JP2012228296A - カテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、シャフトに補強体を介在させることにより、トルクの伝達性を高めると共に、狭窄部やステントの支柱に、カテーテルの先端が引っ掛かり、捕捉されてしまうことを防止できるカテーテルを提供することを目的とする。
【解決手段】
カテーテル10は、管状の内層54上に編組56を配設し、この編組56を樹脂からなる外層58によって被覆してなるインナーシャフト50と、インナーシャフト50の先端に取り付けられた筒状の部材からなり、インナーシャフト50の先端よりも厚みが厚い部分を有し、先端に向かって外径が小さくされたチップ60を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、血管等の体腔内の狭窄部等に挿入されるカテーテルに関する。
従来、血管等の体腔内の狭窄部等に挿入され、治療等を行うカテーテルとしては、例えば、狭窄部を拡張するために用いられるバルーンカテーテルがある。バルーンカテーテルは、主に、拡張体であるバルーンと、アウターシャフトと、この内部に配置されたインナーシャフトからなる。インナーシャフトは、ガイドワイヤを挿通させるためのものであり、アウターシャフトは、インナーシャフトとの間に設けられたルーメンを通してバルーンを拡張するための造影剤や生理食塩水等の液体を流通させるために用いられるものである。
このようなバルーンカテーテルは、血管等に挿入され、所望の位置に位置決めされるために、医師等の手技者によって手元側からバルーンカテーテルの先端にトルクが伝達され、操作される。伝達されるトルクには、主に、カテーテルを軸方向に押す力、所謂、押し込み力がある。バルーンカテーテルには、この押し込み力の手元側から先端側への伝達性が高いことが要求される。
従来、このような押し込み力の伝達性を向上させるために、バルーンカテーテルのシャフトの中に編組等の補強体を介在させるものが提案されている(例えば、下記特許文献1〜3参照)。
特開平1−121067号公報 特開2001−157712号公報 特開2010−115375号公報
バルーンカテーテル等のカテーテルを、比較的重篤な狭窄部に通過させる際や、既に配置されているステントの支柱(STENT STRUT)の間に通過させる際には、カテーテルの先端が狭窄部やステントの支柱に引っ掛かることによって、捕捉されてしまい、カテーテルの通過が困難となる場合がある。このような状況を解消するには、上記したバルーンカテーテルのシャフトの様に、編組を用いて、押し込み力の伝達性を高めるのみでは十分ではなく、更なる改良が求められている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、シャフトに補強体を介在させることにより、トルクの伝達性を高めると共に、狭窄部やステントの支柱に、カテーテルの先端が引っ掛かり、捕捉されてしまうことを防止できるカテーテルを提供することを目的とする。
本願発明では、上記の課題は以下に列挙される手段により解決がなされる。
<1>管状の内層の外周に補強体を配設し、この補強体を外層によって被覆してなるシャフトと、前記シャフトの先端に取り付けられ、樹脂からなる筒状の部材からなり、前記シャフトの先端よりも厚みが厚い部分を有し、先端に向かって外径が小さくされたチップとを備えることを特徴とするカテーテル。
<2>前記チップは、前記シャフトの内径よりも小さな内径を有することにより、前記シャフトの先端よりも厚みが厚い部分を構成することを特徴とする態様1に記載のカテーテル。
<3>前記シャフトの先端よりも厚みが厚い部分は、前記チップの後端に位置することを特徴とする態様1又は態様2に記載のカテーテル。
<4>バルーンと、前記バルーンの少なくとも一部が接合された管状の部材からなり、内部に前記シャフトが挿入されたアウターシャフトとを更に備えることを特徴とする態様1から3の何れか1態様に記載のカテーテル。
<1>本発明のカテーテルは、シャフトに補強体を有するため、カテーテルの後端側からシャフトに押し込み力や回転力等のトルクが付与された場合、効果的に、シャフトの後端側から先端側へトルクを伝達することができる。そして、シャフトの先端とチップとの接続部分は、補強体が無くなることに対応してチップの厚みがシャフトの先端の厚みよりも厚くされているため、補強体が存在しなくなったことによる急激な剛性変化が生じることを防止できる。このため、押し込み力や回転力等のトルクの伝達が剛性変化する部分で阻害されることが防止されるため、カテーテルの先端であるチップにまで効果的にトルクを伝達することができる。このため、狭窄部やステントの支柱に、カテーテルの先端が引っ掛かり、捕捉されるようなことが生じても、カテーテルの先端を回動させること等により、そのような状況を容易に解消することができる。
<2>本発明の態様2では、チップは、シャフトの内径よりも小さな内径を有することにより、シャフトの先端よりも厚い厚みの部分を形成している。このため、カテーテルがガイドワイヤに沿って屈曲する血管、狭窄部、及びステントの支柱の間等を通過する際に、ガイドワイヤに沿ってチップは柔軟に屈曲すると共に、チップの先端とガイドワイヤの間に段差が生じ難くなるため、カテーテルの屈曲する血管、狭窄部、及びステントの支柱の間等を良好に通過することができる。
<3>本発明の態様3では、シャフトの先端よりも厚みが厚い部分をチップの後端に位置させている。即ち、補強体が存在するシャフトの先端と補強体が存在しないチップの後端とで生じる剛性の急激な変化を可及的に防止することができる。そして、チップの後端から先端に向けてチップの外径が小さくされているため、シャフトからチップの先端まで押し込み力や回転力等のトルクをより効果的に伝達することができる。
<4>本発明の態様4では、態様1のシャフトをバルーンカテーテルのアウターシャフト内に収納されたインナーシャフトに用いたものである。このため、インナーシャフトの先端にまで、押し込み力や回転力等のトルクを効果的に伝達できるため、アウターシャフトでトルクの伝達が阻害されることが無く、ガイドワイヤに沿ってバルーンカテーテルが進行する際に、狭窄部やステントの支柱に、カテーテルの先端が引っ掛かり、捕捉されるようなことが生じても、チップを回動させることにより、そのような状況を容易に解消することができる。
図1は、本実施の形態のバルーンカテーテルの全体図である。 図2は、図1のA部の拡大図である。 図3は、図2のIII−III方向から見た断面図である。 図4は、図1のB部の拡大図である。 図5は、本実施の形態のインナーシャフトの断面図である。 図6は、本実施の形態の編組を表した図である。 図7は、他の実施の形態を示した図である。 図8は、更に別の実施の形態を示した図である。 図9は、他の実施の形態のカテーテルを示した図である。
本実施の形態のカテーテルをバルーンカテーテルに用いる場合を例として、図1〜6を参照しつつ説明する。図1、図2、及び図4において、図示左側が体内に挿入される先端側(遠位側)、右側が医師等の手技者によって操作される後端側(近位側、基端側)である。
尚、各図面では、各構成を判り易くするために実際の寸法よりも一部誇張して示している。
バルーンカテーテル10は、例えば、心臓の血管の閉塞部や狭窄部等の治療に用いられるものであり、全長は約1500mmである。
バルーンカテーテル10は、主にバルーン20、アウターシャフト30、インナーシャフト50、チップ60、及びコネクタ80からなる。
バルーン20は、樹脂製の部材であり、軸線方向中央にバルーン20が拡張するための拡張部21と、先端側に先端取付部22、後端側に後端取付部23を有している。
先端取付部22は、後述するインナーシャフト50の延出部52の先端部分(チップ60を含む)に固着されている。
後端取付部23は、アウターシャフト30の先端部分の外周面に固着されている。
アウターシャフト30は、バルーン20を拡張するための流体を供給するための拡張ルーメン36を構成する管状の部材である。アウターシャフト30は、遠位側から順に、先端アウターシャフト部31、接合部33、中間アウターシャフト部35、及び後端アウターシャフト部37とからなる。先端アウターシャフト部31と中間アウターシャフト部35は樹脂製のチューブである。接合部33は、先端アウターシャフト部31、中間アウターシャフト部35、及びインナーシャフト50が溶着により接合された部分である。先端アウターシャフト部31及び中間アウターシャフト部35を構成する樹脂には、例えば、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリエステルエラストマー等が用いられる。
先端アウターシャフト部31の先端部の外周には、バルーン20の後端取付部23が固着されている。
先端アウターシャフト部31は、インナーシャフト50を収納する。先端アウターシャフト部31とインナーシャフト50の間には、拡張ルーメン36の先端部分を構成する先端拡張ルーメン36aが形成されている。
先端アウターシャフト部31の外径は、接合部33の外径と略同じに設定されており、本実施の形態の場合、約0.85mm〜約0.95mmの範囲に設定され、約0.90mmである。先端アウターシャフト部31の内径は、本実施の形態の場合、約0.69mm〜約0.80mmの範囲に設定され、約0.75mmである。
接合部33は、先端アウターシャフト部31と中間アウターシャフト部35を接合すると共に、後端側ガイドワイヤポート54を形成するためにインナーシャフト50の後端をアウターシャフト30に取り付けるための部分である。これらの部材は溶着によって接合されるため、接合部33の材料は、これらの部材を構成する樹脂が溶解し、混ざり合った状態となっている。また、後述するコアワイヤ90は、接合部33にてアウターシャフト30とインナーシャフト50に溶着によって接合されている。
接合部33の軸方向の長さは、本実施の形態の場合、約3.0mm〜約7.0mmの範囲に設定されており、約5.0mmとされている。
接合部33は、図3に示すように、連通孔36bとコア固定部38を有する。
連通孔36bは、断面が略円形の接合部33を貫通する孔である。即ち、連通孔36bの先端側の開口は、先端拡張ルーメン36aに連通し、連通孔36bの後端側の開口は、中間アウターシャフト部35の中間拡張ルーメン36cに連通するようになっている。
コア固定部38は、後述するコアワイヤ90が挿通され、接合部33を構成する樹脂によってコアワイヤ90をアウターシャフト30とインナーシャフト50に固定するようになっている。
連通孔36bとコア固定部38は、先端アウターシャフト部31、中間アウターシャフト部35、及びインナーシャフト50を溶着する際に、同時に形成される。即ち、先端アウターシャフト部31と中間アウターシャフト部35との間にコアワイヤ90と連通孔36bを形成するための芯金を挿入して、先端アウターシャフト部31、中間アウターシャフト部35、及びインナーシャフト50を溶着する。これによって、接合部33がコアワイヤ90を固着した状態で形成される。また、連通孔36b用の芯金を引き抜くことによって、連通孔36bが接合部33に形成される。
連通孔36bの直径Dは、約0.20mm〜約0.30mmに設定され、本実施例の場合、約0.25mmである。
中間アウターシャフト部35は、管状の樹脂チューブである。中間アウターシャフト部35は、中間拡張ルーメン36cを有する。中間拡張ルーメン36cは、接合部33の連通孔36bと連通し、拡張ルーメン36の一部を構成する。
中間拡張ルーメン36cは、先端部に連通孔36bと接続された先細りのテーパ状の管路を有するが、これ以外の部分は、外径が一定の管路である。
中間アウターシャフト部35の軸方向の長さは、本実施の形態の場合、約150.0mm〜約200.0mmの範囲に設定されており、約160.0mmである。中間アウターシャフト部35の外径が一定である部分の外径は、本実施の形態の場合、約0.80mm〜約0.90mmに設定され、約0.85mmである。また、この部分の中間アウターシャフト部35の内径は、本実施の形態の場合、約0.65mm〜約0.80mmの範囲に設定され、約0.75mmである。
後端アウターシャフト部37は、所謂ハイポチューブと呼ばれる金属製の管状部材である。後端アウターシャフト部37の先端部は、中間アウターシャフト部35の後端部に挿入されて固着されている。後端アウターシャフト部37の内部に形成された後端拡張ルーメン36dは、上記した先端拡張ルーメン36a、連通孔36b、及び中間拡張ルーメン36cと共に拡張ルーメン36を構成している。
後端アウターシャフト部37の後端には、コネクタ80が取り付けられている。コネクタ80に取り付けられた図示しないインデフレータからバルーン20を拡張するための造影剤や生理食塩水等の液体が供給されると、液体は、拡張ルーメン36を通ってバルーン20を拡張するようになっている。
本実施の形態の場合、後端アウターシャフト部37の外径は、約0.60mm〜約0.65mmの範囲に設定されており、約0.64mmである。内径は、約0.40mm〜約0.50mmの範囲に設定されており、約0.48mmである。後端アウターシャフト部37の材料は特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、ステンレス鋼が用いられている。これ以外の材料として、Ni−Ti合金のような超弾性合金等が用いられる。
後端アウターシャフト部37の先端部の内周面には、コアワイヤ90が取り付けられている。
コアワイヤ90は、断面が円形であり、先端に向かって細径化されたテーパ状の金属製の線材である。コアワイヤ90の直径は、本実施の形態では、直径が遠位方向に向けて漸進的に約0.40mmから約0.10mmに減少している。
コアワイヤ90の材料は特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、ステンレス鋼(SUS304)が用いられている。これ以外の材料としてNi−Ti合金のような超弾性合金やピアノ線等が用いられる。
コアワイヤ90の後端は後端アウターシャフト部37の先端部分の内壁にロー付けあるいはレーザによる溶接等により固着されている。
コアワイヤ90は、中間アウターシャフト部35及び接合部33を通過して、先端アウターシャフト部31の先端部にまで延びている。コアワイヤ90が接合部33で固定された部分より先端側は、自由端となっており、バルーンカテーテル10に軸方向の剛性変化を与えるようになっている。
コアワイヤ90がコア固定部38で固定された部分より先端側の軸方向の長さは、本実施の形態の場合、約5.0mm〜約150.0mmの範囲が好ましく、約130.0mmに設定されている。
接合部33のコア固定部38によって、コアワイヤ90は、先端アウターシャフト部31とインナーシャフト50に固定されている。これによって、コア固定部38は、コアワイヤ90に押し込み力や回転力が作用した際に、接合部33を介して押し込み力や回転力を先端アウターシャフト部31とインナーシャフト50に伝達するようになっている。
尚、押し込み力とは、医師等の手技者によってバルーンカテーテル10を体内へ進入させていくために、バルーンカテーテルを後端側から先端側に向けて軸方向に押す力をいう。また、回転力とは、手技者によってバルーンカテーテル10の後端アウターシャフト部37を軸線回りに所定の角度回動させる際の力をいう。この時、後端アウターシャフト部37は一回転(360°)以上回転する必要は無く、360°未満の回動も含む。
インナーシャフト50は、先端アウターシャフト部31内に略同軸状に収納された管状の部材である。先端アウターシャフト部31の内周面とインナーシャフト50の外周面の間には、拡張ルーメン36の先端部分を構成する先端拡張ルーメン36aが形成されている。
インナーシャフト50の後端は、アウターシャフト30の接合部33に溶着されることによって、後端側ガイドワイヤポート54が形成されている。
インナーシャフト50の外径は、本実施の形態の場合、約0.50mm〜約0.60mmの範囲に設定されており、約0.53mmである。内径は、本実施の形態の場合、約0.36mm〜約0.45mmの範囲に設定されており、約0.41mmである。
インナーシャフト50は、図4〜図6に示す様に、半径方向に内側から順に内層54、補強体としての編組56、及び外層58からなる。
内層54は、樹脂から形成された管状の部材であり、内部にガイドワイヤを挿入するためのガイドワイヤルーメン51を有する。内層54を形成する樹脂材料は、特に限定されるものではないが、本実施の形態では、PTFE(ポリテトラフルオロチレン)が用いられる。
内層54の表面には補強体としての編組56が配設されている。編組56は、図6に示す様に複数の素線56aが網目状(メッシュ状)に編み込まれたものである。本実施の形態の場合、両方向に8本ずつの素線56aが2本毎に交互に合計16本(8本×8本)編み込まれている。図6にPで示す1本の素線が内層54の表面を1周巻回する1ピッチは、本実施の形態の場合、約1.0mm〜約1.5mmの範囲が好ましく、約1.3mmに設定されている。
尚、編組の素線の組み合わせは、このように8本×8本に限られるものではなく、例えば、4本×4本、2本×2本の様な対称の組み合わせだけでなく、4本×8本、2本×4本等の非対称の組み合わせも採用し得る。
素線56aの断面形状は、円形であり、両方向に巻回される素線56aの直径は同じである。本実施の形態の場合、素線56aの直径は約0.023mmである。上記の通り、本実施の形態の場合、両方向に巻回される素線の直径は同じであるが、直径が異なるものを用いても良い。また、素線の断面形状も特に円形に限定されるものでは無く、略長方形や長円形等の素線を用いても良い。
素線56aの材料は、特に限定されるものではないが、金属が用いられる。本実施の形態では、放射線不透過性の金属であるタングステンが用いられている。その他、ステンレス鋼等の金属の他、樹脂製の素線も採用し得る。
編組56の表面は樹脂からなる外層58によって被覆されている。外層58を形成する樹脂材料も、特に限定されるものではなく、ポリアミド、ポリアミドエラストマ、ポリエステル、ポリウレタン等が用いられる。本実施の形態では、ポリアミドエラストマが用いられている。
インナーシャフト50の先端部は、先端アウターシャフト部31の先端から延出した延出部52を有している。インナーシャフト50の延出部52におけるバルーン20の拡張部21の内部に位置する部分には、所定距離離間した一対の放射線不透過性のマーカ70が取り付けられている。
インナーシャフト50の延出部52の先端には、チップ60が取り付けられている。チップ60は、先端に向かって外径が漸進的に減少するテーパ状の外形を有する部材であり、柔軟な樹脂で形成されている。チップ60が形成される樹脂は特に限定されるものは無いが、ポリウレタン、ポリウレタンエラストマ等からなる。本実施の形態の場合、ポリウレタンが用いられている。
チップ60は、ガイドワイヤルーメン51の先端部分を構成する筒状の部材であり、先端に先端側ガイドワイヤポート69を有する。
チップ60は、インナーシャフト50の先端に溶着によって取り付けられるため、インナーシャフト50とチップ60との境界にはチップ取付部61が形成されている。
チップ取付部61の軸方向長さL1は、インナーシャフト50の先端から後端側へ約1.0mmに設定されている。チップ取付部61は、チップ60の後端部を構成する樹脂をインナーシャフト50の延出部52の先端に被せて溶着することにより、チップ60とインナーシャフト50とを接合した部分である。このためチップ取付部61は、上述した外層58を構成する樹脂とチップ60を構成する樹脂が混ざり合った状態で、内層54上に配設された編組56を被覆している。従って、チップ取付部61の外径はインナーシャフト50の外径と略同じであり、チップ取付部61の内径d1は上記したインナーシャフト50の内径と同じ(約0.41mm)である。
チップ60の軸方向長さL2は、本実施の形態の場合、約2.0mmに設定されている。チップ60は、上記した樹脂のみからなり、編組56を含まない部分である。チップ60の外径は、チップ取付部61の外径(インナーシャフト50の先端の外径)から先端に向かって漸次減少している。また、インナーシャフト50の先端の厚みであるチップ取付部61の厚みをT1とした場合、チップ60の後端の厚みは、内側に向かってt1だけ厚くなっており、これによってチップ60の内径d2はチップ取付部61の内径d1より小さくされている。チップ60の内径d2は、本実施の形態の場合、約0.38mmとなっている。
このようにチップ60の内径d2を小さくする理由は、チップ取付部61からチップ60に移行する部分で編組56が存在しなくなることによる急激な剛性の変化を緩和するために、可及的にチップ60の厚みを厚くするためである。また、インナーシャフト50に挿入されるガイドワイヤの直径が0.35mm程度であることを考慮し、このガイドワイヤと内径d2との間隙を可及的に小さくするためである。具体的には、ガイドワイヤの直径の約5〜約10%の間隙が形成されるように設定されている。このようにガイドワイヤとチップ60の内径との間隙を小さくすることにより、屈曲する血管、狭窄部、及びステントの支柱の間等をバルーンカテーテル10が通過する際に、ガイドワイヤに沿ってチップ60のチップ60が柔軟に屈曲し、チップ60の先端とガイドワイヤの間に段差が生じ難くなるため、バルーンカテーテル10の通過性を向上させることができるようになっている。
インナーシャフト50の延出部52の先端からチップ60の後端部の範囲には、バルーン20の先端取付部22が溶着にて固着されている。この先端取付部22もチップ取付部61の剛性を高くするように作用するため、チップ取付部61とチップ60との境界で剛性差が生ずる原因となり得る。このため、先端取付部22を溶着する際には、チップ取付部61に取り付けるだけでなく、溶解した先端取付部22の樹脂の一部がチップ60側に流れ、チップ取付部61側からチップ60側へテーパ状になだらかに固着され、急激な剛性変化を生じさせないようになっている。
以上の構成に基づいて、本実施の形態のバルーンカテーテル10を心臓の冠状動脈にある狭窄部を拡張する手技に用いる場合について説明する。
治療の目標である狭窄部がある心臓の冠状動脈には、予め図示しないガイドワイヤが挿入されており、このガイドワイヤに沿ってバルーンカテーテル10が体内に挿入される。ガイドワイヤの後端は、バルーンカテーテル10のチップ60の先端側ガイドワイヤポート69から挿入され、インナーシャフト50内のガイドワイヤルーメン51を通過して、後端側ガイドワイヤポート54から延出される。
バルーンカテーテル10をガイドワイヤに沿って血管内を進行させる際、医師等の手技者がバルーンカテーテル10を近位側から軸方向に押し、この押し込み力は、金属管である後端アウターシャフト部37から、樹脂製の中間アウターシャフト部35、接合部33、及び先端アウターシャフト部31へと順次遠位側へ伝達される。
同時に、押し込み力は、後端アウターシャフト部37から後端アウターシャフト部37に取り付けられたコアワイヤ90に伝達される。この時、コアワイヤ90は、接合部33のコア固定部38にてインナーシャフト50と先端アウターシャフト部31に接合されているため、コアワイヤ90からの押し込み力は、インナーシャフト50と先端アウターシャフト部31にも伝達される。即ち、アウターシャフト30は、後端から押圧されるだけでなく、コアワイヤ90によって、中間部位である接合部33からも直接的に押圧される。よって、押し込み力をアウターシャフト30の先端へ効果的に伝達できる。
同様に、コアワイヤ90は、インナーシャフト50の後端が取り付けられている接合部33を押圧するため、近位側から与えられる押し込み力は、インナーシャフト50にも伝達される。また、インナーシャフト50には、編組56が配設されることによって、押し込み力の伝達性が高められている。更に、インナーシャフト50の先端とチップ60との接続部分は、編組56が無くなることに対応して内径d1がd2へと減少し、急激な剛性変化が発生することを防止している。このため、押し込み力は、インナーシャフト50の先端とチップ60との境界で伝達が阻害されることが防止されている。このため、押し込み力をアウターシャフト30だけでなく、インナーシャフト50にも伝達でき、更に、インナーシャフト50からバルーンカテーテル10の先端であるチップ60まで効果的に押し込み力を伝達することができる。
屈曲する血管、狭窄部、ステントの支柱の間等をバルーンカテーテル10が通過する場合、チップ60等のバルーンカテーテル10の先端部分が血管の内壁やステントの支柱等に引っ掛かり、通過が阻害される場合がある。このような場合、手技者が後端アウターシャフト部37を回動させると、これに接合された先端アウターシャフト部31が回動する。
また、後端アウターシャフト部37の回動は、押し込み力の場合と同様に、後端アウターシャフト部37からコアワイヤ90に伝達され、接合部33のコア固定部38を介してインナーシャフト50へと伝達される。インナーシャフト50には、編組56が配設されているため、回転力の伝達性も高められている。更に、インナーシャフト50の先端とチップ60との接続部分は、編組56が無くなることに対応して内径d1がd2へと減少し、急激な剛性変化が発生することが防止されている。このため、回転力は、インナーシャフト50の先端とチップ60との境界で伝達が阻害されることなく、チップ60の先端まで伝達される。従って、チップ60等のバルーンカテーテル10の先端部分が血管の内壁やステントの支柱等に引っ掛かり、バルーンカテーテル10の動きが阻害されたとしても、チップ60を回動させることによって、この状況を解消することができる。
また、チップ60の内径d2、即ち、先端側ガイドワイヤポート69の直径は、チップ取付部61の内径d1より小さく設定されて、その内部を通過するガイドワイヤの外径に近い直径にまで可及的に小さくされている。このため、ガイドワイヤに沿って屈曲する血管、狭窄部、及びステントの支柱の間等をバルーンカテーテル10が通過する際に、ガイドワイヤに沿ってチップ60の先端は柔軟に屈曲する。また、ガイドワイヤの外表面とチップ60の先端との間の段差は可及的に小さくされているため、バルーンカテーテル10は、屈曲する血管、狭窄部、及びステントの支柱の間等を良好に通過することができる。
このように、手技者は、放射線透視下において、マーカ70を用いてバルーンカテーテル10を血管内で進行させ、バルーン20を目的部位である狭窄部に位置決めする。この後、コネクタ80に接続された図示しないインデフレータから造影剤や生理食塩水等の拡張用の液体が供給される。拡張用の液体は、アウターシャフト30の後端拡張ルーメン36dに流入し、中間拡張ルーメン36c、及び接合部33の連通孔36bを通過して、先端アウターシャフト部31の先端から流出し、バルーン20を拡張させる。
バルーン20を拡張させることによって狭窄部を拡張する手技が終了すると、手技者は、インデフレータによって、拡張用の液体をバルーン20から排出する。この後、バルーンカテーテル10は体外へ引き出されて、手技は終了する。
以上述べたように、本実施の形態のバルーンカテーテル10は、手技者によって与えられる押し込み力と回転力をアウターシャフト30の近位端から順次、遠位側へ伝達するだけでなく、コアワイヤ90によって、接合部33によって押し込み力と回転力をアウターシャフト30の途中からも伝達することができる。
また、インナーシャフト50の後端と接合部33が接合されていることにより、コアワイヤ90によって押し込み力と回転力をインナーシャフト50に伝達できる。そして、インナーシャフト50には編組56が配設され、且つ、インナーシャフト50の先端に取り付けられたチップ60は、インナーシャフト50との剛性差が緩和されるよう内径が小さくされているため、押し込み力と回転力は、効果的にチップ60の先端にまで伝達される。
更に、チップ60の内径d2が、その内部に挿通されるガイドワイヤの外径に可及的に近い寸法にまで小さくされているため、屈曲する血管やステントの支柱の間等を通過する際にも、チップ60の先端が、血管の内壁やステントの支柱に接触し引っ掛かることを防止できる。
以上述べた実施の形態では、インナーシャフト50の編組56が無くなるチップ取付部61の先端からチップ60の肉厚を増加させ、内径をd1からd2へと減少させている。このような構成は上記した通り、編組56が無くなることによる剛性の変化を緩和する上で都合が良い。しかし、チップ60を構成する樹脂の硬度等によっては、図7に示すチップ160の様に、チップ取付部61の先端から軸方向先端側へ距離L3だけ内径がインナーシャフト50と同じd1の距離を維持した上で、内径がd2に減少する構成としても良い。
尚、この場合、距離L3の範囲においても、チップ160の外径は先端に向かって減少するため、図7に示すように、チップ160の最大の厚みは図4に示したL3の部分が無いチップ60の場合よりもdtだけ小さくなる。しかし、厚みの増大分t1は、減少分dtをより大きく設定されているため、この減少分dtが上記した本実施の形態の効果に与える影響は極めて小さい(図7ではdtが誇張して示されている)。
また、以上述べた実施の形態では、チップ60の内径d2を小さくすることによって、チップ60の肉厚を増加させ、編組56が存在するチップ取付部61と編組56が存在しないチップ60との剛性差を低減している。しかし、図8に示すチップ260の様に、外径を大きくすることで、チップ260の厚みをt2だけ増加させ、編組56が存在するチップ取付部61と編組56が存在しないチップ260との剛性差を低減させることもできる。このような場合は、チップ260内に挿通されるガイドワイヤとの間隙を小さくすることはできないものの、押し込み力と回転力をチップ260の先端まで伝達する上では、上述した実施の形態と同様の効果を有する。
以上述べた実施の形態では、先端側アウターシャフト30の側方に後端側ガイドワイヤポート54を設けることによりガイドワイヤルーメン51を短くした構成である所謂迅速交換型のバルーンカテーテルの構成となっているが、インナーシャフト50をバルーンカテーテル10の後端まで配置した構成である所謂オーバーザワイヤ型の構成としても良い。オーバーザワイヤ型の場合では、インナーシャフトがアウターシャフトの後端まで存在するため、押し込み力や回転力を伝達し易いため、コアワイヤを省略することも可能である。
また、以上述べた実施の形態では、バルーンカテーテルの場合を示したが、本発明はバルーンカテーテル以外のカテーテルにも用いることができる。例えば、図9は、上記した実施の形態のインナーシャフト50と同様の構成を有するシャフト350の先端に上記したチップ60と同様のチップ360を備えたマイクロカテーテル300の例を示している。
尚、図7、図8、図9に示される実施の形態では、図1〜6に示される実施の形態と実質的に同じ構成は、同じ符号を用いて示されている。
以上述べた実施の形態は、補強体として編組56を用いているが、1本の素線を巻回したコイル体や複数の素線を拠り合わせた撚り線コイルを補強体として用いてもよい。但し、押し込み力と回転力を伝達する上では、1本の素線からなるコイル体よりも、編組や撚り線コイルを用いた方が効果は高い。
以上述べた実施の形態は、カテーテルを心臓の血管の治療に用いるものであるが、下肢の血管や透析のためのシャントを拡張する手技等、各種の手技に用いることができる。
10 バルーンカテーテル
20 バルーン
30 アウターシャフト
31 先端アウターシャフト部
35 中間アウターシャフト部
37 後端アウターシャフト部
50 インナーシャフト
54 内層
56 編組(補強体)
58 外層
60 チップ

Claims (4)

  1. 管状の内層の外周に補強体を配設し、この補強体を外層によって被覆してなるシャフトと、
    前記シャフトの先端に取り付けられ、樹脂からなる筒状の部材からなり、前記シャフトの先端よりも厚みが厚い部分を有し、先端に向かって外径が小さくされたチップと
    を備えることを特徴とするカテーテル。
  2. 前記チップは、前記シャフトの内径よりも小さな内径を有することにより、前記シャフトの先端よりも厚みが厚い部分を構成することを特徴とする請求項1に記載のカテーテル。
  3. 前記シャフトの先端よりも厚みが厚い部分は、前記チップの後端に位置することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカテーテル。
  4. バルーンと、
    前記バルーンの少なくとも一部が接合された管状の部材からなり、内部に前記シャフトが挿入されたアウターシャフトとを
    更に備えることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のカテーテル。


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