JP2012200918A - 液体吐出ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】気泡の排出による印字不良が生じにくい。
【解決手段】吐出口109へとインクを供給する分岐流路134a及び134bが、それぞれ流路ユニットの中央部において行き止まりの先端を有するように形成荒れている。流路ユニットの中央部には、分岐流路134aの先端付近と接続されたダミー吐出口199aと、分岐流路134bの先端付近と接続されたダミー吐出口199bとが形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、吐出口へと液体を供給する供給流路を備えた液体吐出ヘッドに関する。
インクなどの液体を吐出するヘッドにおいて、特許文献1のように、インクを供給する流路をヘッドの両側から反対側に向かってそれぞれ延ばし、ヘッドの途中部において行き止まりとなるように形成することがある。
特開2006−88570号公報
特許文献1の流路は、ヘッドの途中部で行き止まりとなっているため、流路内に気泡が侵入した場合には、吐出口を通じて気泡を排出するしかなく、気泡の滞留により、印字不良を招くおそれがある。
本発明の目的は、気泡の滞留による印字不良が生じにくい液体吐出ヘッドを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の観点による液体吐出ヘッドは、第1方向に関して等間隔に離散すると共に前記第1方向に交差する第2方向に関して離散して配置された複数の吐出口と、前記第2方向に関して一方側の領域に配置された複数の前記吐出口へと液体を供給する第1供給流路と、前記第2方向に関して他方側の領域に配置された複数の前記吐出口へと液体を供給する第2供給流路と、外部からの液体を前記第1供給流路及び第2供給流路へとそれぞれ供給する第1供給口及び第2供給口とを有する流路ユニットを備えており、前記第1供給流路が、前記第2方向に関して、前記流路ユニットの一端付近から途中部にある先端まで延在し、前記第2供給流路が、前記第2方向に関して、前記流路ユニットの他端付近から前記途中部にある別の先端まで延在し、前記一端側の前記複数の吐出口のいずれよりも前記第1供給流路の前記先端に近い位置において前記第1供給流路と連通する第1ダミー吐出口と、前記他端側の前記複数の吐出口のいずれよりも前記第2供給流路の前記先端に近い位置において前記第2供給流路と連通する第2ダミー吐出口とが前記途中部に配置されている。
本発明によると、供給流路の先端にはダミー吐出口が形成されるため、ダミー吐出口を通じて気泡を排出することにより、印字に関係なく気泡を排出できる。これにより、気泡の滞留に起因する印字不良が生じにくくなる。
本発明の一実施形態に係るインクジェットヘッドが適用されるインクジェットプリンタの内部構造を示す概略側面図である。 図1のインクジェットヘッドの下部構造を構成する流路ユニットの平面図である。 図2の流路ユニット内に形成される供給流路と吐出口の位置関係を示す平面図である。 図3の一吐出口列付近の拡大図である。 流路ユニット及びアクチュエータユニットにおける図4のV−V線断面図である。 本実施形態の第1の変形例に係る図4に対応する図である。 本実施形態の第2の変形例に係る、図3において1つの吐出口群周辺の構成に対応する図である。 第2の変形例に係るアクチュエータユニットとFPCとの接続関係を示す平面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1を参照し、本発明の一実施形態に係るインクジェットヘッド100が適用されるインクジェット式プリンタ1の全体構成について説明する。
プリンタ1は、直方体形状の筐体1aを有する。筐体1aの天板上部には、排紙部31が設けられている。以下の説明上、筐体1aの内部空間を上から順に空間A,B,Cと区分する。空間A及びBは、排紙部31に連なる用紙搬送経路が形成された空間である。空間Aでは、用紙Pの搬送と用紙Pへの画像の記録が行われる。空間Bでは、給紙に係る動作が行われる。空間Cには、インク供給源としてのインクカートリッジ40が収容されている。
空間Aには、4つのインクジェットヘッド100、用紙Pを搬送する搬送ユニット21、用紙Pをガイドするガイドユニット(後述)等が配置されている。空間Aの上部には、これらの機構を含めたプリンタ1各部の動作を制御して、プリンタ1全体の動作を司るコントローラ1pが配置されている。
コントローラ1pは、外部から供給された画像データに基づいて、用紙Pに画像が記録されるよう、記録に係わる準備動作、用紙Pの供給・搬送・排出動作、用紙Pの搬送に同期したインク吐出動作、吐出性能の回復維持動作(メンテナンス動作)等を制御する。
コントローラ1pは、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)に加えて、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory:不揮発性RAMを含む)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit )、I/F(Interface)、I/O(Input/Output Port)等を有する。ROMには、CPUが実行するプログラム、各種固定データ等が記憶されている。RAMには、プログラム実行時に必要なデータ(例えば画像データ)が一時的に記憶される。ASICでは、画像データの書き換え、並び替え等(信号処理や画像処理)が行われる。I/Fは、上位装置とのデータ送受信を行う。I/Oは、各種センサの検出信号の入力/出力を行う。
各ヘッド100は、主走査方向(第1方向)に長尺な略直方体形状を有するラインヘッドである。4つのヘッド100は、副走査方向に所定ピッチで並び、ヘッドフレーム3を介して筐体1aに支持されている。ヘッド100は、流路ユニット110及び4つのアクチュエータユニット120(図2参照)を含む。画像記録に際して、4つのヘッド100の下面(吐出面100a)からはそれぞれマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのインクが吐出される。ヘッド100のより具体的な構成については後に詳述する。
搬送ユニット21は、図1に示すように、ベルトローラ6,7及び両ローラ6,7間に巻回されたエンドレスの搬送ベルト8に加え、搬送ベルト8の外側に配置されたニップローラ4及び剥離プレート5、搬送ベルト8の内側に配置されたプラテン9等を有する。
ベルトローラ7は、駆動ローラであって、搬送モータ19の駆動により回転し、図1中時計回りに回転する。ベルトローラ7の回転に伴い、搬送ベルト8が図1中の太矢印方向に走行する。ベルトローラ6は、従動ローラであって、搬送ベルト8が走行するのに伴って、図1中時計回りに回転する。ニップローラ4は、ベルトローラ6に対向配置され、上流側ガイド部(後述)から供給された用紙Pを搬送ベルト8の外周面8aに押さえつける。剥離プレート5は、ベルトローラ7に対向配置され、用紙Pを外周面8aから剥離して下流側ガイド部(後述)へと導く。プラテン9は、4つのヘッド100に対向配置され、搬送ベルト8のループ上部を内側から支える。これにより、外周面8aとヘッド100の吐出面100aとの間に、画像記録に適した所定の間隙が形成される。
ガイドユニットは、搬送ユニット21を挟んで配置された、上流側ガイド部及び下流側ガイド部を含む。上流側ガイド部は、2つのガイド27a,27b及び一対の送りローラ26を有する。当該ガイド部は、給紙ユニット1b(後述)から搬送ユニット21までの搬送路に沿っている。下流側ガイド部は、2つのガイド29a,29b及び二対の送りローラ28を有する。当該ガイド部は、搬送ユニット21から排紙部31までの搬送路に沿っている。
空間Bには、給紙ユニット1bが配置されている。給紙ユニット1bは、給紙トレイ23及び給紙ローラ25を有し、給紙トレイ23が筐体1aに対して着脱可能である。給紙トレイ23は、上方に開口する箱であり、複数種類のサイズの用紙Pを収納する。給紙ローラ25は、給紙トレイ23内で最も上方にある用紙Pを送り出し、上流側ガイド部に供給する。
空間A及びBには、上述のように、給紙ユニット1bから搬送ユニット21を介して排紙部31に至る用紙搬送経路が形成されている。コントローラ1pが記録指令に基づいて給紙ローラ25、送りローラ26、28、搬送モータ19等を駆動すると、まず、給紙トレイ23から用紙Pが送り出される。この用紙Pは、送りローラ26によって、搬送ユニット21に供給される。用紙Pが各ヘッド100の真下を副走査方向に通過する際、各吐出面100aからインクが吐出されて、用紙P上にカラー画像が記録される。用紙Pは、その後剥離プレート5により剥離され、2つの送りローラ28によって上方に搬送される。さらに用紙Pは、上方の開口30から排紙部31に排出される。
なお、副走査方向とは、搬送ユニット21による用紙Pの搬送方向と平行な方向であり、主走査方向とは、水平面に平行且つ副走査方向に直交する方向である。
空間Cには、インクユニット1cが筐体1aに対して着脱可能に配置されている。インクユニット1cは、カートリッジトレイ35、及び、トレイ35内に並んで収納された4つのカートリッジ40を有する。各カートリッジ40は、インクチューブを介して、対応するヘッド100にインクを供給する。
次に、図2〜図5を参照し、ヘッド100の構成についてより詳細に説明する。ヘッド100は、流路形成部材の上部構造と下部構造とを含む。上部構造は、カートリッジ40と連通し、インクが一時的に貯留される。下部構造は、流路ユニット110を含み、上部構造と連通している。下部構造の下面は吐出面100aであり、吐出口(後述)109からインクが吐出される。流路ユニット110の上面には、4つの平行四辺形状のアクチュエータユニット120が貼り付けられている。各アクチュエータユニット120は、FPC(Flexible Printed Circuit:平型柔軟基板)150により、上部構造の上方に配置された回路基板と電気的に接続されている。回路基板では外部からの制御信号が調整され、FPC150上のドライバICからはアクチュエータユニット120に制御信号に基づく駆動信号が供給される。なお、FPC150は、アクチュエータユニット120から副走査方向に流路ユニット110の外側へと、主走査方向に関して互い違いに引き出されている。
各アクチュエータユニット120は、サイズを同じくし、互いに平行四辺形の合同である。アクチュエータユニット120各辺は、主走査方向に対して傾斜している。具体的には、アクチュエータユニット120の一辺は、主走査方向となす鋭角が角度θ1であり、他の一辺では角度θ2(<θ1)である。以下、前者の辺のうち図2の左方及び右方の辺をそれぞれ「左辺」及び「右辺」とし、後者の辺のうち図2の上方及び下方の辺をそれぞれ「上辺」及び「下辺」とする。θ1、θ2の一実施例として、tanθ1=50dpiの単位距離/1200dpiの単位距離=24、tanθ2=100dpiの単位距離/25dpiの単位距離=0.25を満たすものであってよい。
流路ユニット110は、プレート111〜115が互いに接着された略直方体形状の積層体である。上面には、インクの供給口131および圧力室141が開口している。内部には、供給流路132が形成されている。供給流路132は、上面の供給口131と下面の吐出口109およびダミー吐出口(後述)199とを連通し、上流側から共通流路133、分岐流路134および個別インク流路140で構成される。下面は、インクが吐出される吐出面100aであって、多数の吐出口109に加え、ダミー吐出口199が開口している。
上面の供給口131a、131bは、上部構造からインクが供給される。供給口131は、アクチュエータユニット120の配置領域(平行四辺形の領域)を避けて開口し、アクチュエータユニット120毎に1組づつ設けられている。供給口131a(第1供給口)は、副走査方向に関して、平行四辺形領域の上辺と流路ユニット110の図2中上端とに挟まれた領域付近にあって、平行四辺形領域の鈍角付近に配置されている。供給口131bは、流路ユニット110の下端及び平行四辺形領域の下辺側の鈍角部に挟まれて、供給口131aと同様の配置関係を有している。図2に示すように、1組の供給口131a、131bは、主走査方向に対するアクチュエータユニット120の傾斜により空いた領域に配置され、平行四辺形領域の中心に関してほぼ対象の位置関係にある。このように、供給口131a及び131bが、流路ユニット110の上面上の空き領域にコンパクトに配置されている。
また、上面の圧力室141は、プレート111を貫通する孔であって、個別インク流路140の途中部を構成する。圧力室141は、主走査方向を長手方向とし、角部が湾曲した略長方形状である。圧力室141は、マトリクス状に配置されて、4つの圧力室群を構成している。各圧力室群は、平行四辺形の領域を占有し、アクチュエータユニット120と上下に重なる。圧力室群では、複数の圧力室141が平行四辺形領域の左辺に沿って圧力室列を構成し、主走査方向に複数の圧力室列が等間隔に並んでいる。
内部の供給流路132は、図2及び図3に示すように、2系統で構成され、供給口131aに連通する供給流路132a(第1供給流路)と、131bに連通する供給流路132b(第2供給流路)とを含む。供給流路132a及び132bは、アクチュエータユニット120ごとに設けられており、副走査方向に関して流路ユニット110の中央部で離隔している。なお、吐出口109と後述のダミー吐出口199a、199bとを区別するため、図面において、吐出口109は白丸(○)で、ダミー吐出口199a、199bは黒丸(●)で表している。
供給流路132aの共通流路133aは、図3に示すように、平行四辺形領域の上辺に沿って延び、共通流路133aから分岐した各分岐流路134aは、平行四辺形領域の左辺(第2方向)に沿って延びている。これと対照的に、共通流路133bは平行四辺形領域の下辺に沿って延び、各分岐流路134bは平行四辺形領域の左辺に沿って延びている。共通流路133a及び133bは、平行四辺形領域の鈍角部付近で供給口131a及び131bとそれぞれ連通している。また、いずれの分岐流路134a、134bも、直線形状を有し、中央部(途中部)にそれぞれの先端が配置されている。分岐流路134a、134bは、いずれも上辺に沿う方向に関して、等間隔に配列し、分岐流路134a同士の間隔は分岐流路134b同士の間隔に等しい。しかし、図3に示すように、分岐流路134aと分岐流路134bとは、上辺に沿う方向に関して、若干ずれている。2つの分岐流路134aは、上辺に沿う方向に圧力室列および吐出口列(後述)109aを挟む。2つの分岐流路134bも、同様である。このとき、分岐流路134は、圧力室141と上下に部分的に重なっている。
図5に示すように、分岐流路134の出口には、個別インク流路140が接続している。本実施の形態では、個別インク流路140によって、1つの吐出口列109aが1つの分岐流路134aを共有し、1つの吐出口列109bが1つの分岐流路134bを共有している。個別インク流路140は、分岐流路134のインクを吐出口109およびダミー吐出口199に分配する。個別インク流路140は、圧力室141を挟んで上流側半部と下流側半部とで構成されている。上流側半部は、出口と圧力室141の一端とを結び、プレート112およびプレート113に亘って形成されている。下流側半部は、圧力室141の他端と吐出口109又はダミー吐出口199を結び、プレート112〜115に形成されている。個別インク流路140は、図4に示すように、平面視で主走査方向に延びており、例えば、図中の両側矢印r1〜r6に沿っている。なお、吐出口109およびダミー吐出口199は、プレート115に形成されている。
下面(吐出面100a)の吐出口109は、図3に示すように、マトリクス状に配置されて、4つの吐出口群109gを構成している。各吐出口群109gは、アクチュエータユニット120と相似形状の領域(2次元領域)を占有し、平面視でアクチュエータユニット120に内包されている。吐出口群109gは、供給流路132a側の領域と供給流路132b側の領域に分かれ、それぞれ複数の吐出口列109aおよび109bが配置されている。
吐出口列109a及び109bは、図4に示すように、平行四辺形領域の左辺に平行な軸A1及びA2(吐出口列の延長線)にそれぞれ沿っている。1本の吐出口列109a又は109b内では、所定の数(例えば、それぞれ24個)の吐出口109が列に沿って等間隔に配置されている。なお、図3の領域a1において図示が省略されているが、当該領域においてもその他の領域と同様に、吐出口列109a、109b及び分岐流路134a、134bが平行四辺形領域の上辺に沿った方向に関して等間隔に配列されている。
また、吐出口109は、4つの吐出口群109gに亘る主走査方向の全域に関して、印刷解像度に応じた所定の間隔で並んでいる。本実施の形態では、吐出口109は、図3、4に示すように、主走査方向に解像度の単位距離ずつ(例えば、主走査方向の解像度が1200dpiなら21μmずつ)シフトしながら、平行四辺形の左辺に沿って並ぶ。吐出口109は、図4に示すように、軸A1に沿う吐出口列109aから軸A2に沿う吐出口列109bに亘る並びを並びの単位として、主走査方向に規則的に並ぶ。このとき、並びの単位の他端と隣の単位の一端とは、主走査方向に単位距離だけ離れている。
つまり、各吐出口列109a内の吐出口109同士の間隔(例えば、図3のΔ1)、吐出口列109a及び吐出口列109b間を跨いで隣り合う吐出口109同士の間隔(同Δ2、Δ3)、各吐出口列109b内の吐出口109同士の間隔(同Δ4)、並びに、2つの吐出口群109g間を跨いで隣り合う吐出口109同士の間隔(同Δ5)のいずれも同じ間隔になるように吐出口109が配列されている。これにより、各ヘッド100において、主走査方向に途切れることなく所定の解像度で1つの印刷領域が確保される。
さらに、各分岐流路134aの先端付近にはダミー吐出口199a(第1ダミー吐出口)が、各分岐流路134bの先端付近にはダミー吐出口199b(第2ダミー吐出口)がそれぞれ配置されている。ダミー吐出口199a及び199bは、吐出口109と同様の構成を有しているが、用紙Pにおける画像形成には関わらない。吐出口109のうち分岐流路134aの先端に最も近い吐出口109xとダミー吐出口199aとの軸A1上の間隔は、その他の吐出口109同士の間隔と同じである。ダミー吐出口199aと吐出口109xとの主走査方向に関する間隔は、上記Δ2に相当する。また、分岐流路134bの先端に最も近い吐出口109y及びダミー吐出口199bも、これと同様の配置関係を有している。
ここで、ダミー吐出口199aに係る個別インク流路140と分岐流路134aとの接続位置は、どの吐出口109に係る接続位置よりも分岐流路134aの先端に近い。また、ダミー吐出口199bに係る個別インク流路140も、同様の位置関係を有している。
アクチュエータユニット120は、主に、3つの圧電層123〜125の積層体である。これらの圧電層は、強誘電性を有するチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)系のセラミックスからなるシート状部材である。圧電層123だけが、電極で上下に挟まれた層とし、積層体の積層方向と同じ方向に分極されている。圧電層126は、圧力室141を封止しており、圧力室141の天井面を画定している。圧電層123、125及び126は、1つのアクチュエータユニット120の平行四辺形領域を画定し、この領域に対向する全ての圧力室141に跨っている。圧電層123の上面には、圧力室141に対向して個別電極121が形成されている。個別電極121は、平面視で圧力室141とほぼ同じ平行四辺形領域を占有する。個別電極121は、圧力室141とほぼ相似且つこれより一回り小さい形状を有している。個別電極121は、主走査方向に関して、吐出口109と反対側の一端が延出されており、延出先でランド122と接続されている。ランド122は、円柱形状を有している。
圧電層123と圧電層125との間には、共通電極124が形成されている。共通電極124は、1つのアクチュエータユニット120の全平面領域に亘って一体に形成されている。共通電極124は、図示しない領域においてグランドに接地されている。
個別電極121及び共通電極124は、いずれもAu(金)からなる。ランド122は、Ag−Pd(銀パラジウム)、Au(金)、Ag(銀)等の導電性材料からなり、一例として、Ag−Pdからなるものであってよい。
圧電層123の両電極121、124に挟まれた部分は、活性部であって、電界が印加されると自発的に変形する。一方、分極されてない圧電層125、126は、非活性部であって、電界の印加による自発的変形はしない。ここで、個別電極121がグランドと異なる電位とされると、電界により活性部が厚み方向に伸び、面方向に縮む。非活性部は自発的に変形しないので、活性部との間で歪み差が生じる。このとき、個別電極121と圧力室141で挟まれた部分が、圧力室141に向かって凸状に変形(ユニモルフ変形)する。変形は、個別電極121毎に独立である。このように、アクチュエータユニット120には、個別に駆動可能な複数のアクチュエータが作り込まれている。このアクチュエータは、ダミー吐出口に対応する圧力室141に対しても設けられている。ここで、アクチュエータが変形すると、
圧力室141内のインクにエネルギーが印加される。このエネルギーが所定の大きさ以上であると、吐出口109からインクが吐出される。このように、個々のアクチュエータは、個々の圧力室141に選択的に吐出エネルギーを印加する。
各ランド122には、1本の駆動信号線が電気的に接続されている。この駆動信号線は、FPC150内の配線で、ランド122をドライバICの出力端子と電気的に接続する。コントローラ1pは、画像データに基づく制御信号をドライバICに出力する。ドライバICは、制御信号に基づく駆動信号を駆動信号線に選択的に出力する。個別電極121へと駆動信号が供給されると、圧力室141内のインクに吐出エネルギーが印加され、吐出口109からインクが吐出される。
以上説明した本実施形態によると、ダミー吐出口199aが分岐流路134aの先端付近と、ダミー吐出口199bが分岐流路134bの先端付近とそれぞれ接続されている。したがって、各分岐流路の先端に気泡が滞留したとしても、吐出口109ではなく、ダミー吐出口199aや199bに滞留する。このため、用紙Pへの画像形成中に、画像形成に寄与する個別インク流路140へと気泡が混入して印字不良が生じることがない。
また、上述の実施形態によると、軸A1上において、ダミー吐出口199aに最も近い吐出口109xとダミー吐出口199aとの間隔がその他の吐出口109同士の間隔と同様であることにより、以下の点で有効である。本実施形態では、吐出口列109a内の吐出口109の多くは、両側に所定間隔で吐出口109が隣接しており、この構成が各吐出口109の吐出特性を規定する要因の一つとなっている。吐出口109xは、上記のとおり、その他の吐出口109同士と同じ所定間隔で両側に吐出口109及びダミー吐出口199aが隣接している。したがって、吐出口109xの吐出特性が他の吐出口109の吐出特性と一致しやすく、画像の品質に劣化が生じにくい。上記と同様のことは、ダミー吐出口199bとこれに隣接する吐出口109yについてもいえる。
以下、吐出口109やダミー吐出口199a等の配置に関する各種変形例について説明する。第1の変形例は、上述の実施形態においてダミー吐出口199a及び199bの配置を下記のとおり異ならせたものに相当する。図6の副走査方向に沿ったラインL1及びL2に示すように、主走査方向に関して、ダミー吐出口199aが吐出口109xと同じ位置にあり、ダミー吐出口199bが吐出口109yと同じ位置にある。このような構成により、吐出口109xや109yに万一吐出不良が生じた際も、ダミー吐出口199aを吐出口109xの代わりとして、ダミー吐出口199bを吐出口109yの代わりとしてそれぞれ機能させることができる。
第2の変形例は、1つのヘッドで2色のインク吐出に対応できるように吐出口109が配置されたものである。図7に示すように、上述の実施形態における吐出口群109g;供給流路132a及び132b;共通流路133a及び133b;分岐流路134a及び134b;並びに吐出口列109a及び109bに対応する、吐出口群109g’;供給流路132a’及び132b’;共通流路133a’及び133b’;分岐流路134a’及び134b’;並びに吐出口列109a’及び109b’が形成されている。そして、全吐出口群109g’において、平行四辺形領域の左辺に沿った方向に関して、一方側の領域と他方側の領域とのそれぞれで、吐出口109が主走査方向に等間隔に途切れることなく配列されている。このとき、主走査方向の画像形成領域内で、副走査方向に1つの吐出口109xが1つの吐出口109yと重なっている。
具体的には、一方側の領域に形成された吐出口列109a’内において、吐出口109同士の間隔(例えば、Δ6)、2本の吐出口列109a’間を跨いで隣り合う吐出口109同士の間隔(同Δ7)、並びに、2つの吐出口群109g’間を跨いで隣り合う吐出口109同士の間隔(不図示)のいずれも同じ間隔となる。また、他方側の領域に形成された吐出口列109b’内において、吐出口109同士の間隔(例えば、Δ8)、2本の吐出口列109a’間を跨いで隣り合う吐出口109同士の間隔(同Δ9)、並びに、2つの吐出口群109g’間を跨いで隣り合う吐出口109同士の間隔(不図示)のいずれも同じ間隔となる。さらに、一方側の領域と他方側の領域とで、吐出口109同士の間隔が互いに等しい(例えば、Δ6=Δ8)。そして、供給口131aからと供給口131bからとでは、互いに異なる色のインクが供給流路132a’及び132b’へと供給される。これらにより、一方側の領域の吐出口109と他方側の領域の吐出口109とで吐出されるインクが異なる、2色に対応したヘッドが実現する。
そして、この変形例においても、上述の実施形態と同様に、吐出口列109a’と同じ軸A1’上において、吐出口109xから吐出口109同士と同じ間隔を空けた位置にダミー吐出口199aが形成されている。また、吐出口列109b’と同じ軸A2’上において、吐出口109yから吐出口109同士と同じ間隔を空けた位置にダミー吐出口199bが形成されている。ダミー吐出口199a及び199bは、分岐流路134a’の先端付近及び分岐流路134b’の先端付近と個別インク流路でそれぞれ接続されている。ダミー吐出口199a及び199bが形成された領域を挟んで、一方側の吐出口109と他方側の吐出口109とが互いに離隔している。
また、この変形例では、上述のアクチュエータユニット120に対応するアクチュエータユニット120’が設けられている。中央部の帯状に並んだダミー吐出口199を挟んで、2つのアクチュエータ群120a、120bが形成されている。一方側の第1アクチュエータ群120aには、FPC150a(第1平型柔軟基板)が接続され、流路ユニットの一方側の外側に引き出されている。他方側の第2アクチュエータ群120bには、FPC150b(第2平型柔軟基板)が接続され、他方側の外側に引き出されている。FPC150にはドライバICが実装され、複数の駆動信号線が配置されている。図8に示すように、ドライバICが出力した駆動信号は、駆動信号線を介してアクチュエータに選択的に供給される。
以上説明した第2の変形例によると、2色対応のヘッドにおいて、一方側の吐出口109と他方側の吐出口109とが、ダミー吐出口199a及び199bが形成された領域を挟んで互いに離隔することとなる。これにより、一方側の吐出口109からのインクと他方側の吐出口109からのインクとの混色が抑制される。また、FPC150a及び150b同士もダミー吐出口199a及び199bが形成された領域を挟んで離隔することとなる。したがって、これら2枚のFPCをアクチュエータユニット120’に貼り付ける際、互いに干渉するのが抑制され、作業性が向上する。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
例えば、上述の実施形態では、アクチュエータユニット120及びこれに対応する吐出口群109gがヘッド100ごとに4つ設けられているが、これと異なる数、例えば8つであってもよい。
また、上述の実施形態では、副走査方向に関して流路ユニット110の中央部に各分岐流路の先端が配置されているが、副走査方向に関して流路ユニット110の途中であれば、中央部からずれた位置に配置されていてもよい。また、各分岐流路が中央部に配置された先端まで直線状に延びているが、曲折したり湾曲したりしつつ先端へと延びていてもよい。
また、上述の第1の変形例では、ダミー吐出口199a及び199bが、吐出口109x及び109yと主走査方向に関して同じ位置にそれぞれ配置されている。しかし、これらのダミー吐出口が、吐出口109x以外又は吐出口109y以外の吐出口109と主走査方向に関して同じ位置に配置されていてもよい。
また、上述の実施形態では、第1の変形例と異なり、吐出不良が生じた吐出口の代わりとしてダミー吐出口を使用することが想定されていない。しかし、ダミー吐出口199aと吐出口109yが、ダミー吐出口199bと吐出口109xがそれぞれ主走査方向に同じ位置に形成されているので、ダミー吐出口199aを吐出口109yの代わりとして、ダミー吐出口199bを吐出口109xの代わりとしてそれぞれ使用してもよい。
また、上述の第2の変形例では、2色対応のヘッドに対応して2つのFPCが設けられているが、1色対応のヘッドにおいても第2の変形例と同様の2つのFPCが設けられていてもよい。なお、第2の変形例において、主走査方向に関して、ダミー吐出口199aが吐出口109xと、ダミー吐出口199bが吐出口109yとそれぞれ同じ位置に配置されていてもよい。この場合、2色対応の第2の変形例においても、第1の変形例と同様に吐出不良の吐出口の代わりにダミー吐出口を使用することができる。
また、いずれの実施例においても、アクチュエータユニット毎に供給口及び供給流路が配置されていたが、吐出口109から吐出するインクが同色であれば、主走査方向に供給流路同士が共通流路によって接続されていてもよい。2色対応のヘッドにおいても、同色のインクが供給される供給流路同士が、接続されていても良い。供給口からのインクが、より均一に吐出口に分配される。
本発明に係る液体吐出ヘッドは、プリンタに限定されず、ファクシミリやコピー機等の液体吐出装置に適用可能である。また、液体吐出装置に適用される液体吐出ヘッドの数は4に限定されず、1以上であればよい。液体吐出ヘッドは、ライン式に限定されず、シリアル式でもよい。さらに、本発明に係る液体吐出ヘッドは、インク以外の液体を吐出してもよい。
1 インクジェット式プリンタ(プリンタ)
100 インクジェットヘッド(ヘッド)
109 吐出口
109a 吐出口列
109b 吐出口列
109g 吐出口群
110 流路ユニット
120 アクチュエータユニット
120a 第1アクチュエータ群
120b 第2アクチュエータ群
131a 供給口
131b 供給口
132a 供給流路
132b 供給流路
133a 共通流路
133b 共通流路
134a 分岐流路
134b 分岐流路
140 個別インク流路
199a ダミー吐出口
199b ダミー吐出口

Claims (9)

  1. 第1方向に関して等間隔に離散すると共に前記第1方向に交差する第2方向に関して離散して配置された複数の吐出口と、前記第2方向に関して一方側の領域に配置された複数の前記吐出口へと液体を供給する第1供給流路と、前記第2方向に関して他方側の領域に配置された複数の前記吐出口へと液体を供給する第2供給流路と、外部からの液体を前記第1供給流路及び第2供給流路へとそれぞれ供給する第1供給口及び第2供給口とを有する流路ユニットを備えており、
    前記第1供給流路が、前記第2方向に関して、前記流路ユニットの一端付近から途中部にある先端まで延在し、
    前記第2供給流路が、前記第2方向に関して、前記流路ユニットの他端付近から前記途中部にある別の先端まで延在し、
    前記一端側の前記複数の吐出口のいずれよりも前記第1供給流路の前記先端に近い位置において前記第1供給流路と連通する第1ダミー吐出口と、前記他端側の前記複数の吐出口のいずれよりも前記第2供給流路の前記先端に近い位置において前記第2供給流路と連通する第2ダミー吐出口とが前記途中部に配置されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 前記複数の吐出口が、
    前記流路ユニットの前記一方側の領域及び前記他方側の領域のそれぞれにおいて前記第2方向に沿って延びた複数本の吐出口列が前記第1方向に並ぶように配列されており、
    前記第1供給流路が、
    前記第1供給口からの共通流路と、前記一方側の領域において前記吐出口列同士の間を前記第2方向に沿って延びる流路であって、前記共通流路から分岐した複数の分岐流路とから構成されており、
    前記第2供給流路が、
    前記第2供給口からの共通流路と、前記他方側の領域において前記吐出口列同士の間を前記第2方向に沿って延びる流路であって、前記共通流路から分岐した複数の分岐流路とから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記複数の吐出口が、一対の辺が前記第1方向及び第2方向のいずれとも交差し他の一対の辺が前記第2方向と平行な平行四辺形の2次元領域内にマトリクス状に配列されており、
    前記第1供給口が、前記第2方向に関して、前記流路ユニットの前記一端と前記2次元領域とに挟まれた領域であって前記平行四辺形の鈍角近傍に配置されており、
    前記第2供給口が、前記第2方向に関して、前記流路ユニットの前記他端と前記2次元領域とに挟まれた領域であって前記平行四辺形の別の鈍角近傍に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 複数の前記2次元領域が、前記第1方向に直交する方向に関して同じ位置であり、前記第1方向に関して等間隔となり、且つ、互いの辺が平行であるように配列されていることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記複数の吐出口が、前記一方側に配置された前記吐出口同士と前記他方側に配置された前記吐出口同士とのそれぞれにおいて、前記第1方向に関して途切れることなく等間隔に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記複数の吐出口が、全体として前記第1方向に関して途切れることなく且つ重複することなく等間隔に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記複数の吐出口が、全体として前記第1方向に関して途切れることなく且つ重複することなく等間隔に配置されており、
    前記第1ダミー吐出口が、前記一方側の領域における前記吐出口列の延長線上に配置されており、
    前記第2ダミー吐出口が、前記他方側の領域における前記吐出口列の延長線上に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 前記複数の吐出口が、全体として前記第1方向に関して途切れることなく且つ重複することなく等間隔に配置されており、
    前記第1ダミー吐出口及び第2ダミー吐出口の少なくともいずれかが、前記複数の吐出口のいずれかと前記第1方向に関して同じ位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
  9. 前記一方側の領域に配置された前記吐出口に対応する個別電極をそれぞれが有し、当該個別電極に供給された駆動信号に基づいて前記吐出口から液体を吐出させる複数のアクチュエータからなる第1アクチュエータ群と、
    前記他方側の領域に配置された前記吐出口に対応する個別電極をそれぞれが有し、当該個別電極に供給された駆動信号に基づいて液体を吐出させる複数のアクチュエータからなる第2アクチュエータ群と、
    前記第1アクチュエータ群に設けられた前記個別電極にそれぞれ駆動信号を供給する複数の配線が形成された第1平型柔軟基板と、
    前記第2アクチュエータ群に設けられた前記個別電極にそれぞれ駆動信号を供給する複数の配線が形成された第2平型柔軟基板とをさらに備えており、
    前記第1平型柔軟基板が、前記流路ユニットの前記一方側の外側に向かって前記第1アクチュエータ群から引き出されており、
    前記第2平型柔軟基板が、前記流路ユニットの前記他方側の外側に向かって前記第2アクチュエータ群から引き出されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
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