JP2012208172A - ノーセパレータ型ラベル連続体の接続方法、その接続方法によって得られたノーセパレータ型ラベル連続体及びその接続方法に使用される接続シール片 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】脆弱部11において分離されたラベル連続体1’の端縁13を突き合わせ、端縁13、13を突き合わせたラベル連続体1’、1’に跨るように、接続シール片2を、接続シール片2の粘着層2Bがラベル連続体1’の粘着層1Bの反対側を向くようにして、ラベル連続体1’の粘着層1Bを介して貼着することによってラベル連続体1’、1’同士を接続した後、接続シール片2のラベル連続体1’、1’の端縁13、13を突き合わせた位置Cに、接続されたラベル連続体1をラベル片10に分離するための脆弱部11Aを形成する。
【選択図】図1
Description
また、ラベル連続体の製造中にラベル連続体に形成された脆弱部でラベル連続体が分離してしまったり、素材の終端がくることがある。
このような場合(本明細書において、包括して「不具合等」という。)、所定長さのラベル連続体を得られないため、商品として扱うことができずに廃棄処分することとなり、歩留まりが悪く、材料に無駄を生じるという問題があった。
また、基材1Aの一方の面に、感熱発色層、剥離層が積層され、基材1Aの他方の面に粘着層が設けることもできる。
印刷部12に不具合が生じた場合には、そのラベル片10は使用することができないため、印刷部12に不具合が生じたラベル片10を挟む脆弱部11、11を分離し、当該ラベル片10を取り除く必要がある。
そして、いずれの場合も、連続した状態で使用されるノーセパレータ型ラベル連続体1が、分離されて複数のラベル連続体1’、1’となる。
接続シール片2を上記厚みにすることによって、基材1A、粘着層1B及び剥離層1Cを合わせた厚みtが、例えば、厚みが100μm程度のノーセパレータ型ラベル連続体1に貼着しても、印字機能を有するラベル貼付機で、剥離層1Cに印刷を施す場合に、印刷面に生じる段差は僅かであり、印刷に不具合が生じることがない。
また、貼着の際には、接続シール片2がラベル連続体1’からはみ出すことがないように位置を合わせて貼着するようにする。
この脆弱部11Aは、使用時に突き合わされた端縁13、13の位置で分離されるようにするために形成するもので、脆弱部11Aを挟んで、長手方向の上流側と下流側に反対方向に対となる引っ張り応力が付与された際に、他の箇所よりも先に破断が開始されるように構成するものであれば、特に限定されるものではなく、接続シール片2の厚み方向に、接続シール片2の厚みに対して所定割合の切り込み(例えば、厚み45μmに対して20〜30μmの切り込み)や、ミシン目によって構成することができる(図2(c1)、図2(c2)参照)。
接続シール片2を上記厚みにすることによって、基材1A、粘着層1B及び剥離層1Cを合わせた厚みtが、例えば、厚みが100μm程度のノーセパレータ型ラベル連続体1に貼着しても、印字機能を有するラベル貼付機で、剥離層1Cに印刷を施す場合に、印刷面に生じる段差は僅かであり、印刷に不具合が生じることがない。
また、貼着の際には、接続シール片2がラベル連続体1’からはみ出すことがないように位置を合わせて貼着するようにする。
この脆弱部11Bは、脆弱部11Bを挟んで、長手方向の上流側と下流側に反対方向に対となる引っ張り応力が付与された際に、他の箇所よりも先に破断が開始されるように接続シール片2の幅方向に形成されてなるものであれば、特に限定されるものではなく、接続シール片2の厚み方向に、接続シール片2の厚みに対して所定割合の切り込み部(例えば、厚み45μmに対して20〜30μmの切り込み)や、ミシン目M(図3(c1)参照)によって構成することができる。
さらに、接続シール片2の幅方向の端縁を鋸歯状に形成する(図示省略)ことにより、破断が開始されやすくすることもできる。
これによって、接続シール片2の脆弱部11Bとラベル連続体1’の端縁13を突き合わせた位置Cを正確に位置合わせする必要がなくなり(この場合も、最も脆弱なラベル連続体1’の端縁13を突き合わせた位置Cの脆弱部11Bで破断するようにすることができる。)、作業性を向上することができる。
まず、実施例1と同様に、分離されて複数(本実施例においては2つ)のラベル連続体1’、1’となった、それぞれのラベル連続体1’、1’の端縁13、13を対向するように、剥離層1Cの面を卓上D側(下側)に、粘着層1Bの面を上側に向けて載置する(図3(a1)、図3(a2)参照)。
このとき、接続シール片2の脆弱部11Bを、ラベル連続体1’の端縁13を突き合わせた位置Cに合わせて貼着するが、上述のように、脆弱部11Bを、幅方向に多数穿孔した小孔Hとしたり、接続シール片2の素材に1軸延伸フィルムを用い、延伸方向と突き合わせたラベル連続体の端縁13とが平行となるようにして構成したりするときは、正確に位置合わせを行う必要がない。
1A 基材
1B 粘着層
1C 剥離層
10 ラベル片
11 脆弱部
11A 脆弱部
11B 脆弱部
12 印刷部
13 端縁
2 接続シール片
2A 基材
2B 粘着層
C 突き合わせた位置
Claims (4)
- 一方の表面に剥離層を、他方の表面に粘着層を有し、ラベル片に分離するための脆弱部が長手方向に間隔をあけて形成されてなり、該脆弱部において分離されたラベル連続体同士を、少なくとも一方の表面に粘着層を有する接続シール片によって接続するノーセパレータ型ラベル連続体の接続方法であって、前記脆弱部において分離されたラベル連続体の端縁を突き合わせ、該端縁を突き合わせたラベル連続体に跨るように、前記接続シール片を、該接続シール片の粘着層がラベル連続体の粘着層の反対側を向くようにして、ラベル連続体の粘着層を介して貼着することによってラベル連続体同士を接続した後、前記接続シール片のラベル連続体の端縁を突き合わせた位置に、接続されたラベル連続体をラベル片に分離するための脆弱部を形成することを特徴とするノーセパレータ型ラベル連続体の接続方法。
- 一方の表面に剥離層を、他方の表面に粘着層を有し、ラベル片に分離するための脆弱部が長手方向に間隔をあけて形成されてなり、該脆弱部において分離されたラベル連続体同士を、少なくとも一方の表面に粘着層を有するとともに、ラベル連続体をラベル片に分離するための脆弱部を形成した接続シール片によって接続するノーセパレータ型ラベル連続体の接続方法であって、前記脆弱部において分離されたラベル連続体の端縁を突き合わせ、該端縁を突き合わせたラベル連続体に跨るように、前記接続シール片を、該接続シール片の粘着層がラベル連続体の粘着層の反対側を向くとともに、前記ラベル連続体の端縁を突き合わせた位置に、接続シール片に形成された脆弱部がくるようにして、ラベル連続体の粘着層を介して貼着することによってラベル連続体同士を接続することを特徴とするノーセパレータ型ラベル連続体の接続方法。
- 請求項1又は2記載のノーセパレータ型ラベル連続体の接続方法によって、脆弱部において分離されたラベル連続体同士が接続されてなることを特徴とするノーセパレータ型ラベル連続体。
- 請求項2記載のノーセパレータ型ラベル連続体の接続方法に使用される接続シール片であって、基材の少なくとも一方の表面に粘着層を有するとともに、幅方向に横断する脆弱部が形成されてなることを特徴とする接続シール片。
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JP2014215386A (ja) * | 2013-04-24 | 2014-11-17 | サトーホールディングス株式会社 | ライナーレスラベル接続体およびライナーレスラベル接続体の製造方法 |
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