JP2012228432A - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 極めて簡単な構造により、取付台板の外周部まで光装飾することが可能なパチンコ機の入賞装置を提供する。
【解決手段】 取付台板11に、LED基板21のLED22から照射される光の光路aを当該取付台板11の外周方向に向かって反射する反射用プリズム部23を当該取付台板11の外周のやや内側寄りに一体形成すると共に、反射用プリズム部23で反射された光を前方に向かって散乱するように断面鋸歯状に形成される散乱用プリズム部24を当該取付台板11の外周辺に沿って一体形成したので、反射用プリズム部23及び散乱用プリズム部24を取付台板11と一体形成するだけの簡単な構造で取付台板11の周辺部を均一に光装飾することができると共に、LED22が設けられるLED基板21を従来と同じように取付台板11の後方に対面して配置できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遊技盤の盤面に取り付けられる取付台板を有し、その取付台板に前記遊技盤の遊技領域を転動する遊技球を受け入れるための玉受口又は開閉部材が設けられたパチンコ機の入賞装置に関するものである。
従来、パチンコ機の遊技盤の盤面に取付台板によって取り付けられる入賞装置においては、透過性の合成樹脂によって成形された取付台板の後方側からランプやLED等の照明装置によって照明することにより、光装飾効果を高めるものが数多く市場に提供されている。このような入賞装置においては、主として取付台板の中央部分を光装飾するものであるが、取付台板の周辺部を光装飾する入賞装置も提案されつつある(特許文献1)。
特開2009−202029号公報(段落0031〜0036及び図4)
上記した特許文献1に開示される技術は、取付台板の周辺部まで光を透過するために、取付台板の遊技盤の盤面と接する側の取付面に、多数の半円形状の凹部が連続した導光部を形成する必要がある。このため、取付台板の設計が複雑化するという欠点がある。また、導光部に対して光の光軸が盤面と平行となるようにLEDを配置する必要があるため、LEDが実装されるLED基板の入賞装置内での配置箇所や入賞装置の形状が大きく制約されるという欠点がある。
本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、極めて簡単な構造により、取付台板の外周部まで光装飾することが可能なパチンコ機の入賞装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、請求項1に係る発明が採用した構成を図面を参照して説明すると、図3及び図4に示すように、遊技盤の盤面に取り付けられる取付台板11を有し、その取付台板11に前記遊技盤の遊技領域を転動する遊技球を受け入れるための玉受口13又は開閉部材(開閉羽根19)が設けられたパチンコ機の入賞装置10において、該入賞装置10は、前記取付台板11の後方に複数のLED22が実装されたLED基板21が配置され、前記取付台板11には、前記LED基板21のLED22から照射される光の光路aを当該取付台板11の外周方向に向かって反射する反射用プリズム部23を当該取付台板11の外周のやや内側寄りに一体形成すると共に、前記反射用プリズム部23で反射された光を前方に向かって散乱するように断面鋸歯状に形成される散乱用プリズム部24を当該取付台板11の外周辺に沿って一体形成したことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明が採用した構成を図面を参照して説明すると、図2乃至図4に示すように、請求項1に記載されるパチンコ機の入賞装置1において、前記取付台板11は、さらに、前記LED基板21のLED22から照射される光の光路aを前記反射用プリズム部23に向かって屈曲させる入射面11aが当該取付台板11の裏面から当該取付台板11の前方内側に向かって傾斜面として形成されると共に、該入射面11aが当該LED基板21のLED22が実装される位置と対応する位置に沿って周回するように形成され、前記反射用プリズム部23は、前記入射面11aにより屈曲された前記LED基板21のLED22から照射される光の光路aを当該取付台板11の外周方向に向かって反射する傾斜面を有する三角形状の反射用開口溝23が当該取付台板11の前面に開口することにより一体形成されると共に、該反射用開口溝23を前記取付台板11の外周のやや内側寄りに周回するように形成され、前記散乱用プリズム部24は、前記三角形状の反射用開口溝23の傾斜面で反射される光の光路aを前記取付台板11の前方に散乱する傾斜面を有する三角形状の散乱用開口溝24が複数連なって断面鋸歯状に形成されると共に各散乱用開口溝24が当該取付台板11の前面に開口することにより一体形成されると共に、該断面鋸歯状の散乱用開口溝24が前記取付台板11の外周に周回するように形成され、前記LED基板21のLED22から照射される光の光路aが前記反射用プリズム部23で反射されて前記取付台板11の外周方向に向かって進むことにより、該光が前記散乱用プリズム部24及び当該取付台板11の外周において前方に向かって散乱することを特徴とする。
請求項1に係る発明においては、取付台板11に、LED基板21のLED22から照射される光の光路aを当該取付台板11の外周方向に向かって反射する反射用プリズム部23を当該取付台板11の外周のやや内側寄りに一体形成すると共に、反射用プリズム部23で反射された光を前方に向かって散乱するように断面鋸歯状に形成される散乱用プリズム部24を当該取付台板11の外周辺に沿って一体形成したので、取付台板11の周辺部を均一に光装飾することができる。この場合、反射用プリズム部23及び散乱用プリズム部24を取付台板11と一体形成するだけの簡単な構造で取付台板11の周辺部を均一に光装飾することができると共に、取付台板11に一体形成される反射用プリズム部23が取付台板11の後方から照射される光を取付台板11の周辺部に向かって反射誘導するため、LED22が設けられるLED基板21を従来と同じように取付台板11の後方に対面して配置できるので、LED基板21の配置箇所が大きく制約されることもないし、入賞装置10の形状も大きく制約されることもない。
また、請求項2に係る発明においては、取付台板11に、さらに、LED基板21のLED22から照射される光の光路aを反射用プリズム部23に向かって屈曲させる入射面11aが当該取付台板11の裏面から当該取付台板11の前方内側に向かって傾斜面として形成されると共に、その入射面11aが当該LED基板21のLED22が実装される位置と対応する位置に沿って周回するように形成され、反射用プリズム部23は、入射面11aにより屈曲されたLED基板21のLED22から照射される光の光路aを当該取付台板11の外周方向に向かって反射する傾斜面を有する三角形状の反射用開口溝23が当該取付台板11の前面に開口することにより一体形成されると共に、その反射用開口溝23が前記取付台板11の外周のやや内側寄りに周回するように形成され、そして、散乱用プリズム部24は、三角形状の反射用開口溝23の傾斜面で反射される光の光路aを取付台板11の前方に散乱する傾斜面を有する三角形状の散乱用開口溝24が複数連なって断面鋸歯状に形成されると共に各散乱用開口溝24が当該取付台板11の前面に開口することにより一体形成されると共に、その断面鋸歯状の散乱用開口溝24が取付台板11の外周に周回するように形成されている。これにより、LED基板21のLED22から照射される光の光路aが反射用プリズム部23で反射されて取付台板11の外周方向に向かって進むことにより、その光が散乱用プリズム部24及び当該取付台板11の外周において前方に向かって散乱するので、取付台板11の周辺部を全周に亘って均一に光装飾することができる。
遊技盤が取り付けられた遊技盤取付枠の正面図である。 遊技盤の取り付けられる電チュー式入賞装置の正面から見た斜視図である。 電チュー式入賞装置の正面図(A)、該正面図におけるA−A線断面図(B)である。 図3(B)の断面図におけるB部の拡大図(C)、該断面図のB部拡大図における電チュー式入賞装置の取付台板の断面拡大図(D)である。 遊技盤に取り付けられる電チュー式及び開閉式一体入賞装置の正面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、遊技盤2が取り付けられた遊技盤取付枠1の正面図である。図において、パチンコ機の遊技盤取付枠1には、ほぼ正方形状に構成される遊技盤2が着脱自在に取り付けられている。遊技盤2は、周知のように、発射装置によって打ち出された遊技球を誘導する誘導レールが設けられ、該誘導レールに囲まれるほぼ円形状の範囲が遊技領域を構成している。そして、遊技盤2の遊技領域には、図柄表示装置(図示しない)、電チュー式入賞装置10、開閉式入賞装置50、入賞口(図示しない)等の役物や、遊技球を不規則に落下させる障害釘(図示しない)等が設けられている。図示のうち、電チュー式入賞装置10が本発明に係るパチンコ機の入賞装置を構成するものである。以下、入賞装置としての電チュー式入賞装置10について説明する。なお、図2に示す電チュー式入賞装置10や開閉式入賞装置50の配置位置は、図示の位置に限らず、遊技盤の構成によって任意の位置に配置し得るものである。
先ず、図2乃至図4を参照して電チュー式入賞装置10について説明する。図2は、遊技盤の取り付けられる電チュー式入賞装置の正面から見た斜視図であり、図3は、電チュー式入賞装置の正面図(A)、該正面図におけるA−A線断面図(B)であり、図4は、図3(B)の断面図におけるB部の拡大図(C)、該断面図のB部拡大図における電チュー式入賞装置の取付台板の断面拡大図(D)である。
図2において、電チュー式入賞装置10は、取付穴45によって遊技盤2の盤面に取り付けられる取付台板11を有し、その取付台板11の上部中央に遊技球を受け入れる玉受口13を構成するU字形状の上部玉誘導路部12が取付台板11の前後を貫通するように取り付けられている。上部玉誘導路部12の前面に受口前面装飾板14が取り付けられ、上部玉誘導路12の後端に接続するように玉受口13に受け止められて入賞した遊技球を側方に向かって誘導する上部後方玉誘導路部材15が取り付けられている。また、取付台板11の下部中央の前面に下方玉受部16が一体的に取り付けられ、取付台板11の下部中央の後面に下方玉誘導路部18が取り付けられている。下方玉受部16の前面には下方玉受部前面装飾板17が取り付けられ、その下方玉受部前面装飾板17と取付台板11との間に開閉部材としての一対の開閉羽根19が開状態と閉状態とに変化するように設けられている。開閉羽根19は、ソレノイド20によって開閉駆動されるものである。
本実施形態において、上記した取付台板11、上部玉誘導路部12、受口前面装飾板14及び開閉羽根19は、透光性を有する透明な合成樹脂(例えば、ポリカーボネイト)によって成形されており、後に詳説するように、LEDから照射された光によって光装飾効果を発揮できるようになっている。また、受口前面装飾板14の表面には、インクジェットによりカラー印刷されているが、そのドットの密度を一般的な密度よりも粗にすることにより光の透過率を高めるような工夫がされている。また、開閉羽根19により受け入れられた遊技球は、下方玉受部16から下方玉誘導路部18に導かれて電チュー式入賞装置10から排出されるようになっている。このため、下方玉受部16と下方玉誘導部18とは、連続下り傾斜するように取付台板11の前後面に取り付けられる(一体成型でも良い)が、取付台板11には、遊技球が通過する開口が形成されている。
また、電チュー式入賞装置10には、上記した以外の構成として、取付台板11の周辺部を光装飾するための複数のLED22が実装された第1LED基板21と、U字状の上部玉誘導路部12を光装飾するためのLED26が実装された第2LED基板25と、開閉羽根19を光装飾するためのLED29が実装された第3LED基板28とが、取付台板11の後面側に当該取付台板11と平行となる位置に設けられている。以下、各部材を光装飾するための構成について説明する。
まず、取付台板11を光装飾するための構成について図2乃至図4を参照して説明する。取付台板11の後方の所定間隔を置いて第1LED基板21が設けられている。この第1LED基板21の前面には、所定間隔を置いて複数のLED22が周設実装されている。そして、この複数のLED22に対応する前方位置に反射用プリズム部としての反射用プリズム部用開口溝23が位置する。取付台板11は、図4(C),(D)に示すように、LED基板21のLED22から照射される光の光路aを反射用プリズム部としての反射用プリズム部用開口溝23に向かって屈曲させる入射面11aが当該取付台板11の裏面から当該取付台板11の前方内側に向かって傾斜面として形成されると共に、その入射面11aがLED基板21のLED22が実装される位置と対応する位置に沿って周回するように形成されている。詳細に説明すると、取付台板11の後面であってLED基板21に周設実装されているLED22と対応する位置周辺には、図4(D)に示すように、取付台板11の前方内側に向かって傾斜角α(本実施形態では、傾斜角αを10°とする)を有する傾斜面がLED22から照射される光が入射される入射面11aとして形成されている。LED22から照射される光の光路aは、入射面11aにより反射用プリズム部用開口溝23に向かって進むように屈曲される。
ここで、傾斜角αを有する傾斜面として入射面11aを形成する利点について簡単に説明する。傾斜角αを有する傾斜面として形成された入射面11aの長さをLmmとすると、傾斜を有しない単なる取付台板11の裏面とLED基板21の前面とが平行となっている場合(つまり、傾斜角αが0°となる場合)における入射面の長さL’はL×cosαmmとなる。本実施形態では、傾斜角αを10°としているので、cosαの値が値1より小さくなり、入射面の長さL’が傾斜角αを有する入射面の長さLと比べて短くなる。換言すると、傾斜角αを有する傾斜面として入射面11aを形成することによって入射面11aの長さLを、傾斜を有しない単なる取付台板11の裏面とLED基板21の前面とが平行となっている場合における入射面の長さL’と比べて長くすることができる。これにより、LED基板21のLED22から照射される光を受ける面積を大きくすることができるので、反射用プリズム部用開口溝23に向かって進む光量を増やすことができる。
反射用プリズム部用開口溝23は、図4(C)に示すように、入射面11aにより屈曲されたLED基板21のLED22から照射される光の光路aを当該取付台板11の外周方向に向かって反射する傾斜面を有する断面三角形状の反射用プリズム部用開口溝23が当該取付台板11の前面に開口することにより一体形成されると共に、図2及び図3(A)に示すように、反射用プリズム部用開口溝23が取付台板11の外周のやや内側寄りに周回するように形成されている。詳細に説明すると、反射用プリズム部用開口溝23は、その傾斜面が、図4(D)に示すように、取付台板11の前面から後方内側に向かって形成されることにより傾斜角(90°−傾斜角β)(本実施形態では、傾斜角βを55°とすると、取付台板11の前面から後方内側に向かって傾斜角が35°となる)を有するプリズム反射面11bとして形成されている。入射面11aにより屈曲されたLED基板21のLED22から照射される光の光路aは、プリズム反射面11bにより取付台板11の外周方向に向かって直角に反射されている。なお、反射用プリズム部用開口溝23の傾斜面(プリズム反射面11b)の反射率を高めるために、当該傾斜面に反射用塗料を塗布することが望ましい。
また、取付台板11の反射用プリズム部用開口溝23の外周側は、図4(C),(D)に示すように、反射用プリズム部用開口溝23で反射された光を前方に向かって散乱するように断面鋸歯状に形成される散乱用プリズム部としての散乱用プリズム部用開口溝24を当該取付台板11の外周辺に沿って一体形成されている。したがって、散乱用プリズム部用開口溝24は、取付台板11のほぼ全周(図3(A)に示すように、受口前面装飾板14の上辺部及び下方玉受部前面装飾板17の下辺部を除く全周)に形成されている。
散乱用プリズム部用開口溝24は、図4(C),(D)に示すように、三角形状の反射用プリズム部用開口溝23の傾斜面で反射される光の光路aを取付台板11の前方に散乱する傾斜面を有する三角形状の散乱用プリズム部用開口溝24が複数連なって断面鋸歯状に形成されると共に各散乱用プリズム部用開口溝24が当該取付台板11の前面に開口することにより一体形成されると共に、その断面鋸歯状の散乱用プリズム部用開口溝24が取付台板11の外周に周回するように形成されている。詳細に説明すると、断面鋸歯状の散乱用プリズム部用開口溝24は、図4(D)に示すように、ピッチ幅P、傾斜角θ、及び深さHが一定となるように形成されている(本実施形態では、ピッチ幅Pを0.25mm、傾斜角θを60°、及び深さHを0.20mmとする)。散乱用プリズム部用開口溝24の深さHを深くした場合には、取付台板11の周辺部を均一に光装飾することができるものの、散乱用プリズム部用開口溝24の稜線自体が縞模様として際立って見える一方、散乱用プリズム部用開口溝24の深さHを浅くした場合には、散乱用プリズム部用開口溝24による散乱度合いが小さくなって取付台板11の外周部を均一に光装飾することができるものの、その輝度は弱くなる。
また、断面鋸歯状の散乱用プリズム部用開口溝24と対応する取付台板11の後面には、図4(D)に示すように、取付台板11の外周から取付台板11の前方内側に向かって傾斜角γ(本実施形態では、傾斜角γを10°とする)を有する傾斜面が散乱用プリズム部用開口溝24において散乱した際に取付台板11の後面方向に向かって進む光を散乱用プリズム部用開口溝24や取付台板11の外周方向に向かって反射する反射面11cとして形成されると共に、反射面11cが取付台板11の外周に周回するように形成されている。なお、散乱用プリズム部用開口溝24での反射率を高めるために、反射面11cに反射用塗料を塗布することが望ましい。
このように、LED基板21のLED22から照射される光の光路aが反射用プリズム部としての反射用プリズム部用開口溝23で反射されて取付台板11の外周方向に向かって進むことにより、その光が散乱用プリズム部としての散乱用プリズム部用開口溝24及び当該取付台板11の外周において前方に向かって散乱するようになっている。
上記したように、本実施形態においては、取付台板11に、LED基板21のLED22から照射される光の光路aを当該取付台板11の外周方向に向かって反射する反射用プリズム部用開口溝23を当該取付台板11の外周のやや内側寄りに一体形成すると共に、反射用プリズム部用開口溝23で反射された光を前方に向かって散乱するように断面鋸歯状に形成される散乱用プリズム部用開口溝24を当該取付台板11の外周辺に沿って一体形成したので、取付台板11の周辺部を均一に光装飾することができる。この場合、反射用プリズム部用開口溝23及び散乱用プリズム部用開口溝24を取付台板11と一体形成するだけの簡単な構造で取付台板11の周辺部を均一に光装飾することができると共に、取付台板11に一体形成される反射用プリズム部用開口溝23が取付台板11の後方から照射される光を取付台板11の周辺部に向かって反射誘導するため、LED22が設けられるLED基板21を従来と同じように取付台板11の後方に対面して配置できるので、LED基板21の配置箇所が大きく制約されることもないし、入賞装置10の形状も大きく制約されることもない。
また、本実施形態においては、取付台板11に、さらに、LED基板21のLED22から照射される光の光路aを反射用プリズム部開口溝23に向かって屈曲させる入射面11aが当該取付台板11の裏面から当該取付台板11の前方内側に向かって傾斜面として形成されると共に、その入射面11aが当該LED基板21のLED22が実装される位置と対応する位置に沿って周回するように形成され、反射用プリズム部用開口溝23は、入射面11aにより屈曲されたLED基板21のLED22から照射される光の光路aを当該取付台板11の外周方向に向かって反射する傾斜面を有する三角形状の反射用プリズム部用開口溝23が当該取付台板11の前面に開口することにより一体形成されると共に、その反射用プリズム部用開口溝23が取付台板11の外周のやや内側寄りに周回するように形成され、そして、散乱用プリズム部用開口溝24は、三角形状の反射用プリズム部用開口溝23の傾斜面で反射される光の光路aを取付台板11の前方に散乱する傾斜面を有する三角形状の散乱用プリズム部用開口溝24が複数連なって断面鋸歯状に形成されると共に各散乱用プリズム部用開口溝24が当該取付台板11の前面に開口することにより一体形成されると共に、その断面鋸歯状の散乱用プリズム部用開口溝24が取付台板11の外周に周回するように形成されている。これにより、LED基板21のLED22から照射される光の光路aが反射用プリズム部開口溝23で反射されて取付台板11の外周方向に向かって進むことにより、その光が散乱用プリズム部用開口溝24及び当該取付台板11の外周において前方に向かって散乱するので、取付台板11の周辺部を全周に亘って均一に光装飾することができる。
また、本実施形態においては、断面鋸歯状の散乱用プリズム部用開口溝24の深さHを0.20mmとすることにより、散乱用プリズム部用開口溝24の稜線自体が縞模様として際立って見えることを防止すると共に、光装飾の輝度が弱くなることを防止している。
また、本実施形態においては、LED基板21のLED22から照射される光の光路aが入射面11aで屈曲されて反射用プリズム部用開口溝23で直角に反射されることにより取付台板11の外周方向に向かって進むことにより、その光が散乱用プリズム部用開口溝24及び当該取付台板11の外周において前方に向かって散乱するので、LED基板21に周設されるLED22の光によりLED22と対応する反射用プリズム部用開口溝23のプリズム反射面11bの一部分が輝いて当該LED基板21に周設されるLED22の配置が斑点模様としてプリズム反射面11bに映ることを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、実施形態における入賞装置として電チュー式入賞装置10を例示して説明したが、取付台板を有する入賞装置であればどのようなものでも良い。例えば、本実施形態における、電チュー式入賞装置10と開閉式入賞装置50とが取付台板11に一体的に取り付けられる電チュー式及び開閉式一体入賞装置であっても良い。図5は、遊技盤に取り付けられる電チュー式及び開閉式一体入賞装置の正面図である。なお、図5中においては、図1乃至図4に示す構成と同じ機能を奏する構成に対し同一の符号を付した。電チュー式及び開閉式一体入賞装置80は、図5に示すように、取付台板11の中央上部に電チュー式入賞装置10が取り付けられると共に、取付台板11の中央に開閉式入賞装置50が取り付けられている。電チュー式及び開閉式一体入賞装置80の取付台板11は、上述した、断面三角形状の反射用プリズム部用開口溝23及び断面鋸歯状の散乱用プリズム部用開口溝24が形成されている。電チュー式及び開閉式一体入賞装置80の取付台板11に取り付けられる電チュー式入賞装置10は、上述した電チュー式入賞装置10と同一の構成であり、遊技球を受け入れる玉受口13、下方玉受部16の前面に取り付けられる下方玉受部前面装飾板17、下方玉受部前面装飾板17と取付台板11との間に開閉部材としての一対の開閉羽根19等が設けられている。電チュー式及び開閉式一体入賞装置80の取付台板11に取り付けられる開閉式入賞装置50は、取付台板11のほぼ中央に遊技球を受け入れるために長方形状に形成される入賞開口52が開設され、該入賞開口52のやや下方の前方に電チュー式入賞装置10の下方玉受部前面装飾板17とほぼ同一平面上に配置される開閉扉前面装飾板51が取付台板11に取り付けられている。開閉扉前面装飾板51と取付台板11との間に開閉部材としての一対の開閉羽根53が開状態と閉状態とに変化するように設けられている。開閉羽根53は、図示しないソレノイドによって開閉駆動されるものである。開閉羽根53が開状態であるときには、取付台板11の前面から前方に向かって下方玉受部前面装飾板17と開閉扉前面装飾板51との間において形成される空間を遊技球が通って入賞開口52に入球することができる状態となる一方、開閉羽根53が閉状態であるときには、取付台板11の前面から前方に向かって下方玉受部前面装飾板17と開閉扉前面装飾板51との間において形成される空間を遊技球が通ることが困難な状態となる。なお、電チュー式及び開閉式一体入賞装置80の配置位置は、遊技盤の構成によって任意の位置に配置し得るものである。
2 遊技盤
10 電チュー式入賞装置(入賞装置)
11 取付台板
11a 入射面
11b プリズム反射面
11c 反射面
13 玉受口
19 開閉羽根(開閉部材)
21 第1LED基板(LED基板)
22 LED
23 反射用プリズム部用開口溝(反射用プリズム部)
24 散乱用プリズム部用開口溝(散乱用プリズム部)

Claims (2)

  1. 遊技盤の盤面に取り付けられる取付台板を有し、その取付台板に前記遊技盤の遊技領域を転動する遊技球を受け入れるための玉受口又は開閉部材が設けられたパチンコ機の入賞装置において、
    該入賞装置は、前記取付台板の後方に複数のLEDが実装されたLED基板が配置され、
    前記取付台板には、前記LED基板のLEDから照射される光の光路を当該取付台板の外周方向に向かって反射する反射用プリズム部を当該取付台板の外周のやや内側寄りに一体形成すると共に、前記反射用プリズム部で反射された光を前方に向かって散乱するように断面鋸歯状に形成される散乱用プリズム部を当該取付台板の外周辺に沿って一体形成したことを特徴とするパチンコ機の入賞装置。
  2. 前記取付台板は、さらに、前記LED基板のLEDから照射される光の光路を前記反射用プリズム部に向かって屈曲させる入射面が当該取付台板の裏面から当該取付台板の前方内側に向かって傾斜面として形成されると共に、該入射面が当該LED基板のLEDが実装される位置と対応する位置に沿って周回するように形成され、
    前記反射用プリズム部は、前記入射面により屈曲された前記LED基板のLEDから照射される光の光路を当該取付台板の外周方向に向かって反射する傾斜面を有する三角形状の反射用開口溝が当該取付台板の前面に開口することにより一体形成されると共に、該反射用開口溝が前記取付台板の外周のやや内側寄りに周回するように形成され、
    前記散乱用プリズム部は、前記三角形状の反射用開口溝の傾斜面で反射される光の光路を前記取付台板の前方に散乱する傾斜面を有する三角形状の散乱用開口溝が複数連なって断面鋸歯状に形成されると共に各散乱用開口溝が当該取付台板の前面に開口することにより一体形成されると共に、該断面鋸歯状の散乱用開口溝が前記取付台板の外周に周回するように形成され、
    前記LED基板のLEDから照射される光の光路が前記反射用プリズム部で反射されて前記取付台板の外周方向に向かって進むことにより、該光が前記散乱用プリズム部及び当該取付台板の外周において前方に向かって散乱することを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の入賞装置。
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