JP2018134036A - 粒剤繰出装置および粒剤繰出装置の横軸繰出ロールの交換方法 - Google Patents

粒剤繰出装置および粒剤繰出装置の横軸繰出ロールの交換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来は繰出凹部の大きさの相違する横軸繰出ロールに交換することはできず、粒剤繰出装置自体の交換が必要となる課題がある。【解決手段】育苗箱2を移送する移送台1の上方位置に設けた本体フレーム6と、本体フレーム6に軸装した横軸繰出ロール10の繰出凹部11に供給する粒剤4を貯留する供給ホッパー7と、前記横軸繰出ロール10の上面側に設けた接触面において反対方向回転する回転ブラシ46とを設けた粒剤繰出装置において、前記横軸繰出ロール10は、前記繰出凹部11の幅あるいは深さを相違させたものを複数種類用意し、前記供給ホッパー7と回転ブラシ46とを本体フレーム6に残したままで、本体フレーム6に対して前記横軸繰出ロール10を横方向に移動させて、選択した横軸繰出ロール10に着脱交換自在に構成した粒剤繰出装置。【選択図】 図1

Description

本発明は、移送中の育苗箱に床土や種子や肥料・薬剤を供給する播種装置に使用する肥料や薬剤を供給する育苗箱用施肥・薬装置に係るものであり、特に、粒状の肥料・薬剤を供給する育苗箱用の肥料や薬剤の粒剤繰出装置および粒剤繰出装置の横軸繰出ロールの交換方法に係るものである。
従来、育苗箱を移送する移送台の上方位置に、横軸回転で外周面に繰出凹部を複数設けた横軸繰出ロールと、該横軸繰出ロールの外周側面に接触する回転ブラシとを設けた構成は、公知である(特許文献1)
特開2003−116363号公報
前記公知例は、繰出凹部の大きさの相違する横軸繰出ロールに交換することはできず、粒剤繰出装置自体の交換が必要となる課題があった。
すなわち、公知例では、粒剤の散布量の調節は横軸繰出ロールの回転数等を変更して対処していたため、横軸繰出ロールを交換する着想はなく、横軸繰出ロールの左右両側に伝動機構を設けており、横軸繰出ロール単独の交換はできず、粒剤繰出装置ごとの交換となっていた。
本願は、横軸繰出ロールの取付構成を工夫し、横軸繰出ロールの交換を可能にすると共に、横軸繰出ロールの交換を容易にできるようにしたものである。
請求項1の発明は、育苗箱2を移送する移送台1の上方位置に設けた本体フレーム6と、本体フレーム6に軸装した横軸繰出ロール10の繰出凹部11に供給する粒剤4を貯留する供給ホッパー7と、前記横軸繰出ロール10の上面側に設けた接触面において反対方向回転する回転ブラシ46とを設けた粒剤繰出装置において、前記横軸繰出ロール10は、前記繰出凹部11の幅あるいは深さを相違させたものを複数種類用意し、前記供給ホッパー7と回転ブラシ46とを本体フレーム6に残したままで、本体フレーム6に対して前記横軸繰出ロール10を横方向に移動させて、選択した横軸繰出ロール10に着脱交換自在に構成した粒剤繰出装置としたものである。
請求項2の発明は、前記横軸繰出ロール10のロール本体31を固定状態に取付けたロール回転軸30の一端は前記本体フレーム6のフレーム側板32に設けた軸受33に軸装し、ロール回転軸30の他端は本体フレーム6のフレーム側板32に着脱自在に設けた支持板36に設けた軸受37に軸装して取付け、支持板36を取付けるフレーム側板32には横軸繰出ロール10が通過する径の取出孔35を設け、支持板36は取出孔35を閉塞しうる大きさに形成し、前記ロール回転軸30の左右両側には係止ピン40を係止させ、前記取出孔35を有しないフレーム側板32には、横軸繰出ロール10のロール回転軸30のロール歯車69と、該ロール歯車69をローラ用チェン70により駆動するモータ65のロール駆動歯車68と、前記回転ブラシ46のブラシ歯車74と、ブラシ歯車74を駆動させるモータ65のブラシ駆動歯車73とをそれぞれ設け、横軸繰出ロール10を駆動させるローラ用チェン70は、回転ブラシ46を駆動させるブラシ用チェン75よりも外側に設け、前記ロール歯車69は前記ロール回転軸30に係止ピン40により着脱自在に取付ける構成とし、前記供給ホッパー7の誘導板13の先端には、横軸繰出ロール10の外周に密に当接する当接部18を設けた当接体15を設け、当接体15は前記誘導板13に着脱自在に取付け、前記当接体15の下方には、該当接体15を外してできる、前記誘導板13の先端と前記横軸繰出ロール10の外周面との間の隙間から流下する粒剤4を受け止めて案内する前側シュート60を設けた粒剤繰出装置としたものである。
請求項3の発明は、前記横軸繰出ロール10のロール本体31を固定状態に取付けたロール回転軸30の一端は前記本体フレーム6のフレーム側板32に設けた軸受33に軸装し、ロール回転軸30の他端は本体フレーム6のフレーム側板32に着脱自在に設けた支持板36に設けた軸受37に軸装して取付け、支持板36を取付けるフレーム側板32には横軸繰出ロール10が通過する径の取出孔35を設け、支持板36は取出孔35を閉塞しうる大きさに形成し、前記ロール回転軸30の左右両側には係止ピン40を係止させた粒剤繰出装置としたものである。
請求項4の発明は、前記取出孔35を有しないフレーム側板32には、横軸繰出ロール10のロール回転軸30のロール歯車69と、該ロール歯車69をローラ用チェン70により駆動するモータ65のロール駆動歯車68と、前記回転ブラシ46のブラシ歯車74と、ブラシ歯車74を駆動させるモータ65のブラシ駆動歯車73とをそれぞれ設け、横軸繰出ロール10を駆動させるローラ用チェン70は、回転ブラシ46を駆動させるブラシ用チェン75よりも外側に設け、前記ロール歯車69は前記ロール回転軸30に係止ピン40により着脱自在に取付けた粒剤繰出装置としたものである。
請求項5の発明は、前記供給ホッパー7の誘導板13の先端には、横軸繰出ロール10の外周に密に当接する当接部18を設けた当接体15を設け、当接体15は前記誘導板13に着脱自在に取付け、前記当接体15の下方には、該当接体15を外してできる、前記誘導板13の先端と前記横軸繰出ロール10の外周面との間の隙間から流下する粒剤4を受け止めて案内する前側シュート60を設けた粒剤繰出装置としたものである。
請求項6の発明は、育苗箱2を移送する移送台1の上方位置に本体フレーム6を設け、本体フレーム6に粒剤4を貯留する供給ホッパー7と、横軸繰出ロール10の上面側に位置して接触面において反対方向回転する回転ブラシ46とを設け、横軸繰出ロール10の繰出凹部11の幅あるいは深さを相違させたものを複数種類用意し、横軸繰出ロール10のロール回転軸30の一端のロール歯車69を係止ピン40を抜いて外し、ロール歯車69の内側で本体フレーム6のフレーム側板32より外側のロール回転軸30の一端の係止ピン40を抜いて、次に、ロール回転軸30の他端側の支持板36を本体フレーム6のフレーム側板32から外し、この状態で、フレーム側板32の取出孔35から横軸繰出ロール10を抜いて横軸繰出ロール10を本体フレーム6から外し、次に、別途用意した繰出凹部11の形状の相違する横軸繰出ロール10のロール回転軸30の一端を本体フレーム6のフレーム側板32の取出孔35から挿通し、ロール回転軸30の一端を本体フレーム6のフレーム側板32の軸受33に挿通し、フレーム側板32から突出するロール回転軸30に係止ピン40を係止し、次に、この係止ピン40より外側のロール回転軸30にロール歯車69を挿通して係止ピン40によりロール回転軸30に係止して交換する粒剤繰出装置の横軸繰出ロールの交換方法としたものである。
請求項1の発明では、供給ホッパー7と回転ブラシ46とを本体フレーム6に残したままで、本体フレーム6に対して横軸繰出ロール10を横方向に移動させると、横軸繰出ロール10を取り外せるので、横軸繰出ロール10の交換作業を容易にできる。
請求項2の発明では、横軸繰出ロール10のロール回転軸30の他端は本体フレーム6のフレーム側板32に取付けた支持板36に軸装し、フレーム側板32には横軸繰出ロール10が通過する径の取出孔35を設けているので、支持板36を外すと、横軸繰出ロール10を交換でき、横軸繰出ロール10の交換作業を容易にでき、また、取出孔35の無い側のフレーム側板32に、横軸繰出ロール10のロール回転軸30のロール歯車69と、該ロール歯車69をローラ用チェン70により駆動するモータ65のロール駆動歯車68と、回転ブラシ46のブラシ歯車74と、ブラシ歯車74を駆動させるモータ65のブラシ駆動歯車73とをそれぞれ設けているので、係止ピン40を抜くとロール歯車69を外すことができ、横軸繰出ロール10の交換作業を容易にでき、また、供給ホッパー7の誘導板13の先端に設けた当接体15を外すと、誘導板13の先端と横軸繰出ロール10の外周面との間に隙間ができ、この隙間から供給ホッパー7内の粒剤4を排出させることができるので、供給ホッパー7内に粒剤4が残った状態で、他の種子の播種を行うために横軸繰出ロール10の交換が必要になったとき、当接体15を外すと供給ホッパー7内に残っている粒剤4の排出を容易かつ確実にでき、横軸繰出ロール10の交換作業を容易にできる。
請求項3の発明では、横軸繰出ロール10のロール回転軸30の他端は本体フレーム6のフレーム側板32に取付けた支持板36に軸装し、フレーム側板32には横軸繰出ロール10が通過する径の取出孔35を設けているので、支持板36を外すと、横軸繰出ロール10を交換でき、横軸繰出ロール10の交換作業を容易にできる。
請求項4の発明では、取出孔35の無い側のフレーム側板32に、横軸繰出ロール10のロール回転軸30のロール歯車69と、該ロール歯車69をローラ用チェン70により駆動するモータ65のロール駆動歯車68と、回転ブラシ46のブラシ歯車74と、ブラシ歯車74を駆動させるモータ65のブラシ駆動歯車73とをそれぞれ設けているので、係止ピン40を抜くとロール歯車69を外すことができ、横軸繰出ロール10の交換作業を容易にできる。
請求項5の発明では、供給ホッパー7の誘導板13の先端に設けた当接体15を外すと、誘導板13の先端と横軸繰出ロール10の外周面との間に隙間ができ、この隙間から供給ホッパー7内の粒剤4を排出させることができるので、供給ホッパー7内に粒剤4が残った状態で、他の種子の播種を行うために横軸繰出ロール10の交換が必要になったとき、当接体15を外すと供給ホッパー7内に残っている粒剤4の排出を容易かつ確実にでき、横軸繰出ロール10の交換作業を容易にできる。
請求項6の発明では、ロール回転軸30に対する係止ピン40の着脱により、供給ホッパー7と回転ブラシ46とを本体フレーム6に残したままで、本体フレーム6に対して横軸繰出ロール10を横方向に移動させて取り外せるので、横軸繰出ロール10の交換作業を容易にできる。
粒剤繰出装置の一部省略した概略側面図。 同縦断側面図。 同一部縦断背面図。 同一部縦断背面図。 同一部縦断側面図。 (A)当接体の一部背面図。 (B)当接体の側面図。 (C)左右側当接体の側面図。 (E)横軸繰出ロール付近の側面図。 (A)当接体の取付前の横軸繰出ロール付近の縦断側面図。 (B)当接体の取付後の横軸繰出ロール付近の縦断側面図。 (A)細幅の繰出凹部の横軸繰出ロールの正面図。 (B)中間幅の繰出凹部の横軸繰出ロールの正面図。 (C)太幅の繰出凹部の横軸繰出ロールの正面図。 粒剤繰出装置の右側面図。 伝動機構の概略図および粒剤繰出装置の左側面図。 伝動機構部分の背面図。 支持板の側面図。 後側ガイドの背面図および側面図。 後側シュートおよび前側シュートの正面図、背面図、側面図、底面図、平面図。 後側シュートおよび前側シュートの分解斜視図。
本発明の一実施形態を図面により説明すると、1は播種用育苗箱2を移送する移送台であり、該移送台1は周知の構成で前記育苗箱2の移送方向に長く形成し、所望位置に設けた支脚(図示省略)により床上に載置される。移送台1には移送ロール、搬送ベルト等の前記育苗箱2の移送手段を設けて構成する。
なお、理解を容易にするために、育苗箱2の移送方向の下手側を前側とし、育苗箱2の移送方向の上手側を後側とし、方向を示して説明するが、これにより、本発明の構成が限定されることはない。
移送台1の上方位置には、肥料または薬剤の粒剤4(図5)を繰り出す粒剤繰出装置5を設ける。
前記粒剤4は、所謂コーティング等の手段により所定の時間を掛けて肥料あるいは薬成分が徐々に溶出するように構成されているものを含み、床土上に散布した粒剤4上に直接種子を播種しても、種子の発芽・成長に対して所謂肥料・薬焼けの現象は発生しないようなものであり、また、粒剤4の外形形状は球形状に限定されず、粒あるいは結晶状のものであればよい。
粒剤繰出装置5は、移送台1に設けた本体フレームの上側部分に粒剤4を貯留する供給ホッパー7と、供給ホッパー7の粒剤4を繰り出す横軸繰出ロール10とを有して構成し、この横軸繰出ロール10を本体フレーム6に対して着脱交換自在に構成したものである。
前記粒剤4は、多様な肥料または薬剤成分のものが製造され、栽培品種や時期により多様な粒径や形状のものが用意されているが、単一に規定された容積の繰出凹部11を形成した横軸繰出ロール10では、繰出量の変化に対応できないことがあるので、本願では、現在の多様化した粒剤4の繰出に対応させた種々の横軸繰出ロール10を用意し、種々の横軸繰出ロール10のうち最適なものを選択して取り付けられるようにしたものである。
したがって、本願の粒剤繰出装置5の構成は、深さや形状の相違させて用意した横軸繰出ロール10を本体フレーム6に着脱交換自在に取り付けられればよく、その他の構成は任意であるが、以下一例を示す。
粒剤繰出装置5の供給ホッパー7は本体フレーム6の上部に着脱自在に設け、該供給ホッパー7の下部には所謂倒八状に誘導板12と誘導板13に形成する。誘導板12と誘導板13のうち一方の誘導板12は短く形成し、誘導板12に取付けた縦板12Aと他方の誘導板13の上面との間に流下口14を形成する。誘導板13の先端は誘導板12の先端より伸ばして横軸繰出ロール10の回転上昇側の外周に臨ませる。
誘導板13の先端には当接体15を設ける。当接体15は上側に取付部16を形成し、取付部16の下側にガイド部17を設け、ガイド部17の下端および左右両側の所定部分をウレタン等の弾性部材により形成した当接部18に形成し、粒剤4が漏れないように当接部18を横軸繰出ロール10の外周に密に当接させる。
なお、図7では、作図の関係上、当接部18と横軸繰出ロール10の外周との間に隙間があるが、粒剤4が漏れないように構成されればよい。
19は誘導板13には当接体15を取付ける蝶ナットである。
誘導板13の左右両側の供給ホッパー7の側板22には、左右側当接体23を設ける。左右側当接体23は横軸繰出ロール10の側面に当接して、横軸繰出ロール10の側面と供給ホッパー7の側板22との間の隙間から粒剤4が漏れるのを防止する。
そのため、少なくとも、横軸繰出ロール10の側面に当接する左右側当接体23の部分にはウレタン等の弾性部材により形成した弾性部(ウレタン層)24を設けると、粒剤4の漏れ防止を効果的に行えて、好適である。
前記横軸繰出ロール10は、その外周面の母線方向に繰出凹部11を設け、繰出凹部11は円周方向に所定間隔をおいて全周に形成する。
この場合、繰出凹部11の形状は任意であり、円形または楕円形の繰出凹部11を母線方向および円周方向に所定間隔をおいて形成したり、あるいは、繰出凹部11の形状を横軸繰出ロール10の母線方向に平行な横条溝形状としてもよい。
そして、横軸繰出ロール10は、種々の形状の繰出凹部11を有するものを数種類用意し、播種する種子の種類や品種あるいは性状によって、最適なものを選択して本体フレーム6に取付ける。
図8のうち、図8Aは横軸繰出ロール10の最細(最少幅)溝形状の繰出凹部11を示し、図8Bは横軸繰出ロール10の中間溝幅の溝形状の繰出凹部11を示し、図8Cは横軸繰出ロール10の最太(最大幅)溝形状の繰出凹部11を示している。
横軸繰出ロール10は、ロール回転軸30にロール本体31を固定状態に取付け、ロール回転軸30の一端(左側)を本体フレーム6のフレーム側板32に設けた軸受33に軸装し、ロール回転軸30の他端(右側)を本体フレーム6のフレーム側板32に設けた取出孔35を閉塞する支持板36に設けた軸受37に軸装して取付ける。
すなわち、粒剤繰出装置5の本体フレーム6の左右いずれか一方のフレーム側板32には、予め横軸繰出ロール10より大径の取出孔35を形成しておき、取出孔35から横軸繰出ロール10を挿入し、取出孔35の無い本体フレーム6の軸受33にロール回転軸30の一端を挿通し、係止ピン40を取付孔41に差し込んで係止する。
次に、本体フレーム6のフレーム側板32の取出孔35を閉塞する支持板36の軸受37を外側からロール回転軸30に挿通して、ロール回転軸30を軸受37に軸装させて、この支持板36をボルト42によりフレーム側板32に取付けて、横軸繰出ロール10の装着が完了する。
したがって、前記作業を反対に行って、支持板36を外して、係止ピン40をロール回転軸30から外すと、粒剤繰出装置5の本体フレーム6から横軸繰出ロール10を取り外すことができる。
横軸繰出ロール10の繰出凹部11は、粒剤4より大きい幅と深さを有して形成し、横軸繰出ロール10の回転方向の繰出凹部11内に粒剤4が嵌合するように構成し、横軸繰出ロール10の回転上昇側外周面と誘導板13の先端が臨む部分の嵌合部45で粒剤4を嵌合させ、横軸繰出ロール10の回転下降側部分で粒剤4を放擲させる。
そのため、図示は省略するが、繰出凹部11の横軸繰出ロール10の回転上昇側部分は角を有する角部(エッジ部)に形成し、繰出凹部11の横軸繰出ロール10の回転下降側部分は面取りした傾斜面に形成してもよい。
しかして、横軸繰出ロール10の直上位置よりやや回転下降側には、繰出凹部11に嵌合しない粒剤4を掃き戻す回転ブラシ46を設ける。46Aは回転ブラシ46に当接するスクレーパである。
回転ブラシ46は本体フレーム6の左右のフレーム側板32にブラシ回転軸47を夫々軸装して取付ける。
このブラシ回転軸47に、支持板36のブラシ支持部48の取付孔48Aを挿通する。これにより、支持板36をフレーム側板32に取り付けるときに、回転ブラシ46のブラシ回転軸47と横軸繰出ロール10のロール回転軸30との軸間距離を一定にして、組み立て精度を確保している。
横軸繰出ロール10の回転下降側には回転ブラシ46を通過した粒剤4の落下を案内する後側シュート50を設ける。
後側シュート50は、繰出凹部11に嵌合した粒剤4を、下方を移送中の育苗箱2に落下誘導して供給するものであり、落下誘導できるものであればよい。
本願の後側シュート50は、平板により形成した縦状の後誘導板部51Aと傾斜する前誘導板部51Bの下部に設けた箱形状の誘導流路52を有する誘導ガイド部53とを設けて構成し、前後一対の誘導板部51A、51Bは、横軸繰出ロール10の外周より所定間隔を置いて離して配置させている。
即ち、前後誘導板部51A、51Bを、横軸繰出ロール10の外周より所定間隔を置いて離して位置させているから、回転ブラシ46の下方を通過した繰出凹部11に嵌合した粒剤4は、横軸繰出ロール10の下降回転により直ちに繰出凹部11より落下するものと、下方位置にて落下するものとに別れ、更に、繰出凹部11から放擲される際に、横軸繰出ロール10と共回りして回転慣性が付与されるものと、少ないものとに別れ、また、飛散した粒剤4のうち一部は後誘導板部51Aに当たって反射して落下するものと、後誘導板部51Aに非接触のまま誘導ガイド部53の誘導流路52に落下するものがある等の種々の理由から、同じ列の繰出凹部11に嵌合した粒剤4であっても、下方の育苗箱2に供給されるタイミングにタイムラグを発生させることができ、条溝形状の繰出凹部11により形成した横軸繰出ロール10によっても、前後に散乱させて粒剤4を育苗箱2に供給できる。
したがって、誘導流路52の前後幅は、繰出凹部11から放擲された粒剤4が誘導板部51に当たるものと、当たらないものとが略半々となるように設定すると、タイムラグを発生させ易くなって、好適である。
前記回転ブラシ46の後側には、回転ブラシ46に付着して共回りした粒剤4を後側シュート50に誘導する後側ガイド54を設ける。後側ガイド54は、取付板部55を本体フレーム6の後板6Aに取付ける。取付板部55の左右側には飛散防止板56を設ける。飛散防止板56は上側は回転ブラシ46の側方に位置し、飛散防止板56の下端は横軸繰出ロール10の上面より下方に位置させる。
後側ガイド54の取付板部55の下部には前下がりに傾斜する誘導板部57を設け、誘導板部57の下端には前記後側シュート50の後誘導板部51Aを一体状に形成している。
後誘導板部51Aの下端には後側シュート50の挿入溝51Cを挿入して取付ける。
そのため、後側ガイド54を本体フレーム6に取り付けたまま後側シュート50の取り外しが可能になり、メンテナンスを容易にしているが、後側ガイド54と後側シュート50の構成はこれに限定されず、粒剤4を誘導排出させられればよい。
また、飛散防止板56は後側シュート50より左右外側に粒剤4が飛散するのを防止して、育苗箱2まで案内する。58は飛散防止板56の下部に設けた左右寄ガイド部である。
前記ガイド体当接体15と後側シュート50との間の横軸繰出ロール10の外周面下方には前側シュート60を設ける。前側シュート60は側面視前下がりの傾斜部61の左右両側に設けた側板部63を設け、側板部63には誘導部64を一体状に形成している。
前側シュート60は、粒剤4の繰出作業中では、本体フレーム6と横軸繰出ロール10との間の隙間から漏れた粒剤4を下方移動中の育苗箱に誘導し、粒剤4の繰出作業終了後には、当接体15を外して供給ホッパー7内の粒剤4を機外排出させるのを誘導する。
前側シュート60は前記傾斜部61の後端の屈曲部62を後側シュート50の前誘導板部51Bにボルト付けあるいは溶接等の任意の手段により一体状に取付け、前側シュート60と後側シュート50とを一体状のままボルト64Aにより本体フレーム6に取付ける。
そのため、後側ガイド54に後側シュート50の後誘導板部51Aを一体状に形成し、前側シュート60の傾斜部61の後端の屈曲部62を後側シュート50の前誘導板部51Bに取付けているため、後側シュート50と後側ガイド54と前側シュート60とは、互いに取付部品として兼用する構成となって、合理的な構成となっているが、後側ガイド54と後側シュート50と前側シュート60の取付構成は任意であり、これらの取付構成によって、本発明の構成が限定されることはない。
しかして、前記横軸繰出ロール10および回転ブラシ46は、粒剤繰出装置5の本体フレーム6のフレーム側板32に横軸繰出ロール10のロール回転軸30と回転ブラシ46のブラシ回転軸47を夫々軸装して取付け、ロール回転軸30とブラシ回転軸47にはモータ65の回転を伝達させて作動させる。
この場合、モータ65は可変速モータとすると、粒剤4の繰出量を変更調節できて、好適である。
モータ65の出力軸67にはロール駆動歯車68を設け、ロール回転軸30のロール歯車69の間にローラ用チェン70を掛け回している。71はテンション歯車、72はテンションアーム、72Aはバネである。
この場合、ロール駆動歯車68はロール大径駆動歯車68Aとロール小径駆動歯車68Bとに一体状に形成し、出力軸67に差し替えて回転数の変更可能に構成している。
また、ロール駆動歯車68の内側の出力軸67にはブラシ駆動歯車73を設け、回転ブラシ46のブラシ歯車74の間にブラシ用チェン75を掛け回している。
したがって、横軸繰出ロール10のローラ用チェン70は回転ブラシ46のブラシ用チェン75より外側にあるので、横軸繰出ロール10を交換する際に、ブラシ用チェン75を外すことなく、交換可能になり、横軸繰出ロール10の交換作業を容易にできる。
粒剤繰出装置5は、本体フレーム6を任意の取付部材76により移送台1に着脱自在に取付けると、粒剤4の散布するタイミングを変更でき、好適である。
即ち、粒剤4は、育苗箱2に床土を供給後覆土する間に、育苗箱2へ供給すると、育苗した苗と共に圃場に持ち込まれ、圃場における施肥・施薬作業を省力化でき、そのため、移送台1に設けた床土供給装置と覆土供給装置の間移動させられるように、取付部材76により着脱自在に移送台1に取付ける。
この場合、粒剤繰出装置5はモータ65により作動させる構成としているので、移送台1から回転動力を入力する必要がなく、この点でも、移送台1への着脱を容易にしている。
(実施形態の作用)
次に作用を述べる。
育苗箱2の移送手段を有する移送台1の上方位置には、肥料または薬剤の粒剤4を繰り出す粒剤繰出装置5を設けているから、移送中の育苗箱2は粒剤繰出装置5から粒剤4の供給を受ける。
粒剤繰出装置5は、上部に供給ホッパー7を設け、該供給ホッパー7の下部は所謂倒八状に誘導板12と誘導板13に形成しているから、供給ホッパー7に粒剤4を供給すると、粒剤4は誘導板12により誘導板13に誘導され、誘導板13上の粒剤4は横軸繰出ロール10に向かって誘導され、横軸繰出ロール10の繰出凹部11に嵌合する。
横軸繰出ロール10の繰出凹部11に嵌合した粒剤4は、横軸繰出ロール10の回転により共回りし、回転ブラシ46により繰出凹部11に嵌合しない余分な粒剤4が掃き戻され、繰出凹部11に嵌合している粒剤4は更に横軸繰出ロール10と共回りする。
横軸繰出ロール10の回転下降側には、横軸繰出ロール10の外周より所定間隔を置いて離れて位置する後側シュート50を設けているから、繰出凹部11に嵌合した粒剤4は、重力と横軸繰出ロール10の遠心力の作用を受けて繰出凹部11から落下し、後側シュート50により移動中の育苗箱2に落下供給される。
しかして、約30cm×約60cm程度の育苗箱2に50g程度の少量の粒剤4から1Kg程度の多量の粒剤4の散布を要請されることがあり、少量から多量の粒剤4を散布するため、本願では、粒剤繰出装置5の本体フレーム6に横軸繰出ロール10を着脱交換自在に取付け、多様化した粒剤4の繰出に対応させた種々の繰出凹部11を有する横軸繰出ロール10を用意し、種々の横軸繰出ロール10のうち最適なものを選択して取り付けられるように構成しているので、横軸繰出ロール10を交換することにより、少量から多量の粒剤4の散布を可能にして、汎用性を向上させている。
横軸繰出ロール10のロール本体31を固定状態に取付けたロール回転軸30の一端(左側)は本体フレーム6のフレーム側板32に設けた軸受33に軸装し、ロール回転軸30の他端(右側)を本体フレーム6のフレーム側板32に設けた挿通孔取出孔35を閉塞する支持板36に設けた軸受37に軸装して取付けているので、選択した横軸繰出ロール10を粒剤繰出装置5の本体フレーム6のフレーム側板32の取出孔35から挿入し、取出孔35の無い本体フレーム6の軸受33に横軸繰出ロール10のロール回転軸30の一端を挿通し、係止ピン40を取付孔41に差し込んで係止し、次に、本体フレーム6のフレーム側板32の取出孔35から突出している横軸繰出ロール10のロール回転軸30の他端に取出孔35を閉塞する支持板36の軸受37を外側から挿通し、この支持板36をボルト42によりフレーム側板32に取付けて、横軸繰出ロール10の装着が完了する。
したがって、係止ピン40を外すだけで横軸繰出ロール10の交換を容易に行うことができる。
この場合、横軸繰出ロール10のロール回転軸30のロール歯車69にはモータ65のロール駆動歯車68との間にローラ用チェン70を掛け回し、ローラ用チェン70は回転ブラシ46のブラシ歯車74に掛け回したブラシ用チェン75の外側に配置させているので、回転ブラシ46のブラシ用チェン75を外すことなく、横軸繰出ロール10のローラ用チェン70を外すことができ、ロール歯車69をロール回転軸30から外すだけで、横軸繰出ロール10をフレーム側板32の取出孔35から抜き出すことができ、他の横軸繰出ロール10と交換すればよい。
そのため、横軸繰出ロール10および回転ブラシ46の駆動機構の構成からも、横軸繰出ロール10の交換作業を容易にしている。
また、ロール歯車69は係止ピン40によりロール回転軸30に取付けているので、ロール歯車69のロール回転軸30に対する着脱も係止ピン40の着脱することにより行え、この点でも横軸繰出ロール10の交換を容易にしている。
また、ロール回転軸30はフレーム側板32の軸受33と支持板36の軸受37の外側突出部分に、係止ピン40を装着して左右方向の位置決めを行っているので、ロール回転軸30に対する係止ピン40の着脱することできる。
そのため、ロール回転軸30に対する係止ピン40の着脱することにより、ロール回転軸30とフレーム側板32および支持板36との間の着脱を行えるので、この点でも横軸繰出ロール10の交換を容易にしている。
しかして、供給ホッパー7の誘導板13の先端には、横軸繰出ロール10の外周に密に当接する当接部18を設けた当接体15を設け、当接体15は誘導板13に着脱自在に取り付けているので、誘導板13に当接体15を取り付けておくと、供給ホッパー7の誘導板13上を流下した粒剤4は当接体15により漏れることなく誘導板13と横軸繰出ロール10の回転上昇側外周面上に溜まり、横軸繰出ロール10の繰出凹部11に嵌合させられる。
そして、当接体15を誘導板13から外すと、誘導板13と横軸繰出ロール10との間に隙間が生じるので、供給ホッパー7内の粒剤4を排出させられる。
このガイド体当接体15と後側シュート50との間の横軸繰出ロール10の外周面下方には前側シュート60を設けているので、当接体15を外して誘導板13と横軸繰出ロール10との隙間から流下する供給ホッパー7内の粒剤4は、前側シュート60により、下方に設置した受け止め皿(図示省略)に誘導されて流入し、供給ホッパー7内を空にすることができ、この点でも横軸繰出ロール10の交換を容易にしている。
なお、横軸繰出ロール10の左右側面に当接している左右側当接体23の弾性部24は、弾性変形するので、着脱することなく、横軸繰出ロール10の交換は可能である。
しかして、横軸繰出ロール10の回転下降側には後側シュート50を設けているので、横軸繰出ロール10の回転下降側になると、すぐに粒剤4が繰出凹部11から外れることが可能となることと、粒剤4が繰出凹部11から外れるタイミングが繰出凹部11への嵌まり具合やその他の種々の条件によりずれることから、同じ列の繰出凹部11に嵌合した粒剤4であっても、繰出凹部11から外れて下方の育苗箱2に落ちるまでにタイムラグが生じ、この間育苗箱2は移動するから粒剤4は前後に散乱して育苗箱2に落下供給されることになり、特に、約30cm×約60cm程度の育苗箱2に50g程度の少量の粒剤4を散布する場合に、繰出凹部11より飛散した粒剤4のうち一部を後側シュート50に当たって反射させて落下させ、一部は後側シュート50に非接触のまま誘導流路52に落下させることになり、これにより、横軸繰出ロール10から育苗箱2に落下する間にタイムラグを発生させ、少量の粒剤4でも均等にばらまき供給できる。
1…移送台、2…育苗箱、4…粒剤、5…粒剤繰出装置、6…本体フレーム、7…供給ホッパー、10…横軸繰出ロール、11…繰出凹部、12…誘導板、13…誘導板、14…流下口、15…当接体、16…取付部、17…ガイド部、18…当接部、22…側板、23…左右側当接体、24…弾性部、30…ロール回転軸、31…ロール本体、32…フレーム側板、33…軸受、35…取出孔、36…支持板、37…軸受、40…係止ピン、41…取付孔、42…ボルト、45…嵌合部、46…回転ブラシ、47…ブラシ回転軸、48…ブラシ支持部、50…後側シュート、52…誘導流路、53…誘導ガイド部、54…後側ガイド、56…飛散防止板、57…誘導板部、60…前側シュート、61…傾斜部、65…モータ、67…出力軸、68…ロール駆動歯車、69…ロール歯車、70…ローラ用チェン、73…ブラシ駆動歯車、74…ブラシ歯車、75…ブラシ用チェン、76…取付部材。

Claims (6)

  1. 育苗箱2を移送する移送台1の上方位置に設けた本体フレーム6と、本体フレーム6に軸装した横軸繰出ロール10の繰出凹部11に供給する粒剤4を貯留する供給ホッパー7と、前記横軸繰出ロール10の上面側に設けた接触面において反対方向回転する回転ブラシ46とを設けた粒剤繰出装置において、前記横軸繰出ロール10は、前記繰出凹部11の幅あるいは深さを相違させたものを複数種類用意し、前記供給ホッパー7と回転ブラシ46とを本体フレーム6に残したままで、本体フレーム6に対して前記横軸繰出ロール10を横方向に移動させて、選択した横軸繰出ロール10に着脱交換自在に構成した粒剤繰出装置。
  2. 請求項1において、前記横軸繰出ロール10のロール本体31を固定状態に取付けたロール回転軸30の一端は前記本体フレーム6のフレーム側板32に設けた軸受33に軸装し、ロール回転軸30の他端は本体フレーム6のフレーム側板32に着脱自在に設けた支持板36に設けた軸受37に軸装して取付け、支持板36を取付けるフレーム側板32には横軸繰出ロール10が通過する径の取出孔35を設け、支持板36は取出孔35を閉塞しうる大きさに形成し、前記ロール回転軸30の左右両側には係止ピン40を係止させ、前記取出孔35を有しないフレーム側板32には、横軸繰出ロール10のロール回転軸30のロール歯車69と、該ロール歯車69をローラ用チェン70により駆動するモータ65のロール駆動歯車68と、前記回転ブラシ46のブラシ歯車74と、ブラシ歯車74を駆動させるモータ65のブラシ駆動歯車73とをそれぞれ設け、横軸繰出ロール10を駆動させるローラ用チェン70は、回転ブラシ46を駆動させるブラシ用チェン75よりも外側に設け、前記ロール歯車69は前記ロール回転軸30に係止ピン40により着脱自在に取付ける構成とし、前記供給ホッパー7の誘導板13の先端には、横軸繰出ロール10の外周に密に当接する当接部18を設けた当接体15を設け、当接体15は前記誘導板13に着脱自在に取付け、前記当接体15の下方には、該当接体15を外してできる、前記誘導板13の先端と前記横軸繰出ロール10の外周面との間の隙間から流下する粒剤4を受け止めて案内する前側シュート60を設けた粒剤繰出装置。
  3. 請求項1において、前記横軸繰出ロール10のロール本体31を固定状態に取付けたロール回転軸30の一端は前記本体フレーム6のフレーム側板32に設けた軸受33に軸装し、ロール回転軸30の他端は本体フレーム6のフレーム側板32に着脱自在に設けた支持板36に設けた軸受37に軸装して取付け、支持板36を取付けるフレーム側板32には横軸繰出ロール10が通過する径の取出孔35を設け、支持板36は取出孔35を閉塞しうる大きさに形成し、前記ロール回転軸30の左右両側には係止ピン40を係止させた粒剤繰出装置。
  4. 請求項3において、前記取出孔35を有しないフレーム側板32には、横軸繰出ロール10のロール回転軸30のロール歯車69と、該ロール歯車69をローラ用チェン70により駆動するモータ65のロール駆動歯車68と、前記回転ブラシ46のブラシ歯車74と、ブラシ歯車74を駆動させるモータ65のブラシ駆動歯車73とをそれぞれ設け、横軸繰出ロール10を駆動させるローラ用チェン70は、回転ブラシ46を駆動させるブラシ用チェン75よりも外側に設け、前記ロール歯車69は前記ロール回転軸30に係止ピン40により着脱自在に取付けた粒剤繰出装置。
  5. 請求項1または請求項3または請求項4において、前記供給ホッパー7の誘導板13の先端には、横軸繰出ロール10の外周に密に当接する当接部18を設けた当接体15を設け、当接体15は前記誘導板13に着脱自在に取付け、前記当接体15の下方には、該当接体15を外してできる、前記誘導板13の先端と前記横軸繰出ロール10の外周面との間の隙間から流下する粒剤4を受け止めて案内する前側シュート60を設けた粒剤繰出装置。
  6. 育苗箱2を移送する移送台1の上方位置に本体フレーム6を設け、本体フレーム6に粒剤4を貯留する供給ホッパー7と、横軸繰出ロール10の上面側に位置して接触面において反対方向回転する回転ブラシ46とを設け、横軸繰出ロール10の繰出凹部11の幅あるいは深さを相違させたものを複数種類用意し、横軸繰出ロール10のロール回転軸30の一端のロール歯車69を係止ピン40を抜いて外し、ロール歯車69の内側で本体フレーム6のフレーム側板32より外側のロール回転軸30の一端の係止ピン40を抜いて、次に、ロール回転軸30の他端側の支持板36を本体フレーム6のフレーム側板32から外し、この状態で、フレーム側板32の取出孔35から横軸繰出ロール10を抜いて横軸繰出ロール10を本体フレーム6から外し、次に、別途用意した繰出凹部11の形状の相違する横軸繰出ロール10のロール回転軸30の一端を本体フレーム6のフレーム側板32の取出孔35から挿通し、ロール回転軸30の一端を本体フレーム6のフレーム側板32の軸受33に挿通し、フレーム側板32から突出するロール回転軸30に係止ピン40を係止し、次に、この係止ピン40より外側のロール回転軸30にロール歯車69を挿通して係止ピン40によりロール回転軸30に係止して交換する粒剤繰出装置の横軸繰出ロールの交換方法。
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