JP6744290B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
このような空き端子の発生を防止する遊技機として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。
N個(Nは3以上の整数)の端子を有する第2のコネクタと、この第2のコネクタの2個以上、N個未満の端子に接続され、かつ前記信号が通る第2の配線パターンとを備える第2の電子回路基板と、
前記第1のコネクタの前記第1の配線パターンが接続される2個以上の端子のそれぞれに一端が接続されるとともに、前記第2のコネクタの前記第2の配線パターンが接続される2個以上の端子のそれぞれに他端が接続される2本以上の配線と、を備え、
前記第1の電子回路基板または前記第2の電子回路基板の一方の電子回路基板上で分岐した前記信号が、前記2本以上の配線それぞれを通り、他方の電子回路基板上で合流するように構成されていることを特徴とする。
まず、遊技機の概略構成について説明する。なお、以下では遊技機の一つであるスロットマシンについて説明するが、本発明に係る遊技機は、スロットマシンに限ることなく、パチンコ遊技機等のその他の遊技機であってもよい。
また、以下の説明においては、基本的に「前後」とは、スロットマシンの前側に遊技者が居る場合に、遊技者側が「前」で、スロットマシン側が「後」を意味し、「上下」とはスロットマシンの上面側が「上」で、下面側が「下」を意味し、「左右」とはスロットマシンを遊技する遊技者の左手側が「左」を意味し、右手側が「右」を意味する。
図1はスロットマシンXを示す斜視図である。このスロットマシンXは、筐体1を備えており、この筐体1は、底板、左右の側板、天板および背板を備え、当該筐体1の正面側に開口する正面開口部を有する箱形に形成されている。なお、底板の上面には、図示は省略するが、各部品に電力を供給するための電源装置を内蔵した電源ユニット、メダルを貯留するとともにメダルを払い出す払い出し装置としてのホッパーユニット等が設けられている。
前記筐体1内には、図示は省略するが、リールユニットや基板ユニット等が設けられている。リールユニットは、周囲に複数の図柄を表示した3個の回転リールと、回転リールを回転させるための駆動モータ(ステッピングモータ)を有している。また、基板ユニットは、CPU、ROM、RAM、I/O等の電子部品を備えた基板を、基板ケースに収納したものである。そして、基板ユニットは、スロットマシンXの遊技を制御するための遊技制御装置として機能する。
なお、前扉3は、上側部分と下側部分とで分かれている等、複数の扉に分かれているものであってもよい。また、スロットマシンXは、遊技店における機種の交換時に筐体1、前扉3の下側部分および筐体1内の電源ユニットやホッパーユニット等が遊技店の島設備に取り付けられたままで、前扉3の上側部分およびリールユニット等が交換可能ないわゆる分離型筐体タイプのものであってもよい。
なお、サブ表示基板34とは、後述するサブ制御基板によって制御され、演出に係る数字等を表示するものである。
なお、セグメントLED35,36,41,42や、LED37〜39,43〜45が示す情報は上記のものに限られない。
ここで、メイン制御基板とは、遊技機の基本動作を司る基板をいい、メイン制御基板では、ベットスイッチボタン12,13、スタートレバー14、ストップスイッチ15等の入力手段(演出用のボタンを除く)からの入力信号を受けて、遊技を実行するための各種の演算を行い、演算結果に基づいてリールユニットやホッパーユニット等の制御を行う。
一方、メイン制御基板から送られてくる信号を受けて、演出を実行するための各種の演算を行い、演算結果に基づいて液晶ディスプレイ13およびスピーカ等の演出用の装置の制御を行う基板をサブ制御基板という。
図3に示すように、メイン表示左基板31の第3コネクタ40は、12個の端子(1ピン〜12ピン)を備えている。また、メイン表示右基板32の第1コネクタ46は、12個の端子(1ピン〜12ピン)を備えている。また、下部基板50は、第2コネクタ51を備えている。そして、第2コネクタ51は、24個の端子(1ピン〜24ピン)を備えている。
そして、当該ハーネス側第1コネクタがメイン表示右基板32の第1コネクタ46に接続され、当該ハーネス側第2コネクタが下部基板50の第2コネクタ51に接続され、当該ハーネス側第3コネクタがメイン表示左基板31の第3コネクタ40に接続されることで、メイン表示左基板31およびメイン表示右基板32と下部基板50とが、24本の配線H1〜H24(空中配線)によって接続されている。
具体的には、第1コネクタ46の1ピンと、セグメントLED41の3ピンおよび8ピンとは、第1配線パターンL1によって繋がれている。また、第1コネクタ46の2ピンと、セグメントLED42の3ピンおよび8ピンとは、第2配線パターンL2によって繋がれている。また、第1コネクタ46の3ピンおよび4ピンと、LED43,44,45のカソード43b,44b,45bとは、第3配線パターンL3によって繋がれている。また、第1コネクタ46の5ピンと、セグメントLED41,42の7ピンとは、第4配線パターンL4によって繋がれている。また、第1コネクタ46の6ピンと、セグメントLED41,42の6ピンとは、第5配線パターンL5によって繋がれている。また、第1コネクタ46の7ピンと、セグメントLED41,42の4ピンとは、第6配線パターンL6によって繋がれている。また、第1コネクタ46の8ピンと、セグメントLED41,42の2ピンと、LED43のアノード43aとは、第7配線パターンL7によって繋がれている。また、第1コネクタ46の9ピンと、セグメントLED41,42の1ピンと、LED44のアノード44aとは、第8配線パターンL8によって繋がれている。また、第1コネクタ46の10ピンと、セグメントLED41,42の9ピンと、LED45のアノード45aとは、第9配線パターンL9によって繋がれている。また、第1コネクタ46の11ピンと、セグメントLED41,42の10ピンとは、第10配線パターンL10によって繋がれている。また、第1コネクタ46の12ピンと、セグメントLED41,42の5ピンとは、第11配線パターンL11によって繋がれている。
また、第1配線パターンL1から第11配線パターンL11までの11本の配線パターンは、信号が通過する信号ラインとなっている。具体的には、第1〜第11配線パターンL1〜L11は、LED41〜45(セグメントLED41,42およびLED43〜45)を点灯あるいは消灯させるための制御信号が通過するラインとなっている。
なお、メイン表示右基板32は、片面基板(1層基板)であってもよく、2層以上の層を有する多層基板であってもよい。
このように、回路素子(電子部品)の端子と端子とを、ビアを経由せずに接続することで、当該端子と端子との間の配線抵抗が増加することを防ぐことができる。
さらに、LED45のカソード45bから下方に延在している第3配線パターンL3は、第1コネクタ46の3ピンに接続された後、曲がることなく第1コネクタ46の4ピンまで延びて当該4ピンに接続されている。
図7に示すように、下部基板50は、第2コネクタ51と第4コネクタ52と16個の抵抗54とを備えている。また、第4コネクタ52は、14個の端子(1ピン〜14ピン)を備えている。そして、第2コネクタ51と第4コネクタ52と16個の抵抗54とは、配線パターンによって、下部基板50上で繋がれている。
なお、図7に示すのは、下部基板50の回路の一部であり、下部基板50は、実際には他にもコネクタや電子回路等の回路素子および配線パターンを備えている。また、抵抗54は、メイン表示左基板31のLED35〜39またはメイン表示右基板32のLED41〜45に流れる電流を制限するための制限抵抗となっている。
図3、図4、図7には、各コネクタ近くに、各ピンを通る信号の名が記されている。ここで、信号名に「セグメント」を含む信号(以下では、セグメント信号という)は、メイン表示左基板31のLED35〜39またはメイン表示右基板32のLED41〜45のアノードに対して送られる制御信号であり、信号名に「コモン」を含む信号(以下では、コモン信号という)は、メイン表示左基板31のLED35〜39またはメイン表示右基板32のLED41〜45のカソードに対して送られる制御信号である。メイン制御基板は、セグメント信号またはコモン信号として、0(Low)または1(High)のデジタル信号を送り、LED35〜39およびLED41〜45を点灯または消灯する。そして、アノード側がHighとなり、カソード側がLowとなったLEDが点灯するようになっている。
なお、LED35〜39およびLED41〜45においては、カソード側がアノード側よりも電圧が高くなることがないように(逆バイアスとならないように)、メイン制御基板から制御信号が送られる。また、LED35〜39およびLED41〜45は、ダイナミック点灯方式により制御される。
なお、本実施の形態の遊技機においては、セグメント信号は、複数のLEDに共通して送られるようになっているが、1つのLEDに対して送られるものであってもよい。すなわち、コモン信号とは、複数のLED(複数の回路素子)に対して共通して送られる信号であり、セグメント信号とは、いずれかのLED(回路素子)に対して送られコモン信号と対となってLEDを点灯あるいは消灯させる信号(回路素子を動作させる信号)である。したがって、一般に、セグメント信号が流れるピンや配線(例えば、第1コネクタ46の5ピン〜12ピンおよび第4〜第11配線パターンL4〜L11)よりも、コモン信号が流れるピンや配線(例えば、第1コネクタ46の1ピン〜4ピンおよび第1〜第3配線パターンL1〜L3)のほうが流れる電流が多くなっている。
なお、このように本実施の形態の遊技機においては、複数のLEDのカソード側がコモン(共通)となっているが、アノード側がコモンとなっていてもよい。この場合には、アノード側にコモン信号が送られ、カソード側にセグメント信号が送られることとなる。
すなわち、メイン表示右基板32において、3つのLED43〜45から流れ出した電流は、1つの配線パターンL3を通って、第1コネクタ46の複数(2つ)のピンに流れ込む。そして、当該電流は、複数(2本)の配線H15,H16を通って、下部基板50の第2コネクタ51の複数(2つ)のピンに流れ込む。そして、当該電流は、第2コネクタ51の複数(2つ)のピンから1つの配線パターンM5に流れ出す。換言すると、配線パターンL3を通る電流が、メイン表示右基板32上で分岐して複数の配線H15,H16を流れ、下部基板50上で合流するようになっている。さらに換言すると、下部基板50上で分岐した信号(LEDコモン信号Bit4)が、複数の配線H15,H16を通り、メイン表示右基板32上で合流するようになっている。
ここで、流れる電流が多い配線パターンとは、例えば、コネクタに接続される配線パターンを、流れる電流が多い方から順に順位づけした場合に、真ん中の順位となる配線パターンよりも多くの電流が流れる配線パターンをいう。また、流れる電流が多い配線パターンとは、例えば、コネクタに接続される全配線パターン(信号が通る配線パターン)の平均電流よりも多くの電流が流れる配線パターンとしてもよい。また、所定期間内とは、例えば、1回の遊技が開始(スタートレバー14が操作)されてから、次の遊技が開始されるまでであってもよく、複数の遊技からなる所定の遊技区間の開始から終了まででもよく、ホールにおける1日の稼働時間等であってもよい。また、所定期間内に流れる電流が多いとは、所定期間内に流れる電流を平均した値が大きいことをいう。
H16 配線
L3 配線パターン(第1の配線パターン)
M5 配線パターン(第2の配線パターン)
32 メイン表示右基板(第1の電子回路基板)
46 第1コネクタ(第1のコネクタ)
50 下部基板(第2の電子回路基板)
51 第2コネクタ(第2のコネクタ)
60 ハーネス
Claims (3)
- M個(Mは3以上の整数)の端子を有する第1のコネクタと、この第1のコネクタの2個以上、M個未満の端子に接続され、かつ所定の信号が通る第1の配線パターンとを備える第1の電子回路基板と、
N個(Nは3以上の整数)の端子を有する第2のコネクタと、この第2のコネクタの2個以上、N個未満の端子に接続され、かつ前記信号が通る第2の配線パターンとを備える第2の電子回路基板と、
前記第1のコネクタの前記第1の配線パターンが接続される2個以上の端子のそれぞれに一端が接続されるとともに、前記第2のコネクタの前記第2の配線パターンが接続される2個以上の端子のそれぞれに他端が接続される2本以上の配線と、を備え、
前記第1の電子回路基板または前記第2の電子回路基板の一方の電子回路基板上で分岐した前記信号が、前記2本以上の配線それぞれを通り、他方の電子回路基板上で合流するように構成されていることを特徴とする遊技機。 - 前記第1の配線パターンは、前記第1のコネクタの2個以上の端子を1つずつ順に通過するように形成されており、分岐することなく前記第1のコネクタの2個以上の端子に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記第1の配線パターンは、コモン信号が通る配線パターンであることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
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