JP2012196125A - 回転電機のロータ構造およびその製造方法 - Google Patents

回転電機のロータ構造およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012196125A
JP2012196125A JP2012043774A JP2012043774A JP2012196125A JP 2012196125 A JP2012196125 A JP 2012196125A JP 2012043774 A JP2012043774 A JP 2012043774A JP 2012043774 A JP2012043774 A JP 2012043774A JP 2012196125 A JP2012196125 A JP 2012196125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor shaft
axial direction
caulking
retainer
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012043774A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5880136B2 (ja
Inventor
Naoto Taguchi
直人 田口
Tsukasa Morita
司 森田
Hiroshi Miyaoka
浩 宮岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2012043774A priority Critical patent/JP5880136B2/ja
Priority to EP12752558.2A priority patent/EP2683060B1/en
Priority to US14/002,012 priority patent/US9318924B2/en
Priority to CN201280004439.0A priority patent/CN103283122B/zh
Priority to PCT/JP2012/055267 priority patent/WO2012118157A1/ja
Publication of JP2012196125A publication Critical patent/JP2012196125A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5880136B2 publication Critical patent/JP5880136B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/28Means for mounting or fastening rotating magnetic parts on to, or to, the rotor structures
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies
    • H02K15/024Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies with slots
    • H02K15/028Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies with slots for fastening to casing or support, respectively to shaft or hub
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49009Dynamoelectric machine
    • Y10T29/49012Rotor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

【課題】コアとシャフトとの締結に好適なロータ構造およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ロータシャフト4には、いずれか一方のエンドプレート2の軸方向外側の外周部に周方向にカシメ溝43を形成する。そして、リング状をなし、ロータシャフト4のカシメ溝43を覆ってロータシャフト4に嵌合され、軸方向外側部分が外周側からカシメられてロータシャフト4のカシメ溝43に嵌合され且つカシメ溝43の軸方向外側の壁面に係合するカシメリテーナ5の軸方向内側端により、一方のエンドプレート2を軸方向に位置決めするようにした。即ち、一方のエンドプレート2に当接して軸方向に位置決めするカシメリテーナ5の軸方向外側部分を外周側からカシメてロータシャフト4のカシメ溝43に嵌合させ且つカシメ溝43の軸方向外側の壁面に係合させる構成を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動機等の回転電機の回転子もしくは電機子として機能するロータ構造およびその製造方法に関し、特にコアとシャフトとの締結に好適な回転電機のロータ構造およびその製造方法に関するものである。
従来から回転電機のロータを構成する多数の電磁鋼板を積層したコアとシャフトとの締結構造として、コアの両側面に配置されるエンドプレートをシャフトに対して直接圧入することにより固定するものが提案されている(特許文献1参照)。
これは、ロータの構成要素であるコアとシャフトの間にカラーを介在させて、シャフトとカラー及びカラーとコアを所定の締め代のもとでの圧入締結構造とする。コアの両側面にはシャフトに対して直接圧入したエンドプレートを配置する。コアおよびエンドプレートをケイ素鋼板製、シャフトを鋼棒製のものとした場合に、カラーを少なくともコアやシャフトよりも線膨張率の大きなマグネシウム合金等の非鉄金属材料で形成する。これにより、高温環境下で各要素が熱膨張した場合でも、シャフトに対するカラーの縮径方向の締め代を確保するようにしている。
特開2006−187063号公報
しかしながら、上記従来例では、コアの両側面に配置されるエンドプレートをシャフトに対して直接圧入して固定するものである。このため、シャフトの外径が大きい場合には、圧入する際のエンドプレートの内径寸法とシャフト外径寸法のバラツキや圧入する条件のバラツキにより、圧入力(エンドプレートが留まっている力)にバラツキが生じやすく、場合によっては抜ける虞があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、コアとシャフトとの締結に好適な回転電機のロータ構造およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、ロータシャフト外周に円盤状の複数の磁性鋼板を積層したコアとコアの軸方向両側に配置した円盤状のエンドプレートとを支持して備える回転電機のロータ構造を対象としている。
そして、本発明では、ロータシャフトには、いずれか一方のエンドプレートの軸方向外側の外周部に周方向にカシメ溝を形成する。そして、リング状をなし、ロータシャフトのカシメ溝を覆ってロータシャフトに嵌合され、軸方向外側部分が外周側からカシメられてロータシャフトのカシメ溝に嵌合され且つカシメ溝の軸方向外側の壁面に係合するカシメリテーナの軸方向内側端により、一方のエンドプレートを軸方向に位置決めするようにした。
したがって、本発明では、一方のエンドプレートに当接して軸方向に位置決めするカシメリテーナの軸方向外側部分を外周側からカシメてロータシャフトのカシメ溝に嵌合させ且つカシメ溝の軸方向外側の壁面に係合させる構成を備える。このため、カシメリテーナがカシメ溝の軸方向外側の壁面に係合してコアが軸方向に抜けることなく位置決めできると共に、その反作用により一方のエンドプレートを軸方向に押込むよう作用し、コアに所定の予圧を与えた状態でロータシャフトに固定することができる。
本発明の一実施形態を示す回転電機のロータ構造の概略構成図。 同じく回転電機のロータ構造の製造工程を示す説明図。 図2に続く回転電機のロータ構造の製造工程を示す説明図。 図3に続く回転電機のロータ構造の製造工程を示す説明図。 図4に続く回転電機のロータ構造の製造工程を示す説明図。 図5に続く回転電機のロータ構造の製造工程を示す説明図。 図6に続く回転電機のロータ構造の製造工程を示す説明図。 使用するカシメリテーナの部分断面図。 カシメリテーナの一例を示す斜視図。 カシメリテーナの他の例を示す斜視図。 カシメリテーナのカシメ後の形状(A)、(B)を示す説明図。 本発明の第2実施形態を示す回転電機のロータ構造の概略構成図。 カシメリテーナの断面図。 圧縮状態におけるカシメリテーナの断面図。 カシメリテーナが弾性変形された一態様を示す回転電機のロータ構造の概略構成図。
以下、本発明の回転電機のロータ構造の各実施形態に基づいて、その製造方法と共に説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明を適用した回転電機のロータ構造の一実施形態を示す断面図である。図1において、回転電機のロータ構造は、円筒状のコア1、コア1の両側に配置した円盤状のエンドプレート2,3、それらのコア1およびエンドプレート2,3を挿通して支持するロータシャフト4、コア1およびエンドプレート2,3をロータシャフト4上に位置決めして固定するカシメリテーナ5、を備える。
ロータシャフト4は円筒形状であり、円筒部分の内周部には内周方向に延びるフランジ41を備え、フランジ41を介して図示しない駆動軸に締結され、駆動軸と共に回転可能に形成される。ロータシャフト4の外径は、コア1の内径にほぼ一致するように形成されている。また、ロータシャフト4のコア1を支持する領域の軸方向の一方側の外周部には全周にわたって、他方のエンドプレート3を支持する突起部42が形成されている。また、ロータシャフト4のコア1を支持する領域の軸方向他方側の外周部には全周にわたって、カシメリテーナ5が係合するカシメ溝43が形成されている。なお、カシメ溝43は全周に設けることなく、周方向に部分的に設けてもよい。また、図示例では、ロータシャフト4の外周部は、カシメ溝43が配置された部分より(コア1支持領域から離れた)軸方向外側で小径となっている。
突起部42は、小径部44と大径部45とよりなる段付き形状に形成されている。小径部44は、コア1を支持する領域に隣接してロータシャフト4の外周部から半径方向外周に突出し、大径部45は、小径部44に連なる(コア1支持領域から離れる)軸方向外側においてロータシャフト4の外周部から半径方向外周に突出するように形成されている。
コア1は、例えば磁性体である円形の磁性鋼板の中央部にシャフト挿入穴11を形成し、それらの磁性鋼板を多数枚積層して、例えば、かしめ加工等により、一体化したものである。
他方の円盤状をなすエンドプレート3の内径部は、突起部42の小径部44と嵌合する小径穴34と突起部42の大径部45に臨む大径穴35とよりなる段付き穴32に形成されている。そして、図2にも示すように、他方のエンドプレート3は、段付き穴32の小径穴34がロータシャフト4の段付き突起42の小径部44に嵌合し、小径穴34と大径穴35との間の段付き部が段付き突起の大径部45と小径部44との間の段付き部に軸方向から接触することにより、ロータシャフト4の突起部42に支持される。
そして、図3にも示すように、他方のエンドプレート3には、円盤形状の積層鋼板からなるコア1が、ロータシャフト4の外周部に嵌合して、軸方向から積層される。
一方の円盤状をなすエンドプレート2の内径部は、コア1と接触する側に配置された小径穴21とコア1側とは反対の側に配置された大径穴22とよりなる段付き穴に形成されている。そして、図4にも示すように、一方のエンドプレート2は、段付き穴の小径穴21をロータシャフト4の外周部に嵌合させて、コア1の軸方向他方側から積層配置されて、ロータシャフト4に支持される。
カシメリテーナ5は、図8に示すように、リング状のフランジ部52とリング状のスリーブ部53とよりなる断面がL字型に形成される円盤形状をなすリング状部分51と、スリーブ部53より軸方向に突出してカシメ変形されるカシメ片54と、で形成されている。そして、スリーブ部53およびカシメ片54がロータシャフト4外周に嵌合するよう形成され、スリーブ部53がロータシャフト4に嵌合することによりロータシャフト4に対して半径方向に位置決めされる。
カシメリテーナ5のリング状部分51は、断面がフランジ部52とスリーブ部53とでL字形に形成されていることにより、形状剛性、即ち、軸直角平面に対する曲げ剛性がスリーブ部53により、円形形状剛性がフランジ部52により、夫々確保された形状となっている。
そして、図5に示すように、カシメリテーナ5は、カシメ溝43側からロータシャフト4に嵌合され、図6に示すように、フランジ部52を一方のエンドプレート2の小径穴21と大径穴22との間の段付き部に接触させる。そして、カシメリテーナ5側から軸方向に押圧して、ロータシャフト4の突起部42との間に配置されるエンドプレート3・コア1・エンドプレート2に一定の予圧(プリロード)を加えた状態とする。
その後に、図7に示すように、カシメリテーナ5のカシメ片54を外周からのカシメ加工により半径方向内方のカシメ溝43内に折曲げることにより、カシメ溝43に嵌り込み、ロータシャフト4に対して軸方向に位置決めされる。そして、カシメリテーナ5は、そのカシメ片54の折曲げ端がカシメ溝43の底部の壁面に当接して軸方向外側への移動が阻止されて突っ張るため、両エンドプレート2,3およびコア1に加えた予圧を維持した状態でロータシャフト4に位置決めして固定することができる。
上記したカシメ加工の際に、カシメリテーナ5のスリーブ部53先端のカシメ片54はカシメ溝43に嵌り込む際に、折り曲げ端が縮径されて周長が小さくなることに伴い、周長が余分となる。このため、スリーブ部53先端のカシメ片54は、図8に示すように、周方向に一定間隔で端部から軸方向に延びるスリット55が設けられており、このスリット55により前記した余分になってしまう周長を吸収し、半径方向内方への折り曲げ端が確実にカシメ溝43の底に届くようにしている。前記したスリット55は、図9に示すように、細い幅を備える、例えば、8箇所において、円周方向に等間隔で配置するものであってもよく、また、図10に示すように、大きい幅を備える、例えば、4箇所において、円周方向に等間隔で配置するものであってもよい。なお、図9および図10は、スリット55の幅および数量の一例を示すものであり、必要に応じてその幅および数量を変更して設定することが望ましい。
また、コア1は電磁鋼板を、例えば、数百枚、軸方向に積層した構造となっているため、積層された状態での軸方向寸法が、積層されたコア1毎に変化する。この積層寸法の誤差に伴いカシメリテーナ5の軸方向位置が変化する。従って、コア1の平均的な積層寸法に対して、図6に示すように、カシメリテーナ5のカシメ片54がカシメ溝43を跨ぐようにカシメ片54の軸方向寸法を設定する。このように設定すると、カシメ片54を外周からカシメ加工した際には、図11(B)に示すように、カシメ片54がカシメ溝43の軸方向外側の壁面に係合され且つカシメ片54の先端がカシメ溝43の端部よりはみ出した状態となる。
そして、コア1の軸方向寸法がプラス気味になったときは、カシメ溝43に臨むカシメリテーナ5のカシメ片54の位置が軸方向外側に移動し、カシメ溝43を跨いで更に軸方向外側に位置することとなる。この場合には、カシメ加工後においては、カシメ片54がカシメ溝43の軸方向外側の壁面に係合され且つカシメ片54の先端が図11(B)よりも更にカシメ溝43の端部よりはみ出した状態となる。
また、コア1の軸方向寸法がマイナス気味になったときは、カシメ溝43に臨むカシメリテーナ5のカシメ片54の位置が軸方向内側に移動し、カシメ片54の先端がカシメ溝43の領域端に位置することとなる。この場合には、カシメ加工後においては、カシメ片54の先端が、カシメ溝43の軸方向外側の端部よりはみ出した状態とならずに、図11(A)に示すように、カシメ溝43の軸方向外側の壁面に係合された状態となる。
このようにして、コア1の積層寸法の誤差をカシメリテーナ5のカシメ片54の折り曲げ状態を変化させることで吸収することができ、コア1の軸方向寸法誤差に関わらず組立後(かしめ後)に一定の与圧を与えることができる。
本実施形態においては、以下に記載する効果を奏することができる。
(ア)ロータシャフト4には、いずれか一方のエンドプレート2の軸方向外側の外周部に周方向にカシメ溝43を形成する。そして、リング状をなし、ロータシャフト4のカシメ溝43を覆ってロータシャフト4に嵌合され、軸方向外側部分が外周側からカシメられてロータシャフト4のカシメ溝43に嵌合され且つカシメ溝43の軸方向外側の壁面に係合するカシメリテーナ5の軸方向内側端により、一方のエンドプレート2を軸方向に位置決めするようにした。即ち、一方のエンドプレート2に当接して軸方向に位置決めするカシメリテーナ5の軸方向外側部分を外周側からカシメてロータシャフト4のカシメ溝43に嵌合させ且つカシメ溝43の軸方向外側の壁面に係合させる構成を備える。このため、カシメリテーナ5がカシメ溝43の軸方向外側の壁面に係合してコア1が軸方向に抜けることなく位置決めできると共に、その反作用により一方のエンドプレート2を軸方向に押込むよう作用し、コア1に所定の予圧を与えた状態でロータシャフト4に固定することができる。
(イ)カシメリテーナ5は、外周側からカシメられてロータシャフト4のカシメ溝43に嵌合される軸方向外側部分に、周方向所定角度間隔をおいて軸方向外端部分から軸方向内側に延びるスリット55を備える。即ち、カシメリテーナ5のスリーブ部53先端のカシメ片54はカシメ溝43に嵌り込む際に、折り曲げ端が縮径されて周長が小さくなることに伴い、周長が余分となる。しかし、カシメリテーナ5のスリーブ部53先端のカシメ片54は周方向に一定間隔で端部から軸方向に延びるスリット55をそなえるため、前記した余分になってしまう周長をスリット55で吸収し、半径方向内方への折り曲げ端が確実にカシメ溝43の底に届くようにすることができる。
(ウ)カシメリテーナ5は、軸方向内側端に接触する一方のエンドプレート2の軸方向位置に応じて、外周側からカシメられてロータシャフト4のカシメ溝43に嵌合され且つカシメ溝43の軸方向外側の壁面に係合する軸方向位置が変化される。即ち、コア1は電磁鋼板を、例えば、数百枚軸方向に積層した構造となっているため、積層された状態での軸方向寸法が、積層されたコア1毎に変化する。そして、この積層寸法の誤差に伴いカシメリテーナ5の軸方向位置が変化する。しかし、コア1の積層寸法の変化をカシメリテーナ5のカシメ片54の折り曲げ状態を変化させることで吸収することができ、コア1の軸方向寸法誤差に関わらず組立後(かしめ後)に一定の与圧を与えることができる。
(エ)カシメリテーナ5は、軸方向内側端に半径方向に延びるリング状のフランジ部52を備え、リング状フランジ部52により一方のエンドプレート2に接触する。即ち、カシメリテーナ5のリング状部分51は、断面がフランジ部52とスリーブ部53とでL字形に形成されていることにより、形状剛性、即ち、軸直角平面に対する曲げ剛性がスリーブ部53により、円形形状剛性がフランジ部52により、夫々確保された形状とすることができる。
(第2実施形態)
図12〜図15は本発明を適用した回転電機のロータ構造の第2実施形態を示し、図12は回転電機のロータ構造の断面図、図13はカシメリテーナの断面図である。本実施形態においては、カシメリテーナのリング状部分のフランジ部を軸方向に作用するばね構造とした構成を第1実施形態に追加したものである。なお、第1実施形態と同一装置には同一符号を付してその説明を省略ないし簡略化する。
本実施形態におけるカシメリテーナ5は、図13に示すように、テーパ状のフランジ部56とリング状のスリーブ部53とよりなるリング状部分51と、スリーブ部53より軸方向に突出してカシメ変形されるカシメ片54と、で形成されている。このカシメリテーナ5は、高弾性材、例えば、高張力鋼板(High Tensile Strength Steel Sheets、通称「ハイテン材」という)で形成されている。その他の構成は、第1実施形態と同様に構成している。
そして、カシメリテーナ5は、軸方向に圧縮力を加えることにより、テーパ状のフランジ部56が、そのテーパ角度が大きくなる方向に弾性変形可能としている。即ち、図13に示す軸方向の圧縮力を加えない状態での寸法Cが、軸方向の圧縮力を加えて行くと、圧縮力に対応してフランジ部56のテーパ角度を大きくなり、最終的に図14に示すように、フランジ部56を直角方向に起立した寸法Dまで弾性変形可能である。
そして、スリーブ部53およびカシメ片54がロータシャフト4外周に嵌合するよう形成され、スリーブ部53がロータシャフト4に嵌合することによりロータシャフト4に対して半径方向に位置決めする。
即ち、カシメリテーナ5は、カシメ溝43側からロータシャフト4に嵌合され、図12に示すように、フランジ部56の先端を一方のエンドプレート2の側面に接触させる。そして、カシメリテーナ5側からカシメリテーナ5のスリーブ部53およびカシメ片54を軸方向に押圧して、ロータシャフト4の突起部42との間に配置されるエンドプレート3・コア1・エンドプレート2に一定の予圧(プリロード)を加えた状態とする。このとき、カシメリテーナ5のフランジ部56は、上記一定の予圧(プリロード)により、そのテーパ角度を大きくなるよう弾性変形される。
その後に、カシメリテーナ5のカシメ片54を外周からのカシメ加工により半径方向内方のカシメ溝43内に折曲げることにより、カシメ溝43に嵌り込み、ロータシャフト4に対して軸方向に位置決めする。そして、カシメリテーナ5は、そのカシメ片54の折曲げ端がカシメ溝43の底部の壁面に当接して軸方向外側への移動が阻止されて突っ張るため、両エンドプレート2,3およびコア1に加えた予圧を維持した状態でロータシャフト4に位置決めして固定することができる。
この状態において、一方のエンドプレート2の軸方向位置に応じて、カシメリテーナ5のフランジ部56の弾性変形量が変化される。即ち、コア1は電磁鋼板を、例えば、数百枚軸方向に積層した構造となっているため、積層された状態での軸方向寸法が、積層されたコア1毎に変化する。図15は一方のエンドプレート2の位置が、上記積層寸法の誤差に伴いカシメリテーナ5側に変化された状態を示している。しかし、本実施形態では、この積層寸法の誤差に伴いカシメリテーナ5のフランジ部56の弾性変形量が変化する。このように、コア1の積層寸法の変化をカシメリテーナ5のフランジ部56の弾性変形量を変化させることで吸収することができ、コア1の軸方向寸法誤差に関わらず組立後(かしめ後)に一定の与圧を与えることができる。
本実施形態においては、第1実施形態における効果(ア)、(イ)、(エ)に加えて以下に記載した効果を奏することができる。
(オ)カシメリテーナ5は、軸方向内側端に半径方向に延びるリング状のフランジ部56を備え、前記フランジ部56は、その先端がエンドプレート2に接触するようテーパ状に傾斜させて形成され、軸方向内側端に接触する一方のエンドプレート2の軸方向位置に応じて、テーパ状の傾斜角度が変化される。即ち、コア1は電磁鋼板を、例えば、数百枚軸方向に積層した構造となっているため、積層された状態での軸方向寸法が、積層されたコア1毎に変化する。しかし、この積層寸法の誤差に伴いカシメリテーナ5のフランジ部56の弾性変形量が変化する。このように、コア1の積層寸法の変化をカシメリテーナ5のフランジ部56の弾性変形量を変化させることで吸収することができ、コア1の軸方向寸法誤差に関わらず組立後(かしめ後)に一定の与圧を与えることができる。
1 コア
2,3 エンドプレート
4 ロータシャフト
5 カシメリテーナ
42 突起部
43 カシメ溝
51 リング状部分
52、56 フランジ部
53 スリーブ部
54 カシメ片
55 スリット

Claims (7)

  1. ロータシャフト外周に円盤状の複数の磁性鋼板を積層したコアとコアの軸方向両側に配置した円盤状のエンドプレートとを支持して備える回転電機のロータ構造であり、
    前記ロータシャフトは、いずれか一方のエンドプレートの軸方向外側の外周部に周方向に形成したカシメ溝を備え、
    前記一方のエンドプレートは、リング状をなし、ロータシャフトのカシメ溝を覆ってロータシャフトに嵌合され、軸方向外側部分が外周側からカシメられてロータシャフトのカシメ溝に嵌合され且つカシメ溝の軸方向外側の壁面に係合する、カシメリテーナの軸方向内側端により軸方向に位置決めされることを特徴とする回転電機のロータ構造。
  2. 前記カシメリテーナは、外周側からカシメられてロータシャフトのカシメ溝に嵌合される軸方向外側部分に、周方向所定角度間隔をおいて軸方向外端部分から軸方向内側に延びるスリットを備えることを特徴とする請求項1に記載の回転電機のロータ構造。
  3. 前記カシメリテーナは、軸方向内側端に接触する一方のエンドプレートの軸方向位置に応じて、外周側からカシメられてロータシャフトのカシメ溝に嵌合し且つカシメ溝の軸方向外側の壁面に係合する軸方向位置が変化されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機のロータ構造。
  4. 前記カシメリテーナは、軸方向内側端に半径方向に延びるリング状のフランジ部を備え、リング状フランジ部により一方のエンドプレートに接触することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の回転電機のロータ構造。
  5. 前記カシメリテーナは、軸方向内側端に半径方向に延びるリング状のフランジ部を備え、
    前記フランジ部は、その先端が一方のエンドプレートに接触するようテーパ状に傾斜させて形成され、軸方向内側端に接触する一方のエンドプレートの軸方向位置に応じて、テーパ状の傾斜角度が変化されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転電機のロータ構造。
  6. 前記カシメ溝は、前記ロータシャフトの外周部の全周にわたって形成されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の回転電機のロータ構造。
  7. ロータシャフト外周に円盤状の複数の磁性鋼板を積層して形成されたコアとコアの軸方向両側に配置された円盤状のエンドプレートとを支持して備える回転電機のロータ構造の製造方法であり、
    前記ロータシャフトは、いずれか一方のエンドプレートの軸方向外側の外周部に周方向に形成したカシメ溝を備え、
    リング状のカシメリテーナを、ロータシャフトのカシメ溝を覆ってロータシャフトに嵌合させ、カシメリテーナの軸方向内側端を前記一方のエンドプレートに予圧を加えて当接させ、
    次いで、カシメリテーナの軸方向外側部分を外周側からカシメてロータシャフトのカシメ溝に嵌合させ且つカシメ溝の軸方向外側の壁面に係合させることにより、前記一方のエンドプレートを軸方向に位置決めすることを特徴とする回転電機のロータ構造の製造方法。
JP2012043774A 2011-03-02 2012-02-29 回転電機のロータ構造およびその製造方法 Expired - Fee Related JP5880136B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012043774A JP5880136B2 (ja) 2011-03-02 2012-02-29 回転電機のロータ構造およびその製造方法
EP12752558.2A EP2683060B1 (en) 2011-03-02 2012-03-01 Rotor structure of rotating electric machine and manufacturing method thereof
US14/002,012 US9318924B2 (en) 2011-03-02 2012-03-01 Rotor mechanism of rotating electrical machine and method of manufacturing same
CN201280004439.0A CN103283122B (zh) 2011-03-02 2012-03-01 旋转电机的转子构造及其制造方法
PCT/JP2012/055267 WO2012118157A1 (ja) 2011-03-02 2012-03-01 回転電機のロータ構造およびその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011045287 2011-03-02
JP2011045287 2011-03-02
JP2012043774A JP5880136B2 (ja) 2011-03-02 2012-02-29 回転電機のロータ構造およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012196125A true JP2012196125A (ja) 2012-10-11
JP5880136B2 JP5880136B2 (ja) 2016-03-08

Family

ID=46758083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012043774A Expired - Fee Related JP5880136B2 (ja) 2011-03-02 2012-02-29 回転電機のロータ構造およびその製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9318924B2 (ja)
EP (1) EP2683060B1 (ja)
JP (1) JP5880136B2 (ja)
CN (1) CN103283122B (ja)
WO (1) WO2012118157A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015220950A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 富士電機株式会社 回転電機
JP2019009898A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 アイシン精機株式会社 モータ
DE102020210497A1 (de) 2020-08-19 2022-02-24 Zf Friedrichshafen Ag Rotor einer permanenterregten elektrischen Maschine
JP7467652B2 (ja) 2020-05-08 2024-04-15 シェフラー テクノロジーズ アー・ゲー ウント コー. カー・ゲー ロータアセンブリ

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5796376B2 (ja) * 2011-07-05 2015-10-21 日産自動車株式会社 電動モータのロータ
JP7053381B2 (ja) * 2018-06-13 2022-04-12 Ntn株式会社 ロータユニット、電動モータ及び電動アクチュエータ
KR102649706B1 (ko) * 2019-04-12 2024-03-19 엘지마그나 이파워트레인 주식회사 모터
DE102020116612A1 (de) 2020-06-24 2021-12-30 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Rotor und Radialflussmaschine
DE102020132470A1 (de) * 2020-12-07 2022-06-09 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Axiale Fixierung einer Wellenkomponente einer elektrischen Maschine

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007124752A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Toyota Motor Corp ロータシャフトおよびロータシャフトの製造方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2103645B1 (es) * 1993-07-16 1998-04-16 Mitsuba Corp Rotor de magneto y procedimiento para su fabricacion.
JPH07212912A (ja) 1994-01-20 1995-08-11 Fuji Electric Co Ltd 電気自動車の電気制動制御方法
JP2004048925A (ja) * 2002-07-12 2004-02-12 Toyota Motor Corp ステータの固定方法及び固定構造並びにロータの固定方法及び固定構造
KR100469463B1 (ko) * 2002-09-10 2005-02-02 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기의 고정자 결합구조
JP2004156716A (ja) * 2002-11-07 2004-06-03 Kayaba Ind Co Ltd 軸部材に被固定部材を固定する固定方法および固定部の構造
EP1599928B1 (de) * 2003-02-26 2013-08-28 Robert Bosch Gmbh Elektrische maschine mit einem permanentmagnet
EP1596487A1 (de) * 2004-05-10 2005-11-16 Siemens Aktiengesellschaft Rotor und Verfahren zur Herstellung eines Rotors für einen elektromotorischen Kraftfahrzeug-Stellantrieb
JP2006067668A (ja) 2004-08-25 2006-03-09 Nissan Motor Co Ltd 電動機制御装置
JP4586531B2 (ja) 2004-12-27 2010-11-24 日産自動車株式会社 ロータ構造
US7358637B2 (en) * 2005-11-04 2008-04-15 Canopy Technologies, Llc Method of compressing lamination stacks for permanent magnet rotor
JP2008109804A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Toyota Motor Corp 回転電機
JP2008193772A (ja) 2007-02-01 2008-08-21 Toyota Motor Corp 電気自動車の制御装置および制御方法、ならびに電気自動車
JP4502039B2 (ja) * 2008-04-15 2010-07-14 トヨタ自動車株式会社 電動機回転子製造方法、及び、電動機回転子
US7812495B2 (en) * 2008-05-16 2010-10-12 Honeywell International Inc. Sleeve in end rings for permanent magnet rotor
JP2010148250A (ja) 2008-12-19 2010-07-01 Mitsubishi Motors Corp 電気自動車の制御装置
US8970085B2 (en) * 2011-04-01 2015-03-03 Denso Corporation Rotor for electric rotating machine and method of manufacturing the same
US9130434B2 (en) * 2012-02-01 2015-09-08 Remy Technologies, Llc Induction rotor end ring support device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007124752A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Toyota Motor Corp ロータシャフトおよびロータシャフトの製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015220950A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 富士電機株式会社 回転電機
JP2019009898A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 アイシン精機株式会社 モータ
JP7467652B2 (ja) 2020-05-08 2024-04-15 シェフラー テクノロジーズ アー・ゲー ウント コー. カー・ゲー ロータアセンブリ
DE102020210497A1 (de) 2020-08-19 2022-02-24 Zf Friedrichshafen Ag Rotor einer permanenterregten elektrischen Maschine

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012118157A1 (ja) 2012-09-07
JP5880136B2 (ja) 2016-03-08
EP2683060A1 (en) 2014-01-08
EP2683060B1 (en) 2017-05-10
US9318924B2 (en) 2016-04-19
CN103283122A (zh) 2013-09-04
EP2683060A4 (en) 2016-05-11
CN103283122B (zh) 2016-02-17
US20130334926A1 (en) 2013-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5880136B2 (ja) 回転電機のロータ構造およびその製造方法
EP2093865B1 (en) Airtight-type electric motor
JP6075539B2 (ja) モータ
JP2012016236A (ja) 永久磁石型回転子
JP5955155B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2014005897A (ja) 転がり軸受及びその製造方法
JP6789000B2 (ja) 回転電機
JP2016129473A (ja) モータ
CN105790519A (zh) 马达轴、马达以及马达结构体
JPWO2018147052A1 (ja) モータ用ロータ、モータ及びモータ用ロータの製造方法
JP2015061498A (ja) モータ
US20180076696A1 (en) Motor and method for manufacturing the same
JP7475607B2 (ja) センサ固定構造及び方法
WO2019031050A1 (ja) モータおよびモータの製造方法
JP2015216707A (ja) モータおよびモータの製造方法
JP2012180860A (ja) 軸受の固定構造
US6507134B1 (en) Electric motor
CN113519106A (zh) 旋转电机用转子的制造方法
JP2016174512A (ja) 回転電機及び回転電機の製造方法
KR101535393B1 (ko) 하우징과 샤프트가 일체형인 bldc모터
JP6001504B2 (ja) ロータ体
US20140145549A1 (en) Rotor for electric motor
JP5923290B2 (ja) ロータコアの固定方法
CN219575380U (zh) 旋变转子的装配结构
JP7479261B2 (ja) モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160118

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5880136

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees