JPH01121067A - 拡張体付カテーテル - Google Patents

拡張体付カテーテル

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JPH01121067A
JPH01121067A JP62279699A JP27969987A JPH01121067A JP H01121067 A JPH01121067 A JP H01121067A JP 62279699 A JP62279699 A JP 62279699A JP 27969987 A JP27969987 A JP 27969987A JP H01121067 A JPH01121067 A JP H01121067A
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catheter
lumen
tube
distal end
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、血管的狭窄部を治療するために、狭窄部を拡
張し、挟窄部末梢側における血流の改善を図るための拡
張体付カテーテルに関するものである。
[従来の技術] 従来、血管的狭窄部を拡張する拡張付与体カテーテルと
しては、グリュンティッヒタイプ、シンブソンーロパー
トタイプが用いられている。
上記のグリュンティッヒタイプは、2つのルーメンを有
するカテーテルチューブの先端近傍に拡張体を取り付け
、2つのルーメンの一方は先端で解放したガイドワイヤ
ーおよび先端圧測定用の通路であり、他方は拡張体基端
側で拡張体と連通して血管造影剤等を加圧注入し、拡張
体を膨張させるための流路である。そして、上記カテー
テルは、可撓性合成樹脂にて形成されている。
また、シンプソンーロバートタイプと呼ばれるものは、
先端を解放した第1のルーメンを形成する内管と、その
内管との間に第2のルーメンを形成し、先端部に拡張体
を取り付けた外管よりなる同軸的二重構造を有しており
、第2のルーメン内に極細の金属パイプが気泡除去用に
設けられている。このタイプのカテーテルにおいても、
上記のグリュンティッヒタイプと呼ばれるものと同様に
、カテーテルは、可撓性合成樹脂にて形成されている。
以上のように、カテーテルは血管内への挿入が行えるた
めに、可撓性合成樹脂にて形成されている。しかし、可
撓性合成樹脂にて形成したことにより血管への挿入がで
き、さらに血管壁に損傷を与えにくいが、逆にその可撓
性故に血管挿入中にカテーテルが折れ曲がるおそれがあ
り、さらにカテーテル先端の微妙な移動、回転を行う場
合に、カテーテルの基端部にてカテーテルを微妙に移動
させたり回転させたりしてそのトルクを先端に伝達する
ことを行うが、このトルクがカテーテルの可撓性故に吸
収されてしまい、先端まで伝達されにくく細かい操作性
が悪いという欠点を有していた。
これらの欠点を補うために、内管と外管と拡張体とを有
するカテーテルの内管または外管を形成する可撓性合成
樹脂製チューブに、剛性付与体として、金属等からなる
ブレード線を設けたカテーテルを検討した。
このカテーテルにより上記の問題点を解決でき、十分な
効果を有するものであったが、このカテーテルはカテー
テル本体を形成するチューブにブレード線を設けたため
、このブレード線が内管に設けられている場合、血管内
を進行する時に内管の最先端の端面上りブレード線が突
出していると、その突出部分により血管内壁を傷つける
虞れがあった。
[上記問題点を解決するための手段] そこで、本発明の目的は、血管内への挿入中に折れ曲が
るおそれがなく、かつカテーテル基端部にて与えたトル
クの伝達性が高く操作性の優れ、さらに挿入時において
血管内壁を傷つける虞れのない拡張体付カテーテルを提
供することにある。
上記の問題点を解決するものは、先端が開口している第
1のルーメンを有する内管と、該内管に同軸的に設けら
れ、該内管の先端より所定長後退した位置に設けられ、
該内管の外面との間に第2のルーメンを形成する外管と
、先端部および基端部を有し、該基端部が前記外管に取
り付けられ、該先端部が前記内管に取り付けられ、該基
端部付近にて第2のルーメンと連通ずる収縮あるいは折
り畳み可能な拡張体と、該内管の基端部に設けられた、
前記第1のルーメンと連通ずる第1の開口部と、前記外
管の基端部に設けられた前記第2のルーメンと連通ずる
第2の開口部とを有し、前記内管は基端部より先端側軸
方向に延びるとともに剛性を付与する剛性付与体を、少
なくとも前記拡張体の収縮あるいは折り畳み可能な部分
に対応する部分まで存し、かつ前記内管の先端は、剛性
付与体を有してない拡張体付カテーテルである。
さらに、前記内管の先端は、内管の先端に取り付けられ
た剛性付与体を有していない環状部材により形成されて
いることが好ましい。さらに、前記第1の開口部および
第2の開口部は、前記内管および前記外管の基端に取り
付けられた分岐ハブに設けられているものであることが
好ましい。さらに、前記剛性付与体は、前記内管に埋め
込まれていることが好ましい。さらに、前記剛性付与体
は、前記内管の外面に埋没していることが好ましい。さ
らに、前記剛性付与体は、ブレード線にて形成されてい
ることが好ましい。
さらに、前記ブレード線は、例えば、金属線にて形成さ
れているものである。
本発明の拡張体付カテーテルを図面に示す実施例を用い
て説明する。
第1図は、本発明の拡張体付カテーテルの一実施例の先
端部の拡大断面図であり、第2図は、カテーテルの基端
部を示す図面である。
本発明の拡張体付カテーテルは、先端が開口している第
1のルーメン4を有する内管lと、内管lに同軸的に設
けられ、内管lの先端より所定長後退した位置に授けら
れ、内管1の外面との間に第2のルーメン6を形成する
外管2と、先端部7および基端部8を有し、基端部8が
外管2に取り付けられ、先端部7が内管1に取り付けら
れ、基端部付近にて第2のルーメン6と連通ずる収縮あ
るいは折り畳み可能な拡張体3と、内管1の基端部に設
けられた、第1のルーメン4と連通ずる第1の開口部9
と、外管2の基端部に設けられた第2のルーメン6と連
通ずる第2の開口部11とを有し、内管lは基端部より
先端側軸方向に延びるとともに剛性を付与する剛性付与
体13を、内管1の少なくとも拡張体3の収縮あるいは
折り畳み可能な部分に対応する部分まで有し、かつ内管
の先端は、剛性付与体を有していないものとなっている
以下、図面を用いて説明する。
第1図に示す本発明の拡張体付カテーテルの実施例は、
内管lと外管2と拡張体3とを有し、内管lに剛性付与
体13を有し、さらに剛性付与体を存する内管lの先端
部に剛性付与体を有しない部分を形成する環状部材25
を有するカテーテル本体と、分岐ハブ20とにより形成
されている。
内管lは、先端が開口した第1のルーメン4をを有して
いる。第1のルーメン4は、ガイドワイヤーを挿通する
ためのルーメンであり、後述する分岐ハブ20に設けら
れたガイドワイヤーボートを形成する第1の開口部9と
連通している。
内管lとしては、外径が0.40〜2.5013I、好
ましくは0,55〜2.40ytxであり、内径が0.
25〜2.35JIJI。
好ましくは0.30〜1.80+uである。
そして、内管Iの先端部は、先端側に向かってテーパ状
に縮径していることが好ましい。血管内へのカテーテル
を挿入が容易になるからである。内管1の形成材料とし
ては、ある程度の可撓性を有するものが好ましく、例え
ば、ポリエチレン、ポリエチレン、エチレン−プロピレ
ン共重合体などのポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミドエラストマー
、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂、シリコーンゴム、ラ
テックスゴム等が使用でき、好ましくは上記の熱可塑性
樹脂であり、より好ましくは、ポリオレフィンである。
さらに、内管lには、剛性付与体13が設けられており
、剛性付与体13を設けることにより、屈曲部位でのカ
テーテル本体の折れ曲がりを防止でき、さらにカテーテ
ル本体のトルク性を高めることができ、カテーテル本体
基端部にてカテーテル本体を回転させたときその回転を
先端部に確実に伝達することができ、さらに血管内の高
度の挟窄に対する追随性を高めることができる。さらに
、剛性付与体13を有する内管1の先端部には、剛性付
与体13を有しない部分を形成するための環状部材25
が設けられている。剛性付与体13としては、網目状の
剛性付与体であることが好ましく、網目状の剛性付与体
は、ブレ−ド線で形成することが好ましい。プレー・ド
線としては、例えば、ワイヤーブレードであり、線径0
,01〜0.2xx、好ましくは0.03〜0Axxの
ステンレス、弾性金属、超弾性合金、形状記憶合金、ア
モルファス合金等の金属線を内管lの外面に網目状に巻
き付けることにより、形成することができ、より好まし
くは、内管Iを熱可塑性樹脂により形成し、上記剛性付
与体を巻き付けた内管1の外側より加熱し、(例えば、
内管を加熱ダイスに挿通する)内管1の外壁に剛性付与
体を埋没させることが好ましい。
さらに、剛性付与体13を有する内管Iの先端部には、
剛性付与体13を有しない部分を形成するための環状部
材25が設けられている。この環状部材25は、内管l
の先端の切断面に、熱、超音波、高周波などを用いた融
着、接着剤、溶剤などを用いた接着などの方法により固
着され、内管lの先端面より剛性付与体13が外部に突
出するのを防止している。第3図は、第1図の拡張体付
カテーテルのA−A線にて切断した断面図であり、内管
lには剛性付与体13が設けられていることが示されて
いる。また、第4図は、第1図の拡張体付カテーテルの
B−B線にて切断した断面図であり、内管lの先端に設
けられた環状部材25には剛性付与体が設けられていな
いことを示している。
環状部材25の長さとしては、内管1の先端より突出す
る剛性付与体13を被覆できる長さを有するものであれ
ばよい。また、あまり長すぎるとその部分は剛性付与体
を有していないのでトルク伝達性が低下するので、10
xx程度以下であることが好ましく、より好ましくは2
〜TR11程度である。環状部材25の形成材料として
は、接続される内管と同じまたは近似した材料であるこ
とが好ましい。さらに、ある程度の可撓性を有するもの
であることがより好ましく、例えば、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体などのポ
リオレフィン、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、ポリアミドエラストマー、ポリウレタン等の
熱可塑性樹脂、シリコーンゴム、ラテックスゴム等が使
用でき、好ましくは上記の熱可塑性樹脂であり、より好
ましくは、ポリオレフィンである。
このように内管lに剛性付与体13が設けられていても
、その先端部には剛性付与体を有しない部分となってい
るので、血管内を進行する時に内管の最先端の端面より
剛性付与体が突出することがなく、血管内壁を傷つける
ことを防止できる。そして、剛性付与体13を有しない
部分を形成する内管lの先端部である環状部材25は、
先端側に向かってテーパ状に縮径していることが好まし
い。血管内へのカテーテルを挿入が容易になるからであ
る。
また、剛性付与体13を有する内管lの先端部に、剛性
付与体13を有しない部分を形成する方法として環状部
材を用いる以外の方法によって行ってもよい。例えば、
剛性付与体を形成するために、ブレード線としてステン
レス、弾性金属、超弾性合金、形状記憶合金、アモルフ
ァス合金等の金属線を熱可塑性樹脂により形成された外
管の先端部より若干離間した位置より、外管の後端部ま
での外面に網目状に巻き付け、さらに、金属線を巻き付
けた内管lを外側より加熱し、(例えば、外管を加熱ダ
イスに挿通する)内管Iの外壁に剛性付与体を埋没させ
ることにより、先端部に剛性付与体を有しない部分を形
成してもよい。また、内管1を形成する材料と接着性を
有する樹脂を、内管lの先端部の剛性付与体が外部に突
出しないような厚さにコーティングして、剛性付与体を
有しない部分を形成してもよい。
外管2は、内部に内管lを挿通し、先端が内管の先端よ
りやや後退した位置に設けられている。第1図における
A−A線断面図である第3図に示すように、この外管2
の内面と内管lの外面により第2のルーメン6が形成さ
れている。
よって、十分な容積を有するルーメンとすることができ
る。そして、第2のルーメン6は、その先端において拡
張体3内とその後端部において連通I1、第2のルーメ
ン6の後端は、拡張体を膨張させるための流体(例えば
、血管造影剤)を注入するためのインノエクションボー
トを形成する分岐ハブ20の第2の開口部11と連通I
、ている。
外管2の形成材料としては、ある程度の可撓性を有する
ものが好ましく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−プロピレン共重合体などのポリオレフィ
ン、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
ポリアミドエラストマー、ポリウレタン等の熱可塑性樹
脂、シリコーンゴム、ラテックスゴム等が使用でき、好
ましくは」二足の熱可塑性樹脂であり、より好ましくは
、ポリオレフィンである。
外管2としては、外径が0.75〜4.30Mm1好ま
しくは1.00〜4.QQ*xであり、内径が0.IO
〜3.80mm、好ましくは0.80〜3.00Mmで
あり、特に内Wlの外径と、外管2の内径との差が0.
30〜3.40肩貢、好ましくは0.50〜1.20M
mである。
拡張体3は、収縮あるいは折り畳み可能なものであり、
拡張させない状態では、内管1の外周に折り畳まれた状
態となることができるものである。そして、拡張体3は
、血管の狭窄部を容易に拡張できる。にうに少なくとも
一部が略円筒状となっているほぼ同径の略円筒部分3a
を有する折りたたみ可能なものである。上記の路用12
部分は、完全な円筒でなくてらよく、多角性状のもので
あってもよい。そして、拡張体3は、その後端部8が外
管2の先端部に接着剤または熱融着などにより液密に固
着され、先端部7は、内管lの先端部に同様に液密に固
着されている。
この拡張体3は、第1図のC−C線断面図である第5図
に示すように、拡張体3の内面と内管1の外面との間に
拡張空間15を形成する。この拡張空間15は、後端部
ではその全周において第2のルーメン6と連通している
。このように、拡張体3の後端に比較的大きい容積を有
する第2のルーメンを連通させたので、第2のルーメン
より拡張体3内への膨張用流体を注入するのが容易であ
る。拡張体3の形成材料としては、ある程度の可撓性を
有するものが好ましく、例えば、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレン−プロピレン共重合体などのポリオ
レフィン、ポリ塩化ビニル、エヂレンー酢酸ビニル共重
合体、架橋型エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミ
ドエラストマー、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂、シリ
コーンゴム、ラテックスゴム等が使用でき、好ましくは
」二足の熱可塑性樹脂であり、より好ましくは、架橋型
エチレン−酢酸ビニル共重合体である。
さらに、拡張体3は、円筒部分3aの前方および後方に
上述した内管1および外管2との固着部分7.8に至る
までの部分はテーパー状となっている。拡張体3の大き
さとしては、拡張されたときの円筒部分の外径が、1.
50〜35.0Oxx、好ましくは2.00〜30.0
0麓夏であり、長さが10.00〜80.00肩貢、好
ましくはts、oo〜75.0Ozxであり、拡張体3
の全体の長さが15.00〜tzo、oo−度に1好ま
しくは20.00〜100.0Oiu+である。
また、内管1の外面であり、拡張体3の内管1との固着
部より後端側近傍の位置と、拡張体3と外管2との固着
部より先端側近傍の位置であり、拡張体3の円筒部分3
aの両端に位置する部分にX線不透過材料(例えば、金
、白金あるいはそれらの合金等)からなる、マーカー1
4が設けられていることか好ましい。これは、X線透視
下で拡張体3の位置を容易に確認可能とするためである
。マーカー14の形態としては、上記の金属により形成
されたリングを内管1の外面にかしめることが好ましい
。明確なX線造影像を得られるからである。さらに、内
管!に設けられている剛性付与体13は、内管lの基端
部より、拡張体3の収縮または折り畳み可能な部分(外
管2に固着された基端部および内管1に固着された先端
部を除く部分)に対応する部分にまで延びている。これ
により、内管Iは、拡張体部分においても折れ曲がるこ
とを防止でき、さらに、内簀夏の先端部まで確実にトル
クを伝達することができる。
さらに、本発明の拡張体付カテーテルにおいて、血管内
さらには後述するガイドカテーテル内の挿入を容易にす
るために、使用時に血液と接触するおそれのある部位、
すなわち外管2の外面、拡張体3の外面に血液等と接触
した時に、潤滑性を呈するようにするために親水化処理
を施すことが好ましい。このような親水化処理としては
、例えば、ポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート
)、ポリヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、メチルビニルエーテル無水マレイン
酸共重合体、ポリエチレングリコール、ポリアクリルア
ミド、ポリビニルピロリドン等の親水性ポリマーをコー
ティングする方法などが挙げられる。
分岐ハブ20は、第1のルーメン4と連通しガイドワイ
ヤーボートを形成する第1の開口部9を有し、内管lに
固着された内管ハブ22と、第2のルーメンと連通しイ
ンジェクションボートを形成する第2の開口部11を有
し、外管2に固着された外管ハブ23とからなっている
。そして、この2つの部材1よ、固着されている。
この分岐ハブの形成材料としては、ポリカーボネート、
ポリアミド、ポリサルホン、ボリアリレート、メタクリ
レート−ブチレン−スチレン共重合体等の熱可塑性樹脂
が好適に使用できる。
また、分岐ハブを設けず、第1ルーメン、第2ルーメン
それぞれに、例えば後端に開口部を形成するボート部材
を有するチューブを液密に取り付けるようにしてもよい
[作用コ 次に、第1図ないし第5図に示した実施例の拡張体付カ
テーテルを用いて、第6図ないし第10図を参照して、
本発明の拡張体付カテーテルの作用を説明する。
血管内に生じた狭窄部の拡張治療を実施する而に、拡張
体付カテーテル内の空気をできる限り除去することが好
ましい。そこで、本発明のカテーテルの第2の開口部1
1にシリンジ等の吸引、注入手段を取り付けて、シリン
ジ内に液体(血管造影剤等)を入れ、吸引、注入を繰り
返して、第2のルーメンおよび拡張体内の空気を除去し
、液体と置換する。
拡張体付カテーテルを挿入するにあたり、まず、人体に
セルジンゴー法等により血管を確保した・後、ガイドカ
テーテル用ガイドワイヤー(図示せず)を血管内に留置
し、それに沿ってガイドカテーテルを血管内に挿入し、
第7図に示すように、目的病変部を存する冠動脈人口3
2にガイドカテーテル30を留置し、ガイドカテーテル
用ガイドワイヤーを抜去する。第6図に示すように、ガ
イドカテーテル30の後端に設けられたY字型コネクタ
ー50より、拡張体付カテーテル用ガイドワイヤー34
を挿通した本発明の拡張体付カテーテル40を挿入し、
拡張体付カテーテル40の先端より拡張体付カテーテル
用ガイドワイヤー34を数cx突出させた状態にて、血
管内に挿入する。拡張体付カテーテル40は、ガイドカ
テーテル30内を進行し、第8図に示すようにガイドカ
テーテル30の先端より目的病変部を存する血管35に
入り、その後拡張体付カテーテル用ガイドワイヤー34
を目的病変部へ進め、その狭窄部36を通過させ留置す
る二拡張体付カテーテル40は、拡張体付カテーテル用
ガイドワイヤー34に沿って血管35内を進行する。狭
窄部36に到達した拡張体付カテーテル40は、第9図
に示すようにX線透視下で内管lに設けられたX線不透
過マーカー14.14を目印に狭窄部36内に拡張体3
を位置させる。その後拡張体付カテーテル40のインジ
ェクションボートを形成する第2の開口部に接続された
圧力計付インジェクター54で散気圧から10数気圧程
度になるように血管造影剤を注入、第10図に示すよう
に狭窄部36を圧縮、開太さ仕る。そして、末梢側血流
は、ガイドカテーテル30の7字コネクター50の造影
剤インジェクションボート52より造影剤を注入し、X
線造影にて確認する。血流改善が認められたならば、拡
張体付カテーテル40と拡張体付カテーテル用ガイドワ
イヤー34を抜去し、その後ガイドカテーテルを抜去し
、圧迫止血して手技を終える。
[発明の効果] 本発明の拡張体付カテーテルは、先端が開口している第
1のルーメンを有する内管と、該内管に同軸的に設けら
れ、該内管の先端より所定長後退した位置に先端を有し
、該内管の外面との間に第2のルーメンを形成する外管
と、先端部および基端部を有し、該基端部が首記外管に
取り付けられ、該先端部が前記内管に取り付けられ、該
基端部付近にて第2のルーメンと連通ずる収縮あるいは
折り畳み可能な拡張体と、該内管の基端部に設けられた
、前記第1のルーメンと連通ずる第1の開口部と、前記
外管の基端部に設(Jられた前記第2のルーメンと連通
ずる第2の開口部を有し、前記内管は基端部より先端側
軸方向に延びるととしに剛性を付与する剛性付与体を、
前記内管の少なくとも前記拡張体の収縮あるいは折り畳
み可能な部分に対応する部分まで有し、かつ内管の先端
は、剛性付与体を有していないものとなっているので、
特に、剛性付与体を有することにより血管挿入中にカテ
ーテルが折れ曲がるおそれがなく、さらにカテーテル先
端の微妙な移動、回転を行う場合に、カテーテルの基端
部にてカテーテルを微妙に移動させたり回転させたりし
てそのトルクを先端に確実に伝達することができ、優れ
た操作性を有しており、さらに、血管内に挿入時に血管
の内壁に接触するのは剛性付与体を有しない部分である
ので、血管内壁を傷つける虞れがない。
また、拡張体の基端部付近と連通し拡張体の膨張用流体
が流入される第2のルーメンは、内管と外管との間に形
成されているので、比較的大きい容積を打するため、膨
張用流体が例えば、血管造影剤のような流入抵抗の大き
いものであっても、容易に流入させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の拡張体付カテーテルの一実施例の先
端部の拡大断面図であり、第2図は、本発明の拡張体付
カテーテルの一実施例の基端部を示す図面であり、第3
図は、第1図に示した拡張体付カテーテルの1−’A線
断面図であり、第4図は、第1図におけるB−B線断面
図であり、第5図は、第1図におけるC−C線断面図で
あり、第6図、第7図、第8図、第9図および第10図
は、本発明の拡張体付カテーテルの作用を示す図面であ
る。 ■・・・内管      2・・・外管3・・・拡張体
     4・・・第1のルーメン6・・・第2のルー
メン 9・・・第1の開口部11・・・第2の開口部 
 13・・・剛性付与体20・・・分岐ハブ    2
5・・・環状部材40・・・拡張体付カテーテル 第6 図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)先端が開口している第1のルーメンを有する内管
    と、該内管に同軸的に設けられ、該内管の先端より所定
    長後退した位置に設けられ、該内管の外面との間に第2
    のルーメンを形成する外管と、先端部および基端部を有
    し、該基端部が前記外管に取り付けられ、該先端部が前
    記内管に取り付けられ、該基端部付近にて第2のルーメ
    ンと連通する収縮あるいは折り畳み可能な拡張体と、該
    内管の基端部に設けられた、前記第1のルーメンと連通
    する第1の開口部と、前記外管の基端部に設けられた前
    記第2のルーメンと連通する第2の開口部とを有し、前
    記内管は基端部より先端側軸方向に延びるとともに剛性
    を付与する剛性付与体を、少なくとも前記拡張体の収縮
    あるいは折り畳み可能な部分に対応する部分まで有し、
    かつ前記内管の先端は、剛性付与体を有してないことを
    特徴とする拡張体付カテーテル。
  2. (2)前記内管の先端は、内管の先端に取り付けられた
    剛性付与体を有していない環状部材により形成されてい
    る特許請求の範囲第1項に記載の拡張体付カテーテル。
  3. (3)前記第1の開口部および第2の開口部は、前記内
    管および前記外管の基端に取り付けられた分岐ハブに設
    けられているものである特許請求の範囲第1項または第
    2項に記載の拡張体付カテーテル。
  4. (4)前記剛性付与体は、前記内管に埋め込まれている
    特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の
    拡張体付カテーテル。
  5. (5)前記剛性付与体は、前記内管の外面に埋没してい
    る特許請求の範囲第4項に記載の拡張体付カテーテル。
  6. (6)前記剛性付与体は、ブレード線にて形成されてい
    る特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載
    の拡張体付カテーテル。
  7. (7)前記ブレード線は、金属線にて形成されている特
    許請求の範囲第6項に記載の拡張体付カテーテル。
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