JP2005162481A - 自動ロック式エレベータブレーキ - Google Patents
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- B66B5/00—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
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Abstract
【課題】訓練されたエレベータ要員だけがアクセスできる、エレベータシステムのブレーキ解放システムを実現する。
【解決手段】ブレーキを解放するには、許可されたエレベータ要員のみがアクセスする必要があるエレベータケージ用ブレーキシステム。このシステムはブレーキシステムをロック状態に維持し、それにより、許可された要員がブレーキシステムをロック解除するまで、エレベータケージを乗客に対して動作停止させる自動ロック装置12を含む。
【選択図】図1
【解決手段】ブレーキを解放するには、許可されたエレベータ要員のみがアクセスする必要があるエレベータケージ用ブレーキシステム。このシステムはブレーキシステムをロック状態に維持し、それにより、許可された要員がブレーキシステムをロック解除するまで、エレベータケージを乗客に対して動作停止させる自動ロック装置12を含む。
【選択図】図1
Description
本発明はエレベータブレーキシステムに関し、詳細にはエレベータブレーキシステムの自動ロック式ブレーキアセンブリに関する。
特定の事例においては、電源故障により、エレベータケージは建物の各階の中間で停止することがあり、その結果、例えばエレベータブレーキをロックして、すべての乗客を退去させる必要がある。エレベータブレーキシステムはロックされた状態に維持され、一般の人はこの状態を解放できないことが重要である。
例えば、ハンドルにより作動されるケーブルブレーキ解放システムを用いて、ハンドルを取外し可能にし、南京錠(パッドロック)を用いてハンドルをロックすることにより、一般人がブレーキを解放できないようにすることが提案されてきた。このようなシステムにおいては、ハンドルが、エレベータケージの移動を可能にする所定の場所に残されるかもしれない。また、エレベータシステムの点検中、ハンドルを置き間違えるかまたは紛失するか、または南京錠を置き間違える可能性がある。
米国特許第5971109号明細書
本発明の目的は、訓練されたエレベータ要員だけがアクセスできる、エレベータシステムのブレーキ解放システムを実現することである。
本発明の別の目的は、ブレーキハンドルを含む自動ロック式エレベータブレーキシステムを実現することであり、この場合においては、ブレーキハンドルを解放するのにキーが必要とされ、このキーは、エレベータ機械がロックシステムの近傍から離れる前は、動かないようにハンドルを自動的にロックする。
本発明の目的および利点は、一般に、ブレーキリセット位置およびブレーキ解放位置の間を回転可能なエレベータ駆動ブレーキ要素(ドライブ・ブレーキ・エレメント)と、前記ブレーキ要素が前記ブレーキリセット位置にあるときのロック位置および前記ブレーキ要素が前記ブレーキ解放位置にあるときの非ロック位置の間で移動すべく、前記ブレーキ要素に取り付けられたハンドルとを備える、自動ロック式エレベータブレーキにより達成できる。前記ハンドルはハンドルに形成されたラッチ受入穴と、前記ロック位置に前記ハンドルを保持するための選択的に操作されるロック手段とを有する。また、前記ロック手段は、前記ハンドルがロック位置にあるときに、前記ラッチ受入穴に解放可能に係合するラッチプランジャを含む。
本発明の前述の目的および利点は、当業者には、添付図面と併せた本発明の好ましい実施形態の以下の詳細な説明を理解することにより容易に明らかになるであろう。
図を参照すると、軸16の周りを回転するように取り付けられたドラム14などのブレーキ要素に一端を固定された、細長ハンドル12を備える自動ロック式エレベータブレーキ作動要素10が示されている。ドラム14は、例えば米国特許第5971109号明細書に図示され、説明されているシステムの形態であってもよい、エレベータケージ駆動ブレーキシステムの一体化部分である。ハンドル12には、図3で明瞭に示されるラッチ受入穴18が設けられる。
通常、ハンドル12は、図1および図2に示すとおり、ロックアセンブリ20内のロック位置にある。ハンドル12のこの位置においては、ドラム14はリセット位置にあり、駆動ブレーキ(図示なし)が係合されていない限りは、エレベータケージを動かすことができる。ロックアセンブリ20は、例えばエレベータ制御室内のキャビネットまたは壁などの固定面22に堅固に取り付けられた主ハウジングを含む。ロックアセンブリ20は、ハンドル12の一部をラッチ受入穴18内に受け入れるための凹部24を含む。ロックアセンブリ20はさらに、標準住宅用または商業用ドアのラッチ機構と原理的および構造的に類似のラッチシステムを含む。図示された実施形態においては、通常ラッチシステムは、図4に明瞭に示されるとおり、ばねで閉位置に付勢されているラッチプランジャ26を含む。ラッチプランジャ26は、ハンドル12先端のカム作用により、ロッキングばね(図示なし)の付勢力に対向して開位置である内側方向にカム運動を生じる。ラッチプランジャ26の最も外側の末端部がハンドル12の穴18と位置が一致すると、ラッチプランジャ26はそれの閉およびロック位置に駆動される。その結果、ハンドル12は所定の位置に固定され、ロックされ、次に、許可された要員がキー28をロックアセンブリ20のロックシリンダ30に挿入して、適切にロックアセンブリ20のロックを解除し、プランジャ26をハンドル12のラッチ受入穴18内のロック位置から解放するまで、この状態を維持する。ハンドル12が凹部24から外に移動すると、ドラム14がブレーキ解放位置まで回転し、駆動ブレーキを解放し、エレベータケージの移動を可能にする。
本発明の図示した実施形態では、図5に示すとおり、安全スイッチ接点32が凹部24内に取り付けられている。図5に示すとおり、安全スイッチ接点32はロック位置にあるハンドル12と係合することにより作動して、エレベータ駆動動作を可能にする。ハンドル12が凹部24から外に移動すると、安全スイッチ接点32はエレベータケージ駆動への電力をオフにし、その後、手動操作によって、ハンドル12を閉位置およびロック位置に復帰させるまで、エレベータケージを走行させない。
さらに、プランジャ26の引き込みを容易にするために、ハンドル12の先端34を丸くするかまたは傾斜させることにより、プランジャ26のカム運動を容易にし、また作用するばねの付勢力に逆らってプランジャを滑らかに動くようにする。
特許法の規定に従い、本発明を好ましい実施形態を示すことを考慮して説明してきた。ただし、本発明は、本発明の精神または範囲から逸脱することなく、特定して図示し説明した内容と異なる実施形態を実現できることは理解されるべきである。
10 エレベータブレーキ作動要素
12 ハンドル
14 ドラム
16 軸
18 ラッチ受入穴
20 ロックアセンブリ
22 固定面
24 凹部
26 ラッチプランジャ
28 キー
30 ロックシリンダ
32 安全スイッチ接点
34 先端
12 ハンドル
14 ドラム
16 軸
18 ラッチ受入穴
20 ロックアセンブリ
22 固定面
24 凹部
26 ラッチプランジャ
28 キー
30 ロックシリンダ
32 安全スイッチ接点
34 先端
Claims (13)
- ブレーキリセット位置とブレーキ解放位置との間で回転可能なエレベータ駆動ブレーキ要素と、
前記ブレーキ要素が前記ブレーキリセット位置にあるロック位置と、前記ブレーキ要素が前記ブレーキ解放位置にある非ロック位置との間で移動すべく、前記ブレーキ要素に取り付けられたハンドルと、
前記ハンドルを前記ロック位置に維持するために選択的に操作されるロック手段とを備えている自動ロック式エレベータブレーキシステム。 - 前記ハンドルはハンドルに形成されたラッチ受入穴を有し、前記ロック手段は、前記ハンドルがロック位置にあるときに、前記ラッチ受入穴に解放可能に係合するラッチプランジャを有する、請求項1に記載の自動ロック式エレベータブレーキシステム。
- 前記ハンドルは、前記ブレーキ要素に取り付けられた端部を有する細長アームを含んでいる、請求項1に記載の自動ロック式エレベータブレーキシステム。
- 前記ロック手段はラッチプランジャを含み、前記細長アームは前記ラッチプランジャを受け入れる穴を有する、請求項3に記載の自動ロック式エレベータブレーキシステム。
- 前記アームは前記ラッチプランジャを作動させるための先端部分を有する、請求項4に記載の自動ロック式エレベータブレーキシステム。
- 前記先端部分は前記ラッチプランジャに接触する丸い外形形状を有する、請求項5に記載の自動ロック式エレベータブレーキシステム。
- 前記ロック手段は、前記ハンドルを前記ロック位置から選択的に解放するためのキー作動式ロックシリンダを有する、請求項1に記載の自動ロック式エレベータブレーキシステム。
- 前記ロック手段は、前記ロック位置にある前記ハンドルと接触することにより作動する安全スイッチ接点を有する、請求項1に記載の自動ロック式エレベータブレーキシステム。
- ブレーキリセット位置とブレーキ解放位置との間で回転可能なエレベータ駆動ブレーキ要素と、
前記ブレーキ要素が前記ブレーキリセット位置にあるロック位置と、前記ブレーキ要素が前記ブレーキ解放位置にある非ロック位置との間で移動すべく、前記ブレーキ要素に取り付けられたハンドルと、
前記ハンドルを前記ロック位置に維持するために選択的に操作されるロック手段とを備えており、
前記ハンドルが、該ハンドルに形成されたラッチ受入穴を有しており、
前記ロック手段が、前記ハンドルが前記ロック位置にあるとき、前記ラッチ受入穴に取外し可能に係合するラッチプランジャを有している、自動ロック式エレベータブレーキシステム。 - 前記ハンドルは、前記ブレーキ要素に取り付けられた端部を有する細長アームを含んでいる、請求項9に記載の自動ロック式エレベータブレーキシステム。
- 前記アームは、前記ラッチプランジャに接触してこれを作動させるための丸い外形形状の先端部分を有する、請求項10に記載の自動ロック式エレベータブレーキシステム。
- 前記ロック手段が、前記ハンドルを前記ロック位置から選択的に解放するためのキー作動式ロックシリンダを含んでいる、請求項9に記載の自動ロック式エレベータブレーキシステム。
- 前記ロック手段は、前記ロック位置にある前記ハンドルと接触することにより作動する安全スイッチ接点を含んでいる、請求項9に記載の自動ロック式エレベータブレーキシステム。
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