JP2012191711A5 - - Google Patents
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Description
本発明の第一の態様は、箱本体に通電部材が収容されており、該通電部材の接触部が前記箱本体の表面に露呈されて端子取付部が形成されていると共に、電線の端末に設けられた端子金具が前記接触部に重ね合わされて前記端子取付部に固定される電気接続箱において、前記箱本体にはカバー部材が回動軸を回動中心として開閉可能に取り付けられており、前記カバー部材に形成されたカバー側閉位置係止爪と前記箱本体に形成された本体側閉位置係止爪との係合により前記カバー部材が閉位置に保持されて前記端子取付部が前記カバー部材で覆われるようになっている一方、前記カバー部材には、周壁および天壁と、これら周壁および天壁を連結する傾斜壁とが形成されていると共に、前記回動軸が設けられた側の前記周壁と前記傾斜壁との連結部分から前記天壁に至らない高さで突出するカバー側開位置係止爪が形成されている一方、前記箱本体には、前記カバー側開位置係止爪と係合することにより、前記カバー部材を開位置に保持する本体側開位置係止爪が設けられていることを、特徴とする。
そして、カバー側閉位置係止爪と本体側閉位置係止爪を係合することによって、カバー部材を閉位置に保持することが出来ると共に、カバー側開位置係止爪と本体側開位置係止爪を係合することによって、カバー部材を開位置に保持することが出来る。特に、カバー部材が傾斜壁を有する側面台形状とされており、カバー側開位置係止爪が、傾斜壁と周壁との連結部分から天壁に至らない突出寸法で形成されている。これにより、カバー側開位置係止爪を、天壁および周壁のそれぞれを延長した平面と傾斜壁とで画成される空間内で、カバー部材を囲み得る最小矩形領域の内側にコンパクトに形成することが出来る。
なお、本発明における端子取付部への端子金具の固定は、例えば箱本体側にボルト軸部を突設して、該ボルト軸部に通電部材と端子金具を外挿してナットで挟んで固定しても良いし、箱本体側にナットを設けると共に、通電部材と端子金具にボルトを挿通してボルトの頭部で挟んで固定しても良い。
本発明の第二の態様は、前記第一の態様に記載のものにおいて、前記天壁が前記箱本体の表面に対して垂直とされた前記開位置では、前記本体側開位置係止爪が前記カバー部材の前記天壁の位置よりも前記回動軸側に位置されているものである。
本態様によれば、箱本体に形成された本体側開位置係止爪を、開位置におけるカバー部材の天壁の位置よりも回動軸側に位置させることにより、本体側開位置係止爪を傾斜壁とカバー側開位置係止爪との間に入り込ませてカバー側開位置係止爪と係合することが出来る。その結果、本体側開位置係止爪をカバー部材により接近させて形成することが出来、開位置に保持可能なカバー部材を、スペース効率良く箱本体に一体的に設けることが出来る。
本発明の第二の態様は、前記第一の態様に記載のものにおいて、前記天壁が前記箱本体の表面に対して垂直とされた前記開位置では、前記本体側開位置係止爪が前記カバー部材の前記天壁の位置よりも前記回動軸側に位置されているものである。
本態様によれば、箱本体に形成された本体側開位置係止爪を、開位置におけるカバー部材の天壁の位置よりも回動軸側に位置させることにより、本体側開位置係止爪を傾斜壁とカバー側開位置係止爪との間に入り込ませてカバー側開位置係止爪と係合することが出来る。その結果、本体側開位置係止爪をカバー部材により接近させて形成することが出来、開位置に保持可能なカバー部材を、スペース効率良く箱本体に一体的に設けることが出来る。
本発明の第三の態様は、前記第一又は二の態様に記載のものにおいて、前記カバー側開位置係止爪および前記本体側開位置係止爪の少なくとも一方の係合面が、前記カバー側開位置係止爪の回動方向に沿って延びるテーパ面とされているものである。
本態様によれば、カバー側開位置係止爪と本体側開位置係止爪との係合状態を、比較的小さな力で容易に解除することが出来る。これにより、端子金具を端子取付部に固定した後のカバー部材の閉操作を容易に行なうことが出来る。
本発明の第四の態様は、前記第一〜第三の何れかの態様に記載のものにおいて、前記箱本体に前記端子取付部が一対設けられていると共に、それら一対の端子取付部のそれぞれに対応して、一対の前記カバー部材が、前記回動軸を前記一対の端子取付部の間に位置して取り付けられているものである。
本態様によれば、一対のカバー部材を、一対の端子取付部の間でスペース効率良く設けることが出来る。他方、一対の端子取付部についても、カバー部材が介在されることによって、適当な離隔距離を確保することが出来て、相互の絶縁性を向上することが出来る。また、カバー部材の開状態において、両方のカバー部材が一対の端子取付部の間に位置されることから、カバー部材の開状態における端子取付部の開放スペースを大きく確保して、端子金具の固定の作業性を向上することも出来る。
本発明の第五の態様は、前記第四の態様に記載のものにおいて、前記一対のカバー部材のそれぞれに対応する一対の前記本体側開位置係止爪が、前記箱本体に突設された撓み防止壁を挟む両側に設けられているものである。
Claims (5)
- 箱本体に通電部材が収容されており、該通電部材の接触部が前記箱本体の表面に露呈されて端子取付部が形成されていると共に、
電線の端末に設けられた端子金具が前記接触部に重ね合わされて前記端子取付部に固定される電気接続箱において、
前記箱本体にはカバー部材が回動軸を回動中心として開閉可能に取り付けられており、前記カバー部材に形成されたカバー側閉位置係止爪と前記箱本体に形成された本体側閉位置係止爪との係合により前記カバー部材が閉位置に保持されて前記端子取付部が前記カバー部材で覆われるようになっている一方、
前記カバー部材には、周壁および天壁と、これら周壁および天壁を連結する傾斜壁とが形成されていると共に、
前記回動軸が設けられた側の前記周壁と前記傾斜壁との連結部分から前記天壁に至らない高さで突出するカバー側開位置係止爪が形成されている一方、
前記箱本体には、前記カバー側開位置係止爪と係合することにより、前記カバー部材を開位置に保持する本体側開位置係止爪が設けられている
ことを特徴とする電気接続箱。 - 前記天壁が前記箱本体の表面に対して垂直とされた前記開位置では、前記本体側開位置係止爪が前記カバー部材の前記天壁の位置よりも前記回動軸側に位置されている請求項1に記載の電気接続箱。
- 前記カバー側開位置係止爪および前記本体側開位置係止爪の少なくとも一方の係合面が、前記カバー側開位置係止爪の回動方向に沿って延びるテーパ面とされている
請求項1又は2に記載の電気接続箱。 - 前記箱本体に前記端子取付部が一対設けられていると共に、それら一対の端子取付部のそれぞれに対応して、一対の前記カバー部材が、前記回動軸を前記一対の端子取付部の間に位置して取り付けられている
請求項1〜3の何れか1項に記載の電気接続箱。 - 前記一対のカバー部材のそれぞれに対応する一対の前記本体側開位置係止爪が、前記箱本体に突設された撓み防止壁を挟む両側に設けられている
請求項4に記載の電気接続箱。
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Family Applications (1)
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JP2011051572A Active JP5707182B2 (ja) | 2011-03-09 | 2011-03-09 | 電気接続箱 |
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