JP2012228080A - 電線導出部のテープずれ防止構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動やワイヤハーネスの引張等に起因する電線導出部のテープずれを確実に防止する。
【解決手段】電線導出部21の外面5aにテープ滑り止め用のリブ8を突設し、電線導出部の先端5bすなわち前端に対して8リブの少なくとも後端面8bを外面5aと鋭角的θに交差した傾斜面とした。電気接続箱本体1の垂直な壁部4に対して電線導出部21を前下がりに傾斜させ、リブ8の少なくとも後端面8bを壁部と平行に位置させた。電線導出部21の上又は下の壁部5にリブ8を突設し、電線導出部の下又は上の壁部7にリブの後端面8bと平行な後端面9bを有する第二のリブ9を突設した。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車の電気接続箱等の電線導出部にワイヤハーネスをテープ巻きで固定させる際に滑り止め用のリブでテープずれを防止させる電線導出部のテープずれ防止構造に関するものである。
従来、電気接続箱の電線導出部にワイヤハーネス(複数本の電線)をテープ巻きで固定するために、種々の電線導出部構造が提案されている。
例えば、特許文献1(図示せず)には、ヒューズやリレー等の電気部品を装着した接続ブロックをロアケース内に挿入し、ロアケースにアッパカバーを装着して構成される電気接続箱において、電線導出部として、接続ブロックは逆樋状の上側固定片を有し、ロアケースは樋状の下側固定片を有し、接続ブロックの各電気部品に接続した各電線をワイヤハーネスとして上側固定片と下側固定片との間に挿通させて、テープ巻きで上側固定片と下側固定片に固定したことが記載されている。
上記以外のテープ巻き用電線導出部構造として、図5に示す電線導出部構造がある。この構造は、不図示の接続ブロックを収容するフレーム31と、フレーム31に装着されるロアカバー32と不図示のアッパカバーとを備える電気接続箱において、フレーム31に逆樋状の電線導出壁33を設けると共に、電線導出壁33の下側に対向してロアカバー32に板状の電線支持壁34を設け、少なくとも電線導出壁34の外面にテープ滑り止め用のリブ35を突設したものである。リブ35は前側の傾斜面35aと後側のテープ引っ掛け用の垂直面35bとを有したものである。
不図示の接続ブロックの各電気部品に続く複数本の電線をワイヤハーネスとして、電線導出壁33と電線支持壁34とで成る電線導出部36に沿って外部に導出し、ワイヤハーネスの上から電線導出部36の外面とリブ35の外面に沿って周方向にテープ巻きして、ワイヤハーネスを電線導出部36に固定させると共に電線導出部36とワイヤハーネスとの間を防水させる。
特開2007−28806号公報(図1,図2)
しかしながら、上記従来の図5の電線導出部のテープずれ防止構造にあっては、テープ滑り止め用のリブ35の後端面(テープ引っ掛け面)35bが鎖線の如く電線導出壁33の外面に直交しているために、また、電線導出部36が斜め下向きに傾斜しているために、例えば車両走行中の強い振動を受けたり、ワイヤハーネスに強い引張力が作用した場合等において、テープが前方に(電線導出部36の先端に向けて)ずれを生じ兼ねないという懸念があった。テープずれを生じた場合には、ワイヤハーネスの固定力が低下すると共に、テープずれによって生じたテープ間の隙間から水等が電線導出部36内に浸入し兼ねないという懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、振動やワイヤハーネスの引張等に起因する電線導出部のテープずれを確実に防止することができ、それに加えて電線導出部が斜め下向きに配置されていても、同様にテープずれを確実に防止することができる電線導出部のテープずれ防止構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る電線導出部のテープずれ防止構造は、電線導出部の外面にテープ滑り止め用のリブが突設され、該電線導出部の先端すなわち前端に対して該リブの少なくとも後端面が該外面と鋭角的に交差した傾斜面となっていることを特徴とする。
上記構成により、電線導出部に複数本の電線(ワイヤハーネス)を挿通し、複数本の電線を電線導出部にテープ巻きで固定させる際に、フック状のリブがテープ引っ掛け部として作用し、テープがリブの後端面に引っ掛かって前方へのテープずれが防止される。
請求項2に係る電線導出部のテープずれ防止構造は、請求項1記載の電線導出部のテープずれ防止構造において、電気接続箱本体の垂直な壁部に対して前記電線導出部が前下がりに傾斜し、前記リブの少なくとも後端面が該壁部と平行に位置したことを特徴とする。
上記構成により、電線導出部が前下がりに傾斜しているので、電線導出部に巻いたテープが前方にずれを生じやすいが、リブの後端面によってテープずれが確実に防止される。また、電気接続箱本体と電線導出部とリブとを一体樹脂成型する際に、電気接続箱本体の型抜き方向とリブの型抜き方向が同じであるので、型抜きが容易に行われる。
請求項3に係る電線導出部のテープずれ防止構造は、請求項1又は2記載の電線導出部のテープずれ防止構造において、前記電線導出部の上又は下の壁部に前記リブが突設され、該電線導出部の下又は上の壁部に該リブの前記後端面と平行な後端面を有する第二のリブが突設されたことを特徴とする。
上記構成により、平行な後端面すなわちテープ引っ掛け面を有する上下の各リブ(第一及び第二のリブ)に対してテープ巻きが干渉等なくスムーズに行われる。
請求項1記載の発明によれば、電線導出部のリブの後端面にテープを引っ掛けることで、前方へのテープずれを確実に防止することができる。これにより、テープずれに起因する電線導出部への複数本の電線(ワイヤハーネス)の固定力の低下や、テープ間の隙間からの電線導出部内への水等の侵入を防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、電線導出部が前下がりに傾斜してテープが電線導出部の先端に向けてずれを生じやすい場合でも、リブでテープずれを確実に防止して、請求項1記載の効果を確実に発揮させることができる。また、電気接続箱本体と電線導出部とリブとを一体樹脂成型する際に、電気接続箱本体とリブとの型抜きを同方向にスムーズに行って樹脂成型性を高めることができる。
請求項3記載の発明によれば、平行な後端面すなわちテープ引っ掛け面を有する上下の各リブに対してテープ巻きを干渉等なくスムーズに行うことができ、テープ巻き作業性を高めることができる。
本発明に係る電線導出部のテープずれ防止構造の一実施形態を示す側面図(円内は要部拡大図)である。 同じく電線導出部のテープずれ防止構造を示す正面図である。 同じく電線導出部のテープずれ防止構造を示す平面図である。 電線導出部のテープ巻き状態を鎖線で示す側面図である。 従来の電線導出部のテープずれ防止構造の一形態を示す要部側面図である。
図1〜図4は、本発明に係る電線導出部のテープずれ防止構造の一実施形態を示すものである。
図1の如く、この電線導出部のテープずれ防止構造は、合成樹脂製のフレーム(電気接続箱本体)1と合成樹脂製のロアカバー2とを備える電気接続箱3において、フレーム1の垂直な側壁(壁部)4から斜め下向きに突出形成された上側の逆樋状の電線導出壁(上の壁部)5と、電線導出壁5の下側に対向して、ロアカバー2の底壁6から斜め下向きに突出形成された電線支持壁(下の壁部)7とで電線導出部21を成し、電線導出壁5の傾斜状の上面(外面)5aに複数(本例で前後二本)のテープ滑り止め用のリブ8が上向きに垂直(鉛直)に突設されると共に、電線支持壁7の傾斜状の下面(外面)7aに本例で一本のテープ滑り止め用のリブ(第二のリブ)9が下向きに垂直(鉛直)に突設されたものである。
電線導出壁5の各リブ8は垂直(鉛直)な前端面8aと垂直(鉛直)な後端面8bと、前後の端面8a,8bを結ぶ傾斜状(斜め下向き)の上端面8cと左右の湾曲状ないしテーパ状の端面8dとを有し、前端面8aと後端面8bとが電線導出壁5の上面5aに対して鋭角的な角度θで交差している。後端面8bがリブ引っ掛け面として作用するので、特に後端面8bと電線導出壁5の上面5aとのなす角度θが鋭角に設定されている。上面5aを基準(水平)とした場合に後端面8bは傾斜面となっている。リブ8の後端面8bはフレーム1の垂直な一側壁4と平行である。リブ8の強度や樹脂成型時の型抜き性を考慮して後端面8bと上面5aとの交差部分は小さな湾曲面8eとなっている。
リブ成型時の型抜きすなわち電線導出壁5の樹脂成型時の型抜きはフレーム1の樹脂成型時の型抜きと同じく垂直方向(上向き)に行われる。フレーム1の側壁4と電線導出壁5とリブ8とは一体に樹脂成型される。
前側のリブ8は電線導出壁5の先端(前端)5bの近傍に配置され、後側のリブ8は前側のリブ8から例えばテープ(図示せず)の幅寸法よりも少し広く離間している。各リブ8の突出高さは例えば前後のリブ8のピッチの半分程度である。
電線支持壁7は電線導出壁5よりも薄肉に形成されて板厚方向の可撓性を有し、自由状態(テープを巻かない状態)において電線支持壁7の下面(外面)7a及び上面(内面)7bは電線導出壁5の上面(外面)5a及び下面(内面)と平行に位置し、電線支持壁7のリブ9は電線導出壁5のリブ8と平行に位置し、電線支持壁7のリブ9は電線導出壁5のリブ8よりも略半分程度に薄肉に形成され、電線支持壁7のリブ9の突出高さ(長さ)は電線導出壁5のリブ8の突出高さ(長さ)と同程度である。
電線支持壁7のリブ9の前端面9aと後端面(テープ引っ掛け面)9bとはそれぞれ垂直で平行に位置し、前端面9aと後端面9bとを結ぶ下端面9cは水平に位置している。リブ9の後端面9bは電線支持壁7の下面7aに鈍角的に交差し、リブ9の前端面9aは電線支持壁7の下面7aに鋭角的に交差し、前端面9aと下面7aの交差部分は小さな湾曲面9eとなっている。
仮想の鉛直線(例えばフレーム1の側壁4の外面)を基準とした場合に(図1において)、電線支持壁7の先端(前端)7cは電線導出壁5の先端(前端)5bよりも後方に位置し、電線支持壁7のリブ9は電線導出壁5の後側のリブ8よりも少し後方に位置し、電線支持壁7のリブ9の基端(上端すなわち電線支持壁7との交差部)7fは電線支持壁7の長手方向略中央に位置している。
電線支持壁7はロアカバー2の底壁6と左右の側壁11とに続き、底壁6の水平部分(符号6で代用)に後側のリブ10が下向きに垂設されている。後側のリブ10は前側のリブ9よりも少し上側において前側のリブ9と平行に位置している。水平な底壁部分6は不撓である。底壁部分6を電線支持壁7の一部と見た場合、電線支持壁は前側の傾斜部分(7)と後側の水平部分(6)とで略への字状に屈曲して構成されている。側壁11は底壁6と共に後上がりに延長され、後側のリブ10の後方において側壁11の上端部11aが電線導出壁5の垂直な側壁12の内面に沿って進入し、側壁11の外面のストッパ突条13が電線導出壁5の側壁12の下端12aに当接している。
図2(正面図)の如く、電線導出壁5は、左右の垂直な側壁12と前下がりの上壁5aと、上壁5aと側壁12との交差部分の湾曲壁部14とで構成されている。電線導出壁5の前後並列な各リブ8は上壁5aから左右の湾曲壁部14にかけて同程度の長さで形成されている。図2の正面視で各リブ8の垂直な前端面8aと水平な上端面8cが見えている。電線導出壁5の基端側部分15はフレーム1の側壁4や固定用のブラケット16に一体に続いている。
ロアカバー2は係止手段(例えば係止枠片17と可撓係止爪18との係合)でフレーム1に係止されている。電線支持壁7の内面7bが電線導出壁5の上壁5aの下側で前下がりに位置し、内面7bの後方に水平な底壁部分6の内面が続き、底壁部分6の左右に側壁11が位置している。フレーム1の内側に収容された接続ブロック19の上部がフレーム1の上側に露出している。
図3(平面図)の如く、フレーム1の前下がりに傾斜した電線導出壁5の上壁5aに前後二本のリブ8が垂直(鉛直)に且つ平行に立ち上げられている。各リブ8の左右方向の仮想延長面は電線導出壁5の左右の側壁12の上向きの仮想延長面に直交する。図3の平面視で各リブ8の前下がりの傾斜状の上端面8cが見えている。
フレーム1の垂直な四方の側壁4で成る周壁(符号4で代用)の内側に接続ブロック19が収容され、接続ブロック19は上部にコネクタ部19aやヒュージブルリンク(ヒューズ)装着部やリレー装着部を有し、コネクタやヒュージブルリンク(ヒューズ)やリレーに接続される各端子に続く複数本の電線(ワイヤハーネス)20(図4)が、電線導出壁5と電線支持壁7とで成る電線導出部21から外部に導出される。本例においては、ワイヤハーネス20は不図示の結束バンドで電線導出壁5に固定される。図1,図3で結束バンド挿通部を符号22で示す。
図4の如く、電線導出壁5と電線支持壁7とで成る電線導出部21に複数本の電線(ワイヤハーネス)20が挿通され、ワイヤハーネス20の上から電線導出部21の外周に片(内)面粘着性の樹脂テープ23が巻き付けられる。
電線導出壁5の各リブ8の後端面8bが電線導出壁5の前下がりに傾斜した上壁面5aに対して垂直(鉛直)に位置して各リブ8が上壁面5aからフック状に突出しているから、テープ23が各リブ8の後端面8bに強く引っ掛かり、車両の振動や電線20の引張等に起因するテープ23のずれ(ずれ落ち)が確実に防止される。
また、電線支持壁7側の前後のリブ9,10は電線導出壁5の各リブ8と平行(段違い平行)に位置しているから、テープ巻き作業をスムーズに行うことができる。また、電線導出壁5のリブ8がフレーム1(図1)の垂直な側壁4と同方向(垂直方向)に突出しているので、電線導出壁5と一体のフレーム1の樹脂成型時の型抜きを引っ掛かりなくスムーズに行うことができる。同様に、電線支持壁7のリブ9が後側のリブ10と共にロアカバー2の垂直な側壁11と同方向(垂直方向)に突出しているので、電線支持壁7と一体のロアカバー2の樹脂成型時の型抜きを引っ掛かりなくスムーズに行うことができる。
なお、上記実施形態においては、電線支持壁7を薄肉で可撓性としたが、電線支持壁7を厚肉で不撓性とすることも可能である。また、図1を上下反転させて見た如く、フレーム1に板状の電線支持壁7を設け、ロアカバー2に樋状の電線導出壁5を設けることも可能である。これらの場合、電線支持壁7の外面7aに鋭角的に交差する後端面8bを有するリブ8を設け、電線導出壁5の外面5aに鈍角的に交差する後端面9bを有するリブ9を設けることも可能である。また、電線支持壁7を電線導出壁5と同様な樋状として両者を接合して断面矩形筒状の電線導出部21を構成することも可能である。
また、図1において、電線支持壁7のリブ9の後端面9bを電線導出壁5のリブ8の後端面8bと同様に電線支持壁7の外面7aに鋭角的に交差させることも可能である。また、リブ8,9の数は適宜設定可能であり、例えば電線導出壁5のリブ8を一本ないし三本等とし、電線支持壁7のリブ9を0本ないし二本等とすることも可能である。
また、電線導出壁5と電線支持壁7とを例えばフレーム(同一の電気接続箱本体)1に一体に設けることも可能である。また、フレーム1を有さず、ロアカバー(電気接続箱本体)2とアッパカバーとロアカバー2内の電気部品装着部等を有する電気接続箱において、ロアカバー2に設けた電線導出部21に上側及び/又は下側のリブ8〜10を設けることも可能である。
また、上記実施形態は、電気接続箱3におけるものであるが、例えば複数本の電線(ワイヤハーネス)20を挿通して外部との干渉から保護する矩形筒状の不図示のハーネスプロテクタ(樋状のプロテクタ本体と板状のカバーとで成る)の端部に電線導出部21を形成し、電線導出部21に図1のような上下のリブ8〜10を設けることも可能である。
本発明に係る電線導出部のテープずれ防止構造は、自動車に搭載される電気接続箱やハーネスプロテクタといった箱状体の電線導出部にワイヤハーネスをテープ巻きで固定・防水した際のテープずれを防いで、ワイヤハーネスの固定強度を高めると共に、テープずれの隙間から箱状体内への水等の侵入を防ぐために利用することができる。
1 フレーム(電気接続箱本体)
4 側壁(壁部)
5 電線導出壁(上の壁部)
5a 上面(外面)
5b 先端(前端)
7 電線支持壁(下の壁部)
8 リブ
8b 後端面
9 第二のリブ
9b 後端面
21 電線導出部
θ 鋭角

Claims (3)

  1. 電線導出部の外面にテープ滑り止め用のリブが突設され、該電線導出部の先端すなわち前端に対して該リブの少なくとも後端面が該外面と鋭角的に交差した傾斜面となっていることを特徴とする電線導出部のテープずれ防止構造。
  2. 電気接続箱本体の垂直な壁部に対して前記電線導出部が前下がりに傾斜し、前記リブの少なくとも後端面が該壁部と平行に位置したことを特徴とする請求項1記載の電線導出部のテープずれ防止構造。
  3. 前記電線導出部の上又は下の壁部に前記リブが突設され、該電線導出部の下又は上の壁部に該リブの前記後端面と平行な後端面を有する第二のリブが突設されたことを特徴とする請求項1又は2記載の電線導出部のテープずれ防止構造。
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