JP2012207429A - 採光屋根の連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】採光屋根に利用される中空合成樹脂板の結合部において、雨漏りを効果的に防止することを可能とする連結構造を提供することを目的とする。
【解決手段】押し縁部材(28)と、第1長尺部材(26)と、押し縁部材と第1長尺部材との間に複数の中空合成樹脂部材(80、81)を挟み込みようにして連結させるための結合部材(90、91)と、第1長尺部材の下方に配置された第2長尺部材(24)を有することを特徴とする採光屋根(10)の連結構造(15)。
【選択図】図3

Description

本発明は、採光屋根の連結構造に関し、特に、屋根の採光用開口部に中空合成樹脂板を張設してなる採光屋根の連結構造に関する。
金属製の折板屋根に採光性を持たせるために、その一部に一定幅の採光用開口部を設けて、開口部にポリカーボネイト樹脂やアクリル樹脂等の透明樹脂からなる採光板を張設することにより採光屋根を構成することが知られている。
また、金属製の折板屋根に採光性を持たせるために、その一部に一定幅の採光用開口部を設けて、開口部に、金属製の折板屋根の長手方向に沿って複数の中空合成樹脂板を組み合わせて張設することにより採光屋根を構成することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図18は、従来の採光屋根の中空合成樹脂板の連結部の構成を示す図である。
図18に示すように、連結材212は2つの中空合成樹脂板203に挟持されている。2つの中空合成樹脂板203に挟持された連結材212と、その下に配置された2枚のガラス材210は、押さえ板208と支持部材205との間に挟み込まれるように配置され、ボルト209によって固定されている。また、ボルト209は、押さえ板208の穴208a及び連結材212の貫通穴114を介して、支持部材205のナット部205cと結合している。
特開2006−241804号公報
しかしながら、図18に示すような構成では、雨水が、押さえ板208と中空合成樹脂板203との隙間、又は押さえ板208の穴208aから進入し、支持部材205の凹部に溜まり、支持部材205のナット部205cからさらに下に漏れてしまうと不具合が発生する場合があった。
そこで、本発明は、上記の不具合を解消することを目的とした採光屋根の連結構造を提供することを目的とする。
また、本発明は、採光屋根に利用される中空合成樹脂板の連結部において、雨漏りを効果的に防止することを可能とする連結構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る連結構造では、押し縁部材と、第1長尺部材と、押し縁部材と第1長尺部材との間に複数の中空合成樹脂部材を挟み込みようにして連結させるための結合部材と、第1長尺部材の下方に配置された第2長尺部材を有することを特徴とする。
また、本発明に係る結合構造では、第2長尺部材は、受けた水を採光屋根の外部に排出するための排水経路を有することが好ましい。
さらに、本発明に係る結合構造では、結合部材はボルトであって、第1長尺部材はボルト用の受け穴を有することが好ましい。
さらに、本発明に係る結合構造では、複数の中空合成樹脂部材の下方であって、第1長尺部材及び前記第2長尺部材は、その間に不燃性部材を挟み込むように配置されることが好ましい。
本発明によれば、複数の中空合成樹脂板を連結させるために利用される第1長尺部材の下に、さらに第2長尺部材を配置したので、第1長尺部材のボルト受け等をつたって進入する水を第2長尺部材が採光屋根の外部に排出することから、水漏れの少ない採光屋根を提供することが可能となった。
本発明に係る連結構造を有する採光屋根の外観の一例を示す図である。 図1のAA´断面図である。 (a)は採光屋根10における連結構造5の分解斜視図であり、(b)は(a)に対応する部分断面図である。 採光屋根の組み立て手順を説明するための図(1)。 採光屋根の組み立て手順を説明するための図(2)。 採光屋根の組み立て手順を説明するための図(3)。 採光屋根の組み立て手順を説明するための図(4)。 採光屋根の組み立て手順を説明するための図(5)。 採光屋根の組み立て手順を説明するための図(6)。 採光屋根の組み立て手順を説明するための図(7)。 採光屋根の組み立て手順を説明するための図(8)。 採光屋根の組み立て手順を説明するための図(9)。 (a)は採光屋根の組み立て手順を説明するための図(10)であり、(b)はその変形例を示す図である。 採光屋根の組み立て手順を説明するための図(11)。 採光屋根の組み立て手順を説明するための図(12)。 採光屋根の組み立て手順を説明するための図(13)。 採光屋根の組み立て手順を説明するための図(14)。 従来の採光屋根の中空合成樹脂板の結合部の構成を示す図である。
以下、本発明に係る採光屋根の連結構造を図面を参照しながら説明する。但し、本発明は以下の説明に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
図1は、本発明に係る連結構造を有する採光屋根の外観の一例を示す図である。
図1に示す様に、採光屋根10が、屋根構造のもや2及び3上に固定された金属製の折板屋根1上に配置されている。なお、図中右上側が水上側であり、図中左下側が水下側である。金属製の折板屋根1は、水上側にある屋根の頂上部から水下側に所定の角度を持って傾斜するように配置されている。
図2は、図1のAA´断面図である。
図2に示す様に、中空合成樹脂板80及び81は、中央部の連結構造5(図3参照)で、押し縁28とボルト受け26とがボルト90で結合されることによって連結されている。また、中空合成樹脂板80及び81の端部は、コーナーサポート92によって保護されている。コーナーサポート92及び側面板41は第1縦材15に固定され、コーナーサポート92及び側面板40は第2縦材16に固定されている。コーナーサポート92の外側には、サイドカバー43及び44(図17参照)が配置され、側面を覆う構成となっている。
中空合成樹脂板80及び81の下には、不燃性部材60及び61が配置され(図14参照)、中空合成樹脂板80及び81に飛火等が落ちてきた場合にも、そのまま火種が採光屋根10の下方に落下しない構成となっている。なお、不燃性部材60及び61としては、透光性を有する不燃部材であって、例えば、ガラスクロス、パンチングメタル、金属メッシュ、不織布、織布、不燃紙、ガラスペーパ等を利用することが可能である。
図3(a)は採光屋根10における連結構造5の分解斜視図であり、図3(b)は図3(a)に対応する部分断面図である。
図3(a)及び図3(b)に示される様に、押し縁28とボルト受け26との間に、第1の中空合成樹脂板80及び第2の中空合成樹脂板81が挟み込まれるように配置され、ボルト90と、ボルト受け26の上側に配置される第1ナット91−1及び押し縁28の上側に配置される第2ナット91−2によって、押し縁28とボルト受け26とが固定されている。また、ボルト受け26と縦樋24との間に、第1の不燃性部材60及び第2の不燃性部材61が挟み込まれるように配置されている。さらに、押し縁28と第1の中空合成樹脂板80及び第2の中空合成樹脂板81との間にはパッキン100が配置され、第1の中空合成樹脂板80及び第2の中空合成樹脂板81と、ボルト受け26のフランジ部との間には、パッキン102が配置されている。
第1長尺部材としてのボルト受け26の下方には、第2長尺部材としての縦樋24が配置されている。したがって、押し縁28と第1の中空合成樹脂板80及び第2の中空合成樹脂板81との隙間、又は押し縁28のボルト用穴28a及びボルト受け26のボルト用穴26aから水が浸入しても、縦樋24の凹部に水が溜まり、縦樋24をつたって、採光屋根10の水下側から金属製の折板屋根1上に排出されるので、採光屋根10の下に水が漏れることが無い。
なお、縦樋24は、後述する3つの縦樋固定器具20〜22によって、第2横枠12、第3横枠13及び第4横枠14に固定されているが、図3には、縦樋固定器具20を示していない。なお、縦樋固定器具の個数は特に限定されることはなく、強度等を勘案し適宜使用すればよい。
このように、採光屋根10では、第1の中空合成樹脂板80及び第2の中空合成樹脂板81の下方には、第1の中空合成樹脂板80及び第2の中空合成樹脂板81を連結させる役目及び侵入した水を受ける役目を果たすボルト受け26が配置され、さらにその下に更に水を受ける役目を果たす縦樋24が配置されている。したがって、第1の中空合成樹脂板80及び第2の中空合成樹脂板81の下に水が回り込むこととなっても、第1長尺部材としてのボルト受け26及び第2長尺部材としての縦樋24によって、水を外部に排出することが可能となるので、採光屋根10から下に水が漏れることを防止することが可能となる。
以下、採光屋根10の組み立て手順について図4〜図17を用いて説明を行う。
図4は、採光屋根の組み立て手順を説明するための第1の説明図であり、金属製の折板屋根1の一部を取り外して開口部9を構成した状態を示している。
折板屋根1は、屋根構造のもや2及び3上に固定された第1タイトフレーム6及び第2タイトフレーム7にビス等で固定されている。第1及び第2タイトフレーム6及び7は、折板屋根1の凹凸形状に合致する凹凸形状を有している。また、図1、4及び5では、折板屋根1は、1枚の板で構成されているが、実際には複数の板を組み合わせた構成となっている。
図5は、採光屋根の組み立て手順を説明するための第2の説明図であり、金属製の折板屋根1の開口部5上に、枠構造8を配置した状況を示している。
枠構造8は、屋根構造の水下側に配置された第1横枠12及び水上側に配置された第2横枠14と、それらの上に配置された第1縦枠15及び第2縦枠16と、第1横枠12及び第2横枠14の中間部に配置された第3横枠13、第1横枠12の更に水下側に配置されたカバー止め用横枠11等から構成される。カバー止め用横枠11、第1横枠12、第3横枠13及び第4横枠14は、断面コの字状の鉄骨から構成され、第1縦枠15及び第2縦枠16は、断面Cの字状の鉄骨から構成されている。
第1横枠12はボルト(不図示)により第1タイトフレーム6に固定され、第2横枠14はボルト(不図示)により第2タイトフレーム7に固定され、第1縦枠15及び第2縦枠16はボルト(不図示)によりそれぞれ第1横枠12及び第2横枠14と固定されている。また、カバー止め用横枠11はボルト(不図示)により第1縦枠15及び第2縦枠16に固定され、第3横枠13はボルト(不図示)により第1縦枠15及び第2縦枠16に固定されている。
第3横枠13は、もや2及び3の中間部分で且つもやが存在しない箇所で折板屋根1とビス(不図示)により固定されている。したがって、第3横枠13によって、その下方の折板屋根1の強度が補強されるという作用効果がある。
図6は、採光屋根の組み立て手順を説明するための第3の説明図であり、下枠に縦樋固定器具20〜22を取り付けた状況を示している。
図6に示される様に、後述する縦樋24を固定するための3つの縦樋固定器具20〜22が、溶接によって、それぞれ第1横枠12、第3横枠13及び第2横枠14に固定されている。
図7は、採光屋根の組み立て手順を説明するための第4の説明図であり、縦樋24を取り付けた状況を示している。
図7(a)に示される様に、縦樋24が、図中上側が水上側となり、図中下側が水下側となるように、3つの縦樋固定器具20〜22の上に取り付けられている。縦樋24は、図示されるように、排水経路として利用可能な凹部を有しているので、その中に侵入した水は、縦樋24を通って、図中下側に排出されることとなる。
図7(b)は、図7(a)の水下部の上面図である。図7(b)に示されるように、縦樋24は、第1縦枠15及び第2縦枠16の水下側の先端より幅w1(例えば、10mm)だけ突出するように配置される。
図8は、採光屋根の組み立て手順を説明するための第5の説明図であり、第1吹き込み防止板30を取り付けた状況を示している。
図8(a)に示す様に、第1吹き込み防止板30は、ビス31によってカバー止め用横枠11に取り付けられる。図8(b)は図8(a)を矢印B側から見た側面図である。第1吹き込み防止板30は、図8(b)に示されるように、カバー止め用横枠11の側面を覆うように、側面方向に折り曲げられている。
図9は、採光屋根の組み立て手順を説明するための第6の説明図であり、第2吹き込み防止板33を取り付けた状況を示している。
第2吹き込み防止板33は、図8(a)に示すように、第1縦枠15及び第2縦枠16の水下側端部に貼付されたブチルテープ120によって、図9(a)に示すように、第1縦枠15及び第2縦枠16に固定される。
図9(b)は、図9(a)におけるCC´断面図である。図9(b)に示すように、第2吹き込み防止板33は、第1縦枠15及び第2縦枠16の水下側端部から突出した縦樋24の先端部を覆うように、その前面側に配置されることとなる。したがって、縦樋24をつたって、水上側から流れてくる水は、第1吹き込み防止板30と第2吹き込み防止板33との間に、排出されることとなる。
図9(c)は、図9(b)の変更例を示す図である。図9(b)の例では、縦樋24の下方に第1吹き込み防止板30を配置したが、図9(c)の例では、第1吹き込み防止板30´に開口部を設け、縦樋24が第1吹き込み防止板30´の開口部を貫通して、縦樋24の先端部が第1吹き込み防止板30と第2吹き込み防止板33との間に位置されるように構成した。図9(c)の例では、第1吹き込み防止板30を図9(b)に示すように複数回折り曲げる必要がなく、作成コストを押させることが可能となる。
図10は、採光屋根の組み立て手順を説明するための第7の説明図であり、側面板40及び41を取り付けた状況を示している。
側面板40及び41は、第1縦枠15及び第2縦枠16上に貼付されたブチルテープ又はシール材(不図示)及びビス(不図示)によって、第1縦枠15及び第2縦枠16に固定される。なお、側面板40及び41は折板屋根1の凹凸形状に合うように、それらの先端部40A及び41Aが折り曲げられている。
図11は、採光屋根の組み立て手順を説明するための第8の説明図であり、第1後板50を取り付けた状況を示している。
第1後板50は、接着材によって側面板40及び41の上に固定される。
図12は、採光屋根の組み立て手順を説明するための第9の説明図であり、第2後板51を取り付けた状況を示している。
第2後板51は、第1縦枠15及び第2縦枠16上に貼付されたブチルテープ(不図示)及びビス(不図示)によって、第1縦枠15及び第2縦枠16に、第1後板の上側端面を覆うように固定される。第2後面51によって、第1縦枠15及び第2縦枠16の水上側端部、及び縦樋24の水上側端部が覆われる。
図13(a)は、採光屋根の組み立て手順を説明するための第10の説明図であり、ボルト受け26を取り付けた状況を示している。
図13(a)に示す様に、縦樋24の上に、ボルト受け26が配置される。また、6本の横ガイド27−1〜27−6で、縦樋24と第1縦枠15及び第2縦枠16とをビス(不図示)により固定する。即ち、横ガイド27−1〜27−6は、ビスによって一方の端部で縦樋24と接続され、ビスによって他方の端部で第1縦枠15又は第2縦枠16と接続されることとなる。ボルト受け26は、横ガイド27−1〜27−6と縦樋24とがビス留めされる箇所では、所定の凹部を有し、横ガイド27−1〜27−6と縦樋24との接続を妨害しないように構成されている。
図13(b)は、ボルト受け26の変形例を示す部分図である。図13(a)では、ボルト受け26は、横ガイド27−3及び27−4の箇所でフランジ部分に凹部が形成されていた。しかしながら、図13(b)では、ボルト受け26を第1部分26−1と第2部分26−2に分割して、スペースを形成し、横ガイド27−1〜27−6と縦樋24との接続を妨害しないように構成されている。図13(b)に記載されるように、ボルト受け26は、適宜、複数の部材に分割するようにしても良い。
図14は、採光屋根の組み立て手順を説明するための第11の説明図であり、不燃性部材60及び61を取り付けた状況を示している。
最初に、図13(a)に記載されるように横ガイド27−1〜27−6上及び第1縦枠15及び第2縦枠16上の点線箇所124に、ブチルテープを貼付して、その上に、不燃性部材60及び61配置する。また、不燃性部材60及び61の中央側端部は、ボトル受け26の枠部分26−1〜26−4で、縦樋24の枠部分との間に挟み込むように配置する。なお、サイズの大きい不燃性部材を乗せた後に、カッター等で所定のサイズに切断するようにしても良い。
次に、縦不燃性部材押さえガイド70及び71を、それぞれ第1縦枠15及び第2縦枠16上にビス止めし、横不燃性部材押さえガイド72〜75を、横ガイド27−1、27−2、27−5及び27−6上にビス止めする。これらの処理によって、不燃性部材60及び61が、固定される。
図15は、採光屋根の組み立て手順を説明するための第12の説明図であり、中空合成樹脂板80及び81を取り付けた状況を示している。
図15(a)に示す様に、中空合成樹脂板80及び81を不燃性部材60及び61の上にそれぞれ配置し、中空合成樹脂板80及び81の中央部を、押し縁28を乗せた後、ボルト90によって、ボルト受け26との間に挟み込むように連結させる。また、中空合成樹脂板80及び81の端部は、複数のコーナーサポート92でカバーされる。これらの処理によって、中空合成樹脂板80及び81は、不燃性部材60及び61の上にそれぞれ位置決めされる。
図15(b)は、コーナーサポート92の立体図であり、コーナーサポート92は、ビスによって、側板40又は41にそれぞれ固定される。コーナーサポート92は、図15(b)に示す様に、側面がコの字状に形成された中空樹脂板をカバーする部分と、その部分と連続し側板に固定するためのネジ穴が形成された伸延部分を有している。
中空合成樹脂板80及び81は、透光性樹脂(ポリカーボネイト)を押し出し成形によって形成したものであって、内壁によって仕切られた複数の中空部を含んでいる。本実施例では、中空合成樹脂板80及び81はそれぞれ1枚の板で構成したが、複数の中空合成樹脂板を組み合わせて構成するようにしても良い。
図16は、採光屋根の組み立て手順を説明するための第13の説明図であり、水下カバー35を取り付けた状況を示している。
図16(a)に示す様に、水下カバー35は中空合成樹脂板80及び81と押し縁28の間に挿入するように配置され、図15に示した第2吹き込み防止板33上に配置したコの字状の固定具95にネジ96で固定する。これによって、中空合成樹脂板80及び81の水下側端部が覆われる。
図16(b)は、図16(a)のDD´断面図である。図16(b)によって、採光屋根10の水下部が、第1吹き込み防止板30、第2吹き込み防止板33及び水下カバー35によって3重に保護されていることが理解できる。
図17は、採光屋根の組み立て手順を説明するための第14の説明図であり、側面カバー43及び44、水上カバー53を取り付けた状況を示している。
最初に、側面カバー43及び44は、中空合成樹脂板80及び81の側面端部を覆うように、コーナーサポート92にビスで固定される。
最後に、水上カバー53を、押し縁28、側面カバー43及び44、及び中空合成樹脂板80及び81の水上側端部を覆うように配置して、側面カバー43及び44と、第2後板52とにビス(不図示)で固定して、採光屋根10の組立を終了する。
上記の採光屋根10の例では、2枚の中空合成樹脂板80及び81(例えば、500mm×5000mm)を利用したが、2枚に限定されることなく、さらに多くの枚数を利用することも可能である。また、上記の採光屋根10の例では、2枚の中空合成樹脂板80及び81を、金属製の折板屋根1の長手方向に平行に配置したが、これに限定されることなく、垂直方向に配置するようにしても良い。さらに、上記の採光屋根10の例では、採光屋根10を金属製の折板屋根1上に配置したが、他の屋根構造にも適用することが可能である。
1 金属製の折板屋根
2、3 もや
5 連結構造
6、7 タイトフレーム
8 枠構造
10 採光屋根
12 第1横枠
13 第3横枠
14 第2横枠
15 第1縦枠
16 第2縦枠
20 縦樋固定器具
24 縦樋
26 ボルト受け
28 押し縁
60、61 不燃性部材
80、81 中空合成樹脂板
90 ボルト
91−1、91−2 ナット

Claims (4)

  1. 採光屋根において採光部を形成する複数の中空合成樹脂部材を連結させるための連結構造であって、
    押し縁部材と、
    第1長尺部材と、
    前記押し縁部材と前記第1長尺部材との間に前記複数の中空合成樹脂部材を挟み込みようにして連結させるための結合部材と、
    前記第1長尺部材の下方に配置された第2長尺部材と、
    を有することを特徴とする連結構造。
  2. 前記第2長尺部材は、受けた水を採光屋根の外部に排出するための排水経路を有する、請求項1に記載の連結構造。
  3. 前記結合部材はボルトであって、前記第1長尺部材は前記ボルト用の受け穴を有する、請求項1又は2に記載の連結構造。
  4. 前記複数の中空合成樹脂部材の下方であって、前記第1長尺部材及び前記第2長尺部材は、その間に不燃性部材を挟み込むように配置される、請求項1〜3の何れか一項に記載の連結構造。
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