JPH0396261A - ヒートパイプ式冷却器 - Google Patents

ヒートパイプ式冷却器

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JPH0396261A
JPH0396261A JP23420289A JP23420289A JPH0396261A JP H0396261 A JPH0396261 A JP H0396261A JP 23420289 A JP23420289 A JP 23420289A JP 23420289 A JP23420289 A JP 23420289A JP H0396261 A JPH0396261 A JP H0396261A
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Shinichi Ishida
石田 新一
Masakatsu Suzuki
鈴木 征勝
Hiroshi Yatabe
谷田部 博
Susumu Ogiwara
荻原 進
Takashi Murase
孝志 村瀬
Koji Matsumoto
厚二 松本
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体素子などの発熱を、ヒートパイプを用
いて拡散させて、強制空冷するヒートパイプ式冷却器に
関するものである. 〔従来の技術] サイリスク,パワートランジスタなどの発熱量が中容量
の半導体素子の冷却.は、ファンを用いた強制空冷方式
のものが多い。
第12図は、従来の強制空冷式冷却器の一例を示した斜
視図である。
冷却ブロック7は、銅またはアルミニウムなどの熱伝導
性材料を用いて、押出或形や鋳造により、ベース部7a
とフィン部7bをもつような形状に作製されたものであ
る。発熱素子6は、冷却ブロック7のベース部7aの表
側の平面に密着して搭載されており、ファン4によりフ
ィン部7bを強制空冷していた. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、前述した従来の冷却器では、発熱素子の放熱量
が増大するに伴って、冷却ブロック7の重量が重くなる
とともに、形状も大型になるという問題があった。
また、冷却ブロック7のフィン部7bのピッチを一定間
隔以下に狭くできず、容鼠が一定の場合には、放熱面積
に制限を受け、冷却能力が低下するという問題があった
さらに、冷却ブロソク7のベース部7aに搭載できる発
熱素子の数が、性能的にも、面積的にも限られていた。
一方、電子4M器などの場合には、限られた内部空間に
他の素子などとともに配置されるので、冷却器の基本的
な形状はそのままにして、冷却性能を向上させるととも
に、占有体積の減少や軽量化を実現しなければならない
本発明の目的は、前述の課題を解決し、冷却性能の向上
と、発熱素子の搭載数の増加を実現した、小型かつ軽量
なヒートパイプ式冷却器を提供することである。
〔課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために、本発明によるヒートバイブ
式冷却器は、外側に素子搭載面が内側にヒートパイプ取
付部がそれぞれ設けられており筒形の4面または断面コ
の字の3面と一方の側面を塞ぐ1面に配置された第1,
第2,第3および第4のベース板と、前記第I.第2,
第3および第4のベース板のしートパイプ取付部に蒸発
部が取り付けられ凝縮部が曲げ起こされた1本以上のヒ
ートパイプと、前記ヒートパイプのa’LM部に取り付
られた複数枚のフィンと、前記フィンと直交するいずれ
かの面に設けられた強制空冷用のファンとから構或され
ている。
〔作用〕
前記構或によれば、各ベース仮に搭載された発熱素子か
らの熱をヒートパイプを用いて末端のフィンにまで効率
よく伝達できるとともに、ファンにより強制冷却するこ
とができる。
〔実施例) 以下、図面等を参照して、実施例について、本発明を詐
細に説明する。
第1図〜第6図は、本発明によるヒートパイプ式冷却器
の第1の実施例を示した図であって、第l図は斜視図、
第2図は平面図、第3図は正面図、第4図は側面図、第
5図はヒートパイプの取付部を示した斜視図、第6図は
フィンの取付部を示した斜視図である。
ベース+Jil,IA,IB,Icは、銅またはアルミ
ニウムなどの熱伝導性の材料を用いて、押出法またはグ
イキャスト法等により作製されたものであり、この実施
例では、ベース板1.1Aとベース仮IB.lCをそれ
ぞれ断面L字状に一体戒形して、筒状に組み合わせてあ
る。
ベース板1〜LCには、それぞれ外側にフラットな素子
搭載面1aが形威され、内側に取付凹部lbが形成され
ている。ベース板1〜1Cの各素子搭載面1aには、サ
イリスクやパワートランジスタなどの発熱素子6〜6C
が1個または複数個搭載されている. ヒートパイプ2A,2Bは、断面が円形,矩形,異形の
銅製コンテナの内面に溝が形威されたり、メッシュ等の
ウイックが挿入されたものであり、内部には作動液とし
て純水等が封入されたものである。
ヒートパイプ2Aは、U字形に曲げ加工されており、蒸
発部となる腕部’la,3部2bがベースvi.l.l
Aの取付凹部1bにそれぞれ挿入され、固定板1cで上
側から覆ってねじ止めすることにより、密着して固定さ
れている(第5図)。ヒートパイプ2Aは、ベース板1
,IAの取付凹部lbに取り付けられるので、接触面積
を十分にとれるとともに、腕部2a,73部2bと取付
四部1bおよび固定板1cの間には熱伝導性グリースな
どを塗布することにより、外側の素子搭載面1aに搭載
された発熱素子6,6Aからの熱を内側のヒートパイプ
2Aに効率的に伝達できる。なお、ヒートパイプ2Bも
同様にして、ベース板IB,ICに取り付けられている
. フィン3,3Aは、ヒートパイプ2A,2Bの凝縮部と
なる腕部2cに、圧大またはロウ付けなどにより別々に
取り付けられている(第6図)。
このフィン3,3Aは、銅またはアルミニウム等の金属
を、0.1〜0.5mm程度の薄肉板状に加工したもの
であり、1〜5mm程度の比較的小さいピッチで、必要
な枚数だけ取り付けられている。
ファン4は、強制空冷用のものであり、軸流ファン等が
用いられており、フィン3.3Aと直交するいずれかの
面に取り付けられている.第7図は、本発明によるヒー
トパイプ式冷却器の第1の実施例の変形例を示した斜視
図である。
第7図に示したヒートバイブ2Aのように、U字形に仙
げ加工して、渾発部である腕部2a,基部2b側をベー
ス板1,IAの取付凹部1bにロウ材1dにより、接合
することができる。このヒートパイプ2Aの凝縮部とな
る腕部2cに、第6図と同様にフィン3を取り付ければ
よい。
なお、ヒートパイプ2A.2Bは、熱伝遵量等を考慮し
て、3本以上の構戒でもよい。
第8図〜第11図は、本発明によるヒートパイプ式冷却
器の第2の実施例を示した図であって、第8図は斜視図
、第9図は平面図、第10図は正面図、第11図は側面
図である。
なお、前述した第iの実施例と同様な機能を果たす部分
には、同一系統の符号が付してある。
第2の実施例では、ベース板ID,  IE,  IF
を断面コの字状に配置して、その側面をヘース板1Gで
覆うように配置した形状であって、この実施例でも、断
面L字形に一体威形したベース板lD,IEとベースw
.lF,laとを組み合わせている。各ベース仮lD〜
IGの外側の素子搭載面laには、それぞれ発熱素子6
0.6E,6F,6Gが密着固定されている。
ヒートパイプ2Cは、蒸発部となる腕部2aがベース板
lGの取付凹部1bに取り付けられ、基部2bがベース
$i1Fの取付凹部1bに取り付けられている(第9図
)。また、ヒー1−バイプ2Dは、蒸発部となる腕部2
aがベース仮IEの取付凹部1bに取り付けられ、基部
2bがヘース板lDの取付凹部lbに取り付けられてい
る(第11図)。さらに、各ヒートバイブ2D,2Eの
凝縮部となる腕部2Cには、フィン3C,3Dが別々に
取り付けられている。
ベース板ID,IF,1Gの下側には、ファン4が設け
られている。
つぎに、本発明によるヒートバイブ式冷却器の実施例の
送風方向について説明する. ヘース+17i2とファン4との取付位置によって、送
風方向を変化させることができる。
例えば、第l図に示した第lの実施例のように、ファン
4の全ての側面を4枚のベース板1〜ICで覆っている
ので、ファン4と対向する面から冷却風airを直線的
に排気することができる。
また、第8図に示した第2の実施例のように、ファン4
の対向する面がベース仮IEで覆われており、フィン3
とファン4に直交する側面が解放されているので、冷却
風airを直角に屈曲して排気することができる。
このように送風方向を選択できるので、本発明によるヒ
ートバイブ弐冷却器を電子機器などに組み込む場合に、
冷iJl風airの流入および流出方向が限定されると
きでも、容易に取り付けることができる。
なお、前述した各実施例では、組み立てを容易にするた
めに、ベース板を2枚ずつ組みにして作製した例で説明
したが、4枚を一体に戒形してもよい。また、各ヒート
パイプに独立してフィンを取り付けた例を示したが、2
本のヒートパイプを同一のフィンに取り付けるよ・うに
してもよい。
〔発明の効果〕
以上詳しく説明したように、本発明によれば、ベース板
に搭載した発熱素子からの熱をヒー1パイプを用いて拡
散して末端のフィンに至るまで伝達できるので、フィン
効率が改善され、従来の゛冷却器に比較して、フィンの
占有する体積を大幅に減少させることができる. また、フィンを極めて薄くでき、フィンを取り付けるピ
ッチを狭くできるので、占有する体積の減少とあいまっ
て、同一容積では重量を大幅に減少させることができる
したがって、同一の冷却能力では占有体積と重量の両者
を大幅に減少させることができる。
さらに、ベース板を4枚設けてあるので、従来と同様な
大きさで、4倍の発熱素子を搭載することができる. 一方、冷却風の流れ方向を多様化させることができるの
で、取付場所の自由度が広がる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は、本発明によるヒートバイブ式冷却器
の第1の実施例を示した図であって、第1図は斜視図、
第2図は平面図、第3図は正面図、第4図は側面図、第
5図はヒートパイプの取付部を示した斜視図、第6図は
フィンの取付部を示した斜視図である。 第7図は、本発明によるヒートパイプ式冷却器の第1の
実施例の変形例を示した斜視図である。 第8図〜第11図は、本発明によるヒートパイプ式冷却
器の第2の実施例を示した図であって、第8図は斜視図
、第9図は平面図、第10図は正面図、第11図は側面
図である, 第12図は、従来の強制空冷式冷却器の一例を示した斜
視図である。 1・・・ベース板 2・・・ヒートパイプ 3・・・フィン 4・・・ファン 6・・・発熱素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  外側に素子搭載面が内側にヒートパイプ取付部がそれ
    ぞれ設けられており筒形の4面または断面コの字の3面
    と一方の側面を塞ぐ1面に配置された第1、第2、第3
    および第4のベース板と、前記第1、第2、第3および
    第4のベース板のヒートパイプ取付部に蒸発部が取り付
    けられ凝縮部が曲げ起こされた1本以上のヒートパイプ
    と、前記ヒートパイプの凝縮部に取り付られた複数枚の
    フィンと、前記フィンと直交するいずれかの面に設けら
    れた強制空冷用のファンとから構成したヒートパイプ式
    冷却器。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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