JP2019084973A - 電動車両の充電口装置 - Google Patents

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淳吾 福島
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Abstract

【課題】壁や塀等の障害物が迫り、障害物と電動車両との間に充電用のインレットに充電用のコネクタを接続するのに十分な間隔を確保できない駐車場であっても、充電用のインレットに充電用のコネクタを接続することができる電動車両の充電口装置を提供する。【解決手段】電動車両の充電口装置は、電動車両の車体後方側部に充電口が開口する電動車両の充電口装置であって、充電口の車幅方向内側に配置される充電用のインレットと、充電用のインレットが電動車両の斜め後方に臨むように取り付けられる区画壁と、を備える。【選択図】 図2

Description

本開示は、電動車両の充電口装置に関する。
特許文献1には、電動車両のアウタパネルに形成された充電口が開示されている。充電口は、電動車両の車体後方側部に設けられ、かかる充電口の内部には充電コネクタが接続される充電用のインレットが設けられている。
また、充電口にはリッド装置が設けられ、このリッド装置により充電口が開閉可能に構成されている。
特開2016−88122号公報
特許文献1に開示された充電用のインレットは、充電口に設けられた収容部(凹部)の底面に設けられているので、壁や塀等の障害物が迫り、障害物と電動車両との間に十分な間隔を確保できない駐車場では、充電用のインレットに充電用のコネクタ(充電ガン)を接続できない。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、壁や塀等の障害物が迫り、障害物と電動車両との間に充電用のインレットに充電用のコネクタを接続するのに十分な間隔を確保できない駐車場であっても、充電用のインレットに充電用のコネクタを接続することができる電動車両の充電口装置を提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る電動車両の充電口装置は、電動車両の車体後方側部に充電口が開口する電動車両の充電口装置であって、充電口の車幅方向内側に設けられた収容部に配置され、充電用のコネクタが接続される面が車両の斜め後方に臨むように取り付けられた充電用のインレットを備える。
上記(1)の構成によれば、充電用のインレットは、充電口の車幅方向内側に設けられた収容部に配置され、充電用のコネクタが接続される面が車両の斜め後方に臨むように取り付けられているので、車両の斜め後方から充電用のインレットに充電用のコネクタを接続することができる。これにより、壁や塀などの障害物が迫り、障害物と電動車両との間に充電用のインレットに充電用のコネクタを接続するのに十分な間隔を確保できない駐車場であっても、車両の斜め後方から充電用のインレットに充電用のコネクタを接続することができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、前記収容部は、平面視直角三角形であってその斜面が開口する箱状であって、その内部に収容空間が区画され、前記充電口に臨み、前記収容空間を区画する奥壁は、充電口の車幅方向内側において車両後方側から車両前方側に向けて漸次深くなるように傾斜し、前記充電用のインレットは、前記側壁に対して直角となる前壁に取り付けられる。
上記(2)の構成によれば、充電口に臨み、収容空間を区画する奥壁は、充電口の車幅方向内側において車両後方側から車両前方側に向けて漸次深くなるように傾斜し、充電用のインレットは、奥壁に対して直角となる前壁に取り付けられるので、充電用のコネクタを奥壁に干渉させることなく充電用のインレットに接続することができる。
(3)本発明の少なくとも一実施形態に係る電動車両の充電口装置は、電動車両の車体後方側部に充電口が開口する電動車両の充電口装置であって、前記充電口の車幅方向内側に配置される充電用のインレットと、前記充電用のインレットを車幅方向外側に臨む位置と車両の斜め後方を臨む位置との間の任意の位置に傾倒可能な傾倒機構と、前記傾倒機構が前記充電用のインレットを任意の位置に傾倒させた状態で前記充電用のインレットを固定可能な固定機構と、を備える。
上記(3)の構成によれば、傾倒機構は、充電用のインレットを車幅方向外側に臨む位置と車両の斜め後方を臨む位置の間の任意の位置に傾倒することができる。また、固定機構は、傾倒機構が充電用のインレットを任意の位置に傾倒させた状態で充電用のインレットを固定することができる。
これにより、壁や塀などの障害物が迫り、障害物と電動車両との間に充電用のコネクタを接続するのに十分な間隔を確保することができない場合に、傾倒機構によって充電用のインレットを車両の斜め後方を臨む位置に傾倒するとともに、固定機構によって車両の斜め後方を臨む位置に傾倒した充電用のインレットを固定することができる。この結果、壁や塀などの障害物が迫り、障害物と電動車両との間に充電用のインレットに充電用のコネクタを接続するのに十分な間隔を確保できない駐車場であっても、車両の斜め後方から充電用のインレットに充電用のコネクタを接続することができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(3)の構成において、前記傾倒機構は、前記充電用のインレットを取り付け可能なホルダと、前記ホルダを傾倒可能に支持可能なフレームと、を含む。
上記(4)の構成によれば、ホルダは充電用のインレットを取り付けることができ、フレームはホルダを傾倒可能に支持することができる。これにより、傾倒機構は充電用のインレットを電動車両の車幅方向外側に臨む位置と電動車両の斜め後方を臨む位置の間の任意の位置に傾倒することができる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(4)の構成において、前記固定機構は、前記ホルダに対して進退可能であって、その先端に突起を有する操作ボタンと、前記フレームに対して固定され、その先端外周に前記操作ボタンの先端に設けられた突起と嵌合可能な複数の凹部を有するセクタギアと、を含む。
上記(5)の構成によれば、操作ボタンはホルダに対して進退可能であって、その先端に突起を有し、セクタギアはフレームに対して固定され、その先端外周に操作ボタンの先端に設けられた突起と嵌合可能な複数の凹部を有する。これにより、操作ボタンの先端に設けられた突起がセクタギアの先端外周に設けられた複数の凹部の何れか一つと嵌合することで、ホルダを固定することができる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(1)から(5)の何れか一つの構成において、前記充電口の車両前後方向前方側に支持され、前記充電口を開閉するリッドをさらに備える。
上記(6)の構成によれば、リッドが充電口の車両前後方向前方側に支持され、充電口を開閉するので、通常時は充電口を閉鎖することができる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、壁や塀等の障害物が迫り、障害物と電動車両との間に充電用のインレットに充電用のコネクタを接続するのに十分な間隔を確保できない駐車場であっても、電動車両の斜め後方から受電用のインレットに充電用のコネクタを接続することができる。
本発明の一実施形態に係る電動車両の充電口装置が適用される電動車両を概略的に示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る電動車両の充電口装置を概略的に示す図であって、リッドを開いた状態を示す図である。 図2に示した電動車両の充電口装置の構成を概略的に示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る電動車両の充電口装置を概略的に示す図であって、充電用のインレットを電動車両の車幅方向外側に臨む位置に正対させた状態を示す図である。 図4に示した電動車両の充電口装置を概略的に示す図であって、充電用のインレットを電動車両の斜め後方に臨む位置に傾けた状態を示す図である。 図4及び図5に示した電動車両の充電口装置の構成を示す分解斜視図である。 図4及び図5に示した電動車両の充電口装置の要部構成を概略的に示す図であって、充電用のコネクタを車幅方向外側に臨む位置に正対させた状態を示す図である。 図4及び図5に示した電動車両の充電口装置の要部構成を概略的に示す図であって、充電用のコネクタを車両の斜め後方に臨む位置に傾けた状態を示す図である。 充電用のインレットを傾けた状態で固定する固定機構を示す図であって、(a)は突起が凹部に嵌合した状態を示す図であり、(b)は突起が凹部から離脱した状態を示す図である。 図9に示した操作ボタンを外方に向けて付勢する付勢する構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
また例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動車両の充電口装置11,21が適用される電動車両110,120を概略的に示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る電動車両の充電口装置11,21が適用される電動車両110,120は、電動車両110,120に搭載された駆動用バッテリ(図示せず)に電動車両110,120の外部から充電が可能である。電動車両110,120は、電動車両110,120に搭載された駆動用バッテリに電動車両110,120の外部から充電可能なものであれば、電気自動車(EV)のほか、ハイブリッド自動車(HV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)が含まれる。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る電動車両の充電口装置11,21は、電動車両110,120の車体後方側部に充電口111,121が開口する電動車両の充電口装置である。電動車両の充電口装置11,21は、例えば、車両後方側部を覆うアウタパネル112,122に充電口111,121が開口する。充電口111,121は、例えば、車両前後方向の寸法(長さ)が車両前後方向の寸法(高さ)よりもやや長い略矩形形状に形成されている。
[実施形態1]
図2は、本発明の一実施形態に係る電動車両の充電口装置11を概略的に示す図であって、リッド113を開いた状態を示す図である。図3は、図2に示した電動車両の充電口装置11の構成を概略的に示す図である。
図2及び図3に示すように、本発明の一実施形態に係る電動車両の充電口装置11は、充電用のインレット12を備えている。充電用のインレット12は、充電器(図示せず)に接続された充電用のコネクタ(充電ガン)(図示せず)が接続可能である。充電用のインレット12は、充電用のインレット12に接続された充電用のコネクタ(充電ガン)を介して充電器から電力が供給され、充電用のコネクタ(充電ガン)から供給された電力は充電用のインレット12を通り、駆動用バッテリに供給される(充電)。充電用のインレット12は、充電口111の車幅方向内側に設けられた収容部13に配置され、充電用のコネクタ(充電ガン)が接続される面(接続面12a)が車両の斜め後方に臨むように取り付けられている。
上述した本発明の一実施形態に係る電動車両の充電口装置11によれば、充電用のインレット12は、充電口111の車幅方向内側に設けられた収容部13に配置され、充電用のコネクタ(充電ガン)が接続される面(接続面12a)が車両の斜め後方に臨むように取り付けられているので、車両の斜め後方から充電用のインレット12に充電用のコネクタ(充電ガン)を接続することができる。これにより、壁や塀などの障害物が迫り、障害物と電動車両との間に充電用のインレット12に充電用のコネクタ(充電ガン)を接続するのに十分な空間が確保できない駐車場であっても、車両の斜め後方から充電用のインレット12に充電用のコネクタ(充電ガン)を接続することができる。
図2及び図3に示すように、収容部13は、平面視直角三角形であってその斜辺が開口する箱体であって、その内部に収容空間14が区画される。充電口111に臨み、収容空間14を区画する奥壁13aは、充電口111の車幅方向内側において車両後方側から車両前方側に向けて漸次深くなるように傾斜している。そして、充電用のインレット12は、奥壁13aに対して直角となる前壁13bに取り付けられる。
この収容部13によれば、充電口111に臨み、収容空間を区画する奥壁13aは、充電口111の車幅方向内側において車両後方側から車両前方側に向けて漸次深くなるように傾斜し、充電用のインレット12は、奥壁13aに対して直角となる前壁13bに取り付けられるので、充電用のコネクタ(充電ガン)を奥壁13aに干渉させることなく充電用のインレット12に接続することができる。
図3に示すように、前壁13bには、充電用のインレット12の後側部分12bが嵌まる嵌合穴13b1と充電用のインレット12の取り付けを可能とする取付穴(図示せず)とが設けられ、充電用のインレット12の後側部分12bが嵌合穴13b1に嵌まるように取り付けられる。
この前壁13bによれば、前壁13bには、充電用のインレット12の後側部分12bが嵌まる嵌合穴13b1と充電用のインレット12の取り付けを可能とする取付穴とが設けられ、充電用のインレット12の後側部分が嵌合穴13b1に嵌まるように取り付けられるので、充電用のインレット12が前壁13bに対して位置決めされ、充電用のインレット12を前壁13bに正確に取り付けることができる。
図2及び図3に示すように、電動車両の充電口装置11は、充電口111を開閉するリッド(蓋)113をさらに備えている。リッド113は、充電口111の車両前後方向前方側に支持され、充電口111を開閉可能である。
このようにすれば、リッド113が充電口111の車両前後方向前方側に支持され、充電口111を開閉するので、通常時は充電口111を閉鎖することができる。
[実施形態2]
図4は、本発明の一実施形態に係る電動車両の充電口装置21を概略的に示す図であって、充電用のインレット22を車幅方向外側に臨む位置に正対させた状態を示す図である。図5は、図4に示した電動車両の充電口装置21を概略的に示す図であって、充電用のインレット22を車両の斜め後方に臨む位置に傾けた状態を示す図である。図6は、図4及び図5に示した電動車両の充電口装置21の構成を示す分解斜視図である。図7は、図4及び図5に示した電動車両の充電口装置21の要部構成を概略的に示す図であって、充電用のインレット22を車幅方向外側に臨む位置に正対させた状態を示す図である。図8は、図4及び図5に示した電動車両の充電口装置21の要部構成を概略的に示す図であって、充電用のインレット22を車両の斜め後方に臨む位置に傾けた状態を示す図である。図9は、充電用のインレット22を固定する固定機構を示す図であって、(a)は突起61aが凹部62aに嵌合した状態を示す図であり、(b)は突起61aが凹部62aから離脱した状態を示す図である。図10は、図9に示した操作ボタン61突起を外方に向けて付勢する構成を示す図である。
図4から図6に示すように、本発明の一実施形態に係る電動車両の充電口装置21は、充電用のインレット22、傾倒機構5(図7及び図8参照)及び固定機構6(図7及び図8参照)を備えている。
充電用のインレット22は、充電口121の車幅方向内側に配置される。充電用のインレット22は、充電器(図示せず)に接続された充電用のコネクタ(充電ガン)が接続可能である。充電用のインレット22は、充電用のインレット22に接続された充電用のコネクタ(充電ガン)を介して充電器から電力が供給され、充電用のコネクタ(充電ガン)から供給された電力は充電用のインレット22を通り、駆動用バッテリに供給される(充電)。
傾倒機構5は、充電用のインレット22を車幅方向外側に臨む位置(図4に示す位置)と車両の斜め後方を臨む位置(図5に示す位置)との間の任意の位置に傾倒可能である。
固定機構6は、傾倒機構5が充電用のインレット22を任意の位置に傾倒させた状態で充電用のインレット22を固定可能である。
上述した本発明の一実施形態に係る電動車両の充電口装置21によれば、傾倒機構5は、充電用のインレット22を車幅方向外側に臨む位置(図5に示す位置)と車両の斜め後方を臨む位置(図6に示す位置)との間の任意の位置に傾倒することができる。また、固定機構6は、傾倒機構5が充電用のインレット22を任意の位置に傾倒させた状態で充電用のインレット22を固定することができる。
これにより、壁や塀などの障害物が迫り、障害物と電動車両との間に充電用のインレット22に充電用のコネクタを接続するのに十分な間隔を確保することができない場合に、傾倒機構5によって充電用のインレット22を車両の斜め後方を臨む位置に傾倒するとともに、固定機構6によって車両の斜め後方を臨む位置に傾倒した充電用のインレット22を固定することができる。この結果、壁や塀などの障害物が迫り、障害物と電動車両との間に充電用のインレット22に充電用のコネクタ(充電ガン)を接続するのに十分な間隔を確保できない駐車場であっても、車両の斜め後方から充電用のインレット22に充電用のコネクタ(充電ガン)を接続することができる。
図4から図6に示すように、上述した充電用のインレット22、傾倒機構5及び固定機構6は、充電口121の車幅方向内側に設けられた収容部23に配置される。
図6に示すように、収容部23は、前面が開口した箱体であって、その内部に平面視三角形の領域と平面視矩形の領域とが組み合わされた収容空間24が区画されている。
図6に示すように、平面視三角形の領域を区画する奥壁23aは、充電口121の車幅方向内側において車両後方側から車両前方側に向けて漸次深くなるように傾斜する。そして、図5に示すように、充電用のインレット22を車両の斜め後方を臨む位置(図5に示す位置)に傾倒させると、充電用のインレット22の充電用コネクタ(充電ガン)が接続される面(接続面22a)が奥壁23aに対して直角となる。これにより、充電用のインレット22を車両の斜め後方を臨む位置(図5に示す位置)に傾倒させた状態で、充電用のコネクタ(充電ガン)を奥壁23aに干渉させることなく充電用のインレット22に接続することができる。
図4から図6に示すように、平面視矩形の領域には、上述した充電用のインレット22、傾倒機構5及び固定機構6が収容される。
図6に示すように、平面視矩形の領域には直方体形状の空間が区画される。
上述したように、傾倒機構5は、充電用のインレット22を車幅方向外側に臨む位置(図4に示す位置)と車両の斜め後方を臨む位置(図5に示す位置)との間の任意の位置に傾倒可能であり、ホルダ51とフレーム52とを含んで構成されている。
図4から図6に示すように、ホルダ51には、充電用のインレット22が取り付け可能である。ホルダ51は、円筒を基にする外形を有する。ホルダ51は、インレット取付部51a及び一対の被支持部51b,51cを有している。
インレット取付部51aは、充電用のインレット22が取り付け可能であって、ホルダ51の側面に設けられる平坦な板状部に構成される。図6に示すように、インレット取付部51aには、充電用のインレット22の後側部分(図示せず)が嵌まる嵌合穴51a1と充電用のインレット22の取り付けを可能とする取付穴52a2とが設けられ、充電用のインレット22の後側部分が嵌合穴51a1に嵌まるように取り付けられる。
このインレット取付部51aによれば、インレット取付部51aには、充電用のインレット22の後側部分が嵌まる嵌合穴51a1と充電用のインレット22の取り付けを可能とする取付穴51a2とが設けられ、充電用のインレット22の後側部分が嵌合穴51a1に嵌まるように取り付けられるので、充電用のインレット22がインレット取付部51aに対して位置決めされ、充電用のインレット22をインレット取付部51aに正確に取り付けることができる。
一対の被支持部51b,51cは、フレーム52に支持される部分であって、インレット取付部51aを挟んで一方側と他方側とに設けられている。一対の被支持部51b,51cは、それぞれ外形の基にする円筒の開口を塞ぐように配置され、それぞれ外形の基にする円筒の中心を通る軸線上にピン穴51b1,51c1を有している。
この一対の被支持部51b,51cによれば、ホルダ51は、外形の基にする円筒の中心を通る軸線まわりに回転可能に支持される。
また、ホルダ51は、インレット取付部51aの反対側に開口51dを有している。開口51dは、充電用のインレット22に接続されるハーネス7をホルダ51から取り出すためのものであり、その両側に形成される各開口縁部51d1(図8参照),51d2(図7参照)は後述するストッパ52dと当接(干渉)可能である。
図5から図8に示すように、フレーム52は、ホルダ51を傾倒可能に支持可能である。フレーム52は、コの字状を基本とする外形を有する。フレーム52は、一対の支持部52a,52b及び連結部52cを有している。
一対の支持部52a,52bは、ホルダ51を支持する部分であって、ホルダ51を挟んで一方側と他方側とに設けられている。一対の支持部52a,52bは、車幅方向外側に延び、それぞれホルダ51の軸線上にピン穴52a1,52b1を有している。
図5から図8に示すように、フレーム52は、一対のピン53,54によってホルダ51と連結され、フレーム52は、一対のピン53,54のまわりにホルダ51を回転可能に支持する。
連結部52cは、一対の支持部52a,52bを相互に連結する部分であって、ホルダ51の回転を規制するストッパ52dを有している。ストッパ52dは、図7に示すように、上述したホルダ51の一方の開口縁部51d1と当接(干渉)することで、充電用のインレット22が車幅方向外側に臨む位置(図4に示す位置)よりも車両前方側に回転するのを規制する。また、ストッパ52dは、図8に示すように、上述したホルダ51の他方の開口縁部51d2と当接(干渉)することで、充電用のインレット22が車両の斜め後方を臨む位置(図5に示す位置)よりも車幅方向内側に回転するのを規制する。
また、図6に示すように、ストッパ52dの中程には、充電用のインレット22に接続されるハーネス7を取り出すための溝52d1が設けられている。これにより、充電用のインレット22を車幅方向外側に臨む位置(図4に示す位置)と車両の斜め後方を臨む位置(図5に示す位置)との間の任意の位置に傾倒させても充電用のインレット22に接続されるハーネス7がホルダ51とフレーム52とに挟まれて切断されるのを防止することができる。
上述した傾倒機構5によれば、ホルダ51は充電用のインレット22を取り付けることができ、フレーム52はホルダ51を傾倒可能に支持することができる。これにより、傾倒機構5は充電用のインレット22を車幅方向外側に臨む位置と車両の斜め後方に臨む位置の間の任意の位置に傾倒することができる。
上述したように、固定機構6は、傾倒機構5が充電用のインレット22を任意の位置に傾倒させた状態で充電用のインレット22を固定可能であり、操作ボタン61とセクタギア62とを含んで構成されている。
図9に示すように、操作ボタン61はホルダ51(インレット取付部51a)に対して進退可能であって、その先端に突起61aを有する。図10に示すように、操作ボタン61インレット取付部51aとの間には、引っ張りバネ63が張架され、操作ボタン61はホルダ51(インレット取付部51a)から外方に向けて突出するように付勢されている。
図9に示すように、セクタギア62は、フレーム52に対して固定され、その先端外周に操作ボタン61の先端に設けられた突起61aと嵌合可能な複数の凹部62aを有する。セクタギア62の嵌合可能な複数の凹部62aの数は、設計要件に沿って任意に設定可能である。セクタギア62の嵌合可能な複数の凹部62aの数は、二つ以上であって、少なくとも充電用のインレット22を車幅方向外側に臨む位置(図4に示す位置)に傾倒させた場合に操作ボタン61の先端に設けられた突起61aと噛み合う位置と、充電用のインレット2を車両の斜め後方に臨む位置(図5に示す位置)に傾倒させた場合に操作ボタン61の先端に設けられた突起61aと噛み合う位置と、に設けられる。
上述した固定機構6によれば、操作ボタン61はホルダ51に対して進退可能であって、その先端に突起61aを有し、セクタギア62はフレーム52に対して固定され、その先端外周に操作ボタン61の先端に設けられた突起61aと嵌合可能な複数の凹部62aを有する。これにより、操作ボタン61の先端に設けられた突起61aがセクタギア62の先端外周に設けられた複数の凹部62aの何れか一つと嵌合することでホルダ51を固定することができる。そして、引っ張りバネ63の付勢力に抗して操作ボタン61を押圧すると、操作ボタン61の先端に設けられた突起61aがセクタギア62の先端外周に設けられた凹部62aから離脱することでホルダ51が傾倒可能となる。
図6から図8に示すように、電動車両の充電口装置21は、傾倒機構5及び固定機構6を覆うカバー8をさらに備えている。カバー8には、ホルダ51を傾倒可能とする矩形の開口8aが設けられている。
このようにすれば、カバー8が傾倒機構5及び固定機構6を覆い、見栄えを良くすることができる。
図4から図6に示すように、電動車両の充電口装置21は、充電口121を開閉するリッド(蓋)123をさらに備えている。リッド123は、充電口121の車両前後方向前方側に支持され、充電口121を開閉可能である。
このようにすれば、リッド123が充電口121の車両前方側に支持され、充電口121を開閉するので、通常時は充電口121を閉鎖することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
11 電動車両の充電口装置
12 充電用のインレット
12a 接続面
12b 後側部分
13 収容部
13a 奥壁
13b 前壁
13b1 嵌合穴
14 収容空間
110 電動車両
111 充電口
112 アウタパネル
113 リッド(蓋)
21 電動車両の充電口装置
22 充電用のインレット
22a 接続面
23 収容部
23a 奥壁
24 収容空間
5 傾倒機構
51 ホルダ
51a インレット取付部
51a1 嵌合穴
51a2 取付穴
51b,51c 被支持部
51b1,51c1 ピン穴
51d 開口
51d1,51d2 開口縁部
52 フレーム
52a,52b 支持部
52a1,52b1 ピン穴
52c 連結部
52d ストッパ
52d1 溝
53,54 ピン
6 固定機構
61 操作ボタン
61a 突起
62 セクタギア
62a 凹部
63 引っ張りバネ
7 ハーネス
8 カバー
8a 開口
120 電動車両
121 充電口
122 アウタパネル
123 リッド(蓋)

Claims (6)

  1. 電動車両の車体後方側部に充電口が開口する電動車両の充電口装置であって、
    前記充電口の車幅方向内側に設けられた収容部に配置され、充電用のコネクタが接続される面が車両の斜め後方に臨むように取り付けられた充電用のインレットを備えることを特徴とする電動車両の充電口装置。
  2. 前記収容部は、平面視直角三角形であってその斜面が開口する箱状であって、その内部に収容空間が区画され、
    前記充電口に臨み、前記収容空間を区画する奥壁は、充電口の車幅方向内側において車両後方側から車両前方側に向けて漸次深くなるように傾斜し、
    前記充電用のインレットは、前記奥壁に対して直角となる前壁に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の電動車両の充電口装置。
  3. 電動車両の車体後方側部に充電口が開口する電動車両の充電口装置であって、
    前記充電口の車幅方向内側に配置される充電用のインレットと、
    前記充電用のインレットを車幅方向外側に臨む位置と車両の斜め後方を臨む位置との間の任意の位置に傾倒可能な傾倒機構と、
    前記傾倒機構が前記充電用のインレットを任意の位置に傾倒させた状態で前記充電用のインレットを固定可能な固定機構と、
    を備えることを特徴とする電動車両の充電口装置。
  4. 前記傾倒機構は、
    前記充電用のインレットを取り付け可能なホルダと、
    前記ホルダを傾倒可能に支持可能なフレームと、
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の電動車両の充電口装置。
  5. 前記固定機構は、
    前記ホルダに対して進退可能であって、その先端に突起を有する操作ボタンと、
    前記フレームに対して固定され、その先端外周に前記操作ボタンの先端に設けられた突起と嵌合可能な複数の凹部を有するセクタギアと、
    を含むことを特徴とする請求項4に記載の電動車両の充電口装置。
  6. 前記充電口の車両前後方向前方側に支持され、前記充電口を開閉するリッドをさらに備えることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の電動車両の充電口装置。
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