JP2012221955A - 不正操作防止カム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安全インターロックスイッチを選択的に作動させるのに使用される不正操作防止用のカム装置2を提供する。
【解決手段】 カム装置2は、スイッチ6を作動させるために2つの位置の間で選択的に回転可能なカム12を備えている。カム12は、2つの位置の一方にカム12をロックするロック機構20、22、32a、32bを有している。ロック機構20、22、32a、32bは、カム12の両側に設けられる個別の機械式ロック20、22、32a、32bで構成されている。カム12を他方の位置まで回転させるには、専用のキーアクティベータ8を使用して各機械式ロックのロックを解除しなければならない。
【選択図】 図7

Description

本発明は、選択的にスイッチを作動させるのに使用されるカム装置に関する。特に、安全インターロックスイッチに使用されるが、これに限られるわけではない。
通常、安全インターロックスイッチは、機械の防護ドアに隣接して取り付けられ、機械が静止状態のときにのみ、防護ドアを開いて機械に接近し操作できるようにするものである。このようなスイッチは、機械への電力供給を可能にする常閉接点(normally closed contacts)を有している。電力供給を遮断して機械を停止し、防護ドアのロックを解除するには、スイッチを作動させて常閉接点を開く必要がある。スイッチの作動は、スプリング(バネ)で付勢されたカムプランジャをスイッチハウジングから出したり入れたりして常閉接点の開閉を行うカムプランジャの繰り返し動作により行う。
カムプランジャは、カムの回転により移動する。作動キーをカムハウジングに挿入したりカムハウジングから引き出したりして、作動キーをカムのプロファイルと係合させたり解除したりすることにより、カムは回転する。通常、作動キーをカム機構に差し込むまでは機械を再始動することはできない。また、作動キーを引き出すことによって常閉接点を強制的に開いて、機械を停止している。
公知のカム機構の欠点の1つは、カムの回転が比較的容易で、したがってアクティベータの挿入によってカムを直接回転させるというカム機構の不正操作が起こり得ることである。
本発明の目的はこのような欠点を軽減することにある。また、本発明の更なる目的は、特定の承認されたキーアクティベータ(key activator)を挿入したときにのみカムが回転するという改良されたカム機構を提供することにある。
本発明のカム装置は、第1のプランジャ位置と第2のプランジャ位置との間を移動(変位)するカムプランジャの動作によってスイッチを選択的に作動させるのに使用される。カムプランジャの第1のプランジャ位置と第2のプランジャ位置に対応するカムの第1のカム位置と第2のカム位置との間を回転するカムの回転によって、カムプランジャは第1のプランジャ位置と第2のプランジャ位置の間を移動する。本発明のカム装置は、カムと、カムを第1のカム位置にロックするロック機構(locking system)と、ロック機構のロックを解除してカムを第2のカム位置まで回転させるリリース機構(release system)とから構成される。ロック機構は、カムの両側のそれぞれに設けられる個別の機械式ロック(mechanical lock)で構成されている。カムを第2のカム位置まで回転させるには、リリース手段、すなわち、リリース機構によって、機械式ロックのロックをそれぞれ解除(unlock)しなければならない。
リリース機構は、複数の機械式ロックを同時に解除できるものであればよい。
たとえば、各機械式ロックは2つの個別の部品で構成される。カムのロックを解除するには、個別の部品のロックを順々に解除しなければならない。
2つの個別の部品は、少なくとも1つのロックリリースと少なくとも1つのロッキングアームであってもよい。ロックリリースは、リリース機構を受ける手段と、解除した後ロッキングアームを移動する当接手段とを有する。カムはカムのプロファイル(profile)上に形成されたロッキング凹部を有している。ロッキングアームはこのロッキング凹部と解除可能に係合するアーム部を有している。ロッキングアームをスプリング付勢(spring loaded)してもよい。
好ましい実施の1つの形態では、カムを選択的に回転可能にカムピンに取り付ける。ロックリリースもカムピンに取り付ける。リリース機構とロックリリースとが係合したとき、ロックリリースはカムピンを中心に回転することができる。ロッキングアームは、ロックリリースから離れて個別に取り付けてもよい。
カムの両側には、少なくとも2つのロックリリースをそれぞれ設けてもよい。2つのロックリリースとは、前面ロックリリース(front lock release)と端部ロックリリース(end lock release)である。前面ロックリリースと端部ロックリリースは、どちらか一方が回転して一方が他方を移動させるときに係合する、それぞれ対応する当接手段を有している。また、前面ロックリリースと端部ロックリリースは、リリース機構を受ける手段をそれぞれ有しており、異なる角度で方向づけることができる。たとえば、その角度は90度である。また、カム装置は、リリース機構が取り除かれるとカムを初期位置に戻す復帰手段を有していてもよい。また、復帰手段は、ロックリリースのうち少なくとも1つとカムに作用する復帰スプリング(バネ)を備えている。復帰手段は、カムの回転を制限する停止手段を有していてもよい。たとえば、停止手段は、カムまたはロックリリースの一方に形成されたスロットと、カムまたはロックリリースの他方に設けられてスロット内を移動するスピゴット(spigot)とから構成される。スピゴット及びスロットは、カム及びロックリリースの回転軸と同軸的に設けることができる。スロットの少なくとも一方の端部はスピゴットと当接する。
リリース機構は、カムの両側に設けられたロック機構とそれぞれ接触する2つの個別の従属アーム(dependent arm)を備えていてもよい。さらに、リリース機構は、アームの下方に配置されるカムムーバーを備えていてもよい。カムムーバーは、いったんロック機構が解除されるとカムとのみ接触し、カムを動作可能にする。
次に、添付の図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施例について説明する。具体的な実施例はほんの一例である。
本発明にしたがって構成し、安全スイッチに取り付けたカム装置の斜視図である。 図1のカムハウジングの端面図で、ハウジング内部にあるカム機構を示すためにカムハウジングの端部を取り除いてある。 図2のカム機構の展開図である。 図3のカムの詳細図で、カムピンは省略してある。 カムハウジングの斜視図で、ロッキングアームの取り付けを示すためにハウジング端部を取り除いてある。また、カム並びにカムの前面ロックリリース及び端部ロックリリースは図面から省略してある。 図1のカムハウジングの中央縦断面図で、キーアクティベータがカムに挿入されておらず、ロッキングアームによってカムの回転が阻止されている状態を示している。 図6の縦断面に平行な面で切断した断面図で、キーアクティベータがカムハウジングの端部から挿入されて、端部ロックリリースと係合している間カムが回転する最初の段階を示している。 図6と同じ断面図であるが、キーアクティベータが完全に挿入されてカムと係合している状態を示している。 図7と同じ断面図であるが、カムハウジングの前面からキーアクティベータを挿入する場合の代替挿入ルートを示している。図では、キーアクティベータが部分的に挿入されており、カムの前面ロックリリースに接触している。 図8と同様の断面図であるが、キーアクティベータが前面から挿入されている状態を示している。 カムとカムの端部ロックリリースの1つとの相互作用を示す詳細展開図である。 図8と同様の断面図であるが、さらに切断して、キーアクティベータが部分的に挿入されて、端部ロックリリースがカムの側面プロファイル(side profile)で係合している状態を示している。 図8と同じ断面図であるが、キーアクティベータが引き出されている。
図1及び図2に最も良く示されているように、本発明のカム装置は、スイッチ6′に動作可能に取り付けられたカム機構4を収納するカムハウジング2を備えている。カム機構4は、カムハウジング2の前面開口部7または端部開口部10から挿入できるキーアクティベータ8によって動作する。複数の挿入用の開口部7,10を設けることによって、さまざまな姿勢でカム装置を取り付けることを可能にするとともに、リリース機構の少なくとも一部を構成するキーアクティベータ8を挿入する際に、前面開口部7と端部開口部10のいずれかを選択することによって操作者が操作しやすいようにしている。
図2、図3、及び図4に最も良く示されているように、カム機構4は、カムピン14に回転可能に取り付けられるカム12を備えている。カムハウジング2は、一対の同心の孔18が形成された内部ハウジング16を有している。カムピン14は、これらの孔18を介して内部ハウジング16の内部に堅固に(rigidly)に取り付けられている。カム12の他に、カム機構4はカムピン14に選択的に回転可能に取り付けられる左側前面ロックリリース20と左側端部ロックリリース22とを備えている。左側前面ロックリリース20は内部ハウジング16の内部に取り付けられ、左側端部ロックリリース22は左側前面ロックリリース20とカム12の一方の側面との間に取り付けられる。
また、左側前面ロックリリース20及び左側端部ロックリリース22と鏡面対象となるように、右側前面ロックリリース20及び右側端部ロックリリース22が、カム12の反対側に設けられている。カムピンへの取り付け(組み立て)は2つのコイル状の端部26を有するカムスプリング(バネ)24を使用して行う。カムスプリングの端部26は、カム12から離れて且つカムの内部ハウジング16の内壁部に隣接して、前面ロックリリースの各々に設けられた環状のショルダー部28の周囲に係合する。
カムピン14の他に、ロッキングアームシャフト30もカムの内部ハウジング16にカムピン14と並行して堅固に取り付けられている。ロッキングアームシャフト30は、互いに鏡面対象となる一対のロッキングアーム32の一方を左側に、他方を右側に支持する。各ロッキングアーム32は、ロッキングアーム32を付勢するロッキングアームスプリング(バネ)34を備えている。
左右のロッキングアーム32及び左右の前面ロックリリース20、22の各々は、前面開口部7または端部開口部10のいずれかからキーアクティベータ8を挿入することによって各種のロッキング部品が順々に解放されるまで、いわゆる「オフ」位置にカム12をロックするように作用する。すなわち、2組の左右のスプリング付勢回転アーム(spring loaded rotating arm)(20、22)(各スプリングにより付勢された回転アームは、前述の前面ロックリリース20と端部ロックリリース22とを備えている)がキーアクティベータ8の挿入によって作動すると、スプリング付勢回転アーム(20、22)は回転し、各々の通常の位置でカム12をロックしカムの回転を阻止している2つの左右のスプリング付勢回転アーム(ロッキングアーム32)の係合を解除する。
図5(ロッキングアーム32の構造をより明確に示すために、カムの内部ハウジング16内にはロッキングアーム32のみが示されている)を参照すると、各ロッキングアーム32は2つのアーム部32a及び32bを備えている。各ロッキングアーム32の第1のアーム部32aは、カム12のプロファイル上に形成された同じロッキング凹部36に係合する(図6を参照)。各ロッキングアーム32の第2のアーム部32bは、前面ロックリリース20と端部ロックリリース22とにそれぞれ係合する。2つのアーム部32a、32bは、ロッキングアームシャフト30上のロッキングアーム用の回転可能な取付具の周囲に堅固に接続される。
図6を参照すると、カムハウジング2にキーアクティベータ8が挿入されていないときには、カム12のプロファイル上に形成されたロッキング凹部36の周辺部に係合している(左右の)ロッキングアーム32の第1のアーム部32aによりカム12の回転は阻止されている。この位置では、カムプランジャ38はスイッチハウジング6の内部に延びるように、カム12の外周プロファイル(outer profile)により支持されている。この位置では、スイッチ内の常閉接点(normally closed contact)5(図8)は開いており、スイッチ内の常開接点(normally open contact)は閉じており、電力は供給対象の機械(attendant machinery)には供給されない。
図1に最も良く示されているように、キーアクティベータ8は実質的に先が2つに分かれたフォークのような形状をしている。(左右の)各先端部(prong)40は2つの先端部の間に延びるブリッジ部42に支持され、キーアクティベータ8は細長いハンドル部44で終端している。前述したように、使用時には、キーアクティベータ8はカムハウジング2の開口部7、10から挿入されて、カム12を回転させ、そしてスイッチ6´を作動させる。図7及び図8に示すように、スイッチを作動させるには多くのステップを経る必要がある。図7及び図8では、キーアクティベータ8は端部開口部10から挿入されている。この位置でキーアクティベータ8がカムハウジング2の内部に入ると、最初に、左右の先端部40は左右の端部ロックリリース22とそれぞれ係合する。各端部ロックリリース22は第1のアーム部46を備えている。第1のアーム部46の端部には、各先端部40を収容する溝部(トラフ)(trough)47(図3,図7)が形成されている。溝部(トラフ)47は、ロックリリース22から外側に延びて、当接ショルダー部49(図3)の役割も果たしている。キーアクティベータ8をさらに奥に挿入すると、先端部40が溝部(トラフ)47に係合し、端部ロックリリース22を押す。このとき、端部ロックリリース22はカムピン14上の取付具の周りを回転する。端部ロックリリース22の回転により、端部ロックリリース22の上に載っているロッキングアーム32の第2のアーム部32bは、バネ力に抗して端部ロックリリース22の回転に伴って回転する。これにより、ロッキングアーム32の第1のアーム部32aは持ち上げられて、カム12のロッキング凹部36と第1のアーム部32aとの係合は強制的に解除される。その結果、カム12は解放されて回転可能となる。キーアクティベータ8をさらに奥に挿入すると、(図8に最もよく示されているように)キーアクティベータ8のブリッジ部42はカムのプロファイルに設けられた第1のスロット48に係合する。これによってカム12は回転し、カム12に設けられた別の凹部50をカムプランジャ38に近づける。スイッチハウジング6からカムプランジャ38を付勢するバネ力により、カムプランジャ38はスイッチハウジング6から出てカム12のプロファイル内に変位して、カム12の凹部50と係合する。
その結果、スイッチ6´内の常閉接点は閉じ、常開接点は開いて、電力が機械に復電される。
図9及び図10は、カムハウジング2の前面開口部7からキーアクティベータ8を挿入してカムを解放し回転させる場合を示している。この場合、左右のスプリング26は左右の前面ロックリリース20にそれぞれ係合する。各前面ロックリリース20は湾曲した湾曲アーム部52を有しており、キーアクティベータ8の先端部40は前面ロックリリース20の湾曲アーム部52に係合して前面ロックリリース20を回転させる。前面ロックリリース20の湾曲アーム部52が回転するのにつれて、湾曲アーム部52は端部ロックリリース22の当接ショルダー部49(図3)と係合する。これにより、端部ロックリリース22は前面ロックリリース20とともに回転する。前述の場合と同様に、この回転により、ロッキングアーム32の第2のアーム部32bが回転する。キーアクティベータ8をさらに奥に挿入すると、キーアクティベータ8のブリッジ部42がカムのプロファイルに設けられた第2のスロット54に係合する。このとき、ロッキングアーム32の第1のアーム部32aはカム12のロッキング凹部36から外れ、カム12は回転可能になる。前述した場合と同様に、その結果、カムプランジャ38はスイッチハウジング6から出てカムの凹部50に係合し、接点が切り替わり、電力が機械に復電される。
図11から図13に最も良く示されているように、各端部ロックリリース22はカム復帰スピゴット(つまみ状の部分)(spigot)56を有している。カム復帰スピゴット56はカム12の側面に設けられたスロット58に係合する。カム側面に設けられたスロット58は、カムピン14の長手方向の軸と同心の円弧である。カムの側面に設けられたスロット58は、左右の端部ロックリリース22のスピゴット56を収容する。このような構成により、キーアクティベータ8を抜き取った後、カム12が正しい位置でロッキングアーム32によりロックされることを確実にしている。
図12(キーアクティベータ8を端部開口部から挿入する場合について説明した図であるが、前面開口部から挿入する場合にも同じ原理を適用できることは理解されよう)に最も良く示されているように、キーアクティベータ8を挿入すると、端部ロックリリース22は回転し、最初にスロット58の一方の端部の当接位置Xから離れる方向にスピゴット56を移動させる。回転時のスピゴット56はもはやカム12とは当接せず、スロット58に沿って移動する。その結果、カム12は自由に回転できるようになる。キーアクティベータ8を抜き取ると(図13を参照)、キーアクティベータ8が端部ロックリリース22を押すことはない。端部ロックリリース22は、スプリング24、26により付勢されているので、スプリング24、26の力で開始位置に回転して戻る。これにより、端部ロックリリース22のスピゴット56はスロット58に沿ってスロット58の端部に戻り、当接位置Xでもう一度カム12と当接する。当接位置Xは、スピゴット56によってカム12を確実に移動するように、カムのプロファイルに設けられたロッキング凹部36と係合するスプリングにより付勢されたロッキングアーム32と係合する正しい位置に配置されている。
本発明は前述した実施例の詳細に限定されるものではなく、実施例は単に例として述べたものであることは理解されよう。
カムの回転が容易ではなく、カム機構の不正操作が起こり得ないカム装置を提供することができる。
2 カム装置
4 カム機構
6 スイッチハウジング
7,10 開口部
8 キーアクティベータ
12 カム
14 カムピン
16 内部ハウジング
18 孔
20 前面ロックリリース
22 端部ロックリリース
24,26 スプリング
30 ロッキングアームシャフト
32 ロッキングアーム
32a 第1のアーム部
32b 第2のアーム部
40 先端部
42 ブリッジ部
47 溝部
48 第1のスロット
50 凹部
52 湾曲アーム部
54 第2のスロット
56 スピゴット
58 スロット

Claims (20)

  1. 第1のプランジャ位置と第2のプランジャ位置との間を移動するカムプランジャの動作によってスイッチを選択的に作動させるのに使用され、前記第1のプランジャ位置と前記第2のプランジャ位置と対応する第1のカム位置と第2のカム位置との間を回転するカムの回転により、前記カムプランジャが前記第1のプランジャ位置と前記第2のプランジャ位置との間を移動するカム装置であって、
    前記カムと、前記カムを前記第1のカム位置にロックするロック機構と、前記ロック機構のロックを解除して前記カムを前記第2のカム位置まで回転させるリリース機構とを備え、
    前記ロック機構は、前記カムの両側のそれぞれに設けられる個別の機械式ロックで構成されており、前記カムを前記第2のカム位置まで回転させるには、前記リリース機構によって前記機械式ロックのロックをそれぞれ解除しなければならないことを特徴とするカム装置。
  2. 前記リリース機構は、前記機械式ロックをそれぞれ同時に解除するようになっている請求項1に記載のカム装置。
  3. 前記機械式ロックは2つの個別の部品でそれぞれ構成されており、前記カムのロックを解除するには前記2つの部品のロックを順々に解除しなければならない請求項1または2に記載のカム装置。
  4. 前記2つの個別の部品は、少なくとも1つのロックリリースと少なくとも1つのロッキングアームとで構成されている請求項3に記載のカム装置。
  5. 前記ロックリリースは、前記リリース機構を受ける手段と、前記ロッキングアームを解除してから移動させる当接手段とを有している請求項4に記載のカム装置。
  6. 前記カムは前記カムのプロファイル上にロッキング凹部を有しており、前記ロッキングアームは前記ロッキング凹部と解除可能に係合するアーム部を有している請求項4または5に記載のカム装置。
  7. 前記ロッキングアームはスプリング付勢されている請求項4、5、または6に記載のカム装置。
  8. 前記カムはカムピン上で選択的に回転するように取り付けられており、
    前記ロックリリースも前記カムピンに取り付けられており、前記リリース機構がロックリリースと係合したときに、前記ロックリリースは前記カムピンを中心として回転可能である請求項4乃至7のいずれか1項に記載のカム装置。
  9. 前記ロッキングアームは、前記ロックリリースから離れて取り付けられている請求項4乃至8のいずれか1項に記載のカム装置。
  10. 前記カムの両側のそれぞれに少なくとも2つの前記ロックリリースが設けられており、前記ロックリリースの各々は、1つの前面ロックリリースと1つの端部ロックリリースとから構成されており、前記前面ロックリリースと前記端部ロックリリースは、前記2つのロックリリースの一方が回転して前記2つのロックリリースの他方を移動させたときに係合する、対応する当接手段を有している請求項4乃至9のいずれか1項に記載のカム装置。
  11. 前記前面ロックリリースと前記端部ロックリリースは、前記リリース機構を受ける手段をそれぞれ有しており、異なる角度に方向づけられている請求項10に記載のカム装置。
  12. 前記角度が90度である請求項11に記載のカム装置。
  13. 前記リリース機構を取り除くと前記カムを前記カムの初期位置に戻す復帰手段を有している請求項4乃至12のいずれか1項に記載のカム装置。
  14. 前記復帰手段は、少なくとも1つの前記ロックリリースと前記カムに作用する戻りスプリングで構成されている請求項13に記載のカム装置。
  15. 前記復帰手段は、前記カムの回転を制限する停止手段を有している請求項13または14に記載のカム装置。
  16. 前記停止手段は、前記カムと前記ロックリリースの一方に形成されたスロットと、前記カムと前記ロックリリースの他方に設けられて前記スロット内を移動するスピゴットとから構成されている請求項15に記載のカム装置。
  17. 前記スピゴットと前記スロットは、前記カムと前記ロックリリースの回転軸と同軸的に設けられており、前記スロットの少なくとも1つの端部は前記スピゴットと当接する部分を有している請求項16に記載のカム装置。
  18. 前記リリース機構は、前記カムの両側に配置された前記ロック機構とそれぞれ接触する2つの個別の従属アームを備えている請求項1乃至17のいずれか1項に記載のカム装置。
  19. 前記リリース機構は、さらに前記従属アームの下方に設けられて、前記ロック機構のロックが解除されると、前記カムを動作させるように前記カムとのみ接触するカムムーバーを備えている請求項18に記載のカム装置。
  20. カムプランジャの動作によってスイッチを選択的に起動し、添付の図面を参照しつつ本明細書に記載されているように実質的に作動するカム装置。
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