JP2012215113A - エンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】カウンタウェイトを更に小型化することができるエンジンを提供する。
【解決手段】クランクシャフト70のカウンタウェイト73,74,75,76に、カウンタウェイト73,74,75,76よりも比重の大きいバランスマス81,82が取り付けられ、バランスマス81,82がカウンタウェイト73,74,75,76の軸方向端面よりも張り出して取り付けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、エンジンのクランクシャフトに関する。
従来のエンジンとしては、クランクシャフトのカウンタウェイトに、カウンタウェイトよりも比重の大きいバランスマスを取り付けて、カウンタウェイトを小型化するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭59−183555号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のエンジンでは、カウンタウェイトの小型化が十分ではないので、カウンタウェイトを更に小型化して、コンパクトなエンジンが求められていた。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、カウンタウェイトを更に小型化することができるエンジンを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、クランクシャフトのカウンタウェイトに、カウンタウェイトよりも比重の大きいバランスマスが取り付けられるエンジンにおいて、バランスマスがカウンタウェイトの軸方向端面よりも張り出して取り付けられることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて、クランクシャフトは、コネクティングロッドが連結される少なくとも2つのクランクピンを備え、カウンタウェイトは、クランクピンの外端部に設けられる外側カウンタウェイト、及びクランクピンの内端部に設けられる内側カウンタウェイトを有し、外側カウンタウェイト及び内側カウンタウェイトには、バランスマスを取り付けるための取付穴が同一直線上にそれぞれ形成されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の構成に加えて、外側カウンタウェイトの取付穴が、内側カウンタウェイトの取付穴よりも大きく形成されることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の構成に加えて、カウンタウェイトは、略円形に形成され、カウンタウェイトのクランクシャフトの軸中心に対してクランクピンとは反対側の部分に、バランスマスが複数設けられ、クランクシャフトの軸中心とクランクピンの軸中心を通る縦中心線から離間するほどバランスマスの直径が大きくなることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の構成に加えて、カウンタウェイトの縦中心線のクランクシャフトの軸中心よりバランスマスが配置される側の長さ寸法が、クランクシャフトの軸中心を通り且つ縦中心線と直交する横中心線の半分の長さ寸法よりも小さく設定されることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の構成に加えて、外側カウンタウェイト及び内側カウンタウェイトの取付穴の軸方向端部には、バランスマスの軸方向位置を規制する位置決め部が形成されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、クランクシャフトのカウンタウェイトに、カウンタウェイトよりも比重の大きいバランスマスが取り付けられ、このバランスマスがカウンタウェイトの軸方向端面よりも張り出して取り付けられるため、バランスマスをカウンタウェイト内に収まるように配置する場合と比較して、バランスマスの重量を大きくすることができる。これにより、カウンタウェイトを更に小型化することができるので、エンジンをコンパクトにすることができる。
請求項2の発明によれば、外側カウンタウェイト及び内側カウンタウェイトには、バランスマスを取り付けるための取付穴が同一直線上にそれぞれ形成されるため、内側カウンタウェイトの取付穴にもバランスマスをかしめで取り付けることができる。
請求項3の発明によれば、外側カウンタウェイトの取付穴が、内側カウンタウェイトの取付穴よりも大きく形成されるため、外側カウンタウェイトの取付穴に治具を挿入して、内側カウンタウェイトの取付穴にもバランスマスを取り付けることができる。また、外側カウンタウェイトの取付穴に挿入される治具の外径を極力太くすることができる。
請求項4の発明によれば、カウンタウェイトは、略円形に形成され、カウンタウェイトのクランクシャフトの軸中心に対してクランクピンとは反対側の部分に、バランスマスが複数設けられ、クランクシャフトの軸中心とクランクピンの軸中心を通る縦中心線から離間するほどバランスマスの直径が大きくなるため、カウンタウェイトの径を更に小さくすることができる。これにより、エンジンを更にコンパクトにすることができる。
請求項5の発明によれば、カウンタウェイトの縦中心線のクランクシャフトの軸中心よりバランスマスが配置される側の長さ寸法が、クランクシャフトの軸中心を通り且つ縦中心線と直交する横中心線の半分の長さ寸法よりも小さく設定されるため、コネクティングロッドを短くすることができる。
請求項6の発明によれば、外側カウンタウェイト及び内側カウンタウェイトの取付穴の軸方向端部に、バランスマスの軸方向位置を規制する位置決め部が形成されるため、バランスマスのカウンタウェイトの軸方向端面からの張り出し量を正確に規制することができる。
本発明に係るエンジンの一実施形態が搭載された自動二輪車の左側面図である。 図1に示すエンジンの縦断面図である。 図2に示すクランクシャフトの断面図である。 図3のクランクシャフトを矢印A方向から見た図である。 図3のB−B線断面図である。 図4のC−C線断面図である。 図4のD−D線断面図である。 図5のE−E線断面図である。 図5のF−F線断面図である。
以下、本発明に係るエンジンの一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、運転者から見た方向に従い、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
本実施形態の自動二輪車10は、図1に示すように、車体フレーム11を、前端に設けられるヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から後方且つ下方に延びる左右一対のメインフレーム13と、左右一対のメインフレーム13の前部下面から下方に延びる左右一対のエンジンハンガー14と、左右一対のメインフレーム13の後端部に連結され下方に延びる左右一対のピボットプレート15と、左右一対のピボットプレート15の上部に連結され後方且つ上方に延びる左右一対のシートフレーム16と、から構成し、エンジンハンガー14及びピボットプレート15にエンジン50が取り付けられる。
また、自動二輪車10は、ヘッドパイプ12に操向自在に支持されるフロントフォーク21と、フロントフォーク21の下端部に回転可能に支持される前輪WFと、フロントフォーク21の上端部に取り付けられる操舵用のハンドル22と、ピボットプレート15に揺動可能に支持されるスイングアーム23と、スイングアーム23の後端部に回転可能に支持される後輪WRと、エンジン50の上方且つ左右一対のメインフレーム13間に配置される燃料タンク25と、左右一対のシートフレーム16上に取り付けられる運転者シート26と、を備える。
なお、図1中の符号31はフロントカウル、32はフロントサイドカウル、33はアンダーカウル、34はリヤカウル、35はヘッドライト、36はサイドミラー、37はフロントフェンダ、38は同乗者シート、39はテールライト、40はリヤウィンカ、41はリヤフェンダ、42はメインステップ、43はピリオンステップ、44はスロットルボディ、45はエアクリーナ、46は排気管、47はマフラーである。
エンジン50は、水冷式V型4気筒エンジンであり、図1及び図2に示すように、クランクケース51と、クランクケース51の上部に前後にV字状に配置される前側シリンダ52F及び後側シリンダ52Rと、クランクケース51の左側面に取り付けられる発電機カバー53と、クランクケース51の右側面に取り付けられる不図示のクラッチカバーと、クランクケース51の下面に取り付けられるオイルパン54と、を備える。また、クランクケース51には、車幅方向に沿ってクランクシャフト70が回転自在に支持されている。
前側シリンダ52Fは、クランクケース51の前方上部に一体形成されるシリンダブロック55Fと、シリンダブロック55Fの上端部に取り付けられるシリンダヘッド56Fと、シリンダヘッド56Fの上端部に取り付けられるシリンダヘッドカバー57Fと、を備える。後側シリンダ52Rは、クランクケース51の後方上部に一体形成されるシリンダブロック55Rと、シリンダブロック55Rの上端部に取り付けられるシリンダヘッド56Rと、シリンダヘッド56Rの上端部に取り付けられるシリンダヘッドカバー57Rと、を備える。
また、図2に示すように、シリンダブロック55F,55Rのシリンダ穴61内には、ピストン62が摺動自在にそれぞれ設けられており、このピストン62は、コネクティングロッド63を介してクランクシャフト70に連結され、ピストン62の往復運動に応じてクランクシャフト70が回転駆動する。
シリンダヘッド56F,56Rには、吸気バルブ64aが配置される吸気ポート64と、排気バルブ65aが配置される排気ポート65がそれぞれ形成されている。また、シリンダヘッド56F,56Rの下面には、燃焼室66がそれぞれ形成されている。
クランクシャフト70は、図3に示すように、エンジン右側の前後2気筒のコネクティングロッド63,63が連結される第1クランクピン71と、エンジン左側の前後2気筒のコネクティングロッド63,63が連結される第2クランクピン72と、第1及び第2クランクピン71,72の外端部にそれぞれ形成される外側カウンタウェイト73,74と、第1及び第2クランクピン71,72の内端部にそれぞれ形成される内側カウンタウェイト75,76と、内側カウンタウェイト75,76間を連結し、クランクシャフト70の回転中心となる内側軸部77と、外側カウンタウェイト73,74から軸方向外側に向けて突設され、クランクシャフト70の回転中心となる外側軸部78,79と、を備える。そして、内側軸部77及び外側軸部78,79がクランクケース51に回転自在にそれぞれ支持されている。
以下、発明の理解を容易にするため、第1クランクピン71側の外側及び内側カウンタウェイト73,75について説明する。そして、第2クランクピン72側の外側及び内側カウンタウェイト74,76も第1クランクピン71側と同様な構成となっている。
外側及び内側カウンタウェイト73,75は、図4及び図5に示すように、軸方向視において略円形に形成されており、外側及び内側カウンタウェイト73,75のクランクシャフト70の軸中心P1に対して第1クランクピン71とは反対側の部分に、外側及び内側カウンタウェイト73,75よりも比重の大きい5個の略円柱状のバランスマス81,81,81,82,82が取り付けられている。
また、外側及び内側カウンタウェイト73,75は、クランクシャフト70の軸中心P1と第1クランクピン71の軸中心P2を通る直線を縦中心線CL1とし、クランクシャフト70の軸中心P1を通り且つ縦中心線CL1と直交する直線を横中心線CL2とすると、縦中心線CL1の軸中心P1よりバランスマス81,82が配置される側の長さ寸法L1が、横中心線CL2の半分の長さ寸法L2よりも小さくなるように設定されている。
5個のバランスマス81,81,81,82,82は、外側及び内側カウンタウェイト73,75の縦中心線CL1を中心にして横中心線CL2方向に沿って並べて配置される3個のバランスマス81,81,81と、3個のバランスマス81,81,81より横中心線CL2方向の外側にそれぞれ配置され、3個のバランスマス81,81,81よりも直径の大きい2個のバランスマス82,82と、から構成されている。換言すると、縦中心線CL1から離間するほど、5個のバランスマス81,81,81,82,82の直径が大きくなると言える。
また、外側及び内側カウンタウェイト73,75には、5個のバランスマス81,81,81,82,82を取り付けるための取付穴83,83,83,84,84が同一直線上にそれぞれ貫通して形成されており、外側カウンタウェイト73の取付穴83,83,83,84,84の直径は、内側カウンタウェイト75の取付穴83,83,83,84,84の直径よりも大きく形成されている。
そして、バランスマス81,82は、図3に示すように、外側及び内側カウンタウェイト73,75の板厚よりも長く形成されており、取り付けられた際に、外側及び内側カウンタウェイト73,75の軸方向端面よりも張り出している。具体的には、バランスマス81,82は、外側カウンタウェイト73の軸方向内端面から内側カウンタウェイト75に向かって張り出すと共に、内側カウンタウェイト75の軸方向外端面から外側カウンタウェイト73に向かって張り出している。換言すると、バランスマス81,82は、外側及び内側カウンタウェイト73,75から第1クランクピン71側に張り出すように設けられている。
また、図6〜図9に示すように、外側及び内側カウンタウェイト73,75の取付穴83,84の軸方向内端部には、取付穴83,84に圧入されるバランスマス81,82の軸方向位置を規制するストッパー(位置決め部)83a,84aが全周に亘って形成されている。さらに、取付穴83,84にバランスマス81,82を圧入し易くするため、バランスマス81,82の圧入方向の先端部は先細り形状に形成されている。
以上説明したように、本実施形態のエンジン50によれば、クランクシャフト70の外側及び内側カウンタウェイト73,74,75,76に、外側及び内側カウンタウェイト73,74,75,76よりも比重の大きいバランスマス81,81,81,82,82がそれぞれ取り付けられ、このバランスマス81,81,81,82,82が外側及び内側カウンタウェイト73,74,75,76の軸方向端面よりも張り出して取り付けられるため、バランスマスをカウンタウェイト内に収まるように配置する場合と比較して、バランスマス81,81,81,82,82の重量を大きくすることができる。これにより、外側及び内側カウンタウェイト73,74,75,76を更に小型化することができるので、エンジン50をコンパクトにすることができる。
また、本実施形態のエンジン50によれば、外側及び内側カウンタウェイト73,74,75,76には、バランスマス81,81,81,82,82を取り付けるための取付穴83,83,83,84,84が同一直線上にそれぞれ形成されるため、内側カウンタウェイト75,76の取付穴83,83,83,84,84にもバランスマス81,81,81,82,82をかしめで取り付けることができる。
また、本実施形態のエンジン50によれば、外側カウンタウェイト73,74の取付穴83,83,83,84,84が、内側カウンタウェイト75,76の取付穴83,83,83,84,84よりも大きく形成されるため、外側カウンタウェイト73,74の取付穴83,83,83,84,84に治具を挿入して、内側カウンタウェイト75,76の取付穴83,83,83,84,84にもバランスマス81,81,81,82,82を取り付けることができる。また、外側カウンタウェイト73,74の取付穴83,83,83,84,84に挿入される治具の外径を極力太くすることができる。
また、本実施形態のエンジン50によれば、外側及び内側カウンタウェイト73,74,75,76は、略円形に形成され、外側及び内側カウンタウェイト73,74,75,76のクランクシャフト70の軸中心P1に対して第1及び第2クランクピン71,72とは反対側の部分に、バランスマス81,81,81,82,82が設けられ、縦中心線CL1から離間するほどバランスマス81,81,81,82,82の直径が大きくなるため、外側及び内側カウンタウェイト73,74,75,76の径を更に小さくすることができる。これにより、エンジン50を更にコンパクトにすることができる。
また、本実施形態のエンジン50によれば、外側及び内側カウンタウェイト73,74,75,76の縦中心線CL1のクランクシャフト70の軸中心P1よりバランスマス81,82が配置される側の長さ寸法L1が、外側及び内側カウンタウェイト73,74,75,76の横中心線CL2の半分の長さ寸法L2よりも小さく設定されるため、コネクティングロッド63を短くすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、カウンタウェイトに5個のバランスマスを配置しているが、これに限定されず、その数は任意である。
また、本実施形態では、バランスマスは断面円形状に形成されているが、これに限定されず、三角形状、四角形状、五角形状、六角形状などであってもよい。
50 エンジン
63 コネクティングロッド
70 クランクシャフト
71 第1クランクピン
72 第2クランクピン
73 外側カウンタウェイト
74 外側カウンタウェイト
75 内側カウンタウェイト
76 内側カウンタウェイト
77 内側軸部
78 外側軸部
79 外側軸部
81 バランスマス
82 バランスマス
83 取付穴
83a ストッパー(位置決め部)
84 取付穴
84a ストッパー(位置決め部)
P1 クランクシャフトの軸中心
P2 クランクピンの軸中心
CL1 カウンタウェイトの縦中心線
CL2 カウンタウェイトの横中心線
L1 長さ寸法
L2 長さ寸法

Claims (6)

  1. クランクシャフト(70)のカウンタウェイト(73,74,75,76)に、前記カウンタウェイトよりも比重の大きいバランスマス(81,82)が取り付けられるエンジン(50)において、
    前記バランスマスが前記カウンタウェイトの軸方向端面よりも張り出して取り付けられることを特徴とするエンジン。
  2. 前記クランクシャフト(70)は、コネクティングロッド(63)が連結される少なくとも2つのクランクピン(71,72)を備え、
    前記カウンタウェイトは、前記クランクピンの外端部に設けられる外側カウンタウェイト(73,74)、及び前記クランクピンの内端部に設けられる内側カウンタウェイト(75,76)を有し、
    前記外側カウンタウェイト及び前記内側カウンタウェイトには、前記バランスマス(81,82)を取り付けるための取付穴(83,84)が同一直線上にそれぞれ形成されることを特徴とする請求項1に記載のエンジン(50)。
  3. 前記外側カウンタウェイト(73,74)の前記取付穴(83,84)が、前記内側カウンタウェイト(75,76)の前記取付穴(83,84)よりも大きく形成されることを特徴とする請求項2に記載のエンジン(50)。
  4. 前記カウンタウェイト(73,74,75,76)は、略円形に形成され、
    前記カウンタウェイトの前記クランクシャフト(70)の軸中心(P1)に対して前記クランクピン(71,72)とは反対側の部分に、前記バランスマス(81,82)が複数設けられ、
    前記クランクシャフトの軸中心と前記クランクピンの軸中心(P2)を通る縦中心線(CL1)から離間するほど前記バランスマスの直径が大きくなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のエンジン(50)。
  5. 前記カウンタウェイト(73,74,75,76)の前記縦中心線(CL1)の前記クランクシャフト(70)の軸中心(P1)より前記バランスマス(81,82)が配置される側の長さ寸法(L1)が、前記クランクシャフトの軸中心を通り且つ前記縦中心線と直交する横中心線(CL2)の半分の長さ寸法(L2)よりも小さく設定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のエンジン(50)。
  6. 前記外側カウンタウェイト(73,74)及び前記内側カウンタウェイト(75,76)の前記取付穴(83,84)の軸方向端部には、前記バランスマス(81,82)の軸方向位置を規制する位置決め部(83a,84a)が形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のエンジン(50)。
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