JP2012206906A - チタン酸リチウムの製造方法、電極、及びリチウムイオン二次電池 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】チタン酸リチウムの製造方法は、酸化チタンと、難水溶性リチウム化合物と、水溶性リチウム化合物の水溶液とを混錬して、混錬物を得る工程と、前記混錬物を造粒して、造粒物を得る工程と、前記造粒物を焼成する工程とを有する。当該製造方法によって得られるチタン酸リチウムは、Li4Ti5O12を主成分とするチタン酸リチウムである。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明に係るチタン酸リチウムの製造方法の概略を示したフローチャートである。本発明に係るチタン酸リチウムの製造方法は、酸化チタンと、難水溶性リチウム化合物と、水溶性リチウム化合物の水溶液とを混錬して、混錬物を得る工程(ステップS1)と、ステップS1の工程で得られた混錬物を造粒して、造粒物を得る工程(ステップS2)と、ステップS2の工程で得られた造粒物を焼成する工程(ステップS3)とを有している。ここで、焼成前に造粒物を乾燥させる乾燥工程を設けても良い。本発明に係るチタン酸リチウムの製造方法は、ステップS3の工程で得られた焼成物を粉砕する工程(ステップS4)をさらに有しても良いが、ステップS4の工程は省略することも可能である。本発明に係るチタン酸リチウムの製造方法によって、Li4Ti5O12を主成分とする微粉状のチタン酸リチウムが得られる。ステップS1の工程では、例えば万能混合機、プラネタリーミキサー、トリミックス、TKコンビミックス、TKハイビスミックス、TKハイビスディスパーミックス、エクスルーダー、ニーダー、3本ロール等の混合機が使用される。また、ステップS2の工程では、例えば押出造粒機、転動造粒機、圧縮造粒機、破砕造粒機、高速撹拌式造粒機等の造粒機が使用される。また、ステップS4の工程では、例えばジェットミル、ボールミル、振動ミル、遊星ミル、媒体撹拌ミル、ピンミル、ハンマーミル、ロールミル等の粉砕機が使用される。
図4は、リチウムイオン二次電池の概略構成例を示す模式図である。本構成例のリチウムイオン二次電池10は、正極11と、負極12と、非水電解質13と、セパレータ14と、を有する。
平均粒径0.3μmの酸化チタン100重量部と、平均粒径が6.2μmの炭酸リチウム32.8重量部とをアイリッヒミキサーで10分間混合して乾式混合物を得た。
酸化チタン及び炭酸リチウムを合わせたもの(上記の乾式混合物)に対する水酸化リチウム・一水和物の水溶液の重量比が0.60となるように、水酸化リチウム・一水和物を溶解させる水の量を変えた以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
酸化チタン及び炭酸リチウムを合わせたもの(上記の乾式混合物)に対する水酸化リチウム・一水和物の水溶液の重量比が0.22となるように、水酸化リチウム・一水和物を溶解させる水の量を変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
酸化チタン及び炭酸リチウムを合わせたもの(上記の乾式混合物)に対する水酸化リチウム・一水和物の水溶液の重量比が0.80となるように、水酸化リチウム・一水和物を溶解させる水の量を変更し、混練物を熱風循環式乾燥機にて150℃で2時間乾燥させた後に1軸押出造粒機で造粒した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
酸化チタンに含まれるチタン元素の量に対する炭酸リチウム及び水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の総量の原子比が4.02/5で、炭酸リチウムに含まれるリチウム元素の量に対する水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の量の原子比、および酸化チタン及び炭酸リチウムを合わせた乾式混合物に対する水酸化リチウム・一水和物の水溶液の重量比が実施例1と同様になるように、原料の配合および水の量を変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
酸化チタンに含まれるチタン元素の量に対する炭酸リチウム及び水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の総量の原子比が4.27/5で、炭酸リチウムに含まれるリチウム元素の量に対する水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の量の原子比、および酸化チタン及び炭酸リチウムを合わせた乾式混合物に対する水酸化リチウム・一水和物の水溶液の重量比が実施例1と同様になるように、原料の配合および水の量を変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
酸化チタンに含まれるチタン元素の量に対する炭酸リチウム及び水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の総量の原子比が4.35/5で、炭酸リチウムに含まれるリチウム元素の量に対する水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の量の原子比、および酸化チタン及び炭酸リチウムを合わせた乾式混合物に対する水酸化リチウム・一水和物の水溶液の重量比が実施例1と同様になるように、原料の配合および水の量を変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
酸化チタンに含まれるチタン元素の量に対する炭酸リチウム及び水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の総量の原子比が4.00/5で、炭酸リチウムに含まれるリチウム元素の量に対する水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の量の原子比、および酸化チタン及び炭酸リチウムを合わせた乾式混合物に対する水酸化リチウム・一水和物の水溶液の重量比が実施例1と同様になるように、原料の配合および水の量を変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
酸化チタンの平均粒径を1.0μmに変更し、炭酸リチウムの平均粒径を10.5μmに変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
炭酸リチウムの平均粒径を10.5μmに変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
炭酸リチウムの平均粒径を2.5μmに変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
炭酸リチウムの平均粒径を18.5μmに変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
炭酸リチウムの平均粒径を1.0μmに変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
炭酸リチウムの平均粒径を25.0μmに変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
焼成温度を900℃に変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
焼成温度を700℃に変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
焼成温度を920℃に変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
焼成温度を680℃に変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
炭酸リチウムに含まれるリチウム元素の量に対する水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の量の原子比が0.20で、酸化チタンに含まれるチタン元素の量に対する炭酸リチウム及び水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の総量の原子比、および酸化チタン及び炭酸リチウムを合わせた乾式混合物に対する水酸化リチウム・一水和物の水溶液の重量比が実施例1と同様になるように、原料の配合および水の量を変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
炭酸リチウムに含まれるリチウム元素の量に対する水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の量の原子比が0.08で、酸化チタンに含まれるチタン元素の量に対する炭酸リチウム及び水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の総量の原子比、および酸化チタン及び炭酸リチウムを合わせた乾式混合物に対する水酸化リチウム・一水和物の水溶液の重量比が実施例1と同様になるように、原料の配合および水の量を変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
炭酸リチウムに含まれるリチウム元素の量に対する水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の量の原子比が0.45となり、尚かつ、酸化チタン及び炭酸リチウムを合わせた乾式混合物に対する水酸化リチウム・一水和物の水溶液の重量比が0.60で、酸化チタンに含まれるチタン元素の量に対する炭酸リチウム及び水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の総量の原子比が実施例1と同様になるように、原料の配合および水の量を変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
炭酸リチウムに含まれるリチウム元素の量に対する水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の量の原子比が0.05で、酸化チタンに含まれるチタン元素の量に対する炭酸リチウム及び水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の総量の原子比、および酸化チタン及び炭酸リチウムを合わせた乾式混合物に対する水酸化リチウム・一水和物の水溶液の重量比が実施例1と同様になるように、原料の配合および水の量を変更した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
酸化チタンと、炭酸リチウムと、水酸化リチウム・一水和物の水溶液とを一斉に混合・混錬した以外は実施例1と同様の処理を行った。本実施例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
乾式混合物と水酸化リチウム・一水和物の水溶液とを合わせた後混練せずに造粒した以外は実施例1と同様の処理を行った。本比較例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
平均粒径0.3μmの酸化チタン100重量部と、平均粒径が6.2μmの炭酸リチウム37.5重量部とをアイリッヒミキサーで10分間混合して乾式混合物を得た。
炭酸リチウムの平均粒径を1.0μmに変更した以外は比較例2と同様の処理を行った。本比較例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
炭酸リチウムの平均粒径を25.0μmに変更した以外は比較例2と同様の処理を行った。本比較例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
焼成温度を920℃に変更した以外は比較例2と同様の処理を行った。本比較例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
焼成温度を680℃に変更した以外は比較例2と同様の処理を行った。本比較例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
炭酸リチウムに含まれるリチウム元素の量に対する水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の量の原子比が0.08となり、尚かつ、酸化チタン及び炭酸リチウムを合わせ乾式混合物に対する水酸化リチウム・一水和物の水溶液の重量比が0.16で、酸化チタンに含まれるチタン元素の量に対する炭酸リチウム及び水酸化リチウム・一水和物に含まれるリチウム元素の総量の原子比が実施例1と同様になるように、原料の配合および水の量を変更した以外は比較例1と同様の処理を行った。本比較例のチタン酸リチウムについてもX線回折を行ったが、X線回折スペクトル図の図示は省略する。
上記の実施例1〜23および比較例1〜7で使用した分析装置は、下記の通りである。
X線回折装置:株式会社リガク製Ultima4(Cu−Kα線測定)
活物質として実施例1〜23および比較例1〜7で得られた各チタン酸リチウムを用いて各電極を作製した。具体的には、まず、ポリフッ化ビニリデン10重量部をN−メチル−2−ピロリドンに溶解させ、次に導電助剤としてアセチレンブラックを10重量部、実施例1〜23および比較例1〜7で得られたチタン酸リチウム80重量部を加え、ディスパーにて30分混錬することにより塗料を作成した。この塗料をアルミ箔上に65g/m2程度になるように塗布し、その後150℃で真空乾燥しプレスした後、φ13mの円形状に打ち抜いた。
上記で作製した各電極を用い、図6に示すコイン型セル20を組み立てた。コイン型セル20は、上ケース25aと下ケース25bとの間に、電極21、対極22、及びセパレータ24を挟み込み、上ケース25aと下ケース25bの周囲をガスケット26で封止し、上ケース25aおよび下ケース25bの内部を電解液23で充填して作製された。
ここで、上記のようなコイン型セルでは、対極22に金属リチウム板を使用しているため、各電極21の電位は対極22に対して貴となる。よって充放電によるリチウムイオンの挿入・脱離の方向は各電極21をリチウムイオン二次電池の負極として用いたときと反対になる。しかし、以下において、便宜的にリチウムイオンが各電極21から脱離する方向を放電、各電極21に挿入される方向を充電と表現する。
図7は、各実施例および各比較例の製造条件および評価結果の一覧を示すテーブルである。
図8は、図7に示すテーブルから実施例1,13,14,17,18および比較例2〜6を抜粋したテーブルである。実施例1と比較例2との比較、実施例13と比較例3との比較、実施例14と比較例4との比較、実施例17と比較例5との比較、及び実施例18と比較例6との比較から明らかなように、本発明に係る製造方法は、共通する製造条件を揃えた特許文献1で提案されている従来の製造方法に比べて、チタン酸リチウム中の副生成物Li2TiO3や残存物(a−TiO2、r−TiO2)が少ないことが実証され、また、本発明に係る製造方法で得られるチタン酸リチウムを電極活物質として用いた電極は、共通する製造条件を揃えた特許文献1で提案されている従来の製造方法で得られるチタン酸リチウムを電極活物質として用いた電極に比べて電極容量が大きくなることも実証された。
図9は、図7に示すテーブルから実施例1,23および比較例1,2を抜粋したテーブルである。
図10は、図7に示すテーブルから実施例1〜4および比較例7を抜粋したテーブルである。
図11は、図7に示すテーブルから実施例1,19〜22を抜粋したテーブルである。
図12は、図7に示すテーブルから実施例1,5〜8を抜粋したテーブルである。
図13は、図7に示すテーブルから実施例1,9〜14を抜粋したテーブルである。
図14は、図7に示すテーブルから実施例1,15〜18を抜粋したテーブルである。
11 正極
12 負極
13 非水電解質
14、24 セパレータ
20 コイン型セル
21 電極
22 対極
23 電解液
25a、25b 上ケース、下ケース
26 ガスケット
Claims (10)
- 酸化チタンと、難水溶性リチウム化合物と、水溶性リチウム化合物の水溶液とを混錬して、混錬物を得る工程と、
前記混錬物を造粒して、造粒物を得る工程と、
前記造粒物を焼成する工程とを有することを特徴とするLi4Ti5O12を主成分とするチタン酸リチウムの製造方法。 - 前記混錬物を得る工程が、
前記酸化チタン及び前記難水溶性リチウム化合物を乾式混合して、乾式混合物を得る工程と、
前記乾式混合物に前記水溶性リチウム化合物の水溶液を加えて混錬して、前記混錬物を得る工程とを有することを特徴とする請求項1に記載のチタン酸リチウムの製造方法。 - 前記酸化チタン及び前記難水溶性リチウム化合物を合わせたものに対する前記水溶性リチウム化合物の水溶液の重量比が0.2以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチタン酸リチウムの製造方法。
- 前記難水溶性リチウム化合物に含まれるリチウム元素の量に対する前記水溶性リチウム化合物に含まれるリチウム元素の量の原子比が0.08以上である請求項1〜3のいずれか1項に記載のチタン酸リチウムの製造方法。
- 前記酸化チタンに含まれるチタン元素の量に対する前記難水溶性リチウム化合物及び前記水溶性リチウム化合物に含まれるリチウム元素の総量の原子比が4/5より大きいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のチタン酸リチウムの製造方法。
- 前記酸化チタン及び前記難水溶性リチウム化合物がそれぞれ粒子状であり、
前記酸化チタンの平均粒子径に対する前記難水溶性リチウム化合物の平均粒子径の比が3より大きく85より小さく、
前記造粒物を680℃より高く920℃より低い焼成温度で焼成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のチタン酸リチウムの製造方法。 - 前記難水溶性リチウム化合物が炭酸リチウムである請求項1〜6のいずれか1項に記載のチタン酸リチウムの製造方法。
- 前記水溶性リチウム化合物が水酸化リチウム及び/又は水酸化リチウム・一水和物である請求項1〜7のいずれか1項に記載のチタン酸リチウムの製造方法。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の製造方法によって得られるチタン酸リチウムを電極活物質として用いた電極。
- 請求項9に記載の電極を負極又は正極に用いて成ることを特徴とするリチウムイオン二次電池。
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