JPH0674673A - 発熱体の冷却装置 - Google Patents

発熱体の冷却装置

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JPH0674673A
JPH0674673A JP22590092A JP22590092A JPH0674673A JP H0674673 A JPH0674673 A JP H0674673A JP 22590092 A JP22590092 A JP 22590092A JP 22590092 A JP22590092 A JP 22590092A JP H0674673 A JPH0674673 A JP H0674673A
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heat pipe
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真二 宮崎
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    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D15/0275Arrangements for coupling heat-pipes together or with other structures, e.g. with base blocks; Heat pipe cores
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば車両用電源装置における半導体素子等
からなる発熱体の冷却を効果的に行え小型化できる冷却
装置を得る。 【構成】 発熱体1が装着された金属ブロック2に各ヒ
ートパイプ20,21の一方側20a,21aを垂直方
向に装着し各他方側20b,21bを垂直方向に対して
水平方向側に傾斜させその傾斜方向が千鳥状となるよう
に配置する。各ヒートパイプ20,21の同一傾斜方向
の他方側と放熱面が水平に対し傾斜された複数の放熱フ
ィン33,36とをそれぞれ一体的に連設する。各放熱
フィンの下端部および上端部に周囲空気の流入促進機能
と流出促進機能とを有する複数のプレート体34,3
6,37,38をそれぞれ垂直方向に延在するよう配設
する。各プレート体に形成した各孔39,40に支持管
体41,42を挿通し、内部より拡管して各プレート体
と一体的に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えば車両用電源装置
に用いられる半導体素子等の発熱体の冷却装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図30及び図31は例えば昭和59年4
月25日発行・明電時報No.2・通巻175号(昭和
59年3・4月号、P.34〜P.36)に掲載されて
いるファンによる強制冷却式の発熱体の冷却装置の従来
の構成を概要を示したものである。図30は正面断面
図、図31は側面断面図である。これら各図において、
1は例えば車両用電源装置における整流素子等であるサ
イリスタ、トランジスタなどの半導体素子等からなる発
熱体(以下、半導体素子と称す)、2は半導体素子1が
密接して装着されその半導体素子1のヒートシンク機能
を有する金属ブロックであり、半導体素子1の発熱を導
出するため銅、アルミニウム等の熱伝導性の良い金属で
構成されている。3は金属ブロック2内に形成された複
数個の穴部であり、例えば金属ブロック2の上面から所
定の深さまで穿設され垂直方向の穴となっている。4は
各内部に水、アンモニア等の作動流体5がそれぞれ封入
され、各一方側6が金属ブロック2内に形成された複数
個の穴部3にそれぞれ挿着されると共に、各他方側7が
金属ブロック2の上方で垂直方向に延在し、半導体素子
1の発熱を外部へ導くための複数のヒートパイプであ
る。8は各ヒートパイプ4の放熱側7に一体的に連設さ
れ、それら各放熱面が水平方向に設けられている放熱フ
ィン、9は各ヒートパイプ4の他方側7を覆うように設
けられた風胴、10は風胴9内に強制冷風を供給するフ
ァンである。尚、作動流体5は常時はヒートパイプ4の
一方側6に位置するようになっている。
【0003】次に動作について説明する。半導体素子1
に発生した熱は金属ブロック2に伝達され、更に穴部3
壁面を経て各ヒートパイプ4の一方側6に伝達され、そ
れら各内部に封入された作動流体5に伝達される。この
結果、作動流体5は沸騰、蒸発して蒸気となり、ヒート
パイプ4の一方側6からその内部を通ってヒートパイプ
4の他方側7に移動する。下方に位置するヒートパイプ
4の一方側6から上方に位置するヒートパイプ4の他方
側7に移動してきた作動流体5の蒸気はファン10から
供給される冷却風によって冷却され、ヒートパイプ4の
他方側7の壁面で熱交換され作動流体5の蒸気は凝縮・
液化する。ヒートパイプ4の他方側7の壁面上で熱交換
された熱は各放熱フィン8へ移動し、ファン10により
強制的に送り込まれる冷却風によって冷却され、その熱
を放熱フィン8から周囲空気中に放熱する。凝縮・液化
した作動流体5はヒートパイプ4の内壁面に伝ってヒー
トパイプ4の一方側6に還流する。このような動作の自
然的な繰り返しにより、半導体素子1に発生した熱を金
属ブロック2を介してヒートパイプ4の一方側6から他
方側7に輸送し、ファン10からの強制冷却風によって
冷却している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来装置では、ファン10の故障などによる停止により
強制的な冷却風の供給がなくなる場合がある。即ち、自
然空冷の状態となる場合があり、ヒートパイプ4の他方
側7において熱せられた空気は温度上昇により膨張して
自然対流により垂直方向に上昇しようとするが、各放熱
フィン8の間の空気は上方側の放熱フィン8によって上
方への移動を妨げられるため、熱せられた空気が放熱フ
ィン8間に滞留する。従って、放熱フィン9周囲の空気
温度の上昇により、冷却能力が著しく低下し、半導体素
子1に発生する熱を十分に取り除くことができず、半導
体素子1が過熱する。そのため、例えばサイリスタ電源
等の電源装置自体を停止せざるを得なくなるという問題
点がある。また、ファン10による強制的な冷却風の供
給を止めた状態、もしくはファン10がない状態で同等
の冷却性能を得ようとすれば、空気との接触面積を確保
するために放熱フィンを著しく大きくする必要がある。
そのため、この装置を他の製品に組み込む場合にかなり
の空間を占拠してしまい製品自体が大きなものとなると
いう問題点がある。また、車載用電源装置などの発熱体
の冷却装置として用いる場合、車両が停止したときの自
然空冷の状態での冷却能力、車両の横揺れによる振動に
対する耐振性やそれに伴う振動音に対する対策、外気に
さらされる放熱部の耐環境性が不十分であるという問題
点もある。また、発熱体の冷却能力の改善として金属ブ
ロック2、ヒートパイプ4、放熱フィン8から成る冷却
装置全体を水平方向に傾斜させることが考えられる。こ
の場合、放熱フィン8が傾斜された状態となり、放熱フ
ィン8間における熱っせられた空気の滞留はなくなる分
だけ冷却能力が高められるが、放熱フィン8間の空気流
路を流れる空気流は放熱フィン8との摩擦により流れが
悪くなり、冷却能力の効果があまり期待できない。さら
に、この場合の決定的な問題として、冷却装置全体を水
平方向に傾斜させるので、大きな面積を有する設置スペ
ースを確保する必要があり、車載用電源装置などにおい
て大形化し、高コストとなり経済性に劣る問題点があ
る。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、自然空冷式による冷却能力、
耐振性の優れた発熱体の冷却装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる発熱体
の冷却装置は、発熱体が装着され発熱体のヒートシンク
機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体がそれ
ぞれ封入され、各一方側が金属ブロックに垂直方向に装
着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が垂直方向
に対して水平方向側に傾斜された複数本のヒートパイプ
と、各ヒートパイプの他方側にそれぞれ配設され、その
放熱面が水平に対し傾斜して配設された複数の放熱フィ
ンとを設けたものである。
【0007】また、発熱体が装着され発熱体のヒートシ
ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
それぞれ封入され、各一方側が金属ブロックに垂直方向
に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が垂直
方向に対して水平方向側に傾斜された複数本のヒートパ
イプと、各ヒートパイプの他方側と一体的に連設されそ
の放熱面が水平に対し傾斜して配設された複数の放熱フ
ィンとを設けたものである。
【0008】また、発熱体が装着され発熱体のヒートシ
ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
それぞれ封入され、各一方側が金属ブロックに垂直方向
に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が垂直
方向に対して水平方向側に傾斜された複数本のヒートパ
イプと、各ヒートパイプの他方側と一体的に連設されそ
の放熱面が水平に対し傾斜して配設された複数の放熱フ
ィンと、各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ
垂直方向に延在するよう配設され、周囲空気の各ヒート
パイプの他方側への流入促進機能と各ヒートパイプの他
方側から周囲への流出促進機能とを有する複数のプレー
ト体とを設けたものである。
【0009】また、発熱体が装着され発熱体のヒートシ
ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
それぞれ封入され、各一方側が金属ブロックに垂直方向
に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が垂直
方向に対して水平方向側に傾斜された複数本のヒートパ
イプと、各ヒートパイプの他方側と一体的に連設されそ
の放熱面が水平に対し傾斜して配設された同一形状から
成る複数の放熱フィンと、各放熱フィンの下端部および
上端部にそれぞれ垂直方向に延在するよう配設され、周
囲空気の上記各ヒートパイプの他方側への流入促進機能
と各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促進機能と
を有する同一形状から成る複数のプレート体とを設けた
ものである。
【0010】また、発熱体が装着され発熱体のヒートシ
ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
それぞれ封入され、各一方側が金属ブロックに垂直方向
に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が垂直
方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他方側の
傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本のヒー
トパイプと、各ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側と
それぞれ一体的に連設され、その放熱面が水平に対し傾
斜して配設された複数の放熱フィンと、各放熱フィンの
下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に延在するよう
配設され、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入
促進機能と各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促
進機能とを有する複数のプレート体とを設けたものであ
る。
【0011】また、発熱体が装着され発熱体のヒートシ
ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
それぞれ封入され、各一方側が金属ブロックに垂直方向
に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が垂直
方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他方側の
傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本のヒー
トパイプと、各ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側と
それぞれ一体的に連設され、その放熱面が水平に対し傾
斜して配設された複数の放熱フィンと、各放熱フィンの
下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に延在するよう
配設され、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入
促進機能と各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促
進機能とを有する複数のプレート体と、各ヒートパイプ
の他方側と各放熱フィンとにそれぞれ連設して密着固定
された熱の良導体とを設けたものである。
【0012】また、発熱体が装着され発熱体のヒートシ
ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
それぞれ封入され、各一方側が金属ブロックに垂直方向
に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が垂直
方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他方側の
傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本のヒー
トパイプと、各ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側と
それぞれ一体的に連設され、その放熱面が水平に対し傾
斜して配設された複数の放熱フィンと、各放熱フィンの
下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に延在するよう
配設され、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入
促進機能と各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促
進機能とを有する複数のプレート体と、各放熱フィンに
装着した熱の良導体と、各ヒートパイプの他端側の周囲
で各放熱フィン間に配設され、各放熱フィンのフィン間
隔を保持する間隔リングとを設けたものである。
【0013】また、発熱体が装着され発熱体のヒートシ
ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
それぞれ封入され、各一方側が金属ブロックに垂直方向
に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が垂直
方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他方側の
傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本のヒー
トパイプと、各ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側と
それぞれ一体的に連設され、その放熱面が水平に対し傾
斜して配設された複数の放熱フィンと、各放熱フィンの
下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に延在するよう
配設され、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入
促進機能と各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促
進機能とを有する複数のプレート体と、各プレート体の
少なくとも何れか一方に同一軸線上の位置に形成された
孔と、中空状から成り、プレート体に形成した孔に挿通
され、内部より拡管してプレート体と一体的に装着され
る支持管体とを設けたものである。
【0014】また、発熱体が装着され発熱体のヒートシ
ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
それぞれ封入され、各一方側が金属ブロックに垂直方向
に一体成形され、各中間部で折り曲げられて各他方側が
垂直方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他方
側の傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本の
ヒートパイプと、各ヒートパイプの同一傾斜方向の他方
側とそれぞれ一体的に連設され、その放熱面が水平に対
し傾斜して配設された複数の放熱フィンと、各放熱フィ
ンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に延在する
よう配設され、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への
流入促進機能と各ヒートパイプの他方側から周囲への流
出促進機能とを有する複数のプレート体と、各プレート
体の少なくとも何れか一方に同一軸線上の位置に形成さ
れた孔と、中空状から成り、プレート体に形成した孔に
挿通され、内部より液圧により拡管してプレート体と一
体的に装着される支持管体と、支持管体のプレート体が
挿通していないに部分に挿着され、その部分の補強を行
う補強管体とを設けたものである。
【0015】また、発熱体が装着され発熱体のヒートシ
ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
それぞれ封入され、各一方側が金属ブロックに垂直方向
に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が垂直
方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他方側の
傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本のヒー
トパイプと、各ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側と
それぞれ一体的に連設され、その放熱面が水平に対し傾
斜して配設された複数の放熱フィンと、各放熱フィンの
下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に延在するよう
配設され、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入
促進機能と各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促
進機能とを有する複数のプレート体と、各プレート体の
少なくとも何れか一方に水平方向の同一軸線上の位置に
形成された孔と、中空状から成りプレート体に形成した
孔に挿通され、内部より拡管してプレート体と一体的に
装着される支持管体と、支持管体を金属ブロックに固定
する取付体とを設けたものである。
【0016】また、発熱体が装着され発熱体のヒートシ
ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
それぞれ封入され、各一方側が金属ブロックに垂直方向
に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が垂直
方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他方側の
傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本のヒー
トパイプと、各ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側と
それぞれ一体的に連設され、その放熱面が水平に対し傾
斜して配設された複数の放熱フィンと、各放熱フィンの
下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に延在するよう
配設され、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入
促進機能と各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促
進機能とを有する複数のプレート体と、各プレート体の
少なくとも何れか一方に水平方向の同一軸線上の位置に
形成された孔と、中空状から成りプレート体に形成した
孔に挿通され、内部より拡管してプレート体と一体的に
装着される支持管体と、各ヒートパイプの同一傾斜方向
の他方側とそれぞれ一体的に連設された各プレート体の
少なくとも一枚により構成され、他のプレート体の板厚
よりも厚い支持板とを設けたものである。
【0017】また、発熱体が装着され発熱体のヒートシ
ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
それぞれ封入され、各一方側が金属ブロックに垂直方向
に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が垂直
方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他方側の
傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本のヒー
トパイプと、各ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側と
それぞれ一体的に連設され、その放熱面が水平に対し傾
斜して配設された複数の放熱フィンと、各放熱フィンの
下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に延在するよう
配設され、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入
促進機能と各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促
進機能とを有する複数のプレート体と、各プレート体の
少なくとも何れか一方の縁部全体と一体的に連設されプ
レート体を支持する支持バーとを設けたものである。
【0018】また、発熱体が装着され発熱体のヒートシ
ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
それぞれ封入され、各一方側が金属ブロックに垂直方向
に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が垂直
方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他方側の
傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本のヒー
トパイプと、各ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側と
それぞれ一体的に連設され、その放熱面が水平に対し傾
斜して配設された複数の放熱フィンと、各放熱フィンの
下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に延在するよう
配設され、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入
促進機能と各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促
進機能とを有する複数のプレート体と、各プレート体の
少なくとも何れか一方に係止されプレート体の間隔を一
定に保持すると共にプレート体を一体的に固定するくし
歯形支持体とを設けたものである。
【0019】また、発熱体が装着され発熱体のヒートシ
ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
それぞれ封入され、各一方側が金属ブロックに垂直方向
に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が垂直
方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他方側の
傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本のヒー
トパイプと、各ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側と
それぞれ一体的に連設され、その放熱面が水平に対し傾
斜して配設された同一形状の複数の放熱フィンと、各放
熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に延
在するよう配設され、周囲空気の各ヒートパイプの他方
側への流入促進機能と各ヒートパイプの他方側から周囲
への流出促進機能とを有する同一形状から成る複数のプ
レート体と、各プレート体の少なくとも何れか一方に係
止されプレート体の間隔を一定に保持すると共にプレー
ト体を一体的に固定するくし歯形支持体とを設けたもの
である。
【0020】また、発熱体が装着され発熱体のヒートシ
ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
それぞれ封入され、各一方側が金属ブロックに垂直方向
に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が垂直
方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他方側の
傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本のヒー
トパイプと、各ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側と
それぞれ一体的に連設されその放熱面が水平に対し傾斜
して配設された複数の放熱フィンと、各放熱フィンの下
端部および上端部にそれぞれ垂直方向に延在するよう配
設され、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入促
進機能と各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促進
機能とを有する複数のプレート体と、各ヒートパイプの
垂直部に一体的に挟設された挟持体とを設けたものであ
る。
【0021】また、発熱体が装着され発熱体のヒートシ
ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
それぞれ封入され、各一方側が金属ブロックに垂直方向
に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が垂直
方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他方側の
傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本のヒー
トパイプと、各ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側と
それぞれ一体的に連設され、その放熱面が水平に対し傾
斜して配設された複数の放熱フィンと、各放熱フィンの
下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に延在するよう
配設され、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入
促進機能と各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促
進機能とを有する複数のプレート体と、各ヒートパイプ
の同一傾斜方向の他方側端部間に跨設されそれらヒート
パイプを一体的に保持する支持体とを設けたものであ
る。
【0022】また、発熱体が装着され発熱体のヒートシ
ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
それぞれ封入され、各一方側が金属ブロックに垂直方向
に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が垂直
方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他方側の
断面積が上記一方側の断面積より大きく構成された複数
本のヒートパイプと、各ヒートパイプの他方側と一体的
に連設され、その放熱面が水平に対し傾斜して配設され
た複数の放熱フィンと、各放熱フィンの下端部および上
端部にそれぞれ垂直方向に延在するよう配設され、周囲
空気の各ヒートパイプの他方側への流入促進機能と各ヒ
ートパイプの他方側から周囲への流出促進機能とを有す
る複数のプレート体とを設けたものである。
【0023】
【作用】この発明における発熱体の冷却装置は、発熱体
が装着された金属ブロックに各ヒートパイプの一方側が
垂直方向に装着し、各ヒートパイプの中間部を折り曲げ
て各ヒートパイプの他方側を垂直方向に対して水平方向
側に傾斜配置し、各ヒートパイプの他方側にそれぞれそ
の放熱面が水平に対し傾斜して配設した複数の放熱フィ
ンを設けたことにより、放熱フィン間の空気の滞留がな
くなり、空気の対流熱伝達を促進することができる。
【0024】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置し、各ヒートパ
イプの他方側と一体的に連設されその放熱面が水平に対
し傾斜して配設した複数の放熱フィンを設けたことによ
り、放熱フィン間の空気の滞留がなくなり、空気の対流
熱伝達を促進することができると共に作業性が向上す
る。
【0025】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置し、放熱面が水
平に対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒート
パイプの他方側と一体的に連設し、各放熱フィンの下端
部および上端部にそれぞれ垂直方向に延在するよう配設
された複数のプレート体を設けたことにより、周囲空気
の各ヒートパイプの他方側への流入促進が図れると共に
各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促進が行わ
れ、空気の対流熱伝達をより一層促進することができ
る。
【0026】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置し、放熱面が水
平に対し傾斜して配設した同一形状の複数の放熱フィン
を各ヒートパイプの他方側と一体的に連設し、各放熱フ
ィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に延在す
るよう配設された同一形状の複数のプレート体を設けた
ことにより、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流
入促進が図れると共に各ヒートパイプの他方側から周囲
への流出促進が行われ、空気の対流熱伝達をより一層促
進することができると共に、各放熱フィンおよび各プレ
ート体を同一形状としたことにより、製作コストを削減
することができる。
【0027】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設けたこ
とにより、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入
促進が図れると共に各ヒートパイプの他方側から周囲へ
の流出促進が行われ、空気の対流熱伝達をより一層促進
することができると共に、装置のバランスを均等とする
ことができる。
【0028】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
ヒートパイプの他方側と各放熱フィンとにそれぞれ連設
して密着固定された熱の良導体を設けたことにより、周
囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入促進が図れる
と共に各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促進が
行われ、空気の対流熱伝達をより一層促進することがで
きると共に、放熱フィン内の熱伝導を促進しフィン効率
を向上させることができる。
【0029】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
放熱フィンに熱の良導体を設け、各ヒートパイプの他方
側の周囲で各放熱フィン間に間隔リングを配置したこと
により、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入促
進が図れると共に各ヒートパイプの他方側から周囲への
流出促進が行われ、空気の対流熱伝達をより一層促進す
ることができると共に、放熱フィンの間隔を一定に保持
することができる。
【0030】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
プレート体の少なくとも何れか一方に同一軸線上の位置
に孔を形成し、プレート体に形成した孔に中空状の支持
管体を挿通し、その支持管体を内部より拡管してプレー
ト体と一体的に装着したことにより、周囲空気の各ヒー
トパイプの他方側への流入促進が図れると共に各ヒート
パイプの他方側から周囲への流出促進が行われ、空気の
対流熱伝達をより一層促進することができると共に、放
熱フィンの耐振性を向上させることができる。
【0031】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
プレート体の少なくとも何れか一方に同一軸線上の位置
に孔を形成し、プレート体に形成した孔に中空状の支持
管体を挿通し、支持管体のプレート体が挿通していない
部分に補強管体を挿通し、支持管体を内部より液圧によ
り拡管してプレート体と一体的に装着したことにより、
周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入促進が図れ
ると共に各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促進
が行われ、空気の対流熱伝達をより一層促進することが
できると共に、放熱フィンの耐振性を向上させることが
でき、さらに、補強管体により支持管体のプレート体が
挿通していない部分の変形・破損等を防止することがで
きる。
【0032】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
プレート体の少なくとも何れか一方に同一軸線上の位置
に孔を形成し、プレート体に形成した孔に中空状の支持
管体を挿通し、その支持管体を内部より拡管してプレー
ト体と一体的に装着し、支持管体を金属ブロックに固定
する取付体を設けたことにより、周囲空気の各ヒートパ
イプの他方側への流入促進が図れると共に各ヒートパイ
プの他方側から周囲への流出促進が行われ、空気の対流
熱伝達をより一層促進することができると共に、装置全
体の耐振性を向上させることができる。
【0033】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
プレート体の少なくとも何れか一方に同一軸線上の位置
に孔を形成し、プレート体に形成した孔に中空状の支持
管体を挿通し、その支持管体を内部より拡管してプレー
ト体と一体的に装着し、各ヒートパイプの同一傾斜方向
の他方側とそれぞれ一体的に連設された各プレート体の
少なくとも一枚により構成され、他のプレート体の板厚
よりも厚い支持板を設けたことにより、周囲空気の各ヒ
ートパイプの他方側への流入促進が図れると共に各ヒー
トパイプの他方側から周囲への流出促進が行われ、空気
の対流熱伝達をより一層促進することができると共に、
放熱フィン自体の曲がりを防止でき、より一層耐振性を
向上させることができる。
【0034】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
プレート体の少なくとも何れか一方の縁部全体と一体的
に連設されプレート体を支持する支持バーを設けたこと
により、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入促
進が図れると共に各ヒートパイプの他方側から周囲への
流出促進が行われ、空気の対流熱伝達をより一層促進す
ることができると共に、簡単な構造で耐振性を向上させ
ることができる。
【0035】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
プレート体の少なくとも何れか一方に係止されプレート
の間隔を一定に保持すると共にプレート体を一体的に固
定するくし歯形支持体を設けたことにより、周囲空気の
各ヒートパイプの他方側への流入促進が図れると共に各
ヒートパイプの他方側から周囲への流出促進が行われ、
空気の対流熱伝達をより一層促進することができると共
に、簡単な構造で耐振性を向上させることができ且つプ
レート体の間隔を一定に保持することができる。
【0036】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した同一形状の複数の放熱フィンを各
ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的
に連設し、各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞ
れ垂直方向に延在するよう配設された同一形状から成る
複数のプレート体を設け、各プレート体の少なくとも何
れか一方に係止されプレートの間隔を一定に保持すると
共にプレート体を一体的に固定するくし歯形支持体を設
けたことにより、周囲空気の各ヒートパイプの他方側へ
の流入促進が図れると共に各ヒートパイプの他方側から
周囲への流出促進が行われ、空気の対流熱伝達をより一
層促進することができると共に、簡単な構造で耐振性を
向上させることができ且つプレート体の間隔を一定に保
持することができ且つ各放熱フィンおよび各プレート体
を同一形状としたことにより、製作コストを削減するこ
とができる。
【0037】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
ヒートパイプの垂直部を挟持体により一体的に挟設した
ことにより、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流
入促進が図れると共に各ヒートパイプの他方側から周囲
への流出促進が行われ、空気の対流熱伝達をより一層促
進することができると共に、ヒートパイプに作用する水
平方向の力に対し補強することができ耐振性を向上させ
ることができる。
【0038】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側端部間に跨設され
それらヒートパイプを一体的に保持する支持体を設けた
ことにより、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流
入促進が図れると共に各ヒートパイプの他方側から周囲
への流出促進が行われ、空気の対流熱伝達をより一層促
進することができると共に、簡単な構造でヒートパイプ
に作用する水平方向の力に対し補強することができ耐振
性を向上させることができる。
【0039】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側を垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
他方側の断面積が一方側の断面積より大きく構成し、放
熱面が水平に対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを
各ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体
的に連設し、各放熱フィンの下端部および上端部にそれ
ぞれ垂直方向に延在するよう配設された複数のプレート
体を設けたことにより、周囲空気の各ヒートパイプの他
方側への流入促進が図れると共に各ヒートパイプの他方
側から周囲への流出促進が行われ、空気の対流熱伝達を
より一層促進することができると共に、ヒートパイプの
他方側における凝縮熱伝達をより一層促進させることが
できる。
【0040】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図1及び図2に
基づいて説明する。図1は正面図であり、図2は図1の
a−a線における断面図である。これら各図において、
1は例えば車両用電源装置における整流素子等であるサ
イリスタ、トランジスタなどの半導体素子等からなる発
熱体(以下、半導体素子と称す)、2は半導体素子1が
密接して装着されその半導体素子1のヒートシンク機能
を有する金属ブロックであり、半導体素子1の発熱を導
出するため銅、アルミニウム等の熱伝導性の良い金属で
構成されている。3は金属ブロック2内に形成された複
数個の穴部であり、例えば金属ブロック2の上面から所
定の深さまで穿設され垂直方向の穴となっている。11
は各一方側11aが金属ブロック2内に形成された穴部
3にそれぞれ垂直方向に装着され、各中間部で折り曲げ
られて各他方側11bが垂直方向に対して水平方向側に
傾斜された複数本のヒートパイプであり、金属ブロック
2に形成された穴部3に拡管あるいはろう付け等の方法
により密着固定されている。12は各ヒートパイプ11
の内部にそれぞれ封入された水、アンモニア等の作動流
体であり、通常ヒートパイプ11内に真空状態で封入さ
れる。13は各ヒートパイプ11の他方側11bにそれ
ぞれ配設され、その放熱面が水平に対し傾斜して配設さ
れた複数の放熱フィンであり、自然空冷のにおける対流
熱伝達による空気の上昇を妨げないように設けられてい
る。また、放熱フィン13をヒートパイプ11の他方側
11bに挿通し、ヒートパイプ11の他方側11bの拡
管あるいはろう付け等の方法により、放熱フィン13が
ヒートパイプ11の他方側11bに密着固定されてい
る。
【0041】次に動作について説明する。起動・通電に
より半導体素子1から発生された熱は、ヒートシンクで
ある金属ブロック2に伝達され、その熱は金属ブロック
2に形成された穴部3壁面を経て各ヒートパイプ11の
一方側11aに伝達され、それら各内部に封入された作
動流体12に伝達される。この結果、作動流体12はヒ
ートパイプ11の一方側11aの内壁面において熱せら
れ沸騰、蒸発して蒸気となる。蒸気となった作動流体1
2の蒸気はヒートパイプ11の他方側11bへ移動す
る。下方に位置するヒートパイプ11の一方側11aか
ら上方に位置するヒートパイプ11の他方側11bに移
動してきた作動流体12の蒸気は、ヒートパイプ11の
他方側11bの内壁面で凝縮・液化し、熱を放出する。
ヒートパイプ11の他方側11bの内壁面へ伝達された
熱は放熱フィン13へ熱伝達されるが、この際、放熱フ
ィン13はヒートパイプ11の他方側11bの拡管ある
いはろう付け等の方法により密着固定されているため、
熱の伝達ロスが小さい。放熱フィン13に熱伝達された
熱は放熱フィン13の周辺の空気中へ熱伝達される。こ
れに伴い放熱フィン13の周辺の空気は熱せられて温度
上昇し、この周辺の空気の温度上昇により膨張して上昇
しようとする。この際、放熱フィン13を水平に対し傾
斜して配設しているので、上述した従来装置のように放
熱フィン13間に熱せられた空気が滞留することが無
く、熱せられた空気は何の妨げもなく放熱フィン13の
上方側外部へ対流により流出することができる。また、
放熱フィン13の間で熱せられた空気の上昇により放熱
フィン13間には放熱フィン13の下部より新しい空気
(冷風)が流入して、放熱フィン13の下部から放熱フ
ィン13間を通って放熱フィン13の上部へと流れる風
の流れができる。これによりファンを設けたに相当する
冷却効果が得られる。また、ヒートパイプ11他方側1
1bは垂直方向に対し水平方向に傾斜させているので、
ヒートパイプ11の他方側11bにおいて液化した作動
流体12は重力によって何ら問題なく再びヒートパイプ
11の一方側11aへ還流する。これら一連の動作の自
然的な繰り返しにより、従来のような風胴を設けること
なく自然空冷によって放熱フィン13間に熱せられた空
気が滞留することが無く対流熱伝達を促進でき、半導体
素子1を効果的に冷却することができ、小型化並びに低
価格化の図れる発熱体の冷却装置を得ることができる。
【0042】実施例2.この発明の実施例2を図3及び
図4に基づいて説明する。図3は正面図で、図4は図3
のb−b線における断面図である。これら各図におい
て、1は例えば車両用電源装置における整流素子等であ
るサイリスタ、トランジスタなどの半導体素子等からな
る発熱体(以下、半導体素子と称す)、2は半導体素子
1が密接して装着されその半導体素子1のヒートシンク
機能を有する金属ブロックであり、半導体素子1の発熱
を導出するため銅、アルミニウム等の熱伝導性の良い金
属で構成されている。3は金属ブロック2内に形成され
た複数個の穴部であり、例えば金属ブロック2の上面か
ら所定の深さまで穿設された垂直方向の穴となってい
る。11は各一方側11aが金属ブロック2内に形成さ
れた穴部3にそれぞれ垂直方向に装着され、各中間部で
折り曲げられて各他方側11bが垂直方向に対して水平
方向側に傾斜された複数本のヒートパイプであり、金属
ブロック2に形成された穴部3に拡管あるいはろう付け
等の方法により密着固定されている。12は各ヒートパ
イプ11の内部にそれぞれ封入された水、アンモニア等
の作動流体であり、通常ヒートパイプ11内に真空状態
で封入される。14は各ヒートパイプ11の他方側11
bと一体的に連設され、その放熱面が水平に対し傾斜し
て配設されたプレート状の複数の放熱フィンであり、自
然空冷のにおける対流熱伝達による空気の上昇を妨げな
いように設けられている。また、放熱フィン14をヒー
トパイプ11の他方側11bに挿通し、ヒートパイプ1
1の他方側11bの拡管あるいはろう付け等の方法によ
り、放熱フィン14が各ヒートパイプ11の他方側11
bに密着固定され、放熱フィン14と各ヒートパイプ1
1の他方側11bとが一体化されている。
【0043】次に動作について説明する。半導体素子1
の冷却の一連の動作については上述した実施例1に示し
たものとほぼ同様である。この実施例2おいては、各ヒ
ートパイプ11の他方側11bを一枚のプレートフィン
で一体的に連設し、このプレートフィンを複数配設して
放熱フィン14を構成して放熱フィン14と各ヒートパ
イプ11の他方側11bとを一体化したことにより、上
述した実施例1のものより部品点数を減少させることが
できる共に、拡管あるいはろう付け等の組立作業を同時
に行うこともでき、これに伴って加工・組立時間を削減
することができる。また、放熱フィン14と各ヒートパ
イプ11の他方側11bとを一体化しているので、ヒー
トパイプ11自体の剛性も大幅に改善される。
【0044】実施例3.この発明の実施例3を図5及び
図6に基づいて説明する。図5は正面図で、図6は図5
のc−c線における断面図である。これら各図におい
て、1は例えば車両用電源装置における整流素子等であ
るサイリスタ、トランジスタなどの半導体素子等からな
る発熱体(以下、半導体素子と称す)、2は半導体素子
1が密接して装着されその半導体素子1のヒートシンク
機能を有する金属ブロックであり、半導体素子1の発熱
を導出するため銅、アルミニウム等の熱伝導性の良い金
属で構成されている。3は金属ブロック2内に形成され
た複数個の穴部であり、例えば金属ブロック2の上面か
ら所定の深さまで穿設された垂直方向の穴となってい
る。11は各一方側11aが金属ブロック2内に形成さ
れた穴部3にそれぞれ垂直方向に装着され、各中間部で
折り曲げられて各他方側11bが垂直方向に対して水平
方向側に傾斜された複数本のヒートパイプであり、金属
ブロック2に形成された穴部3に拡管あるいはろう付け
等の方法により密着固定されている。12は各ヒートパ
イプ11の内部にそれぞれ封入された水、アンモニア等
の作動流体であり、通常ヒートパイプ11内に真空状態
で封入される。15は各ヒートパイプ11の他方側11
bと一体的に連設され、その放熱面が水平に対し傾斜し
て配設されたプレート状の複数の放熱フィンであり、自
然空冷のにおける対流熱伝達による空気の上昇を妨げな
いように設けられている。また、放熱フィン15をヒー
トパイプ11の他方側11bに挿通し、ヒートパイプ1
1の他方側11bの拡管あるいはろう付け等の方法によ
り、放熱フィン15が各ヒートパイプ11の他方側11
bに密着固定され、放熱フィン15と各ヒートパイプ1
1の他方側11bとが一体化されている。16,17は
放熱フィン15の下端部および上端部にそれぞれほぼ垂
直方向に延在するよう配設され、周囲空気の各ヒートパ
イプ11の他方側11bへの流入促進機能と各ヒートパ
イプ11の他方側11bから周囲への流出促進機能とを
有する複数のプレート体であり、各プレート体16の下
端および上端は水平方向において同一線上に位置してい
る。また、図は一例として放熱フィン15とプレート体
16,17とを一枚のプレート材を折り曲げ加工して形
成した場合を示している。
【0045】次に動作について説明する。起動・通電に
より半導体素子1から発生された熱は、ヒートシンクで
ある金属ブロック2に伝達され、その熱は金属ブロック
2に形成された穴部3壁面を経て各ヒートパイプ11の
一方側11aに伝達され、それら各内部に封入された作
動流体12に伝達される。この結果、作動流体12はヒ
ートパイプ11の一方側11aの内壁面において熱せら
れ沸騰、蒸発して蒸気となる。蒸気となった作動流体1
2の蒸気はヒートパイプ11の他方側11bへ移動す
る。下方に位置するヒートパイプ11の一方側11aか
ら上方に位置するヒートパイプ11の他方側11bに移
動してきた作動流体12の蒸気は、ヒートパイプ11の
他方側11bの内壁面で凝縮・液化し、熱を放出する。
ヒートパイプ11の他方側11bの内壁面へ伝達された
熱は放熱フィン15へ熱伝達されるが、この際、放熱フ
ィン15はヒートパイプ11の他方側11bの拡管ある
いはろう付け等の方法により密着固定されているため、
熱の伝達ロスが小さい。放熱フィン15に熱伝達された
熱は放熱フィン15の周辺の空気中へ熱伝達される。こ
れに伴い、放熱フィン15の周辺の空気は熱せられて温
度上昇し、この周辺の空気の温度上昇により膨張して上
昇しようとする。この際、放熱フィン15を水平に対し
傾斜して配設しているので、上述した従来装置のように
放熱フィン15間に熱せられた空気が滞留することが無
く、熱せられた空気は何の妨げもなく放熱フィン15の
上方からプレート体17間を上方側へ通って外部へ対流
により流出することができる。また、放熱フィン15の
間で熱せられた空気の上昇により放熱フィン15間には
プレート体16間からそのプレート体16の下部より新
しい空気(冷風)が流入して、プレート体16の下部か
らプレート体16間、放熱フィン15間、プレート体1
7間を経てプレート体17の上部へと流れる風の流れが
できる。これによりファンを設けたに相当する冷却効果
が得られる。また、ヒートパイプ11他方側11bは垂
直方向に対し水平方向に傾斜させているのでヒートパイ
プ11の他方側11bにおいて液化した作動流体12は
重力によって何ら問題なく再びヒートパイプ11の一方
側11aへ還流する。これら一連の動作の自然的な繰り
返しにより、自然空冷によって放熱フィン15間並びに
プレート体16,17間に熱せられた空気が滞留するこ
とが無く対流熱伝達をより一層促進でき、半導体素子1
を効果的に冷却することができる。また、この実施例3
においては、放熱フィン15の下端部および上端部にプ
レート体16,17をほぼ垂直方向に配設しているの
で、上記各実施例1、2と比し、空気の流入促進並びに
流出促進をなめらかに行うことができ、格段に対流熱伝
達が促進される。
【0046】実施例4.この発明の実施例4を図7及び
図8に基づいて説明する。図7は正面図で、図8は図7
のd−d線における断面図である。これら各図におい
て、1は例えば車両用電源装置における整流素子等であ
るサイリスタ、トランジスタなどの半導体素子等からな
る発熱体(以下、半導体素子と称す)、2は半導体素子
1が密接して装着されその半導体素子1のヒートシンク
機能を有する金属ブロックであり、半導体素子1の発熱
を導出するため銅、アルミニウム等の熱伝導性の良い金
属で構成されている。3は金属ブロック2内に形成され
た複数個の穴部であり、例えば金属ブロック2の上面か
ら所定の深さまで穿設された垂直方向の穴となってい
る。11は各一方側11aが金属ブロック2内に形成さ
れた穴部3にそれぞれ垂直方向に装着され、各中間部で
折り曲げられて各他方側11bが垂直方向に対して水平
方向側に傾斜された複数本のヒートパイプであり、金属
ブロック2に形成された穴部3に拡管あるいはろう付け
等の方法により密着固定されている。12は各ヒートパ
イプ11の内部にそれぞれ封入された水、アンモニア等
の作動流体であり、通常ヒートパイプ11内に真空状態
で封入される。15は各ヒートパイプ11の他方側11
bと一体的に連設され、その放熱面が水平に対し傾斜し
て配設されたプレート状の複数の放熱フィンであり、自
然空冷のにおける対流熱伝達による空気の上昇を妨げな
いように設けられている。また、放熱フィン15をヒー
トパイプ11の他方側11bに挿通し、ヒートパイプ1
1の他方側11bの拡管あるいはろう付け等の方法によ
り、放熱フィン15が各ヒートパイプ11の他方側11
bに密着固定され、放熱フィン15と各ヒートパイプ1
1の他方側11bとが一体化されている。18,19は
放熱フィン15の下端部および上端部にそれぞれほぼ垂
直方向に延在するよう配設され、周囲空気の各ヒートパ
イプ11の他方側11bへの流入促進機能と各ヒートパ
イプ11の他方側11bから周囲への流出促進機能とを
有する同一形状の複数のプレート体である。また、図は
一例として、放熱フィン15とプレート体18,19を
一枚のプレート材を折り曲げ加工して形成した場合を示
し且つこれらは一種類のみの部品となっている。
【0047】次に動作について説明する。半導体素子1
の冷却の一連の動作については上述した実施例3に示し
たものとほぼ同様である。この実施例4においては、放
熱フィン15、プレート体18,19を同一形状として
いるため、放熱フィン15、プレート体18,19の製
作時に必要となるプレス機械の打ち抜き加工による抜き
型が一つで全て放熱フィン15、プレート体18,19
が加工でき、製作コストを大幅に削減することができ、
高性能・低価格で実用価値の高い冷却装置とすることが
できる。
【0048】実施例5.この発明の実施例5を図9、図
10及び図11に基づいて説明する。図9は正面図で、
図10は図9のe−e線における断面図、図11は図9
のf−f線における断面図である。これら各図におい
て、1は例えば車両用電源装置における整流素子等であ
るサイリスタ、トランジスタなどの半導体素子等からな
る発熱体(以下、半導体素子と称す)、2は半導体素子
1が密接して装着されその半導体素子1のヒートシンク
機能を有する金属ブロックであり、半導体素子1の発熱
を導出するため銅、アルミニウム等の熱伝導性の良い金
属で構成されている。3は金属ブロック2内に形成され
た複数個の穴部であり、例えば金属ブロック2の上面か
ら所定の深さまで穿設され垂直方向の穴となっている。
20,21は各一方側20a,21aが金属ブロック2
内に形成された穴部3にそれぞれ垂直方向に装着され、
各中間部で折り曲げられて各他方側20b,21bが垂
直方向に対して水平方向側に傾斜配置されると共に各他
方側20b,21bの傾斜方向を千鳥状配置された複数
本のヒートパイプであり、金属ブロック2に形成された
穴部3に拡管あるいはろう付け等の方法により密着固定
されている。また、各ヒートパイプ20,21の他方側
20b,21bは図10,図11上において明かなよう
に左右相反する方向に傾斜させることにより千鳥状配置
としている。22,23は各ヒートパイプ20,21の
内部にそれぞれ封入された水、アンモニア等の作動流体
であり、通常ヒートパイプ20,21内に真空状態で封
入される。24は各ヒートパイプ20の他方側20bと
一体的に連設され、その放熱面が水平に対し傾斜して配
設されたプレート状の複数の放熱フィンであり、自然空
冷のにおける対流熱伝達による空気の上昇を妨げないよ
うに設けられている。また、放熱フィン24をヒートパ
イプ20の他方側20bに挿通し、ヒートパイプ20の
他方側20bの拡管あるいはろう付け等の方法により、
放熱フィン24が各ヒートパイプ20の他方側20bに
密着固定され、放熱フィン24と各ヒートパイプ20の
他方側20bとが一体化されている。25,26は放熱
フィン24の下端部および上端部にそれぞれほぼ垂直方
向に延在するよう配設され、周囲空気の各ヒートパイプ
20の他方側20bへの流入促進機能と各ヒートパイプ
20の他方側20bから周囲への流出促進機能とを有す
る複数のプレート体である。また、図は一例として、放
熱フィン24とプレート体25,26を一枚のプレート
材を折り曲げ加工して形成した場合を示している。27
は各ヒートパイプ21の他方側21bと一体的に連設さ
れ、その放熱面が水平に対し傾斜して配設されたプレー
ト状の複数の放熱フィンであり、自然空冷のにおける対
流熱伝達による空気の上昇を妨げないように設けられて
いる。また、放熱フィン27をヒートパイプ21の他方
側21bに挿通し、ヒートパイプ21の他方側21bの
拡管あるいはろう付け等の方法により、放熱フィン27
が各ヒートパイプ21の他方側21bに密着固定され、
放熱フィン27と各ヒートパイプ21の他方側21bと
が一体化されている。28,29は放熱フィン27の下
端部および上端部にそれぞれほぼ垂直方向に延在するよ
う配設され、周囲空気の各ヒートパイプ21の他方側2
1bへの流入促進機能と各ヒートパイプ21の他方側2
1bから周囲への流出促進機能とを有する複数のプレー
ト体である。また、図は一例として、放熱フィン27と
プレート体28,29を一枚のプレート材を折り曲げ加
工して形成した場合を示している。
【0049】次に動作について説明する。起動・通電に
より半導体素子1から発生された熱は、ヒートシンクで
ある金属ブロック2に伝達され、その熱は金属ブロック
2に形成された穴部3壁面を経て各ヒートパイプ20,
21の一方側20a,21aに伝達され、それら各内部
に封入された作動流体22,23に伝達される。この結
果、作動流体22,23は各ヒートパイプ20,21の
一方側20a,21aの内壁面において熱せられ沸騰、
蒸発して蒸気となる。この蒸気となった作動流体22,
23の蒸気は各ヒートパイプ20,21の他方側20
b,21bへ移動する。下方に位置する各ヒートパイプ
20,21の一方側20a,21aから上方に位置する
各ヒートパイプ20,21の他方側20b,21bに移
動してきた作動流体22,23の蒸気は、各ヒートパイ
プ20,21の他方側20b,21bの内壁面で凝縮・
液化し、熱を放出する。各ヒートパイプ20,21の他
方側20b,21bの内壁面へ伝達された熱は各放熱フ
ィン24,27へそれぞれ熱伝達されるが、この際、各
放熱フィン24,27はヒートパイプ20,21の他方
側20b,21bの拡管あるいはろう付け等の方法によ
り密着固定されているため、熱の伝達ロスが小さい。各
放熱フィン24,27に熱伝達された熱は各放熱フィン
24,27の周辺の空気中へ熱伝達される。これに伴
い、各放熱フィン24,27の周辺の空気は熱せられて
温度上昇し、この周辺の空気の温度上昇により膨張して
上昇しようとする。この際、各放熱フィン24,27を
水平に対し傾斜して配設しているので、上述した従来装
置のように放熱フィン24,27間に熱せられた空気が
滞留することが無く、熱せられた空気は何の妨げもなく
各放熱フィン24,27の上方から各プレート体26,
29間を上方側へ通って外部へ対流により流出すること
ができる。また、各放熱フィン24,27の間で熱せら
れた空気の上昇により各放熱フィン24,27間には各
プレート体25,28間からそのプレート体25,28
の下部より新しい空気(冷風)が流入して、各プレート
体25,28の下部から、各プレート体25,28間、
各放熱フィン24,27間、各プレート体26,29間
を経て各プレート体26,29の上部へと流れる風の流
れができる。これによりファンを設けたに相当する冷却
効果が得られる。また、各ヒートパイプ20,21の他
方側20b,21bは垂直方向に対し水平方向に傾斜さ
せているので各ヒートパイプ20,21の他方側20
b,21bにおいて液化した作動流体22,23は重力
によって何ら問題なく再び各ヒートパイプ20,21の
一方側20a,21aへ還流する。これら一連の動作の
自然的な繰り返しにより、自然空冷によって各放熱フィ
ン24,27間並びに各プレート体25,26,28,
29間にそれぞれ熱せられた空気が滞留することが無く
対流熱伝達をより一層促進でき、半導体素子1を効果的
に冷却することができる。また、この実施例5において
は、各放熱フィン24,27の下端部および上端部に各
プレート体25,28,26,29をほぼ垂直方向に配
設しているので、上記各実施例と比し、空気の流入促進
並びに流出促進をなめらかに行うことができ、格段に対
流熱伝達が促進される。さらに、各ヒートパイプ20,
21の他端側20b,21bを左右に千鳥状に配設する
ことにより装置の重心のバランスに片寄りがなくなり、
耐振性を向上することができ、例えば車両用電源装置の
冷却装置として好適なものとすることができる。
【0050】実施例6.この発明の実施例6を図12及
び図13に基づいて説明する。図12は側面断面図で、
図13は要部拡大側面断面図である。各図において、1
〜3,20〜22,24〜29は上述した実施例5の構
成と同様である。30,31は各ヒートパイプ20,2
1の他方側20b,21bと放熱フィン24,27とに
それぞれ連設して密着固定され、例えば銅、アルミニウ
ムなどの熱の良導体である。
【0051】次に動作について説明する。冷却の一連の
動作については上述した実施例5に示したものと同様で
ある。この実施例6においては、各ヒートパイプ20,
21の他方側20b,21bと放熱フィン24,27と
に熱の良導体30,31をそれぞれ連設して密着固定し
ているので、放熱面全方向への熱の伝導が促進され、熱
が放熱フィン24,27端部まで伝わり易くなる。従っ
て、放熱能力がさらに増大することになり、フィン効率
を改善することができる。
【0052】実施例7.この発明の実施例7を図14に
基づいて説明する。図14は要部拡大側面断面図であ
り、20はヒートパイプ、20bはヒートパイプ20の
他方側、24は放熱フィン、25,26はプレート体、
30は熱の良導体である。32は各ヒートパイプ20の
他方側20bの周囲で放熱フィン24間に配置された一
定長さの間隔リングである。
【0053】次に動作について説明する。冷却の一連の
動作については上述した実施例6に示したものと同様で
ある。この実施例7においては、各ヒートパイプ20の
他方側20bと放熱フィン24とに熱の良導体30をそ
れぞれ連設して密着固定しているので、放熱面全方向へ
の熱の伝導が良くフィン効率が向上し、更に一定長さの
間隔リング32を各ヒートパイプ20の他方側20bの
周囲で放熱フィン24間に配置したので、放熱フィン2
4の間隔を一定に保つことができる。しかも、振動にも
強い構造となり実用価値の高いものとすることができ
る。なお、間隔リング32の内周面とヒートパイプ20
の他方側20bの外周面との間に空隙を設けているが、
間隔リング32の内周面とヒートパイプ20の他方側2
0bの外周面とを密着させるように配置してもよい。ま
た、上記実施例7ではヒートパイプ20側について述べ
たが、ヒートパイプ21側においても同様に間隔リング
を配置して放熱フィンの間隔を一定に保持する様にして
も良いことは言うまでもない。また、放熱フィン、良導
体、間隔リングは任意の2つもしくは3つの要素を一体
で形成することも可能である。
【0054】実施例8.この発明の実施例8を図15及
び図16に基づいて説明する。図15は正面図であり、
図16は側面図である。これら各図において、1は例え
ば車両用電源装置における整流素子等であるサイリス
タ、トランジスタなどの半導体素子等からなる発熱体
(以下、半導体素子と称す)、2は半導体素子1が密接
して装着されその半導体素子1のヒートシンク機能を有
する金属ブロックであり、半導体素子1の発熱を導出す
るため銅、アルミニウム等の熱伝導性の良い金属で構成
されている。3は金属ブロック2内に形成された複数個
の穴部であり、例えば金属ブロック2の上面から所定の
深さまで穿設され垂直方向の穴となっている。20,2
1は各一方側20a,21aが金属ブロック2内に形成
された穴部3にそれぞれ垂直方向に装着され、各中間部
で折り曲げられて各他方側20b,21bが垂直方向に
対して水平方向側に傾斜配置されると共に各他方側20
b,21bの傾斜方向を千鳥状配置された複数本のヒー
トパイプであり、金属ブロック2に形成された穴部3に
拡管あるいはろう付け等の方法により密着固定されてい
る。また、各ヒートパイプ20,21の他方側20b,
21bは図16上において明かなように左右相反する方
向に傾斜させることにより千鳥状配置とされており、各
ヒートパイプ20,21の内部に水、アンモニア等の作
動流体それぞれ封入され、通常ヒートパイプ20,21
内に真空状態で封入される。33は各ヒートパイプ20
の他方側20bと一体的に連設され、その放熱面が水平
に対し傾斜して配設されたプレート状の複数の放熱フィ
ンであり、自然空冷のにおける対流熱伝達による空気の
上昇を妨げないように設けられている。また、放熱フィ
ン33をヒートパイプ20の他方側20bに挿通し、ヒ
ートパイプ20の他方側20bの拡管あるいはろう付け
等の方法により、放熱フィン33が各ヒートパイプ20
の他方側20bに密着固定され、放熱フィン33と各ヒ
ートパイプ20の他方側20bとが一体化されている。
34,35は放熱フィン33の下端部および上端部にそ
れぞれほぼ垂直方向に延在するよう配設され、周囲空気
の各ヒートパイプ20の他方側20bへの流入促進機能
と各ヒートパイプ20の他方側20bから周囲への流出
促進機能とを有する複数のプレート体である。また、図
は一例として、放熱フィン33とプレート体34,35
を一枚のプレート材を折り曲げ加工して形成した場合を
示している。36は各ヒートパイプ21の他方側21b
と一体的に連設され、その放熱面が水平に対し傾斜して
配設されたプレート状の複数の放熱フィンであり、自然
空冷のにおける対流熱伝達による空気の上昇を妨げない
ように設けられている。また、放熱フィン36をヒート
パイプ21の他方側21bに挿通し、ヒートパイプ21
の他方側21bの拡管あるいはろう付け等の方法により
放熱フィン36が各ヒートパイプ21の他方側21bに
密着固定され、放熱フィン36と各ヒートパイプ21の
他方側21bとが一体化されている。37,38は放熱
フィン36の下端部および上端部にそれぞれほぼ垂直方
向に延在するよう配設され、周囲空気の各ヒートパイプ
21の他方側21bへの流入促進機能と各ヒートパイプ
21の他方側21bから周囲への流出促進機能とを有す
る複数のプレート体である。また、図は一例として、放
熱フィン36とプレート体37,38を一枚のプレート
材を折り曲げ加工して形成した場合を示している。3
9,40は各プレート体35,38、各プレート体3
4,37にそれぞれ同一軸線上の位置に形成された孔、
41,42は中空状の例えば銅などの展性、熱伝導性の
高い材質から成り、各プレート体35,38、各プレー
ト体34,37にそれぞれ同一軸線上の位置に形成され
た孔39,40にそれぞれ挿通され、内部より水圧ある
いは球をパイプ内に通す方法などにより拡管して各プレ
ート体と一体的に装着される支持管体である。
【0055】次に動作について説明する。冷却の一連の
動作については上述した実施例5に示したものと同様で
ある。この実施例8においては、各プレート体35,3
8、各プレート体34,37にそれぞれ同一軸線上の位
置に形成された孔39,40に例えば銅などの展性、熱
伝導性の高い材質の支持管体41,42をそれぞれ挿通
させ、水圧あるいは球をパイプ内に通す方法などによ
り、支持管体41,42のパイプ径を拡大(拡管と称
す)し、各プレート体35,38と支持管体41、並び
に各プレート体34,37と支持管体42とをそれぞれ
簡単に一体的に装着することができ、耐振性を向上させ
ることができ実用価値が高く、例えば車両用電源装置の
発熱体の冷却装置として好適なものとすることができ
る。
【0056】実施例9.この発明の実施例9を図17に
基づいて説明する。図17は側面図であり、図17にお
いて、1,2,20,21,33〜42は上述した実施
例8の構成と同様である。43,44は支持管体41,
42の各プレート体35,38、各プレート体34,3
7にそれぞれ同一軸線上の位置に形成された孔39,4
0に挿通されていない部分、すなわち、プレート体35
とプレート体38との間に位置する部分、プレート体3
4とプレート体37との間に位置する部分に配置された
例えば硬い材質の補強管体である。
【0057】次に動作について説明する。冷却の一連の
動作については上述した実施例8に示したものと同様で
ある。上述した実施例8に示すような展性、熱伝導性の
高い材質の銅などの支持管体41,42を孔39,40
に挿通して、例えば水圧によって拡管する。この水圧に
よる拡管は球を通す方法よりも作業性が格段に向上する
が、孔39,40に挿通されていない部分の支持管体4
1,42の管壁が変形・破裂してしまう恐れがある。そ
こで、支持管体41,42の孔39,40に挿通されて
いない部分、すなわち、プレート体35とプレート体3
8との間に位置する部分、プレート体34とプレート体
37との間に位置する部分にその管壁が変形・破裂しな
いように補強するための硬い材質の補強管体43,44
を配置したことにより、各プレート体と支持管体とを水
圧により一体化させるときのパイプ径の拡大に伴う変形
・破損等を防止することができ、しかも拡管作業を安全
に行え、実用価値の高いものとすることができる。
【0058】実施例10.この発明の実施例10を図1
8に基づいて説明する。図18は側面図であり、図18
において、1,2,20,21,33〜42は上述した
実施例8の構成と同様である。45は支持管体42を金
属ブロック2に固定する取付体であり、図は一例として
垂直方向に突出する両突出部45aに支持管体42が例
えば貫通支持され且つ底部45bが金属ブロック2の上
面にボルト止めあるいは溶接などの方法により固定され
ている場合を示している。
【0059】次に動作について説明する。冷却の一連の
動作については上述した実施例8に示したものと同様で
ある。この実施例10においては、上述した実施例8と
同様に各プレート体35,38、各プレート体34,3
7にそれぞれ同一軸線上の位置に形成された孔39,4
0に例えば銅などの展性、熱伝導性の高い材質の支持管
体41,42をそれぞれ挿通させ、水圧あるいは球をパ
イプ内に通す方法などにより、支持管体41,42のパ
イプ径を拡大(拡管と称す)し、各プレート体35,3
8と支持管体41、並びに各プレート体34,37と支
持管体42とをそれぞれ一体的に装着し、更に取付体4
5により支持管体42を支持すると共に取付体45を金
属ブロック2にボルト止めあるいは溶接などの方法によ
り固定するようにしたので、ヒートパイプ20,21、
放熱フィン33,36、プレート体34,35,37,
38、支持管体41,42を金属ブロック2に一体的に
固定でき、装置全体の耐振性を向上させることができ実
用価値が高く、例えば車両用電源装置の発熱体の冷却装
置として好適なものとすることができる。なお、取付体
45としては上記実施例10の形状に限定されるもので
はないことは言うまでもなく、また、取付体45は金属
ブロック2の上面に固定する場合について述べたが、取
付体45を金属ブロック2の側面に固定するようにして
もよいことは勿論のことである。
【0060】実施例11.この発明の実施例11を図1
9に基づいて説明する。図19は側面図であり、図19
において、1,2,20,21,33〜42は上述した
実施例8の構成と同様である。46,47は例えば一枚
のプレート材を折り曲げ加工して形成された放熱フィン
33とプレート体34,35、並びに放熱フィン36と
プレート体37,38の少なくとも1枚、図は一例とし
て最外側の放熱フィン33とプレート体34,35を他
のプレート体の板厚よりも厚く構成された支持板であ
る。
【0061】次に動作について説明する。冷却の一連の
動作については上述した実施例8に示したものと同様で
ある。この実施例11は、放熱フィン・プレート体の最
外側を板厚の大きい支持板46,47としており、装置
の振動や外力などに伴う放熱フィンやプレート体の曲が
り等の変形を防止することができ、上述した実施例8と
比しより一層耐振性を向上させることができる。なお、
支持板46,47は最外側で構成した場合について述べ
たが、支持板を最内側あるいは中間側でもよく、また、
何れかの組合せとしてねよいことは言うまでもない。
【0062】実施例12.この発明の実施例12を図2
0及び図21に基づいて説明する。図20は正面図であ
り、図21は側面図である。これら各図において、1は
例えば車両用電源装置における整流素子等であるサイリ
スタ、トランジスタなどの半導体素子等からなる発熱体
(以下、半導体素子と称す)、2は半導体素子1が密接
して装着されその半導体素子1のヒートシンク機能を有
する金属ブロックであり、半導体素子1の発熱を導出す
るため銅、アルミニウム等の熱伝導性の良い金属で構成
されている。3は金属ブロック2内に形成された複数個
の穴部であり、例えば金属ブロック2の上面から所定の
深さまで穿設され垂直方向の穴となっている。20,2
1は各一方側20a,21aが金属ブロック2内に形成
された穴部3にそれぞれ垂直方向に装着され、各中間部
で折り曲げられて各他方側20b,21bが垂直方向に
対して水平方向側に傾斜配置されると共に各他方側20
b,21bの傾斜方向を千鳥状配置された複数本のヒー
トパイプであり、金属ブロック2に形成された穴部3に
拡管あるいはろう付け等の方法により密着固定されてい
る。また各ヒートパイプ20,21の他方側20b,2
1bは図16上において明かなように左右相反する方向
に傾斜させることにより千鳥状配置とされており、各ヒ
ートパイプ20,21の内部に水、アンモニア等の作動
流体それぞれ封入され、通常ヒートパイプ20,21内
に真空状態で封入される。48は各ヒートパイプ20の
他方側20bと一体的に連設され、その放熱面が水平に
対し傾斜して配設されたプレート状の複数の放熱フィン
であり、自然空冷のにおける対流熱伝達による空気の上
昇を妨げないように設けられている。また、放熱フィン
48をヒートパイプ20の他方側20bに挿通し、ヒー
トパイプ20の他方側20bの拡管あるいはろう付け等
の方法により、放熱フィン48が各ヒートパイプ20の
他方側20bに密着固定され、放熱フィン48と各ヒー
トパイプ20の他方側20bとが一体化されている。4
9,50は放熱フィン48の下端部および上端部にそれ
ぞれほぼ垂直方向に延在するよう配設され、周囲空気の
各ヒートパイプ20の他方側20bへの流入促進機能と
各ヒートパイプ20の他方側20bから周囲への流出促
進機能とを有する複数のプレート体である。また、図は
一例として、放熱フィン48とプレート体49,50を
一枚のプレート材を折り曲げ加工して形成した場合を示
している。51は各ヒートパイプ21の他方側21bと
一体的に連設され、その放熱面が水平に対し傾斜して配
設されたプレート状の複数の放熱フィンであり、自然空
冷のにおける対流熱伝達による空気の上昇を妨げないよ
うに設けられている。また、放熱フィン51をヒートパ
イプ21の他方側21bに挿通し、ヒートパイプ21の
他方側21bの拡管あるいはろう付け等の方法により放
熱フィン51が各ヒートパイプ21の他方側21bに密
着固定され、放熱フィン51と各ヒートパイプ21の他
方側21bとが一体化されている。52,53は放熱フ
ィン51の下端部および上端部にそれぞれほぼ垂直方向
に延在するよう配設され、周囲空気の各ヒートパイプ2
1の他方側21bへの流入促進機能と各ヒートパイプ2
1の他方側21bから周囲への流出促進機能とを有する
複数のプレート体である。また、図は一例として、放熱
フィン51とプレート体52,53を一枚のプレート材
を折り曲げ加工して形成した場合を示している。54,
55は各プレート体35,38、各プレート体34,3
7の縁部全体と一体的に連設され各プレート体35,3
8、各プレート体34,37をそれぞれ一体的に支持す
る支持バーである。56は支持バー55に連設され、そ
の支持バー55を金属ブロック2に例えばボルト止めあ
るいは溶接などの方法により固定する固定片である。
【0063】次に動作について説明する。冷却の一連の
動作については上述した実施例5に示したものと同様で
ある。この実施例12においては、上述した実施例8に
示すような各プレート体34,35,37,38への孔
39,40の加工、孔39,40への支持管体41,4
2の挿通、支持管体41,42の拡管といった複雑な作
業並びに工程を必要とすることなく、各プレート体3
5,38、各プレート体34,37の縁部全体と支持バ
ー54,55とを一体的に連設するだけで、上述した実
施例8より簡単な構造、簡易な作業で耐震性を向上する
ことができる。さらに、支持バー55を固定片56によ
り金属ブロック2に例えばボルト止めあるいは溶接など
の方法により固定するようにしたので、簡単な構造で装
置全体の耐震性の向上を図ることができる。
【0064】実施例13.この発明の実施例13を図2
2及び図23に基づいて説明する。図22は正面図であ
り、図23は側面図である。これら各図において、1〜
3,20,21,48〜53は上述した実施例12の構
成と同様である。57は例えば各プレート体50,53
に係止され、各プレート体50,53の間隔を一定に保
持すると共に各プレート体50,53を一体的に固定す
るくし歯形支持体である。58,59は例えば各プレー
ト体49,52にそれぞれ係止され、各プレート体4
9,52の間隔をそれぞれ一定に保持すると共に各プレ
ート体49,52をそれぞれ一体的に固定するくし歯形
支持体である。
【0065】次に動作について説明する。冷却の一連の
動作については上述した実施例12に示したものと同様
である。この実施例13においては、上述した実施例8
に示すような、各プレート体34,35,37,38へ
の孔39,40の加工、孔39,40への支持管体4
1,42の挿通、支持管体41,42の拡管といった複
雑な作業並びに工程を必要とすることなく、各プレート
体50,53、各プレート体49,52にくし歯形支持
体57,58,59を係止するだけで、上述した実施例
8より簡単な構造、簡易な作業で耐震性を向上すること
ができる。さらにこの実施例13においては,各プレー
ト体の間隔を一定に保持することができ、各プレート体
間並びに放熱フィン間を流通する空気流を一定にでき安
定した冷却特性を得ることができる。なお、プレート体
49,52とは別々にくし歯形支持体58,59を係止
した場合について述べたが、各プレート体49,52を
各プレート体50,53と同様に1つのくし歯形支持体
で係止し一体的に固定することにより、さらに耐震性が
向上する。また、くし歯形支持体58,59あるいは一
体型くし歯形支持体を固定片等で金属ブロック2に例え
ばボルト止めあるいは溶接などの方法により固定するこ
とにより、簡単な構造で装置全体の耐震性の向上を図る
ことも可能である。また、各プレート体50,53をく
し歯形支持体57により一体的に固定した場合について
述べたが、プレート体50,53を別々のくし歯形支持
体によりそれぞれ別々係止するようにしてもよい。
【0066】実施例14.この発明の実施例14を図2
4に基づいて説明する。図24は側面断面図である。図
24において、1〜3,20〜22は上述した実施例5
の構成と同様である。60は各ヒートパイプ20の他方
側20bと一体的に連設され、その放熱面が水平に対し
傾斜して配設されたプレート状の複数の放熱フィンであ
り、自然空冷のにおける対流熱伝達による空気の上昇を
妨げないように設けられている。また、放熱フィン60
をヒートパイプ20の他方側20bに挿通し、ヒートパ
イプ20の他方側20bの拡管あるいはろう付け等の方
法により、放熱フィン60が各ヒートパイプ20の他方
側20bに密着固定され、放熱フィン60と各ヒートパ
イプ20の他方側20bとが一体化されている。61,
62は放熱フィン60の下端部および上端部にそれぞれ
ほぼ垂直方向に延在するよう配設され、周囲空気の各ヒ
ートパイプ20の他方側20bへの流入促進機能と各ヒ
ートパイプ20の他方側20bから周囲への流出促進機
能とを有する同一形状の複数のプレート体である。ま
た、図は一例として、放熱フィン60とプレート体6
1,62を一枚のプレート材を折り曲げ加工して形成し
た場合を示し且つこれらは一種類のみの部品となってい
る。63は各ヒートパイプ21の他方側21bと一体的
に連設され、その放熱面が水平に対し傾斜して配設され
たプレート状の複数の放熱フィンであり、自然空冷のに
おける対流熱伝達による空気の上昇を妨げないように設
けられている。また、放熱フィン63をヒートパイプ2
1の他方側21bに挿通し、ヒートパイプ21の他方側
21bの拡管あるいはろう付け等の方法により、放熱フ
ィン63が各ヒートパイプ21の他方側21bに密着固
定され、放熱フィン63と各ヒートパイプ21の他方側
21bとが一体化されている。64,65は放熱フィン
63の下端部および上端部にそれぞれほぼ垂直方向に延
在するよう配設され、周囲空気の各ヒートパイプ21の
他方側21bへの流入促進機能と各ヒートパイプ21の
他方側21bから周囲への流出促進機能とを有する同一
形状の複数のプレート体である。また、図は一例とし
て、放熱フィン63とプレート体64,65を一枚のプ
レート材を折り曲げ加工して形成した場合を示し且つこ
れらは一種類のみの部品となっている。66,67は例
えば各プレート体62,65にそれぞれ係止され、各プ
レート体66,67の間隔をそれぞれ一定に保持すると
共に各プレート体66,67をそれぞれ一体的に固定す
るくし歯形支持体である。68,69は例えば各プレー
ト体61,64にそれぞれ係止され、各プレート体6
1,64の間隔をそれぞれ一定に保持すると共に各プレ
ート体61,64をそれぞれ一体的に固定するくし歯形
支持体である。70,71は各プレート体61,64を
金属ブロック2に例えばボルト止めあるいは溶接などの
方法により固定する固定片である。
【0067】次に動作について説明する。冷却の一連の
動作については上述した実施例13に示したものと同様
である。この実施例14においては、上述した実施例8
に示すような、各プレート体34,35,37,38へ
の孔39,40の加工、孔39,40への支持管体4
1,42の挿通、支持管体41,42の拡管といった複
雑な作業並びに工程を必要とすることなく、各プレート
体62,65、各プレート体61,64にくし歯形支持
体66,67,68,69を係止し、くし歯形支持体6
8,69をそれぞれ固定片70,71により固定するだ
けで、上述した実施例8より簡単な構造、簡易な作業で
装置全体的に耐震性を向上することができる。また、こ
の実施例14においては,各プレート体の間隔を一定に
保持することができ、各プレート体間並びに放熱フィン
間を流通する空気流を一定にでき安定した冷却特性を得
ることができる。さらに放熱フィン60、プレート体6
1,62並びに放熱フィン63、プレート体64,65
を同一形状としているため、放熱フィン63、プレート
体64,65の製作時に必要となるプレス機械の打ち抜
き加工による抜き型が一つで全て放熱フィン60、プレ
ート体61,62並びに放熱フィン63、プレート体6
4,65が加工でき、製作コストを大幅に削減すること
ができ、高性能・低価格な実用価値の極めて高い冷却装
置を得ることができる。
【0068】実施例15.また、上記実施例14ではプ
レート体62,65とは別々にくし歯形支持体66,6
7を係止した場合について述べたが、図25に示すよう
に、各プレート体62,65を1つのくし歯形支持体7
2で係止し一体的に固定することにより、上記実施例1
4よりさらに耐振性が向上する。
【0069】実施例16.この発明の実施例16を図2
6および図27に基づいて説明する。図26は正面図、
図27は平面図である。これら各図において1〜3,2
0,21,24,26,27,29は上述した実施例5
の構成と同様である。73は各ヒートパイプ20,21
の垂直部に両側から挟持して一体的に固定するために挟
設された挟持体であり各ヒートパイプ20,21の垂直
部の管外周面と密着できるよう孔72aが形成されてい
る。
【0070】次に動作について説明する。冷却の一連の
動作については上述した実施例5に示したものと同様で
ある。この実施例16においては、各ヒートパイプ2
0,21の垂直部を孔72aが形成された挟持体73を
両側から挟持して一体的に固定するようにしたので、各
ヒートパイプ20,21にかかる水平方向の力に対し補
強することができ、耐振性を向上することができる。な
お、挟持体73はボルト等で締め付けて固定してもよ
く、あるいは溶接等で固定してもよいことは言うまでも
ない。
【0071】実施例17.この発明の実施例17を図2
8に基づいて説明する。図28は平面図である。図28
において、1,2,20,21,24,26,27,2
9は上述した実施例16の構成と同様である。74,7
5は各ヒートパイプ20,21の他方側20b,21b
の先端部間にそれぞれ跨設されそれら各ヒートパイプ2
0,21をそれぞれ一体的に保持する支持体である。
【0072】次に動作について説明する。冷却の一連の
動作については上述した実施例16に示したものと同様
である。この実施例17においては、各ヒートパイプ2
0,21の他方側20b,21bの先端部間にそれぞれ
支持体74,75を跨設するだけで、各ヒートパイプ2
0,21にかかる水平方向の力に対し簡単に補強するこ
とができるので、上述した実施例16よりも簡単な構造
でより一層耐振性を向上させることができる。
【0073】実施例18.この発明の実施例18を図2
9に基づいて説明する。図29は側面断面図である。図
29において、1は例えば車両用電源装置における整流
素子等であるサイリスタ、トランジスタなどの半導体素
子等からなる発熱体(以下、半導体素子と称す)、2は
半導体素子1が密接して装着されその半導体素子1のヒ
ートシンク機能を有する金属ブロックであり、半導体素
子1の発熱を導出するため銅、アルミニウム等の熱伝導
性の良い金属で構成されている。3は金属ブロック2内
に形成された複数個の穴部であり、例えば金属ブロック
2の上面から所定の深さまで穿設された垂直方向の穴と
なっている。76は各一方側77が金属ブロック2内に
形成された穴部3にそれぞれ垂直方向に装着され、各中
間部78で折り曲げられて各他方側79が垂直方向に対
して水平方向側に傾斜されると共に各他方側79の断面
積が各一方側77の断面積より大きく構成された複数本
のヒートパイプであり、各一方側77が金属ブロック2
に形成された穴部3に拡管あるいはろう付け等の方法に
より密着固定されている。図は一例として、一方側77
を小径の管体とし、他方側79を大径の管体とし、中間
部78は小径の一方側77と大径の他方側79とを接続
する接続管体としてヒートパイプ76を構成した場合を
示している。80は各ヒートパイプ76の内部にそれぞ
れ封入された水、アンモニア等の作動流体であり、通常
ヒートパイプ76内に真空状態で封入される。81は各
ヒートパイプ76の他方側79と一体的に連設され、そ
の放熱面が水平に対し傾斜して配設されたプレート状の
複数の放熱フィンであり、自然空冷のにおける対流熱伝
達による空気の上昇を妨げないように設けられている。
また、放熱フィン81をヒートパイプ76の他方側79
に挿通し、ヒートパイプ76の他方側79の拡管あるい
はろう付け等の方法により、放熱フィン81が各ヒート
パイプ76の他方側79に密着固定され、放熱フィン8
1と各ヒートパイプ76の他方側79とが一体化されて
いる。82,83は放熱フィン81の下端部および上端
部にそれぞれほぼ垂直方向に延在するよう配設され、周
囲空気の各ヒートパイプ76の他方側79への流入促進
機能と各ヒートパイプ76の他方側79から周囲への流
出促進機能とを有する複数のプレート体であり、図は一
例としてプレート体82,83の下端および上端は水平
方向において同一線上に位置している場合を示してい
る。また、図は一例として放熱フィン81とプレート体
82,83とを一枚のプレート材を折り曲げ加工して形
成した場合を示している。
【0074】次に動作について説明する。半導体素子1
の冷却の一連の動作については、上述した実施例3に示
したものと同様の動作が行われる。この実施例18にお
いては、ヒートパイプ76の他方側79の断面積を一方
側77の断面積より大きく構成したので、ヒートパイプ
76の他方側79における凝縮熱伝達を著しく促進させ
ることができ、伝達熱抵抗を著しく減少させ、冷却能力
を格段に向上させることができる。なお、上記実施例1
8ではヒートパイプ76が小径の管体からなる一方側7
7と、大径の管体からなる他方側79と、小径の一方側
77と大径の他方側79とを接続する接続管体からなる
中間部78とにより構成されて場合について述べたが、
これに限定されるものではなく、ヒートパイプ76の一
方側77を金属ブロック2内に形成された穴部3に垂直
方向に装着し、中間部78で折り曲げて他方側79を垂
直方向に対して水平方向側に傾斜させ、プレート体8
2,83と一体的に形成された放熱フィン81にヒート
パイプ76の他方側79を挿通し、そのヒートパイプ7
6の他方側79をヒートパイプ76の一方側77の断面
積より大きくなるように管内面積を拡大してヒートパイ
プ76を構成するようにしてもよく、上記実施例18と
同様の効果を奏する。ところで、上記実施例18におけ
るヒートパイプ76を、上述した各実施例に適用するこ
とにより、より一層冷却能力の高い発熱体の冷却装置を
得ることができることは勿論のことである。
【0075】実施例19.また、上述した実施例3〜1
8においては、放熱フィンとプレート体とを一枚のプレ
ート材を折り曲げ加工して形成した場合について述べた
が、放熱フィンとプレート体とを別々の材料で溶接等に
より一体的に結合するようにしてもよいことは言うまで
もない。
【0076】実施例20.また、上述した実施例6,7
における良導体、間隔リングを、上述した各実施例に適
用することにより、より一層効果の高い発熱体の冷却装
置を得ることができることは勿論のことである。
【0077】実施例21.また、上述した実施例8〜1
7におけるプレート体の支持手段については上述した実
施例3,5に適用することも可能であり、耐震性の向上
を図ることができる。
【0078】実施例22.ところで、上記説明では冷却
ファンを設置しない構造について述べたが、冷却ファン
を設置した構造とすることも可能であり、この場合はよ
り一層効果の高い発熱体の冷却装置を得ることができ
る。
【0079】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、発熱
体が装着された金属ブロックに各ヒートパイプの一方側
が垂直方向に装着し、各ヒートパイプの中間部を折り曲
げて各ヒートパイプの他方側を垂直方向に対して水平方
向側に傾斜配置し、各ヒートパイプの他方側にそれぞれ
その放熱面が水平に対し傾斜して配設した複数の放熱フ
ィンを設けたことにより、放熱フィン間の空気の滞留が
なくなり、空気の対流熱伝達を促進することができ、従
来のような冷却風の通路となる風胴を設ける必要がな
く、小型化・低価格化の図れる発熱体の冷却装置を得る
ことができる。
【0080】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置し、各ヒートパ
イプの他方側と一体的に連設されその放熱面が水平に対
し傾斜して配設した複数の放熱フィンを設けたことによ
り、放熱フィン間の空気の滞留がなくなり、空気の対流
熱伝達を促進することができると共に作業性が向上する
ことができる発熱体の冷却装置を得ることができる。
【0081】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置し、放熱面が水
平に対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒート
パイプの他方側と一体的に連設し、各放熱フィンの下端
部および上端部にそれぞれ垂直方向に延在するよう配設
された複数のプレート体を設けたことにより、周囲空気
の各ヒートパイプの他方側への流入促進が図れると共に
各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促進が行わ
れ、空気の対流熱伝達をより一層促進することができる
発熱体の冷却装置を得ることができる。
【0082】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置し、放熱面が水
平に対し傾斜して配設した同一形状の複数の放熱フィン
を各ヒートパイプの他方側と一体的に連設し、各放熱フ
ィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に延在す
るよう配設された同一形状の複数のプレート体を設けた
ことにより、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流
入促進が図れると共に各ヒートパイプの他方側から周囲
への流出促進が行われ、空気の対流熱伝達をより一層促
進することができると共に、各放熱フィンおよび各プレ
ート体を同一形状としたことにより、製作コストを削減
することができる発熱体の冷却装置を得ることができ
る。
【0083】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設けたこ
とにより、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入
促進が図れると共に各ヒートパイプの他方側から周囲へ
の流出促進が行われ、空気の対流熱伝達をより一層促進
することができると共に、装置のバランスを均等とする
ことができる発熱体の冷却装置を得ることができる。
【0084】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
ヒートパイプの他方側と各放熱フィンとにそれぞれ連設
して密着固定された熱の良導体を設けたことにより、周
囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入促進が図れる
と共に各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促進が
行われ、空気の対流熱伝達をより一層促進することがで
きると共に、放熱フィン内の熱伝導を促進しフィン効率
を向上させることができる発熱体の冷却装置を得ること
ができる。
【0085】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
放熱フィンに熱の良導体を設け、各ヒートパイプの他方
側の周囲で各放熱フィン間に間隔リングを配置したこと
により、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入促
進が図れると共に各ヒートパイプの他方側から周囲への
流出促進が行われ、空気の対流熱伝達をより一層促進す
ることができると共に、放熱フィンの間隔を一定に保持
することができる実用価値の高い発熱体の冷却装置を得
ることができる。
【0086】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
プレート体の少なくとも何れか一方に同一軸線上の位置
に孔を形成し、プレート体に形成した孔に中空状の支持
管体を挿通し、その支持管体を内部より拡管してプレー
ト体と一体的に装着したことにより、周囲空気の各ヒー
トパイプの他方側への流入促進が図れると共に各ヒート
パイプの他方側から周囲への流出促進が行われ、空気の
対流熱伝達をより一層促進することができると共に放熱
フィンの耐振性を向上させることができ、実用価値の高
い発熱体の冷却装置を得ることができる。
【0087】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
プレート体の少なくとも何れか一方に同一軸線上の位置
に孔を形成し、プレート体に形成した孔に中空状の支持
管体を挿通し、支持管体のプレート体が挿通していない
部分に補強管体を挿通し、支持管体を内部より液圧によ
り拡管してプレート体と一体的に装着したことにより、
周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入促進が図れ
ると共に各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促進
が行われ、空気の対流熱伝達をより一層促進することが
できると共に、放熱フィンの耐振性を向上させることが
でき、さらに、補強管体により支持管体のプレート体が
挿通していない部分の変形・破損等を防止することがで
き、実用価値の高い発熱体の冷却装置を得ることができ
る。
【0088】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
プレート体の少なくとも何れか一方に同一軸線上の位置
に孔を形成し、プレート体に形成した孔に中空状の支持
管体を挿通し、その支持管体を内部より拡管してプレー
ト体と一体的に装着し、支持管体を金属ブロックに固定
する取付体を設けたことにより、周囲空気の各ヒートパ
イプの他方側への流入促進が図れると共に各ヒートパイ
プの他方側から周囲への流出促進が行われ、空気の対流
熱伝達をより一層促進することができると共に、装置全
体の耐振性を向上させることができ、実用価値の高い発
熱体の冷却装置を得ることができる。
【0089】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
プレート体の少なくとも何れか一方に同一軸線上の位置
に孔を形成し、プレート体に形成した孔に中空状の支持
管体を挿通し、その支持管体を内部より拡管してプレー
ト体と一体的に装着し、各ヒートパイプの同一傾斜方向
の他方側とそれぞれ一体的に連設された各プレート体の
少なくとも一枚により構成され、他のプレート体の板厚
よりも厚い支持板を設けたことにより、周囲空気の各ヒ
ートパイプの他方側への流入促進が図れると共に各ヒー
トパイプの他方側から周囲への流出促進が行われ、空気
の対流熱伝達をより一層促進することができると共に、
放熱フィン自体の曲がりを防止でき、より一層耐振性を
向上させることができ、実用価値の高い発熱体の冷却装
置を得ることができる。
【0090】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
プレート体の少なくとも何れか一方の縁部全体と一体的
に連設されプレート体を支持する支持バーを設けたこと
により、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流入促
進が図れると共に各ヒートパイプの他方側から周囲への
流出促進が行われ、空気の対流熱伝達をより一層促進す
ることができると共に、簡単な構造で耐振性を向上させ
ることができ、実用価値の高い発熱体の冷却装置を得る
ことができる。
【0091】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
プレート体の少なくとも何れか一方に係止されプレート
の間隔を一定に保持すると共にプレート体を一体的に固
定するくし歯形支持体を設けたことにより、周囲空気の
各ヒートパイプの他方側への流入促進が図れると共に各
ヒートパイプの他方側から周囲への流出促進が行われ、
空気の対流熱伝達をより一層促進することができると共
に簡単な構造で耐振性を向上させることができ且つプレ
ート体の間隔を一定に保持することができ、実用価値の
高い発熱体の冷却装置を得ることができる。
【0092】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した同一形状の複数の放熱フィンを各
ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的
に連設し、各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞ
れ垂直方向に延在するよう配設された同一形状から成る
複数のプレート体を設け、各プレート体の少なくとも何
れか一方に係止されプレートの間隔を一定に保持すると
共にプレート体を一体的に固定するくし歯形支持体を設
けたことにより、周囲空気の各ヒートパイプの他方側へ
の流入促進が図れると共に各ヒートパイプの他方側から
周囲への流出促進が行われ、空気の対流熱伝達をより一
層促進することができると共に、簡単な構造で耐振性を
向上させることができ且つプレート体の間隔を一定に保
持することができ且つ各放熱フィンおよび各プレート体
を同一形状としたことにより、製作コストを削減するこ
とができ、実用価値の高い発熱体の冷却装置を得ること
ができる。
【0093】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
ヒートパイプの垂直部を挟持体により一体的に挟設した
ことにより、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流
入促進が図れると共に各ヒートパイプの他方側から周囲
への流出促進が行われ、空気の対流熱伝達をより一層促
進することができると共に、ヒートパイプに作用する水
平方向の力に対し補強することができ耐振性を向上させ
ることができる発熱体の冷却装置を得ることができる。
【0094】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側が垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
各他方側の傾斜方向を千鳥状配置とし、放熱面が水平に
対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを各ヒートパイ
プの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体的に連設し、
各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
に延在するよう配設された複数のプレート体を設け、各
ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側端部間に跨設され
それらヒートパイプを一体的に保持する支持体を設けた
ことにより、周囲空気の各ヒートパイプの他方側への流
入促進が図れると共に各ヒートパイプの他方側から周囲
への流出促進が行われ、空気の対流熱伝達をより一層促
進することができると共に、簡単な構造でヒートパイプ
に作用する水平方向の力に対し補強することができ耐振
性を向上させることができる発熱体の冷却装置を得るこ
とができる。
【0095】また、発熱体が装着された金属ブロックに
各ヒートパイプの一方側を垂直方向に装着し、各ヒート
パイプの中間部を折り曲げて各ヒートパイプの他方側を
垂直方向に対して水平方向側に傾斜配置すると共にその
他方側の断面積が一方側の断面積より大きく構成し、放
熱面が水平に対し傾斜して配設した複数の放熱フィンを
各ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側とそれぞれ一体
的に連設し、各放熱フィンの下端部および上端部にそれ
ぞれ垂直方向に延在するよう配設された複数のプレート
体を設けたことにより、周囲空気の各ヒートパイプの他
方側への流入促進が図れると共に各ヒートパイプの他方
側から周囲への流出促進が行われ、空気の対流熱伝達を
より一層促進することができると共にヒートパイプの他
方側における凝縮熱伝達をより一層促進させることがで
きるので、冷却能力を格段に向上させることができ、よ
り一層高性能な発熱体の冷却装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す正面図である。
【図2】この発明の実施例1を示す図1のa−a線にお
ける断面図である。
【図3】この発明の実施例2を示す正面図である。
【図4】この発明の実施例2を示す図3のb−b線にお
ける断面図である。
【図5】この発明の実施例3を示す正面図である。
【図6】この発明の実施例3を示す図5のc−c線にお
ける断面図である。
【図7】この発明の実施例4を示す正面図である。
【図8】この発明の実施例4を示す図7のd−d線にお
ける断面図である。
【図9】この発明の実施例5を示す正面図である。
【図10】この発明の実施例5を示す図9のe−e線に
おける断面図である。
【図11】この発明の実施例5を示す図9のf−f線に
おける断面図である。
【図12】この発明の実施例6を示す側面断面図であ
る。
【図13】この発明の実施例6を示す要部拡大側面断面
図である。
【図14】この発明の実施例7を示す要部拡大側面断面
図である。
【図15】この発明の実施例8を示す正面図である。
【図16】この発明の実施例8を示す側面図である。
【図17】この発明の実施例9を示す側面図である。
【図18】この発明の実施例10を示す側面図である。
【図19】この発明の実施例11を示す側面図である。
【図20】この発明の実施例12を示す正面図である。
【図21】この発明の実施例12を示す側面図である。
【図22】この発明の実施例13を示す正面図である。
【図23】この発明の実施例13を示す側面図である。
【図24】この発明の実施例14を示す側面断面図であ
る。
【図25】この発明の実施例15を示す側面図である。
【図26】この発明の実施例16を示す正面図である。
【図27】この発明の実施例16を示す平面図である。
【図28】この発明の実施例17を示す平面図である。
【図29】この発明の実施例18を示す側面断面図であ
る。
【図30】従来の発熱体の冷却装置を示す正面断面図で
ある。
【図31】従来の発熱体の冷却装置を示す側面断面図で
ある。
【符号の説明】
1 発熱体 2 金属ブロック 3 穴部 11 ヒートパイプ 13 放熱フィン 14 放熱フィン 15 放熱フィン 16 プレート体 17 プレート体 18 プレート体 19 プレート体 20 ヒートパイプ 21 ヒートパイプ 24 放熱フィン 25 プレート体 26 プレート体 27 放熱フィン 28 プレート体 29 プレート体 30 良導体 31 良導体 32 間隔リング 33 放熱フィン 34 プレート体 35 プレート体 36 放熱フィン 37 プレート体 38 プレート体 41 支持管体 42 支持管体 43 補強管体 44 補強管体 45 取付体 46 支持板 47 支持板 48 放熱フィン 49 プレート体 50 プレート体 51 放熱フィン 52 プレート体 53 プレート体 54 支持バー 55 支持バー 57 くし歯形支持体 58 くし歯形支持体 59 くし歯形支持体 60 放熱フィン 61 プレート体 62 プレート体 63 放熱フィン 64 プレート体 65 プレート体 66 くし歯形支持体 67 くし歯形支持体 68 くし歯形支持体 69 くし歯形支持体 72 くし歯形支持体 73 挟持体 74 支持体 75 支持体 76 ヒートパイプ 77 一方側 78 中間部 79 他方側 81 放熱フィン 82 プレート体 83 プレート体

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体が装着され上記発熱体のヒートシ
    ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
    それぞれ封入され、各一方側が上記金属ブロックに垂直
    方向に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が
    垂直方向に対して水平方向側に傾斜された複数本のヒー
    トパイプと、上記各ヒートパイプの他方側にそれぞれ配
    設され、その放熱面が水平に対し傾斜して配設された複
    数の放熱フィンとを備えたことを特徴とする発熱体の冷
    却装置。
  2. 【請求項2】 発熱体が装着され上記発熱体のヒートシ
    ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
    それぞれ封入され、各一方側が上記金属ブロックに垂直
    方向に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が
    垂直方向に対して水平方向側に傾斜された複数本のヒー
    トパイプと、上記各ヒートパイプの他方側と一体的に連
    設され、その放熱面が水平に対し傾斜して配設された複
    数の放熱フィンとを備えたことを特徴とする発熱体の冷
    却装置。
  3. 【請求項3】 発熱体が装着され上記発熱体のヒートシ
    ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
    それぞれ封入され、各一方側が上記金属ブロックに垂直
    方向に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が
    垂直方向に対して水平方向側に傾斜された複数本のヒー
    トパイプと、上記各ヒートパイプの他方側と一体的に連
    設され、その放熱面が水平に対し傾斜して配設された複
    数の放熱フィンと、上記各放熱フィンの下端部および上
    端部にそれぞれ垂直方向に延在するよう配設され、周囲
    空気の上記各ヒートパイプの他方側への流入促進機能と
    上記各ヒートパイプの他方側から周囲への流出促進機能
    とを有する複数のプレート体とを備えたことを特徴とす
    る発熱体の冷却装置。
  4. 【請求項4】 発熱体が装着され上記発熱体のヒートシ
    ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
    それぞれ封入され、各一方側が上記金属ブロックに垂直
    方向に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が
    垂直方向に対して水平方向側に傾斜された複数本のヒー
    トパイプと、上記各ヒートパイプの他方側と一体的に連
    設され、その放熱面が水平に対し傾斜して配設された同
    一形状から成る複数の放熱フィンと、上記各放熱フィン
    の下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に延在するよ
    う配設され、周囲空気の上記各ヒートパイプの他方側へ
    の流入促進機能と上記各ヒートパイプの他方側から周囲
    への流出促進機能とを有する同一形状から成る複数のプ
    レート体とを備えたことを特徴とする発熱体の冷却装
    置。
  5. 【請求項5】 発熱体が装着され上記発熱体のヒートシ
    ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
    それぞれ封入され、各一方側が上記金属ブロックに垂直
    方向に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が
    垂直方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他方
    側の傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本の
    ヒートパイプと、上記各ヒートパイプの同一傾斜方向の
    他方側とそれぞれ一体的に連設され、その放熱面が水平
    に対し傾斜して配設された複数の放熱フィンと、上記各
    放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に
    延在するよう配設され、周囲空気の上記各ヒートパイプ
    の他方側への流入促進機能と上記各ヒートパイプの他方
    側から周囲への流出促進機能とを有する複数のプレート
    体とを備えたことを特徴とする発熱体の冷却装置。
  6. 【請求項6】 発熱体が装着され上記発熱体のヒートシ
    ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
    それぞれ封入され、各一方側が上記金属ブロックに垂直
    方向に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が
    垂直方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他方
    側の傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本の
    ヒートパイプと、上記各ヒートパイプの同一傾斜方向の
    他方側とそれぞれ一体的に連設され、その放熱面が水平
    に対し傾斜して配設された複数の放熱フィンと、上記各
    放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に
    延在するよう配設され、周囲空気の上記各ヒートパイプ
    の他方側への流入促進機能と上記各ヒートパイプの他方
    側から周囲への流出促進機能とを有する複数のプレート
    体と、上記各ヒートパイプの他方側と各放熱フィンとに
    それぞれ連設して密着固定された熱の良導体とを備えた
    ことを特徴とする発熱体の冷却装置。
  7. 【請求項7】 発熱体が装着され上記発熱体のヒートシ
    ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
    それぞれ封入され、各一方側が上記金属ブロックに垂直
    方向に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が
    垂直方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他方
    側の傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本の
    ヒートパイプと、上記各ヒートパイプの同一傾斜方向の
    他方側とそれぞれ一体的に連設され、その放熱面が水平
    に対し傾斜して配設された複数の放熱フィンと、上記各
    放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に
    延在するよう配設され、周囲空気の上記各ヒートパイプ
    の他方側への流入促進機能と上記各ヒートパイプの他方
    側から周囲への流出促進機能とを有する複数のプレート
    体と、上記各放熱フィンに装着した熱の良導体と、上記
    各ヒートパイプの他端側の周囲で上記各放熱フィン間に
    配設され、上記各放熱フィンのフィン間隔を保持する間
    隔リングとを備えたことを特徴とする発熱体の冷却装
    置。
  8. 【請求項8】 発熱体が装着され上記発熱体のヒートシ
    ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
    それぞれ封入され、各一方側が上記金属ブロックに垂直
    方向に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側が
    垂直方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他方
    側の傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本の
    ヒートパイプと、上記各ヒートパイプの同一傾斜方向の
    他方側とそれぞれ一体的に連設され、その放熱面が水平
    に対し傾斜して配設された複数の放熱フィンと、上記各
    放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に
    延在するよう配設され、周囲空気の上記各ヒートパイプ
    の他方側への流入促進機能と上記各ヒートパイプの他方
    側から周囲への流出促進機能とを有する複数のプレート
    体と、上記各プレート体の少なくとも何れか一方に同一
    軸線上の位置に形成された孔と、中空状から成り、上記
    プレート体に形成した孔に挿通され、内部より拡管して
    上記プレート体と一体的に装着される支持管体とを備え
    たことを特徴とする発熱体の冷却装置。
  9. 【請求項9】 発熱体が装着され上記発熱体のヒートシ
    ンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体が
    それぞれ封入され、各一方側が上記金属ブロックに垂直
    方向に一体成形され、各中間部で折り曲げられて各他方
    側が垂直方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各
    他方側の傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数
    本のヒートパイプと、上記各ヒートパイプの同一傾斜方
    向の他方側とそれぞれ一体的に連設され、その放熱面が
    水平に対し傾斜して配設された複数の放熱フィンと、上
    記各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方
    向に延在するよう配設され、周囲空気の上記各ヒートパ
    イプの他方側への流入促進機能と上記各ヒートパイプの
    他方側から周囲への流出促進機能とを有する複数のプレ
    ート体と、上記各プレート体の少なくとも何れか一方に
    同一軸線上の位置に形成された孔と、中空状から成り、
    上記プレート体に形成した孔に挿通され、内部より液圧
    により拡管して上記プレート体と一体的に装着される支
    持管体と、上記支持管体の上記プレート体が挿通してい
    ないに部分に挿着され、その部分の補強を行う補強管体
    とを備えたことを特徴とする発熱体の冷却装置。
  10. 【請求項10】 発熱体が装着され上記発熱体のヒート
    シンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体
    がそれぞれ封入され、各一方側が上記金属ブロックに垂
    直方向に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側
    が垂直方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他
    方側の傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本
    のヒートパイプと、上記各ヒートパイプの同一傾斜方向
    の他方側とそれぞれ一体的に連設され、その放熱面が水
    平に対し傾斜して配設された複数の放熱フィンと、上記
    各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
    に延在するよう配設され、周囲空気の上記各ヒートパイ
    プの他方側への流入促進機能と上記各ヒートパイプの他
    方側から周囲への流出促進機能とを有する複数のプレー
    ト体と、上記各プレート体の少なくとも何れか一方に水
    平方向の同一軸線上の位置に形成された孔と、中空状か
    ら成り、上記プレート体に形成した孔に挿通され、内部
    より拡管して上記プレート体と一体的に装着される支持
    管体と、上記支持管体を上記金属ブロックに固定するた
    めの取付体とを備えたことを特徴とする発熱体の冷却装
    置。
  11. 【請求項11】 発熱体が装着され上記発熱体のヒート
    シンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体
    がそれぞれ封入され、各一方側が上記金属ブロックに垂
    直方向に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側
    が垂直方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他
    方側の傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本
    のヒートパイプと、上記各ヒートパイプの同一傾斜方向
    の他方側とそれぞれ一体的に連設され、その放熱面が水
    平に対し傾斜して配設された複数の放熱フィンと、上記
    各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
    に延在するよう配設され、周囲空気の上記各ヒートパイ
    プの他方側への流入促進機能と上記各ヒートパイプの他
    方側から周囲への流出促進機能とを有する複数のプレー
    ト体と、上記各プレート体の少なくとも何れか一方にに
    水平方向の同一軸線上の位置に形成された孔と、中空状
    から成り、上記プレート体に形成した孔に挿通され、内
    部より拡管して上記プレート体と一体的に装着される支
    持管体と、上記各ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側
    とそれぞれ一体的に連設された上記各プレート体の少な
    くとも一枚により構成され、上記他のプレート体の板厚
    よりも厚い支持板とを備えたことを特徴とする発熱体の
    冷却装置。
  12. 【請求項12】 発熱体が装着され上記発熱体のヒート
    シンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体
    がそれぞれ封入され、各一方側が上記金属ブロックに垂
    直方向に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側
    が垂直方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他
    方側の傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本
    のヒートパイプと、上記各ヒートパイプの同一傾斜方向
    の他方側とそれぞれ一体的に連設され、その放熱面が水
    平に対し傾斜して配設された複数の放熱フィンと、上記
    各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
    に延在するよう配設され、周囲空気の上記各ヒートパイ
    プの他方側への流入促進機能と上記各ヒートパイプの他
    方側から周囲への流出促進機能とを有する複数のプレー
    ト体と、上記各プレート体の少なくとも一方の縁部全体
    と一体的に連設され上記プレート体を支持する支持バー
    とを備えたことを特徴とする発熱体の冷却装置。
  13. 【請求項13】 発熱体が装着され上記発熱体のヒート
    シンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体
    がそれぞれ封入され、各一方側が上記金属ブロックに垂
    直方向に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側
    が垂直方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他
    方側の傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本
    のヒートパイプと、上記各ヒートパイプの同一傾斜方向
    の他方側とそれぞれ一体的に連設され、その放熱面が水
    平に対し傾斜して配設された複数の放熱フィンと、上記
    各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
    に延在するよう配設され、周囲空気の上記各ヒートパイ
    プの他方側への流入促進機能と上記各ヒートパイプの他
    方側から周囲への流出促進機能とを有する複数のプレー
    ト体と、上記各プレート体の少なくとも何れか一方に係
    止され、上記プレート体の間隔を一定に保持すると共に
    上記プレート体を一体的に固定するくし歯形支持体とを
    備えたことを特徴とする発熱体の冷却装置。
  14. 【請求項14】 発熱体が装着され上記発熱体のヒート
    シンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体
    がそれぞれ封入され、各一方側が上記金属ブロックに垂
    直方向に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側
    が垂直方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他
    方側の傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本
    のヒートパイプと、上記各ヒートパイプの同一傾斜方向
    の他方側とそれぞれ一体的に連設され、その放熱面が水
    平に対し傾斜して配設された同一形状の複数の放熱フィ
    ンと、上記各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞ
    れ垂直方向に延在するよう配設され、周囲空気の上記各
    ヒートパイプの他方側への流入促進機能と上記各ヒート
    パイプの他方側から周囲への流出促進機能とを有する同
    一形状から成る複数のプレート体と、上記各プレート体
    の少なくとも何れか一方に係止され上記プレート体の間
    隔を一定に保持すると共に上記プレート体を一体的に固
    定するくし歯形支持体とを備えたことを特徴とする発熱
    体の冷却装置。
  15. 【請求項15】 発熱体が装着され上記発熱体のヒート
    シンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体
    がそれぞれ封入され、各一方側が上記金属ブロックに垂
    直方向に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側
    が垂直方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他
    方側の傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本
    のヒートパイプと、上記各ヒートパイプの同一傾斜方向
    の他方側とそれぞれ一体的に連設され、その放熱面が水
    平に対し傾斜して配設された複数の放熱フィンと、上記
    各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
    に延在するよう配設され、周囲空気の上記各ヒートパイ
    プの他方側への流入促進機能と上記各ヒートパイプの他
    方側から周囲への流出促進機能とを有する複数のプレー
    ト体と、上記各ヒートパイプの垂直部に一体的に挟設さ
    れた挟持体とを備えたことを特徴とする発熱体の冷却装
    置。
  16. 【請求項16】 発熱体が装着され上記発熱体のヒート
    シンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体
    がそれぞれ封入され、各一方側が上記金属ブロックに垂
    直方向に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側
    が垂直方向に対して水平方向側に傾斜されると共に各他
    方側の傾斜方向が千鳥状となるように配置された複数本
    のヒートパイプと、上記各ヒートパイプの同一傾斜方向
    の他方側とそれぞれ一体的に連設され、その放熱面が水
    平に対し傾斜して配設された複数の放熱フィンと、上記
    各放熱フィンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向
    に延在するよう配設され、周囲空気の上記各ヒートパイ
    プの他方側への流入促進機能と上記各ヒートパイプの他
    方側から周囲への流出促進機能とを有する複数のプレー
    ト体と、上記各ヒートパイプの同一傾斜方向の他方側端
    部間に跨設されそれらヒートパイプを一体的に保持する
    支持体とを備えたことを特徴とする発熱体の冷却装置。
  17. 【請求項17】 発熱体が装着され上記発熱体のヒート
    シンク機能を有する金属ブロックと、各内部に作動流体
    がそれぞれ封入され、各一方側が上記金属ブロックに垂
    直方向に装着され、各中間部で折り曲げられて各他方側
    が垂直方向に対して水平方向側に傾斜されると共に上記
    各他方側の断面積が上記一方側の断面積より大きく構成
    された複数本のヒートパイプと、上記各ヒートパイプの
    他方側と一体的に連設され、その放熱面が水平に対し傾
    斜して配設された複数の放熱フィンと、上記各放熱フィ
    ンの下端部および上端部にそれぞれ垂直方向に延在する
    よう配設され、周囲空気の上記各ヒートパイプの他方側
    への流入促進機能と上記各ヒートパイプの他方側から周
    囲への流出促進機能とを有する複数のプレート体とを備
    えたことを特徴とする発熱体の冷却装置。
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