JP2012190791A - 非水系電解液、及びそれを用いた電池 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電解質と非水溶媒とを含む非水系電解液において、下記一般式(1)で表される化合物を含有する。
(R1及びR2は、水素基、又はヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1〜10の有機基を表し、R3は、水素基、又はヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1〜20の有機基を表し、R1〜R3はそれぞれ同一でも異なってもよく、R1〜R3のうち2つ又は3つすべてが互いに結合して環を形成してもよい。また、R1及びR2のうち少なくとも一方が、窒素原子に直接結合しない炭素−炭素不飽和結合を有し、ヘテロ原子を含んでいてもよい、炭素数2〜10の有機基を表す。XはC、S=O又はP(R4)を表し、R4はヘテロ原子を含んでもよい炭素数1〜10の有機基を表す。)
【選択図】なし
Description
非水系電解液電池に用いる電解液は、通常、主として電解質と非水溶媒とから構成されている。リチウムイオン二次電池の電解液としては、LiPF6、LiBF4、LiN(CF3SO2)2等の電解質を、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、γ−ブチロラクトン等の高誘電率溶媒と、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート等の低粘度溶媒との混合溶媒に溶解させた非水系電解液が用いられている。
これまでに、リチウムイオン二次電池の特性を改善する方法として、ビフェニル構造を有する環状リン化合物を含有する非水系電解液が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1では、該リン化合物としてリン酸エステル基上の酸素原子とリン原子とが環を形成する化合物を含有する電解液を用いることで、正極での非水系電解液の酸化分解を抑制し、寿命特性の低下を抑制することがなされている。
そこで本発明では、非水系電解液二次電池において、充電状態での高温保存時におけるガス発生を抑制し、かつ電池の充放電特性を向上させる二次電池用非水系電解液と、この非水系電解液を用いた二次電池を提供することを課題とする。更に、上記非水系電解液の添加剤として一般式(1)で表される化合物を提供することを課題とする。
表し、R1〜R3はそれぞれ同一でも異なってもよく、R1〜R3のうち2つ又は3つすべてが互いに結合して環を形成してもよい。
また、R1及びR2のうち少なくとも一方が、窒素原子に直接結合しない炭素−炭素不飽和結合を有し、ヘテロ原子を含んでいてもよい、炭素数2〜10の有機基を表す。
即ち、本発明の要旨は、下記に示す通りである。
(a)電解質と非水溶媒とを含む非水系電解液において、下記一般式(1)で表される化合物を含有する非水系電解液。
また、R1及びR2のうち少なくとも一方が、窒素原子に直接結合しない炭素−炭素不飽和結合を有し、ヘテロ原子を含んでいてもよい、炭素数2〜10の有機基を表す。
(b)前記一般式(1)のR1及びR2のうち少なくとも一方が炭素−炭素不飽和結合を末端に有し、ヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数2〜10の有機基である(a)に記載の非水系電解液。
(c)前記一般式(1)のR1及びR2のうち少なくとも一方がアリル基またはプロパルギル基である(b)に記載の非水系電解液。
(d)前記一般式(1)で表される化合物を0.001質量%以上10質量%以下含有する(a)乃至(c)のうち何れか1に記載の非水系電解液。
(e)炭素−炭素不飽和結合を有する環状カーボネート、ハロゲン原子を有する環状カーボネート、モノフルオロリン酸塩、ジフルオロリン酸塩、ニトリル化合物及びイソシアナト化合物からなる群より選ばれる少なくとも1つの化合物を含有する(a)乃至(d)のうち何れか1に記載の非水系電解液。
(f)リチウムイオンを吸蔵・放出可能な負極及び正極、並びに非水系電解液を含む非水系電解液電池であって、前記非水系電解液が(a)乃至(e)のうちいずれか1に記載の非水系電解液である非水系電解液電池。
高温保存時におけるガス発生を抑制し、充放電特性、特に、高温保存時の電圧及び容量に優れた電池を得ることができる。又、本発明に係る化合物は、上記効果を有する電池の電解液の成分として有用である。
ここで“重量%”、“重量部”と“質量%”、“質量部”とは、それぞれ同義である。
〔1.非水系電解液〕
本発明に係る非水系電解液は、一般的な非水系電解液と同様に、電解質及びこれを溶解する非水溶媒を含有し、更に前記一般式(1)で表される化合物を含有することを特徴とする。
本発明の非水系電解液に用いる電解質に制限は無く、目的とする非水系電解液二次電池に電解質として用いられるものであれば公知のものを任意に採用することができる。本発明の非水系電解液をリチウムイオン二次電池に用いる場合には、通常は、電解質としてリチウム塩を用いる。
本発明の非水系電解液に含まれる非水溶媒としては、従来から非水系電解液の溶媒として公知のものの中から適宜選択して用いることができる。なお、非水溶媒は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の組み合わせ及び/又は比率で併用してもよい。
通常使用される非水溶媒の例としては、環状カーボネート、鎖状カーボネート、鎖状又は環状カルボン酸エステル、鎖状又は環状エーテル類、含リン有機溶媒、含硫黄有機溶媒、芳香族含フッ素溶媒等が挙げられる。
これらの中でも、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネートは、誘電率が高いため電解質が溶解し易く、非水系電解液二次電池にしたときにサイクル特性が良いという点で好ましく、特にエチレンカーボネートが好ましい。また、これらの化合物の水素の一部をフッ素で置換していてもよい。
−フルオロ−2−メチルエチレンカーボネート、1−フルオロ−1−メチルエチレンカーボネート、1,2−ジフルオロ−1−メチルエチレンカーボネート、1,1,2−トリフルオロ−2−メチルエチレンカーボネート、トリフルオロメチルエチレンカーボネート等のフッ素で置換した炭素数3〜5の環状カーボネート類が挙げられ、これらの中でもフルオロエチレンカーボネート、1,2−ジフルオロエチレンカーボネート、トリフルオロメチルエチレンカーボネートが好ましい。
1,2,2−テトラフルオロエチル−2,2,3,3−テトラフルオロプロピルエーテル、2,2−ジフルオロエチル−2,2,3,3−テトラフルオロプロピルエーテル等が挙げられる。これらの中でも、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタンがより好ましい。
更に、含リン有機溶媒としては、リン酸トリメチル、リン酸トリエチル、リン酸ジメチルエチル、リン酸メチルジエチル、リン酸エチレンメチル、リン酸エチレンエチル、リン酸トリフェニル、亜リン酸トリメチル、亜リン酸トリエチル、亜リン酸トリフェニル、トリメチルホスフィンオキシド、トリエチルホスフィンオキシド、トリフェニルホスフィンオキシド等、及びこれらの化合物の水素の一部をフッ素で置換した化合物が挙げられる。
更に、含硫黄有機溶媒としては、スルホラン、2−メチルスルホラン、3−メチルスルホラン、ジメチルスルホン、ジエチルスルホン、エチルメチルスルホン、メチルプロピルスルホン、ジメチルスルホキシド、メタンスルホン酸メチル、メタンスルホン酸エチル、エタンスルホン酸メチル、エタンスルホン酸エチル、硫酸ジメチル、硫酸ジエチル、硫酸ジブチル等、及びこれらの化合物の水素の一部をフッ素で置換した化合物が挙げられる。
上記の非水溶媒の中でも、環状カーボネートであるエチレンカーボネート及び/又はプロピレンカーボネートを用いることが好ましく、更にこれらの環状カーボネートと鎖状カーボネートとを併用することが電解液の高い電導度と低い粘度を両立できる点から好ましい。
一方、本発明の非水系電解液中の非水溶媒中に占める環状カーボネートの好適な含有量は、通常5体積%以上、好ましくは10体積%以上、また、通常80体積%以下、好ましくは60体積%以下である。鎖状カーボネートの割合が上記範囲にあることにより、本発明の非水系電解液の粘度上昇を抑制し、また、電解質であるリチウム塩の解離度の低下による本発明の非水系電解液の電気伝導率低下を抑制する。ただし、フルオロエチレンカーボネートは溶媒として用いても添加剤として用いてもよく、その場合は上記の含有量に限定されない。
本発明の非水系電解液は、下記一般式(1)で表される化合物を含有することを特徴とする。
また、R1及びR2のうち少なくとも一方が、窒素原子に直接結合しない炭素−炭素不飽和結合を有し、ヘテロ原子を含んでいてもよい、炭素数2〜10の有機基を表す。
一般式(1)のR1〜R3のヘテロ原子を含んでいてもよい有機基のヘテロ原子については、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素で挙げられるハロゲン原子、カルボニル基、カルボン酸エステル基、炭酸エステルなどの炭素と酸素からなる官能基、カルボン酸アミド、カーバメート基、尿素基、シアネート基、イソシアナト基などの炭素、酸素、窒素からなる官能基、ニトリル基、イソニトリル基など炭素と窒素からなる官能基、ニトロ基、ニトロソ基などの窒素と酸素からなる官能基、アミノ基などの窒素からなる官能基、エーテル基などの酸素からなる官能基、シリル基などのケイ素からなる官能基、スルホキシド基、スルホニル基、スルホン酸エステル基、硫酸エステル基などの硫黄と酸素からなる官能基、スルホン酸アミド基、硫酸アミド基などの硫黄、酸素、窒素からなる官能基、スルフィド基、ジスルフィド基など硫黄からなる官能基、ホスフィン基、リン酸エステル、ホスホン酸エステル基、ホスフィン酸エステル基、リン酸アミド、ホスホン酸アミド、ホスフィン酸アミドなどリンを含む官能基が挙げられる。
飽和炭化水素基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基等の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基、シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等の環状アルキル基が挙げられる。
不飽和炭化水素基としては、ビニル基、アリル基、1−プロペニル基等のアルケニル基、エチニル基、プロパルギル基、1−プロピニル基などのアルキニル基が挙げられる。
飽和炭化水素基の炭素数は、通常1以上10以下であり、好ましくは6以下、更に好ましくは、4以下であり、不飽和炭化水素基の炭素数は、通常2以上10以下、好ましくは6以下であり、更に好ましくは4以下であり、芳香族炭化水素基の炭素数は、通常6以上10以下、好ましくは8以下である。
窒素原子に直接結合しない炭素−炭素不飽和結合とは、−N−C=C−のような窒素原子の隣の炭素原子が不飽和結合する場合は入らない。
上記の炭素−炭素不飽和結合の中でも、高温保存時のガス発生抑制の点から、一般式(1)のR1及びR2のうち少なくとも一方は、炭素−炭素不飽和結合を末端に有し、ヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数2〜10の有機基であることが好ましい。更に、上記炭素−炭素不飽和結合を末端に有し、ヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数2〜10の有機基は、アリル基またはプロパルギル基であることが好ましい。
R1;ビニル基、R2;アリル基
R1;ビニル基、R2;プロパルギル基
R1;1−プロペニル基、R2;アリル基
R1;1−プロペニル基、R2;プロパルギル基
更に、上記一般式(1)のXはC、S=O、又はP(R4)を表し、R4はヘテロ原子を含んでもよい炭素数1〜10の有機基を表す。ここで、XとR3は環を形成しない。また、XがP(R4)の場合、R3およびR4のうちいずれか一方が酸素原子を有し、該酸素原子がP(R4)のリン原子と直接結合し、もう一方がP(R4)のリン原子とP−C結合を有する場合、R3とR4は互いに結合して環を形成しない。
1.鎖状カルボン酸アミド
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;水素基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;水素基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;水素基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;水素基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;水素基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;水素基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;水素基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;水素基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;メチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;メチル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;メチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;メチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;メチル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;メチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;メチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;エチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;エチル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;エチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;エチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;エチル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;エチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;エチル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;エチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;プロピル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;プロピル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;プロピル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;プロピル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;プロピル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;プロピル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;プロピル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;イソプロピル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;イソプロピル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;イソプロピル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;イソプロピル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;イソプロピル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;イソプロピル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;イソプロピル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;イソプロピル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;ブチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;ブチル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;ブチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;ブチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;ブチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;ブチル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;ブチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;sec−ブチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;sec−ブチル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;sec−ブチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;sec−ブチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;sec−ブチル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;sec−ブチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;sec−ブチル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;sec−ブチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;tert−ブチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;tert−ブチル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;tert−ブチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;tert−ブチル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;tert−ブチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;tert−ブチル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;tert−ブチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;ペンチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;ペンチル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;ペンチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;ペンチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;ペンチル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;ペンチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;ペンチル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;ペンチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;ヘキシル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;ヘキシル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;ヘキシル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;ヘキシル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;ヘキシル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;ヘキシル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;ヘキシル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;ヘプチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;ヘプチル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;ヘプチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;ヘプチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;ヘプチル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;ヘプチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;ヘプチル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;ヘプチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;オクチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;オクチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;オクチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;オクチル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;オクチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;オクチル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;オクチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;ノニル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;ノニル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;ノニル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;ノニル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;ノニル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;ノニル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;ノニル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;ノニル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;デシル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;デシル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;デシル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;デシル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;デシル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;デシル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;デシル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;シクロヘキシル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;シクロヘキシル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;シクロヘキシル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;シクロヘキシル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;シクロヘキシル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;シクロヘキシル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;シクロヘキシル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;シクロヘキシル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;フェニル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;フェニル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;フェニル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;フェニル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;フェニル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;フェニル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;フェニル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;ビニル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;ビニル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;ビニル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;ビニル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;ビニル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;ビニル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;ビニル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;ビニル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;イソプロペニル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;イソプロペニル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;イソプロペニル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;イソプロペニル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;イソプロペニル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;イソプロペニル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;イソプロペニル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;1−プロペニル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;1−プロペニル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;1−プロペニル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;1−プロペニル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;1−プロペニル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;1−プロペニル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;1−プロペニル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;シアノメチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;シアノメチル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;シアノメチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;シアノメチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;シアノメチル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;シアノメチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;シアノメチル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;シアノメチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;1−シアノエチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;1−シアノエチル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;1−シアノエチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;1−シアノエチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;1−シアノエチル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;1−シアノエチル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;1−シアノエチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;2−シアノエチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;2−シアノエチル基
R4;プロパルギル基、R5;プロパルギル基、R6;2−シアノエチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;2−シアノエチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;2−シアノエチル基
R4;プロパルギル基、R5;メチル基、R6;2−シアノエチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;2−シアノエチル基
R4;プロパルギル基、R5;エチル基、R6;2−シアノエチル基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R4;アリル基、R5;水素基、R6;水素基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;水素基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;水素基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;水素基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;メチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;メチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;メチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;メチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;メチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;エチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;エチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;エチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;エチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;エチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;プロピル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;プロピル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;プロピル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;プロピル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;イソプロピル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;イソプロピル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;イソプロピル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;イソプロピル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;イソプロピル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;ブチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;ブチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;ブチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;ブチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;ブチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;sec−ブチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;sec−ブチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;sec−ブチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;sec−ブチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;tert−ブチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;tert−ブチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;tert−ブチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;tert−ブチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;tert−ブチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;ペンチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;ペンチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;ペンチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;ペンチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;ペンチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;ヘキシル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;ヘキシル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;ヘキシル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;ヘキシル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;ヘプチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;ヘプチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;ヘプチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;ヘプチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;ヘプチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;オクチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;オクチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;オクチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;オクチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;オクチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;ノニル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;ノニル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;ノニル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;ノニル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;デシル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;デシル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;デシル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;デシル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;デシル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;シクロヘキシル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;シクロヘキシル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;シクロヘキシル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;シクロヘキシル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;シクロヘキシル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;フェニル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;フェニル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;フェニル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;フェニル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;ビニル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;ビニル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;ビニル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;ビニル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;ビニル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;イソプロペニル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;イソプロペニル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;イソプロペニル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;イソプロペニル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;イソプロペニル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;1−プロペニル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;1−プロペニル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;1−プロペニル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;1−プロペニル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;シアノメチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;シアノメチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;シアノメチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;シアノメチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;シアノメチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;1−シアノエチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;1−シアノエチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;1−シアノエチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;1−シアノエチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;1−シアノエチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;2−シアノエチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;2−シアノエチル基
R4;アリル基、R5;メチル基、R6;2−シアノエチル基
R4;アリル基、R5;エチル基、R6;2−シアノエチル基
更に好ましくは、以下のものが挙げられる。
R4;アリル基、R5;水素基、R6;水素基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;水素基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;メチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;メチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;メチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;エチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;エチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;エチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;プロピル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;プロピル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;プロピル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;イソプロピル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;イソプロピル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;イソプロピル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;ブチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;ブチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;sec−ブチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;sec−ブチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;sec−ブチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;tert−ブチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;tert−ブチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;tert−ブチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;ペンチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;ペンチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;ペンチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;ヘキシル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;ヘキシル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;ヘキシル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;ヘプチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;ヘプチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;オクチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;オクチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;オクチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;ノニル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;ノニル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;ノニル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;デシル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;デシル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;デシル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;シクロヘキシル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;シクロヘキシル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;シクロヘキシル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;フェニル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;フェニル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;ビニル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;ビニル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;ビニル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;イソプロペニル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;イソプロペニル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;イソプロペニル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;1−プロペニル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;1−プロペニル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;1−プロペニル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;シアノメチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;シアノメチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;シアノメチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;1−シアノエチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;1−シアノエチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;2−シアノエチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;2−シアノエチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;2−シアノエチル基
R4;アリル基、R5;水素基、R6;トリフルオロメチル基
R4;プロパルギル基、R5;水素基、R6;トリフルオロメチル基
R4;アリル基、R5;アリル基、R6;トリフルオロメチル基
好ましくは、以下のものが挙げられる。
2.環状カルボン酸アミド
R7及びR8の中で好ましい組み合わせは、電池特性の観点からR7が、アリル基又はプロパルギル基であるものである。
3.ジカルボン酸アミド
R9〜R12;アリル基、R13;直結基
R9〜R12;アリル基、R13;メチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;エチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;トリメチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;テトラメチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;ペンタメチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;ヘキサメチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;1,2−フェニレン基
R9〜R12;アリル基、R13;1,3−フェニレン基
R9〜R12;アリル基、R13;1,4−フェニレン基
R9〜R12;アリル基、R13;1,2−シクロヘキサンジイル基
R9〜R12;アリル基、R13;1,3−シクロヘキサンジイル基
R9〜R12;アリル基、R13;1,4−シクロヘキサンジイル基
R9〜R12;アリル基、R13;cis−ビニレン基
R9〜R12;アリル基、R13;trans−ビニレン基
R9〜R12;プロパルギル基、R13;直結基
R9〜R12;プロパルギル基、R13;メチレン基
R9〜R12;プロパルギル基、R13;エチレン基
R9〜R12;プロパルギル基、R13;トリメチレン基
R9〜R12;プロパルギル基、R13;テトラメチレン基
R9〜R12;プロパルギル基、R13;ペンタメチレン基
R9〜R12;プロパルギル基、R13;ヘキサメチレン基
R9〜R12;プロパルギル基、R13;1,2−フェニレン基
R9〜R12;プロパルギル基、R13;1,3−フェニレン基
R9〜R12;プロパルギル基、R13;1,4−フェニレン基
R9〜R12;プロパルギル基、R13;1,2−シクロヘキサンジイル基
R9〜R12;プロパルギル基、R13;1,3−シクロヘキサンジイル基
R9〜R12;プロパルギル基、R13;1,4−シクロヘキサンジイル基
R9〜R12;プロパルギル基、R13;cis−ビニレン基
R9〜R12;プロパルギル基、R13;アセチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;直結基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;メチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;エチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;トリメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;テトラメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;ペンタメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;ヘキサメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;1,2−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;1,3−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;1,4−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;1,2−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;1,3−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;cis−ビニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;trans−ビニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;アセチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;直結基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;メチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;エチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;トリメチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;テトラメチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;ペンタメチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;ヘキサメチレン
基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;1,2−フェニレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;1,3−フェニレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;1,2−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;1,3−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;1,4−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;cis−ビニレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;trans−ビニレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;アセチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;直結基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;メチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;エチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;トリメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;ペンタメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;ヘキサメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;1,2−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;1,3−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;1,4−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;1,2−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;1,3−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;1,4−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;cis−ビニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;trans−ビニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;アセチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;メチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;エチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;トリメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;テトラメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;ペンタメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;ヘキサメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;1,2−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;1,3−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;1,4−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;1,2−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;1,3−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;1,4−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;trans−ビニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;アセチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;メチル基、R13;直結基
R9、R10;アリル基、R11、R12;メチル基、R13;メチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;メチル基、R13;エチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;メチル基、R13;トリメチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;メチル基、R13;テトラメチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;メチル基、R13;ペンタメチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;メチル基、R13;ヘキサメチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;エチル基、R13;直結基
R9、R10;アリル基、R11、R12;エチル基、R13;メチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;エチル基、R13;エチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;エチル基、R13;トリメチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;エチル基、R13;テトラメチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;エチル基、R13;ペンタメチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;メチル基、R13;直結基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;メチル基、R13;メチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;メチル基、R13;エチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;メチル基、R13;トリメチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;メチル基、R13;テトラメチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;メチル基、R13;ペンタメチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;メチル基、R13;ヘキサメチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;エチル基、R13;直結基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;エチル基、R13;メチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;エチル基、R13;エチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;エチル基、R13;トリメチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;エチル基、R13;ペンタメチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;エチル基、R13;ヘキサメチレン基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R9〜R12;アリル基、R13;メチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;エチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;トリメチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;テトラメチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;ペンタメチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;ヘキサメチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;1,2−フェニレン基
R9〜R12;アリル基、R13;1,3−フェニレン基
R9〜R12;アリル基、R13;1,4−フェニレン基
R9〜R12;アリル基、R13;1,2−シクロヘキサンジイル基
R9〜R12;アリル基、R13;1,3−シクロヘキサンジイル基
R9〜R12;アリル基、R13;1,4−シクロヘキサンジイル基
R9〜R12;アリル基、R13;cis−ビニレン基
R9〜R12;アリル基、R13;trans−ビニレン基
R9〜R12;アリル基、R13;アセチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;メチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;エチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;トリメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;テトラメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;ペンタメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;ヘキサメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;1,2−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;1,3−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;1,4−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;1,2−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;1,3−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;1,4−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;trans−ビニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;アセチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;直結基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;メチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;エチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;トリメチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;テトラメチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;ペンタメチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;ヘキサメチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;1,2−フェニレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;1,3−フェニレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;1,4−フェニレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;1,3−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;1,4−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;cis−ビニレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;trans−ビニレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;アセチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;直結基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;メチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;エチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;トリメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;テトラメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;ペンタメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;1,2−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;1,3−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;1,4−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;1,2−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;1,3−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;1,4−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;cis−ビニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;trans−ビニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;メチル基、R13;アセチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;直結基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;メチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;トリメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;テトラメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;ペンタメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;ヘキサメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;1,2−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;1,3−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;1,4−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;1,2−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;1,3−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;1,4−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;cis−ビニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;エチル基、R13;アセチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;メチル基、R13;直結基
R9、R10;アリル基、R11、R12;メチル基、R13;メチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;メチル基、R13;エチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;メチル基、R13;トリメチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;メチル基、R13;テトラメチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;メチル基、R13;ペンタメチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;メチル基、R13;ヘキサメチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;エチル基、R13;直結基
R9、R10;アリル基、R11、R12;エチル基、R13;メチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;エチル基、R13;エチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;エチル基、R13;トリメチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;エチル基、R13;テトラメチレン基
R9、R10;アリル基、R11、R12;エチル基、R13;ペンタメチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;メチル基、R13;直結基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;メチル基、R13;メチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;メチル基、R13;エチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;メチル基、R13;トリメチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;メチル基、R13;テトラメチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;メチル基、R13;ペンタメチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;メチル基、R13;ヘキサメチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;エチル基、R13;直結基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;エチル基、R13;メチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;エチル基、R13;エチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;エチル基、R13;トリメチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;エチル基、R13;ペンタメチレン基
R9;アリル基、R10;水素基、R11、R12;エチル基、R13;ヘキサメチレン基
更に好ましくは、以下のものが挙げられる。
R9〜R12;アリル基、R13;メチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;エチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;トリメチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;テトラメチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;ペンタメチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;ヘキサメチレン基
R9〜R12;アリル基、R13;1,2−フェニレン基
R9〜R12;アリル基、R13;1,3−フェニレン基
R9〜R12;アリル基、R13;1,4−フェニレン基
R9〜R12;アリル基、R13;1,2−シクロヘキサンジイル基
R9〜R12;アリル基、R13;1,3−シクロヘキサンジイル基
R9〜R12;アリル基、R13;1,4−シクロヘキサンジイル基
R9〜R12;アリル基、R13;cis−ビニレン基
R9〜R12;アリル基、R13;trans−ビニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;直結基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;メチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;エチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;トリメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;テトラメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;ペンタメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;ヘキサメチレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;1,2−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;1,3−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;1,4−フェニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;1,2−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;1,3−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;cis−ビニレン基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;trans−ビニレン
基
R9、R11;アリル基、R10、R12;水素基、R13;アセチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;直結基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;メチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;エチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;トリメチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;テトラメチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;ペンタメチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;ヘキサメチレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;1,2−フェニレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;1,3−フェニレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;1,2−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;1,3−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;1,4−シクロヘキサンジイル基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;cis−ビニレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;trans−ビニレン基
R9、R11;プロパルギル基、R10、R12;水素基、R13;アセチレン基
4.ジアミンのジカルボン酸アミド
R16及びR17としては、水素基、メチル基、エチル基、トリフルオロメチル基などが挙げられる。
R18としては、メチレン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレンなどが挙げられる。
R14、R15;アリル基、R16、R17;水素基、R18;メチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;水素基、R18;エチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;水素基、R18;トリメチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;水素基、R18;テトラメチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;メチル基、R18;メチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;メチル基、R18;エチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;メチル基、R18;トリメチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;メチル基、R18;テトラメチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;エチル基、R18;メチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;エチル基、R18;エチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;エチル基、R18;トリメチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;エチル基、R18;テトラメチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;トリフルオロメチル基、R18;メチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;トリフルオロメチル基、R18;エチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;トリフルオロメチル基、R18;トリメチレン
R14、R15;プロパルギル基、R16、R17;水素基、R18;メチレン
R14、R15;プロパルギル基、R16、R17;水素基、R18;エチレン
R14、R15;プロパルギル基、R16、R17;水素基、R18;トリメチレン
R14、R15;プロパルギル基、R16、R17;水素基、R18;テトラメチレン
R14、R15;プロパルギル基、R16、R17;メチル基、R18;メチレン
R14、R15;プロパルギル基、R16、R17;メチル基、R18;エチレン
R14、R15;プロパルギル基、R16、R17;メチル基、R18;トリメチレン
R14、R15;プロパルギル基、R16、R17;メチル基、R18;テトラメチレン
R14、R15;プロパルギル基、R16、R17;エチル基、R18;メチレン
R14、R15;プロパルギル基、R16、R17;エチル基、R18;エチレン
R14、R15;プロパルギル基、R16、R17;エチル基、R18;トリメチレン
R14、R15;プロパルギル基、R16、R17;エチル基、R18;テトラメチレン
R14、R15;プロパルギル基、R16、R17;トリフルオロメチル基、R18;メチレン
R14、R15;プロパルギル基、R16、R17;トリフルオロメチル基、R18;トリメチレン
R14、R15;プロパルギル基、R16、R17;トリフルオロメチル基、R18;テトラメチレン
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R14、R15;アリル基、R16、R17;水素基、R18;エチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;水素基、R18;トリメチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;水素基、R18;テトラメチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;メチル基、R18;メチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;メチル基、R18;エチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;メチル基、R18;トリメチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;メチル基、R18;テトラメチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;エチル基、R18;メチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;エチル基、R18;エチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;エチル基、R18;トリメチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;エチル基、R18;テトラメチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;トリフルオロメチル基、R18;メチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;トリフルオロメチル基、R18;エチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;トリフルオロメチル基、R18;トリメチレン
R14、R15;アリル基、R16、R17;トリフルオロメチル基、R18;テトラメチレン
5.鎖状カルバミン酸エステル
R21としては、メチル、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、アリル基、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基などが挙げられ、またヘテロ原子を含んだ置換基としては、メトキシエチル、エトキシエチル、2−シアノエチル基、2−シアノ−1−(シアノメチル)エチルなどが挙げられる。
R19;アリル基、R20;アリル基、R21;メチル基
R19;アリル基、R20;アリル基、R21;エチル基
R19;アリル基、R20;アリル基、R21;シクロヘキシル基
R19;アリル基、R20;アリル基、R21;フェニル基
R19;アリル基、R20;アリル基、R21;2,2,2−トリフルオロエチル基
R19;アリル基、R20;アリル基、R21;2−シアノエチル基
R19;プロパルギル基、R20;プロパルギル基、R21;メチル基
R19;プロパルギル基、R20;プロパルギル基、R21;エチル基
R19;プロパルギル基、R20;プロパルギル基、R21;シクロヘキシル基
R19;プロパルギル基、R20;プロパルギル基、R21;フェニル基
R19;プロパルギル基、R20;プロパルギル基、R21;2,2,2−トリフルオロエチル基
R19;プロパルギル基、R20;プロパルギル基、R21;2−シアノエチル基
R19;アリル基、R20;水素基、R21;メチル基
R19;アリル基、R20;水素基、R21;エチル基
R19;アリル基、R20;水素基、R21;フェニル基
R19;アリル基、R20;水素基、R21;2,2,2−トリフルオロエチル基
R19;アリル基、R20;水素基、R21;2−シアノエチル基
R19;プロパルギル基、R20;水素基、R21;メチル基
R19;プロパルギル基、R20;水素基、R21;エチル基
R19;プロパルギル基、R20;水素基、R21;シクロヘキシル基
R19;プロパルギル基、R20;水素基、R21;フェニル基
R19;プロパルギル基、R20;水素基、R21;2,2,2−トリフルオロエチル基
R19;プロパルギル基、R20;水素基、R21;2−シアノエチル基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R19;アリル基、R20;アリル基、R21;エチル基
R19;アリル基、R20;アリル基、R21;シクロヘキシル基
R19;アリル基、R20;アリル基、R21;フェニル基
R19;アリル基、R20;アリル基、R21;2,2,2−トリフルオロエチル基
R19;アリル基、R20;アリル基、R21;2−シアノエチル基
R19;アリル基、R20;水素基、R21;メチル基
R19;アリル基、R20;水素基、R21;エチル基
R19;アリル基、R20;水素基、R21;シクロヘキシル基
R19;アリル基、R20;水素基、R21;フェニル基
R19;アリル基、R20;水素基、R21;2,2,2−トリフルオロエチル基
R19;アリル基、R20;水素基、R21;2−シアノエチル基
R19;プロパルギル基、R20;水素基、R21;メチル基
R19;プロパルギル基、R20;水素基、R21;エチル基
R19;プロパルギル基、R20;水素基、R21;シクロヘキシル基
R19;プロパルギル基、R20;水素基、R21;フェニル基
R19;プロパルギル基、R20;水素基、R21;2,2,2−トリフルオロエチル基
R19;プロパルギル基、R20;水素基、R21;2−シアノエチル基
6.環状カルバミン酸エステル
R22及びR23の中で好ましい組み合わせは、電池特性向上の観点からR22が、アリル基又はプロパルギル基であるものである。
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、N−アリル−2−オキサゾリドン、N−アリル−1,3−オキサジン−2−オンが挙げられる。
R28としては、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン基、ノナメチレン基、デカメチレン基、ビニレン基、アセチレン基、1,2−フェニレン基、1,3−フェニレン基、1,4−フェニレン基、1,1’−ビフェニレン基、3,3’−ビフェニレン基、4,4’−ビフェニレン基、1,2−シクロヘキサンジイル基、1,3−シクロヘキサンジイル基、1,4−シクロヘキサンジイル基などが挙げられる。
R24〜R27;アリル基、R28;メチレン基
R24〜R27;アリル基、R28;エチレン基
R24〜R27;アリル基、R28;トリメチレン基
R24〜R27;アリル基、R28;テトラメチレン基
R24〜R27;アリル基、R28;ペンタメチレン基
R24〜R27;アリル基、R28;ヘキサメチレン基
R24〜R27;アリル基、R28;1,2−フェニレン基
R24〜R27;アリル基、R28;1,3−フェニレン基
R24〜R27;アリル基、R28;1,4−フェニレン基
R24〜R27;アリル基、R28;1,2−シクロヘキサンジイル基
R24〜R27;アリル基、R28;1,3−シクロヘキサンジイル基
R24〜R27;アリル基、R28;1,4−シクロヘキサンジイル基
R24〜R27;プロパルギル基、R28;メチレン基
R24〜R27;プロパルギル基、R28;エチレン基
R24〜R27;プロパルギル基、R28;トリメチレン基
R24〜R27;プロパルギル基、R28;ペンタメチレン基
R24〜R27;プロパルギル基、R28;ヘキサメチレン基
R24〜R27;プロパルギル基、R28;1,2−フェニレン基
R24〜R27;プロパルギル基、R28;1,3−フェニレン基
R24〜R27;プロパルギル基、R28;1,4−フェニレン基
R24〜R27;プロパルギル基、R28;1,2−シクロヘキサンジイル基
R24〜R27;プロパルギル基、R28;1,3−シクロヘキサンジイル基
R24〜R27;プロパルギル基、R28;1,4−シクロヘキサンジイル基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;メチレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;エチレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;トリメチレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;テトラメチレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;ペンタメチレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;ヘキサメチレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;1,3−フェニレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;1,4−フェニレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;1,2−シクロヘキサンジイル基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;1,3−シクロヘキサンジイル基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;1,4−シクロヘキサンジイル基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;メチレン基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;エチレン基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;トリメチレン基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;テトラメチレン基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;ペンタメチレン基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;ヘキサメチレン基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;1,3−フェニレン基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;1,4−フェニレン基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;1,2−シクロヘキサンジイル基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;1,3−シクロヘキサンジイル基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;1,4−シクロヘキサンジイル基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R24〜R27;アリル基、R28;エチレン基
R24〜R27;アリル基、R28;トリメチレン基
R24〜R27;アリル基、R28;テトラメチレン基
R24〜R27;アリル基、R28;ペンタメチレン基
R24〜R27;アリル基、R28;ヘキサメチレン基
R24〜R27;アリル基、R28;1,2−フェニレン基
R24〜R27;アリル基、R28;1,3−フェニレン基
R24〜R27;アリル基、R28;1,4−フェニレン基
R24〜R27;アリル基、R28;1,2−シクロヘキサンジイル基
R24〜R27;アリル基、R28;1,3−シクロヘキサンジイル基
R24〜R27;アリル基、R28;1,4−シクロヘキサンジイル基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;メチレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;エチレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;トリメチレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;ペンタメチレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;ヘキサメチレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;1,2−フェニレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;1,3−フェニレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;1,4−フェニレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;1,2−シクロヘキサンジイル基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;1,3−シクロヘキサンジイル基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;1,4−シクロヘキサンジイル基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;メチレン基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;エチレン基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;トリメチレン基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;ペンタメチレン基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;ヘキサメチレン基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;1,2−フェニレン基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;1,3−フェ
ニレン基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;1,4−フェニレン基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;1,2−シクロヘキサンジイル基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;1,3−シクロヘキサンジイル基
R24、R26;プロパルギル基、R25、R27;水素基、R28;1,4−シクロヘキサンジイル基
更に好ましくは、以下のものが挙げられる。
R24〜R27;アリル基、R28;エチレン基
R24〜R27;アリル基、R28;トリメチレン基
R24〜R27;アリル基、R28;テトラメチレン基
R24〜R27;アリル基、R28;ペンタメチレン基
R24〜R27;アリル基、R28;ヘキサメチレン基
R24〜R27;アリル基、R28;1,2−フェニレン基
R24〜R27;アリル基、R28;1,3−フェニレン基
R24〜R27;アリル基、R28;1,4−フェニレン基
R24〜R27;アリル基、R28;1,2−シクロヘキサンジイル基
R24〜R27;アリル基、R28;1,3−シクロヘキサンジイル基
R24〜R27;アリル基、R28;1,4−シクロヘキサンジイル基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;メチレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;エチレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;トリメチレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;ペンタメチレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;ヘキサメチレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;1,2−フェニレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;1,3−フェニレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;1,4−フェニレン基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;1,2−シクロヘキサンジイル基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;1,3−シクロヘキサンジイル基
R24、R26;アリル基、R25、R27;水素基、R28;1,4−シクロヘキサンジイル基
R31及びR32としては、メチル基、エチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基などが挙げられる。
R33としては、メチレン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレンなどが挙げられる。
R29、R30;アリル基、R31、R32;メチル基、R33;メチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;エチル基、R33;メチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;2,2,2−トリフルオロエチル基、R33;メチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;メチル基、R33;エチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;エチル基、R33;エチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;2,2,2−トリフルオロエチル基、R33;エチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;メチル基、R33;トリメチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;エチル基、R33;トリメチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;2,2,2−トリフルオロエチル基、R33;トリメチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;メチル基、R33;テトラメチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;エチル基、R33;テトラメチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;2,2,2−トリフルオロエチル基、R33;テトラメチレン基
R29、R30;プロパルギル基、R31、R32;エチル基、R33;メチレン基
R29、R30;プロパルギル基、R31、R32;2,2,2−トリフルオロエチル基、R33;メチレン基
R29、R30;プロパルギル基、R31、R32;メチル基、R33;エチレン基
R29、R30;プロパルギル基、R31、R32;エチル基、R33;エチレン基
R29、R30;プロパルギル基、R31、R32;2,2,2−トリフルオロエチル基、R33;エチレン基
R29、R30;プロパルギル基、R31、R32;メチル基、R33;トリメチレン基
R29、R30;プロパルギル基、R31、R32;エチル基、R33;トリメチレン基
R29、R30;プロパルギル基、R31、R32;2,2,2−トリフルオロエチル基、R33;トリメチレン基
R29、R30;プロパルギル基、R31、R32;メチル基、R33;テトラメチレン基
R29、R30;プロパルギル基、R31、R32;エチル基、R33;テトラメチレン基
R29、R30;プロパルギル基、R31、R32;2,2,2−トリフルオロエチル基、R33;テトラメチレン基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R29、R30;アリル基、R31、R32;エチル基、R33;メチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;2,2,2−トリフルオロエチル基、R33;メチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;メチル基、R33;エチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;エチル基、R33;エチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;2,2,2−トリフルオロエチル基、R33;エチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;メチル基、R33;トリメチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;エチル基、R33;トリメチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;2,2,2−トリフルオロエチル基、R33;トリメチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;メチル基、R33;テトラメチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;エチル基、R33;テトラメチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;2,2,2−トリフルオロエチル基、R33;テトラメチレン基
更に好ましくは、以下のものが挙げられる。
R29、R30;アリル基、R31、R32;エチル基、R33;エチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;2,2,2−トリフルオロエチル基、R33;エチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;メチル基、R33;トリメチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;エチル基、R33;トリメチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;2,2,2−トリフルオロエチル基、R33;トリメチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;メチル基、R33;テトラメチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;エチル基、R33;テトラメチレン基
R29、R30;アリル基、R31、R32;2,2,2−トリフルオロエチル基、R33;テトラメチレン基
8.尿素
R34〜R37の中で好ましい組み合わせは、電池特性の観点から、R34がアリル基又はプロパルギル基であるものが望ましく、以下の例が挙げられる。
R34〜R37;プロパルギル基
R34、R36;アリル基、R35、R37;水素基
R34、R36;プロパルギル基、R35、R37;水素基
R34、R36;アリル基、R35、R37;メチル基
R34、R36;プロパルギル基、R35、R37;メチル基
R34、R36;アリル基、R35、R37;エチル基
R34、R36;プロパルギル基、R35、R37;エチル基
R34、R36;アリル基、R35、R37;プロピル基
R34、R36;プロパルギル基、R35、R37;プロピル基
R34、R35;アリル基、R36、R37;メチル基
R34;アリル基、R35;水素基、R36、R37;メチル基
R34、R35;プロパルギル基、R36、R37;メチル基
R34;プロパルギル基、R35;水素基、R36、R37;メチル基
R34、R35;アリル基、R36、R37;エチル基
R34、R35;プロパルギル基、R36、R37;エチル基
R34;プロパルギル基、R35;水素基、R36、R37;エチル基
R34、R35;アリル基、R36、R37;プロピル基
R34;アリル基、R35;水素基、R36、R37;プロピル基
R34、R35;プロパルギル基、R36、R37;プロピル基
R34;プロパルギル基、R35;水素基、R36、R37;プロピル基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R34、R36;アリル基、R35、R37;水素基
R34、R36;プロパルギル基、R35、R37;水素基
R34、R35;アリル基、R36、R37;メチル基
R34;アリル基、R35;水素基、R36、R37;メチル基
R34;プロパルギル基、R35;水素基、R36、R37;メチル基
R34、R35;アリル基、R36、R37;エチル基
R34;アリル基、R35;水素基、R36、R37;エチル基
R34;プロパルギル基、R35;水素基、R36、R37;エチル基
R34、R35;アリル基、R36、R37;プロピル基
R34;アリル基、R35;水素基、R36、R37;プロピル基
R34;プロパルギル基、R35;水素基、R36、R37;プロピル基
9.環状尿素
R40としては、エチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、1−メチルトリメチレン基、2−メチルトリメチレン基、3−メチルトリメチレン基、2,2−ジメチルトリメチレン基などが挙げられる。
R38、R39;アリル基、R40;エチレン基
R38、R39;プロパルギル基、R40;エチレン基
R38;アリル基、R39;水素基、R40;エチレン基
R38;プロパルギル基、R39;水素基、R40;エチレン基
R38、R39;アリル基、R40;トリメチレン基
R38、R39;プロパルギル基、R40;トリメチレン基
R38;アリル基、R39;水素基、R40;トリメチレン基
R38;プロパルギル基、R39;水素基、R40;トリメチレン基
R38、R39;アリル基、R40;2,2−ジメチルトリメチレン基
R38、R39;プロパルギル基、R40;2,2−ジメチルトリメチレン基
R38;アリル基、R39;水素基、R40;2,2−ジメチルトリメチレン基
R38;プロパルギル基、R39;水素基、R40;2,2−ジメチルトリメチレン基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R38、R39;プロパルギル基、R40;エチレン基
R38、R39;アリル基、R40;トリメチレン基
R38、R39;プロパルギル基、R40;トリメチレン基
R38、R39;アリル基、R40;2,2−ジメチルトリメチレン基
R38、R39;プロパルギル基、R40;2,2−ジメチルトリメチレン基
10.スルホンアミド
R43としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、トリフルオロメチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、ビニル基、アリル基、フェニル基、ノナフルオロブチル基、4−トリル基、3−トリル基、2−トリル基などが挙げられる。
R41、R42;アリル基、R43;メチル基
R41、R42;アリル基、R43;エチル基
R41、R42;アリル基、R43;シクロヘキシル基
R41、R42;アリル基、R43;トリフルオロメチル基
R41、R42;アリル基、R43;2,2,2−トリフルオロエチル基
R41、R42;アリル基、R43;ビニル基
R41、R42;アリル基、R43;アリル基
R41、R42;アリル基、R43;フェニル基
R41、R42;アリル基、R43;4−トリル基
R41、R42;プロパルギル基、R43;メチル基
R41、R42;プロパルギル基、R43;エチル基
R41、R42;プロパルギル基、R43;シクロヘキシル基
R41、R42;プロパルギル基、R43;トリフルオロメチル基
R41、R42;プロパルギル基、R43;2,2,2−トリフルオロエチル基
R41、R42;プロパルギル基、R43;ビニル基
R41、R42;プロパルギル基、R43;フェニル基
R41、R42;プロパルギル基、R43;4−トリル基
R41;アリル基、R42;水素基、R43;メチル基
R41;アリル基、R42;水素基、R43;エチル基
R41;アリル基、R42;水素基、R43;シクロヘキシル基
R41;アリル基、R42;水素基、R43;トリフルオロメチル基
R41;アリル基、R42;水素基、R43;2,2,2−トリフルオロエチル基
R41;アリル基、R42;水素基、R43;ビニル基
R41;アリル基、R42;水素基、R43;アリル基
R41;アリル基、R42;水素基、R43;フェニル基
R41;アリル基、R42;水素基、R43;4−トリル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;メチル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;エチル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;シクロヘキシル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;トリフルオロメチル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;2,2,2−トリフルオロエチル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;ビニル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;アリル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;フェニル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;4−トリル基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R41、R42;アリル基、R43;エチル基
R41、R42;アリル基、R43;シクロヘキシル基
R41、R42;アリル基、R43;トリフルオロメチル基
R41、R42;アリル基、R43;2,2,2−トリフルオロエチル基
R41、R42;アリル基、R43;ビニル基
R41、R42;アリル基、R43;アリル基
R41、R42;アリル基、R43;フェニル基
R41、R42;アリル基、R43;4−トリル基
R41;アリル基、R42;水素基、R43;メチル基
R41;アリル基、R42;水素基、R43;エチル基
R41;アリル基、R42;水素基、R43;シクロヘキシル基
R41;アリル基、R42;水素基、R43;トリフルオロメチル基
R41;アリル基、R42;水素基、R43;2,2,2−トリフルオロエチル基
R41;アリル基、R42;水素基、R43;ビニル基
R41;アリル基、R42;水素基、R43;フェニル基
R41;アリル基、R42;水素基、R43;4−トリル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;メチル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;エチル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;シクロヘキシル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;トリフルオロメチル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;2,2,2−トリフルオロエチル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;ビニル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;アリル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;フェニル基
R41;プロパルギル基、R42;水素基、R43;4−トリル基
更に好ましくは、以下のものが挙げられる。
R41、R42;アリル基、R43;エチル基
R41、R42;アリル基、R43;シクロヘキシル基
R41、R42;アリル基、R43;トリフルオロメチル基
R41、R42;アリル基、R43;2,2,2−トリフルオロエチル基
R41、R42;アリル基、R43;ビニル基
R41、R42;アリル基、R43;アリル基
R41、R42;アリル基、R43;フェニル基
R41、R42;アリル基、R43;4−トリル基
11.スルタム
R44及びR45の中で好ましい組み合わせは、電池特性の観点からR44が、アリル基又はプロパルギル基であるものが好ましく、以下の例が挙げられる。
R44;アリル基、R45;テトラメチレン基
R44;アリル基、R45;ペンタメチレン基
R44;プロパルギル基、R45;トリメチレン基
R44;プロパルギル基、R45;テトラメチレン基
R44;プロパルギル基、R45;ペンタメチレン基
より好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R44;アリル基、R45;テトラメチレン基
R44;プロパルギル基、R45;トリメチレン基
R44;プロパルギル基、R45;テトラメチレン基
12.ジスルホン酸アミド
クチニル基、9−デセニル基、9−デシニル基などが挙げられ、この中で、アリル基、プロパルギル基、3−ブテニル基、3−ブチニル基、4−ペンテニル基、4−ペンチニル基などの末端に炭素−炭素不飽和結合をもつものが電池特性の点から好ましい。
R50としては、直結基、メチレン基、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン基、ノナメチレン基、デカメチレン基、ビニレン基、アセチレン基、1,2−フェニレン基、1,3−フェニレン基、1,4−フェニレン基、4,4’−ビフェニレン基、1,2−シクロヘキサンジイル基、1,3−シクロヘキサンジイル基、1,4−シクロヘキサンジイル基などが挙げられる。
R46〜R49;アリル基、R50;直結基
R46〜R49;アリル基、R50;メチレン基
R46〜R49;アリル基、R50;エチレン基
R46〜R49;アリル基、R50;トリメチレン基
R46〜R49;アリル基、R50;テトラメチレン基
R46〜R49;アリル基、R50;ペンタメチレン基
R46〜R49;アリル基、R50;ヘキサメチレン基
R46〜R49;プロパルギル基、R50;直結基
R46〜R49;プロパルギル基、R50;メチレン基
R46〜R49;プロパルギル基、R50;エチレン基
R46〜R49;プロパルギル基、R50;トリメチレン基
R46〜R49;プロパルギル基、R50;テトラメチレン基
R46〜R49;プロパルギル基、R50;ペンタメチレン基
R46〜R49;プロパルギル基、R50;ヘキサメチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;水素基、R50;直結基
R46、R48;アリル基、R47、R49;水素基、R50;エチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;水素基、R50;トリメチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;水素基、R50;テトラメチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;水素基、R50;ペンタメチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;水素基、R50;ヘキサメチレン基
R46、R48;プロパルギル基、R47、R49;水素基、R50;直結基
R46、R48;プロパルギル基、R47、R49;水素基、R50;メチレン基
R46、R48;プロパルギル基、R47、R49;水素基、R50;エチレン基
R46、R48;プロパルギル基、R47、R49;水素基、R50;トリメチレン
基
R46、R48;プロパルギル基、R47、R49;水素基、R50;テトラメチレン基
R46、R48;プロパルギル基、R47、R49;水素基、R50;ペンタメチレン基
R46、R48;プロパルギル基、R47、R49;水素基、R50;ヘキサメチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;メチル基、R50;直結基
R46、R48;アリル基、R47、R49;メチル基、R50;メチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;メチル基、R50;トリメチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;メチル基、R50;テトラメチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;メチル基、R50;ペンタメチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;メチル基、R50;ヘキサメチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;エチル基、R50;直結基
R46、R48;アリル基、R47、R49;エチル基、R50;メチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;エチル基、R50;エチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;エチル基、R50;トリメチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;エチル基、R50;テトラメチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;エチル基、R50;ペンタメチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;エチル基、R50;ヘキサメチレン基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R46〜R49;アリル基、R50;メチレン基
R46〜R49;アリル基、R50;エチレン基
R46〜R49;アリル基、R50;トリメチレン基
R46〜R49;アリル基、R50;テトラメチレン基
R46〜R49;アリル基、R50;ペンタメチレン基
R46〜R49;アリル基、R50;ヘキサメチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;水素基、R50;直結基
R46、R48;アリル基、R47、R49;水素基、R50;メチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;水素基、R50;エチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;水素基、R50;トリメチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;水素基、R50;テトラメチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;水素基、R50;ペンタメチレン基
R46、R48;アリル基、R47、R49;水素基、R50;ヘキサメチレン基
R46、R48;プロパルギル基、R47、R49;水素基、R50;直結基
R46、R48;プロパルギル基、R47、R49;水素基、R50;エチレン基
R46、R48;プロパルギル基、R47、R49;水素基、R50;トリメチレン基
R46、R48;プロパルギル基、R47、R49;水素基、R50;テトラメチレン基
R46、R48;プロパルギル基、R47、R49;水素基、R50;ペンタメチレン基
R46、R48;プロパルギル基、R47、R49;水素基、R50;ヘキサメチレ
ン基
更に好ましくは、以下のものが挙げられる。
R46〜R49;アリル基、R50;メチレン基
R46〜R49;アリル基、R50;エチレン基
R46〜R49;アリル基、R50;トリメチレン基
R46〜R49;アリル基、R50;テトラメチレン基
R46〜R49;アリル基、R50;ペンタメチレン基
R46〜R49;アリル基、R50;ヘキサメチレン基
R53及びR54としては、メチル基、エチル基、トリフルオロメチル基などが挙げられる。
R55としては、メチレン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレンなどが挙げられる。
R51、R52;アリル基、R53、R54;メチル基、R55;メチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;メチル基、R55;エチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;メチル基、R55;トリメチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;メチル基、R55;テトラメチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;エチル基、R55;メチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;エチル基、R55;エチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;エチル基、R55;トリメチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;エチル基、R55;テトラメチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;トリフルオロメチル基、R55;メチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;トリフルオロメチル基、R55;エチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;トリフルオロメチル基、R55;トリメチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;トリフルオロメチル基、R55;テトラメチレン
R51、R52;プロパルギル基、R53、R54;メチル基、R55;メチレン
R51、R52;プロパルギル基、R53、R54;メチル基、R55;エチレン
R51、R52;プロパルギル基、R53、R54;メチル基、R55;テトラメチレン
R51、R52;プロパルギル基、R53、R54;エチル基、R55;メチレン
R51、R52;プロパルギル基、R53、R54;エチル基、R55;エチレン
R51、R52;プロパルギル基、R53、R54;エチル基、R55;トリメチレン
R51、R52;プロパルギル基、R53、R54;エチル基、R55;テトラメチレン
R51、R52;プロパルギル基、R53、R54;トリフルオロメチル基、R55;メチレン
R51、R52;プロパルギル基、R53、R54;トリフルオロメチル基、R55;エチレン
R51、R52;プロパルギル基、R53、R54;トリフルオロメチル基、R55;トリメチレン
R51、R52;プロパルギル基、R53、R54;トリフルオロメチル基、R55;テトラメチレン
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R51、R52;アリル基、R53、R54;メチル基、R55;エチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;メチル基、R55;トリメチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;メチル基、R55;テトラメチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;エチル基、R55;メチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;エチル基、R55;エチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;エチル基、R55;トリメチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;エチル基、R55;テトラメチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;トリフルオロメチル基、R55;メチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;トリフルオロメチル基、R55;エチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;トリフルオロメチル基、R55;トリメチレン
R51、R52;アリル基、R53、R54;トリフルオロメチル基、R55;テトラメチレン
13.スルファミン酸エステル
R58としては、メチル、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、アリル基、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基などが挙げられ、またヘテロ原子を含んだ置換基としては、メトキシエチル、エトキシエチル、2−シアノエチル基、2−シアノ−1−(シアノメチル)エチルなどが挙げられる。
R56;アリル基、R57;アリル基、R58;メチル基
R56;アリル基、R57;アリル基、R58;エチル基
R56;アリル基、R57;アリル基、R58;シクロヘキシル基
R56;アリル基、R57;アリル基、R58;フェニル基
R56;アリル基、R57;アリル基、R58;2,2,2−トリフルオロエチル基
R56;アリル基、R57;アリル基、R58;2−シアノエチル基
R56;プロパルギル基、R57;プロパルギル基、R58;メチル基
R56;プロパルギル基、R57;プロパルギル基、R58;エチル基
R56;プロパルギル基、R57;プロパルギル基、R58;シクロヘキシル基
R56;プロパルギル基、R57;プロパルギル基、R58;フェニル基
R56;プロパルギル基、R57;プロパルギル基、R58;2,2,2−トリフルオロエチル基
R56;プロパルギル基、R57;プロパルギル基、R58;2−シアノエチル基
R56;アリル基、R57;水素基、R58;メチル基
R56;アリル基、R57;水素基、R58;エチル基
R56;アリル基、R57;水素基、R58;シクロヘキシル基
R56;アリル基、R57;水素基、R58;フェニル基
R56;アリル基、R57;水素基、R58;2,2,2−トリフルオロエチル基
R56;アリル基、R57;水素基、R58;2−シアノエチル基
R56;プロパルギル基、R57;水素基、R58;メチル基
R56;プロパルギル基、R57;水素基、R58;エチル基
R56;プロパルギル基、R57;水素基、R58;シクロヘキシル基
R56;プロパルギル基、R57;水素基、R58;フェニル基
R56;プロパルギル基、R57;水素基、R58;2,2,2−トリフルオロエチル基
R56;プロパルギル基、R57;水素基、R58;2−シアノエチル基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R56;アリル基、R57;アリル基、R58;エチル基
R56;アリル基、R57;アリル基、R58;シクロヘキシル基
R56;アリル基、R57;アリル基、R58;フェニル基
R56;アリル基、R57;アリル基、R58;2,2,2−トリフルオロエチル基
R56;アリル基、R57;アリル基、R58;2−シアノエチル基
R56;アリル基、R57;水素基、R58;メチル基
R56;アリル基、R57;水素基、R58;エチル基
R56;アリル基、R57;水素基、R58;シクロヘキシル基
R56;アリル基、R57;水素基、R58;フェニル基
R56;アリル基、R57;水素基、R58;2,2,2−トリフルオロエチル基
R56;アリル基、R57;水素基、R58;2−シアノエチル基
R56;プロパルギル基、R57;水素基、R58;メチル基
R56;プロパルギル基、R57;水素基、R58;エチル基
R56;プロパルギル基、R57;水素基、R58;シクロヘキシル基
R56;プロパルギル基、R57;水素基、R58;フェニル基
R56;プロパルギル基、R57;水素基、R58;2,2,2−トリフルオロエチル基
R56;プロパルギル基、R57;水素基、R58;2−シアノエチル基
更に好ましくは、以下のものが挙げられる。
R56;アリル基、R57;アリル基、R58;エチル基
R56;アリル基、R57;アリル基、R58;シクロヘキシル基
R56;アリル基、R57;アリル基、R58;フェニル基
R56;アリル基、R57;アリル基、R58;2,2,2−トリフルオロエチル基
R56;アリル基、R57;アリル基、R58;2−シアノエチル基
14.環状スルファミン酸エステル
R59〜R60の中で好ましい組み合わせは、電池特性向上の観点からR59が、アリル基又はプロパルギル基であるものであり、以下に具体例を挙げる。
R59;アリル基、R60;トリメチレン基
R59;アリル基、R60;テトラメチレン基
R59;プロパルギル基、R60;エチレン基
R59;プロパルギル基、R60;トリメチレン基
R59;プロパルギル基、R60;テトラメチレン基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R59;アリル基、R60;トリメチレン基
R59;プロパルギル基、R60;エチレン基
R59;プロパルギル基、R60;トリメチレン基
15.スルファミド
クチニル基、9−デセニル基、9−デシニル基などが挙げられ、この中で、アリル基、プロパルギル基、3−ブテニル基、3−ブチニル基、4−ペンテニル基、4−ペンチニル基などの末端に炭素−炭素不飽和結合をもつものが電池特性の点から好ましい。
R61〜R64の中で好ましい組み合わせは、電池特性の観点から、R61がアリル基又はプロパルギル基であるものが望ましく、以下の例が挙げられる。
R61〜R64;プロパルギル基
R61、R63;アリル基、R62、R64;水素基
R61、R63;プロパルギル基、R62、R64;水素基
R61、R63;アリル基、R62、R64;メチル基
R61、R63;プロパルギル基、R62、R64;メチル基
R61、R63;アリル基、R62、R64;エチル基
R61、R63;プロパルギル基、R62、R64;エチル基
R61、R63;アリル基、R62、R64;プロピル基
R61、R63;プロパルギル基、R62、R64;プロピル基
R61、R62;アリル基、R63、R64;メチル基
R61;アリル基、R62;水素基、R63、R64;メチル基
R61、R62;プロパルギル基、R63、R64;メチル基
R61;プロパルギル基、R62;水素基、R63、R64;メチル基
R61、R62;アリル基、R63、R64;エチル基
R61;アリル基、R62;水素基、R63、R64;エチル基
R61、R62;プロパルギル基、R63、R64;エチル基
R61;プロパルギル基、R62;水素基、R63、R64;エチル基
R61、R62;アリル基、R63、R64;プロピル基
R61;アリル基、R62;水素基、R63、R64;プロピル基
R61、R62;プロパルギル基、R63、R64;プロピル基
R61;プロパルギル基、R62;水素基、R63、R64;プロピル基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R61、R63;アリル基、R62、R64;水素基
R61、R63;プロパルギル基、R62、R64;水素基
R61、R62;アリル基、R63、R64;メチル基
R61;アリル基、R62;水素基、R63、R64;メチル基
R61;プロパルギル基、R62;水素基、R63、R64;メチル基
R61、R62;アリル基、R63、R64;エチル基
R61;アリル基、R62;水素基、R63、R64;エチル基
R61;プロパルギル基、R62;水素基、R63、R64;エチル基
R61、R62;アリル基、R63、R64;プロピル基
R61;アリル基、R62;水素基、R63、R64;プロピル基
R61;プロパルギル基、R62;水素基、R63、R64;プロピル基
更に好ましくは、以下のものが挙げられる。
R61、R62;アリル基、R63、R64;メチル基
R61、R62;アリル基、R63、R64;エチル基
R61、R62;アリル基、R63、R64;プロピル基
16.環状スルファミド
R67としては、エチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、1−メチルトリメチレン基、2−メチルトリメチレン基、3−メチルトリメチレン基、2,2−ジメチルトリメチレン基などが挙げられる。
R65、R66;アリル基、R67;エチレン基
R65、R66;プロパルギル基、R67;エチレン基
R65;アリル基、R66;水素基、R67;エチレン基
R65;プロパルギル基、R66;水素基、R67;エチレン基
R65、R66;アリル基、R67;トリメチレン基
R65、R66;プロパルギル基、R67;トリメチレン基
R65;アリル基、R66;水素基、R67;トリメチレン基
R65;プロパルギル基、R66;水素基、R67;トリメチレン基
R65、R66;アリル基、R67;2,2−ジメチルトリメチレン基
R65、R66;プロパルギル基、R67;2,2−ジメチルトリメチレン基
R65;アリル基、R66;水素基、R67;2,2−ジメチルトリメチレン基
R65;プロパルギル基、R66;水素基、R67;2,2−ジメチルトリメチレン基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R65、R66;プロパルギル基、R67;エチレン基
R65、R66;アリル基、R67;トリメチレン基
R65、R66;プロパルギル基、R67;トリメチレン基
R65、R66;アリル基、R67;2,2−ジメチルトリメチレン基
R65、R66;プロパルギル基、R67;2,2−ジメチルトリメチレン基
17.リン酸モノアミド
R70、R71としては、メチル、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、アリル基、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基などが挙げられ、またヘ
テロ原子を含んだ置換基としては、メトキシエチル、エトキシエチル、2−シアノエチル基などが挙げられる。
R68;アリル基、R69;アリル基、R70、R71;メチル基
R68;アリル基、R69;アリル基、R70、R71;エチル基
R68;アリル基、R69;アリル基、R70、R71;シクロヘキシル基
R68;アリル基、R69;アリル基、R70、R71;フェニル基
R68;アリル基、R69;アリル基、R70、R71;2,2,2−トリフルオロエチル基
R68;アリル基、R69;アリル基、R70、R71;2−シアノエチル基
R68;プロパルギル基、R69;プロパルギル基、R70、R71;メチル基
R68;プロパルギル基、R69;プロパルギル基、R70、R71;エチル基
R68;プロパルギル基、R69;プロパルギル基、R70、R71;シクロヘキシル基
R68;プロパルギル基、R69;プロパルギル基、R70、R71;フェニル基
R68;プロパルギル基、R69;プロパルギル基、R70、R71;2,2,2−トリフルオロエチル基
R68;プロパルギル基、R69;プロパルギル基、R70、R71;2−シアノエチル基
R68;アリル基、R69;水素基、R70、R71;エチル基
R68;アリル基、R69;水素基、R70、R71;シクロヘキシル基
R68;アリル基、R69;水素基、R70、R71;フェニル基
R68;アリル基、R69;水素基、R70、R71;2,2,2−トリフルオロエチル基
R68;アリル基、R69;水素基、R70、R71;2−シアノエチル基
R68;プロパルギル基、R69;水素基、R70、R71;メチル基
R68;プロパルギル基、R69;水素基、R70、R71;エチル基
R68;プロパルギル基、R69;水素基、R70、R71;シクロヘキシル基
R68;プロパルギル基、R69;水素基、R70、R71;フェニル基
R68;プロパルギル基、R69;水素基、R70、R71;2,2,2−トリフルオロエチル基
R68;プロパルギル基、R69;水素基、R70、R71;2−シアノエチル基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R68;アリル基、R69;アリル基、R70、R71;エチル基
R68;アリル基、R69;アリル基、R70、R71;シクロヘキシル基
R68;アリル基、R69;アリル基、R70、R71;フェニル基
R68;アリル基、R69;アリル基、R70、R71;2,2,2−トリフルオロエチル基
R68;アリル基、R69;アリル基、R70、R71;2−シアノエチル基
R68;アリル基、R69;水素基、R70、R71;メチル基
R68;アリル基、R69;水素基、R70、R71;エチル基
R68;アリル基、R69;水素基、R70、R71;シクロヘキシル基
R68;アリル基、R69;水素基、R70、R71;フェニル基
R68;アリル基、R69;水素基、R70、R71;2,2,2−トリフルオロエチル基
R68;アリル基、R69;水素基、R70、R71;2−シアノエチル基
R68;プロパルギル基、R69;水素基、R70、R71;メチル基
R68;プロパルギル基、R69;水素基、R70、R71;エチル基
R68;プロパルギル基、R69;水素基、R70、R71;シクロヘキシル基
R68;プロパルギル基、R69;水素基、R70、R71;フェニル基
R68;プロパルギル基、R69;水素基、R70、R71;2,2,2−トリフルオロエチル基
R68;プロパルギル基、R69;水素基、R70、R71;2−シアノエチル基
更に好ましくは、以下のものが挙げられる。
R68;アリル基、R69;アリル基、R70、R71;エチル基
R68;アリル基、R69;アリル基、R70、R71;シクロヘキシル基
R68;アリル基、R69;アリル基、R70、R71;フェニル基
R68;アリル基、R69;アリル基、R70、R71;2,2,2−トリフルオロエチル基
R68;アリル基、R69;アリル基、R70、R71;2−シアノエチル基
18.環状リン酸モノアミド
R72〜R74の中で好ましい組み合わせは、電池特性の観点からR72が、アリル基又はプロパルギル基であるものであり、以下の例が挙げられる。
R72;アリル基、R73;エチル基、R74;エチレン基
R72;アリル基、R73;メチル基、R74;トリメチレン基
R72;アリル基、R73;エチル基、R74;トリメチレン基
R72;アリル基、R73;メチル基、R74;2,2−ジメチルトリメチレン基
R72;アリル基、R73;エチル基、R74;2,2−ジメチルトリメチレン基
R72;プロパルギル基、R73;メチル基、R74;エチレン基
R72;プロパルギル基、R73;エチル基、R74;エチレン基
R72;プロパルギル基、R73;メチル基、R74;トリメチレン基
R72;プロパルギル基、R73;エチル基、R74;トリメチレン基
R72;プロパルギル基、R73;メチル基、R74;2,2−ジメチルトリメチレン基
R72;プロパルギル基、R73;エチル基、R74;2,2−ジメチルトリメチレン基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R72;アリル基、R73;エチル基、R74;エチレン基
R72;プロパルギル基、R73;メチル基、R74;エチレン基
R72;プロパルギル基、R73;エチル基、R74;エチレン基
19.リン酸ジアミド
R79としては、メチル、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、t−ブ
チル基、ペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、アリル基、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基などが挙げられ、またヘテロ原子を含んだ置換基としては、メトキシエチル、エトキシエチル、2−シアノエチル基などが挙げられる。
R75〜R78;アリル基、R79;メチル基
R75、R77;アリル基、R76、R78;水素基、R79;メチル基
R75〜R78;プロパルギル基、R79;メチル基
R75、R77;プロパルギル基、R76、R78;水素基、R79;メチル基
R75〜R78;アリル基、R79;エチル基
R75、R77;アリル基、R76、R78;水素基、R79;エチル基
R75〜R78;プロパルギル基、R79;エチル基
R75、R77;プロパルギル基、R76、R78;水素基、R79;エチル基
R75〜R78;アリル基、R79;2,2,2−トリフルオロエチル基
R75、R77;アリル基、R76、R78;水素基、R79;2,2,2−トリフルオロエチル基
R75〜R78;プロパルギル基、R79;2,2,2−トリフルオロエチル基
R75、R77;プロパルギル基、R76、R78;水素基、R79;2,2,2−トリフルオロエチル基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R75、R77;アリル基、R76、R78;水素基、R79;メチル基
R75、R77;プロパルギル基、R76、R78;水素基、R79;メチル基
R75〜R78;アリル基、R79;エチル基
R75、R77;アリル基、R76、R78;水素基、R79;エチル基
R75、R77;プロパルギル基、R76、R78;水素基、R79;エチル基
R75〜R78;アリル基、R79;2,2,2−トリフルオロエチル基
R75、R77;アリル基、R76、R78;水素基、R79;2,2,2−トリフルオロエチル基
R75、R77;プロパルギル基、R76、R78;水素基、R79;2,2,2−トリフルオロエチル基
20.環状リン酸ジアミド
クチニル基、9−デセニル基、9−デシニル基などが挙げられ、この中で、アリル基、プロパルギル基、3−ブテニル基、3−ブチニル基、4−ペンテニル基、4−ペンチニル基などの末端に炭素−炭素不飽和結合をもつものが電池特性の点から好ましい。
R83としては、エチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、1−メチルトリメチレン基、2−メチルトリメチレン基、3−メチルトリメチレン基、2,2−ジメチルトリメチレン基などが挙げられる。
R80;アリル基、R81、R82;メチル基、R83;エチレン基
R80;プロパルギル基、R81、R82;メチル基、R83;エチレン基
R80;アリル基、R81、R82;エチル基、R83;エチレン基
R80;プロパルギル基、R81、R82;エチル基、R83;エチレン基
R80;アリル基、R81、R82;アリル基、R83;エチレン基
R80;プロパルギル基、R81、R82;アリル基、R83;エチレン基
R80;アリル基、R81、R82;プロパルギル基、R83;エチレン基
R80;プロパルギル基、R81、R82;プロパルギル基、R83;エチレン基
R80;アリル基、R81;アリル基、R82;水素基、R83;エチレン基
R80;プロパルギル基、R81;アリル基、R82;水素基、R83;エチレン基
R80;アリル基、R81;プロパルギル基、R82;水素基、R83;エチレン基
R80;プロパルギル基、R81;プロパルギル基、R82;水素基、R83;エチレン基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R80;アリル基、R81、R82;エチル基、R83;エチレン基
R80;アリル基、R81、R82;アリル基、R83;エチレン基
R80;アリル基、R81;アリル基、R82;水素基、R83;エチレン基
R86としては、メチル、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、アリル基、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基などが挙げられ、またヘテロ原子を含んだ置換基としては、メトキシエチル、エトキシエチル、2−シアノエチル基などが挙げられる。
R84〜R87の中で好ましい組み合わせは、電池特性の観点からR84が、アリル基又はプロパルギル基であるものであり、以下に具体例を挙げる。
R84、R85;プロパルギル基、R86;メチル基、R87;エチレン基
R84;アリル基、R85;水素基、R86;メチル基、R87;エチレン基
R84;プロパルギル基、R85;水素基、R86;メチル基、R87;エチレン基
R84、R85;アリル基、R86;エチル基、R87;エチレン基
R84、R85;プロパルギル基、R86;エチル基、R87;エチレン基
R84;アリル基、R85;水素基、R86;エチル基、R87;エチレン基
R84;プロパルギル基、R85;水素基、R86;エチル基、R87;エチレン基
R84、R85;アリル基、R86;2,2,2−トリフルオロエチル基、R87;エチレン基
R84、R85;プロパルギル基、R86;2,2,2−トリフルオロエチル基、R87;エチレン基
R84;アリル基、R85;水素基、R86;2,2,2−トリフルオロエチル基、R87;エチレン基
R84;プロパルギル基、R85;水素基、R86;2,2,2−トリフルオロエチル基、R87;エチレン基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R84;アリル基、R85;水素基、R86;メチル基、R87;エチレン基
R84、R85;アリル基、R86;エチル基、R87;エチレン基
R84;アリル基、R85;水素基、R86;エチル基、R87;エチレン基
R84、R85;アリル基、R86;2,2,2−トリフルオロエチル基、R87;エチレン基
R84;アリル基、R85;水素基、R86;2,2,2−トリフルオロエチル基、R87;エチレン基
21.リン酸トリアミド
R88〜R93の中で好ましい組み合わせは、電池特性の観点からR88が、アリル基又はプロパルギル基であるものであり、以下の例が挙げられる。
R88、R90、R92;アリル基、R89、R91、R93;水素基
R88〜R93;プロパルギル基
R88、R90、R92;プロパルギル基、R89、R91、R93;水素基
R88、R89;アリル基、R90〜R93;メチル基
R88;アリル基、R89;水素基、R90〜R93;メチル基
R88〜R91;アリル基、R92、R93;メチル基
R88、R90;アリル基、R89、R91;水素基、R92、R93;メチル基
R88、R89;プロパルギル基、R90〜R93;メチル基
R88;プロパルギル基、R89;水素基、R90〜R93;メチル基
R88〜R91;プロパルギル基、R92、R93;メチル基
R88、R90;プロパルギル基、R89、R91;水素基、R92、R93;メチル基
R88、R89;アリル基、R90〜R93;エチル基
R88;アリル基、R89;水素基、R90〜R93;エチル基
R88〜R91;アリル基、R92、R93;エチル基
R88、R90;アリル基、R89、R91;水素基、R92、R93;エチル基
R88、R89;プロパルギル基、R90〜R93;エチル基
R88;プロパルギル基、R89;水素基、R90〜R93;エチル基
R88〜R91;プロパルギル基、R92、R93;エチル基
R88、R90;プロパルギル基、R89、R91;水素基、R92、 R93;エチル基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R88、R90、R92;アリル基、R89、R91、R93;水素基
R88、R90、R92;プロパルギル基、R89、R91、R93;水素基
R88、R89;アリル基、R90〜R93;メチル基
R88;アリル基、R89;水素基、R90〜R93;メチル基
R88〜R91;アリル基、R92、R93;メチル基
R88、R90;アリル基、R89、R91;水素基、R92、R93;メチル基
R88;プロパルギル基、R89;水素基、R90〜R93;メチル基
R88、R90;プロパルギル基、R89、R91;水素基、R92、R93;メチル基
R88、R89;アリル基、R90〜R93;エチル基
R88;アリル基、R89;水素基、R90〜R93;エチル基
R88〜R91;アリル基、R92、R93;エチル基
R88、R90;アリル基、R89、R91;水素基、R92、R93;エチル基
R88;プロパルギル基、R89;水素基、R90〜R93;エチル基
R88、R90;プロパルギル基、R89、R91;水素基、R92、R93;エチル基
更に好ましくは、以下のものが挙げられる。
R88、R90、R92;アリル基、R89、R91、R93;水素基
R88、R89;アリル基、R90〜R93;メチル基
R88;アリル基、R89;水素基、R90〜R93;メチル基
R88〜R91;アリル基、R92、R93;メチル基
R88、R90;アリル基、R89、R91;水素基、R92、R93;メチル基
R88、R89;アリル基、R90〜R93;エチル基
R88;アリル基、R89;水素基、R90〜R93;エチル基
R88〜R91;アリル基、R92、R93;エチル基
R88、R90;アリル基、R89、R91;水素基、R92、R93;エチル基
22.環状リン酸トリアミド
R97’としては、エチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、1−メチルトリメチレン基、2−メチルトリメチレン基、3−メチルトリメチレン基、2,2−ジメチルトリメチレン基などが挙げられる。
R94、R95;アリル基、R96、R97;メチル基、R97’;エチレン基
R94、R95;プロパルギル基、R96、R97;メチル基、R97’;エチレン基
R94、R95;アリル基、R96、R97;エチル基、R97’;エチレン基
R94、R95;プロパルギル基、R96、R97;エチル基、R97’;エチレン基
R94、R95;アリル基、R96、R97;アリル基、R97’;エチレン基
R94、R95;プロパルギル基、R96、R97;アリル基、R97’;エチレン基
R94、R95;アリル基、R96;アリル基、R97;水素基、R97’;エチレン基
R94、R95;プロパルギル基、R96;アリル基、R97;水素基、R97’;エチレン基
R94、R95;アリル基、R96;プロパルギル基、R97;水素基、R97’;エチレン基
R94、R95;プロパルギル基、R96;プロパルギル基、R97;水素基、R9
7’;エチレン基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R94、R95;アリル基、R96、R97;エチル基、R97’;エチレン基
R94、R95;アリル基、R96、R97;アリル基、R97’;エチレン基
R94、R95;アリル基、R96;アリル基、R97;水素基、R97’;エチレン基
23.ホスホン酸モノアミド
R100としては、メチル、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、アリル基、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基などが挙げられ、またヘテロ原子を含んだ置換基としては、メトキシエチル、エトキシエチル、2−シアノエチル基などが挙げられる。
メチル基、シアノメチル基、1−シアノエチル基、2−シアノエチル基などが挙げられる。
R98、R99;アリル基、R100;メチル基、R101;メチル基
R98、R99;アリル基、R100;エチル基、R101;メチル基
R98、R99;アリル基、R100;メチル基、R101;エチル基
R98、R99;アリル基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;メチル基
R98、R99;アリル基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;エチル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;メチル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;エチル基、R101;メチル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;エチル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;メチル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;エチル基
R98、R99;プロパルギル基、R100;メチル基、R101;メチル基
R98、R99;プロパルギル基、R100;メチル基、R101;エチル基
R98、R99;プロパルギル基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;メチル基
R98、R99;プロパルギル基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;エチル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;メチル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;エチル基、R101;メチル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;エチル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;メチル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;エチル基
R98、R99;アリル基、R100;メチル基、R101;フェニル基
R98、R99;アリル基、R100;エチル基、R101;フェニル基
R98、R99;アリル基、R100;エチル基、R101;フェニル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;フェニル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;エチル基、R101;フェニル基
R98、R99;プロパルギル基、R100;メチル基、R101;フェニル基
R98、R99;プロパルギル基、R100;エチル基、R101;フェニル基
R98、R99;プロパルギル基、R100;メチル基、R101;フェニル基
R98、R99;プロパルギル基、R100;エチル基、R101;フェニル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;フェニル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;エチル基、R101;フェニル基
R98、R99;アリル基、R100;メチル基、R101;ビニル基
R98、R99;アリル基、R100;エチル基、R101;ビニル基
R98、R99;アリル基、R100;メチル基、R101;ビニル基
R98、R99;アリル基、R100;エチル基、R101;ビニル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;ビニル基
R98、R99;プロパルギル基、R100;メチル基、R101;ビニル基
R98、R99;プロパルギル基、R100;エチル基、R101;ビニル基
R98、R99;プロパルギル基、R100;メチル基、R101;ビニル基
R98、R99;プロパルギル基、R100;エチル基、R101;ビニル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;ビニル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;エチル基、R101;フェニル基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R98、R99;アリル基、R100;エチル基、R101;メチル基
R98、R99;アリル基、R100;メチル基、R101;エチル基
R98、R99;アリル基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;メチル基
R98、R99;アリル基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;エチル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;メチル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;エチル基、R101;メチル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;エチル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;メチル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;エチル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;メチル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;エチル基、R101;メチル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;エチル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;メチル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;エチル基
R98、R99;アリル基、R100;メチル基、R101;フェニル基
R98、R99;アリル基、R100;エチル基、R101;フェニル基
R98、R99;アリル基、R100;メチル基、R101;フェニル基
R98、R99;アリル基、R100;エチル基、R101;フェニル基
R98、R99;アリル基、R100;メチル基、R101;フェニル基
R98、R99;アリル基、R100;エチル基、R101;フェニル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;フェニル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;エチル基、R101;フェニル基
R98、R99;アリル基、R100;メチル基、R101;ビニル基
R98、R99;アリル基、R100;エチル基、R101;ビニル基
R98、R99;アリル基、R100;メチル基、R101;ビニル基
R98、R99;アリル基、R100;エチル基、R101;ビニル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;ビニル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;エチル基、R101;ビニル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;ビニル基
R98;プロパルギル基、R99;水素基、R100;エチル基、R101;フェニル基
更に好ましくは、以下のものが挙げられる。
R98、R99;アリル基、R100;エチル基、R101;メチル基
R98、R99;アリル基、R100;メチル基、R101;エチル基
R98、R99;アリル基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;メチル基
R98、R99;アリル基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;エチル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;メチル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;エチル基、R101;メチル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;エチル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;メチル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;2,2,2−トリフルオロエチル基、R101;エチル基
R98、R99;アリル基、R100;メチル基、R101;フェニル基
R98、R99;アリル基、R100;エチル基、R101;フェニル基
R98、R99;アリル基、R100;メチル基、R101;フェニル基
R98、R99;アリル基、R100;エチル基、R101;フェニル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;メチル基、R101;フェニル基
R98;アリル基、R99;水素基、R100;エチル基、R101;フェニル基
24.環状ホスホン酸モノアミド
オクチニル基、9−デセニル基、9−デシニル基などが挙げられ、この中で、アリル基、プロパルギル基、3−ブテニル基、3−ブチニル基、4−ペンテニル基、4−ペンチニル基などの末端に炭素−炭素不飽和結合をもつものが電池特性の点から好ましい。
R102〜R104の中で好ましい組み合わせは、電池特性向上の観点からR102が、アリル基又はプロパルギル基であるものであり、以下の例が挙げられる。
R102;アリル基、R103;エチル基、R104;エチレン基
R102;アリル基、R103;フェニル基、R104;エチレン基
R102;アリル基、R103;ビニル基、R104;エチレン基
R102;プロパルギル基、R103;メチル基、R104;エチレン基
R102;プロパルギル基、R103;エチル基、R104;エチレン基
R102;プロパルギル基、R103;フェニル基、R104;エチレン基
R102;プロパルギル基、R103;ビニル基、R104;エチレン基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R102;アリル基、R103;エチル基、R104;エチレン基
R102;アリル基、R103;フェニル基、R104;エチレン基
R102;プロパルギル基、R103;メチル基、R104;エチレン基
R102;プロパルギル基、R103;エチル基、R104;エチレン基
R102;プロパルギル基、R103;フェニル基、R104;エチレン基
25.ホスホン酸ジアミド
オクチニル基、9−デセニル基、9−デシニル基などが挙げられ、この中で、アリル基、プロパルギル基、3−ブテニル基、3−ブチニル基、4−ペンテニル基、4−ペンチニル基などの末端に炭素−炭素不飽和結合をもつものが電池特性の点から好ましい。
R109としては、水素基、メチル、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、シクロヘキシル基、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、ビニル基、アリル基、1−プロペニル基、イソプロペニル基、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基などが挙げられ、またヘテロ原子を含んだ置換基としては、メトキシメチル、エトキシメチル、アセチルメチル基、シアノメチル基、1−シアノエチル基、2−シアノエチル基などが挙げられる。
R105〜R108;アリル基、R109;メチル基
R105、R107;アリル基、R106、R108;水素基、R109;メチル基
R105〜R108;プロパルギル基、R109;メチル基
R105、R107;プロパルギル基、R106、R108;水素基、R109;メチル基
R105〜R108;アリル基、R109;エチル基
R105、R107;アリル基、R106、R108;水素基、R109;エチル基
R105〜R108;プロパルギル基、R109;エチル基
R105、R107;プロパルギル基、R106、R108;水素基、R109;エチル基
R105〜R108;アリル基、R109;フェニル基
R105、R107;アリル基、R106、R108;水素基、R109;フェニル基
R105〜R108;プロパルギル基、R109;フェニル基
R105、R107;プロパルギル基、R106、R108;水素基、R109;フェニル基
R105〜R108;アリル基、R109;ビニル基
R105、R107;アリル基、R106、R108;水素基、R109;ビニル基
R105〜R108;プロパルギル基、R109;ビニル基
R105、R107;プロパルギル基、R106、R108;水素基、R109;ビニル基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R105、R107;アリル基、R106、R108;水素基、R109;メチル基
R105、R107;プロパルギル基、R106、R108;水素基、R109;メチル基
R105〜R108;アリル基、R109;エチル基
R105、R107;アリル基、R106、R108;水素基、R109;エチル基
R105、R107;プロパルギル基、R106、R108;水素基、R109;エチル基
R105〜R108;アリル基、R109;フェニル基
R105、R107;アリル基、R106、R108;水素基、R109;フェニル基
R105、R107;プロパルギル基、R106、R108;水素基、R109;フェニル基
R105〜R108;アリル基、R109;ビニル基
R105、R107;アリル基、R106、R108;水素基、R109;ビニル基
R105、R107;プロパルギル基、R106、R108;水素基、R109;ビニル基
更に好ましくは、以下のものが挙げられる。
R105、R107;アリル基、R106、R108;水素基、R109;メチル基
R105〜R108;アリル基、R109;エチル基
R105、R107;アリル基、R106、R108;水素基、R109;エチル基
R105〜R108;アリル基、R109;フェニル基
R105、R107;アリル基、R106、R108;水素基、R109;フェニル基
R105〜R108;アリル基、R109;ビニル基
R105、R107;アリル基、R106、R108;水素基、R109;ビニル基
26.環状ホスホン酸ジアミド
プロパルギル基、3−ブテニル基、3−ブチニル基、4−ペンテニル基、4−ペンチニル基などの末端に炭素−炭素不飽和結合をもつものが電池特性の点から好ましい。
R112としては、水素基、メチル、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、シクロヘキシル基、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、ビニル基、アリル基、1−プロペニル基、イソプロペニル基、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基などが挙げられ、またヘテロ原子を含んだ置換基としては、メトキシメチル、エトキシメチル、アセチルメチル基、シアノメチル基、1−シアノエチル基、2−シアノエチル基などが挙げられる。
R110〜R113の中で好ましい組み合わせは、電池特性の観点からR110が、アリル基又はプロパルギル基であるものであり、以下の例が挙げられる。
R110、R111;アリル基、R112;エチル基、R113;エチレン基
R110、R111;アリル基、R112;フェニル基、R113;エチレン基
R110、R111;アリル基、R112;ビニル基、R113;エチレン基
R110、R111;プロパルギル基、R112;メチル基、R113;エチレン基
R110、R111;プロパルギル基、R112;エチル基、R113;エチレン基
R110、R111;プロパルギル基、R112;フェニル基、R113;エチレン基
R110、R111;プロパルギル基、R112;ビニル基、R113;エチレン基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R110、R111;アリル基、R112;エチル基、R113;エチレン基
R110、R111;アリル基、R112;フェニル基、R113;エチレン基
R110、R111;アリル基、R112;ビニル基、R113;エチレン基
27.ホスフィン酸アミド
基、4−ペンチニル基、5−へキセニル基、5−ヘキシニル基、7−オクテニル基、7−オクチニル基、9−デセニル基、9−デシニル基などが挙げられ、この中で、アリル基、プロパルギル基、3−ブテニル基、3−ブチニル基、4−ペンテニル基、4−ペンチニル基などの末端に炭素−炭素不飽和結合をもつものが電池特性の点から好ましい。
R116、R117としては、水素基、メチル、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、シクロヘキシル基、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基、ビニル基、アリル基、1−プロペニル基、イソプロペニル基、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基などが挙げられ、またヘテロ原子を含んだ置換基としては、メトキシメチル、エトキシメチル、アセチルメチル基、シアノメチル基、1−シアノエチル基、2−シアノエチル基などが挙げられる。
R114、R115;アリル基、R116、R117;メチル基
R114;アリル基、R115;水素基、R116、R117;メチル基
R114、R115;プロパルギル基、R116、R117;メチル基
R114;プロパルギル基、R115;水素基、R116、R117;メチル基
R114、R115;アリル基、R116、R117;エチル基
R114;アリル基、R115;水素基、R116、R117;エチル基
R114、R115;プロパルギル基、R116、R117;エチル基
R114;プロパルギル基、R115;水素基、R116、R117;エチル基
R114、R115;アリル基、R116、R117;フェニル基
R114;アリル基、R115;水素基、R116、R117;フェニル基
R114、R115;プロパルギル基、R116、R117;フェニル基
R114;プロパルギル基、R115;水素基、R116、R117;フェニル基
好ましくは、高温保存時におけるガス発生の抑制、電池の充放電特性向上の観点から、以下のものが挙げられる。
R114;アリル基、R115;水素基、R116、R117;メチル基
R114;プロパルギル基、R115;水素基、R116、R117;メチル基
R114、R115;アリル基、R116、R117;エチル基
R114;アリル基、R115;水素基、R116、R117;エチル基
R114;プロパルギル基、R115;水素基、R116、R117;エチル基
R114、R115;アリル基、R116、R117;フェニル基
R114;アリル基、R115;水素基、R116、R117;フェニル基
R114;プロパルギル基、R115;水素基、R116、R117;フェニル基
更に好ましくは、以下のものが挙げられる。
R114;アリル基、R115;水素基、R116、R117;メチル基
R114;プロパルギル基、R115;水素基、R116、R117;メチル基
R114、R115;アリル基、R116、R117;エチル基
R114;アリル基、R115;水素基、R116、R117;エチル基
R114;プロパルギル基、R115;水素基、R116、R117;エチル基
前記一般式(1)で表される化合物の含有量は特に限定されるものではないが、非水系電解液に対し、0.001質量%以上、10質量%以下が好ましい。0.01質量%以上であることが更に好ましく、特に0.1質量%以上が好ましい。一方、5質量%以下が更に好ましく、3質量%以下が特に好ましい。前記一般式(1)で表される化合物の含有量が上記範囲にあることにより、本発明の効果が発現しやすくなり、また、抵抗増加による電池特性の悪化を抑制する。
前記一般式(1)で表される化合物を含有する電解液を用いた場合、高温保存時のガス発生量が減少し、電池特性も向上する。その詳細な機構は明らかになっていないが、前記一般式(1)で表される化合物は、炭素−炭素不飽和結合を有するアミド化合物であり、アミド基の部位で正極表面に吸着し、炭素−炭素不飽和結合部分で重合反応をして、正極を保護する機能を発現すると推察される。従って、このどちらかが欠けると、本発明のような効果が得られない。また、炭素−炭素不飽和結合は、アミド基に隣接するとその影響により反応性が低下すると推察されるので、ビニル基のような炭素−炭素不飽和結合は好ましくない。また、炭素−炭素不飽和結合は、重合反応の起きやすさから置換基の末端にあることが望ましい。
本発明では、前記一般式(1)で表される化合物に加えて、特定の化合物を電解液中に含有させることによって、更に効果を向上させることが出来る。本発明に係る非水系電解液は、本発明の効果を損ねない範囲で、炭素−炭素不飽和結合を有する環状カーボネート化合物、フッ素原子を有する環状カーボネート化合物、モノフルオロリン酸塩、ジフルオロリン酸塩、ニトリル化合物及びイソシアナト化合物からなる群から選ばれる少なくとも一種の化合物や従来公知の過充電防止剤などの種々の他の化合物を助剤として含有していてもよい。
(炭素−炭素不飽和結合を有する環状カーボネート化合物)
炭素−炭素不飽和結合を有する環状カーボネート化合物としては、例えば、ビニレンカーボネート、メチルビニレンカーボネート、エチルビニレンカーボネート、1,2−ジメチルビニレンカーボネート、1,2−ジエチルビニレンカーボネート、フルオロビニレンカーボネート、トリフルオロメチルビニレンカーボネート等のビニレンカーボネート化合物;ビニルエチレンカーボネート、1−メチル−2−ビニルエチレンカーボネート、1−エチル−2−ビニルエチレンカーボネート、1−n−プロピル−2−ビニルエチレンカーボネート、1−メチル−2−ビニルエチレンカーボネート、1,1−ジビニルエチレンカーボネート、1,2−ジビニルエチレンカーボネート等のビニルエチレンカーボネート化
合物;1,1−ジメチル−2−メチレンエチレンカーボネート、1,1−ジエチル−2−メチレンエチレンカーボネート等のメチレンエチレンカーボネート化合物等が挙げられる。
炭素−炭素不飽和結合を有する環状カーボネート化合物を含有する場合、非水系電解液中におけるその割合は、通常0.01質量%以上、好ましくは0.1質量%以上、特に好ましくは0.3質量%以上、また、通常10質量%以下、好ましくは8質量%以下、特に好ましくは6質量%以下である。炭素−炭素不飽和結合を有する環状カーボネート化合物の含有量が上記範囲にあることにより、電池のサイクル特性や高温保存後の容量維持特性を向上させるという効果を十分に発揮し、また、高温保存時のガス発生量の増大を抑制する。
フッ素原子を有する環状カーボネート化合物としては、例えば、フルオロエチレンカーボネート、1,2−ジフルオロエチレンカーボネート、1,1−ジフルオロエチレンカーボネート、1,1,2−トリフルオロエチレンカーボネート、テトラフルオロエチレンカーボネート、1−フルオロ−2−メチルエチレンカーボネート、1−フルオロ−1−メチルエチレンカーボネート、1,2−ジフルオロ−1−メチルエチレンカーボネート、1,1,2−トリフルオロ−2−メチルエチレンカーボネート、トリフルオロメチルエチレンカーボネート等が挙げられる。これらのうち、フルオロエチレンカーボネート、1,2−ジフルオロエチレンカーボネート、1−フルオロ−2−メチルエチレンカーボネートがサイクル特性向上や高温保存特性向上の点から好ましい。これらは単独で用いても、2種類以上を併用してもよい。
モノフルオロリン酸塩およびジフルオロリン酸塩のカウンターカチオンとしては特に限定はないが、リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、及び、NR118R119R120R121(式中、R118〜R121は、各々独立に、水素原子又は炭素数1〜12の有機基を表す。)で表されるアンモニウム等が例として挙げられる。
ル基で置換されていてもよいアリール基、置換基を有していてもよい窒素原子含有複素環基等が挙げられる。中でもR118〜R121として、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、又は窒素原子含有複素環基等が好ましい。
ニトリル化合物としては、アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリル、バレロニトリル、ヘキサンニトリル、ヘプタンニトリル、オクタンニトリル、ノナンニトリル、デカンニトリル、ドデカンニトリル(ラウロニトリル)、トリデカンニトリル、テトラデカンニトリル(ミリストニトリル)、ヘキサデカンニトリル、ペンタデカンニトリル、ヘプタデカンニトリル、オクタデカンニトリル(ステアノニトリル)、ノナデカンニトリル、イコサンニトリル等のモノニトリル;マロノニトリル、スクシノニトリル、グルタロニトリル、アジポニトリル、ピメロニトリル、スベロニトリル、アゼラニトリル、セバコニトリル、ウンデカンジニトリル、ドデカンジニトリル、メチルマロノニトリル、エチルマロノニトリル、イソプロピルマロノニトリル、tert−ブチルマロノニトリル、メチルスクシノニトリル、2,2−ジメチルスクシノニトリル、2,3−ジメチルスクシノニトリル、トリメチルスクシノニトリル、テトラメチルスクシノニトリル、3,3’−オキシジプロピオニトリル、3,3’−チオジプロピオニトリル、3,3’−(エチレンジオキシ)ジプロピオニトリル、3,3’−(エチレンジチオ)ジプロピオニトリル、1,2,3−プロパントリカルボニトリル、1,3,5−ペンタントリカルボニトリル、1,2,3−トリス(2−シアノエトキシ)プロパン、トリス(2−シアノエチル)アミン、3,9−ビス(2−シアノエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカン等のジニトリルが挙げられ、これらの中でも、ラウロニトリル、スクシノニトリル、グルタロニトリル、アジポニトリル、ピメロニトリル、スベロニトリルが好ましい。
非水系電解液がニトリル化合物を含有する場合、非水系電解液中におけるその割合は、通常、0.001質量%以上、好ましくは0.01質量%以上、特に好ましくは0.1質
量%以上、最も好ましくは0.2質量%以上であり、通常10質量%以下、好ましくは5質量%以下、特に好ましくは2質量%以下である。ニトリル化合物の含有量が上記範囲にあることにより、助剤の効果が発現し、高負荷放電特性等の電池の特性の低下を抑制し、高温保存後の容量維持特性やサイクル特性を向上させる点で好ましい。
イソシアナト化合物としては、1−イソシアナトエタン、1−イソシアナトプロパン、1−イソシアナトブタン、1−イソシアナトペンタン、1−イソシアナトヘキサン、1−イソシアナトヘプタン、1−イソシアナトオクタン、1−イソシアナトノナン、1−イソシアナトデカン、1,4−ジイソシアナトブタン、1,5−ジイソシアナトペンタン、1,6−ジイソシアナトヘキサン、1,7−ジイソシアナトヘプタン、1,8−ジイソシアナトオクタン、1,9−ジイソシアナトノナン、1,10−ジイソシアナトデカン、1,3−ジイソシアナトプロペン、1,4−ジイソシアナト−2−ブテン、1,4−ジイソシアナト−2−フルオロブタン、1,4−ジイソシアナト−2,3−ジフルオロブタン、1,5−ジイソシアナト−2−ペンテン、1,5−ジイソシアナト−2−メチルペンタン、1,6−ジイソシアナト−2−ヘキセン、1,6−ジイソシアナト−3−ヘキセン、1,6−ジイソシアナト−3−フルオロヘキサン、1,6−ジイソシアナト−3,4−ジフルオロヘキサン、トルエンジイソシアナト、キシレンジイソシアナト、トリレンジイソシアナト、1,2−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン、1,4−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン、1,2−ジイソシアナトシクロヘキサン、1,3−ジイソシアナトシクロヘキサン、1,4−ジイソシアナトシクロヘキサン、ジシクロヘキシルメタン−1,1’−ジイソシアナト、ジシクロヘキシルメタン−2,2’−ジイソシアナト、ジシクロヘキシルメタン−3,3’−ジイソシアナト、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアナト、イソホロンジイソシアナト、1,6,11−トリイソシアナトウンデカン、4−イソシアナトメチル−1,8−オクタメチレンジイソシアナト、1,3,5−トリイソシアナトメチルベンゼン、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2,5−ジイルビス(メチル=イソシアナト)、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2,6−ジイルビス(メチル=イソシアナト)等のイソシアナト化合物が挙げられる。
非水系電解液がイソシアナト化合物を含有する場合、非水系電解液中におけるその割合は、通常、0.001質量%以上、好ましくは0.01質量%以上、特に好ましくは0.1質量%以上、最も好ましくは0.2質量%以上であり、通常5質量%以下、好ましくは3質量%以下、特に好ましくは1質量%以下である。イソシアナト化合物の含有量が上記範囲にあることにより、助剤の効果が発現し、高負荷放電特性等の電池の特性の低下を抑制し、高温保存後の容量維持特性やサイクル特性を向上させる点で好ましい。
本発明の非水系電解液は、本発明の効果を著しく損なわない範囲において、各種の添加剤を含有していても良い。添加剤としては、従来公知のものを任意に用いることができる。尚、添加剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の組み合わせ及び/又は比率で併用してもよい。
過充電防止剤の具体例としては、ビフェニル、2−メチルビフェニル、2−エチルビフェニル等のアルキルビフェニル、ターフェニル、ターフェニルの部分水素化体、シクロペンチルベンゼン、シクロヘキシルベンゼン、シス−1−プロピル−4−フェニルシクロヘキサン、トランス−1−プロピル−4−フェニルシクロヘキサン、シス−1−ブチル−4
−フェニルシクロヘキサン、トランス−1−ブチル−4−フェニルシクロヘキサン、t−ブチルベンゼン、t−アミルベンゼン、ジフェニルエーテル、ジベンゾフラン、メチルフェニルカーボネート、エチルフェニルカーボネート、ジフェニルカーボネート、トリフェニルホスフェート、トリス(2−t−ブチルフェニル)ホスフェート、トリス(3−t−ブチルフェニル)ホスフェート、トリス(4−t−ブチルフェニル)ホスフェート、トリス(2−t−アミルフェニル)ホスフェート、トリス(3−t−アミルフェニル)ホスフェート、トリス(4−t−アミルフェニル)ホスフェート、トリス(2−シクロヘキシルフェニル)ホスフェート、トリス(3−シクロヘキシルフェニル)ホスフェート、トリス(4−シクロヘキシルフェニル)ホスフェート等の芳香族化合物;2−フルオロビフェニル、3−フルオロビフェニル、4−フルオロビフェニル、4,4’−ジフルオロビフェニル、2,4−ジフルオロビフェニル、o−シクロヘキシルフルオロベンゼン、p−シクロヘキシルフルオロベンゼン等の上記芳香族化合物の部分フッ素化物;2,4−ジフルオロアニソール、2,5−ジフルオロアニソール、2,6−ジフルオロアニソール、3,5−ジフルオロアニソール等の含フッ素アニソール化合物等が挙げられる。
本発明の非水系電解液が高温保存後の容量維持特性やサイクル特性を改善するための助剤を含有する場合、その濃度は本発明の効果を著しく損なわない限り任意であるが、非水系電解液全体に対して通常0.1質量%以上、5質量%以下の範囲とすることが好ましい。
オロベンゼン、ジフルオロベンゼン、ペンタフルオロベンゼン、ヘキサフルオロベンゼン等のフッ化ベンゼン;2−フルオロトルエン、3−フルオロトルエン、4−フルオロトルエン、ベンゾトリフルオライド等のフッ化トルエン;メチルジメチルホスフィネート、エチルジメチルホスフィネート、エチルジエチルホスフィネート、トリメチルホスホノフォルメート、トリエチルホスホノフォルメート、トリメチルホスホノアセテート、トリエチルホスホノアセテート、トリメチル−3−ホスホノプロピオネート、トリエチル−3−ホスホノプロピオネート等の含リン化合物等が挙げられる。
これらは2種以上併用して用いてもよい。
非水系電解液は、本発明のリチウム二次電池に用いる際、通常は液体状態で存在するが、例えば、これを高分子によってゲル化して、半固体状電解質にしてもよい。ゲル化に用いる高分子は任意であるが、例えばポリフッ化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンとの共重合体、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリレート、ポリメタクリレートなどが挙げられる。なお、ゲル化に用いる高分子は1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の組み合わせ及び/又は比率で併用しても良い。
〔1−6.非水系電解液の製造方法〕
本発明の非水系電解液は、上述した非水溶媒に、上述した電解質と、本発明の前記一般式(1)で表されるハロゲン含有リン酸エステル化合物と、好ましくは炭素−炭素不飽和結合を有する環状カーボネート、ハロゲン原子を有する環状カーボネート、モノフルオロリン酸塩、ジフルオロリン酸塩及びニトリル化合物からなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物と、必要に応じて用いられるその他の助剤などを溶解させることにより、調製することができる。
熱したり、モレキュラーシーブを通過させたりする等の手法が挙げられる。
本発明の非水系電解液二次電池は、非水系電解液以外の構成については、従来公知の非水系電解液二次電池と同様であり、通常は、本発明の非水系電解液が含浸されている多孔膜(セパレータ)を介して正極と負極とが積層され、これらがケース(外装体)に収納された形態を有する。本発明の非水系電解液二次電池の形状は特に制限されるものではなく、円筒型、角形、ラミネート型、コイン型、大型等の何れであってもよい。
非水系電解液としては、上述の本発明の非水系電解液を用いる。なお、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、本発明の非水系電解液に対し、その他の非水系電解液を混合して用いることも可能である。
〔2−2.負極〕
本発明の非水系電解液二次電池に用いられる負極を構成する負極活物質としては、電気化学的にリチウムイオンを吸蔵・放出可能なものであれば、特に制限はない。その具体例としては、炭素質材料、合金系材料、リチウム含有金属複合酸化物材料等が挙げられる。
炭素質材料負極(以下「炭素負極」と称す場合がある。)の負極活物質として用いられる炭素質材料としては、以下の(1)〜(4)から選ばれるものが、初期不可逆容量、高電流密度充放電特性のバランスが良く好ましい。また、(1)〜(4)の炭素質材料は1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の組み合わせ及び/又は比率で併用しても良い。
(2)人造炭素質物質又は人造黒鉛質物質を400から3200℃の範囲で1回以上熱処理した炭素質材料
(3)負極活物質層が少なくとも2種類以上の異なる結晶性を有する炭素質から成り立ちかつ/又はその異なる結晶性の炭素質が接する界面を有している炭素質材料
(4)負極活物質層が少なくとも2種類以上の異なる配向性を有する炭素質から成り立ちかつ/又はその異なる配向性の炭素質が接する界面を有している炭素質材料
上記(2)の人造炭素質物質又は人造黒鉛質物質の具体的な例としては、天然黒鉛、石炭系コークス、石油系コークス、石炭系ピッチ、石油系ピッチ、若しくはこれらピッチを酸化処理したもの、ニードルコークス、ピッチコークス若しくはこれらを一部黒鉛化した炭素材、ファーネスブラック、アセチレンブラック、ピッチ系炭素繊維等の有機物の熱分解物、炭化可能な有機物若しくはこれらの炭化物、又は炭化可能な有機物をベンゼン、トルエン、キシレン、キノリン、n−へキサン等の低分子有機溶媒に溶解させた溶液若しくはこれらの炭化物等が挙げられる。
ポリフェニレンオキシド等の熱可塑性樹脂、フルフリルアルコール樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、イミド樹脂等の熱硬化性樹脂等が挙げられる。
電池の非水系電解液注液工程直前の段階での片面あたりの負極活物質層の厚さは、通常15μm以上であり、20μm以上が好ましく、30μm以上が更に好ましく、また、通常150μm以下であり、120μm以下が好ましく、100μm以下が更に好ましい。負極活物質の厚さが、この範囲を上回ると、非水系電解液が集電体界面付近まで浸透しにくいため、高電流密度充放電特性が低下する場合がある。またこの範囲を下回ると、負極活物質に対する集電体の体積比が増加し、電池の容量が減少する場合がある。また、負極活物質をロール成形してシート電極としてもよく、圧縮成形によりペレット電極としてもよい。
また、集電体の形状は、集電体が金属材料の場合は、例えば、金属箔、金属円柱、金属コイル、金属板、金属薄膜、エキスパンドメタル、パンチメタル、発泡メタル等が挙げられる。中でも、好ましくは金属薄膜、より好ましくは銅箔であり、更に好ましくは圧延法による圧延銅箔と、電解法による電解銅箔があり、どちらも集電体として用いることができる。
圧延法により作製した銅箔からなる集電体は、銅結晶が圧延方向に並んでいるため、負極を密に丸めても、鋭角に丸めても割れにくく、小型の円筒状電池に好適に用いることができる。
金属薄膜の厚さが、1μmより薄くなると、強度が低下するため塗布が困難となる場合がある。また、100μmより厚くなると、捲回等の電極の形を変形させる場合がある。なお、金属薄膜は、メッシュ状でもよい。
集電体と負極活物質層の厚さの比が、上記範囲を上回ると、高電流密度充放電時に集電体がジュール熱による発熱を生じる場合がある。また、上記範囲を下回ると、負極活物質
に対する集電体の体積比が増加し、電池の容量が減少する場合がある。
具体例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレート、芳香族ポリアミド、セルロース、ニトロセルロース等の樹脂系高分子;SBR(スチレン・ブタジエンゴム)、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、フッ素ゴム、NBR(アクリロニトリル・ブタジエンゴム)、エチレン・プロピレンゴム等のゴム状高分子;スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体又はその水素添加物;EPDM(エチレン・プロピレン・ジエン三元共重合体)、スチレン・エチレン・ブタジエン・スチレン共重合体、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体又はその水素添加物等の熱可塑性エラストマー状高分子;シンジオタクチック−1,2−ポリブタジエン、ポリ酢酸ビニル、エチレン・酢酸ビニル共重合体、プロピレン・α−オレフィン共重合体等の軟質樹脂状高分子;ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、フッ素化ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン・エチレン共重合体等のフッ素系高分子;アル・BR>Jリ金属イオン(特にリチウムイオン)のイオン伝導性を有する高分子組成物等が挙げられる。これらは、1種を単独で用いても、2種以上を任意の組み合わせ及び/又は比率で併用しても良い。
水系溶媒の例としては水、アルコール等が挙げられ、非水溶媒の例としてはN−メチルピロリドン(NMP)、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸メチル、アクリル酸メチル、ジエチルトリアミン、N,N−ジメチルアミノプロピルアミン、テトラヒドロフラン(THF)、トルエン、アセトン、ジエチルエーテル、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスファルアミド、ジメチルスルフォキシド、ベンゼン、キシレン、キノリン、ピリジン、メチルナフタレン、ヘキサン等が挙げられる。
負極活物質に対するバインダーの割合は、0.1質量%以上が好ましく、0.5質量%以上が更に好ましく、0.6質量%以上が特に好ましく、また、20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下が更に好ましく、8質量%以下が特に好ましい。負極活物質に対するバインダーの割合が、上記範囲を上回ると、バインダー量が電池容量に寄与しないバインダー割合が増加して、電池容量の低下を招く場合がある。また、上記範囲を下回ると、負極電極の強度低下を招く場合がある。
また、ポリフッ化ビニリデンに代表されるフッ素系高分子を主要成分に含有する場合には負極活物質に対する割合は、通常1質量%以上であり、2質量%以上が好ましく、3質量%以上が更に好ましく、また、通常15質量%以下であり、10質量%以下が好ましく、8質量%以下が更に好ましい。
負極活物質に対する増粘剤の割合が、上記範囲を下回ると、著しく塗布性が低下する場合がある。また、上記範囲を上回ると、負極活物質層に占める負極活物質の割合が低下し、電池の容量が低下する問題や負極活物質間の抵抗が増大する場合がある。
本発明の非水系電解液二次電池の負極は、金属イオンを吸蔵・放出しうる負極活物質として合金系材料、好ましくはSi、Sn及びPbからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素を含有する負極(以下「合金系材料負極」と称す場合がある。)であってもよい。
合金系材料負極の負極活物質として用いられる合金系材料としては、リチウムを吸蔵・放出可能であれば、リチウム合金を形成する単体金属若しくは合金、またはそれらの酸化物・炭化物・窒化物・珪化物・硫化物・燐化物等の化合物のいずれであっても特に限定はされないが、好ましくはリチウム合金を形成する単体金属又は合金であれば、周期表第13族又は14族の金属・半金属元素(即ち炭素を除く)を含む材料であることが好ましく、更にはSi、Sn、若しくはPb(これらを以下「特定金属元素」という場合がある。)の単体金属、又はこれら原子を含む合金・化合物である事が好ましい。
また、これらの複合化合物が、金属単体、合金、又は非金属元素等の数種の元素と複雑に結合した化合物も例として挙げることができる。より具体的には、例えばSiやSnでは、これらの元素と負極として動作しない金属との合金を用いることができる。また例えばSnでは、SnとSi、Sn、Pb以外で負極として作用する金属と、更に負極として動作しない金属と、非金属元素との組み合わせで5〜6種の元素を含むような複雑な化合物も用いることができる。
また、金属単体又は合金を用いるよりは単位質量当りの容量には劣るものの、サイクル特性に優れることから、Si及び/又はSnを含有する以下の化合物も好ましい。
・Si及び/又はSnと窒素との元素比が通常0.5以上であり、好ましくは0.7以上、更に好ましくは0.9以上、また、通常1.5以下であり、好ましくは1.3以下、更に好ましくは1.1以下のSi及び/又はSnの窒化物。
なお、上述の負極活物質は、何れか1種を単独で用いてもよく、2種以上を任意の組み合わせ及び/又は比率で併用してもよい。
負極集電体の厚さは、通常1μm以上、好ましくは5μm以上であり、通常100μm以下、好ましくは50μm以下である。負極集電体の厚さが厚過ぎると、電池全体の容量が低下し過ぎることがあり、逆に薄過ぎると取り扱いが困難になることがある。
本発明の非水系電解液二次電池に使用される正極に含まれる正極活物質としては、電気化学的にリチウムイオンを吸蔵・放出可能なものであれば特に制限はないが、例えば、リチウムと少なくとも1種の遷移金属を含有する物質が好ましい。具体例としては、リチウム遷移金属複合酸化物、リチウム含有遷移金属リン酸化合物が挙げられる。
リチウム含有遷移金属リン酸化合物としては、LiFePO4、Li3Fe2(PO4)3、LiFeP2O7、Li2FeP2O7等のリン酸鉄類、LiCoPO4等のリン酸コバルト類、LiMnPO4等のリン酸マンガン類、これらのリチウム遷移金属リン酸化合物の主体となる遷移金属原子の一部をAl、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Li、Ni、Cu、Zn、Mg、Ga、Zr、Nb、Si等の他の金属で置換したもの等が挙げられる。
正極活物質のタップ密度は、通常1.3g・cm−3以上であり、1.5g・cm−3以上が好ましく、1.6g・cm−3以上が更に好ましく、1.7g・cm−3以上が特に好ましく、また、通常2.5g・cm−3以下であり、2.4g・cm−3以下が好ましい。
がりにくくなり、正極活物質形成時の塗布性が低下する場合がある。
以下に、本発明に使用される正極の構成及びその作製法について説明する。
正極は、正極活物質粒子と結着剤とを含有する正極活物質層を、集電体上に形成して作製される。
塗布法による場合の結着剤は、電極製造時に用いる液体媒体に対して溶解又は分散される材料であれば良いが、具体例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレート、芳香族ポリアミド、セルロース、ニトロセルロース等の樹脂系高分子;SBR(スチレン・ブタジエンゴム)、NBR(アクリロニトリル・ブタジエンゴム)、フッ素ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、エチレン・プロピレンゴム等のゴム状高分子;スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体又はその水素添加物、EPDM(エチレン・プロピレン・ジエン三元共重合体)、スチレン・エチレン・ブタジエン・エチレン共重合体、スチレン・イソプレン・スチレンブロック共重合体又はその水素添加物等の熱可塑性エラストマー状高分子;シンジオタクチック−1,2−ポリブタジエン、ポリ酢酸ビニル、エチレン・酢酸ビニル共重合体、プロピレン・α−オレフィン共重合体等の軟質樹脂状高分子;ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリテトラフルオロエチレン、フッ素化ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン・エチレン共重合体等のフッ素系高分子;アルカリ金属イオン(特にリチウムイオン)のイオン伝導性を有する高分子組成物等が挙げられる。なお、これらの物質は、1種を単独で用いても良く、2種以上を任意の組み合わせ及び/又は比率で併用しても良い。
結着剤の割合が、上記範囲を下回ると、正極活物質を十分保持できずに正極の機械的強度が不足し、サイクル特性等の電池性能を悪化させてしまう場合がある。また、上記範囲を上回ると、電池容量や導電性の低下につながる場合がある。
水系溶媒の例としては、例えば、水、アルコールと水との混合溶媒等が挙げられる。非水溶媒の例としては、ヘキサン等の脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素類;キノリン、ピリジン等の複素環化合物;アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;酢酸メチル、アクリル酸メチル等のエステル類;ジエチレントリアミン、N・N−ジメチルアミノプロピルアミン等のアミン類;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)等のエーテル類;N−メチルピロリドン(NMP)、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;ヘキサメチルホスファルアミド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒等を挙げることができる。なお、これらは、1種を単独で用いてもよく、また2種以上を任意の組み合わせ及び/又は比率で併用してもよい。
増粘剤としては、本発明の効果を著しく損なわない限り制限はないが、具体的には、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、エチルセルロース、ポリビニルアルコール、酸化スターチ、リン酸化スターチ、カゼイン又はこれらの塩等が挙げられる。これらは、1種を単独で用いても、2種以上を任意の組み合わせ及び/又は比率で併用しても良い。
材料、特にアルミニウムが好ましい。
集電体の形状としては、金属材料の場合、金属箔、金属円柱、金属コイル、金属板、金属薄膜、エキスパンドメタル、パンチメタル、発泡メタル等が挙げられ、炭素質材料の場合、炭素板、炭素薄膜、炭素円柱等が挙げられる。これらのうち、金属薄膜が好ましい。なお、薄膜は適宜メッシュ状に成型してもよい。
正極と負極との間には、短絡を防止するために、通常はセパレータを介在させる。
セパレータの材料や形状については特に制限は無く、本発明の効果を著しく損なわない限り、公知のものを任意に採用することができる。中でも、本発明の非水系電解液に対し安定な材料で形成された、樹脂、ガラス繊維、無機物等が用いられ、保液性に優れた多孔性シート又は不織布状の形態の物等を用いるのが好ましい。
一方、無機物の材料としては、例えば、アルミナや二酸化珪素等の酸化物類、窒化アルミや窒化珪素等の窒化物類、硫酸バリウムや硫酸カルシウム等の硫酸塩類が用いられ、粒子形状又は繊維形状のものが用いられる。 その形態としては、不織布、織布、微多孔性フィルム等の薄膜形状のものが用いられる。薄膜形状では、孔径が0.01〜1μm、厚さが5〜50μmのものが好適に用いられる。前記の独立した薄膜形状以外に、樹脂性の結着剤を用いて前記無機物の粒子を含有する複合多孔層を正極及び/又は負極の表層に形成させてなるセパレータを用いることができる。例えば、正極の両面に、フッ素樹脂を結着剤として、90%粒径が1μm未満のアルミナ粒子を含む多孔層を形成させることが挙げられる。
[実施例A]
<非水系電解液の調製>
[実施例1〜4、比較例1]
乾燥アルゴン雰囲気下、環状カーボネートとしてエチレンカーボネート(以降、「EC」と称する)と、ジメチルカーボネートの混合物(容量比3:7)に、それぞれ十分に乾燥したLiPF6を1mol/Lとなるように加え、表−1で示す化合物の組み合わせで、表に記載の濃度となるように溶解して、実施例及び比較例の非水系電解液を調製した。
同様に、環状カーボネートとしてモノフルオロエチレンカーボネート(以降、「MFEC」と称する)と、ジメチルカーボネートの混合物(容量比3:7)に、それぞれ十分に乾燥したLiPF6を1mol/Lとなるように加え、表−2及び表−3で示す化合物の組み合わせで、表に記載の濃度となるように溶解して、実施例及び比較例の非水系電解液を調製した。
正極活物質としてのコバルト酸リチウム(LiCoO2)97質量%と、導電材としてのアセチレンブラック1.5質量%と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)1.5質量%とを、N−メチルピロリドン溶媒中で混合して、スラリー化した。得られたスラリーを負極容量の90%の容量となるように、厚さ12μmのアルミ箔の両面に塗布して乾燥し、プレス機で厚さ85μmに圧延したものを、活物質が幅30mm、長さ40mmとなるように切り出して正極とした。作製した正極は摂氏80度において12時間減圧乾燥をして用いた。
負極活物質として黒鉛粉末98質量部に、増粘剤、バインダーとしてそれぞれ、カルボキシメチルセルロースナトリウムの水性ディスパージョン(カルボキシメチルセルロースナトリウムの濃度1質量%)1質量部、及び、スチレン−ブタジエンゴムの水性ディスパージョン(スチレン−ブタジエンゴムの濃度50質量%)1質量部を加え、ディスパーザーで混合してスラリー化した。得られたスラリーを厚さ12μmの銅箔の両面に塗布して乾燥し、プレス機で厚さ75μmに圧延した。これを、活物質が幅30mm、長さ40mmとなるように切り出して負極とした。作製した負極は摂氏60度で12時間減圧乾燥して用いた。
上記の正極、負極、及びポリエチレン製のセパレータを、正極、セパレータ、負極、セパレータ、正極の順に積層して電池要素を作製した。この電池要素をアルミニウム(厚さ
40μm)の両面を樹脂層で被覆したラミネートフィルムからなる袋内に正・負極の端子を突設させながら挿入した後、非水系電解液を袋内に0.6mL注入し、真空封止を行ない、シート状電池を作製した。更に、電極間の密着性を高めるために、ガラス板でシート状電池を挟んで加圧した。
〔4.33Vにおける高温保存試験〕
上記シート状の電池を、25℃において0.2Cに相当する定電流で充電終止電圧4.33V、放電終止電圧3Vで充放電を数サイクル行って安定させた。その後、4.33V−定電流−定電圧充電(0.05Cカット)を行った後、85℃、1日間の条件で高温保存試験を行った。この高温保存の前後で、シート状電池をエタノール浴中に浸して、体積の変化から発生したガス量(高温保存ガス量)を求めた。また、高温保存後の電池電圧と、残存した容量を測定した。
<非水系電解液の調製>
[実施例25、比較例6]
同様に、環状カーボネートとしてEC、プロピレンカーボネートと、ジエチルカーボネートの混合物(容量比1:5:4)に、それぞれ十分に乾燥したLiPF6を1mol/Lとなるように加え、表−6で示す化合物の組み合わせで、表記載の濃度となるように溶解して、実施例及び比較例の非水系電解液を調製した。
正極活物質としてのコバルト酸リチウム(LiCoO2)97質量%と、導電材としてのアセチレンブラック1.5質量%と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)1.5質量%とを、N−メチルピロリドン溶媒中で混合して、スラリー化した。得られ
たスラリーを負極容量の90%の容量となるように、厚さ12μmのアルミ箔の両面に塗布して乾燥し、プレス機で厚さ85μmに圧延したものを、活物質が幅30mm、長さ40mmとなるように切り出して正極とした。作成した正極は摂氏80度において12時間減圧乾燥をして用いた。
負極活物質として黒鉛粉末98質量部に、増粘剤、バインダーとしてそれぞれ、カルボキシメチルセルロースナトリウムの水性ディスパージョン(カルボキシメチルセルロースナトリウムの濃度1質量%)1質量部、及び、スチレン−ブタジエンゴムの水性ディスパージョン(スチレン−ブタジエンゴムの濃度50質量%)1質量部を加え、ディスパーザーで混合してスラリー化した。得られたスラリーを厚さ12μmの銅箔の両面に塗布して乾燥し、プレス機で厚さ75μmに圧延した。これを、活物質が幅30mm、長さ40mmとなるように切り出して負極とした。作成した負極は摂氏60度で12時間減圧乾燥して用いた。
上記の正極、負極、及びポリエチレン製のセパレータを、正極、セパレータ、負極、セパレータ、正極の順に積層して電池要素を作製した。この電池要素をアルミニウム(厚さ40μm)の両面を樹脂層で被覆したラミネートフィルムからなる袋内に正・負極の端子を突設させながら挿入した後、非水系電解液を袋内に0.6mL注入し、真空封止を行ない、シート状電池を作製した。更に、電極間の密着性を高めるために、ガラス板でシート状電池を挟んで加圧した。
[4.2Vにおける高温保存試験]
上記シート状の電池を、25℃において0.2Cに相当する定電流で充電終止電圧4.2V、放電終止電圧3Vで充放電を数サイクル行って安定させた。その後、4.2V−定電流−定電圧充電(0.05Cカット)を行った後、80℃、3日間の条件で高温保存試験を行った。この高温保存の前後で、シート状電池をエタノール浴中に浸して、体積の変化から発生したガス量(高温保存ガス量)を求めた。また、高温保存後の電池電圧と、残存した容量を測定した。
効果により高温保存後のガス量が少なく、電圧及び容量が優れる。従って、本発明に係る非水電解液を用いた電池は、電池の充電状態での高温保存時におけるガス発生が少なく、充放電特性、特に、高温保存の電圧及び容量に優れていることがわかる。
それに対して、比較例-1〜3、6の電池は高温保存後のガス量が多く、電圧及び容量
も低くなっている。また、比較例-4の電池では、炭素−炭素不飽和結合がアミド基に直
接結合するアミド化合物を用いているので、本発明のアミド化合物よりも劣る。さらに、比較例-5の電池では、アミド基に炭素−炭素不飽和結合をもたないアミド化合物を用い
ているので、本発明のアミド化合物よりも劣る。
本出願は2011年2月22日出願の日本特許出願(特願2011−036427)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明の二次電池用非水系電解液や非水系電解液二次電池の用途は特に限定されず、公知の各種の用途に用いることが可能である。具体例としては、ノートパソコン、ペン入力パソコン、モバイルパソコン、電子ブックプレーヤー、携帯電話、携帯ファックス、携帯コピー、携帯プリンター、ヘッドフォンステレオ、ビデオムービー、液晶テレビ、ハンディークリーナー、ポータブルCD、ミニディスク、トランシーバー、電子手帳、電卓、メモリーカード、携帯テープレコーダー、ラジオ、バックアップ電源、モーター、自動車、バイク、原動機付自転車、自転車、照明器具、玩具、ゲーム機器、時計、電動工具、ストロボ、カメラ等を挙げることができる。
Claims (6)
- 電解質と非水溶媒とを含む非水系電解液において、下記一般式(1)で表される化合物を含有する非水系電解液。
基を表し、R3は、水素基、又はヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数1〜20の有機基を表し、R1〜R3はそれぞれ同一でも異なってもよく、R1〜R3のうち2つ又は3つすべてが互いに結合して環を形成してもよい。
また、R1及びR2のうち少なくとも一方が、窒素原子に直接結合しない炭素−炭素不飽和結合を有し、ヘテロ原子を含んでいてもよい、炭素数2〜10の有機基を表す。
XはC、S=O又はP(R4)を表し、R4はヘテロ原子を含んでもよい炭素数1〜10の有機基を表す。) - 前記一般式(1)のR1及びR2のうち少なくとも一方が炭素−炭素不飽和結合を末端に有し、ヘテロ原子を含んでいてもよい炭素数2〜10の有機基である請求項1に記載の非水系電解液。
- 前記一般式(1)のR1及びR2のうち少なくとも一方がアリル基またはプロパルギル基である請求項2に記載の非水系電解液。
- 前記一般式(1)で表される化合物を0.001質量%以上10質量%以下含有する請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の非水系電解液。
- 炭素−炭素不飽和結合を有する環状カーボネート、ハロゲン原子を有する環状カーボネート、モノフルオロリン酸塩、ジフルオロリン酸塩、ニトリル化合物及びイソシアナト化合物からなる群より選ばれる少なくとも1つの化合物を含有する請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の非水系電解液。
- リチウムイオンを吸蔵・放出可能な負極及び正極、並びに非水系電解液を含む非水系電解液電池であって、前記非水系電解液が請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の非水系電解液である非水系電解液電池。
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