JP5757766B2 - エンジン - Google Patents

エンジン Download PDF

Info

Publication number
JP5757766B2
JP5757766B2 JP2011080610A JP2011080610A JP5757766B2 JP 5757766 B2 JP5757766 B2 JP 5757766B2 JP 2011080610 A JP2011080610 A JP 2011080610A JP 2011080610 A JP2011080610 A JP 2011080610A JP 5757766 B2 JP5757766 B2 JP 5757766B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder head
bolt
engine
head
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011080610A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012215115A (ja
Inventor
康信 ▲濱▼田
康信 ▲濱▼田
郡司 透
透 郡司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2011080610A priority Critical patent/JP5757766B2/ja
Publication of JP2012215115A publication Critical patent/JP2012215115A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5757766B2 publication Critical patent/JP5757766B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明は、エンジンのシリンダヘッド及びシリンダヘッドカバーに関する。
従来のエンジンとしては、シリンダヘッドカバーの内側において、カムシャフトホルダがシリンダヘッドにボルトで固定されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−231768号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のエンジンでは、シリンダヘッドカバーの内側において、カムシャフトホルダがシリンダヘッドにボルトで固定されるため、ボルトの頭部とシリンダヘッドカバーとの間に空間が必要となり、シリンダヘッドカバーの上端位置が高くなっていた。これにより、エンジンの搭載位置や補機の配置に制約が生じていた。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、シリンダヘッドカバーの上端位置を低くすることができるエンジンを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、シリンダヘッドと、シリンダヘッドに取り付けられるシリンダヘッドカバーと、シリンダヘッドにカムシャフトを回転自在に固定するカムシャフトホルダと、シリンダヘッドにカムシャフトホルダを締結し、頭部及びねじ部を有するボルトと、を備え、ボルトの頭部がシリンダヘッドカバーを貫通して設けられるエンジンにおいて、ボルトの頭部の径は、シリンダヘッドカバーに設けられた貫通穴より小さく、ボルトの頭部の側面とシリンダヘッドカバーとの間にシール部材が設けられ、シール部材は、ボルトの頭部の側面に設けられる凹溝に嵌合されるOリングであることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて、ボルトの頭部が、エンジン側面視において、シリンダヘッドカバーと重なって設けられることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の構成に加えて、ボルトは、頭部の外周が円形である六角穴付きボルト又はヘクサロビュラ穴付きボルトであることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の構成に加えて、エンジンは、自動二輪車に搭載されるエンジンであることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ボルトの頭部がシリンダヘッドカバーを貫通して設けられるため、シリンダヘッドカバーの上端位置を低くすることができる。これにより、エンジンの搭載位置や補機の配置の自由度を向上することができる。また、ボルトの頭部の側面とシリンダヘッドカバーとの間にシール部材が設けられるため、シリンダヘッドカバーをシリンダヘッドに取り付けるだけで、ボルトの頭部とシリンダヘッドカバーとの間をシールすることができる。また、シール部材は、ボルトの頭部の側面に設けられる凹溝に嵌合されるOリングであるため、シリンダヘッドカバーをシリンダヘッドに取り付けるだけで、ボルトの頭部とシリンダヘッドカバーとの間をシールすることができる。
請求項2の発明によれば、ボルトの頭部が、エンジン側面視において、シリンダヘッドカバーと重なって設けられるため、シリンダヘッドカバーからボルトの頭部が突出しない。これにより、シリンダヘッドカバーの上端位置を更に低くすることができる。
請求項3の発明によれば、ボルトが、頭部の外周が円形である六角穴付きボルト又はヘクサロビュラ穴付きボルトであるため、シリンダヘッドカバーの上端位置を低くすることができる。
請求項の発明によれば、エンジンが自動二輪車に搭載されるため、前輪とシリンダヘッドカバーのクリアランスを保ちつつフロントフォークを立たせる(キャスター角を立てる)ことにより、ホイールベースを短くでき、自動二輪車の旋回性を向上できると共に、部品の配置スペースの少ない自動二輪車においても、エンジンを効率的に配置することができる。
本発明に係るエンジンの一実施形態が搭載された自動二輪車の左側面図である。 図1に示すエンジンの縦断面図である。 図2に示す前側シリンダの周辺の拡大断面図である。 図3に示すボルトの頭部の周辺の拡大断面図である。
以下、本発明に係るエンジンの一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、運転者から見た方向に従い、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
本実施形態の自動二輪車10は、図1に示すように、車体フレーム11を、前端に設けられるヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から後方且つ下方に延びる左右一対のメインフレーム13と、左右一対のメインフレーム13の前部下面から下方に延びる左右一対のエンジンハンガー14と、左右一対のメインフレーム13の後端部に連結され下方に延びる左右一対のピボットプレート15と、左右一対のピボットプレート15の上部に連結され後方且つ上方に延びる左右一対のシートフレーム16と、から構成し、エンジンハンガー14及びピボットプレート15にエンジン50が取り付けられる。
また、自動二輪車10は、ヘッドパイプ12に操向自在に支持されるフロントフォーク21と、フロントフォーク21の下端部に回転可能に支持される前輪WFと、フロントフォーク21の上端部に取り付けられる操舵用のハンドル22と、ピボットプレート15に揺動可能に支持されるスイングアーム23と、スイングアーム23の後端部に回転可能に支持される後輪WRと、エンジン50の上方且つ左右一対のメインフレーム13間に配置される燃料タンク25と、左右一対のシートフレーム16上に取り付けられる運転者シート26と、を備える。
なお、図1中の符号31はフロントカウル、32はフロントサイドカウル、33はアンダーカウル、34はリヤカウル、35はヘッドライト、36はサイドミラー、37はフロントフェンダ、38は同乗者シート、39はテールライト、40はリヤウィンカ、41はリヤフェンダ、42はメインステップ、43はピリオンステップ、44はスロットルボディ、45はエアクリーナ、46は排気管、47はマフラーである。
エンジン50は、水冷式V型4気筒エンジンであり、図1及び図2に示すように、クランクケース51と、クランクケース51の上部に前後にV字状に配置される前側シリンダ52F及び後側シリンダ52Rと、クランクケース51の左側面に取り付けられる発電機カバー53と、クランクケース51の右側面に取り付けられる不図示のクラッチカバーと、クランクケース51の下面に取り付けられるオイルパン54と、を備える。また、クランクケース51には、車幅方向に沿ってクランクシャフト70が回転自在に支持されている。
前側シリンダ52Fは、クランクケース51の前方上部に一体形成されるシリンダブロック55Fと、シリンダブロック55Fの上端部に取り付けられるシリンダヘッド56Fと、シリンダヘッド56Fの上端部に取り付けられるシリンダヘッドカバー57Fと、を備える。後側シリンダ52Rは、クランクケース51の後方上部に一体形成されるシリンダブロック55Rと、シリンダブロック55Rの上端部に取り付けられるシリンダヘッド56Rと、シリンダヘッド56Rの上端部に取り付けられるシリンダヘッドカバー57Rと、を備える。
また、図2に示すように、シリンダブロック55F,55Rのシリンダ穴61内には、ピストン62が摺動自在にそれぞれ設けられており、このピストン62は、コネクティングロッド63を介してクランクシャフト70に連結され、ピストン62の往復運動に応じてクランクシャフト70が回転駆動する。
シリンダヘッド56F,56Rには、吸気バルブ64aが配置される吸気ポート64と、排気バルブ65aが配置される排気ポート65がそれぞれ形成されている。また、シリンダヘッド56F,56Rの下面には、燃焼室66がそれぞれ形成されている。
また、シリンダヘッド56F,56Rには、吸気バルブ64a及び排気バルブ65aを開閉するカムシャフト71,72が、カムシャフトホルダ75により回転自在に固定されている。
そして、図3に示すように、カムシャフトホルダ75は、シリンダヘッド56Fの上端面に、頭部81及びねじ部82を有する複数のボルト80で締結されている。
また、図4に示すように、シリンダヘッドカバー57Fの前側のボルト80に対応する部分には、前側のボルト80の頭部81を貫通させる貫通穴58が形成されている。このため、シリンダヘッドカバー57Fをシリンダヘッド56Fに取り付けることにより、前側のボルト80の頭部81は、シリンダヘッドカバー57Fを貫通して設けられると共に、エンジン側面視において、シリンダヘッドカバー57Fと重なって設けられる。
また、前側のボルト80には、頭部81の外周が円形である六角穴付きボルト又はヘクサロビュラ穴付きボルトが使用されている。そして、図4に示すように、頭部81の側面には、周方向に沿って凹溝81aが形成されており、この凹溝81aには、シール部材であるOリング85が嵌合されている。このため、シリンダヘッドカバー57Fをシリンダヘッド56Fに取り付けることにより、前側のボルト80の頭部81のOリング85がシリンダヘッドカバー57Fの貫通穴58に嵌合して、前側のボルト80の頭部81の側面とシリンダヘッドカバー57Fとの間にOリング85が配置される。
以上説明したように、本実施形態のエンジン50によれば、ボルト80の頭部81がシリンダヘッドカバー57Fを貫通して設けられるため、シリンダヘッドカバー57Fの上端位置を低くすることができる。これにより、エンジン50の搭載位置や補機の配置の自由度を向上することができる。
また、本実施形態のエンジン50によれば、ボルト80の頭部81が、エンジン側面視において、シリンダヘッドカバー57Fと重なって設けられるため、シリンダヘッドカバー57Fからボルト80の頭部81が突出しない。これにより、シリンダヘッドカバー57Fの上端位置を更に低くすることができる。
また、本実施形態のエンジン50によれば、ボルト80が、その頭部81の外周が円形である六角穴付きボルト又はヘクサロビュラ穴付きボルトであるため、六角ボルトを使用する場合と比較して、シリンダヘッドカバー57Fの上端位置を低くすることができる。
また、本実施形態のエンジン50によれば、ボルト80の頭部81の側面とシリンダヘッドカバー57Fとの間にシール部材であるOリング85が設けられるため、シリンダヘッドカバー57Fをシリンダヘッド56Fに取り付けるだけで、ボルト80の頭部81とシリンダヘッドカバー57Fとの間をシールすることができる。
また、本実施形態のエンジン50によれば、シール部材が、ボルト80の頭部81の側面に設けられる凹溝81aに嵌合されるOリング85であるため、シリンダヘッドカバー57Fをシリンダヘッド56Fに取り付けるだけで、ボルト80の頭部81とシリンダヘッドカバー57Fとの間をシールすることができる。
また、本実施形態によれば、エンジン50が自動二輪車10に搭載されるため、前輪WFとシリンダヘッドカバー57Fのクリアランスを保ちつつフロントフォーク21を立たせる(キャスター角を立てる)ことにより、ホイールベースを短くでき、自動二輪車10の旋回性を向上できると共に、部品の配置スペースの少ない自動二輪車10においても、エンジン50を効率的に配置することができる。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、前側のボルトのみがシリンダヘッドカバーを貫通するように設けられているが、これに限定されず、後側のボルトもシリンダヘッドカバーを貫通するように設けられていてもよい。また、前側シリンダ側だけでなく、後側シリンダ側も同様の構成であってもよい。
50 エンジン
52F 前側シリンダ
56F シリンダヘッド
57F シリンダヘッドカバー
58 貫通穴
71 カムシャフト
72 カムシャフト
75 カムシャフトホルダ
80 ボルト
81 頭部
81a 凹溝
82 ねじ部
85 Oリング(シール部材)

Claims (4)

  1. シリンダヘッド(56F)と、
    前記シリンダヘッドに取り付けられるシリンダヘッドカバー(57F)と、
    前記シリンダヘッドにカムシャフト(71,72)を回転自在に固定するカムシャフトホルダ(75)と、
    前記シリンダヘッドに前記カムシャフトホルダを締結し、頭部(81)及びねじ部(82)を有するボルト(80)と、を備え、
    前記ボルトの前記頭部が前記シリンダヘッドカバーを貫通して設けられるエンジン(50)において、
    前記ボルト(80)の前記頭部(81)の径は、前記シリンダヘッドカバー(57F)に設けられた貫通穴(58)より小さく、
    前記ボルト(80)の前記頭部(81)の側面と前記シリンダヘッドカバー(57F)との間にシール部材(85)が設けられ、
    前記シール部材(85)は、前記ボルト(80)の前記頭部(81)の側面に設けられる凹溝(81a)に嵌合されるOリングであることを特徴とするエンジン。
  2. 前記ボルト(80)の前記頭部(81)が、エンジン側面視において、前記シリンダヘッドカバー(57F)と重なって設けられることを特徴とする請求項1に記載のエンジン(50)。
  3. 前記ボルト(80)は、前記頭部(81)の外周が円形である六角穴付きボルト又はヘクサロビュラ穴付きボルトであることを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジン(50)。
  4. 前記エンジン(50)は、自動二輪車(10)に搭載されるエンジンであることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のエンジン。
JP2011080610A 2011-03-31 2011-03-31 エンジン Expired - Fee Related JP5757766B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011080610A JP5757766B2 (ja) 2011-03-31 2011-03-31 エンジン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011080610A JP5757766B2 (ja) 2011-03-31 2011-03-31 エンジン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012215115A JP2012215115A (ja) 2012-11-08
JP5757766B2 true JP5757766B2 (ja) 2015-07-29

Family

ID=47268078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011080610A Expired - Fee Related JP5757766B2 (ja) 2011-03-31 2011-03-31 エンジン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5757766B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02121605U (ja) * 1989-03-17 1990-10-03
JP4290129B2 (ja) * 2005-01-18 2009-07-01 本田技研工業株式会社 内燃機関

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012215115A (ja) 2012-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI444535B (zh) 引擎及具備其之跨坐型車輛
JP5451287B2 (ja) 小型車両のシリンダヘッドカバー構造
JP2004114870A (ja) 低床式車両のリヤクッション取付構造
AU2008200909A1 (en) Fender supporting structure of two-wheeled motor vehicle
KR20030047676A (ko) 자동 이륜차의 미등 구조
JP5339604B2 (ja) 自動二輪車
JP6253359B2 (ja) 自動二輪車のエンジン支持構造
JP5339602B2 (ja) 自動二輪車
US10151238B2 (en) Internal combustion engine for saddle-ride type vehicle
JP2019018758A (ja) 鞍乗り型車両の前部構造
JP5903263B2 (ja) 水冷式v型エンジン
JP6543851B2 (ja) 鞍乗り型車両
JP4627226B2 (ja) 自動2輪車の車体構造
JP5757766B2 (ja) エンジン
JP5415363B2 (ja) 内燃機関のシリンダヘッド構造
JP5624929B2 (ja) エンジン
JP5481283B2 (ja) 内燃機関のシリンダヘッド構造
AU2008201599B2 (en) Headlight unit
JP5856748B2 (ja) エンジン
JP6671403B2 (ja) エンジンハンガ構造
JP5850628B2 (ja) V型エンジン
JP2004116426A (ja) 低床式車両のエンジン吸気系構造
JP2004114866A (ja) 低床式車両のエンジン搭載構造
JP6680822B2 (ja) 鞍乗型車両用内燃機関の吸気構造
JP5311650B2 (ja) 自動二輪車

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5757766

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees