JP2012206853A - ヤードクレーンの給電装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】タイヤ式門形クレーンの給電ケーブル用リールより給電ケーブルを案内する案内手段と、給電ケーブルの先端に設けたプラグ体と、コンテナ蔵置レーンの側部にプラグを受入れるソケット体とを有し、ソケット体には嵌合凹部が設けられ、この部分に減圧を作用させてプラグ体をこの嵌合凹部に確実に保持させ、給電電極と受電電極との接合を確実にしたヤードクレーンの給電装置。
【選択図】図4
Description
ヤードクレーンにおける荷役の動力源として電気モーターを使用する場合の電源電圧は440Vの交流電気が一般に使用される。この場合、地上に設置された交流の給電装置とクレーン側から延長される電源ケーブルとを接続するには、距離があるためその接続操作に問題がある。
門型クレーン本体の両脚の下端に設けた複数の走行用タイヤにより、クレーンの走行路(レーン)に沿って移動するタイヤ走行クレーンにおいて、走行路に沿って適宜間隔をおいて複数の支柱(電柱)を植立し、これの上部に給電用トロリー線を設け、クレーン側に前記トロリー線に接触する集電装置(パンタグラフ)を備えた装置が提案されている(特許文献1)。
1.門型クレーン本体と、この本体を構成する二組の脚部材の下端に操向可能に設けタイヤ式走行装置を有するクレーンであって、前記本体に搭載された給電ケーブル用リールと、該リールに巻回される給電ケーブルと、ヤードに沿ってクレーンの走行方向を案内する案内手段と、
前記給電ケーブルの先端に設けたプラグ体と、前記レーン上に固定したソケット体を有し、前記ソケット体は側面視で下方が縮小した多角形であり、クレーンの移動方向における一面が傾斜面で形成され、他方の面に受電電極が配置されており、前記ソケット体は上面の中央部に前記プラグ体を受入れる嵌合凹部が開口され、更に前記嵌合凹部内に空気を吸引する手段を有し、前記嵌合凹部内に給電電極を、これに対応するプラグト体に受電電極を設け、前記プラグ体が前記嵌合凹部に滑って収容されて前記給電電極に対して受電電極が電気的に接合するように構成されていることを特徴としている。
2.前記プラグ体は、クレーンの前進方向の面に傾斜面を、この面と反対側の面を略縦方向の面に形成し、全体として下側が薄くなった多角形に形成されており、前記ソケット体に上面に開口されている嵌合凹部に前記プラグ体が落し込まれると、前記嵌合凹部に嵌合状態となり、前記嵌合凹部内に作用する減圧によって吸着され、その結果、前記給電電極と受電電極が電気的に接触するように構成したことを特徴としている。
3.前記ソケット体は、その上面にプラグ体を受止め、嵌合凹部内に案内する受け止め面と、これに続いて嵌合凹部を構成する面が形成されていることを特徴としている。
4.門型のクレーン本体と、この本体を構成する二組の脚部材の下端に操向可能に設けたタイヤ式走行装置を有するクレーンであって、前記本体に搭載された給電ケーブル用リールに巻回された給電ケーブルと、前記給電ケーブルを前記走行装置の近傍に案内するガイド装置を設けており、前記ガイド装置は、前記ケーブルをクレーンの走行速度に対応させて前記ケーブルを送出して前記プラグ体をソケット体に案内する装置であることを特徴としている。
イ.ソケット体がプラグ体の嵌合凹部内に収容される時、或いは所定の位置に収容された時に、ソケット体側に減圧が作用しているのでプラグ体がソケット体に確実に嵌合され、保持されて強力な電気的な接合が行われる。
ウ.また、クレーンの運転者は高所に居ながら、ヤード上で作業する他のクレーンの動きに注意してクレーンが属しているレーンにおける荷役操作をすれば良いので、安全かつ効率的に、荷役操作やレーン替え操作を行うことができる。
次に本発明に係る給電装置30の主要部材を構成するプラグ体22とソケット体25の構造とその作用について説明する。
図8ないし図12は、前記実施例の構成を現実的に変形させたものであるが機能的には同一である。
図13は、コンテナCの荷役操作の説明図であり、これを利用して本発明の荷役方法
を説明する。
次にクレーンKa〜Knをレーン替え操作の場合には、前記ソケット体25とプラグ体22の係合による電力の供給を断ち、脚部2のシルビーム2s上に設置されている小型DEによって発電機で発電し、その電力でレーンの端部まで移動し、そこで走行装置8の操向機構を操作して走行装置8の向きを90°の範囲で操向することによって荷役するレーンの端部まで移動する。
本発明は、プラグ体の形状と、これを受けるソケット体の嵌合凹部との形状と、この嵌合凹部内の減圧機能が重要である。従って、プラグ体と嵌合凹部との形状は、実施例に限定されることなく、例えばプラグ体の傾斜面は逆の面であっても構わないし、また、下が縮小した二等辺三角形であっても良く、このプラグ体がソケット体の嵌合凹部内に降下して嵌合する機能を持つ物であれば、他の形状の物であっても構わない。
2s シルビーム
8 タイヤ式走行装置
9 ケーブル
10 ガイド装置
10e ケーブル繰出し装置
11 ケーブル収用溝
15 案内手段(磁気誘導手段)
22 プラグ体
22c 受電電極
25 ソケット体
25a 傾斜面
25e 嵌合凹部
25f 止め部
25g 案内部
25h 送電電極
25k 排気管
25j 排気管
25K 吸引口
30 給電装置
Y コンテナヤード
C コンテナ
W 岸壁
ヤードクレーン Ka〜Kn
コンテナレーン La〜Ln
Claims (4)
- 門型クレーン本体と、この本体を構成する二組の脚部材の下端に操向可能に設けタイヤ式走行装置を有するクレーンであって、前記本体に搭載された給電ケーブル用リールと、該リールに巻回される給電ケーブルと、ヤードに沿ってクレーンの走行方向を案内する案内手段と、前記給電ケーブルの先端に設けたプラグ体と、前記レーン上に固定したソケット体を有し、
前記ソケット体は側面視で下方が縮小した略多角形であり、クレーンの移動方向における一面が傾斜面で形成され、他方の面に受電電極が配置されており、前記ソケット体は上面の中央部に前記プラグ体を受入れる嵌合凹部が開口され、更に前記嵌合凹部内に空気を吸引する手段を有し、
前記嵌合凹部内に給電電極を、これに対応するプラグト体に受電電極を設け、前記プラグ体が前記嵌合凹部に降下収容されて前記給電電極に対して受電電極が電気的に接合するように構成されていることを特徴とする給電装置。 - 前記プラグ体は、クレーンの前進方向の面に傾斜面を、この面と反対側の面を略縦方向の面に形成し、全体として下側が薄くなった多角形に形成されており、
前記ソケット体に上面に開口されている嵌合凹部に前記プラグ体が降下して前記嵌合凹部に嵌合状態となり、更に前記嵌合凹部内に作用する減圧によって吸着され、前記給電電極と受電電極が電気的に接触するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の給電装置。 - 前記ソケット体は、その上面にプラグ体を受止め、嵌合凹部内に案内する止め部と、これに続いて嵌合凹部を構成する面が形成されていることを特徴としている請求項1及び2の何れかに記載の給電装置。
- 門型のクレーン本体と、この本体を構成する二組の脚部材の下端に操向可能に設けたタイヤ式走行装置を有するクレーンであって、
前記本体に搭載された給電ケーブル用リールに巻回された給電ケーブルと、前記給電ケーブルを前記走行装置の近傍に案内するガイド装置を設けており、前記ガイド装置は、前記ケーブルをクレーンの走行速度に対応させて前記ケーブルを送出して前記プラグ体をソケット体に案内するように構成された装置であることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の給電装置。
Priority Applications (1)
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JP2011075860A JP2012206853A (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | ヤードクレーンの給電装置 |
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2011
- 2011-03-30 JP JP2011075860A patent/JP2012206853A/ja active Pending
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