JP2005058060A - 播き機 - Google Patents

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Toru Tsubomoto
徹 坪本
Moritsugu Senoo
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Abstract

【課題】 繰出中の種子を傷めることなく、所定量の種子を安定的に繰り出すことができ、メンテナンスの手間を低減することができるようにする。
【解決手段】 本発明の播種機1は、多数の種子Gを収容する収容部11の下部開口近傍に回転可能に取り付けられ、外周面に形成された繰出穴12aを介して収容部11内の種子Gを外部に繰り出すための繰出ロール12と、該繰出ロール12により繰り出された種子Gが繰出穴12aから出ないようにして該繰出ロール12下方の落下位置Aまで案内するガイド部13とを備えている。そして、ガイド部13は、弾性材からなるガイド体22を有し、該ガイド体22は、繰出ロール12の回転軸15と平行な支軸21により回転可能に支持されるとともに、繰出穴12aの開口を塞ぐように繰出ロール12の外周の一部に押し当てられ、該繰出ロール12の回転に同期して回転するように構成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、収容部内に収納された薬剤、肥料、種子等の粒状体を圃場に播くための播き機に関するものである。
従来の播き機として、特許文献1に記載された播種装置を例示する。この播種装置は、図11に示すように、繰出ロール65を収納した繰出ケースを、上繰出ケース70と下繰出ケース71に分割し、上繰出ケース70に繰出ロール65を支持し、下繰出ケース71に、繰出ロール65の外周に配置されるガイド板72の上端側を支持している。ガイド板72の下端側は自由端としている。そして、ガイド板72の繰出ロール65の側に起毛材90を貼設し、該起毛材90は、繰出ロール65の外周面と、該外周面に穿設した嵌入凹部65a内の種子Gとを密着させ、該ガイド板72の内面と繰出ロール65の外周面との間隔を、下方にいくに従って徐々に狭くしている。
実用新案登録第2516483号公報
ところが、この播種装置には次の課題がある。
(1)繰出ロール65の嵌入凹部65aに入った種子Gは、繰出ロール65の回転に伴ってガイド板72の上端側から下端側へと移動して行くようになっているが、嵌入凹部65aの開口からはみ出した種子Gが、下繰出ケースに支持されたガイド板72の入口72aにぶつかって、種子Gの外皮の剥がれ、種子の砕け等が生じ易い。
(2)ガイド板72は上端側のみが支持されているので、特に上端側において、繰出ロール65の外周面とガイド板72の間に1カ所でも種子をかみ込むと、図11に二点鎖線で示すように、ガイド板の下端側にいくに従って繰出ロール65から大きく離れ、他の種子がさらにかみ込み易くなる。このため、例えば、図12に示すように、播いた種子が不規則に散らばってしまうことがある。なお、同図中、機体進行方向に延びる二点鎖線の直線は、繰出ロール65の幅を示す仮想線である。
(3)異形の種子により、ガイド板72の起毛材90の摩滅や損傷等が生じることがあり、メンテナンスに手間がかかる。
上記課題を解決するために、本発明の播き機は、多数の粒状体を収容する収容部の下部開口近傍に回転可能に取り付けられ、外周面に形成された繰出穴を介して前記収容部内の粒状体を外部に繰り出すための粒状体の繰出ロールと、該繰出ロールにより繰り出された粒状体が前記繰出穴から出ないようにして該繰出ロール下方の落下位置まで案内するガイド部とを備えた播き機であって、前記ガイド部は、少なくとも外周部が弾性材からなるガイド体を有し、該ガイド体は、前記繰出ロールの軸と平行な軸により回転可能又は循環可能に支持されるとともに、前記繰出穴の開口を塞ぐように前記繰出ロールの外周の一部に押し当てられ、該繰出ロールの回転に同期して回転又は循環するように構成されている。
この構成によれば、前記ガイド部のガイド体が、前記繰出ロールの回転に同期して回転又は循環するようになっているので、前記繰出ロールの前記繰出穴から粒状体がはみ出しているときでも、従来例とは異なり、その粒状体が前記ガイド部入口にぶつかることがなく、粒状体の外皮の剥がれや、粒状体の砕け等を防止することができる。
また、前記ガイド部のガイド体は、少なくとも外周部が弾性材からなっているので、前記繰出ロールの外周面と前記ガイド体の間に粒状体をかみこんでも、そのカ所における該ガイド体の外周部が変形するだけで、従来例とは異なり前記ガイド体全体が前記繰出ロールから離れることはないので、他の粒状体がさらにかみ込むことがない。
また、前記ガイド部のガイド体が、前記繰出ロールの回転に同期して回転又は循環することにより、前記ガイド体と前記繰出ロールが相対的にすべり無く接するようになっているので、前記ガイド体と前記繰出ロールの摩耗を防止することができ、メンテナンスの手間を低減することができる。
本発明に係る播き機によれば、繰出中の粒状体を傷めることなく、所定量の粒状体を安定的に繰り出すことができ、メンテナンスの手間を低減することができるという優れた効果を奏する。
図1〜図7は本発明の播き機を播種機1に具体化した第一実施形態を示している。この播種機1は、図1及び図2に示すように、前輪2及び後輪3に走行自在に支持された機体4と、前輪2及び後輪3の間において機体4に支持された播種部5と、機体4の後部から後斜め上方に延びる手押し式ハンドル6とを備えている。
播種部5は、図3〜図5に示すように、粒状体としての種子Gを多数収容する収容部11と、該収容部11の下部開口近傍に回転可能に取り付けられ、外周面に形成された繰出穴12aを介して収容部11内の種子Gを外部に繰り出すための繰出ロール12と、該繰出ロール12により繰り出された種子Gが繰出穴12aから出ないようにして該繰出ロール下方の落下位置Aまで案内するガイド部13とを備えている。収容部11の下部開口の繰出側には、升切りブラシ14が設けられている。升切りブラシ14は、その先端が繰出ロール12の外周に摺擦するように取り付けられており、繰出穴12aを介して繰り出される種子Gの数が略一定になるように升切りするようになっている。
繰出ロール12の周面には、周方向へ所定間隔ごと(本例では中心角30°ごと)に複数(本例では12個)の繰出穴12aが形成されている。各繰出穴12aは、繰出ロール12を回転させると、収容部11の内側と外側との間で繰出穴12aを移動させることができるようになっている。繰出ロール12の回転軸15には、チェーン伝動機構16により前輪2(後輪3でもよい。)の回転力が伝動されるようになっており、前輪2の回転に伴って繰出ロール12が回転するようになっている。
ガイド部13は、図5に示すように、繰出ロール12の回転軸15と平行かつ回転自在に支持された支軸21と、該支軸21に取り付けられた、略短円柱形に形成されたガイド体22とを備えている。ガイド体22は、弾性材からなる中空構造となっており、その内部には気体が封入されている。そして、このガイド体22は、図3に示すように、繰出穴12aの開口を塞ぐように繰出ロール12の外周の一部に押し当てられた状態で使用される。ガイド体22を押し当てる対象である繰出ロール12の外周の一部としては、収容部11の下部開口の繰出側近傍から、繰出ロール12の回転方向へ、繰出穴12aの開口が少なくとも斜め下方を向く状態(繰出穴12aから種子Gが自然落下するような状態)となるまでの範囲とすることが好ましい。繰出ロール12の回転軸15及びガイド部13の支軸21には、互いに噛合する一対のギヤ23,24が取り付けられており、ガイド部13が、繰出ロール12の回転に同期して(ガイド体22と繰出ロール12が相対的にすべり無く接した状態で)回転するように構成されている。図3には、繰出ロール12及びガイド体22の回転方向をそれぞれ矢印で示している。なお、ガイド体22としては、図6に示すように、中実の弾性材(ゴム、軟質樹脂、スポンジ等)を採用することもできる。
以上のように構成された本例の播種機1によれば、ガイド部13のガイド体22が、繰出ロール12の回転に同期して回転するようになっているので、繰出ロール12の繰出穴12aから種子Gがはみ出しているときでも、従来例とは異なり、その種子Gがガイド部13入口にぶつかることがなく、種子Gの外皮の剥がれや、種子Gの砕け等を防止することができる。
また、ガイド部13のガイド体22は、その外周部が弾性材からなっているので、繰出ロール12の外周面とガイド体22の間に種子Gをかみこんでも、そのカ所における該ガイド体22の外周部が変形するだけで、従来例とは異なりガイド体22全体が繰出ロール12から離れることはないので、他の種子Gがさらにかみ込むことがない。このため、図7に示すように種子Gを所定の位置にまとまった状態で規則的に播くことができる。なお、同図中、機体進行方向に延びる二点鎖線の直線は、繰出ロール12の幅を示す仮想線である。
また、ガイド部13のガイド体22が、繰出ロール12の回転に同期して回転することにより、ガイド体22と繰出ロール12が相対的にすべり無く接するようになっているので、ガイド体22と繰出ロール12の摩耗を防止することができ、メンテナンスの手間を低減することができる。
次に、図8〜図10は本発明の播き機を播種機に具体化した第二実施形態を示している。この播種機は、以下に示すように播種部31のガイド部32が、主に第一実施形態と相違している。従って、同実施形態と共通する部分については、同一符号を付することにより重複説明を省く。
本例の播種機における播種部31のガイド部32は、繰出ロール12の回転軸15に対してそれぞれ平行に支持された駆動軸33及び被動軸34と、該両軸33,34に巻き掛けられたベルト状のガイド体35とを備えている。このようにガイド体35は、駆動軸33及び被動軸34により循環可能に支持されている。ガイド体35は、駆動軸33外周に形成された歯車33aに噛合する歯35aを内周に有するタイミングベルトとなっている。ガイド体35の外周には、弾性材35bが配設されている。本例では、弾性材35bはスポンジからなっているが、これに限定されず、ゴム、軟質樹脂等からなる他の弾性材を適宜採用できる。そして、ガイド体35は、図8に示すように、駆動軸33及び被動軸34の間の部位が繰出穴12aの開口を塞ぐように繰出ロール12の外周の一部に押し当てられた状態で使用される。繰出ロール12の回転軸15及びガイド部32の駆動軸33には、互いに噛合する一対のギヤ37,38が取り付けられており、ガイド部32が、繰出ロール12の回転に同期して(ガイド体35と繰出ロール12が相対的にすべり無く接した状態で)循環するように構成されている。図8には、繰出ロール12の回転方向及びガイド体35の循環方向をそれぞれ矢印で示している。なお、ガイド体35を3本以上の軸で支持するように構成してもよい。
本例の播種機によっても、第一実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)ガイド体22,35を駆動しないように構成すること。この場合でも、ガイド体22,35は、繰出ロール12に押し当てられているので、繰出ロール12の回転に同期して回転又は循環する。
(2)本発明を薬剤、肥料等の他の粒状体を播くための播き機として具体化すること。
(3)落下位置の前方に種子を埋めるための溝を掘る溝堀器を設けたり、落下位置の後方に種子に覆土する土寄器を設けたりすること。
本発明を具体化した第一実施形態に係る播種機の側面図である。 同播種機の平面図である。 同播種機における播種部の側断面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 同播種機のガイド部を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正断面図である。 同ガイド部の変更例を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正断面図である。 同播種機による播種例を示す平面図である。 本発明を具体化した第二実施形態に係る播種機における播種部の側断面図である。 図8のIX−IX線断面図である。 図8のX−X線断面図である。 従来の播種装置の拡大側面図である。 同播種装置による播種例を示す平面図である。
符号の説明
1 播種機
11 収容部
12 繰出ロール
12a 繰出穴
13 ガイド部
15 回転軸
21 支軸
22 ガイド体
32 ガイド部
33 駆動軸
34 被動軸
35 ガイド体
35b 弾性材
A 落下位置
G 種子

Claims (1)

  1. 多数の粒状体を収容する収容部の下部開口近傍に回転可能に取り付けられ、外周面に形成された繰出穴を介して前記収容部内の粒状体を外部に繰り出すための粒状体の繰出ロールと、該繰出ロールにより繰り出された粒状体が前記繰出穴から出ないようにして該繰出ロール下方の落下位置まで案内するガイド部とを備えた播き機であって、
    前記ガイド部は、少なくとも外周部が弾性材からなるガイド体を有し、
    該ガイド体は、前記繰出ロールの軸と平行な軸により回転可能又は循環可能に支持されるとともに、前記繰出穴の開口を塞ぐように前記繰出ロールの外周の一部に押し当てられ、該繰出ロールの回転に同期して回転又は循環するように構成された播き機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007202464A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Agritecno Yazaki Co Ltd 繰出装置
JP2010246428A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Iseki & Co Ltd 直播機の種子繰出装置
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