JP2012216382A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具 Download PDF

Info

Publication number
JP2012216382A
JP2012216382A JP2011080223A JP2011080223A JP2012216382A JP 2012216382 A JP2012216382 A JP 2012216382A JP 2011080223 A JP2011080223 A JP 2011080223A JP 2011080223 A JP2011080223 A JP 2011080223A JP 2012216382 A JP2012216382 A JP 2012216382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
heat
vehicular lamp
heat radiating
notch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011080223A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Hamashima
由彦 濱島
Tomotaka Honda
朋孝 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP2011080223A priority Critical patent/JP2012216382A/ja
Publication of JP2012216382A publication Critical patent/JP2012216382A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 半導体発光素子を光源とする車両用灯具において、放熱効率を向上させつつ、重量を軽量化させる車両用灯具を提供する。
【解決手段】 半導体発光素子からなる光源(2)を備えた車両用灯具であって、光源(2)が取り付けられる光源取付部(4)には、熱伝導部材(6)が挿入されている。放熱フィン部(7)は切欠き部(9)を有しており、熱伝導部材(6)は切欠き部(9)を介して、光源取付部(4)と放熱フィン部(7)に連結するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は車両用灯具に係り、特に、発光ダイオード等の発光素子を光源とする車両用灯具に関する。
近年、車両用灯具の光源として、例えばLEDなどの半導体発光素子が採用されるようになってきている。
この場合、車両用灯具において、半導体発光素子からなる光源を有する灯具ユニットが配置され、光源からの熱を放熱部材によって放熱させるようになっている。近年、高光度のLEDの利用と、灯具の省スペース化に伴い、光源からの熱を効率よく放熱することが要望されている。
このため、たとえば下記特許文献1に開示されているように、該光源がヒートシンク部に取り付けられており、ヒートシンク内部にヒートパイプ部を収容する収容部が形成されており、放熱フィン部が収容部に接続されている構成とすることにより、車両用灯具の放熱性能を向上させることができる。
特開2008-47383号公報
(従来の構成)上述した放熱構造では、光源からの熱をヒートシンク部およびヒートパイプ部により放熱フィン部に伝えることができるため、光源からの熱を効率よく放熱することが出来、半導体発光素子の温度上昇を効率的に抑えることができる。
しかし、光源取り付け位置から、後方の放熱フィン部までヒートシンクで形成されるため、車両用灯具におけるヒートシンクの大型化、またヒートシンクによる重量の増加などの課題があった。
したがって、車両用灯具の室内が狭いスペースになりつつある近年において、半導体発光素子からなる光源の熱を効率良く放熱するとともに、放熱部材の小型化、重量の抑制が要望される。
本発明の目的は、車両用灯具において、光源からの熱を効率良く放熱すると同時に、放熱部材の小型化と軽量化を図った車両用灯具を提供するものである。
本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明の車両用灯具は、半導体発光素子からなる光源と、前記光源からの光を前方に照射させるリフレクタと、前記光源が設置される光源取付部と、前記光源取付部が一体的に形成される放熱部材と、前記放熱部材に設けられた放熱フィン部とからなり、前記放熱フィン部の一部には切欠き部が形成され、前記切欠き部を介して熱伝導部材が前記光源取付部と前記放熱フィン部とを連結している、ことを特徴とする。
(2)本発明の車両用灯具は、(1)の構成において、前記切欠き部は、前記放熱部材に設けられる複数の放熱フィン部のうち前記光源取付部の反対側に対応する位置に形成されている、ことを特徴とする。
(3)本発明の車両用灯具は、(1)または(2)の構成において、前記熱伝導部材は一端が光源取付部に取付けられた光源の直下まで貫通しており、他端は前記放熱フィン部の放熱フィンを複数枚貫通して設けられている、ことを特徴とする。
(1)の構成によると、半導体発光素子からなる光源が、放熱部材に一体的に形成される光源取付部に設置されており、光源からの熱を効率よく放熱部材に伝えることができる。さらに、複数の放熱フィン部は放熱部材に伝えられた熱を大気中に放出する。このとき、放熱フィン部の一部には切欠き部が形成されており、熱伝導部材が切欠き部を介して光源取付部と放熱フィン部を連結しているため、放熱性能を向上させることができるとともに、軽量化を図ることができる。
(2)の構成によると、放熱フィン部の切欠き部が光源取付部の反対側に対応する位置に形成されている。それにより、光源取付部と放熱フィン部とを熱伝導部材によって最短距離で連結させることができる。
(3)の構成によると、熱伝導部材複数の一端は光源取付部に取り付けられた光源の直下まで貫通している。これにより、光源からの熱をより効率的に熱伝導部材の一端に伝えることができる。また、熱伝導部材は、放熱部材を貫通し、切欠き部を通り、熱伝導部材の他端は、放熱フィン部の放熱フィンを複数枚貫通して設けられている。このため、熱伝導部材は複数の放熱フィン部と接しており、熱を伝達することができる。それにより、光源からの熱を効率的に複数のフィン部へ伝えることができ、放熱性能を向上させることができる。
このように構成した車両用灯具によれば、半導体発光素子からの熱を熱伝導部材により効率良く伝導させることができ、放熱部材の放熱フィン部に切欠き部を形成することで、放熱フィンを減らすことができるため、車両用灯具の軽量化を図ることができる。
本発明の車両用灯具を車両前方から観た斜視図である。 本発明の車両用灯具の上面図である。 本発明の車両用灯具の後方斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
図1は、本発明の車両用灯具の概略構成を示す図であり、すれ違い配光パターンを照射する車両用灯具を示す図である。図2および図3は、車両用灯具1の熱伝導部材6の連結状態を示す図である。
〈全体の構成〉
図1において、車両用灯具1は、放物系の自由曲面からなる反射面を有するリフレクタ3と、平面矩形状の発光チップを有する光源2と、光源取付部4と、放熱部材5と、光源取付部4と放熱部材5を連結する熱伝導部材6と、図示しないハウジングおよびアウターレンズと、から構成されている。
前記光源2は、発光部が上向きもしくは下向きとなるように前記光源取付部4に設置されており、前記光源2は、図示しない基板と、基板に設けられている発光チップと、発光チップを封止する薄い封止樹脂部材とから構成されている。ここでいう発光チップは、正方形のチップを水平軸方向に配列したものでも良いし、1個の長方形のチップからなるものでも良い。
前記光源取付部4は、板形状をなし、(図示しない)位置決めピンにより前記放熱部材5に対し前後左右、回転方向に動かないように位置決めされて取り付けられており、熱伝導率が高い樹脂部材もしくはアルミダイカストなどの金属部材から構成されている。
また、前記光源取付部4の上面および下面の少なくともいずれか一方に前記光源2が取り付けられており、前記光源2を取り付ける際、(図示しない)取付用ボス、固定用ネジ穴によりネジ止め固定されるよう構成されている。
前記リフレクタ3は、たとえば、光不透過性の樹脂部材などから構成されている。前記リフレクタ3は、放物系の自由曲面からなる反射面形状をしており、前側はほぼ円形に開口されている。一方、前記リフレクタ3の後側は、閉塞されている。前記リフレクタ3の中央にあたる部分には、横長のほぼ長方形の窓部11が設けられており、前記窓部11には、前記光源取付部4が挿入されている。前記リフレクタ3は、閉塞部の後側(外側)において、前記光源取付部4に取り付けられている。
前記放熱部材5は、平板形状からなり、車両後方側の面には放熱フィン部7が設けられている。前記放熱部材5は、熱伝導率が高い樹脂部材もしくはアルミダイカストなどの金属部材から構成されている。
前記熱伝導部材6は、高熱伝導性を有するヒートパイプからなり、可撓性を有するフレキシブルなヒートパイプを用いても良い。前記熱伝導部材6は、二つ設けられており、上面視において略L字状に形成され、各々の端部は、前記光源取付部4と、前記光源2を中心として左右に設けられた放熱フィン部7とに連結されている。前記熱伝導部材6は前記光源2から後方へ、水平に形成されている。
前記熱伝導部材6の前記光源取付部5側の端部は、前記光源取付部4の内部まで前記放熱部材の貫通孔8を介して、少なくとも前記光源2の下方まで貫通している。前記熱伝導部材6は、前記光源2の発光部から13mmの範囲で前記光源取付部5に挿入または圧入されて固定されている。
それにより、光源取付部4と放熱部材5と放熱フィン部7による放熱機能に加えて、前記光源2の近傍に前記熱伝導部材6を形成することができ、前記光源から前記熱伝導部材6、前記熱伝導部材6から前記放熱部材5および前記放熱フィン部7へと、前記光源2で発生した熱を効率良く伝導させることができる。また、前記光源2の後方から水平に伸びているため、前記熱伝導部材6を最短距離で形成することができる。
前記熱伝導部材6の前記放熱フィン部7側の端部は、前記放熱フィン部7のそれぞれのフィンに設けられた貫通孔8を介して、少なくとも複数のフィンを貫通し、車幅方向もっと外側のフィンまで貫通している。このとき、前記熱伝導部材6の前記放熱フィン部7側の端部は、貫通孔8に挿入または圧入されて固定されている。
それにより、前記熱伝導部材6で伝導された熱が、前記放熱フィン部7に設けられた複数のフィンそれぞれに接することができるため、前記熱伝導部材6に伝えられた熱を複数のフィンに伝えることができ、放熱効率を向上させることが出来る。
前記放熱フィン部7は、前記放熱部材5の車両後方側の面に設けられ、薄板形状のアルミ板などの熱伝導性に優れた金属部材からなる。前記放熱フィン部7は、前記放熱部材5と一体に設けられるアルミダイカストからなる金属部材としても良い。
前記放熱フィン部7は、1mmから3mmの厚さであり、隣り合う二つのフィンは、上下端部が固定部材10により結合固定される構成となっている。それにより、アルミ板などで形成された場合、ブレやガタなどを抑制することが出来る。
前記放熱フィン部7に設けられた貫通孔8は、前記光源2とほぼ平行であって、それぞれのフィンの略中央の位置に設けられている。
前記光源2の後方部分には、前記放熱フィン部7が切り欠かれた切欠き部9が形成されている。前記切欠き部9には、前記放熱部材5の貫通孔8が形成されており、前記熱伝導部材6の一端部が挿入されている。
このように構成した車両用灯具は、光源2の近傍に熱伝導部材6を設置させることができ、光源2を発光させることにより生じる熱を、率的に放熱部材5および放熱フィン部7に伝導し、放熱性能を向上させることができる。また、放熱フィン部7に切欠き部9を設けることにより、放熱部材5の重量を低減でき、放熱性能を低下させることなく、車両用灯具の軽量化を図ることができる。
なお、上述した実施態様は、車両の前方に設置される灯具について説明したものである。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1……車両用灯具、2……光源、3……リフレクタ、4……光源取付部、5……放熱部材、6……熱伝導部材、7……放熱フィン部、8……貫通孔、9……切欠き部、10……固定部材、11……窓部

Claims (3)

  1. 半導体発光素子からなる光源と、前記光源からの光を前方に照射させるリフレクタと、前記光源が設置される光源取付部と、前記光源取付部が一体的に形成される放熱部材と、前記放熱部材に設けられた放熱フィン部とからなり、前記放熱フィン部の一部には切欠き部が形成され、前記切欠き部を介して熱伝導部材が前記光源取付部と前記放熱フィン部とを連結している、ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記切欠き部は、前記放熱部材に設けられる複数の放熱フィン部のうち前記光源取付部の反対側に対応する位置に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記熱伝導部材は、一端が前記光源取付部に取り付けられた前記光源の直下まで貫通し、他端は前記放熱フィン部の放熱フィンを複数枚貫通して設けられている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用灯具。
JP2011080223A 2011-03-31 2011-03-31 車両用灯具 Pending JP2012216382A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011080223A JP2012216382A (ja) 2011-03-31 2011-03-31 車両用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011080223A JP2012216382A (ja) 2011-03-31 2011-03-31 車両用灯具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012216382A true JP2012216382A (ja) 2012-11-08

Family

ID=47268993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011080223A Pending JP2012216382A (ja) 2011-03-31 2011-03-31 車両用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012216382A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015167072A (ja) * 2014-03-03 2015-09-24 市光工業株式会社 車両用灯具及びヒートシンクの製造方法
JP2015185426A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 市光工業株式会社 車両用灯具
CN105588058A (zh) * 2016-01-28 2016-05-18 太仓市高泰机械有限公司 一种高效车灯散热器
CN105588056A (zh) * 2016-01-28 2016-05-18 太仓市高泰机械有限公司 一种车灯散热器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0674673A (ja) * 1992-06-30 1994-03-18 Mitsubishi Electric Corp 発熱体の冷却装置
JP2008257959A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0674673A (ja) * 1992-06-30 1994-03-18 Mitsubishi Electric Corp 発熱体の冷却装置
JP2008257959A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015167072A (ja) * 2014-03-03 2015-09-24 市光工業株式会社 車両用灯具及びヒートシンクの製造方法
JP2015185426A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 市光工業株式会社 車両用灯具
CN105588058A (zh) * 2016-01-28 2016-05-18 太仓市高泰机械有限公司 一种高效车灯散热器
CN105588056A (zh) * 2016-01-28 2016-05-18 太仓市高泰机械有限公司 一种车灯散热器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4740095B2 (ja) 車両用led灯具
JP2008047383A (ja) 車両用灯具
KR20150015901A (ko) 플렉시블 기판을 이용한 자동차용 led 램프 모듈 및 그 방열 구조
WO2014185234A1 (ja) 車両用灯具
JP2014135350A (ja) ヒートシンク
JP2012216382A (ja) 車両用灯具
JP2014103044A (ja) 車両用灯具
JP2013120688A (ja) Led照明用ヒートシンク
JP2011119094A (ja) 車両用灯具
JP5902973B2 (ja) 車載ledランプ用ヒートシンク
JP5177103B2 (ja) Led用ヒートシンク
KR101709669B1 (ko) 방열편 및 이를 이용하여 제작된 방열판 및 led 가로등
JP2011150926A (ja) 高効率ledランプ
WO2015170552A1 (ja) 車両用灯具
JP2014130777A (ja) 照明装置
WO2012127923A1 (ja) 照明装置、およびそれを備えた照明機器
JP2012234792A (ja) 照明装置
JP2010129530A (ja) 照明装置
JP2010176926A (ja) 車両用灯具
JP5179967B2 (ja) Led照明器具
JP6349798B2 (ja) 車両用灯具
JP2014127225A (ja) 車両用灯具
KR20150019787A (ko) 방열 성능이 향상된 히트 싱크 및 이를 구비하는 차량용 헤드 램프
JP2014103058A (ja) Ledランプ
JP2019212533A (ja) 照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140728

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140819