JP2012204709A - 半導体基板保持用のパッドおよびそれを用いて半導体基板を搬送する方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板保持用パッド19面を半導体基板面w上に押し付けて半導体基板を基板保持用パッド面に保持させ、然る後にアーム1の移動により半導体基板を保持する基板保持用パッドを第二加工ステージ上へと移送し、基板保持用パッドとパッド保持基板とで形成された前記流体室2cに加圧流体を供給して基板保持用パッドを膨張させることにより半導体基板を前記第二加工ステージ上へ載置する。
【選択図】図2
Description
当該環状吸着パッドの環状上面に設けられ、環状吸着パッドの前記真空孔に通じる減圧手段31、
当該環状吸着パッドパッド17a’の上面で環状吸着パッドを固定するパッド押さえ固定具37、
当該パッド押さえ固定具を回転自在に支持する旋回ア−ム38、
当該旋回ア−ム38を昇降および旋回または直線進退可能に移動させる移動機構40、および、
前記環状吸着パッドの上方より当該環状吸着パッドの刳貫き部へ洗浄液を供給する洗浄液供給手段34
を設けたことを特徴とする基板搬送機器30を開示する。
基板を裏面研削装置の吸着テーブル上に移送する半導体基板の搬送装置であって、
前記パッド保持手段に保持された前記半導体基板の露出面に接触させられる吸着面を有する吸着パッドと、
該吸着パッドの前記吸着面に吸着作用を発生させる負圧源から、該吸着パッドにわたって設けられる負圧発生通路と、
前記吸着パッドを前記パッド保持手段から所定の搬送先に移動させる移動手段とを備える厚み50μm以下の半導体基板の搬送装置を提案する。
した基板搬送パッドを備えるパッド搬送機構であって、前記基板密着層がこの基板密着層に貼着される基板表面と基板密着層との剥離力(JIS K−6854に準拠)が10m
N/12.7mm幅以下で、前記基板密着層表面から基板を平行にずらす剪断力が1.0N/cm2以上であるポリオルガノシロキサン系シリコーン樹脂層で形成されていることを特徴とする、基板搬送パッドを備えるパッド搬送機構である。
た基板保持面形成材として利用するものである。
基板保持用パッドの可撓性ゴム膜表面に形成された前記密着層は、ポリオルガノシロキサン系シリコーン樹脂層、アクリル系樹脂粘着剤層、および、合成ゴム系粘着剤層より選らばれた密着層で形成され、この密着層と半導体基板間の剥離力(JIS K−6854に準拠)が10mN/12.7mm幅以下で、半導体基板を保持する前記基板保持用パッドを加工ステージより半導体基板と共に平行にずらす剪断力が1.0N/cm2以上であることを特徴とする、基板保持用パッドを備えたアーム構造を提供するものである。
ついで、基板保持用パッド面を半導体基板面上に押し付けて半導体基板を基板保持用パッド面に保持させ、
然る後にアームの移動により半導体基板を保持する基板保持用パッドを第二加工ステージ上へと移送し、
基板保持用パッドとパッド保持基板とで形成された前記流体室に加圧流体を供給して基板保持用パッドを膨張させることにより前記半導体基板を前記第二加工ステージ上へ載置する、
ことを特徴とする、半導体基板の搬送方法を提供するものである。
好ましくは35〜85、引張強度(JIS K−6301)が30〜200kgf/cm2
、好ましくは50〜150kgf/cm2、引張伸度(JIS K−6301)が50〜1000%、200〜800%、厚み 0.03〜3mm、好ましくは、0.05〜1.5
mmである。
シリコーン樹脂粘着剤層、合成ゴム系粘着剤層またはアクリル系粘着剤層/ベースフィルム/密着層19b/剥離紙積層体もしくは剥離紙/ポリオルガノシロキサン系シリコーン樹脂粘着剤層、合成ゴム系粘着剤層またはアクリル系粘着剤層/密着層19b/剥離紙積層体を購入し、剥離紙を引き剥がしてから用いてもよい。
金酸、塩化白金酸のアルコール化合物、アルデヒド化合物あるいは塩化白金酸と各種オレフィンとの鎖塩などがあげられる。架橋反応して得たポリオルガノシロキサン系シリコーン樹脂は、シリコーンゲルのような柔軟性を持ったものとなり、この柔軟性が被着体である半導体基板wとの密着を容易にさせる。
2 パッド保持基板
2a 断面円弧状凹部
2b 流体通路孔
2c 流体室
3 剛体製アーム
3a 柄
3b 流体通路
19 基板保持用パッド
19a 可撓性ゴム膜
19b 密着層
S 接着剤
w 半導体基板
Claims (2)
- 柄の長手方向部分に流体通路を有する非通気性素材よりなる剛体製アームに下面が断面円弧状凹部を有するとともに、流体通路孔を備える非通気性素材よりなる剛体製ワッフルスラブ構造のパッド保持基板を軸承し、このパッド保持基板の環状下面に接着剤を介して可撓性ゴム膜表面に密着層が形成された積層構造の基板保持用パッドを前記可撓性ゴム膜面が接着側となるように貼付して、前記パッド保持基板下面の断面円弧状凹部を流体室に形成し、この流体室に面する前記パッド保持基板の流体通路孔に前記剛体製アームの柄に設けた流体通路が連通しており、この流体室により供給された加圧流体により前記積層構造の基板保持用パッドが膨張し、この流体室より流体を排出することにより前記基板保持用パッドが原型復帰できる構造とした半導体基板搬送用の基板保持用パッドを備えたアーム構造であり、
基板保持用パッドの可撓性ゴム膜表面に形成された前記密着層は、ポリオルガノシロキサン系シリコーン樹脂層、アクリル系樹脂粘着剤層、および、合成ゴム系粘着剤層より選らばれた密着層で形成され、この密着層と半導体基板間の剥離力(JIS K−6854に準拠)が10mN/12.7mm幅以下で、半導体基板を保持する前記基板保持用パッドを加工ステージより半導体基板と共に平行にずらす剪断力が1.0N/cm2以上であることを特徴とする、基板保持用パッドを備えたアーム構造。 - 請求項1の基板保持用パッドを備えたアーム構造を用い、第一加工ステージ上に載置された半導体基板面上に基板保持用パッドを移動させ、
ついで、基板保持用パッド面を半導体基板面上に押し付けて半導体基板を基板保持用パッド面に保持させ、
然る後にアームの移動により半導体基板を保持する基板保持用パッドを第二加工ステージ上へと移送し、
基板保持用パッドとパッド保持基板とで形成された前記流体室に加圧流体を供給して基板保持用パッドを膨張させることにより前記半導体基板を前記第二加工ステージ上へ載置する、
ことを特徴とする、半導体基板の搬送方法。
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