、DP3は、リールテープ109に配列される図柄のピッチにそれぞれ対応して、リール10a、10b、10cの周回方向3カ所にそれぞれ設定されている。
リール装置10は、図3に示されるように、それぞれ樹脂及び金属の合板材である天板部材41と底板部材42との間に、各リール10a、10b、10cの回転軸が水平方向の横一線上に位置するように各リールユニット100、100、100が差し込まれて固定されている。なお、リール装置10の天板部材41には、各リール10a、10b、10cを回転させる駆動手段としてのステッピングモータ111へ例えば4相の駆動パルス信号を供給する回胴装置基板40が設けられている。
リール装置10には、リール10a、10b、10cの表示位置DP1、DP2、DP3に到来する図柄に向けてリールの内側から光を照射することで図柄を明るく見せる、本発明に関わる照明手段としてのバックランプ130、130、130が設けられている。
リールユニット100、100、100は、何れも同一構造であり、そのためここでは図5等を参照してその一つを代表して説明する。リール10aは、外形が円筒状の骨組み体である回転体101と、回転体101の外周面部に無端状に巻回されるリールテープ109とにより形成されている。リールテープ109の表面には、図示はしないが複数種類の図柄が多色刷りのスクリーン印刷等の工程によって周回方向に複数個配列されている。
リール10aの骨組み体を構成する回転体101は、ステッピングモータ111の駆動軸111aが嵌着される軸穴102aを有するハブ部102と、ハブ部102を中心に放射状に延びる複数本のスポーク部103と、スポーク部103の先端部分に接続されハブ部102の中心から同心円状に形成された環状の外リング部104と、この外リング部104と同一の径寸法を有し、複数カ所の連結部105を介して所定の間隔をおいて平行に位置する環状の内リング部106と、一つのスポーク部103から内側に向けて延びる舌片状の遮光片107とを有して、樹脂材料を用いた例えば射出成形により一体的に形成されている。
また、ベースフレーム110には、遮光片107の通過を検知することで、回転中のリール10aの基準位置を検出するフォトセンサからなる基準位置センサ112が固定されている。また、ベースフレーム110の前方部には、スロットマシン1の表示窓9a側から見た場合に、隣接するリール10bとの隙間から当該リール装置10の内部機構が見えないようにするための扇状のカバー部材119と、リール装置10の天板部材41と底板部材42との間にリールユニット100を挿入して固定するための、前部に摘みを有する弾性係止具118、118が上下位置に設けられている。
また、ベースフレーム110には、上述したバックランプ130が設けられている。バックランプ130は、例えば同じ種類の図柄が隣接するリール10a、10b、10c間で一列に揃って表示されたときなど、入賞等の態様で表示された図柄を点灯または点滅させて強調して表示するような演出に主に用いられる。
本実施例によるバックランプ130は、ベースフレーム110に固定され前側面、つまり表示位置DP1、DP2、DP3側にそれぞれ凹溝状の光反射面115a、115b、115cを有するベースハウジング115と、ベースハウジング115に取り付けられ表示位置DP1、DP2、DP3に対応する開口部114a、114b、114cが形成された前カバー114と、ベースハウジング115と前カバー114との間で開口部114a、114b、114cを塞ぐように介装される透明なFPC基板(Flexible Printed Circuits:フレキシブルプリント基板)116a、116b、116cとから主に構成される。
FPC基板116a、116b、116cは、透明なベース材に接着層を形成し、この接着層上に回路配線として導体箔がエッチングされて接着されている。ベース材は例えば100μm厚程度のポリイミド絶縁体であり、導体箔は数十μm厚程度の銅箔から形成される。そして、FPC基板116a、116b、116cの所定の位置に、発光素子としての面実装タイプのLED117が例えば2個ずつ実装されている。なお、1枚のFPC基板に実装されるLED117の数は、バックランプ130において要求される輝度等の仕様に応じて適宜決定される。
ここで、FPC基板116a、116b、116cの配置について、図7及び図8を参照して説明する。図7は、リール10aをその回転軸Axと直交する一の仮想平面Sで切断した場合における構造を模式的に表した縦断面図である。また、図8は、図7に示す表示位置DP2の中心位置で交差するA−A線の位置でリール10aを切断した場合の構造を模式的に表した横断面図である。
図8に示されるように、FPC基板116a、116b、116cは、それぞれの縦方向中央部分がリールテープ109の内周面に最も近づくように、当該リールテープ109の幅方向において湾曲して設けられている。これにより、リールテープ109の幅方向において光を放射状に照射し、図柄を広範囲に照明するようにしている。更に、各FPC基板116a、116b、116cは、これらの面の法線を上記仮想平面Sに投影させた各方向La、Lb、Lcと、対向する各表示位置DP1、DP2、DP3におけるリールテープ109の面の各法線方向とがそれぞれ一致してベースハウジング115に設置されている。換言すれば、各FPC基板116a、116b、116cのピッチ角度の方向La、Lb、Lcに対し、リール10aの内周面が直交する姿勢で各FPC基板116a、116b、116cが設置されている。
例えば、図8に示される表示位置DP2に対応するFPC基板116bは、その任意位置の法線Lbiを仮想平面Sに投影させたピッチ角度の方向Lbが、当該表示位置DP2のリールテープ109の面(リール10aの内周面)に対して直交し、これによりFPC基板116bの面とリールテープ109の面とが対向している。他のFPC基板116a、116cについても対応する各表示位置DP1、DP3のリールテープ109の面に対向するピッチ角度に設定される。これにより、リールテープ109と各FPC基板116a、116b、116cのLED117、117との距離を同一にすることができ、リール10aの周回方向において、図柄を照明する明るさの誤差を最小限に抑えることができる。
次に、ベースフレーム110に固定されるベースハウジング115は、上述したように凹溝状の光反射面115a、115b、115cを有している。光反射面115a、115b、115cは、その縦方向中央部分がリールテープ109から最も離間するように例えばV溝状またはU溝状に奥まって形成されている。これにより、透明なFPC基板116a、116b、116cから背後へ漏れた光を図柄に向かうように集光させ、照射効率を向上させることができる。
また、ベースハウジング115の光反射面115a、115b、115cは、ダイヤカットまたはショットブラスト(ドライ、ウエット何れでも可)の処理が施されることにより光を乱反射させる乱反射面となっている。また、少なくとも光反射面115a、115b、115cの部分は、できるだけ光の反射効率を確保するため、白系の樹脂若しくは光沢性を有する金属材料から形成され、またはダイヤカット等の表面処理を施した後に光沢性を有するメッキ処理が施されている。また、ベースハウジング115の光反射面115a、115b、115cに光拡散シートを貼り付けることで光を乱反射させる機能を持たせてもよい。
ベースハウジング115の光反射面115a、115b、115cに乱反射面を形成することにより、従来よりも少ない数のLEDで照明斑や色斑等の光斑のない十分な明るさを確保することができる。
次に、開口部114a、114b、114cに上述のFPC基板116a、116b、116cを嵌合させる前カバー114は、全体表面にメッキ処理が施され光沢性を有している。これにより、LED117、117、・・・からの光を反射して効率良く表示位置DP1、DP2、DP3の図柄を照明する、リフレクタとしての機能を発揮することができる。
このように本実施例のバックランプ130は、表示位置DP1、DP2、DP3に到来する図柄を広範囲に均一に照明することができる。また、透明なFPC基板116a、116b、116cを通して背後のベースハウジング115で光を乱反射させるので、従来よりも少ない数のLEDでより広く均一な面発光を確保することができる。
また、湾曲するFPC基板116a、116b、116cをリールテープ109の面に対向するピッチ角度に設置したので、各表示位置DP1、DP2、DP3にある図柄とLED117、117、・・・との距離を一定にでき、簡素な構造でありながらも図柄間の明るさの誤差を容易に抑えることができる。更に、従来のように発光素子の位置を調整しながら半田付けする等の煩雑な作業を必要とせず、リール装置10の組み立て作業を簡素化して製造コスト等を低減することもできる。
本発明に係る遊技機の一実施形態であるスロットマシンの外観斜視図である。 図1に示したスロットマシンの前扉を開いた状態でその内部構造を表した正面図である。 本発明に係る図柄表示装置の実施例であるリール装置の外観構造を表した斜視図である。 図3に示したリール装置の一部を表した斜視図であって、リールテープを取り除いた状態を表した図である。 図3に示したリール装置を構成する一つのリールユニットの分解斜視図である。 図3に示したリール装置のバックランプの一部を断面で表した図である。 回転軸と直交する仮想平面で切断した場合におけるリールの構造を模式的に表した断面図である。 図7に示したA−A線の位置でリールを切断した場合における構造を模式的に表した断面図である。
符号の説明
1 スロットマシン
2 キャビネット 3 前扉
4 下皿部材 5 上部ランプ
6a、6b コーナーランプ 7a、7b 放音部
8 液晶表示ユニット 9a 表示窓
10 リール装置 10a、10b、10c リール
11 メダル投入部 12 ベットボタン
13 スタートレバー 14a、14b、14c ストップボタン
15 下パネル 16 メダル払出口
17a、17b 放音部 18 コンパネ部
21 主制御基板 22 フレーム
23 ホッパー装置 25 主電源装置
31 サブ制御基板 32a、32b スピーカ
33 中央表示基板 34 メダルセレクタ
35 メダルガイド部 37 キャンセルシュート
38 払出シュート 39a、39b スピーカ
40 回胴装置基板
41 天板部材 42 底板部材
100 リールユニット
101 回転体 102 ハブ部
103 スポーク部 104 外リング部
105 連結部 106 内リング部
107 遮光片 109 リールテープ
110 ベースフレーム 111 ステッピングモータ
114 前カバー 115a、115b、115c 開口部
115 ベースハウジング 115a、115b、115c 光反射面
116a、115b、115c FPC基板 117 LED(発光ダイオード)
130 バックランプ
Ax 回転軸 DP1、DP2、DP3 表示位置
La、Lb、Lc ピッチ角度の方向 Lbi 法線方向
S 仮想平面

Claims (7)

  1. 表面に複数種類の図柄を配列したテープ部材を円筒状の回転体の外周に巻回してなる回転可能なリールと、前記リールを回転及び停止させて前記図柄の何れかを当該リールの周回方向の各表示位置へ到来させて表示する駆動手段と、前記各表示位置に到来する図柄を前記リールの裏面側から照明する照明手段とを備えてなる図柄表示装置であって、
    前記照明手段は、前記表示位置側に光反射面を有するベースハウジングと、
    発光素子を実装し、前記光反射面と前記テープ部材との間に介装される複数の透明基板とを有してなり、
    前記各透明基板は、前記リールの回転軸に直交する仮想平面に当該各透明基板の法線を投影させた各方向と、対向する各表示位置での前記テープ部材の面の各法線方向とがそれぞれ一致するように設置されていることを特徴とする図柄表示装置。
  2. 前記透明基板は可撓性を有するFPC基板であり、その中央部分が前記テープ部材に最も近づくように当該テープ部材の幅方向において湾曲して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の図柄表示装置。
  3. 前記ベースハウジングの光反射面は、その中央部分が前記テープ部材から最も離間するように当該テープ部材の幅方向において凹溝状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の図柄表示装置。
  4. 前記ベースハウジングの光反射面は、光を乱反射させる機能を有していることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の図柄表示装置。
  5. 前記光反射面は、前記ベースハウジングの表面にダイヤカットの処理を施して形成されていることを特徴とする請求項4に記載の図柄表示装置。
  6. 前記発光素子は面実装発光ダイオードであることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の図柄表示装置。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載の図柄表示装置を備えていることを特徴とする遊技機。
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