JP2012207616A - 燃料ポンプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃料タンク1内に設けられる燃料ポンプ2を、サクションフィルタ5,ポンプ本体部6,圧力レギュレータ8等で構成し、ポンプ本体部6にはロータ軸21によりインペラー22を回転させる。ポンプ本体部6のロータ軸21の吸い込み口25aをサクションフィルタ5へ接続するとともに、サクションフィルタ5内に、の吸い込み口25aへ向かう燃料の流れで回転する回転体30を設け、回転体30に偏心ウエイト32を一体化する。回転体30は回転によって振動を発生し、この振動をサクションフィルタ5へ伝達してサクションフィルタ5の表面を振動させ、付着したダスト15を落下させる。
【選択図】図2
Description
前記燃料ポンプの吸い込み口に設けたサクションフィルタを振動させる振動付与手段(例えば、実施例の回転体30)を設けたことを特徴とする。
前記燃料ポンプの吸い込み口にサクションフィルタを取付けるとともに、前記燃料ポンプの回転軸(例えば、実施例のロータ軸21)に偏心ウエイト(例えば、実施例の偏心ウエイト42)を設けたことを特徴とする。
圧力レギュレータからの燃料流で振動を発生させることができ、サクションフィルタを振動させるための動力を別途確保する必要がないから、駆動源としての特別な部品を付加することなく、安価にできる。
図1は、本実施形態に係るインタンク形式の燃料ポンプを模式的に示すものであり、簡略表示した燃料タンク1内には燃料ポンプ2が内蔵されている。燃料ポンプ2は例えば燃料タンク1の底部へ取付けられる。
燃料ポンプ2は、ベースプレート3と筒状のケース4を一体化して密閉空間を形成し、この内部空間にサクションフィルタ5、ポンプ本体部6、二次フィルタ7、圧力レギュレータ8を収容してある。9はベースプレート3から外部へ突出する吐出パイプであり、燃料ホース10を介して燃料噴射ノズル11へ燃料を送るようになっている。燃料噴射ノズル11は図示しないエンジンの吸気口へ燃料を供給する。
ポンプ本体部6は燃料をサクションフィルタ5から吸入するとともに、吸入した燃料を高圧にして二次フィルタ7へ送り返す。図中の太線で示す矢線は燃料の流れである。
所定圧を超えるときは、矢示Bのように圧力レギュレータ8により燃料の一部がサクションフィルタ5の近傍へリターン流として戻され、燃料の圧力を低下させることにより吐出パイプ9へ供給される燃料を所定圧に維持する。
図2に示すように、サクションフィルタ5はフィルタ部材で構成された中空体であり、上方へ突出する吐出ノズル12へポンプ本体部6の底部から下方へ突出する吸入ノズル26が嵌合することにより、吸入ノズル26の軸心部に形成された吸入通路25がサクションフィルタ5の内部空間と連通している。吸入通路25がサクションフィルタ5は吸入通路25先端の吸い込み口25aへ接続して取付けられている。
但し、このようなサクションフィルタ5とポンプ本体部6の結合形式は一例であり、公知の種々な形式を適宜採用できる。
図2において、サクションフィルタ5内の吐出ノズル12近傍部に回転体30が収容され、支軸31を中心にしてサクションフィルタ5内部から吸入通路25へ向かう燃料の流れによって回転するとともに、回転によって振動を発生させ、この振動によりサクションフィルタ5を振動させるようになっている。
なお、回転体30が回転するとき、回転中心軸線Cが軸振れするよう、支軸31に対して多少のガタを許容して支持させてもよい。
インペラー34の各羽は、中心部側で偏心ウエイト32の外周部へ一体化されている。
この偏心ウエイト32により回転体30の回転時に回転中心軸線Cが軸振れして振動を発生するようになっている。
ところが、回転体30には偏心ウエイト32が設けられているため、回転体30は回転中心軸線Cに対して、図2及び図4に示す矢示cのように上下へ振れながら回転し、これによって回転体30は振動を発生する。
偏心ウエイト42は図4及び5に示す偏心ウエイト32と同様のものである。このようにすると、ロータ軸21によりインペラー22が回転するとき、偏心ウエイト42によりインペラー22が軸振れする方向に振動し、この振動はロータ軸21から吸入ノズル26へ伝達され、さらに、吐出ノズル12を介してサクションフィルタ5へ伝達され、サクションフィルタ5の表面を振動させてダスト15を落下させる。
また、インペラー22の回転軸を延長させて、この延長部に偏心ウエイト42を設けるようにしてもよい。
図7はサクションフィルタ5と圧力レギュレータ8の近傍部を模式的に示す図である。圧力レギュレータ8のハウジング50の底部に形成された吐出口51が設けられている。吐出口51は圧力レギュレータ8のリターン流路をなし、サクションフィルタ5から延出する板バネ52の自由端53近傍を指向するよう配置されている。
板バネ52の自由端53は加振部をなす。板バネ52の他端である固定端54側はサクションフィルタ5と一体化されている。
また、板バネ52の自由端53側における突出長さも振動に影響し、長いほど大きな振幅が得られるので、この長さも適宜設定できる。
この場合にも、圧力レギュレータ8のリターン流を利用して、特別な駆動源を設けることなく振動させることができる。
さらに、単一の板バネでなく自由端53と固定端54との間を別体の各種バネ部材で連結したものでもよい。
この例も、前実施例同様に圧力レギュレータ8のリターン流を振動発生に利用するものであるが、図8に示すように、吐出口51の指向方向に回転体60が配置され、吐出口51から吐出されるリターン流Bによって回転されるようになっている。
このため、圧力レギュレータ8のリターン流Bを利用してサクションフィルタ5の表面に付着したダスト15を落下させることができる。
例えば、サクションフィルタ5の内部へ回転体を設け、サクションフィルタ5を直接振動させることもできる。図9に模式的に示す第5実施例のように、吐出ノズル12からサクションフィルタ5の内部へ支持部70を一体に突出させ、その先端部へ設けた支軸71に回転体30を支持させてもよい。このようにすると、回転体30の回転振動を支持部70から直接サクションフィルタ5の表面へ伝達できる。
Claims (7)
- 燃料タンク内の燃料をエンジンに供給する燃料ポンプにおいて、
前記燃料ポンプ(2)の吸い込み口(25a)に設けたサクションフィルタ(5)を振動させる振動付与手段を設けたことを特徴とする燃料ポンプ。 - 前記振動付与手段は、前記燃料ポンプの吸い込み口(25a)に取付けられ、この吸い込み口(25a)から吸引される燃料流によって回転するインペラー(34)に設けられた偏心ウエイト(32)からなる回転体(30)であることを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプ。
- 前記振動付与手段は、圧力レギュレータ(8)から排出される燃料流を前記サクションフィルタ(5)に向かって噴出させることであることを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプ。
- 前記サクションフィルタ(5)の一端を前記サクションフィルタより外側に張り出した前記圧力レギュレータ(8)から排出される燃料流を受ける加振部(53)を有し、他端(54)を前記サクションフィルタ(5)にバネ部材(52)を介して一体に取付け振動体を設けたことを特徴とする請求項3に記載の燃料ポンプ。
- 前記加振部(53)に重量を増すためのウエイト(55)を取付けたことを特徴とする請求項4に記載の燃料ポンプ。
- 前記サクションフィルタ(5)の一端に、前記圧力レギュレータ(8)からの排出燃料流によって回転するインペラー(34)と、前記インペラーと一体に回転する偏心ウエイト(32)からなる回転体(60)を設けたことを特徴とする請求項3に記載の内燃機関のブリーザ室構造。
- 燃料タンク内の燃料をエンジンに供給する燃料ポンプにおいて、
前記燃料ポンプ(2)の吸い込み口(25a)にサクションフィルタ(5)を取付けるとともに、前記燃料ポンプの回転軸(21)に偏心ウエイト(32)を設けたことを特徴とする燃料ポンプ。
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Cited By (1)
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2011
- 2011-03-30 JP JP2011074942A patent/JP5869226B2/ja active Active
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JP5869226B2 (ja) | 2016-02-24 |
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