JP2006061529A - 遊技機用制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一つの機種の遊技機に使用された制御基板を他の機種の遊技機に共通使用することが可能な遊技機用制御装置を提供する。
【解決手段】
主制御基板102と副制御基板104とにより構成された遊技機用制御装置において、副制御基板104は、主制御基板102から遊技機の制御指令信号を受信する第1のインターフェース手段113と、制御指令信号に基づいて遊技機の複数のモジュールに対して駆動信号を出力する第2のインターフェース手段120と、第3のインターフェース手段125と、を有し、この第3のインターフェース手段125には、複数のモジュールの夫々に出力される駆動信号を生成するためのROM基板130が接続される。このROM基板130は、予め用意された複数種類の中の1つが選択されて接続される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えばパチンコ機やスロットマシン等の遊技機の動作を制御するための遊技機用制御装置に関する。
近年の遊技機においては、遊技内容(ゲーム性)の多様化が図られるだけでなく、迫真力や臨場感を出して興趣性を高めるべく、液晶表示装置、高音質スピーカ、ランプ(LED)等の様々な装置を駆使して、多種多様な演出がなされている。
例えば、パチンコ機やスロットマシンは、遊技を実行するための各種のモジュールや装置と、これらのモジュール等を駆動制御する制御装置とを備えており、前記制御装置は、遊技処理動作全体を制御する主制御基板と、この主制御基板とは別個に設けられ且つ前記主制御基板からの制御信号に基づいて画像表示および音声出力を含む遊技の演出を制御する副制御基板とを有している。そして、この副制御基板は、具体的には、前記主制御基板からの制御信号に基づいて、液晶表示装置における表示制御、スピーカからの音の出力制御、LEDの点灯制御(ランプ演出)等を行なって、興趣を高める演出を行なうようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−62159号公報
ところで、スロットマシンやパチンコ機の遊技機においては、前述したように、遊技を実行する各種モジュール等を主制御基板が制御するとともに、音や画像等による演出を主制御基板からの制御信号に基づいて副制御基板が制御する、といった基本的な制御形態が同じであるため、回路構成をできる限り共通化して、組立性の向上や製造コストの低減等を図ることが望ましい。
しかしながら、従来のスロットマシンやパチンコ機においては、僅かなタイプの違いであっても、そのタイプ毎に、仕様の異なる専用の制御基板が使用されている。これは、遊技機の液晶表示装置において表示される画像表示の内容を機種に応じて変える場合は、その画像データを格納している画像ROMチップを変更する必要があり、また、遊技機に備えられている複数台のスピーカから出力されるサウンドを遊技機の機種の応じて変える必要がある場合には、サウンドデータ(音源データ)を格納する音源ROMチップを変更する必要性が生じるからである。
ところで、このような画像ROMチップや音源ROMチップに格納される画像データ又は音源データの容量が同じ容量であれば、このようなROMチップを着脱可能に搭載可能なソケット付きコネクタを制御基板上に備えることにより、ROMチップの差し替えによる対応も可能である。
しかし、近年の遊技機における遊技内容(ゲーム性)の多様化と遊技内容の演出の高度化に伴って、これらのROMチップ内に格納されるべき画像データ及び音源データの容量は益々増大してきていると共に、機種によってROMチップ内に格納されるデータ内容も多種多様となってきていることからROM容量が異なることとなる。
このため、ROMチップの容量が異なる毎に制御基板の管理番号を変更し、夫々を別個の制御基板として製造管理及び在庫管理する必要性があった。また、このようなROMチップを搭載する制御基板において、基板上に搭載されるROMチップが異なるとの理由で、制御基板全体が再利用されずに廃棄される要因にもなっていた。
本発明は、このような従来の遊技機用制御装置を構成する制御基板の課題の解決のためになされたものであり、制御基板に搭載されるROMの容量や、ROMチップに格納される画像データや音源データが異なっても、一つの制御基板として取り扱うことを可能とし、一つの機種の遊技機に使用された制御基板を他の機種の遊技機に共通使用することが可能な遊技機用制御装置を提供することを目的とする。
このため、請求項1に記載された発明は、主制御基板と副制御基板とにより構成された遊技機用制御装置において、前記副制御基板は、前記主制御基板から遊技機の制御指令信号を受信する第1のインターフェース手段と、前記制御指令信号に基づいて前記遊技機を構成する複数のモジュールに対して駆動信号を出力する第2のインターフェース手段と、第3のインターフェース手段と、を有し、前記第3のインターフェース手段には、前記第2のインターフェースを介して前記複数のモジュールの夫々に出力される前記駆動信号を生成するためのROM基板が接続され、前記ROM基板は、予め用意された複数種類の中の1つが選択されて前記第3のインターフェース手段に接続されることを特徴とする遊技機用制御装置を提供するものである。
この請求項1に記載された発明によれば、副制御基板からROMチップが切り離されて、第3のインターフェース手段を介して予め用意された複数種類の中の1つのROMチップが選択されて使用されるために、遊技機毎に専用の制御基板を用意する必要がなく、制御基板の共通化が図られ、一つの機種の遊技機に使用された制御基板を他の機種の遊技機に共通に使用することが可能となる。
また、請求項2に記載された発明は、前記ROM基板は、前記第2のインターフェースを介して前記複数のモジュールの夫々に供給される画像データ及び/又は音源データを格納する1又は複数のROMチップを搭載することを特徴とするものである。
これにより、本制御装置を搭載する遊技機は、共通化された副制御基板を使用しても、液晶画像表示装置やスピーカから種々の多様で異なる画像表示やサウンド出力を可能とするのである。
また、請求項3に記載された発明は、複数種類のROM基板に搭載されるROMチップの夫々は、格納する画像データ又は音源データのデータサイズに応じて異なるメモリ容量を有することを特徴とする。
これにより、画像データや音源データのメモリ容量が異なる場合であっても、ROM基板の差し替えだけで、共通化された副制御基板の使用を可能とするのである。また、一つの機種の遊技機に使用された副制御基板を他の機種の遊技機に再利用することを可能としたのである。
さらに、また、請求項4に記載された発明は、前記第3のインターフェース手段を構成するコネクタは、バス信号線の他、前記副制御基板側から前記ROM基板に供給されるクロック信号線と、GNDを含む電源供給線を含む。
これにより、副制御基板は、ROM基板を副制御基板の動作タイミングに同期して動作させるとともに、ROM基板上には個別の電源装置を搭載する必要性を排除しているのである。
また、請求項5に記載されるように、前記遊技機は、パチンコ機又はスロットマシンであっても良い。これにより、パチンコ機とスロットマシンとの間で前記副制御基板を共用することができる。
本発明の遊技機用制御装置は、副制御基板からROMチップが切り離されて、第3のインターフェース手段を介して予め用意された複数種類の中の1つのROMチップが選択されて使用されるために、遊技機毎に専用の制御基板を用意する必要がなく、制御基板の共通化が図られ、一つの機種の遊技機に使用された制御基板を他の機種の遊技機に共通に使用することを実現したのである。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る遊技機用制御装置の実施形態について説明する。
図1には、遊技機の一例としてのスロットマシン1が示されている。図示のように、このスロットマシン1は、遊技媒体としてコイン、メダル又はトークンなどを用いる。スロットマシン1を構成するキャビネット2の正面には、略垂直面を成す例えば15インチの液晶表示部2aが形成されている。この液晶表示部2aには、遊技に関連する情報や演出表示としてのアニメーション等が表示される。また、液晶表示部2aを通じて複数本の入賞ラインも表示される。
この場合、後述するBETスイッチの特定の操作(例えば1回の押し操作)又はメダル投入口22からコインを1枚投入することにより1本の入賞ラインが有効化され、前記BETスイッチの特定の操作(例えば2回の押し操作)又はコインを2枚投入することにより3本の入賞ラインが有効化され、後述する最大BETスイッチ13の操作又はコインを3枚投入することにより5本の入賞ラインが有効化される。
キャビネット2の内部には、各々の外周面に複数種類の図柄によって構成される図柄列が描かれ且つレバー6の操作により回転を開始する3個のリールが回転自在に横一列に設けられている。なお、これらのリールは、液晶表示部2aを通じて視認できるようになっている。各リールの回転は、一定時間経過後自動的に又は遊技者の停止操作によって個別に停止制御される。全てのリールが停止し、液晶表示部2a内におけるリール表面に表示された図柄が所定の組み合わせの入賞態様になった場合には、入賞の報酬としてメダル払出用のホッパーから所定枚数の遊技メダルが払い戻される。なお、メダルは、キャビネット2の正面下部のメダル払出し口15から払い出され、払い出されたメダルはメダル受け部16に溜められる。
液晶表示部2aの片側の領域Sには、WINランプ、払出表示部、遊技状態を示す複数のランプ、ボーナス遊技情報表示部等が設けられている。前記WINランプは、ボーナスに入賞したときに点灯するが、ボーナスに内部抽選で当選した場合は、所定確率で点灯する。前記払出表示部は、7セグメントLEDから成り、入賞時のコインの払出枚数を表示する。前記ボーナス遊技情報表示部は、7セグメントLEDから成り、ボーナスゲーム可能回数及びボーナスゲーム入賞可能回数を表示する。
液晶表示部2aの下方には水平面の台座部10が形成され、この台座部10上に、前述した最大BETスイッチ13および他のBETスイッチ(図示せず)とコイン投入口22とが設けられている。例えば前記他のBETスイッチが1回押し操作されることにより、クレジットされているコインのうちの1枚がゲームに賭けられ、前記他のBETスイッチが2回押し操作されることにより、クレジットされているコインのうちの2枚がゲームに賭けられ、最大BETスイッチ13が1回押し操作されることにより、ゲームに賭けることが可能な最大枚数のコインが賭けられる。これらのBETスイッチを操作することで、前述のとおり、所定の入賞ライン8が有効化される。なお、最大BETスイッチ13の図中左側には、非遊技状態中に各種遊技情報を液晶表示部2aに表示させるための選択ボタン11と、その選択を決定するための決定ボタン12とが設けられている。
台座部10の前面部の片側には、遊技者の操作により前記リールを回転させて液晶表示部2a内での図柄の変動表示を開始するためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。台座部10の前面部中央には、3個のリールの回転を夫々個別に停止させるための3個の停止ボタン7L、7C、7Rが設けられている。
キャビネット2の上方の左右には、音声出力装置としての第1および第2のスピーカ21L、21Rが設けられ、また、スロットマシン1の背面には、音声出力装置としての第3および第4のスピーカ22L,22R(図4参照)が設けられている。これらのスピーカ21L,21R,22L,22Rは、遊技状態を演出する効果音を出力するようになっている。また、第1および第2のスピーカ21L、21Rの間には、入賞となる図柄の組み合わせ及びコインの配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。
図2には、遊技機の他の例としてのパチンコ機30が示されている。図示のように、パチンコ機30は、矩形枠状の本体枠の窓枠31に組み込まれた矩形板状の遊技盤32と、遊技盤32の下方に設けられた上皿33及び下皿34と、同下皿34の右側に設けられた発射ハンドル35とを有している。
また、遊技盤32の前面側には通常複数の障害釘が打ちこまれている。しかし、釘を打ち込むような構成とせず、遊技盤32を樹脂素材で成形し、この樹脂素材の遊技盤32に金属製の棒状体を遊技盤32の前方向に突出するように植設しても良い。
さらに、発射ハンドル35は本体枠に対して回動自在に設けられており、遊技者は、発射ハンドル35を操作することにより、遊技球を遊技盤32上に発射してパチンコ遊技を行なう。発射ハンドル35の裏側には、遊技玉発射用のモータ(図示せず)が設けられており、発射ハンドル35が遊技者によって時計回り方向へ回動操作されたときには、発射モータに電力が供給され、上皿33に貯留された遊技球が遊技盤32に順次発射される。発射された遊技球は、遊技盤32上に設けられたガイドレール36に案内されて遊技盤32の上部に移動し、その後、前述した複数の障害釘等との衝突によりその進行方向を変えながら遊技盤32の下方に向かって落下する。
遊技盤32の前面は、例えば20インチの液晶表示部32Aを形成しており、遊技状況に応じて遊技者に遊技情報を提供するための画像又は文字を表示するようになっている。遊技球が遊技盤32における所定位置を通過したことが検出されたときには、液晶表示部32Aにおいて普通図柄の変動表示が開始され、所定の時間経過した後、普通図柄の変動表示が停止される。
この普通図柄は、数字や記号等からなる情報であり、例えば「0」〜「9」の数字や「$」等の記号である。この普通図柄が所定の図柄、例えば「7」となって停止して表示されたときには、始動口40の左右両側に設けられている可動片41a、41bを駆動するために、遊技盤32の裏面側に設けられたソレノイドに電流が供給される。そして、始動口40に遊技球が入りやすくなるように可動片41a、41bが駆動され、始動口40が開放状態となるように制御される。なお、始動口40を開放状態とした後、所定の時間が経過したときには、可動片41a、41bを駆動して始動口44を閉塞状態とし、遊技球が入りにくくなるようにしている。
また、パチンコ遊技機30の上部の両サイドには、遊技状態を有効に演出する効果音を音声出力する音声出力装置としてのスピーカ46L、46Rと、演出表示のためのランプ表示装置77等が設けられている。さらに、遊技盤32の下部には大当たり入賞装置42が設けられている。この大当たり入賞装置42の大入賞口43には、シャッタ44が配設されている。シャッタ44は、遊技者に有利な状況の一つである「大当たり」と呼ばれる遊技状態になった場合に、開放状態となるように遊技盤32の裏面側に設けられたソレノイドにより駆動される。そして、遊技球が所定時間或いは所定入賞球数に至るまで大入賞口42に入って、所要個数の賞球が出されると、シャッタ44が閉塞される。しかし、シャッタ44の開放時にそのうちの1球が特定領域に入球すると、シャッタ44は所定時間経過後或いは所定数入球後においても次の開放が約束され、これが所定限度回数まで繰り返えされることによって、遊技者にとって有利な遊技状態となる。
また、遊技盤32上には、この他、一般入賞口又は特別入賞口45、47等が設けられている。このようにして、上述した大入賞口43、始動口40、一般入賞口又は特別入賞口45、47等に遊技球が入ったときには、入賞口の種類に応じて予め設定されている数の遊技球が賞球として上皿33に払い出されるようになっている。さらに、遊技盤32上には、遊技状態の応じて遊技者に視覚的に情報を点灯するランプが設けられている。
図3は、本発明の遊技機用制御装置の例として、パチンコ機30の遊技の進行を制御する制御装置100の例を示す。上述のように、パチンコ機30は、演出効果を高めるための液晶表示部32Aを組み込んでおり、膨大な画像データに基づいて、画像表示部32Aにおける画像表示を制御すると共に、それに応じて複雑な効果音を発生するための音源データを制御する必要がある。このため、パチンコ機30では、遊技の進行を制御する制御回路を、専ら遊技処理動作を制御するための主制御基板102上に設けておき、それ以外の処理を制御する制御回路(画像表示制御や音声制御等を司る演出制御回路)を、主制御基板102とは分割され且つ主制御基板102から各種のコマンド(インストラクション)を受けて実行する副制御基板104上に設けている。
具体的には、本遊技機用制御装置100は、主に、主制御基板102と副制御基板104とから構成されており、主制御基板102は、シリアル通信ライン111を介して副制御基板104に接続されている。ここで、主制御基板102は、パチンコ機30における遊技の主たる制御を行ない、副制御基板104は、主制御基板102からの信号に基づいてパチンコ機30における演出表示及び音声出力の制御処理等を行なう。
ここで、主制御基板102は、回路基板上に配置されたメインCPUを主たる構成手段とし、このメインCPUは、バス(アドレスバス及びデータバス等)によってメインRAM及びメインROMに接続され、主にメインROMに格納されたプログラムに従って制御動作を行なう。メインRAMには、例えば、遊技の状況に応じて発生する時間データや回数カウンタ値等のテンポラリなデータや操作設定値等が格納されている。
また、本実施形態において、主制御基板102から延びるシリアル通信ライン111は、副制御基板104の2ピン(2P)端子から成る第1の入力側コネクタ113に接続される。この第1の入力側コネクタ113は、主制御基板102から制御指令信号を受信する第1のインターフェース手段118を構成している。また、副制御基板104には、電源基板110から電力を受けるための10ピン端子から成る第2の入力側コネクタ115が設けられている。
また、副制御基板104は、パチンコ機30を構成する複数のモジュール、例えば液晶表示部32A、スピーカ46L,46R、ランプ又はLED77等を前記制御指令信号に基づいて駆動制御する制御回路104aを有している。
図4は、副制御基板104の構成の例を示すものである。図4に示すように、副制御回路104aは、CPU121(副CPU,以下同様)を有し、このCPU121にはバス信号線を介して主にプログラム及び固定データを格納するROM122及びRAM123が接続されている。このRAM123は可変データやカウンタ等を格納する。CPU121は、副制御基板104内の入出力インターフェース(I/Oポート)128に接続され、このI/Oポート128を介して液晶表示装置32A(図2)等の他のモジュールとの送受信を行なうと共に、これらのモジュールを駆動制御する。
このため、副制御基板104には、前記複数のモジュールに対して駆動信号を出力する第2のインターフェース手段120が設けられている。本実施形態において、この第2のインターフェース手段120は、4ピン端子から成る第1および第2の出力側コネクタ120a,120bと、14ピン端子から成る第3の出力側コネクタ120cと、20ピン端子から成る第4の出力側コネクタ120dとによって構成されている。
これら複数の出力側コネクタの内、第2および第4の出力側コネクタ120b,120dは、制御回路104a内の表示制御装置を介して前記I/Oポートに電気的に接続されている。また、第2および第4の出力側コネクタ120b,120dには、モジュールとしての液晶表示部32Aを電気的に接続できるようになっている。このように、第2および第4の出力側コネクタ120b,120dには、モジュールとしての液晶表示部2aが電気的に接続される。また、第3の出力側コネクタ120cには、液晶表示部2aの片側の領域Sに設けられたモジュールとしての各種ランプ(あるいはLED基板)が電気的に接続されるようになっている。
この表示制御装置は、図3及び図4に示すように、副制御基板104とは別の基板であり、コネクタ125a、125bによって接続されるROM基板130に搭載された画像データROM131a、131bから必要な画像データを読み出して出力するビデオプロセッサ(Video Data Processor;VDP)126と、VDP126をイニシャライズする初期リセット回路及びVDPから出力されたデジタル信号の画像データをアナログ値に変換するD/A変換器等(図示せず)の周辺回路とから構成される。
また、第1の出力側コネクタ120aは、制御回路104a内の音声制御装置を介して前記I/Oポートに電気的に接続されている。また、第1の出力側コネクタ120aには、モジュールとしてのスピーカ46L,46Rが電気的に接続されるようになっている。
この音声制御装置は、図3及び図4に示すように、副制御基板104とは別の基板であり、コネクタ125a、125bによって接続されるROM基板130に搭載された音源ROMチップ132に記憶されている各種音源を選択して読み出して種々の音響制御を行なうディジタルサウンドプロセッサ(DSP)127と、このDSP127から出力された音声を増幅する増幅器(AMP)等の周辺回路(図示せず)とから構成される。
また、第3の出力側コネクタ120cは、制御回路104a内のランプ制御装置を介して前記I/Oポートに電気的に接続されている。また、第3の出力側コネクタ120cには、モジュールとしてのランプ又はLEDパネル77を電気的に接続できるようになっている。このランプ制御装置は、装飾データROMチップ133から出力されたデータに応じてランプを点灯駆動するドライブ回路等(図示せず)とから構成される。ところで、この装飾用ROMチップ133は、図4に示すように、副制御基板104とは別の基板であり、コネクタ125a、125bによって接続されるROM基板130に搭載するようにしてもよいし、又は、副制御基板104側に搭載させるようにしてもよい。
このように、本発明を構成する副制御基板130は、主制御基板104から遊技機の制御指令信号(インストラクション)を受信する第1のインターフェース手段118と、インストラクションに基づいて遊技機上の液晶表示装置32Aや音声スピーカ46L,46R等のモジュールに対して駆動信号を出力する第2のインターフェース手段120と、第3のインターフェース手段125aと、を有する。そして、この第3のインターフェース手段125aには、第2のインターフェース120を介して前記複数のモジュールに出力される駆動信号を生成するためのROM基板130が接続されるのである。
このROM基板130は、少なくとも、画像データを格納する1又は複数の画像ROMチップ131と音源データを格納する音源ROMチップ132とを搭載する。また、ランプやLEDの発光パターンを記憶した装飾データROM133を搭載するようにしてもよい。
そして、これらの画像データや音源データは、スロットマシン1やパチンコ機30の遊技機の種類及びその機種番号により相違することにより複数種類が予め用意されている。このため、この予め用意されている複数種類の中の1つのROM基板130が選択され、副制御基板104の第3のインターフェース手段125aに接続されるのである。
このように、本遊技機用制御装置においては、副制御基板からROMチップが切り離されて、第3のインターフェース手段を介して予め用意された複数種類の中の1つのROMチップが選択されて使用されるために、遊技機毎に専用の制御基板を用意する必要がなく、制御基板の共通化が図られ、一つの機種の遊技機に使用された制御基板を他の機種の遊技機に共通に使用することが可能となったのでる。ここで、複数種類のROM基板に搭載される夫々のROMチップは、格納する画像データ又は音源データのデータサイズに応じて異なるメモリ容量を有する場合でも対応可能である。
図5は、副制御基板104とROM基板130を接続するコネクタ125a、125bの信号線の1例を説明するものである。
図5に示すように、副制御基板130においてROM基板130との第3のインターフェース手段を構成するコネクタ125aは、アドレス信号線A0−A15、データ信号線D0−D31、コントロール信号線CE1−CE4、OE,クロック信号線、例えばDC5V、DC3.3V及びグラウンド線等の電源線とから構成される。
このように、第3のインターフェース手段を構成するコネクタ125は、アドレス及びデータ用のバス信号線の他、副制御基板104側からROM基板130に供給されるクロック(CLK)信号線と、GNDを含む電源供給線を含むことにより、ROM基板130を副制御基板104の動作タイミングに同期して動作させるとともに、ROM基板130上には個別の電源装置を搭載する必要性を無くしている。
尚、図5に示したコネクタ125は、信号線構成の一例を示したものであり、専用の特殊な画像ROMチップ131又は音源ROMを使用する場合は、それに対応した信号線の構成になることは言うまでもない。
ところで、図3で説明した制御装置100は、パチンコ機30に使用されている副制御基板104をスロットマシン1の制御装置の副制御基板として使用されるものであるが、副制御基板104を構成する各手段(第1および第2のインターフェース手段118,120や制御回路104a)のハードウェア仕様(コネクタ、ピン等)を、互いに異なる種類の遊技機であるパチンコ機30およびスロットマシン1において使用されるべく共通化することにより、パチンコ機30とスロットマシン1とで同一の副制御基板104を共用することを可能としたのである。
本発明は、スロットマシンやパチンコ機を含む様々な遊技機の制御装置に関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
本発明を適用できるスロットマシンの正面図である。 本発明を適用できるパチンコ機の斜視図である。 パチンコ機の制御装置の概略ブロック図である。 本遊技機用制御装置を構成する副制御基板の構成を示すものである。 副制御基板とROM基板を接続する信号線の構成の例を説明するものである。
符号の説明
1 スロットマシン(遊技機)
21L,21R,22L,22R,46L,46R スピーカ(モジュール)
30 パチンコ機(遊技機)
2a、32A、 画像表示装置(モジュール)
100 制御装置
102 主制御基板
104 副制御基板
118 第1のインターフェース手段
120 第2のインターフェース手段
125a 第3のインターフェース手段を構成するコネクタ
130 ROM基板
131 画像ROMチップ
132 音源ROMチップ
133 装飾用ROMチップ

Claims (5)

  1. 主制御基板と副制御基板とにより構成された遊技機用制御装置において、
    前記副制御基板は、
    前記主制御基板から遊技機の制御指令信号を受信する第1のインターフェース手段と、
    前記制御指令信号に基づいて前記遊技機を構成する複数のモジュールに対して駆動信号を出力する第2のインターフェース手段と、
    第3のインターフェース手段と、を有し、
    前記第3のインターフェース手段には、前記第2のインターフェースを介して前記複数のモジュールの夫々に出力される前記駆動信号を生成するためのROM基板が接続され、
    前記ROM基板は、予め用意された複数種類の中の1つが選択されて前記第3のインターフェース手段に接続されることを特徴とする遊技機用制御装置。
  2. 前記ROM基板は、前記第2のインターフェースを介して前記複数のモジュールの夫々に供給される画像データ及び/又は音源データを格納する1又は複数のROMチップを搭載することを特徴とする請求項1に記載の遊技機用制御装置。
  3. 前記複数種類のROM基板に搭載されるROMチップの夫々は、格納する画像データ又は音源データのデータサイズに応じて異なるメモリ容量を有することを特徴とする請求項2に記載の遊技機用制御装置。
  4. 前記第3のインターフェース手段を構成するコネクタは、バス信号線の他、前記副制御基板側から前記ROM基板に供給されるクロック信号線と、GNDを含む電源供給線を含む請求項1に記載の遊技機用制御装置。
  5. 前記遊技機がパチンコ機またはスロットマシンであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の遊技機用制御装置。
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