JP6075539B2 - モータ - Google Patents

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本発明は、モータに関する。
従来、モータは、種々の円筒状および円柱状の部材を有する。そして、それらの部材は、圧入、接着、または焼き嵌め等の方法により、互いに固定される。例えば、ステータとハウジングや、シャフトとロータ等が、互いに固定される。
従来のモータについては、例えば、特開2011−30303号公報に記載されている。特開2011−30303号公報のモータでは、接着剤を用いて、固定子コアとフレームとを固定している(段落0016)。
特開2011−30303号公報
モータにおいては、ステータおよびロータの間に、周方向のトルクが発生する。このため、ステータおよびロータと、それらに固定された他の部材との間に周方向の力がかかる。そのため、これらの部材の固定においては、軸方向の抜けを抑制するだけでなく、周方向の回転を抑制する必要がある。
特開2011−30303号公報に記載のモータでは、固定子コアとフレームの対向面に、互いに対向して形成された凹部と、これら凹部に係合する係合片とを有している(段落0015、図1)。これにより、固定子コアとフレームとを相対回転不能に配置している(段落0016)。
しかしながら、当該公報のモータでは、係合片は、接着剤と併せて用いられるものであり、単独で固定を実現するものではない。当該公報の係合片単独では、周方向の回転は抑制するものの、軸方向の抜けを抑制することができない。さらに、当該公報のモータにおいて、固定方法は接着のみを想定しており、圧入や、焼き嵌め等の他の固定方法は想定されていない。
本発明の目的は、単独で用いることができ、かつ、接着・圧入・焼き嵌め等の種々の固定方法と併せて用いることができる、モータの部材同士を固定する技術を提供することである。
本願の例示的な第1発明は、静止部と、上下に延びる中心軸を中心として回転可能に支持される回転部と、を有し、前記静止部または回転部が、前記中心軸を中心とする略円筒状の内周面を有する外側部材と、前記外側部材より径方向内側に位置し、前記中心軸を中心とする略円筒状の外周面を有する内側部材と、前記外側部材と前記内側部材との間に介在する固定部を有する、固定部材と、を有し、前記固定部は、前記外側部材に接触する1つの外側接触部、および、前記外側接触部の周方向の両側に配置され、かつ、前記内側部材に接触する2つの内側接触部、または、前記内側部材に接触する1つの内側接触部、および、前記内側接触部の周方向の両側に配置され、かつ、前記外側部材に接触する2つの外側接触部、を有し、前記固定部は、前記外側接触部と前記内側接触部との間において、径方向の圧縮応力がかかっており、前記外側接触部および前記内側接触部のうち、少なくとも1つは、前記外側部材または前記内側部材に食い込んでおり、前記固定部材は、周方向に配列された複数の前記固定部と、複数の前記固定部を繋ぐ連結部と、をさらに有し、前記連結部は、周方向の一方の端部と、周方向の他方の端部との間で、略円弧状に延びている、モータである。
また、本願の例示的な第2発明は、静止部と、上下に延びる中心軸を中心として回転可能に支持される回転部と、を有し、前記静止部または回転部が、前記中心軸を中心とする略円筒状の内周面を有する外側部材と、前記外側部材より径方向内側に位置し、前記中心軸を中心とする略円筒状の外周面を有する内側部材と、前記外側部材と前記内側部材との間に介在する固定部を有する、固定部材と、を有し、前記固定部は、前記外側部材に接触する1つの外側接触部、および、前記外側接触部の周方向の両側に配置され、かつ、前記内側部材に接触する2つの内側接触部、または、前記内側部材に接触する1つの内側接触部、および、前記内側接触部の周方向の両側に配置され、かつ、前記外側部材に接触する2つの外側接触部、を有し、前記固定部は、前記外側接触部と前記内側接触部との間において、径方向の圧縮応力がかかっており、前記外側接触部および前記内側接触部のうち、少なくとも1つは、前記外側部材または前記内側部材に食い込んでおり、前記固定部材は、周方向に配列された複数の前記固定部と、複数の前記固定部を繋ぐ連結部と、をさらに有し、前記連結部のうち前記固定部の上方に位置する部分と、前記固定部との境界部分の周方向に、切り欠きを有している、モータである。

本願の例示的な第1発明によれば、固定部が、外側部材および内側部材と、3つ以上の接触部で接触している。固定部には、外側部材および内側部材の間において、径方向の圧縮応力がかかっている。また、固定部の外側接触部および内側接触部のうち、少なくとも1つは、外側部材または内側部材に食い込んでいる。
その結果、外側部材と内側部材の軸方向および周方向の相対的移動が抑制できる。さらに、本発明の固定部材は、単独でモータの部材同士を固定でき、かつ、接着・圧入・焼き嵌め等の他の固定方法と併せて用いることができる。
図1は、第1実施形態に係るモータの部分横断面図である。 図2は、第2実施形態に係るモータの縦断面図である。 図3は、第2実施形態に係るモータのハウジング、ステータコア、および固定部材の破断斜視図である。 図4は、第2実施形態に係る固定部材の部分斜視図である。 図5は、第2実施形態に係る固定部材の部分下面図である。 図6は、第2実施形態に係るモータの部分横断面図である。 図7は、第2実施形態に係るモータのハウジング、ステータコア、および固定部材の部分破断斜視図である。 図8は、第2実施形態に係るモータのハウジング、ステータコア、および固定部材の部分縦断面図である。 図9は、変形例に係るモータの部分横断面図である。 図10は、変形例に係るモータの部分横断面図である。 図11は、変形例に係るモータの部分横断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本願では、モータの中心軸と平行な方向を「軸方向」、モータの中心軸に直交する方向を「径方向」、モータの中心軸を中心とする円弧に沿う方向を「周方向」、とそれぞれ称する。また、本願では、軸方向を上下方向とし、ハウジングの底部に対してロータ側を上として、各部の形状や位置関係を説明する。ただし、この上下方向の定義により、本発明に係るモータの使用時の向きを限定する意図はない。
また、本願において「平行な方向」とは、略平行な方向も含む。また、本願において「直交する方向」とは、略直交する方向も含む。
<1.第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るモータの部分横断面図である。このモータは、静止部と、上下に延びる中心軸を中心として回転可能に支持される回転部と、を有している。また、静止部または回転部が、外側部材21Aと、内側部材41Aと、固定部材5Aとを有している。
外側部材21Aは、中心軸を中心とする略円筒状の内周面を有している。内側部材41Aは、外側部材21Aより径方向内側に位置し、中心軸を中心とする略円筒状の外周面を有している。
固定部材5Aは、外側部材21Aと内側部材41Aとの間に介在する固定部51Aを有している。固定部51Aは、外側部材21Aに接触する2つの外側接触部511Aと、内側部材41Aに接触する1つの内側接触部512Aとを有している。外側接触部511Aは、内側接触部512Aの周方向の両側に配置されている。
固定部51Aには、外側接触部511Aと内側接触部512Aとの間において、径方向の圧縮応力がかかっている。すなわち、外側部材21Aには、固定部51Aの外側接触部511Aから径方向外側向きの抗力がかかっている。また、内側部材41Aには、固定部51Aの内側接触部512Aから径方向内側向きの抗力がかかっている。これにより、外側部材21Aおよび外側接触部511Aの接触面において摩擦力が生じる。同様に、内側部材41Aおよび内側接触部512Aの接触面において摩擦力が生じる。その結果、外側部材21Aおよび内側部材41Aの軸方向および周方向の相対的移動が抑制されている。
また、2つの外側接触部511Aは、それぞれ、外側部材21Aに食い込んでいる。外側部材21Aの内周面には、微細な凹部である食い込み部62Aが形成されている。食い込み部62Aは、外側接触部511Aから外側部材21Aの内周面に径方向外側の力が加わることにより、外側部材21Aの内周面が塑性変形して生じたものである。すなわち、外側接触部511Aは食い込み部62Aに嵌っており、食い込み部62Aと外側接触部511Aとの間に径方向の抗力が生じている。
そして、外側接触部511Aが食い込み部62Aに嵌っていることにより、外側部材21Aと固定部材5Aとの軸方向および周方向の相対的移動が、さらに抑制されている。
上記構成により、外側部材21Aと内側部材41Aの軸方向および周方向の相対的移動が抑制されている。固定部材5Aは、単独で外側部材21Aと内側部材41Aとを固定できる。また、固定部材5Aは、接着・圧入・焼き嵌め等の他の固定方法と併せて用いてもよい。
<2.第2実施形態>
<2−1.モータの全体構成>
次に、本発明の第2実施形態について、説明する。図2は、本実施形態に係るモータ1の縦断面図である。
本実施形態のモータ1は、自動車に搭載され、操舵装置の駆動力を発生させるために使用される。ただし、本発明のモータ1は、自動車以外に使用されるものであってもよい。
図2に示すように、モータ1は、静止部2と、回転部3とを有する。
静止部2は、ハウジング21、蓋部22、ステータ23、下軸受部24、上軸受部25、および固定部材5を有する。
ハウジング21は、ステータ23、および後述するロータ32を内部に収容する、有底略円筒状の筐体である。ハウジング21は、径方向に拡がる底部211と、底部211から上方に延びる筒部212とを有している。ハウジング21は、例えば、アルミニウム等の金属製である。蓋部22は、径方向に拡がり、ハウジング21の上部の開口を覆っている。
ステータ23は、駆動電流に応じて磁束を発生させる電機子である。ステータ23は、ステータコア41と、インシュレータ42と、複数のコイル43とを有する。
ステータコア41は、珪素鋼板などの電磁鋼板が軸方向に積層された積層鋼板からなる。ステータコア41は、円環状のコアバック411と、コアバック411から径方向内側に向けて突出した複数のティース412とを有する。コアバック411は、ハウジング21の筒部212の内周面に固定されている。ステータコア41および筒部212の間には、後述する固定部材5の固定部51が介在している。ステータコア41およびハウジング21の固定については、後述する。
インシュレータ42は、絶縁体である樹脂により形成される。各ティースの上面、下面、および周方向の両端面は、インシュレータ42により覆われている。コイル43は、インシュレータ42の周囲に巻かれた導線により、構成される。
下軸受部24および上軸受部25は、後述するシャフト31を回転可能に支持している。本実施形態の下軸受部24および上軸受部25には、球体を介して外輪と内輪とを相対回転させるボールベアリングが、使用されている。ただし、ボールベアリングに代えて、すべり軸受や流体軸受等の他方式の軸受が、使用されていてもよい。
固定部材5は、ハウジング21とステータコア41との間に介在する固定部51を有する。このモータ1では、固定部51により、ハウジング21とステータコア41との固定強度が高められている。固定部材5の詳細な説明については、後述する。
回転部3は、シャフト31と、ロータ32とを有する。
シャフト31は、中心軸9に沿って上下方向に延びる柱状の部材である。シャフト31と、ハウジング21および蓋部22との間には、下軸受部24および上軸受部25が介在している。これにより、シャフト31は、静止部2に対して回転可能に支持されている。
ロータ32は、シャフト31に固定されている。また、ロータ32は、ステータ23の径方向内側に配置されている。ロータ32の内部または外周面には、マグネット321が保持されている。モータ1の駆動時には、マグネット321とステータ23との間の磁束の作用により、周方向のトルクが発生する。これにより、中心軸9を中心としてロータ32が回転する。
<2−2.ハウジングおよびステータコアの固定について>
続いて、ハウジング21およびステータコア41の固定について、説明する。図3は、本実施形態に係るハウジング21、ステータコア41、および固定部材5の破断斜視図である。図3では、ステータコア41および固定部材5は、上部付近のみ図示している。また、図3では、ステータコア41および固定部材5は、内部の様子が分かるように、破断して示している。図4は、固定部材5の部分斜視図である。図5は、固定部材5の部分下面図である。図6は、ハウジング21、ステータコア41、および固定部材5の部分横断面図である。図7は、ハウジング21、ステータコア41、および固定部材5の破断部分斜視図である。図8は、ハウジング21、ステータコア41、および固定部材5の部分縦断面図である。
図2および図3に示すように、ハウジング21の筒部212は、中心軸9を中心とする略円筒状の内周面を有している。ステータコア41は、筒部212より径方向内側に位置し、中心軸9を中心とする略円筒状の外周面を有している。また、ステータコア41の外周面は、ハウジング21の筒部212の内周面に固定されている。すなわち、本実施形態では、ハウジング21が「外側部材」であり、ステータコア41が「内側部材」である。
本実施形態において、筒部212とステータコア41とは、焼き嵌めによって固定されている。すなわち、筒部212の内周面と、ステータコア41の外周面とが接触している。また、ステータコア41は、ステータコア41の外周面から、径方向内側に窪む内側凹部61を有している。このため、内側凹部61と、筒部212の内周面との間に隙間60が介在している。本実施形態では、製造過程において、筒部212およびステータコア41の焼き嵌めと同時に、もしくは、焼き嵌めの後に、隙間60に、後述する固定部材5の固定部51が配置される。
図3に示すように、本実施形態の固定部材5は、3つの固定部51と、3つの固定部51を繋ぐ連結部52とを有する。固定部材5は、例えば、ステンレス鋼製である。図3から図5に示すように、固定部材5は、中心軸9に直交する断面において、厚さが一定の板材からなる。ただし、固定部材5の厚さは、製造上の公差等により、多少の誤差が生じていてもよい。
固定部51は、周方向に略等間隔に配置されている。本実施形態において、固定部51は3つであるが、本発明はこれに限られない。固定部51は1つまたは2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。図4および図5に示すように、本実施形態の各固定部51は、中心軸9に直交する断面において、径方向内側に突出する、略V字状をしている。
連結部52は、固定部51のそれぞれの上方を通って略周方向に延びる帯状をしている。前述の通り、連結部52は、複数の固定部51と連結している。これにより、なんらかの理由により固定部51の1つが締結力を失った場合であっても、固定部51が個々に脱落するのが防止されている。また、複数の固定部51を同時に隙間60に配置することができるため、モータ1の組み立て時の作業効率が向上する。
また、連結部52は、周方向の一方の端部と、周方向の他方の端部との間で、略円弧状に延びている。すなわち、連結部52は、軸方向に見て、略C字状の形状をしている。また、図7に示すように、連結部52は、ハウジング21の内周面に沿って配置されている。前述の通り、モータ1の製造過程では、ハウジング21およびステータコア41が焼き嵌めにて固定された後に、固定部材5を配置する。その際、連結部52の両端部が互いに接近するように、連結部52を撓ませながら、ハウジング21の内周面に沿って配置する。これにより、固定部材5がハウジング21の内周面に接触するのを抑制できる。すなわち、固定部材5を配置する際の作業性が向上する。本実施形態のように、ハウジング21が後述する溝部213を有する場合には、連結部52の当該形状が特に有用である。
図4および図5に示すように、連結部52は、湾曲部521と、曲げ部522とを有する。湾曲部521は、連結部52のうち、固定部51の上方に位置する部分である。湾曲部521の下端部は、固定部51の上端部と繋がっている。また、図4に示すように、固定部材5は、湾曲部521の下端部と固定部51の上端部との境界部分の周方向の両側に、切り欠き53を有している。
図5に示すように、湾曲部521の一部と、固定部51の一部とは、軸方向に重なっている。すなわち、湾曲部521の一部と固定部51の一部とは、同様に径方向に湾曲している。そして、切り欠き53の上下において、固定部51および連結部52は、軸方向に見てずれている。すなわち、固定部51および連結部52は、軸方向に重なる部分のみで繋がっている。このように、固定部5が、湾曲部521および切り欠き53を有することにより、湾曲部521と固定部51との境界部分は、軸方向の応力耐性が向上している。また、湾曲部521が固定部51と同様の弾性特性を有する。これにより、固定部51が径方向または周方向に弾性変形するときに、湾曲部も同様に弾性変形するため、固定部51が変形しやすい。したがって、固定部51を隙間60に配置しやすい。
曲げ部522は、連結部52の両端に配置され、略C字状に屈曲している。固定部材5を配置する際には、曲げ部522を把持して連結部52を撓ませることができる。これにより、固定部材5を配置する際の作業性が向上する。
図4に示すように、固定部51は、下端部の径方向の両端にテーパ510を有している。これにより、固定部51を隙間60に配置する際に、固定部51を隙間60の上方から下方に向かって挿入しやすい。すなわち、固定部材5を配置する際の作業性がさらに向上する。
図6に示すように、固定部51は、ハウジング21と接触する2つの外側接触部511と、ステータコア41と接触する1つの内側接触部512とを有している。2つの外側接触部511は、内側接触部512の周方向の両側に配置されている。
固定部51には、外側接触部511と内側接触部512との間において、径方向の圧縮応力がかかっている。すなわち、ハウジング21には、外側接触部511から径方向外側向きの抗力がかかっている。また、ステータコア41には、内側接触部512から径方向内側向きの抗力がかかっている。これにより、ハウジング21および外側接触部511の接触面において摩擦力が生じる。同様に、ステータコア41および内側接触部512の接触面において摩擦力が生じる。その結果、ハウジング21およびステータコア41の軸方向および周方向の相対的移動が抑制される。
また、本実施形態では、2つの外側接触部511は、固定部51の周方向の両端部である。2つの外側接触部511は、それぞれ、ハウジング21の内周面に食い込んでいる。ハウジング21の内周面には、微細な凹部である食い込み部62が形成されている。食い込み部62は、固定部51を隙間60に配置することにより、外側接触部511からハウジングの内周面に径方向外側向きの力が加わり、ハウジング21の内周面が塑性変形して生じたものである。すなわち、外側接触部511は、食い込み部62に嵌っており、食い込み部62と外側接触部511との間に径方向の抗力が生じている。
そして、外側接触部511が食い込み部62に嵌っていることにより、ハウジング21と固定部材5との周方向の相対的移動が、さらに抑制されている。
内側凹部61は、その周方向の両端部に側面63を有している。側面63は、中心軸9と直交する断面において、略径方向に拡がっている。固定部51の周方向の両端部は、それぞれ、側面63と接触している。これにより、ステータコア41と固定部材5との周方向の相対的移動が、さらに抑制されている。
図7および図8に示すように、連結部52の少なくとも一部は、ステータコア41の上面に配置されている。これにより、ステータコア41が、固定部材5に対して上方へ相対移動するのが抑制されている。すなわち、ステータコア41が、ハウジング21に対して上方へ相対移動するのが抑制されている。
また、図7および図8に示すように、ハウジング21は、筒部212の内周面から径方向外側に窪む、環状の溝部213を有している。溝部213の少なくとも一部は、ステータコア41よりも上方に位置している。また、ハウジング21は、筒部212の内周面から径方向内側に突出する、環状の凸部214をさらに有している。凸部214は、溝部213の上側に隣接している。図7に示すように、固定部材5の曲げ部522の一部は、溝部213の中に配置されている。そして、固定部材5の当該曲げ部522の一部は、凸部214の下面に沿って配置されている。これにより、固定部材5が、ハウジング21に対して軸方向に相対移動するのが抑制されている。すなわち、ステータコア41が、ハウジング21に対して軸方向に相対移動するのが、さらに抑制されている。
本実施形態において、筒部212およびステータコア41は、焼き嵌めと、固定部材5とによって固定されているが、本発明はこれに限られない。筒部212およびステータコア41は、固定部材5のみによって固定されていてもよいし、圧入・接着等の他方式の固定と、固定部材5による固定とを併用してもよい。
前述の通り、本実施形態においては、例えば、ハウジング21はアルミニウム製であり、ステータコア41は珪素鋼板からなる。アルミニウムの熱膨張係数は、珪素鋼の熱膨張係数と比べて大きい。ここで、前述の通り、ハウジング21およびステータコア41は、焼き嵌めされている。したがって、モータ1の温度が上昇すると、ハウジング21およびステータコア41の締め代が小さくなる。すなわち、モータ1の温度が上昇すると、ハウジング21およびステータコア41の焼き嵌めによる締結力が小さくなる。しかし、固定部材5によりハウジング21およびステータコア41の固定がされているため、高温下においても、十分な締結力を有する。
また、ハウジング21およびステータコア41が、圧入により固定されている場合にも、モータ1の温度が上昇すると、ハウジング21およびステータコアの間に隙間が生じ、圧入による締結力が無くなる虞がある。しかし、固定部材5によりハウジング21およびステータコア41の固定がされていれば、高温下においても、ハウジング21およびステータコア41の締結を保つことができる。
このように、外側部材であるハウジング21を構成する材料の熱膨張係数と、内側部材を構成する材料の熱膨張係数とが異なる場合において、焼き嵌めや圧入と併せて、本発明の固定部材を用いることは、非常に有用である。
<3.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。
図9は、一変形例に係るモータの部分横断面図である。図9の例では、固定部51Bは、中心軸に直交する断面において、径方向外側に突出する略V字状である。すなわち、固定部51Bは、外側部材21Bに接触する1つの外側接触部511Bと、内側部材41Bに接触する2つの内側接触部512Bとを有している。2つの内側接触部512Bは、外側接触部511Bの周方向の両側に配置されている。また、内側接触部512Bは、固定部51Bの周方向の両端部であり、内側部材41Bに食い込んでいる。図9の例においても、外側部材21Bおよび内側部材41Bの相対的移動が抑制されている。
図10は、他の変形例に係るモータの部分横断面図である。図10の例では、固定部51Cは、中心軸に直交する断面において、略N字状に湾曲している。このため、固定部51Cは、外側部材21Cに接触する2つの外側接触部511Cと、内側部材41Cに接触する2つの内側接触部512Cとを有している。2つの外側接触部511Cと、2つの内側接触部512Cとは、周方向に交互に配置されている。
2つの外側接触部511Cの1つは、外側部材21Cに食い込んでいる。これにより、外側部材21Cおよび固定部51Cの周方向の相対的移動が抑制されている。また、2つの内側接触部512Cの1つは、内側部材41Cに食い込んでいる。これにより、内側部材41Cおよび固定部51Cの周方向の相対的移動が抑制されている。したがって、図10の例においても、外側部材21Cおよび内側部材41Cの相対的移動が抑制されている。
図11は、他の変形例に係るモータの部分横断面図である。図11の例では、外側部材21Dの内周面と、内側部材41Dの外周面とは、接触している。また、外側部材21Dが、その内周面から径方向外側に窪む外側凹部61Dを有している。これにより、外側凹部61Dと、内側部材41Dの外周面との間に、隙間60Dが介在している。そして、当該隙間60Dに、固定部51Dが配置されている。図11の例においても、外側部材21Dおよび内側部材41Dの相対的移動が抑制されている。
また、図11の外側凹部61Dは、その周方向の両端部に、側面63Dを有する。そして、固定部51Dの周方向の両端部が、それぞれ、側面63Dと接触している。これにより、外側部材21Dおよび内側部材41Dの相対的移動が、より抑制されている。
以上のように、固定部は、少なくとも、1つの外側接触部および2つの内側接触部、または、1つの内側接触部および2つの外側接触部を有していればよい。そして、外側接触部および内側接触部のうちの少なくとも1つが、外側部材または内側部材に食い込んでいればよい。
なお、固定部の周方向の両端部は、必ずしも、外側凹部または内側凹部の側面に接触していなくてもよい。
また、上記の実施形態において、固定部の形状は略V字状であったが、本発明はこれに限られない。固定部の形状は、例えば、略U字状であってもよい。
また、上記の実施形態において、外側部材はハウジングであり、内側部材はステータコアであったが、本発明はこれに限られない。外側部材および内側部材は、回転部に属する部材であってもよい。例えば、外側部材がロータ、内側部材がシャフトであって、ロータおよびシャフトが固定部材によって固定されていてもよい。
また、上記の実施形態において、外側部材の熱膨張係数が、内側部材の熱膨張係数よりも大きいが、本発明はこれに限られない。内側部材の熱膨張係数が、外側部材の熱膨張係数よりも大きくてもよい。この場合、モータの温度が低くなるにつれ、外側部材および内側部材の締結力が小さくなる。しかし、固定部材により外側部材および内側部材の固定がされていれば、低温下においても、外側部材および内側部材の締結を保つことができる。
また、各部材の細部の形状については、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、モータに利用できる。
1 モータ
2 静止部
3 回転部
5,5A 固定部材
9 中心軸
21 ハウジング
21A,21B,21C,21D 外側部材
22 蓋部
23 ステータ
31 シャフト
32 ロータ
41 ステータコア
41A,41B,41C,41D 内側部材
42 インシュレータ
43 コイル
51,51A,51B,51C,51D 固定部
52 連結部
60,60D 隙間
61,61D 内側凹部
62,62A 食い込み部
63,63D 側面
211 底部
212 筒部
213 溝部
214 凸部
511,511A,511B,511C 外側接触部
512,512A,512B,512C 内側接触部
521 湾曲部
522 曲げ部

Claims (12)

  1. 静止部と、
    上下に延びる中心軸を中心として回転可能に支持される回転部と、
    を有し、
    前記静止部または回転部が、
    前記中心軸を中心とする略円筒状の内周面を有する外側部材と、
    前記外側部材より径方向内側に位置し、前記中心軸を中心とする略円筒状の外周面を有する内側部材と、
    前記外側部材と前記内側部材との間に介在する固定部を有する、固定部材と、
    を有し、
    前記固定部は、
    前記外側部材に接触する1つの外側接触部、および、前記外側接触部の周方向の両側に配置され、かつ、前記内側部材に接触する2つの内側接触部、
    または、
    前記内側部材に接触する1つの内側接触部、および、前記内側接触部の周方向の両側に配置され、かつ、前記外側部材に接触する2つの外側接触部、
    を有し、
    前記固定部は、前記外側接触部と前記内側接触部との間において、径方向の圧縮応力がかかっており、
    前記外側接触部および前記内側接触部のうち、少なくとも1つは、前記外側部材または前記内側部材に食い込んでおり、
    前記固定部材は、
    周方向に配列された複数の前記固定部と、
    複数の前記固定部を繋ぐ連結部と、をさらに有し、
    前記連結部は、周方向の一方の端部と、周方向の他方の端部との間で、略円弧状に延びている、モータ。
  2. 静止部と、
    上下に延びる中心軸を中心として回転可能に支持される回転部と、
    を有し、
    前記静止部または回転部が、
    前記中心軸を中心とする略円筒状の内周面を有する外側部材と、
    前記外側部材より径方向内側に位置し、前記中心軸を中心とする略円筒状の外周面を有する内側部材と、
    前記外側部材と前記内側部材との間に介在する固定部を有する、固定部材と、
    を有し、
    前記固定部は、
    前記外側部材に接触する1つの外側接触部、および、前記外側接触部の周方向の両側に配置され、かつ、前記内側部材に接触する2つの内側接触部、
    または、
    前記内側部材に接触する1つの内側接触部、および、前記内側接触部の周方向の両側に配置され、かつ、前記外側部材に接触する2つの外側接触部、
    を有し、
    前記固定部は、前記外側接触部と前記内側接触部との間において、径方向の圧縮応力がかかっており、
    前記外側接触部および前記内側接触部のうち、少なくとも1つは、前記外側部材または前記内側部材に食い込んでおり、
    前記固定部材は、
    周方向に配列された複数の前記固定部と、
    複数の前記固定部を繋ぐ連結部と、をさらに有し、
    前記連結部のうち前記固定部の上方に位置する部分と、前記固定部との境界部分の周方向に、切り欠きを有している、モータ。
  3. 請求項1または2に記載のモータにおいて、
    前記固定部は、前記中心軸に直交する断面において、厚さが一定の板材からなるモータ。
  4. 請求項に記載のモータにおいて、
    前記固定部は、前記中心軸に直交する断面において、径方向内側または径方向外側に突出する、略U字状または略V字状であり、
    前記固定部の周方向の両端部が、外側部材または内側部材に食い込んでいる、モータ。
  5. 請求項1から請求項までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記外側部材の内周面と、前記内側部材の外周面とが接触し、
    前記外側部材の内周面から、径方向外側に窪む外側凹部、
    または、
    前記内側部材の外周面から、径方向内側に窪む内側凹部、
    の少なくとも一方をさらに有し、
    前記外側凹部と前記内側部材との間に介在する隙間、または、前記内側凹部と前記外側部材との間に介在する隙間に、前記固定部が配置される、モータ。
  6. 請求項に記載のモータにおいて、
    前記外側凹部または前記内側凹部は、その周方向の端部に、側面を有し、
    前記側面は、前記中心軸と直交する断面において略径方向に拡がり、
    前記固定部の周方向の端部の少なくとも一方は、前記側面と接触する、モータ。
  7. 請求項に記載のモータにおいて、
    前記外側凹部または前記内側凹部は、その周方向の両端部に、前記側面を有し、
    前記固定部の周方向の両端部は、それぞれ、前記側面と接触する、モータ。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記連結部は、複数の前記固定部の上方を通って略周方向に延びる帯状であり、
    前記連結部のうち、前記固定部の上方に位置する部分と、前記固定部とが、径方向に湾曲している、モータ。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記静止部は、
    ステータコアを有する、ステータと、
    前記回転部の少なくとも一部と、前記ステータとを、径方向内側に収容するハウジングと、
    を有し、
    前記外側部材は、前記ハウジングであり、
    前記内側部材は、前記ステータコアであり、
    前記連結部の少なくとも一部は、前記ステータコアの上面に配置されている、モータ。
  10. 請求項9に記載のモータにおいて、
    前記ハウジングは、前記内周面から径方向外側に窪む、環状の溝部を有し、
    前記溝部の少なくとも一部は、前記ステータコアの上方に位置し、
    前記連結部の少なくとも一部は、前記溝部の中に配置される、モータ。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記外側部材を構成する材料の熱膨張係数と、前記内側部材を構成する材料の熱膨張係数とが異なるモータ。
  12. 請求項1から請求項11までのいずれかに記載のモータにおいて、
    前記連結部は、中心軸に直交する断面において、厚さが一定の板材からなる、モータ。
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