JP2012200211A - 播種機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】薬剤繰出装置4・5からの薬剤42を圃場に投下する投下口87La・87Raを支持アーム93・96によって支持し、該支持アーム93・96全体を、前記播種機1のメインフレーム7L・7Rに対して前後左右へ水平移動して固定することにより、前記投下口87La・87Raの支持位置を自在に変更する投下位置調整機構90を設けた。
【選択図】 図6
Description
一方、一般のロール式や回転目皿式の播種装置と施薬装置によって、種子と薬剤を圃場に一緒に投下する播種機が公知となっている(例えば、特許文献2参照)。これにより、これまでは播種作業後に別途に行っていた施薬作業を、播種作業と並行して行い、作業効率の向上を図ることができる。このような並行作業は、前述したシードテープ式の播種装置を備えた播種機においても要望が強い。
これに対し、前記シードテープ式、ロール式や回転目皿式のいずれの播種装置を備えた播種機であっても、前述した並行作業を行う場合、施薬装置・施肥装置等の供給装置から圃場に粒状物を投下する投下口が、一カ所だけに限定して支持されていると、粒状物の特性や圃場の状況によっては、種子と粒状物との間隔が不適切となり、種子に及ぼす粒状物の薬効等の効果が十分でなく、作物の発芽不良・生育不良が起こって収穫量の減少や品質の低下を招く、という問題があった。
すなわち、請求項1においては、播種装置に加えて粒状物の供給装置を備えた播種機において、前記供給装置からの粒状物を圃場に投下する投下口を支持アームによって支持し、該支持アーム全体を、前記播種機の機体フレームに対して前後左右へ水平移動した上で固定することにより、前記投下口の支持位置を自在に変更する投下位置調整機構を設けたものである。
請求項2においては、前記投下位置調整機構において、前記支持アームの一端側に前記投下口を連結する一方、前記支持アームの他端側には長孔を設け、該長孔に調整軸を挿入し、該調整軸を中心に前記長孔を前後左右に回動または摺動させるものである。
請求項3においては、前記供給装置を保持すると共に該供給装置への入力部を備える装置フレームを設け、該装置フレームを機体左右一側に移動可能な移動機構を備えることにより、前記入力部への動力伝達経路を装置フレームと一緒に機体左右一側に偏位させるものである。
すなわち、請求項1により、シードテープ式、ロール式や回転目皿式のいずれの播種装置を備えた播種機であっても、前記投下口が一カ所だけに限定して支持されることがなく、粒状物の特性や圃場の状況に応じて、種子と粒状物との間隔を適切にすることができる。これにより、粒状物の薬効等の効果を十分に種子に及ぼすことができ、作物の良好な発芽と生育が行われて、作物の収穫量の増加や品質の向上を図ることができる。しかも、一端に投下口を連結した針金等を塑性変形することにより投下口を簡易的に移動し固定する場合と比べ、投下口を所定の支持位置に精度良く移動させた上で必要に応じて強固に固定することができ、高い粒状物散布精度が得られる。
請求項2により、前記支持アームと調整軸から成る簡単な構成で投下位置調整機構を形成することができ、部品コストの低減やメンテナンス性の向上を図ることができる。
請求項3により、シードテープ式の播種装置を備える播種機において、前記動力伝達経路が機体左右略中央を占有している場合であっても、シードテープ式の播種装置を取り外した後、前記移動機構によって動力伝達経路を偏位させ、その空いた機体内空間にロール式または回転目皿式の播種装置を配置することができる。しかも、前記投下位置調整機構によって、前記動力伝達経路やロール式または回転目皿式の播種装置による干渉を防ぎつつ、投下口を播種に適した位置に配置することができる。これにより、同一播種機において播種装置の方式を、種子の種類、播種間隔、播種量等の条件に応じて、シードテープ式とロール式または回転目皿式との間で自在に変更することができ、播種機の汎用性を高めることができる。
なお、図1の矢印Fで示す方向を播種機1の前進方向とし、以下で述べる各部材の位置や方向などはこの前進方向を基準とするものである。
該テープ導入装置2は、テープ保持部57、テープガイド部58、及び作条・覆土部59から構成される。
該動力伝達経路23は、左右のメインフレーム7L・7Rに対して、その外側に設けた外伝達部24と、内側に設けた内伝達部25とから構成される。
該装置フレーム40の上部に設けた左右の側板部40c・40d間に、前部を前斜め下方に切断して開口したチェーンケース35の上部が挿嵌固定されている。
該投下位置調整機構90は、前述の如く、装置フレーム40の下方に設けられている。
まず、図3、図7に示すように、前記テープガイド部58において、前記ガイド筒部69より、ボルト73を緩めて昇降筒70を引き上げ、該昇降筒70と一緒に、前記導入パイプ71を、作条爪79の左右の側板部79a・79b間から取り出す。続いて、ボルト72を緩め、前記支持部材31の取付アーム部31bから、前記ガイド筒部69と一緒に固定筒部68を右方に引き出すことにより、テープガイド部58を取り外す。その後、テープ保持部57において、ボルト89を緩め、前記支持部材31の取付アーム部31bから、前記支柱部62・リール支軸63・保護フレーム64・テープリール65と一緒に固定部61を後方に引き出すことにより、テープ保持部57を取り外す。続いて、前後のボルト107・108を螺脱し、左のメインフレーム7Lから、前記取付アーム部31bと一緒に固定板部31aを脱着することにより、支持部材31を取り外す。これにより、テープ導入装置2全体を播種機1から取り外すことができる。
2 テープ導入装置(播種装置)
4・5 薬剤繰出装置(供給装置)
7L・7R メインフレーム(機体フレーム)
25 内伝達部(動力伝達経路)
33 スプロケット(入力部)
40 装置フレーム
42 薬剤(粒状物)
87La・87Ra 投下口
90 投下位置調整機構
93・96 支持アーム
95a・98a 縦長孔(長孔)
99L・99R 調整ボルト(調整軸)
101 ロール播種装置(播種装置)
103 移動機構
Claims (3)
- 播種装置に加えて粒状物の供給装置を備えた播種機において、前記供給装置からの粒状物を圃場に投下する投下口を支持アームによって支持し、該支持アーム全体を、前記播種機の機体フレームに対して前後左右へ水平移動した上で固定することにより、前記投下口の支持位置を自在に変更する投下位置調整機構を設けたことを特徴とする播種機。
- 前記投下位置調整機構において、前記支持アームの一端側に前記投下口を連結する一方、前記支持アームの他端側には長孔を設け、該長孔に調整軸を挿入し、該調整軸を中心に前記長孔を前後左右に回動または摺動させることを特徴とする請求項1に記載の播種機。
- 前記供給装置を保持すると共に該供給装置への入力部を備える装置フレームを設け、該装置フレームを機体左右一側に移動可能な移動機構を備えることにより、前記入力部への動力伝達経路を装置フレームと一緒に機体左右一側に偏位させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の播種機。
Priority Applications (1)
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JP2011068029A JP2012200211A (ja) | 2011-03-25 | 2011-03-25 | 播種機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011068029A JP2012200211A (ja) | 2011-03-25 | 2011-03-25 | 播種機 |
Publications (1)
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ID=47181829
Family Applications (1)
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JP2011068029A Pending JP2012200211A (ja) | 2011-03-25 | 2011-03-25 | 播種機 |
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2011
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