JP2012183241A - 放射線撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

放射線撮像装置及びその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】確実なオフセット補正を行うと共に、X線曝射要求への即時対応と、プレビュー画像の表示を迅速に行えるようにする。
【解決手段】放射線撮像装置は、曝射指示に応じて放射線画像取得処理を実行して放射線画像を得て、得られた放射線画像をオフセット補正して表示する。放射線撮像装置は、オフセット画像取得処理で得られるオフセット画像が時間に対して安定したか否かを予め定められた基準にしたがって判定する。そして、安定していないと判定された場合は、放射線画像の取得に続いてオフセット画像取得処理を実行して得られたオフセット画像を用いて上記オフセット補正を行ない、安定していると判定された場合は、放射線画像の取得よりも以前に取得されたオフセット画像を用いて上記オフセット補正を行なう。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放射線撮像装置及びその制御方法に関する。
現在、医療におけるX線の静止画撮影系においては、被写体である患者にX線を照射し、その透過X線像をフィルムに露光するフィルム方式が主流である。フィルム方式は、情報を表示及び記録する機能を有し、大面積化でき、階調性が高く、しかも軽量で取り扱いが容易であるため、世界中に普及している。しかしながら、その反面、フィルム方式では、現像工程を要する煩雑さ、長期にわたる保管や検索のために場所、人手と時間を要する等の課題を有している。
最近、病院内でのX線画像のディジタル化の要求が高まっており、フィルムの替わりに、2次元マトリクス状に配列された複数の放射線検出素子により放射線を電気信号に変換して画像を形成する放射線撮像装置が実用化されてきている。この種の放射線撮像装置には、固体撮像素子が2次元マトリクス状に配置され、X線量を電気信号に変換するX線検出器(FPD:Flat Panel Detector)が用いられる。このようなX線検出器を有するX線撮像装置によれば、X線画像をディジタル情報に置き換えることができるため、画像情報を遠方に、しかも瞬時に伝送することが可能になる。X線画像の情報を伝送することで、遠方にいながら都心の大学病院に匹敵する高度な診断を受けることが可能になるという長所がある。また、フィルムを用いないことで病院内でのフィルムの保管スペースが省ける長所もある。将来的には、優れた画像処理技術の導入により、放射線医師を介さずにコンピュータを用いた診断を行う自動診断の実現も大いに期待されている。
FPDのようなX線検出器(以下、センサという)は、放射線を電気信号に変換する複数の光電変換素子がマトリクス状に配列された光電変換回路と、この変換により得られた電気信号をこの光電変換回路から読み出すための読み出し回路とを有している。被写体にX線が照射されるとその透過X線に係る光電変換が光電変換回路の各光電変換素子にて行われ、各光電変換素子に透過X線量に対応した信号電荷が蓄積される。読み出し回路は、光電変換回路の各信号線を駆動して、光電変換素子が接続されたスイッチ素子を適宜制御することにより、各光電変換素子に蓄積されている信号電荷を電気信号として順次読み出し、増幅して出力する。
以上のような動作により、読み出し回路から出力される電気信号により被写体画像を読み取ることができる。ただし、このようにして読み出された画像(画像に係る読み出し回路から出力される電気信号)には光電変換回路や読み出し回路で生成されるオフセットが含まれる。オフセットの要因には、(A)光電変換素子のダーク電流、(B)スイッチ素子のリーク電流、(C)読み出し回路のアンプのオフセット電圧、等がある。
X線を照射して得られた画像には、上述したようにオフセットが含まれているので、そのオフセット成分を取り除かなければならい。このようなオフセット成分を取り除く処理をオフセット補正という。以下、一般的なオフセット補正の処理について説明する。図7は一般的なオフセット補正のタイムチャートを示す図である。静止画を撮影する場合には、操作者の曝射指示によりチャートTC701に示すタイミングでX線曝射が行われると、X線撮像装置はチャートTC702に示すタイミングでセンサを駆動してX線画像(X)を取得する(図7のタイミング711)。その後、X線撮像装置は、X線を非照射の状態でセンサを駆動して、オフセット画像(F)を取得する(図7のタイミング712)。X線撮像装置は、チャートTC703に示すタイミングで、上記X線画像(X)から上記オフセット画像(F)を差し引き(X−F)、操作者が撮影の成功/失敗を判断するためのプレビュー画像をチャートTC705に示すタイミングで表示する。更に、X線撮像装置は、チャートTC704に示すタイミングで、オフセット補正された画像(X−F)を用いて実際の診断に用いるための画像解析を行い、これが終了するとチャートTC706に示すタイミングで診断用画像を表示する。
しかし、上述のオフセット補正方法では、X線の照射後にオフセット画像を取得している(タイミング712)ため、X線を照射してからプレビュー画像を表示するまでの時間(図7のT6)が長くなるという課題がある。X線照射からプレビュー画像の表示までの時間を短縮するために、オフセット画像をX線照射、ビデオカメラ等の撮影前に取得する方法が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された方法では、定期的にオフセット画像を取得し続け、撮影に最も近いタイミングで取得されたオフセット画像を実際の補正に用いる。
特許第03190328号公報
しかしながら、特許文献1のように定期的にオフセット画像を取得し続けると、オフセット画像の取得タイミングとX線曝射の指示とが重なった場合に、X線曝射の実行がオフセット画像の取得後に行われることになる。すなわち、X線曝射の指示からX線曝射までの時間にばらつきが生じ、X線曝射指示に対する即時性が損なわれる場合がある。また、X線画像の解析においては、そのX線画像を取得した直後のオフセット画像を使用することが好ましいが、特許文献1の手法では、X線画像を取得する前のオフセット画像を使用することになってしまう。そのため、オフセット補正の精度を保証することが困難となる。特に、オフセット量がばらつく装置の立ち上げ時付近では、制度の良いオフセット補正が困難になってしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、放射線撮像装置において、オフセット補正の精度を保ちながら、放射線曝射から画像表示までの時間を短縮することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様による放射線撮像装置は以下の構成を備える。すなわち、
放射線の照射を行ってセンサより画像を読み取って放射線画像を取得する放射線画像取得処理と、放射線の照射を行わずに前記センサより画像を読み取ってオフセット画像を取得するオフセット画像取得処理とを実行する放射線撮像装置であって、
前記オフセット画像取得処理で得られるオフセット画像が時間に対して安定したか否かを予め定められた基準にしたがって判定する判定手段と、
曝射指示に応じて前記放射線画像取得処理を実行し放射線画像を得る実行手段と、
前記実行手段により得られた放射線画像をオフセット補正して表示する表示手段と、
前記判定手段により安定していないと判定された場合は、前記実行手段による前記放射線画像の取得に続いて前記オフセット画像取得処理を実行して得られたオフセット画像を用いて前記オフセット補正を行ない、前記判定手段により安定したと判定された場合は、前記実行手段による放射線画像の取得よりも以前に取得されたオフセット画像を用いて前記オフセット補正を行なう補正手段と、を備える。
本発明によれば、放射線撮像装置において、オフセット補正の精度を保ちながら、放射線曝射から画像表示までの時間を短縮することができる。
実施形態によるX線撮像装置の構成例を示すブロック図。 第1オフセット画像取得処理のタイミングチャート。 第2オフセット画像取得処理のタイミングチャート。 実施形態によるX線撮像装置の処理を示すフローチャート。 第1オフセット画像取得処理を示すフローチャート。 第2オフセット画像取得処理を示すフローチャート。 一般的なX線撮像装置によるオフセット補正のタイミングチャート。
以下、添付の図面を参照して、本発明の好適な実施形態の一例を説明する。なお、以下の実施形態では、放射線撮像装置として、X線を放射線として用いて撮影を行うことにより放射線画像としてのX線画像を取得するX線撮像装置を例示して説明する。図1は、本実施形態に係るX線撮像装置の概略構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係るX線撮像装置10は、X線発生部1と、操作入力部2と、撮影制御装置3と、センサ4と、表示部5とを有している。撮影制御装置3は、制御部301と、補正部306と、記憶装置311とを備えている。制御部301は、CPUを含み、放射線画像取得処理部としてのX線画像取得部302と、撮影条件設定部303と、オフセット画像取得部304と、タイミング決定部305と、画像表示/解析部314として機能する。また、補正部306は、第1オフセット補正部308を有する第1のタイミング処理部307と、第2オフセット補正部310を有する第2のタイミング処理部309として機能する。なお、補正部306は、プログラマブルゲートアレイ(FPGA)等により構成されてもよいし、制御部301のCPU或いは制御部301とは別のCPUにより実現されてもよい。また、記憶装置311は、X線画像取得部302により得られたX線画像を格納するためのX線画像用メモリ312と、オフセット画像取得部304により得られたオフセット画像を格納するためのオフセット画像用メモリ313とを有している。
放射線発生部としてのX線発生部1は、被写体(被検者)に対してX線11を発生することができるものであり、例えば、X線管球を具備している。操作入力部2は、ユーザがX線画像撮影装置に対して入力指示を行う際に操作されるものである。操作入力部2は、X線発生部1からX線11を発生させることをユーザが指示するための曝射スイッチ21を有する。また、操作入力部2を介して撮影条件の設定指示を可能にしてもよい。
X線画像取得部302は、センサ4における電荷の蓄積中にX線発生部1にX線11を照射させ、その後、センサ4から電荷の読み出しを行うことにより、X線画像撮影処理を行う。こうして取得されたX線画像は、X線画像用メモリ312に蓄積される。オフセット画像取得部304は、X線発生部1からX線11を照射しない状態(非照射状態)でセンサ4の電荷の蓄積を行い、その後、センサ4から電荷の読み出しを行うことにより、オフセット画像の撮影処理を行う。こうして取得されたオフセット画像は、オフセット画像用メモリ313に蓄積される。
タイミング決定部305は、オフセット画像用メモリ313に蓄積された所定枚数のオフセット画像を参照し、オフセット画像の経時変化からその変動量が所定閾値以上か否かを判定し、その判定に基づいて、オフセット画像の取得タイミングを切り替える。タイミング決定部305は、第1オフセット画像取得タイミングを用いる第1のタイミング処理部307と、第2オフセット画像取得タイミング用いる第2のタイミング処理部309と、のいずれを用いるかを決定する。こうして、タイミング決定部305は、オフセット画像の安定の度合いに基づいてオフセット画像の取得タイミングを切り替えるとともに、プレビュー表示のための補正においてどのタイミングで取得されたオフセット画像を用いるかを切り替える。第1のタイミング処理部307、第2のタイミング処理部309の動作の詳細については後述する。なお、第1オフセット補正部308は、第1のタイミング処理部307がオフセット画像取得部304を用いて取得したオフセット画像を用いてオフセット補正を行う。また、第2オフセット補正部310は、第2のタイミング処理部309がオフセット画像取得部304を用いて取得したオフセット画像を用いてオフセット補正を行う。画像表示/解析部314は、X線画像の解析処理や、表示部5へのプレビュー画像の表示制御を行なう。
センサ4は、撮影制御装置3におけるX線画像取得部302の制御下で、X線発生部1から照射され、被写体を透過したX線11を電気信号(電荷)として検出する。また、センサ4は、撮影制御装置3におけるオフセット画像取得部304の制御下で、X線発生部1からのX線11を非照射の状態、即ちオフセット状態での電気信号(電荷)を検出する。
センサ4には、例えば、光電変換素子とTFTとを含む画素が2次元状に配列されており、各画素上には、例えば蛍光体が設けられて形成される。センサ4に入射したX線は蛍光体で可視光に変換され、変換された可視光が各画素の光電変換素子に入射し、各光電変換素子において、可視光に応じた電荷が生成される。尚、本実施形態では、蛍光体及び光電変換素子によって入射したX線を電荷に変換する「変換素子」を構成する形態であるが、例えば蛍光体を設けずに、入射したX線を直接電荷に変換する、いわゆる直接変換型の変換素子を用いた構成であってもよい。したがって、以降の説明においては、センサ4に、「変換素子」が2次元状に配列されているものとして説明を行う。また、既に「背景技術」の欄で説明したように、センサ4は、各変換素子の電荷の蓄積と電荷の読み出しを交互に繰り返して、X線画像及びオフセット画像を撮影することができるものである。
表示部5は、撮影制御装置3の制御に基づいて、センサ4から読み出された電荷に基づくX線画像や、操作UI等を表示する。撮影条件設定部303は、表示部5に操作UIを表示して、ユーザに各種撮影条件の設定指示を行わせるようにしてもよい。
撮影制御装置3は、曝射スイッチ21がユーザによって操作されてオンになると、X線発生部1にX線11を照射させるように制御する。また、撮影制御装置3は、X線11の照射に同期して、センサ4から、被写体(被検者)を透過したX線11に基づく電荷を読み出してX線画像を生成し、オフセット補正処理を含む画像処理を行った後、当該X線画像を表示部5に表示する。
図2は、第1のタイミング処理部307が選択された場合の、X線撮影動作を示すタイミングチャートである。また、図3は、第2のタイミング処理部309が選択された場合の、X線撮影動作を示すタイミングチャートである。図2、図3に示される動作の詳細は、図4〜図6のフローチャートを参照して後述するものとし、まずは、図1に示した各部の動作を図2、図3に示されるタイミングチャートを用いて説明する。
図2および図3において、チャートTC01は、タイミング決定部305の信号を示している。チャートTC01中の「1」は第1オフセット画像取得タイミングを選択したこと、「2」は第2オフセット画像取得タイミングを選択したことを示す。タイミング決定部305は、装置の立ち上げ時点では第1オフセット画像取得タイミングを選択する(タイミング201)。そして、所定数以上のオフセット画像(本例ではN枚以上であり、F〜F)がオフセット画像用メモリ313に格納されると、オフセット画像の変動量を算出して、使用すべきタイミングを判定する(タイミング202〜207)。オフセット画像の変動量が所定閾値未満になると、オフセット画像が安定したと判定され、タイミング決定部305は第2オフセット画像取得タイミングを選択する(タイミング207)。したがって、タイミングチャートとのタイミング207以前(図2)には第1オフセット画像取得タイミングの動作が、タイミング207以降(図3)は第2オフセット画像取得タイミングの動作が示されている。
チャートTC02は、表示部5の操作UIなどにより、X線管球電圧やX線管球電流等の撮影条件をユーザが設定したことを示す信号を示している。この信号は、撮影条件設定部303により出力される。チャートTC03は、曝射スイッチ21の操作に応じてX線画像取得部302がX線発生部1にX線曝射を行わせるタイミングを示す。チャートTC04は、X線画像取得部302或いはオフセット画像取得部304がセンサ4から画像を取得する動作を表している。ここで、Fx(xは任意)はオフセット画像取得部304がオフセット画像を取得するタイミングを示しており、Xy(yは任意)はX線画像取得部302がX線画像を取得するタイミングを示している。
チャートTC05は、第1オフセット補正部308または第2オフセット補正部310がオフセット補正を実行するタイミングを示している。第1オフセット画像取得タイミングで動作している期間では第1オフセット補正部308の動作タイミングが、第2オフセット画像取得タイミングで動作している期間では第2オフセット補正部310の動作タイミングが示されている。チャートTC06は、画像表示/解析部314が、オフセット補正の終了した画像に画像解析を施し、操作者が診断に用いることができるようにする処理を行う期間を示している。チャートTC07は、画像表示/解析部314による、表示部5へのプレビュー画像の表示タイミングを表している。プレビュー画像は、操作者が撮影の成功または失敗を判断するための簡易的な表示である。また、プレビュー画像は、チャートTC05のオフセット補正が終了すれば、直ちに表示することができる。チャートTC08は、操作者が実際の診断に用いる診断用画像を、画像表示/解析部314が表示部5へ出力するタイミングを表している。診断用画像の表示は、チャートTC06に示した画像解析が終了するまでは実行できない。
図2のタイミングチャートに示されるように、第1オフセット画像取得タイミングの期間で動作する第1オフセット補正部308は、X線撮影の直後にオフセット画像取得部304に取得させたオフセット画像を用いて補正を行なう。すなわち、第1オフセット補正部308は、プレビュー画像のための補正と診断画像を生成するための補正を、X線撮影に続いて取得されたオフセット画像を用いて行なう。これに対して、第2オフセット画像取得タイミングの期間で動作する第2オフセット補正部310は、図3のタイミングチャート(タイミング211,212)に示されるように、X線撮影の前後で取得されたオフセット画像を用いる。第2オフセット補正部310は、X線画像を、当該X線撮影の前に取得されたオフセット画像を用いて補正してプレビュー表示のためのプレビュー画像を生成する(タイミング211)。このため、迅速にプレビュー画像の表示を行なうことができる。そして、第2オフセット補正部310は、X線画像を、当該X線撮影に続いて取得されたオフセット画像を用いて補正して診断用画像の生成に用いる(タイミング212)。
図4〜図6は、本実施形態におけるX線撮像装置の動作を示すフローチャートである。以下、これらのフローチャートおよび図2,図3のタイミングチャートに基づいて本実施形態によるX線撮像装置の動作を説明する。なお、図5のフローチャート中の定数Nは、タイミング決定部305がオフセット画像の経時変化からオフセット画像の取得タイミングを決定するために必要な予め定められた取得枚数である。また、変数iは実際に取得したオフセット画像の枚数である。
図4において、ステップS11で、タイミング決定部305は、第1オフセット画像取得タイミング(タイミング(1))であるか第2オフセット画像取得タイミング(タイミング(2))であるかを判定する。ここで、タイミング(1)では第1のタイミング処理部307によりオフセット画像の取得が行なわれ、タイミング(2)では第2のタイミング処理部309により取得処理が行なわれる。電源投入時等の動作開始時には、タイミング(1)が選択され、後述のS105でタイミング(2)が選択されるまでタイミング(1)が維持される。ステップS11にてタイミング(1)が選択されていると判定された場合、ステップS12において、第1のタイミング処理部307により図2に示したような第1オフセット画像取得タイミングによる処理(図5)が実行される。また、ステップS11において、タイミング(2)が選択されていると判定された場合、ステップS13において、第2のタイミング処理部309により図3に示したような第2オフセット画像取得タイミングによる処理(図6)が実行される。第2オフセット画像取得タイミングが選択された後は、第2オフセット画像取得タイミングによる処理が継続される(S13)。
図5は、第1オフセット画像取得タイミングによる処理を示すフローチャートである。まず、ステップS101において、タイミング決定部305はオフセット画像の取得枚数(変数i)を0とする。ステップS102において、第1のタイミング処理部307はオフセット画像取得部304を用いてオフセット画像を取得し、オフセット画像用メモリ313に蓄積し、ステップS103にて取得枚数(変数i)を1つ増加させる。ステップS104において、タイミング決定部305は、所定の枚数(N)分のオフセット画像が取得されているか(オフセット画像用眼折い313に蓄積されているか)を判定する。所定枚数分のオフセット画像が取得されている場合(i≧N)、タイミング決定部305は、ステップS105において、オフセット画像用メモリ313に蓄積されているN枚のオフセット画像からその経時変化を検出する。タイミング決定部305は、オフセット画像の経時変化に基づいてオフセット画像の時間に対する安定性を判定し、オフセット画像が安定していると判定された場合にはタイミング(2)で動作するように処理を切り替える。すなわち、ステップS106において、第2オフセット取得タイミングを選択して、本処理を終える。この後、処理はステップS11からステップS13へ進み、第2のタイミング処理部309による処理(図6)が実行されることになる。
なお、オフセット画像が安定したということは、厳密には取得したオフセット画像の変動量が所定閾値未満となったということである。ただし、装置への実装においては、オフセット画像が時間に対して安定したか否かの判定は、予め定められた基準に基づいて行なわれればよく、例えば、
・取得したオフセット画像の平均値が所定閾値未満になった場合、
・前回オフセット平均値と今回オフセットとの差が所定値以下になった場合、
・単にセンサ駆動開始から(センサへの電源投入から)所定時間経過した場合、
などを判定することが挙げられる。また、タイミング決定部305が判定のために用いるオフセット画像は、常に最近のN枚のオフセット画像を用いるようにしてもよいし、蓄積されているN枚以上のオフセット画像のすべてを用いるようにしてもよい。
ステップS104で所定の枚数(N)分のオフセット画像が取得されていないと判定された場合、あるいは、ステップS105でタイミング(1)が選択された場合、処理はステップS107へ進む。ステップS107において、撮影条件設定部303からのX線撮影要求(条件設定要求)がない場合、第1のタイミング処理部307は、ステップS108で一定時間待機した後、処理をステップS102に戻す。こうして、タイミング決定部305がタイミング(2)を選択するか、撮影条件設定部303からX線撮影要求が発生するまで、第2のタイミング処理部307は一定の時間間隔でオフセット画像を取得することになる。こうして、オフセット画像用メモリ313にN枚のオフセット画像が蓄積されると、タイミング決定部305によるタイミング切り替えの判定が行なわれるようになる。
ステップS107においてX線撮影要求があった場合には、第1のタイミング処理部307は、まずステップS109にて上述したオフセット画像の取得を停止する。その後、ステップS110において、X線画像取得部302は、曝射スイッチ21のユーザ操作に応じてX線発生部1にX線曝射を行わせ、ステップS111においてセンサ4からのX線画像取得を行う。X線画像取得の終了後、ステップS112において、第1のタイミング処理部307はオフセット画像取得部304によるオフセット画像の取得を実行する。ステップS113にて、第1オフセット補正部308は、ステップS112で取得したオフセット画像を用いてステップS111で取得したX線画像のオフセット補正を行う。ステップS114において、画像表示/解析部314は、ステップS113でオフセット補正が行われた画像をプレビュー画像として表示部5に表示する。プレビュー画像を表示している間に、ステップS115において、画像表示/解析部314は診断に用いるための画像を生成するべく、ステップS113で補正した画像について画像解析を行い、ステップS116にて診断用画像を生成し、表示部5に表示する。
その後、S117において、第1のタイミング処理部307は、一人の患者についての撮影が継続されるか否かを判定する。この判定は、撮影条件の再設定の有無(患者名の設定の有無)などに基づいて行なうことができる。同一の患者について撮影が継続される場合は、処理はステップS109に戻り、上述の処理が繰り返される。また、当該患者についての撮影が終了したと判定された場合(この判定は、例えば撮影終了の明示的なユーザ操作に基づいて行なうことができる)は、処理をステップS118に進める。ステップS118では、X線撮影による残像がオフセット取得タイミング判別用のオフセット画像に影響を及ぼすことを防ぐため、第1のタイミング処理部307がオフセット画像の取得を図2のT2だけ停止させる。その後、本処理を終了すると、処理はステップS11(図4)へ戻り、タイミング(1)が維持されていることから再び図5の処理、すなわちステップS101からの処理が開始されることになる。
以上の動作により、X線の曝射から図1の表示部5に画像が表示されるまでの時間は、図2のT3となる。以上の第1オフセット画像取得タイミングの動作においては、X線画像の補正に用いるオフセット画像を得るためのオフセット画像取得処理をX線曝射(X線画像取得処理)よりも前に行わない。この理由は、オフセット画像が安定していないために、X線曝射に先立って撮影されたオフセット画像ではX線画像を正確に補正できない可能性があるためである。本実施形態では、図5のステップS111におけるX線画像取得処理とステップS112におけるオフセット画像取得処理の間の時間は極めて短い。したがって、ステップS111の時点でのオフセット画像の画素値とステップS112の時点でのオフセット画像の画素値との間には大きな差がないと考えられる。このように、オフセット画像が安定していない間は、第1オフセット取得タイミングによるオフセット補正方法を実行することで、精度のよい補正を実現している。
図6は、第2オフセット画像取得タイミングのフローチャートを示している。図5のステップS105にて、オフセット画像の経時変化が少ない(オフセット画像が安定している)と判断された場合に、第2オフセット画像取得タイミングへの移行が行なわれる。第2オフセット画像取得タイミングによる動作では、タイミング決定部305は処理を停止するため、オフセット画像の経時変化を得るためのオフセット画像を取得する必要がない。したがって、まずステップS201で、第2のタイミング処理部309は、オフセット画像の取得を停止する。そして、ステップS202において、第2のタイミング処理部309は、撮影条件設定部303からのX線撮影要求を待つ。ステップS202にてX線撮影要求があると判定された場合、第2のタイミング処理部309は、ステップS203において、X線曝射に先立ってオフセット画像取得部304にオフセット画像を取得させる。その後、ステップS204において、曝射スイッチ21からの信号に応じてX線画像取得部302はX線発生部1にX線11を発生させてX線を曝射し、ステップS205にてX線画像を取得する。X線画像取得が終了すると、ステップS206にて、第2オフセット補正部310は、ステップS203にて取得したオフセット画像を用いてステップS205で取得したX線画像についてオフセット補正を行う(タイミング211)。ステップS207において、画像表示/解析部314は、ステップS206でオフセット補正された画像を用いて、撮影の成功/失敗を判断するためのプレビュー表示を表示部5に行う。なお、ステップS203にて取得したオフセット画像はプレビュー表示のための画像生成に用いるが、診断用画像の生成には用いない。
ステップS207においてプレビュー画像が表示されている間、ステップS208において、第2のタイミング処理部309は、オフセット画像取得部304を用いて診断用の画像を生成するためのオフセット画像を取得する。そして、ステップS209において、第2オフセット補正部310は、ステップS208で取得したオフセット画像を用いてステップS205で取得されたX線画像にオフセット補正を施す(タイミング212)。ステップS210において、画像表示/解析部314は、ステップS209でオフセット補正が施された画像について画像解析を行い、診断用画像を生成し、ステップS211において診断用画像を表示部5に表示する。ステップS212において、第2のタイミング処理部309は、ステップS117と同様に、1人の患者の撮影が終了したかを判断する。終了でなければ、処理はステップS204に戻り、上記処理を繰り返す。ただし、1人の患者の撮影が続く場合には、S206のオフセット補正では、S203で取得したオフセット画像が流用される。すなわち、ステップS206に用いるオフセット画像は、その患者の最初の撮影のステップS203で取得したオフセット画像である。また、当該患者の撮影が終了した場合には、X線撮影による残像がオフセット画像に影響を及ぼすことを防ぐため、S213にてオフセット画像の取得を図3のT4だけ停止し、ステップS204のX線曝射から再び行う。
なお、上述の処理では、1回の撮影条件の設定指示の後に複数回の曝射指示が繰り返された場合、この1回の設定指示の入力に応じてオフセット画像取得部304が取得したオフセット画像がプレビュー画像のためのオフセット補正に用いられる(S206)。然しながら、これに限られるものではなく、ステップS206では常に最も最近に取得されたオフセット画像を用いるようにしてもよい。この場合、2回目以降のステップS206では、ステップS203で取得されたオフセット画像ではなく、その直前のステップS208で取得されたオフセット画像が用いられるようにすればよい。
以上の動作により、第2オフセット画像取得タイミングにおいてX線曝射から表示部5へプレビュー画像が表示されるまでの時間は図3のT5となる。第2オフセット画像取得タイミングの動作では、プレビュー画像を生成するためにX線画像取得処理の実行前に取得されたオフセット画像が用いることにより、プレビュー表示までの時間を短縮している。前述のようにオフセット画像の画素値の経時変化が所定の値以下であると判断された場合の動作であるため、X線曝射に先立って取得したオフセット画像をオフセット補正に用いても精度の良い補正が可能となるからである。
図5のステップS113と図6のステップS207では、X線曝射後のプレビュー画像表示であるという点に変わりはない。しかしながら、ステップS207では、ステップS204およびステップS205のX線曝射とX線画像取得よりも前にオフセット補正用の画像が取得されている(ステップS203)。そのため、ステップS205のX線画像取得直後からステップS206のオフセット補正処理を行うことが出来る分、図2のT3よりも図3のT5を小さくすることができ、X線曝射からの表示が早いという特徴がある。
以上のように、本実施形態によれば、オフセットデータの経時変化に応じて、放射線画像のオフセット補正に用いるオフセット画像の取得タイミングが変更される。すなわち、放射線撮像装置における静止画撮影において、オフセットデータの経時変化が大きい場合には、
・オフセット画像の安定性を判定するために定期的にオフセット画像を取得し、
・撮影条件の設定があった場合には上記オフセット画像の取得を止め、
・放射線画像直後にオフセット補正に用いるオフセット画像を取得する、
という、第1オフセット画像取得タイミングで動作する。一方、オフセットデータの経時変化が小さくなると、
・定期的なオフセットデータの取得を止め、
・撮影条件の設定があった場合には放射線画像取得に先だってオフセットデータの取得を行い、
・このオフセットデータを用いて放射線画像のオフセット補正を行う、
という第2オフセット画像取得タイミングで動作する。
したがって、オフセットの経時変化が大きい場合であっても正確に被写体画像のオフセット補正を行うことができ、かつオフセットの経時変化が小さい場合には放射線の曝射から画像表示までの時間を短縮することができる。なお、上記実施形態では、オフセット画像が安定したかどうかの判定結果に関わらず診断用画像の生成にはX線画像取得処理に続いて行なわれるオフセット画像取得処理により得られたオフセット画像が用いられるようにした。しかしながら、これに限られるものではなく、オフセット画像が非常に安定していれば、診断用画像の生成時にも、X線曝射前に取得したオフセット画像を用いるように構成してもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. 放射線の照射を行ってセンサより画像を読み取って放射線画像を取得する放射線画像取得処理と、放射線の照射を行わずに前記センサより画像を読み取ってオフセット画像を取得するオフセット画像取得処理とを実行する放射線撮像装置であって、
    前記オフセット画像取得処理で得られるオフセット画像が時間に対して安定したか否かを予め定められた基準にしたがって判定する判定手段と、
    曝射指示に応じて前記放射線画像取得処理を実行し放射線画像を得る実行手段と、
    前記実行手段により得られた放射線画像をオフセット補正して表示する表示手段と、を備え、
    前記表示手段は、前記判定手段により安定していないと判定された場合は、前記実行手段による前記放射線画像の取得に続いて前記オフセット画像取得処理を実行して得られたオフセット画像を用いて前記オフセット補正を行ない、前記判定手段により安定したと判定された場合は、前記実行手段による放射線画像の取得よりも以前に取得されたオフセット画像を用いて前記オフセット補正を行なう、ことを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記実行手段により得られた放射線画像から診断用画像を生成する生成手段を更に備え
    前記生成手段は、前記判定手段の判定結果に関わらず、前記実行手段による前記放射線画像の取得に続いて前記オフセット画像取得処理を実行して得られたオフセット画像を用いて前記実行手段により得られた放射線画像をオフセット補正する、ことを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記表示手段は、前記判定手段により安定したと判定された後では、前記曝射指示に先立って入力される撮影条件の設定指示の入力に応じて前記オフセット画像取得処理を実行し、該曝射指示に応じて得られたオフセット画像を用いて前記オフセット補正を行なうことを特徴とする請求項1または2に記載の放射線撮像装置。
  4. オフセット画像が安定したと判定された後、1つの前記設定指示が行なわれた後に複数回の前記曝射指示が繰り返された場合、前記表示手段は、前記設定指示の入力に応じて得られた1つのオフセット画像を、前記複数回の前記曝射指示に応じて得られた複数の放射線画像に対するオフセット補正に用いることを特徴とする請求項3に記載の放射線撮像装置。
  5. 定期的に前記オフセット画像取得処理を実行してオフセット画像を蓄積する蓄積手段を更に備え、
    前記判定手段は、前記蓄積手段により蓄積された所定数以上のオフセット画像を用いてオフセット画像が安定したか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記判定手段により安定していないと判定されている場合、前記曝射指示に先立って入力される撮影条件の設定指示の入力から、前記実行手段によって前記放射線画像取得処理が実行されるまでの間は、前記蓄積手段によるオフセット画像取得処理の実行を停止することを特徴とする請求項5に記載の放射線撮像装置。
  7. 前記判定手段により安定したと判定された後はオフセット画像が安定し続けるものとして、前記蓄積手段及び前記判定手段を機能させないことを特徴とすることを特徴とする請求項5または6に記載の放射線撮像装置。
  8. 放射線の照射を行ってセンサより画像を読み取って放射線画像を取得する放射線画像取得処理と、放射線の照射を行わずに前記センサより画像を読み取ってオフセット画像を取得するオフセット画像取得処理とを実行する放射線撮像装置の制御方法であって、
    判定手段が、前記オフセット画像取得処理で得られるオフセット画像が時間に対して安定したか否かを予め定められた基準にしたがって判定する工程と、
    実行手段が、曝射指示に応じて前記放射線画像取得処理を実行して放射線画像を取得する工程と、
    表示手段が、前記取得する工程で得られた放射線画像をオフセット補正して表示装置に表示する工程と、を有し、
    前記表示する工程では、前記判定する工程で安定していないと判定された場合は、前記取得する工程における前記放射線画像の取得に続いて前記オフセット画像取得処理を実行して得られたオフセット画像を用いて前記オフセット補正を行ない、前記判定する工程で安定したと判定された場合は、前記取得する工程における放射線画像の取得よりも以前に取得されたオフセット画像を用いて前記オフセット補正を行なう、ことを特徴とする放射線撮像装置の制御方法。
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