JP6175713B2 - 播種装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ゲル被覆種子を収容する種子ホッパー、該種子ホッパーからのゲル被覆種子が落入するロール穴を外周部に有すると共に略水平なロール軸によって回転する繰出ロール、及び前記外周部に沿って近接配置される円弧状のガイドプレートを備えた播種装置に関し、特に、ゲル被覆種子のブリッジの解消・発生防止により播種精度を上げるための、ゲル被覆種子の撹拌とロール穴までの移送、ゲル層の溶解液の塗布、及び繰出ロールからの落下についての構成に関する。
種子を苗床に播かずに直接田畑に播いて栽培する直播栽培には、現在、種子を酸素、栄養物質、薬剤等を含む弾力性高分子ゲルで被覆した、いわゆるゲル被覆種子の適用が進められており、該ゲル被覆種子によって、種子の発芽が促進・均一化されて、発芽率が大きく向上する。
そして、このようなゲル被覆種子に対し、その播種作業の省力化・作業効率向上を図るべく、ゲル被覆種子の播種作業の機械化の要望が強い。そこで、作溝具で作った播種溝内に、機体上部の種子ホッパーからの種子を落下させて播種する、従来の播種装置の適用が考えられる。しかし、略球形のゲル被覆種子が自重で自由落下するため、落下した播種溝内を溝方向に転動して播種間隔が変動したり、播種溝の底まで落ちずに途中で止まって播種深さが浅くなる場合があった。
そこで、略水平回転する目皿を下部に有する種子ホッパーを設け、該種子ホッパー内のゲル被覆種子を、回転する目皿の穴に一粒ずつ入れて落下位置まで移送して自由落下させると共に、この落下してきたゲル被覆種子を、前記種子ホッパーとは別に設けた保持ホッパー内に一粒ずつ分離保持し、保持されたゲル被覆種子を播種アームで把持して播種することにより、ゲル被覆種子の播種精度を高めた播種装置に関する技術が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−333511号公報
しかしながら、ゲル被覆種子のゲル層は、水分を多く含んでおり粘性と弾力性に富むため、多量のゲル被覆種子を収容した種子ホッパー内では、種子同士が互いに粘着してブリッジが発生したり、繰出部では、ゲル被覆種子が内壁面に付着して落下しない場合がある。このため、前記技術では、ゲル被覆種子が目皿の穴に複数粒入って目詰まりを起こし、種子ホッパー内から保持ホッパー内に落下できなくなったり、たとえ保持ホッパー内に落下しても、ゲル被覆種子が内壁面に付着して所定位置まで転動できず、播種アームで取り出せずに、播種精度が悪化する、という問題があった。
特に、播種後に速やかに分解させて発芽率を向上するべく、通常は、播種前にゲル層に溶解液を予め塗布しておくことから、種子ホッパー内には、ゲル層が溶け始めたゲル被覆種子を収容することとなる。このため、前記技術では、播種作業時間の経過とともにゲル層の溶解が進行し、後から目皿の穴に入るゲル被覆種子ほどブリッジの発生が激しくなり、播種精度が更に悪化する、という問題があった。
加えて、前記技術では、通常の種子ホッパー以外に、保持ホッパーや複雑な駆動機構を有する播種アームを、播種装置の外部に設ける必要があり、大きな設計変更が必要となって装置コストが増加すると共に、播種装置が大型化・重量化して該播種装置を組み込んだ播種機の操作性が悪化する、という問題があった。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、請求項1において、ゲル被覆種子を収容する種子ホッパー、該種子ホッパーからのゲル被覆種子が落入するロール穴を外周部に有すると共に略水平なロール軸によって回転する繰出ロール、及び前記外周部に沿って近接配置される円弧状のガイドプレートを備えた播種装置において、前記種子ホッパー内で回転しながら、前記ゲル被覆種子を一粒ずつ整列させてロール穴まで導く回転体と、前記繰出ロールがガイドプレートの下への潜り込みを開始するガイドプレート始端部近傍で、該ガイドプレートと前記外周部との間に向かってゲル層の溶解液を供給し、該溶解液を前記ロール穴内のゲル被覆種子に塗布する溶解液塗布機構とを設けると共に、前記繰出ロールがガイドプレートの下から出るガイドプレート終端部近傍には、前記ロール穴内に保持され移送されてきたゲル被覆種子を付勢して落下させる付勢落下機構を設けたものである。
請求項2において、前記付勢落下機構は、前記ガイドプレート終端部近傍に配置される板状のスクレーパと、前記ロール軸の軸心周りに全周にわたって繰出ロール内に円環状に形成されるスリット溝とを備え、該スリット溝は、前記ロール穴の穴底より半径方向内側に切り込んで形成すると共に、該スリット溝内に、前記スクレーパの先端部を挿入して溝底に当接させ、該スクレーパで前記ガイドプレート終端部側の縁部が、該ガイドプレート終端部に対して斜め上方に傾斜するように、前記スクレーパをガイドプレート終端部に対向して配置するものである。
請求項3において、前記溝底の深さは、前記ロール穴の穴底の深さに追従して増減すると共に、前記スクレーパは、基端部を中心に回動可能に構成するものである。
請求項4において、前記溶解液塗布機構は、前記溶解液を貯溜する溶解液タンクからのチューブの先部を、前記ガイドプレート始端部近傍と、該ガイドプレート始端部直前の外周部に刷毛部を接触させるブラシとの間の隙間に挟持すると共に、該隙間からの溶解液を前記ガイドプレートの内周部に吸着させ、該内周部に前記ロール穴のゲル被覆種子を接触させて溶解液を塗布するものである。
請求項5において、前記チューブの先部には、長手方向に対して斜めに切断した斜め開口部と、該斜め開口部の内側切断端からチューブ本体側に向かって長手方向に切り込まれたスリット部とから成る先端開口部を形成するものである。
請求項6において、前記ロール穴は、前記ゲル被覆種子の少なくとも一部が外周部から外方に突出するように形成すると共に、前記ガイドプレートは、該ガイドプレートの内周部が前記繰出ロールの外周部に向かって常時付勢するように構成するものである。
請求項7において、前記回転体は、前記ロール軸と連動して回転する撹拌軸と、該撹拌軸から放射状に延出する二本の撹拌ピンを軸方向に並設して成る撹拌ピン対とを備え、該撹拌ピン対は、前記種子ホッパーからのゲル被覆種子の降下方向と対向する方向に回転させると共に、前記両撹拌ピン間の最小間隔は、前記ゲル被覆種子の種子径よりも大きく、かつ前記ロール穴の穴口の口径よりも小さいか略同径に設定し、前記両撹拌ピン間の中央部は、前記ロール穴の穴口の中央部と略同一の回転平面内に設定し、前記撹拌ピンの先端部の回転軌跡と、前記ゲル被覆種子が降下する通路面との間の隙間間隔は、前記種子径よりも小さく設定するものである。
本発明は、以上のように構成したので、以下に示す効果を奏する。
すなわち、請求項1において、前記回転体により、前記種子ホッパー内のゲル被覆種子を撹拌してブリッジを解消しつつ、確実に一粒ずつロール穴に落入させることができ、しかも、前記溶解液塗布機構により、該ロール穴に落入した後に溶解液を供給し、種子ホッパー内でのブリッジの発生を最小限に止めることができ、これにより、ブリッジによる目詰まりを確実に回避できる。更に、前記付勢落下機構により、繰出ロールから繰り出されたゲル被覆種子を播種溝の底に向かって勢いよく落下させ、ゲル被覆種子が繰出部の内壁面に付着したり、播種溝内を転動したり、播種溝の底までの途中で止まったりするのを防止できる。従って、ゲル被覆種子を一粒ずつ一定間隔で一定深さに精度良く播種することができ、播種精度を大きく向上できる。また、これらの回転体、溶解液塗布機構、及び付勢落下機構は、全て、種子ホッパー、繰出ロール、及びガイドプレートから成るロール式の播種装置の内部に容易に組み込むことができ、大きな設計変更が不要となって装置コストを低減できると共に、播種装置を小型化・軽量化して該播種装置を組み込んだ播種機の操作性を高めることができる。
請求項2により、前記ガイドプレート終端部から繰り出されたゲル被覆種子を、スリット溝に支持されたスクレーパの縁部に斜めに衝突させ、その際のゲル層の弾性力により増加した衝突反力によって、ゲル被覆種子を下方に向かって付勢落下させることができる。これにより、ゲル被覆種子を無駄に転動させずに播種溝の底まで確実に落下させて、一定間隔で一定深さへの播種が更に精度良く行えると共に、ガイドプレート終端部近傍にスクレーパを配置するだけの簡単な構造で付勢落下が可能となり、更なる装置コストの低減、播種装置の小型化・軽量化を図ることができる。更に、ゲル被覆種子を衝突面の小さな縁部に衝突させるので、スクレーパへのゲル被覆種子の付着を防止することができる。これにより、ゲル被覆種子の落下時期の遅延を小さくし、一定間隔での播種を更に精度良く行うことができる。加えて、縁部がガイドプレート終端部に対して斜め上方に傾斜するように、スクレーパをガイドプレート終端部に対向して配置するので、落下途中でスクレーパの基端部等に接触することなく、ゲル被覆種子をそのまま垂直に落下させることができ、均一な落下速度で落下し、播種精度を更に向上させることができる。
請求項3により、例えば、繰出ロールのロール径が一定のままで、ゲル被覆種子の粒径が増大してロール穴の穴底が深くなっても、スリット溝の溝底も深くなり、該溝底から前記穴底までの深さの差(以下、「支持深さ」とする)を略一定に保つことができ、スリット溝にスクレーパの先端部を確実に挿入支持することができる。この際、スクレーパは、その基端部を中心にして先端部が上方に回動し、前記スリット溝内に挿入されて溝底に当接支持されるため、前述のように、スリット溝の溝底が深くなるとスクレーパも上方に立ち上がり、ゲル被覆種子が縁部と衝突する部分(以下、「衝突箇所」とする)からガイドプレート終端部までの水平距離(以下、「繰出隙間」とする)が拡大する。これにより、ゲル被覆種子の粒径が変わっても、該粒径に応じたロール穴とスリット溝を有する繰出ロールに交換した上で、共通のスクレーパの位置・姿勢を調整するだけで、該スクレーパをスリット溝に確実に挿入支持すると共に、ゲル被覆種子の粒径に合わせて繰出隙間を適正にすることができ、更なる装置コストの低減、播種装置の小型化・軽量化を図ることができる。
請求項4により、前記チューブから流出する溶解液を、刷毛部によって土や藁等の不純物を除去した後のロール穴内のゲル被覆種子に供給することができ、ゲル被覆種子のゲル層表面が塗布中に不純物で覆われることがなく、ゲル層表面における溶解液の未塗布面が減少してゲル層溶解が均一に進む。更に、既存部品であるガイドプレートとブラシとの隙間を利用してチューブの先部を支持することができ、別途に支持部品を装着する必要がなく、部品点数が少なくて済み、部品コストの低減、メンテナンス性の向上を図ることができる。加えて、ゲル層表面がガイドプレートの内周部によって機械的に擦過されながら、ゲル被覆種子に溶解液が塗布されるため、ゲル被覆種子に溶解液を吹き付けるだけの場合に比べてゲル層溶解が促進され、前記ゲル層溶解の均一化と併せて、発芽率を大きく向上させることができる。
請求項5により、長手方向に斜め開口部とスリット部を連設してチューブの先部に長い開口部が確保できると共に、異なる形状の開口部であるスリット部と斜め開口部を組み合わせてチューブの先部の変形を不均一なものにすることができ、チューブの先部が隙間において強く挟持され圧着されても、前記先端開口部の少なくとも一部を開口させて、溶解液を隙間から確実に流出させることができる。
請求項6により、前記繰出ロール回転中、付勢状態にあるガイドプレートの内周部によってゲル被覆種子がロール穴内に押し込まれるため、ガイドプレートの内周部とゲル被覆種子のゲル層表面との間の摩擦力により、該ゲル被覆種子を前記ロール穴内で回転させることができ、該回転によって、ゲル被覆種子には何度も溶解液が塗布され、ゲル層溶解が一層促進されて発芽率の更なる向上を図ることができる。
請求項7により、前記撹拌ピン対の回転により、ゲル被覆種子間を持ち上げてブリッジを崩した後、該ゲル被覆種子を、一粒ずつ、両撹拌ピンの間を通過させるようにして一列に整列させ、前記ロール穴の穴口中央に落入させることができ、種子ホッパー内に回転体を配置するだけの簡単な構造でブリッジを解消して、更なる装置コストの低減、播種装置の小型化・軽量化を図ることができる。
本発明に係わる播種機の全体構成を示す側面図である。 播種装置の側面図である。 播種装置下半部の側面一部断面図である。 同じく背面一部断面図である。 溶解液タンク周辺の平面図である。 第2チューブの先部の挟持状況を示す図であって、図5(a)は第2チューブの先部の側面断面図、図5(b)は同じく平面図である。 ゲル被覆種子の繰出状況を示す図であって、図7(a)は繰出隙間が66aにおける播種装置下部の側面一部断面図、図7(b)は繰出隙間が66aよりも大きい66bにおける播種装置下部の側面一部断面図、図7(c)は繰出隙間が66bよりも大きい66cにおける播種装置下部の側面一部断面図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
なお、図1の矢印Fで示す方向を手押し式の播種機1の前進方向とし、以下で述べる各部材の位置や方向等はこの前進方向を基準とするものである。
まず、本発明に関わる播種装置2を搭載した手押し式の播種機1の全体構成について、図1、図2により説明する。
該播種機1には、左右のメインフレーム3L・3Rが前後方向に配置され、該メインフレーム3L・3Rの前部間に、前輪4の車軸4aが支承される一方、メインフレーム3L・3Rの後端より、ローラフレーム10が後方に突設され、該ローラフレーム10に、鎮圧ローラ11の車軸11aが支承されている。そして、前記前輪4の側面周囲には、該前輪4の滑りを防止するラグ4bが複数固設されている。
更に、前記前輪4の直後方の左右のメインフレーム3L・3R間には、支持ステー12が架設され、該支持ステー12の前部を、前記前輪4に近接させてスクレーパ部にすると共に、支持ステー12の前後略中央部からは、下に開いたU字状の棒材から成る把手13が立設され、該把手13を、前記播種機1を持ち運ぶ際の把持部としている。そして、前記メインフレーム3L・3Rの後部からは、上斜め後方に正面視門型形状のハンドル19が突設されている。
加えて、前記支持ステー12の後部には、作溝爪14を下端に取り付けた支持ロッド15が上下調節可能に固定されると共に、該作溝爪14の後端からは、覆土板16が後方に突出されている。そして、このような支持ステー12の後端に、本発明に係わる播種装置2の支持部18aが固定される。
該播種装置2においては、その下部に、繰出ロール20のロール軸8が前後回動可能に横架され、該ロール軸8の右端に、入力スプロケット68が固設される一方、前記前輪4の車軸4aの右端にも、駆動スプロケット5が固設されており、該駆動スプロケット5と前記入力スプロケット68との間は、前記右のメインフレーム3Rに設けたチェーンケース6内で、チェーン7によって巻回されている。
以上のような構成において、前記ハンドル19を把持しながら播種機1を前方に押動すると、前記前輪4が回転し、その回転力が、車軸4a、駆動スプロケット5、チェーン7、入力スプロケット68を介して、ロール軸8に伝達されて繰出ロール20が回動すると共に、前記作溝爪14によって作溝されて播種溝が形成される。そして、該播種溝内に、前記繰出ロール20によって繰り出されたゲル被覆種子21が落入した後、続いて、覆土板16によって播種溝に覆土を行い、その覆土上面を前記鎮圧ローラ11によって鎮圧することにより、播種機1による播種作業が行われる。
なお、本実施例では、播種装置2の駆動源として、接地した前輪4の回転力を利用しているが、電動モータ等であってもよく、駆動方式は特に限定されるものではない。
次に、前記播種装置2の構成について、図2、図3により説明する。
該播種装置2は、前記繰出ロール20と、前記ゲル被覆種子21を貯溜するホッパー部17aを上部に有する上繰出ケース17と、該上繰出ケース17下部の繰出ケース部17bの前方から嵌合して前記繰出ロール20を収納する下繰出ケース18とを備える。
このうちの上繰出ケース17において、そのホッパー部17aの上面は、蓋体22によって覆われる一方、前記繰出ケース部17bの下部は、開口されて前記繰出ロール20を斜めに略二分するように形成されている。更に、該繰出ケース部17bには、前記下繰出ケース18との接合面の下端に嵌合凹部17b1が設けられ、該嵌合凹部17b1の上部に、前記繰出ロール20のロール軸8を挿入する軸孔17b2が穿孔されている。
前記下繰出ケース18には、その後下端に支持軸18bが設けられており、該支持軸18bを前記軸孔17b2に嵌合できるようにしている。更に、該下繰出ケース18の上端部には、ネジ孔18cが穿孔されると共に、該ネジ孔18cと同軸上で上繰出ケース17のホッパー部17aの前壁17a1にも、ネジ孔17a2が穿孔されており、ノブネジ23をネジ孔18cからネジ孔17a2にかけて螺挿できるようにしている。
これにより、前記繰出ロール20を繰出ケース部17bの開口17b3に嵌入した状態で、前記ロール軸8を軸孔17b2から繰出ロール20内に挿嵌して、該繰出ロール20を繰出ケース部17bによって軸支する。その後、前記支持軸18bを嵌合凹部17b1に嵌合させた上で、ノブネジ23のネジ部をネジ孔18c・17a2に螺挿することにより、下繰出ケース18が上繰出ケース17に締結固定される。
また、前記下繰出ケース18上部内側には、係合凹部18dが形成され、該係合凹部18dに、前記ガイドプレート24の取付部54cを挿入して固定できるようにしている。これにより、ネジ止めすることなく、ガイドプレート24を下繰出ケース18に容易に着脱することができる。
更に、前記上繰出ケース17において、前記ホッパー部17aの前壁17a1で、前記ネジ孔17a2よりも下部にも、ネジ孔17a3が穿孔されており、蝶ネジ26のネジ部26aを、ブラシ25の基部25aを貫通して前記ネジ孔17a3に螺挿させることにより、ブラシ25を前壁17a1に締結固定できるようにしている。
加えて、前記ブラシ25の基部25aの前面下端は、前記ガイドプレート24側に押圧されると共に、該基部25aから繰出ロール20の外周部20aに向かって、ブラシ25の刷毛部25bが延出され、該刷毛部25bの先端が、前記繰出ロール20の外周部20aと接触するようにしている。
これにより、該外周部20aに周方向一列に形成された複数のロール穴20bに落入したゲル被覆種子21が、前記繰出ロール20の矢印27の方向への回転に伴って、前記ブラシ25まで搬送されると、ゲル被覆種子21と一緒に運ばれてくる土や藁等の不純物の大半を、前記刷毛部25bによって堰き止め、それ以上搬送されないようにすることができる。
そして、以上のような構成の播種装置1において、前記ホッパー部17aの内部と、繰出ロール20の前方と、同じく繰出ロール20の下方とに、それぞれ、本発明に係わる回転体28と、溶解液塗布機構29と、付勢落下機構30とが配置されている。
次に、このうちの回転体28について、図2乃至図4により説明する。
該回転体28においては、前記ホッパー部17aの左右の側壁17aL・17aRの間に、前記ロール軸8と平行な撹拌軸31が、前後回動可能に横架され、該撹拌軸31の右端には、前記ロール軸8上で入力スプロケット68の内側に固設されたロールスプロケット9と同一歯数の撹拌スプロケット32が固設され、該撹拌スプロケット32と前記ロールスプロケット9との間には、チェーン33が巻回されている。
これにより、前記前輪4の回転力が、ロール軸8から、ロールスプロケット9、チェーン33、撹拌スプロケット32を介して、撹拌軸31に伝達され、該撹拌軸31を、前記繰出ロール20と同期して、前記矢印27と同方向の矢印37の方向に、回転駆動させることができる。
更に、前記撹拌軸31には、角板状の回転プレート34の板厚中央部が外嵌され、該回転プレート34の半径方向の外縁端34a・34bには、それぞれ、撹拌ピン対35・36が植設されている。
このうちの撹拌ピン対35は、前記撹拌軸31から放射状に延出される二本の撹拌ピン35L・35Rから成り、該撹拌ピン35L・35Rは、前記撹拌軸31の軸方向に互いに平行に並設されている。同様に、前記撹拌ピン対36も、放射状に延出される二本の撹拌ピン36L・36Rから成り、該撹拌ピン36L・36Rも、軸方向に互いに平行に並設されている。
しかも、前記撹拌ピン35Lと撹拌ピン36L、撹拌ピン35Rと撹拌ピン36Rは、いずれも、撹拌軸31の同一直径線上に配置されている。
これにより、撹拌軸31の外周には、円周方向に互いに180度離れた位置に撹拌ピン対35・36を備えることができ、このような撹拌軸31、回転プレート34、撹拌ピン対35・36等から回転体28が構成される。
また、各撹拌ピン35L・35R・36L・36Rは、それぞれ、棒状の本体部35La・35Ra・36La・36Raと、先端の頭部35Lb・35Rb・36Lb・36Rbとから構成される。
そして、前記撹拌ピン35L・35R間または撹拌ピン36L・36R間の最小間隔に相当する、頭部35Lb・35Rb間または頭部36Lb・36Rb間の間隔38が、前記ゲル被覆種子21の種子径21aよりも大きくなるように設定されている。
これにより、該撹拌ピン35L・35R間または撹拌ピン36L・36R間をゲル被覆種子21が通過することができる。
しかも、前記間隔38は、前記ロール穴20bの穴口20b2の口径40よりも小さいか、あるいは略同径に設定されると共に、前記撹拌ピン35L・35R間の中央部や撹拌ピン36L・36R間の中央部は、前記ロール穴20bの穴口20b2の中央部と略同一の回転平面41内に位置するように設定されている。
これにより、前記撹拌ピン35L・35R間または撹拌ピン36L・36R間を通過したゲル被覆種子21が、前記穴口20b2以外の外周部20aに転がり出ないようにして、穴口20b2の中央部に正確に落入させることができる。
更に、前記ゲル被覆種子21は、ホッパー部17aの後壁17a4の内側の通路面17a5上を徐々に降下してくるが、該通路面17a5と、前記頭部35Lb・35Rb・36Lb・36Rbの回転軌跡44との間の隙間間隔45が、前記種子径21aよりも小さくなるように設定されている。
これにより、ブリッジが発生したままのゲル被覆種子21が、頭部35Lb・35Rb・36Lb・36Rbと通路面17a5との隙間から、繰出ロール20側に浸入してロール穴20bに落入するのを、未然に防ぐことができる。
加えて、前記頭部35Lb・35Rb・36Lb・36Rbは、外方に球面を向けた半球状に形成されており、回転中の撹拌ピン35L・35R・36L・36Rによって、ゲル被覆種子21のゲル層が傷つかないようにしている。
以上のような構成において、前記繰出ロール20が矢印27の方向に回転すると、撹拌軸31も同方向に回転し、円周方向に互いに180度離れた撹拌ピン対35・36が、前記通路面17a5上を降下してくるゲル被覆種子21・21・・・に対し、前記矢印37に示す対向方向に回転して撹拌を行うこととなる。
すると、該ゲル被覆種子21・21・・・間に発生したブリッジが、撹拌ピン対35・36ですくい上げられるようにして崩され解消された後、各ゲル被覆種子21が、撹拌ピン35L・35R間または撹拌ピン36L・36R間を、矢印42に示すように通路面17a5上を降下しながら通過することで、一列に整列される。その後、該ゲル被覆種子21は、前記通路面17a5の前方で次々に露出するロール穴20b内に、一粒ずつ落入される。
この際、前述の如く撹拌軸31は繰出ロール20と同期して回転するため、たとえ播種機1の走行速度が変化して繰出ロール20の繰出速度が増減しても、該繰出速度に連動して撹拌・落入速度も変化し、これにより、播種作業の作業速度にかかわらず、ゲル被覆種子21の安定した繰り出しが可能となる。
次に、前記溶解液塗布機構29について、図1、図3、図5、図6により説明する。
まず、該溶解液塗布機構29に溶解液を供給する溶解液供給機構43について説明する。
図1、図3,図5に示すように、該溶解液供給機構43は、溶解液を貯溜する溶解液タンク49と、該溶解液タンク49からの溶解液の流量を制御する二方コック式の流量調整弁50と、前記溶解液タンク49から流量調整弁50まで溶解液が内部を流下する第1チューブ51と、該流量調整弁50から播種装置2まで溶解液が内部を流下する第2チューブ52とから構成される。
ここで、前記前輪4の車軸4aと把手13との間の左のメインフレーム3Lには、側面視L字状の支持フレーム46が前後のボルト47によって締結固定され、該支持フレーム46の前端からは、長板状の支持バー46aが立設され、該支持バー46aの上端部に固設した挟持アーム48に、前記溶解液タンク49が挟持支持されている。
該溶解液タンク49は、半透明なボトル状であって、その口部49bにキャップ58で栓をしてから上下反転させたものであり、前記挟持部48a・48b間の間隔よりも大径であって、縮径方向に弾性変形可能に形成されている。そして、上下反転後の上面には、空気抜き用の孔49aが開口され、該孔49aは、ゴム栓53によって閉塞されている。
前記挟持アーム48は、右方に開いた平面視U字状であって、その前後の挟持部48a・48bの少なくとも一方は、挟持解除方向である前後方向外側に弾性変形可能に形成されている。
これにより、挟持部48a・48bの少なくとも一方を前後方向外側に押し開いてから、溶解液タンク49を右側から挟持アーム48内に挿脱するようにして、該溶解液タンク49の着脱が容易となり、上下反転後にキャップ58を外してからの溶解液補給を迅速に行うことができる。
そして、タンク装着中の溶解液タンク49は、該溶解液タンク49と挟持部48a・48bとの双方の弾性力によって強固に挟持されるため、播種機1が振動してもずれにくい。特に、前記挟持部48a・48bで挟まれた部分の上下部は、縮径せずに元の大径に維持されたままであり、上下方向の振動に対して、溶解液タンク49は、ほとんどずれることがない。
更に、該溶解液タンク49は、前記播種装置2よりも前方でかつ上方に配置されており、これにより、前記播種装置2より後方のハンドル19を把持しながら播種機1を前方に押動して播種作業を行う際、作業者は、播種装置2によって視線が妨げられることなく、溶解液タンク49内の溶解液の残留を目視で確認することができ、残量確認のために度々作業を中止する必要がなくなり、作業効率の向上が図れる。
しかも、溶解液タンク49を播種装置2より後方のハンドル19側に配置する場合とは異なり、溶解液タンク49からのチューブ52を、屈曲させることなく直管状態で、播種装置2の前部から導入することができ、配管が容易に行えると共に、配置したチューブ51・52等のせいで、ハンドル19操作が邪魔されることがない。
加えて、前記溶解液タンク49は、左右のメインフレーム3L・3Rの左右略中央に配置されており、左右重量バランスを改善して播種機1の重心位置を幅中央に置くことができ、播種作業時に作業者にかかる負担を軽減することができる。
前記流量調整弁50は、コック開度を表示する目盛板50bを二方コック50aに設けて構成されている。該二方コック50aの流入口は、前記第1チューブ51を介して前記溶解液タンク49の口部49bに連通され、二方コック50aの流出口は、前記第2チューブ52を介して、播種装置2内の溶解液塗布機構29に連通されている。
これにより、播種作業の作業速度に応じて、目盛板50bを目安に二方コック50aの開度を調整し、適正流量の溶解液を、溶解液タンク49から、第1チューブ51、流量調整弁50、第2チューブ52を介して、溶解液塗布機構29に供給することができる。
また、図3、図6に示すように、このような溶解液供給機構43からの溶解液を前記ゲル被覆種子21に塗布するための溶解液塗布機構29について説明する。
該溶解液塗布機構29は、前記第2チューブ52の先部52aを、前記ガイドプレート24とブラシ25との間の隙間56に挿入して挟持させると共に、該隙間56から流出する溶解液を、ガイドプレート24を使ってゲル被覆種子21に塗布するものである。
該ガイドプレート24は、弾性を有するバネ板54と、該バネ板54の後面に貼着される布地55とから構成され、このうちのバネ板54は、前記繰出ロール20の外周部20aに沿って前面半部を覆うように近接配置された円弧状のガイド部54aと、該ガイド部54aの上端から前斜め上方に延設された平板状の支持部54bと、該支持部54bの上端から前斜め下方に延設された前記取付部54cとから構成される。
そして、該取付部54cのうちで前記下繰出ケース18の係合凹部18dに挿入する部分を除いた部分から、前記支持部54b、ガイド部54aに渡るバネ板54の後面を覆うようにして、前記布地55が貼着されている。
しかも、該バネ板54が前方に圧縮された状態で、該バネ板54の直後方に前記繰出ロール20が設置されており、該バネ板54の弾性力によって、前記布地55が、後方の繰出ロール20の外周部20aに向かって常時付勢されるようにしている。
このようなガイドプレート24に対して、矢印27の方向に回転中の繰出ロール20は、前記ガイド部54aから支持部54bへの屈曲部(以下、「ガイドプレート始端部」とする)24aで、ガイドプレート24の下への潜り込みを開始し、前記ガイド部54aの下端部(以下、「ガイドプレート終端部」とする)24bで、ガイドプレート24から外に露出してくる。
そして、該ガイドプレート始端部24aの直前の外周部20aに、前記ブラシ25の刷毛部25bの先端が接触すると共に、該ブラシ25の基部25aの下端25a1と、前記ガイドプレート始端部24a近傍の布地55との間の隙間56に、前記第2チューブ52の先部52aを挿入し挟持するようにしている。なお、該先部52aは、前記下繰出ケース18の前壁開口18eに装着した保護管57を通って播種装置2内に挿入されており、該保護管57により第2チューブ52の振動等による破損を防止している。
これにより、該第2チューブ52の先部52aから流出した溶解液は、前記隙間56から刷毛部25bを伝って、前記繰出ロール20の外周部20aとガイドプレート24の布地55との間に浸入し、既に該刷毛部25bによって土や藁等の不純物が除去されたロール穴20b内のゲル被覆種子21に供給される。
更に、このようにして布地55まで伝ってきた溶解液は布地55内を浸透していき、該布地55全体が、溶解液を吸着した湿潤状態となるが、該布地55は、前述の如く、後方の繰出ロール20の外周部20aに向かって常時付勢されている。
しかも、前記ロール穴20bは、落入したゲル被覆種子21の少なくとも一部が、繰出ロール20の外周部20aから外方に突出するように構成されているため、繰出ロール20回転中、前記布地55により、該突出部が押圧されるようにして、ゲル被覆種子21がロール穴20b内に強く押し込まれ、この際の布地55とゲル被覆種子21のゲル層表面との間の摩擦力によって、該ゲル被覆種子21がロール穴20b内で回転する。
これにより、前記布地55が、前記繰出ロール20のロール穴20b内のゲル被覆種子21に接触すると、該接触に伴う擦過と同時に、溶解液がゲル被覆種子21に塗布される。しかも、ゲル被覆種子21の突出部が布地55により押圧された状態では、ゲル被覆種子21は、ロール穴20b内で回転しながら、布地55によって何度も溶解液が塗布されることとなる。
前記隙間56においては、前記第2チューブ52は、その先部52aに先端開口部52bが形成される。該先端開口部52bは、長手方向に対して斜めに切断した斜め開口部52b1と、該斜め開口部52b1の内側切断端からチューブ本体側に向かって切り込んだスリット部52b2とから構成されている。
そして、前記バネ板54の弾性力によって、前記ガイドプレート24の布地55が、前記先部52aをブラシ25の基部25aの下端25a1に向かって押圧するようにして、前記先端開口部52bが隙間56において挟持されるようにしている。
これにより、斜め開口部52b1とスリット部52b2とを長手方向に連設されて長い先端開口部52bを形成することができ、挟持位置が長手方向に少々ずれても、部分的に圧着されるだけで済み、先端開口部52bが完全に閉塞されることがない。
しかも、斜め開口部52b1とスリット部52b2とは異なる形状であるため、挟持された際でも、先端開口部52bが不均一に変形し、局部的な開口を確保することができる。例えば、斜め開口部52b1が完全に圧着されても、スリット部52b2が横方向に広がるように変形して一部が開口状態となり、該開口から溶解液が流出できるのである。
次に、前記付勢落下機構30について、図2乃至図4、図7により説明する。
該付勢落下機構30においては、板状のスクレーパ59が、前記ガイドプレート終端部24b近傍に配置されると共に、該スクレーパ59の先端部59bを挿入するスリット溝20cが、前記繰出ロール20の軸心周りに全周にわたって円環状に形成されている。
このうちのスクレーパ59は、その基端部59aが、前記ロール軸8の略下方で下繰出ケース18の左右の側壁18L・18Rの間に横架されたボルト60に、前後回動可能に外嵌固定されている。
そして、該ボルト60は、前記側壁18L・18Rの下部で前後方向に開口された左右の長孔18La・18Ra内に左方から挿通されて、右の側壁18Rから突出し、該突出端に、ナット61が螺嵌されている。
更に、前記ボルト60において左右の側壁18L・18Rに挟まれた軸部60aには、略同形のパイプ状の左右の固定カラー62L・62Rが外嵌され、該固定カラー62L・62R間の軸部60a上に、前記スクレーパ59の基端部59aに穿孔した軸孔59a1が外嵌されている。
これにより、前記スクレーパ59を固定する場合は、前記ボルト60を締結方向に回して左右の側壁18L・18R間を接近させ、固定カラー62L・62R間にスクレーパ59の基端部59aを挟持固定する。前記スクレーパ59の基端部59aを長孔18La・18Raに沿って前後移動させたり、軸部60aを中心に前後回動させる場合は、逆に、前記ボルト60を解除方向に回して左右の側壁18L・18R間を離間させ、固定カラー62L・62R間、固定カラー62L・側壁18L間、及び固定カラー62R・側壁18R間に隙間を設けるようにしている。
前記スリット溝20cは、前記ロール穴20bの穴底20b1を、更に半径方向内側に切り込んで形成したものであり、該スリット溝20c内に、前記ボルト60を中心にして上方に回動したスクレーパ59の先端部59bを挿入し、該先端部59bを前記溝底20c1に当接させた上で、前述のようにしてボルト60を締結方向に回しスクレーパ59を固定する。
そして、該スクレーパ59は、前記ガイドプレート終端部24b側の前縁部59cが、該ガイドプレート終端部24bに対して前斜め上方に傾斜するように、前記ガイドプレート終端部24bに対向位置されている。
これにより、繰出ロール20が矢印27の方向に回転すると、前述のようにしてロール穴20b内で溶解液が十分に塗布されたゲル被覆種子21が、ガイドプレート終端部24bから後方に繰り出されてから、スクレーパ59の前縁部59cに斜めに衝突し、ゲル層の弾性力により、ゲル被覆種子21が下方に向かって勢いよく落下する。
更に、前記スリット溝20cの深さ64は、前記ロール穴20bの深さ63が深くなると増加し、ロール穴20bの深さ63が浅くなると減少するように設定している。
例えば、図7に示すように、ロール穴20bの深さ63を、63a→63b→63cのように深くしていくと、スリット溝20cの深さ64も、64a→64b→64cのように増加させ、溝底20c1から穴底20b1までの支持深さ65が、略一定に保てるようにしている。
この際、スリット溝20cの深さ64が増加すると、該スリット溝20cの溝底20c1に当接支持される先端部59bも上昇し、ゲル被覆種子21が前縁部59cと衝突する衝突箇所59c1から、ガイドプレート終端部24bまでの繰出隙間66を、66a→66b→66cのように増加させることができる。
これにより、繰出ロール20のロール径が一定の場合、ゲル被覆種子21の粒径が増大してロール穴20bの穴底20b1が深くなっても、支持深さ65を略一定に保つと共に、ゲル被覆種子21の粒径に応じて繰出隙間66を調整することができる。
すなわち、以上のような構成において、ゲル被覆種子21を収容する種子ホッパーであるホッパー部17a、該ホッパー部17aからのゲル被覆種子21が落入するロール穴20bを外周部20aに有すると共に略水平なロール軸8によって回転する繰出ロール20、及び前記外周部20aに沿って近接配置される円弧状のガイドプレート24を備えた播種装置2において、前記ホッパー部17a内で回転しながら、前記ゲル被覆種子21を一粒ずつ整列させてロール穴20bまで導く回転体28と、前記繰出ロール20がガイドプレート24の下への潜り込みを開始するガイドプレート始端部24a近傍で、該ガイドプレート24と前記外周部20aとの間に向かってゲル層の溶解液を供給し、該溶解液を前記ロール穴20b内のゲル被覆種子21に塗布する溶解液塗布機構29とを設けると共に、前記繰出ロール20がガイドプレート24の下から出るガイドプレート終端部24b近傍には、前記ロール穴20b内に保持され移送されてきたゲル被覆種子21を付勢して落下させる付勢落下機構30を設けたので、前記回転体28により、前記ホッパー部17a内のゲル被覆種子21を撹拌してブリッジを解消しつつ、確実に一粒ずつロール穴20bに落入させることができ、しかも、前記溶解液塗布機構29により、該ロール穴20bに落入した後に溶解液を供給し、ホッパー部17a内でのブリッジの発生を最小限に止めることができ、これにより、ブリッジによる目詰まりを確実に回避できる。更に、前記付勢落下機構30により、繰出ロール20から繰り出されたゲル被覆種子21を播種溝の底に向かって勢いよく落下させ、ゲル被覆種子21が繰出部の内壁面に付着したり、播種溝内を転動したり、播種溝の底までの途中で止まったりするのを防止できる。従って、ゲル被覆種子21を一粒ずつ一定間隔で一定深さに精度良く播種することができ、播種精度を大きく向上できる。また、これらの回転体28、溶解液塗布機構29、及び付勢落下機構30は、全て、ホッパー部17a、繰出ロール20、及びガイドプレート24から成るロール式の播種装置2の内部に容易に組み込むことができ、大きな設計変更が不要となって装置コストを低減できると共に、播種装置2を小型化・軽量化して該播種装置2を組み込んだ播種機1の操作性を高めることができる。
更に、前記付勢落下機構30は、前記ガイドプレート終端部24b近傍に配置される板状のスクレーパ59と、前記ロール軸8の軸心周りに全周にわたって繰出ロール20内に円環状に形成されるスリット溝20cとを備え、該スリット溝20cは、前記ロール穴20bの穴底20b1より半径方向内側に切り込んで形成すると共に、該スリット溝20c内に、前記スクレーパ59の先端部59bを挿入して溝底20c1に当接させ、該スクレーパ59で前記ガイドプレート終端部24b側の縁部である前縁部59cが、該ガイドプレート終端部24bに対して斜め上方に傾斜するように、前記スクレーパ59をガイドプレート終端部24bに対向して配置するので、前記ガイドプレート終端部24bから繰り出されたゲル被覆種子21を、スリット溝20cに支持されたスクレーパ59の前縁部59cに斜めに衝突させ、その際にゲル層の弾性力により増加した衝突反力によって、ゲル被覆種子21を下方に向かって付勢落下させることができる。これにより、ゲル被覆種子21を無駄に転動させずに播種溝の底まで確実に落下させて、一定間隔で一定深さへの播種が更に精度良く行えると共に、ガイドプレート終端部24b近傍にスクレーパ59を配置するだけの簡単な構造で付勢落下が可能となり、更なる装置コストの低減、播種装置の小型化・軽量化を図ることができる。更に、ゲル被覆種子21を衝突面の小さな前縁部59cに衝突させるので、スクレーパ59へのゲル被覆種子21の付着を防止しつつ該ゲル被覆種子21の局部衝撃を大きくすることができる。これにより、ゲル被覆種子21の落下時期の遅延を小さくし、一定間隔での播種を更に精度良く行うことができる。加えて、前縁部59cがガイドプレート終端部24bに対して斜め上方に傾斜するように、スクレーパ59をガイドプレート終端部24bに対向して配置するので、落下途中でスクレーパ59の基端部59a等に接触することなく、ゲル被覆種子21をそのまま垂直に落下させることができ、均一な落下速度で落下し、播種精度を更に向上させることができる。
加えて、前記溝底20c1の深さは、前記ロール穴20bの穴底20b1の深さに追従して増減すると共に、前記スクレーパ59は、基端部59aを中心に回動可能に構成するので、例えば、繰出ロール20のロール径が一定のままで、ゲル被覆種子21の粒径が増大してロール穴20bの穴底20b1が深くなっても、スリット溝20cの溝底20c1も深くなり、前記支持深さ65を略一定に保つことができ、スリット溝20cにスクレーパ59の先端部59bを確実に挿入支持することができる。この際、スクレーパ59は、その基端部59aを中心にして先端部59bが上方に回動し、前記スリット溝20c内に挿入されて溝底20c1に当接支持されるため、前述のように、スリット溝20cの溝底20c1が深くなるとスクレーパ59も上方に立ち上がり、衝突箇所59c1からガイドプレート終端部24bまでの水平距離である繰出隙間66が拡大する。これにより、ゲル被覆種子21の粒径が変わっても、該粒径に応じたロール穴20bとスリット溝20cを有する繰出ロール20に交換した上で、共通のスクレーパ59の位置・姿勢を調整するだけで、該スクレーパ59をスリット溝20cに確実に挿入支持すると共に、ゲル被覆種子21の粒径に合わせて、繰出隙間66を66a・66b・66cのように適正にすることができ、更なる装置コストの低減、播種装置の小型化・軽量化を図ることができる。
そして、前記溶解液塗布機構29は、前記溶解液を貯溜する溶解液タンク49からのチューブである第2チューブ52の先部52aを、前記ガイドプレート始端部24a近傍の布地55と、該ガイドプレート始端部24a直前の外周部20aに刷毛部25bを接触させるブラシ25の基部25aとの間の隙間56に挟持すると共に、該隙間56からの溶解液を前記ガイドプレート24の内周部である布地55に吸着させ、該布地55に前記ロール穴20bのゲル被覆種子21を接触させて溶解液を塗布するので、前記第2チューブ52から流出する溶解液を、刷毛部25bによって土や藁等の不純物を除去した後のロール穴20b内のゲル被覆種子21に供給することができ、ゲル被覆種子21のゲル層表面が塗布中に不純物で覆われることがなく、ゲル層表面における溶解液の未塗布面が減少してゲル層溶解が均一に進む。更に、既存部品であるガイドプレート24とブラシ25との隙間56を利用して第2チューブ52の先部52aを支持することができ、別途に支持部品を装着する必要がなく、部品点数が少なくて済み、部品コストの低減、メンテナンス性の向上を図ることができる。加えて、ゲル層表面がガイドプレート24の布地55によって機械的に擦過されながら、ゲル被覆種子21に溶解液が塗布されるため、ゲル被覆種子21に溶解液を吹き付けるだけの場合に比べてゲル層溶解が促進され、前記ゲル層溶解の均一化と併せて、発芽率を大きく向上させることができる。
更に、前記チューブである第2チューブ52の先部52aには、長手方向に対して斜めに切断した斜め開口部52b1と、該斜め開口部52b1の内側切断端からチューブ本体側に向かって長手方向に切り込まれたスリット部52b2とから成る先端開口部52bを形成するので、長手方向に斜め開口部52b1とスリット部52b2を連設して第2チューブ52の先部52aに長い開口部が確保できると共に、異なる形状の開口部であるスリット部52b2と斜め開口部52b1を組み合わせて第2チューブ52の先部52aの変形を不均一なものにすることができ、第2チューブ52の先部52aが隙間56において強く挟持され圧着されても、前記先端開口部52bの少なくとも一部を開口させて、溶解液を隙間56から確実に流出させることができる。
加えて、前記ロール穴20bは、前記ゲル被覆種子21の少なくとも一部が外周部20aから外方に突出するように形成すると共に、前記ガイドプレート24は、該ガイドプレート24の内周部である布地55が前記繰出ロール20の外周部20aに向かって常時付勢するように構成するので、前記繰出ロール20回転中、付勢状態にあるガイドプレート24の布地55によってゲル被覆種子21がロール穴20b内に押し込まれるため、ガイドプレート24の布地55とゲル被覆種子21のゲル層表面との間の摩擦力により、該ゲル被覆種子21を前記ロール穴20b内で回転させることができ、該回転によって、ゲル被覆種子21には何度も溶解液が塗布され、ゲル層溶解が一層促進されて発芽率の更なる向上を図ることができる。
そして、前記回転体28は、前記ロール軸8と連動して回転する撹拌軸31と、該撹拌軸31から放射状に延出する二本の撹拌ピン35L・35R、36L・36Rを軸方向に並設して成る撹拌ピン対35・36とを備え、該撹拌ピン対35・36は、前記種子ホッパーであるホッパー部17aからのゲル被覆種子21の降下方向と対向する方向である矢印37で示す方向に回転させると共に、前記両撹拌ピン35L・35R間、両撹拌ピン36L・36R間の最小間隔である間隔38は、前記ゲル被覆種子21の種子径21aよりも大きく、かつ前記ロール穴20bの穴口20b2の口径40よりも小さいか略同径に設定し、前記両撹拌ピン35L・35R間、両撹拌ピン36L・36R間の中央部は、前記ロール穴20bの穴口20b2の中央部と略同一の回転平面41内に設定し、前記撹拌ピン35L・35R・36L・36Rの先端部の回転軌跡44と、前記ゲル被覆種子21が降下する通路面17a5との間の隙間間隔45は、前記種子径21aよりも小さく設定するので、前記撹拌ピン対35・36の回転により、ゲル被覆種子21間を持ち上げてブリッジを崩した後、該ゲル被覆種子21を、一粒ずつ、両撹拌ピン35L・35R間、両撹拌ピン36L・36R間の間を通過させるようにして一列に整列させ、前記ロール穴20bの穴口20b2中央に落入させることができ、ホッパー部17a内に回転体28を配置するだけの簡単な構造でブリッジを解消して、更なる装置コストの低減、播種装置の小型化・軽量化を図ることができる。
本発明は、ゲル被覆種子を収容する種子ホッパー、該種子ホッパーからのゲル被覆種子が落入するロール穴を外周部に有すると共に略水平なロール軸によって回転する繰出ロール、及び前記外周部に沿って近接配置される円弧状のガイドプレートを備えた、全ての播種装置に適用することができる。
2 播種装置
8 ロール軸
17a ホッパー部(種子ホッパー)
17a5 通路面
20 繰出ロール
20a 外周部
20b ロール穴
20b1 穴底
20b2 穴口
20c スリット溝
20c1 溝底
21 ゲル被覆種子
21a 種子径
24 ガイドプレート
24a ガイドプレート始端部
24b ガイドプレート終端部
25 ブラシ
25a 基部
25b 刷毛部
28 回転体
29 溶解液塗布機構
30 付勢落下機構
31 撹拌軸
35・36 撹拌ピン対
35L・35R・36L・36R 撹拌ピン
38 間隔(最小間隔)
40 口径
41 回転平面
44 回転軌跡
45 隙間間隔
49 溶解液タンク
52 第2チューブ(チューブ)
52a 先部
52b 先端開口部
52b1 斜め開口部
52b2 スリット部
55 布地(内周部)
56 隙間
59 スクレーパ
59a 基端部
59b 先端部
59c 前縁部(縁部)

Claims (7)

  1. ゲル被覆種子を収容する種子ホッパー、該種子ホッパーからのゲル被覆種子が落入するロール穴を外周部に有すると共に略水平なロール軸によって回転する繰出ロール、及び前記外周部に沿って近接配置される円弧状のガイドプレートを備えた播種装置において、前記種子ホッパー内で回転しながら、前記ゲル被覆種子を一粒ずつ整列させてロール穴まで導く回転体と、前記繰出ロールがガイドプレートの下への潜り込みを開始するガイドプレート始端部近傍で、該ガイドプレートと前記外周部との間に向かってゲル層の溶解液を供給し、該溶解液を前記ロール穴内のゲル被覆種子に塗布する溶解液塗布機構とを設けると共に、前記繰出ロールがガイドプレートの下から出るガイドプレート終端部近傍には、前記ロール穴内に保持され移送されてきたゲル被覆種子を付勢して落下させる付勢落下機構を設けたことを特徴とする播種装置。
  2. 前記付勢落下機構は、前記ガイドプレート終端部近傍に配置される板状のスクレーパと、前記ロール軸の軸心周りに全周にわたって繰出ロール内に円環状に形成されるスリット溝とを備え、該スリット溝は、前記ロール穴の穴底より半径方向内側に切り込んで形成すると共に、該スリット溝内に、前記スクレーパの先端部を挿入して溝底に当接させ、該スクレーパで前記ガイドプレート終端部側の縁部が、該ガイドプレート終端部に対して斜め上方に傾斜するように、前記スクレーパをガイドプレート終端部に対向して配置することを特徴とする請求項1に記載の播種装置
  3. 前記溝底の深さは、前記ロール穴の穴底の深さに追従して増減すると共に、前記スクレーパは、基端部を中心に回動可能に構成することを特徴とする請求項2に記載の播種装置。
  4. 前記溶解液塗布機構は、前記溶解液を貯溜する溶解液タンクからのチューブの先部を、前記ガイドプレート始端部近傍と、該ガイドプレート始端部直前の外周部に刷毛部を接触させるブラシとの間の隙間に挟持すると共に、該隙間からの溶解液を前記ガイドプレートの内周部に吸着させ、該内周部に前記ロール穴のゲル被覆種子を接触させて溶解液を塗布することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の播種装置。
  5. 前記チューブの先部には、長手方向に対して斜めに切断した斜め開口部と、該斜め開口部の内側切断端からチューブ本体側に向かって長手方向に切り込まれたスリット部とから成る先端開口部を形成することを特徴とする請求項4に記載の播種装置。
  6. 前記ロール穴は、前記ゲル被覆種子の少なくとも一部が外周部から外方に突出するように形成すると共に、前記ガイドプレートは、該ガイドプレートの内周部が前記繰出ロールの外周部に向かって常時付勢するように構成することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の播種装置。
  7. 前記回転体は、前記ロール軸と連動して回転する撹拌軸と、該撹拌軸から放射状に延出する二本の撹拌ピンを軸方向に並設して成る撹拌ピン対とを備え、該撹拌ピン対は、前記種子ホッパーからのゲル被覆種子の降下方向と対向する方向に回転させると共に、前記両撹拌ピン間の最小間隔は、前記ゲル被覆種子の種子径よりも大きく、かつ前記ロール穴の穴口の口径よりも小さいか略同径に設定し、前記両撹拌ピン間の中央部は、前記ロール穴の穴口の中央部と略同一の回転平面内に設定し、前記撹拌ピンの先端部の回転軌跡と、前記ゲル被覆種子が降下する通路面との間の隙間間隔は、前記種子径よりも小さく設定することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか一項に記載の播種装置。
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