JP5614773B2 - バルーンカテーテル - Google Patents

バルーンカテーテル Download PDF

Info

Publication number
JP5614773B2
JP5614773B2 JP2011029592A JP2011029592A JP5614773B2 JP 5614773 B2 JP5614773 B2 JP 5614773B2 JP 2011029592 A JP2011029592 A JP 2011029592A JP 2011029592 A JP2011029592 A JP 2011029592A JP 5614773 B2 JP5614773 B2 JP 5614773B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer shaft
tip
balloon catheter
balloon
flat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011029592A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012165901A (ja
Inventor
誠 西岸
誠 西岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Intecc Co Ltd
Original Assignee
Asahi Intecc Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Intecc Co Ltd filed Critical Asahi Intecc Co Ltd
Priority to JP2011029592A priority Critical patent/JP5614773B2/ja
Publication of JP2012165901A publication Critical patent/JP2012165901A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5614773B2 publication Critical patent/JP5614773B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/0043Catheters; Hollow probes characterised by structural features
    • A61M25/005Catheters; Hollow probes characterised by structural features with embedded materials for reinforcement, e.g. wires, coils, braids
    • A61M25/0052Localized reinforcement, e.g. where only a specific part of the catheter is reinforced, for rapid exchange guidewire port
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M2025/0183Rapid exchange or monorail catheters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/10Balloon catheters
    • A61M25/104Balloon catheters used for angioplasty

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Description

本発明は、血管等の体腔内の狭窄部等を拡張するために使用されるバルーンカテーテルに関する。
従来、血管等の体腔内の狭窄部等を拡張するためにバルーンカテーテルが用いられている。バルーンカテーテルは、主に、拡張体であるバルーンと、アウターシャフトと、この内部に配置されたインナーシャフトからなる。インナーシャフトは、ガイドワイヤを挿通させるためのものであり、アウターシャフトは、インナーシャフトとの間に設けられたルーメンを通してバルーンを拡張するための造影剤や生理食塩水等の液体を流通させるためのものである。
このようなバルーンカテーテルは、血管等に挿入され、所望の位置に位置決めされるために、医師等の手技者によって手元側からカテーテルの先端側にカテーテルを軸方向に押す力、所謂、押し込み力が伝達される。バルーンカテーテルには、この押し込み力を手元側から先端側へ伝達する性能が高いこと、即ち、押し込み特性が高いことが要求される。
従来、押し込み特性を向上させると共に、バルーンカテーテルの剛性変化を調整するために、アウターシャフト内にコアワイヤを有するものがある(例えば、下記特許文献1、2参照)。このようなコアワイヤを有するバルーンカテーテルには、押し込み特性を一層向上させるために、コアワイヤの遠位端部分をカテーテル内の一部に固定したものがある(例えば、下記特許文献3、4、5参照)。
特開2002−291899号公報 特開2002−78802号公報 特表2003−517901号公報 特表平8−500505号公報 特表平9−503411号公報
押し込み特性の向上に加え、バルーンカテーテルが屈曲する血管を通過する際にバルーンカテーテルの先端が血管の内壁等に引っ掛かって通過が困難となった場合等に、バルーンカテーテルの先端を一定角度回動させたいという要求がある。即ち、バルーンカテーテルの手元側を一定角度回動させた場合に先端側が追従して回動する回転追従性が要求されている。
上記のような従来のバルーンカテーテルは、押し込み特性を向上させるために一定の効果があると考えられるが、バルーンカテーテルが回転追従性を備えるには十分では無い。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、バルーンカテーテルの近位側から与えられる押し込み力と回動をバルーンカテーテルの遠位側まで十分に伝達できるバルーンカテーテルを提供することを目的とする。
本願発明では、上記の課題は以下に列挙される手段により解決がなされる。
<1>バルーンと、前記バルーンの少なくとも一部が取り付けられた筒状のアウターシャフトと、前記アウターシャフトに挿入され、軸方向に直交する方向に長い断面を有する扁平な部分を少なくとも一部に有する長尺な線材からなり、前記扁平な部分が所定の角度捻られて形成された捻り部、及び前記捻り部より先端側に位置する前記扁平な部分からなる先端扁平部を有するコアワイヤと、前記アウターシャフトに設けられ、前記捻り部と当接可能な係合部と、前記アウターシャフトの前記係合部より先端側に設けられ、前記先端扁平部が挿入される長穴部とを備え、前記長穴部は、前記先端扁平部と係合可能な内周面を有していることを特徴とするバルーンカテーテル。
<2>前記アウターシャフトの内部に配置され、ガイドワイヤを挿通させるためのガイドワイヤルーメンを内部に有するインナーシャフトと、前記インナーシャフトの遠位端に形成された先端側ガイドワイヤポートと、前記インナーシャフトの近位端に形成された後端側ガイドワイヤポートとを備え、前記後端側ガイドワイヤポートは、前記アウターシャフトにおける前記係合部と前記長穴部の少なくとも一方が設けられている部分に接合されていることを特徴とする態様1に記載のバルーンカテーテル。
<1>本発明のバルーンカテーテルは、医師等の手技者によって与えられる押し込み力をアウターシャフトの近位側から遠位側へ伝達するだけでなく、コアワイヤの捻り部によって、アウターシャフトの途中に設けられた係合部を押圧することによって、押し込み力をアウターシャフトの途中から遠位側へ伝達することができる。このため、押し込み特性を向上させることができる。
また、屈曲する血管等をバルーンカテーテルが通過する際に、カテーテルの先端部分が血管の内壁等に引っ掛かり、通過が阻害された場合、手技者がアウターシャフトを手元側で回動させると、コアワイヤが回動し、これに追従してコアワイヤの先端扁平部が回動する。先端扁平部は、長穴部の内周面に係合し、アウターシャフトを回動させる。これよって、バルーンカテーテルの先端部分が回動するため、カテーテルの先端部分が血管の内壁等に引っ掛かることを解消することができる。従って、バルーンカテーテルを屈曲する血管等に良好に通過させることができる。
更に、拡張用の液体をバルーンから排出する際には、コアワイヤに設けられた捻り部より、排出される液体に層流渦が形成されるため、バルーン内から拡張用の液体をスムーズに排出することができる。よって、コアワイヤに捻り部が形成されていても、拡張用の液体を排出する時間が長くなることを防止できる。
<2>本発明の態様2において、インナーシャフトの後端側ガイドワイヤポートが、アウターシャフトの係合部が設けられている部分に接合されている場合には、コアワイヤの捻り部は、インナーシャフトの近位端側を押圧することになる。このため、インナーシャフトへも押し込み力を伝達することができる。従って、近位側から与えられる押し込み力を、効果的にバルーンカテーテルの先端まで伝達することができる。即ち、バルーンカテーテルの押し込み力の伝達性を向上させることができる。
また、インナーシャフトの後端側ガイドワイヤポートが、アウターシャフトの長穴部が設けられている部分に接合されている場合には、コアワイヤの先端扁平部の回動を長穴部を介してアウターシャフトだけでなくインナーシャフトにも伝達することができる。これよって、カテーテルの先端部分を回動させることができるため、カテーテルの先端部分が屈曲する血管の内壁等に引っ掛かる等して、バルーンカテーテルの進行が阻害された場合でも、この回動を利用して引っ掛かり等の阻害の原因を解消することができる。従って、バルーンカテーテルを屈曲する血管等に良好に通過させることができる。
図1は、本実施の形態のバルーンカテーテルの全体図である。 図2は、図1のA部の拡大図である。 図3は、図2のIII−III方向から見た断面図である。 図4は、他の実施の形態を示した図である。 図5は、図4とは別の他の実施の形態を示した図である。 図6は、コアワイヤの他の実施の形態を示した図である。
本実施の形態のバルーンカテーテルを図1〜3を参照しつつ説明する。図1及び図2において、図示左側が体内に挿入される遠位側(先端側)、右側が医師等の手技者によって操作される近位側(後端側、基端側)である。
バルーンカテーテル10は、例えば、心臓の血管の閉塞部や狭窄部等の治療に用いられるものであり、全長が約1500mm程度のものである。
バルーンカテーテル10は、主にバルーン20、アウターシャフト30、インナーシャフト50、及びコネクタ60からなる。
バルーン20は、樹脂製の部材であり、軸線方向中央にバルーン20が拡張するための拡張部21と、先端側に先端取付部22、後端側に後端取付部23を有している。
先端取付部22は、インナーシャフト50の延出部52の先端部分に固着されている。
後端取付部23は、アウターシャフト30の遠位端の外周面に固着されている。
アウターシャフト30は、バルーン20を拡張するための流体を供給するための拡張ルーメン36を構成する円筒状の部材である。アウターシャフト30は、遠位側から順に、先端アウターシャフト部31、回転伝達部33、中間アウターシャフト部35、及び後端アウターシャフト部37とからなる。先端アウターシャフト部31と中間アウターシャフト部35は樹脂製のチューブである。回転伝達部33は、先端アウターシャフト部31、中間アウターシャフト部35、及びインナーシャフト50が溶着により接合された部分である。先端アウターシャフト部31及び中間アウターシャフト部35を構成する樹脂には、例えば、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリエステルエラストマー等が用いられる。
先端アウターシャフト部31の遠位端の外周には、バルーン20の後端取付部23が固着されている。
また、先端アウターシャフト部31は、インナーシャフト50を収納する。先端アウターシャフト部31とインナーシャフト50の間には、拡張ルーメン36の先端部分を構成する先端拡張ルーメン36aが形成されている。
先端アウターシャフト部31の外径は、回転伝達部33の外径と略同じに設定されており、約0.85mm〜約0.95mmに設定され、本実施の形態の場合、約0.94mmである。先端アウターシャフト部31の内径は、約0.69mm〜約0.80mmに設定され、本実施の形態の場合、約0.78mmである。
回転伝達部33は、先端アウターシャフト部31と中間アウターシャフト部35を接合すると共に、後端側ガイドワイヤポート54を形成するためにインナーシャフト50の後端をアウターシャフト30に取り付けるための部分である。これらの部材は溶着によって接合されるため、回転伝達部33の材料は、これらの部材を構成する樹脂が溶解し、混ざり合った状態となっている。
回転伝達部33の軸方向の長さは、約5.0mm〜約10.0mmに設定されており、本実施の形態の場合、約10.0mmに設定されている。
回転伝達部33は、拡張ルーメン36の一部を構成する長穴部36bと係合部36cを有する。長穴部36bと係合部36cは、先端アウターシャフト部31、中間アウターシャフト部35、及びインナーシャフト50を溶着する際に、形成される。
長穴部36bは、回転伝達部33の先端側に位置し、図3に示すようにカテーテルの軸方向に直交する方向に長い略長方形の断面を有した孔である。長穴部36bの高さH(短辺の長さ)と幅W(長辺の長さ)は、後述するコアワイヤ70の先端扁平部71の高さh(短辺の長さ)と幅w(長辺の長さ)とによって決定される。即ち、コアワイヤ70が回動された場合に、先端扁平部71が長穴部36bの内周面に係合して、長穴部36bを介してコアワイヤ70の回動をアウターシャフト30に伝達するようになっている。
長穴部36bの高さHは、約0.15mm〜約0.25mmに設定され、本実施例の場合、約0.20mmである。また、長穴部36bの幅Wは、約0.35mm〜約0.45mmに設定され、本実施例の場合、約0.40mmである。
係合部36cは、回転伝達部33の後端側に位置し、先端に向けて開口面積が小さくなるテーパ状の孔部である。係合部36cの先端側の開口部は、長穴部36bと連通し、後端側の開口部は、後述する中間アウターシャフト部35の中間拡張ルーメン36dと連通している。この構成によって、後述するコアワイヤ70の捻り部72が、係合部36bの内面に嵌め合わされるようになっている。
中間アウターシャフト部35は、円筒状の樹脂製チューブである。中間アウターシャフト部35は、内部に回転伝達部33の係合部36cと連通し、拡張ルーメン36の一部を構成する中間拡張ルーメン36dを有する。中間拡張ルーメン36dには、後述するコアワイヤ70が挿入されるようになっている。
中間アウターシャフト部35の軸方向の長さは、約160.0mm〜約170.0mmの範囲に設定されており、本実施の形態の場合、約160.0mmに設定されている。中間アウターシャフト部35の外径は、約0.85mm〜約0.90mmに設定され、本実施の形態の場合、約0.88mmである。中間アウターシャフト部35の内径は、約0.70mm〜約0.80mmに設定され、本実施の形態の場合、約0.75mmである。
尚、図1〜図3は、アウターシャフト30及びコアワイヤ70等の構成を判り易くするために寸法が誇張されて示されている。
後端アウターシャフト部37は、所謂ハイポチューブと呼ばれる金属製の管状部材である。後端アウターシャフト部37の先端部は、中間アウターシャフト部35の後端部に挿入されて固着されている。後端アウターシャフト部37の内部に形成された後端拡張ルーメン36eは、上記した先端拡張ルーメン36a、長穴部36b、係合部36c、及び中間拡張ルーメン36dと共に拡張ルーメン36を構成している。
後端アウターシャフト部37の後端には、コネクタ60が取り付けられている。コネクタ60に取り付けられた図示しないインデフレータからバルーン20を拡張するための造影剤や生理食塩水等の液体が供給されると、液体は、拡張ルーメン36を通ってバルーン20を拡張するようになっている。
本実施の形態の場合、後端アウターシャフト部37の外径は、約0.60mm〜約0.65mmの範囲に設定されており、本実施の形態の場合、約0.64mmである。内径は、本実施の形態の場合、約0.48mmである。後端側アウターシャフト40の材料は特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、ステンレス鋼が用いられている。これ以外の材料として、Ni−Ti合金のような超弾性合金等が用いられる。
後端アウターシャフト部37の遠位部の内面には、コアワイヤ70が取り付けられている。コアワイヤ70は、先端がプレス加工によって平板状とされた金属製の線材である。コアワイヤ70の材料は特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、ステンレス鋼(SUS304)が用いられている。これ以外の材料としてNi−Ti合金のような超弾性合金やピアノ線等が用いられる。
コアワイヤ70は、バルーンカテーテル10が先端に向かって柔軟となるような剛性変化を付与するために、先端に向かって細径化されている。即ち、コアワイヤ70は、後端側から先端側に向かって順に、コア本体部75、小径部74、傾斜部73、捻り部72、及び先端扁平部71からなる。
コア本体部75は、断面が円形であり、先端に向かって細径化されたテーパ状の部分である。コア本体部75の後端は後端アウターシャフト部37の内壁にロー付けあるいはレーザによる溶接等により固着されている。コア本体部75は、本実施の形態の場合、直径が遠位方向に向けて約0.45mmから約0.28mmに減少している。
小径部74は、断面が円形で直径が一定の円柱状の部分であり、本実施の形態では、直径は約0.28mmとなっている。
傾斜部73、捻り部72、及び先端扁平部71は、小径部74を延長した円柱状の部分をプレス加工して成形した扁平な部分である。
傾斜部73は、先端に向けて幅が広がり、且つ、高さ方向が減少する一対の傾斜した平面を有する断面が略長方形のテーパ状の部分である。この傾斜部73から先端側に向かって、高さと幅が一定である略長方形の断面を有する平坦な板状の部分が形成されている。この平坦な板状の部分の近位側の部分を所定の角度捻った部分が捻り部72であり、残りの遠位側の平坦な部分が先端扁平部71となっている。
捻り部72の先端側は、回転伝達部33における係合部36cの傾斜した内周面に嵌め込まれた状態となっている。このように捻り部72は、係合部36cと当接すると共に、バルーン20を収縮する際に排出される拡張用の液体の流れに層流渦を形成するものである。この観点から捻り部72の捻り角度は、約80°以上が好ましく、本実施の形態の場合、約90°である。
尚、捻り部72は、係合部36cを軸方向に押す作用を有するものであるため、近位側から遠位側に向けた押し込み力が作用した際に、捻り部72の先端側と係合部36cが接触して押し込み力を伝達できれば足りる。このため、押し込み力が作用した際に、中間アウターシャフト部35等が圧縮されることにより捻り部72と係合部36cが接触するならば、通常状態において捻り部72と係合部36cは接触している必要は無く、僅かな間隙を有していても良い。
先端扁平部71は、回転伝達部33の長穴部36b内に挿入されている。先端扁平部71の高さh(短辺の長さ)は、約0.10mm〜約0.20mmに設定され、本実施例の場合、約0.15mmである。また、先端扁平部71の幅w(長辺の長さ)は、約0.30mm〜約0.40mmに設定され、本実施例の場合、約0.35mmである。先端扁平部71の軸方向の長さは、約2.0mm〜約4.0mmに設定され、本実施例の場合、約3.5mmである。
このような構成により、コアワイヤ70に後端側から先端側への軸方向の力である押し込み力が作用した場合、捻り部72の先端が、回転伝達部33の係合部36cを介してアウターシャフト30を先端側へ押圧するようになっている。また、後端アウターシャフト部37の回動によりコアワイヤ70に後端側から軸線周りの回動が与えられた場合、先端扁平部71が、長穴部36bの内周面に係合し、アウターシャフト30を回動させるようになっている。また、長穴部36bが形成された回転伝達部33を介して、回転伝達部33に取り付けられたインナーシャフト50を回動させるようになっている。
尚、傾斜部73、捻り部72、及び先端扁平部71は、プレス加工によって成形されるものであるため、側面は厳密には平面では無く、図3に示すように円弧状である。従って、断面が略長方形とは、このような側面が円弧である形状も含むものである。また、回動とは、アウターシャフト30等が軸線周りに約360°未満の所定の角度変位する場合を包含する。従って、アウターシャフト30等は必ずしも一回転以上回転する必要は無い。
インナーシャフト50は、先端アウターシャフト部31内に略同軸状に収納されている。インナーシャフト50は、先端アウターシャフト部31及び中間アウターシャフト部35と同様の樹脂で形成された円筒状の部材であり、内部にガイドワイヤを挿通させるためのガイドワイヤルーメン51を有している。
先端アウターシャフト部31とインナーシャフト50の間には、拡張ルーメン36の先端部分を構成する先端拡張ルーメン36aが形成されている。
インナーシャフト50の近位端は、アウターシャフト30の回転伝達部33に溶着されることによって、後端側ガイドワイヤポート54が形成されている。
インナーシャフト50の先端は、先端アウターシャフト部31の先端から延出した延出部52を有し、この延出部52の先端にチップ59が取り付けられている。
チップ59は、先端に向かって外径が漸進的に減少するテーパ状の外形を有する部材であり、柔軟な樹脂で形成されている。チップ59は、ガイドワイヤルーメン51の先端部分を構成する筒状の部材であり、先端に先端側ガイドワイヤポート53を有する。
インナーシャフト50の延出部52の遠位端には、バルーン20の先端取付部22が固着されている。
インナーシャフト50の延出部52におけるバルーン20の拡張部21の内部に位置する部分には、所定距離離間した一対の放射線不透過性のマーカ25a、25bが取り付けられている。
以上の構成に基づいて、本実施の形態のバルーンカテーテル10を心臓の冠状動脈にある狭窄部を拡張する手技に用いる場合について説明する。
治療の目標である狭窄部がある心臓の冠状動脈には、予め図示しないガイドワイヤが挿入されており、このガイドワイヤに沿ってバルーンカテーテル10が体内に挿入される。ガイドワイヤは、バルーンカテーテル10のチップ59の先端側ガイドワイヤポート53から挿入され、インナーシャフト50内のガイドワイヤルーメン51を通過して、後端側ガイドワイヤポート54から延出される。
バルーンカテーテル10をガイドワイヤに沿って血管内を進行させる際、医師等の手技者がバルーンカテーテル10を近位側から軸方向に押し、この押し込み力は、金属管である後端アウターシャフト部37から、樹脂製の中間アウターシャフト部35、回転伝達部33、及び先端アウターシャフト部31へと順次遠位側へ伝達される。
同時に、押し込み力は、後端アウターシャフト部37から後端アウターシャフト部37に取り付けられたコアワイヤ70に伝達され、コアワイヤ70の捻り部72が係合部36cを押圧することによって、回転伝達部33の近位端を押圧する。即ち、コアワイヤ70は、アウターシャフト30を回転伝達部33において直接的に押圧する。よって、押し込み力をアウターシャフト30の遠位側へ効果的に伝達できる。
また、コアワイヤ70は、インナーシャフト50の近位端が取り付けられている回転伝達部33の後端側を押圧するため、近位側から与えられる押し込み力は、インナーシャフト50にも伝達される。このため、押し込み力をアウターシャフト30だけでなく、インナーシャフト50によって遠位側へ伝達することができる。従って、バルーンカテーテル10の先端であるチップ59まで押し込み力を効果的に伝達することができる。
屈曲する血管等をバルーンカテーテル10が通過する場合、チップ59やバルーン20等の部分が血管の内壁等に引っ掛かり、通過が阻害される場合がある。このような場合、手技者が後端アウターシャフト部37を回動させると、コアワイヤ70が回動し、これに追従してコアワイヤ70の先端扁平部71が回動する。先端扁平部71は、平板状の形状をしているため、長穴部36bの内周面に係合し、回転伝達部33を介してアウターシャフト30を回動させる。また、回転伝達部33に連結されたインナーシャフト50を回動させる。これよって、チップ59やバルーン20等の部分が回動するため、チップ59やバルーン20等の血管の内壁等への引っ掛かりを解消することができる。従って、バルーンカテーテル10を屈曲する血管等に良好に通過させることができる。
手技者が放射線透視下において、マーカ25a、25bを用いてバルーン20を目的部位である狭窄部に位置決めした後、コネクタ60に接続された図示しないインデフレータから造影剤や生理食塩水等の拡張用の液体が供給される。
この時、拡張用の液体は、アウターシャフト30の拡張ルーメン36に流入する。そして、拡張用の液体は、アウターシャフト30の先端アウターシャフト部31の先端から流出し、バルーン20を拡張させる。
バルーン20によって狭窄部を拡張する手技が終了すると、手技者は、インデフレータによって、拡張用の液体をバルーン20から排出する。即ち、拡張用の液体は、バルーン20内から流出し、先端アウターシャフト部31の先端拡張ルーメン36aと回転伝達部33の長穴部36b及び係合部36cを通過し、中間アウターシャフト部35の中間拡張ルーメン36cへ流出する。この際、流体は、平坦化されたコアワイヤ70が約90°捻られた捻り部72を通過するため、液体は層流渦を形成し、スムーズに後端アウターシャフト部37の後端拡張ルーメン36dへ排出される。このため、拡張ルーメン36内に捻り部72を有するコアワイヤ70が配置されていても、バルーン20から拡張用の液体を排出する時間が遅くなることを防止することができる。
この後、バルーンカテーテル10は体外へ引き出されて、手技が終了する。
以上述べたように、本実施の形態のバルーンカテーテル10は、手技者によって与えられる押し込み力をアウターシャフト30の近位端から順次、遠位側へ伝達するだけでなく、コアワイヤ70によって、アウターシャフト30の途中から係合部36cを押圧することによって伝達することができる。
また、係合部36cを回転伝達部33の近位側に設けたことにより、インナーシャフト50の近位端側を押圧することができるため、インナーシャフト50へも押し込み力を伝達することができる。従って、近位側から与えられる押し込み力を、効果的にバルーンカテーテル10の先端であるチップ59まで伝達することができる。即ち、バルーンカテーテル10の押し込み力の伝達性を向上させることができる。
また、屈曲する血管等をバルーンカテーテル10が通過する場合等に、手技者が後端アウターシャフト部37を回動させることに追従して、コアワイヤ70の先端扁平部71を回動させることができる。これによって、先端扁平部71は、長穴部36bの内周面に係合し、回転伝達部33を介してアウターシャフト30を回動させることができる。また、回転伝達部33に連結されたインナーシャフト50を回動させることができる。従って、チップ59やバルーン20等の部分を回動させることができるため、バルーンカテーテル10は屈曲する血管等を良好に通過することができる。
更に、拡張用の液体をバルーン20から排出する際には、コアワイヤ70に設けられた捻り部72より、排出される液体が層流渦となるため、バルーン20より拡張用の液体の排出をスムーズに行うことができる。
以上述べた実施の形態では、長穴部36b及び係合部36cを備える回転伝達部33とインナーシャフト50の近位端とを接合した構成としている。しかし、図4に示す回転伝達部133のように、インナーシャフト50の近位端と回転伝達部とを離間させた構成としても良い。図4に示す回転伝達部133には、コアワイヤ70の先端扁平部71を挿入する長穴部36bに相当する長穴部136bのみが拡張ルーメン36の一部として形成されている。係合部36cに相当する係合部136cは、回転伝達部133の後方の端面によって形成されている。
以上述べた実施の形態では、長穴部36bと係合部36cの両方を回転伝達部33に設けた構成としている。しかし、長穴部36bと係合部36cを分離することも可能である。例えば、図5に示すように回転伝達部33を長穴部236bのみを有する第1回転伝達部233aと、後端面によって係合部236cを構成する第2回転伝達部233bとに分離することもできる。この場合、第1回転伝達部233aは、インナーシャフト50の近位端に固着されているため、コアワイヤ70の回動をインナーシャフト50にも伝達することができる。
また、これとは逆に、係合部のみを有する第2回転伝達部とインナーシャフト50の近位端を固着し、長穴部のみを有する第1回転伝達部を第2回転伝達部の遠位側へ離間させて配置した構成としてもよい。この場合、第2回転伝達部は、インナーシャフト50の近位端を押圧するため、押し込み力をインナーシャフト50にも伝達することができる。
尚、図4、図5に示した実施の形態と図1に示した実施の形態において、実質的に同じ構成は同じ符号を用いて示されている。
以上述べた実施の形態では、コアワイヤ70はバルーンカテーテル10が先端に向かって柔軟となる剛性変化を付与するために、断面が円形のコア本体部75及び小径部74と、平板状の傾斜部73、捻り部72、及び先端扁平部71を組み合わせた構成となっている。しかし、コアワイヤはこのような形状に限られるものでは無く、例えば、断面が円形の部分を備えない平板状の線材からなる構成としても良い。
また、以上述べた実施の形態では、コアワイヤ70の捻り部72は、コアワイヤ70の平板状の部分を約90°捻った構成となっている。しかし、この捻れ角度は約90°に限られず、上述したように、所望な角度が採用しうる。例えば、図6に示すコアワイヤ170のように、約1回転(約360°)捻った捻り部172を有する構成としても良い。
尚、コアワイヤ170の捻り部172以外の構成である先端扁平部171、傾斜部173、小径部174、及びコア本体部175の構成は、上記した先端扁平部71、傾斜部73、小径部74、及びコア本体部75の構成と基本的に同じである。
同様に、捻り部の構成を約1回転以上、例えば1回転半(約450°)捻ったとしても良い。
これらの構成は、捻り部によってバルーンから排出される拡張用の液体を層流渦とし、拡張用の液体をスムーズに排出する効果を向上させることができる。
また、以上述べた実施の形態では、コアワイヤ70の先端扁平部71は断面形状が略長方形であるが、先端扁平部71の断面形状は、その回動が長穴部36bに伝達できる形状であれば特に限定されるものでは無い。即ち、アウターシャフト30の軸方向に直交する方向に長い形状であれば足りる。このため、湾曲した断面形状を有する先端扁平部や、長円形の断面形状をした先端扁平部等、各種の形状がとり得る。
同様に、先端扁平部71が挿入される長穴部36bの形状も略長方形に限定されるものでは無く、アウターシャフト30の軸方向に直交する方向に長い形状であれば足りる。このため、長円形の断面形状をした孔部等、各種の形状がとり得る。
更に、以上述べた実施の形態では、コアワイヤ70の先端扁平部71が挿入される長穴部36bは、回転伝達部33のみに形成されているが、先端アウターシャフト部31の一部や全長に亘って形成された構成としても良い。
以上述べた実施の形態は、バルーンカテーテル10を心臓の血管の治療に用いるものであるが、下肢の血管や透析のためのシャントを拡張する手技等、各種の手技に用いることができる。
10 バルーンカテーテル
20 バルーン
30 アウターシャフト
31 先端アウターシャフト部
33 回転伝達部
35 中間アウターシャフト部
36 拡張ルーメン
36b 長穴部
36c 係合部
37 後端アウターシャフト部
50 インナーシャフト
51 ガイドワイヤルーメン
53 先端側ガイドワイヤポート
54 後端側ガイドワイヤポート
70 コアワイヤ
71 先端扁平部
72 捻り部

Claims (2)

  1. バルーンと、
    前記バルーンの少なくとも一部が取り付けられた筒状のアウターシャフトと、
    前記アウターシャフトに挿入され、軸方向に直交する方向に長い断面を有する扁平な部分を少なくとも一部に有する長尺な線材からなり、前記扁平な部分が所定の角度捻られて形成された捻り部、及び前記捻り部より先端側に位置する前記扁平な部分からなる先端扁平部を有するコアワイヤと、
    前記アウターシャフトに設けられ、前記捻り部と当接可能な係合部と、
    前記アウターシャフトの前記係合部より先端側に設けられ、前記先端扁平部が挿入される長穴部と
    を備え
    前記長穴部は、前記先端扁平部と係合可能な内周面を有していることを特徴とするバルーンカテーテル。
  2. 前記アウターシャフトの内部に配置され、ガイドワイヤを挿通させるためのガイドワイヤルーメンを内部に有するインナーシャフトと、
    前記インナーシャフトの遠位端に形成された先端側ガイドワイヤポートと、
    前記インナーシャフトの近位端に形成された後端側ガイドワイヤポートとを備え、
    前記後端側ガイドワイヤポートは、前記アウターシャフトにおける前記係合部と前記長穴部の少なくとも一方が設けられている部分に接合されていることを特徴とする請求項1に記載のバルーンカテーテル。
JP2011029592A 2011-02-15 2011-02-15 バルーンカテーテル Active JP5614773B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011029592A JP5614773B2 (ja) 2011-02-15 2011-02-15 バルーンカテーテル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011029592A JP5614773B2 (ja) 2011-02-15 2011-02-15 バルーンカテーテル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012165901A JP2012165901A (ja) 2012-09-06
JP5614773B2 true JP5614773B2 (ja) 2014-10-29

Family

ID=46970687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011029592A Active JP5614773B2 (ja) 2011-02-15 2011-02-15 バルーンカテーテル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5614773B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6304713B2 (ja) * 2015-03-10 2018-04-04 朝日インテック株式会社 バルーンカテーテル
KR101956594B1 (ko) * 2017-05-22 2019-03-12 주식회사 한국디씨티 의료용 카테터
KR102118932B1 (ko) * 2018-07-09 2020-06-04 주식회사 한국디씨티 이중 띠 기관내관

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3638304B2 (ja) * 1994-02-25 2005-04-13 シメッド ライフ システムズ インコーポレイテッド 脈管内カテーテル
US6475187B1 (en) * 1998-03-04 2002-11-05 Scimed Life Systems, Inc. Convertible catheter incorporating distal force transfer mechanism
JP2000217923A (ja) * 1999-01-29 2000-08-08 Nippon Zeon Co Ltd バルーンカテーテルおよびその製造方法
JP4490559B2 (ja) * 2000-06-23 2010-06-30 川澄化学工業株式会社 バルーンカテーテル
JP2003320032A (ja) * 2002-02-27 2003-11-11 Terumo Corp バルーンカテーテル
US7367967B2 (en) * 2003-09-17 2008-05-06 Boston Scientific Scimed, Inc. Catheter with sheathed hypotube
JP4535868B2 (ja) * 2004-12-28 2010-09-01 テルモ株式会社 カテーテル
JP5367503B2 (ja) * 2009-08-19 2013-12-11 朝日インテック株式会社 医療用ガイドワイヤ、その製造方法、及び医療用ガイドワイヤとマイクロカテーテル、又はバルーンカテーテルとガイディングカテーテルとの組立体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012165901A (ja) 2012-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5626731B2 (ja) バルーンカテーテル
EP2389973B1 (en) Balloon catheter
JP5946195B2 (ja) バルーンカテーテル
JP2012228296A (ja) カテーテル
JP5164283B2 (ja) バルーンカテーテル
JP5896478B2 (ja) バルーンカテーテル
CN212067416U (zh) 一种新型微导丝结构及其应用于急性脑血管病的颅内微导丝
JP2012152362A (ja) ガイドワイヤ
JP5614773B2 (ja) バルーンカテーテル
JP2013022187A (ja) バルーンカテーテル
JP2012005704A (ja) バルーンカテーテル
JP2012223207A (ja) バルーンカテーテル
JP5500654B2 (ja) バルーンカテーテル
JP5888755B2 (ja) カテーテル
JP2016187441A (ja) カテーテル
JP5813842B2 (ja) バルーンカテーテル
JP5743270B2 (ja) カテーテル
JP5618421B2 (ja) バルーンカテーテル
JP2015112265A (ja) カテーテル
JP6316238B2 (ja) バルーンカテーテル
JP2015008766A (ja) バルーンカテーテル
JP6613327B2 (ja) バルーンカテーテル
JP2012217461A (ja) バルーンカテーテル
JP2023006823A (ja) バルーンカテーテル
JP6124142B2 (ja) バルーンカテーテル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140826

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5614773

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250