JP2012226873A - 車両のエネルギ充填装置 - Google Patents

車両のエネルギ充填装置 Download PDF

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JP2012226873A JP2011091352A JP2011091352A JP2012226873A JP 2012226873 A JP2012226873 A JP 2012226873A JP 2011091352 A JP2011091352 A JP 2011091352A JP 2011091352 A JP2011091352 A JP 2011091352A JP 2012226873 A JP2012226873 A JP 2012226873A
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Yuichi Mochizuki
雄一 望月
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Abstract

【課題】充填口の視認性を確保して充填口に差込部を手間をかけないで差し込むことができる車両のエネルギ充填装置を提供する。
【解決手段】車両のエネルギ充填装置20は、車両10に設けられたエネルギ充填部21と、エネルギ充填部21の近傍に設けられた光源64とを備えている。エネルギ充填部21は、差込部41が差込可能な充填口33を有するコネクタ25と、コネクタ25の充填口33を開閉可能なコネクタカバー26と、コネクタカバー26を閉じた状態に保持する係止部27とを備えている。この係止部27に貫通孔61が形成され、光源64から発光された光を貫通孔61を経て充填口33に照射可能とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両のエネルギ充填部にエネルギ充填用の差込部を差し込んで、差込部からエネルギ充填部にエネルギを充填可能な車両のエネルギ充填装置に関する。
車両のエネルギ充填装置は、車両側にエネルギ充填部を備え、このエネルギ充填部にコネクタが設けられている。このコネクタの充填口は車両外方に向けて配置されている。
コネクタの充填口に差込部(充電ガン)を差し込むことにより、差込部をコネクタに電気的に接続させ、エネルギ充填部を経て蓄電部にエネルギを充填(充電)する。
ところで、車両のエネルギ充填装置のなかには、差込部がコネクタに電気的に接続された通電状態を表示する表示部を備えたものがある。
表示部は、発光ダイオード(以下、「光源」という)がケース内に収納され、ケースに開口部が形成されている。開口部は車両外方に向けて配置されている。
この表示部によれば、通電時に光源から発光された光が開口部を経て車両外方に向けて照光される。よって、開口部から照光された光を認識することで、差込部がコネクタに電気的に接続されたことを確認できる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−215943号公報
しかし、特許文献1の車両の表示部は、光源から発光された光が車両外方に向けて照光される。よって、光源から発光された光で充填口を明るく照射することはできない。
このため、差込部を充填口に差し込む際に、充填口の視認性を確保することが難しく、充填口に差込部を差し込む充電作業に手間がかかる。
本発明は、充填口の視認性を確保して充填口に差込部を手間をかけないで差し込むことができる車両のエネルギ充填装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両に設けられて、エネルギを充填する差込部が差込可能なエネルギ充填部と、エネルギ充填部の近傍に設けられて光を発光する光源と、を備えた車両のエネルギ充填装置において、前記エネルギ充填部は、前記車両に設けられた開口部を経て前記車両の外方に露出可能に設けられ、前記開口部を経て前記差込部が差込可能な充填口を有するコネクタと、前記コネクタに基端部が回動自在に設けられ、前記充填口を開閉可能なコネクタカバーと、前記コネクタカバーを閉じた状態に保持する係止部と、を備え、前記コネクタカバーの前記基端部、前記係止部の少なくとも一方側に貫通孔が形成され、前記光源は、前記貫通孔を経て前記充填口を照射可能な位置に配置されることを特徴とする。
請求項2は、前記光源を収納するインジケータケースを備え、前記インジケータケースは、前記充填口と前記貫通孔との延長線上に形成された第1インジケータ孔と、車両外方に向けて形成された第2インジケータ孔と、を有し、前記光源から発光された光が、前記第1インジケータ孔および前記貫通孔を経て前記充填口を照射するとともに、前記第2インジケータ孔を経て車両外方を照射するように構成したことを特徴とする。
請求項3は、前記係止部に前記貫通孔が形成され、前記貫通孔を閉塞可能なカバー爪が前記コネクタカバーの先端部に設けられ、前記コネクタカバーを閉じた状態において前記貫通孔を前記カバー爪で閉塞することを特徴とする。
請求項4は、前記第1インジケータ孔は、前記インジケータケースのうち車幅方向で、かつ、上下方向に沿って形成された壁部に形成され、車両中央側の辺が湾曲状に形成されたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、コネクタカバーの基端部、係止部の少なくとも一方側に貫通孔を形成し、光源を、貫通孔を経て充填口を照射可能な位置に配置した。
このように、光源から発光した光を貫通孔を経て充填口に照射可能とすることで、充填口のみを効率よく照射することができる。
光源から発光した光で充填口のみを効率よく照射することにより充填口の視認性を良好に確保することができる。よって、充填口に差込部を容易に差し込むことが可能になり、充填口に差込部を手間をかけないで差し込むことができる。
これにより、充填口に差込部を差し込む充電作業を手間をかけないでおこなうことができる。
請求項2に係る発明では、光源をインジケータケースに収納し、インジケータケースに第1インジケータ孔および第2インジケータ孔を設けた。
よって、光源から発光した光を第1インジケータ孔や第2インジケータ孔を経て必要な部位(すなわち、充填口および車両外方)のみに照射することができる。
これにより、光源から発光した光を充填口に効率よく照射でき、かつ、車両外方に効率よく照射することができる。
充填口に光を効率よく照射することで充填口の視認性を良好に確保でき、かつ、車両外方に光を効率よく照射してインジケータケース(インジケータ)の視認性を良好に確保できる。
したがって、車両のエネルギ充填装置の使い勝手の向上を図ることができる。
さらに、インジケータケースに第1インジケータ孔および第2インジケータ孔を設けることで、一つの光源で充填口を照射するとともに車両外方を照射することができる。
これにより、充填口や車両外方を照射するために、2つの光源を用意する必要がないので部品点数を抑えて構成の簡素化を図ることができる。
請求項3に係る発明では、コネクタカバーを閉じた状態において貫通孔をカバー爪で閉塞するようにした。
このように、コネクタカバーを閉じた状態で貫通孔を閉塞することにより、光源から発光した光をカバー爪で遮ることができる。よって、光源から発光した光を充填口に照射しないようにできる。
これにより、光源から発光した光を車両外方のみに照射できるので、インジケータケース(インジケータ)を周囲から強調させて(浮き上がらせて)認識性を高めることができる。
ここで、インジケータは、車両外方に照光させて、差込部による充電状態(例えば、充電中、充電エラー、非充電など)を表示する機能を備えている。
よって、インジケータの認識性を高めることで、差込部による充電状態の表示を的確に認識することができ、使い勝手の向上を図ることができる。
請求項4に係る発明では、第1インジケータ孔のうち車両中央側の辺を湾曲状に形成した。よって、第1インジケータ孔を通過した光を車両中央側に向けて好適に拡散することができる。
このように、第1インジケータ孔を通過した光を車両中央側に向けて好適に拡散することで、充填口の全域を効率よく照射して充填口の視認性を一層良好に確保できる。
本発明に係る車両のエネルギ充填装置を備えた車両を示す斜視図である。 本発明に係るエネルギ充填装置を示す斜視図である。 図2のエネルギ充填装置を示す断面図である。 図2のエネルギ充填装置を示す分解斜視図である。 図3のエネルギ充填装置からコネクタカバーを閉じた状態を示す断面図である。 図2の6部拡大図である。 図6の7−7線断面図である。 本発明に係るエネルギ充填装置の充填口に差込部を差し込む例を説明する図である。 本発明に係る充填口を閉じた状態で車両外方に光を照光する例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
実施例に係る車両のエネルギ充填装置20について説明する。
図1に示すように、車両10は、左側部に開閉自在に設けられた左リヤサイドドア12と、左リヤサイドドア12の車体後方に設けられた左リヤパネル14と、左リヤパネル14の開口部15に対向させて設けられたアダプタ17と、アダプタ17に設けられた車両のエネルギ充填装置20とを備えている。
図2に示すように、アダプタ17は、左リヤパネル14の開口部15に対向させて設けられ、左リヤパネル14から車幅方向中心に向けて凹むように凹状に形成されている。
このアダプタ17に車両のエネルギ充填装置20が設けられている。
車両のエネルギ充填装置20は、アダプタ17の略中央に設けられたエネルギ充填部21と、エネルギ充填部21の近傍に設けられたインジケータ22と、インジケータ22およびエネルギ充填部21を覆うリッド23とを備えている。
図2、図3に示すように、エネルギ充填部21は、開口部15に対向するようにアダプタ17に設けられたコネクタ25と、コネクタ25に回動自在(揺動自在)に設けられたコネクタカバー26と、コネクタカバー26を閉じた状態に保持する係止部27とを備えている。
コネクタ25は、アダプタ17の底部17aから開口部15に向けて突出されたコネクタケース31と、コネクタケース31内に収納されたコネクタ本体32と、コネクタ本体32内に形成された充填口33と、充填口33に収納されたコネクタ端子(図示せず)とを有する。
コネクタケース31は、軸線34が車幅方向に延出された状態で円筒状に形成され、外周面31aにカバー支持部36および係止支持部37が形成されている。
コネクタケース31の軸線34が車幅方向に延出されることで、充填口33が開口部15に対向させた(向いた)状態に配置されている。よって、充填口33は、開口部15を経て車両10の外部に対向(露出)されている。
コネクタ本体32は、コネクタケース31内にコネクタケース31と同軸上に設けられている。このコネクタ本体32は、コネクタ端部32aがコネクタケース31のケース端部31bと面一に形成されている。
コネクタ端部32aから車体幅方向中心に向けて充填口33が形成されている。
充填口33は、コネクタ本体32の内部に形成され、コネクタ端子(図示せず)が収納された空間である。
コネクタ本体32のコネクタ端部32aから充電用の差込部(充電ガン)41を充填口33に差し込むことができる。
差込部41は、差込部端子(図示せず)を有し、充填口33に矢印の如く差し込まれた状態においてコネクタ端子に差込部端子が接続するように構成されている。
コネクタ端子に差込部端子を接続することで、エネルギ供給源のエネルギをコネクタ端子および差込部端子を経て車両10側の蓄電部に充填(充電)することができる。
エネルギ供給源は車両の外部に備えられている。
コネクタケース31の外周面31aのうち車体後方側の部位31c(以下、「後方部位」という)にカバー支持部36が設けられている。
カバー支持部36にコネクタカバー26が回動自在(揺動自在)に設けられている。
図4に示すように、コネクタカバー26は、カバー支持部36にカバーピン44を介して回動自在に設けられたカバー基端部(基端部)45と、カバー基端部45に設けられたカバー本体46と、カバー本体46の先端部(コネクタカバーの先端部)46aに設けられたカバー爪47と、カバーピン44に設けられてカバー本体46をカバー開位置P2(図3も参照)に保持可能なカバーばね部材48とを備えている。
カバー本体46は、コネクタケース31の外周面31aより一回り大きな円板状に形成されている。
このカバー本体46は、充填口33を開閉可能に、カバーピン44を軸にしてカバー閉位置P1(図5も参照)およびカバー開位置P2間で揺動自在に支持されている。
図5に示すように、カバー閉位置P1は、コネクタ本体32のコネクタ端部32aをカバー本体46で覆う位置である。
カバー本体46をカバー閉位置P1に配置することにより、カバー本体46で充填口33を覆うことができる。充填口33をカバー本体46で覆うことで、充填口33に塵埃などが侵入することを防止できる。
図3に示すように、カバー開位置P2は、カバー閉位置P1から開方向(車両後方)にカバー本体46が略90°揺動された位置である。
カバー本体46が係止ばね部材57の付勢力でカバー開位置P2まで揺動されたとき、カバー基端部45がストッパ(図示せず)に当接し、カバー本体46がカバー開位置P2に保持される。
カバー本体46をカバー開位置P2に保持(配置)することにより、充填口33を開放することができる。
充填口33を開放することで、充填口33に充電用の差込部41を差し込むことができる。
図4、図5に示すように、カバー本体46の先端部46aにカバー爪47が設けられている。
カバー爪47は、係止部27(具体的には、後述する係止爪55)に係止可能で、かつ、後述する貫通孔61を閉塞可能に形成された爪部である。
カバー爪47を係止爪55に係止することで、カバー本体46をカバー閉位置P1に保持することができる。
カバー本体46をカバー閉位置P1に保持した状態において、カバー爪47で貫通孔61を閉塞することができる。
このカバー爪47は、先端部47a(図3も参照)が貫通孔61より一回り大きな略矩形状に形成されている。
カバー爪47の先端部47aを貫通孔61より一回り大きな略矩形状に形成する理由についは後で詳しく説明する。
コネクタケース31の外周面31aのうち車体前方側の部位31d(以下、「前方部位」という)に係止支持部37が設けられている。
係止支持部37に係止部27が回動自在(揺動自在)に設けられている。
係止部27は、係止支持部37に係止ピン52を介して回動自在に設けられた係止基端部53と、係止基端部53から延出されたアーム54と、アーム54の先端部54aに設けられた係止爪55と、係止爪55に隣接して設けられた指掛部56と、係止ピン52に設けられて係止部27を係止位置P3に保持可能な係止ばね部材57とを備えている。
係止部27は、係止ピン52を軸にして係止位置P3および解放位置P4間で揺動自在に支持されている。
この係止部27は、係止ばね部材57の反時計回り方向に付勢され、係止支持部37のストッパ部37aに当接することで係止位置P3に保持される。
係止部27を係止位置P3から解放位置P4に移動(揺動)する際には、係止部27の指掛部56に作業者の指を当て、指掛部56を指で解放位置P4に向けて押圧する。
これにより、係止部27を係止ばね部材57の付勢力に抗して解放位置P4に揺動することができる。
係止位置P3は、コネクタカバー26のカバー爪47に係止した状態に係止爪55で保持可能な位置である。
コネクタカバー26のカバー爪47を係止爪55で保持することにより、カバー本体46をカバー閉位置P1に保持することができる。
解放位置P4は、係止位置P3から車両前方に係止部27が所定角度だけ揺動された位置である。
係止部27によれば、係止部27を係止位置P3に配置することにより、係止爪55をカバー爪47に係止する係止位置に配置できる。
係止爪55を係止位置に配置することで、カバー本体46をカバー開位置P2からカバー閉位置P1に閉じることができる。
また、係止部27によれば、係止部27を解放位置P4に配置することにより、係止爪55をカバー爪47から離すことができる。
係止爪55をカバー爪47から離すことで、カバー本体46をカバー閉位置P1からカバー開位置P2(図3参照)に揺動させる(開く)ことができる。
図3、図6に示すように、アーム54は、インジケータ22およびコネクタケース31間に設けられ、係止基端部53から車両外方に向けて延出されている。このアーム54に貫通孔61が形成されている。
アーム54に貫通孔61が形成されることで、貫通孔61は係止基端部53から車体外方側に向けて離れた位置に形成されている。
係止基端部53から車体外方側に向けて離れた位置に貫通孔61を形成することで、貫通孔61をコネクタ本体32のコネクタ端部32aに合わせることができる。
貫通孔61は、車体前後方向に向けてアーム54に貫通された略矩形状の孔である。
この貫通孔61は、貫通孔61のうち車両中央側の辺(以下、内辺という)61aがコネクタ本体32のコネクタ端部32aと面一になるように形成されている。
アーム54に貫通孔61を形成することで、インジケータ22から発光された光が貫通孔61を経てコネクタ端部32a(すなわち、充填口33)に照射することができる。
換言すれば、貫通孔61の内辺61aおよびコネクタ端部32aは延長線62(図7参照)上に設けられている。
この貫通孔61は、図5に示すように、コネクタカバー26が閉じられてカバー閉位置P1に配置された状態において、カバー爪47で閉塞可能に形成されている。
具体的には、前述したように、カバー爪47の先端部47aが貫通孔61より一回り大きな略矩形状に形成されている。
さらに、コネクタカバー26がカバー閉位置P1に配置された状態において、カバー爪47の先端部47aが貫通孔61に対向した状態に配置される。
これにより、コネクタカバー26が閉じられた状態において、カバー爪47の先端部47aで貫通孔61を閉塞することができる。
さらに、アーム54の先端部54aからコネクタケース(車両後方)側に向けて係止爪55が突出されている。
このように、アーム54の先端部54aから係止爪55を突出させることで、アーム54および係止爪55が略L字状に形成されている。
図6、図7に示すように、インジケータ22は、アダプタ17の底部17a(図3参照)においてコネクタケース31(エネルギ充填部21)の車両前方側に隣接して設けられている。
このインジケータ22は、コネクタ端部32aを照射する照射部として用いられ、かつ、差込部41による充電状態(例えば、充電中、充電エラー、非充電など)を表示する表示部として用いられる。
充電状態の表示例は次の通りである。
すなわち、カバー本体46がカバー開位置P2に配置されている場合には、差込部41による充電状態として、例えば、充電中、充電エラーなどを表示する。
また、カバー本体46がカバー閉位置P1に配置されている場合には、差込部41による充電状態として、例えば、非充電などを表示する。
具体的には、インジケータ22は、アダプタ17の底部17a(図3参照)に設けられた取付部材63と、取付部材63に設けられた光源64と、光源64が収納されるインジケータケース65とを備えている。
光源64は、アダプタ17の底部17a(図3参照)に取付部材63を介して設けられ、アダプタ17から車両外方に向けて突出された状態に配置されている。
この光源64は、光を発光する部材であって、一例として発光ダイオードが用いられている。
インジケータケース65は、基部65aが取付部材63を介してアダプタ17に設けられ、アダプタ17から車両外方に向けて突出された中空状のケースである。
このインジケータケース65は、前壁部66、後壁部(壁部)67、上壁部68、下壁部69および頂壁部71を備え、それぞれの壁部66,67,68,69,71で中空部73が形成されている。
中空部73に光源64が収納されている。中空部73に光源64が収納されることで、光源64がインジケータケース65で覆われている。
さらに、インジケータケース65は、後壁部67に形成された第1インジケータ孔75と、頂壁部71に形成された第2インジケータ孔76とを有する。
前壁部66は、車両前方側に設けられ、車幅方向に沿うとともに上下方向に沿うように形成されている。
後壁部67は、前壁部66より車両後方に所定間隔をおいて設けられ、前壁部66に対して略平行に形成されている。
後壁部67に第1インジケータ孔75が形成されている。
第1インジケータ孔75については後で詳しく説明する。
上壁部68は、後壁部67および前壁部66の各上辺に設けられ、車幅方向に沿うとともに水平方向に沿うように形成されている。
下壁部69は、後壁部67および前壁部66の各下辺に設けられることで上壁部68より下方に所定間隔をおいて配置されている。この下壁部69は、上壁部68に対して略平行に形成されている。
頂壁部71は、前壁部66、後壁部67、上壁部68および下壁部69の各先端部に設けられ、車幅方向に対して直交する方向に沿うとともに上下方向に沿うように形成されている。
頂壁部71の第2インジケータ孔76は、車両外方に向けて形成されている。
第2インジケータ孔76については後で詳しく説明する。
このように、インジケータケース65に光源64を収納し、後壁部67に第1インジケータ孔75を設け、頂壁部71に第2インジケータ孔76を設けた。
よって、光源64から発光した光を第1インジケータ孔75や第2インジケータ孔76を経て必要な部位(すなわち、コネクタ端部32aおよび車両外方)のみに照射することができる。
これにより、光源64から発光した光をコネクタ端部32aや車両外方に効率よく照射することができる。
したがって、コネクタ端部32aに光を効率よく照射して充填口33の視認性を良好に確保し、かつ、車両外方に光を効率よく照射してインジケータ22の視認性を良好に確保できる。
加えて、インジケータケース65に第1インジケータ孔75および第2インジケータ孔76を設けることで、一つの光源64で充填口33を照射するとともに車両外方を照射することができる。
これにより、充填口33や車両外方を照射するために、2つの光源を用意する必要がないので部品点数を抑えて構成の簡素化を図ることができる。
第1インジケータ孔75は、直線状に形成された車両外方側の辺75aと、湾曲状に形成された車両中央側の辺75bとを有する。
車両外方側の辺75aおよび貫通孔61のうち車両外方側の辺(以下、外辺という)61bは延長線78上に設けられている。
前述したように、貫通孔61の内辺61aおよびコネクタ端部32aは延長線62(図7参照)上に設けられている。
車両中央側の辺75bは、中央部75cが延長線62より車両中央側(車両内側)に設けられている。
よって、第1インジケータ孔75は、コネクタ本体32のコネクタ端部32aと貫通孔61との延長線62上に形成されている。
すなわち、第1インジケータ孔75や貫通孔61が、コネクタ本体32のコネクタ端部32aに対して略面一に配置されている。
コネクタ端部32aはコネクタケース31のケース端部31bと面一に形成されている。
よって、後壁部67に第1インジケータ孔75を設けることで、光源64から発光された光を第1インジケータ孔75および貫通孔61を経てコネクタ端部32a(充填口33)に照射できる。
換言すれば、第1インジケータ孔75(光源64)は、貫通孔61を経てコネクタ端部32a(充填口33)を照射可能な位置に配置されている。
これにより、光源64から発光した光をコネクタ端部32a(充填口33)に効率よく照射することができるので充填口33の視認性を良好に確保できる。
したがって、充填口33に差込部41を手間をかけないで差し込むことができ、充填口33に差込部41を差し込む充電作業を手間をかけないでおこなうことができる。
さらに、第1インジケータ孔75は、車両外方側の辺75aが直線状に形成され、車両中央側の辺75bが湾曲状に形成されることにより略蒲鉾状に形成されている。
よって、第1インジケータ孔75を通過した光が車両外方に拡散することを抑え、かつ、車両中央側に向けて好適に拡散させることができる。
このように、車両外方への光の拡散を抑え、かつ、車両中央側への光の拡散を好適に確保することで、充填口33の全域を効率よく照射して充填口33の視認性を一層良好に確保できる。
第2インジケータ孔76は、光源64から発光した光を車両外方に照射可能な孔である。
ここで、図5に示すように、コネクタカバー26が閉じられてカバー閉位置P1に配置された状態において、貫通孔61をカバー爪47で閉塞することができる。
コネクタカバー26を閉じた状態で貫通孔61を閉塞することにより、光源64から発光した光を充填口33に照射しないようにできる。
よって、光源64から発光した光を第2インジケータ孔76を経て車両外方のみに照射できる。これにより、インジケータケース65(インジケータ22)を周囲から強調させて(浮き上がらせて)認識性を高めることができる。
図2に示すように、リッド23は、車両側に回動自在に設けられたリッドアーム82と、リッドアーム82の先端部に設けられたリッド本体83とを備えている。
リッドアーム82は基端部が支持ピン85を介して車両10のリッド支持部10aに回動自在に支持されている。
リッド本体83は、リッドアーム82の先端部に設けられ、開口部15より一回り大きな楕円状に形成された板材である。
このリッド本体83は、支持ピン85を軸にしてリッド閉位置P5およびリッド開位置P6間で揺動自在に支持されている。
リッド閉位置P5は、開口部15にリッド本体83が載置された位置である。
リッド本体83をリッド閉位置P5に配置することにより、リッド本体83で開口部15を覆うとともに、リッド本体83でインジケータ22およびエネルギ充填部21を覆うことができる。
よって、インジケータ22およびエネルギ充填部21をリッド本体83で保護することができる。
リッド開位置P6は、リッド閉位置P5から開方向(車両前方)にリッド本体83が略90°揺動された位置である。
リッド本体83をリッド開位置P6に配置することにより、エネルギ充填部21を車両外方に露出させ、エネルギ充填部21に充電用の差込部41を差込可能とすることができる。
つぎに、コネクタカバー26を開いて充填口33に差込部41を差し込む例を図8に基づいて説明する。
図8に示すように、コネクタカバー26をカバー開位置P2に配置する。
よって、コネクタ端部32a(充填口33)が開口され、かつ、カバー爪47が貫通孔61から離れた位置に配置される。
よって、光源64(図7参照)から発光された光88を、第1インジケータ孔75および貫通孔61を経てコネクタ端部32aに矢印の如く照射する。
これにより、光源64から発光した光88をコネクタ端部32aに効率よく照射することができ、コネクタ端部32a(すなわち、充填口33)の視認性を良好に確保できる。
したがって、充填口33に差込部41を手間をかけないで矢印Aの如く差し込むことができ、充電作業の容易化を図ることができる。
さらに、光源64から発光された光88を第2インジケータ孔76を経て車両外方に矢印の如く照射する。
ここで、インジケータ22は、カバー本体46がカバー開位置P2に配置されている場合には、車両外方に光88を照光させて充電状態(例えば、充電中、充電エラーなど)を表示する機能を備えている。
よって、第2インジケータ孔76を経た光88を車両外方に矢印の如く照射することで、充電中や充電エラーなどの充電状態を的確に認識することができ、使い勝手の向上を図ることができる。
ついで、コネクタカバー26で充填口33(図8参照)を閉じた状態で第2インジケータ孔から光を照光する例を図9に基づいて説明する。
図9に示すように、コネクタカバー26をカバー閉位置P1に配置する。
よって、コネクタ端部32a(充填口33)(図8参照)がコネクタカバー26で閉じられ、かつ、貫通孔61(図8参照)がカバー爪47で閉塞される。
よって、光源64から光88を発光させた状態において、第1インジケータ孔75を通過した光88がコネクタ端部32aに進むことをカバー爪47で遮られる。
これにより、光源64から発光した光88をコネクタ端部32aに照射しないようにできる。
よって、光源64から発光した光を第2インジケータ孔76を経て車両外方のみに照射できる。
これにより、インジケータケース65(インジケータ22)を周囲から強調させて(浮き上がらせて)認識性を高めることができる。
ここで、インジケータ22は、カバー本体46がカバー閉位置P1に配置されている場合には、車両外方に光88を照光させて充電状態(例えば、非充電など)を表示する機能を備えている。
よって、インジケータ22の認識性を高めることで、非充電などの充電状態を一層的確に認識することができ、使い勝手の向上をさらに高めることができる。
なお、本発明に係る車両のエネルギ充填装置は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、アーム54に貫通孔61を形成した例について説明したが、これに限らないで、コネクタカバー26のカバー基端部45に貫通孔を形成することも可能である。
この場合、インジケータ22はカバー基端部45側に設けられる。
また、貫通孔をアーム54およびカバー基端部45の両方に形成することも可能である。
この場合、インジケータ22はアーム54およびカバー基端部45の両側に設けられる。
また、前記実施例では、光源64として発光ダイオードを例示したが、これに限らないで、電球や蛍光灯などの他の光源を用いることも可能である。
さらに、前記実施例では、本発明をエネルギ充填部に差込部を差し込んで電気を充電するエネルギ充填装置20に適用した例について説明したが、これに限らないで、本発明を燃料供給用のエネルギ充填部に適用することも可能である。
また、前記実施例では、貫通孔61を略矩形状に形成した例について説明したが、これに限らないで、円形などの他の形状に形成することも可能である。
さらに、前記実施例では、車両中央側の辺75bを湾曲状に形成した例について説明したが、これに限らないで、台形状などの他の形状に形成することも可能である。
また、前記実施例で示した車両10、開口部15、エネルギ充填装置20、エネルギ充填部21、インジケータ22、コネクタ25、コネクタカバー26、係止部27、充填口33、差込部41、カバー基端部45、カバー本体46、カバー爪47、貫通孔61、光源64、インジケータケース65、後壁部67および第1、第2のインジケータ孔75,76などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、車両のエネルギ充填部にエネルギ充填用の差込部を差し込み、エネルギ充填部にエネルギを充填可能なエネルギ充填装置を備えた自動車への適用に好適である。
10…車両、15…開口部、20…車両のエネルギ充填装置、21…エネルギ充填部、22…インジケータ、23…リッド、25…コネクタ、26…コネクタカバー、27…係止部、32…充填口、41…差込部、45…カバー基端部(基端部)、46…カバー本体、46a…カバー本体の先端部(コネクタカバーの先端部)、47…カバー爪、61…貫通孔、64…光源、65…インジケータケース、67…後壁部(壁部)、75…第1インジケータ孔、75b…車両中央側の辺、76…第2インジケータ孔、78…延長線、88…光。

Claims (4)

  1. 車両に設けられて、エネルギを充填する差込部が差込可能なエネルギ充填部と、
    エネルギ充填部の近傍に設けられて光を発光する光源と、
    を備えた車両のエネルギ充填装置において、
    前記エネルギ充填部は、
    前記車両に設けられた開口部を経て前記車両の外方に露出可能に設けられ、前記開口部を経て前記差込部が差込可能な充填口を有するコネクタと、
    前記コネクタに基端部が回動自在に設けられ、前記充填口を開閉可能なコネクタカバーと、
    前記コネクタカバーを閉じた状態に保持する係止部と、
    を備え、
    前記コネクタカバーの前記基端部、前記係止部の少なくとも一方側に貫通孔が形成され、
    前記光源は、前記貫通孔を経て前記充填口を照射可能な位置に配置されることを特徴とする車両のエネルギ充填装置。
  2. 前記光源を収納するインジケータケースを備え、
    前記インジケータケースは、
    前記充填口と前記貫通孔との延長線上に形成された第1インジケータ孔と、
    車両外方に向けて形成された第2インジケータ孔と、
    を有し、
    前記光源から発光された光が、前記第1インジケータ孔および前記貫通孔を経て前記充填口を照射するとともに、前記第2インジケータ孔を経て車両外方を照射するように構成したことを特徴とする請求項1記載の車両のエネルギ充填装置。
  3. 前記係止部に前記貫通孔が形成され、前記貫通孔を閉塞可能なカバー爪が前記コネクタカバーの先端部に設けられ、
    前記コネクタカバーを閉じた状態において前記貫通孔を前記カバー爪で閉塞することを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両のエネルギ充填装置。
  4. 前記第1インジケータ孔は、
    前記インジケータケースのうち車幅方向で、かつ、上下方向に沿って形成された壁部に形成され、
    車両中央側の辺が湾曲状に形成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の車両のエネルギ充填装置。
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