JP2019171199A - 放射線撮影装置、放射線撮影方法、及びプログラム - Google Patents

放射線撮影装置、放射線撮影方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明によれば、所定の撮影モードを優先して撮影準備を行い、撮影準備が完了した撮影モードから順次撮影を許可することで、撮影が可能になるまでの待ち時間を短縮することができる。【解決手段】本発明の放射線撮影装置は、複数の撮影モードから第1の撮影モード及び第2の撮影モードの少なくとも1つを選択する撮影モード選択手段と、放射線撮影装置の電源投入後に、前記第1の撮影モードで撮影した画像データを第1のオフセット補正データとして取得する第1の補正データ取得手段と、前記第1のオフセット補正データが取得された後に、前記第2の撮影モードで撮影した画像データを第2のオフセット補正データとして取得する第2の補正データ取得手段とを備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の撮影モードを有する放射線撮影装置、放射線撮影方法、及びプログラムに関する。
X線などの放射線を検出するセンサを用いた放射線撮影装置は、産業用や医療用などの分野で広く用いられている。このような放射線撮影装置では、動画撮影や静止画撮影などの目的に応じて、複数の撮影モードによる放射線画像(X線画像)の撮影が可能となっている(例えば、特許文献1参照)。複数の撮影モードにより放射線画像の撮影を行う場合、診断に適した放射線画像を得るために、オフセット補正やゲイン補正が行われる。
オフセット補正の方式としては、放射線を照射しない状態で取得した画像データをオフセット補正データとし、被写体に放射線を照射して放射線画像を撮影した後に、オフセット補正データを用いて放射線画像にオフセット補正を行う方法が知られている。
また、ゲイン補正の方式としては、被写体がない状態で放射線を照射して取得した画像データをゲイン補正データとし、被写体に放射線を照射して放射線画像を撮影した後に、ゲイン補正データを用いて放射線画像にゲイン補正を行う方法が知られている。
複数の撮影モードを有する放射線撮影装置は、撮影モードごとに補正データを取得する必要があり、全ての撮影モードについて補正データを取得した後に撮影準備が完了する。特に、オフセット補正データは、温度などの環境により特性が変化し易いため、電源を投入して放射線撮影装置を起動した後に、放射線を照射しない状態で撮影された画像データに基づいて収集される。
特開2005−287773号公報
動画撮影機能を有する放射線撮影装置は、撮影手技に合わせて、サイズ、フレームレート、及びゲイン設定などを最適化する必要があるため、数十通りの撮影モードを有することがある。この場合、撮影モードごとに補正データの収集及び高速メモリへの展開が必要であるため、全ての撮影モードについて補正データを取得した後に撮影準備が完了すると、装置の電源を投入してから撮影が可能になるまでに長い時間を要する。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、撮影が可能になるまでの待ち時間を短縮することを目的とする。
本発明の放射線撮影装置は、複数の撮影モードから第1の撮影モード及び第2の撮影モードの少なくとも1つを選択する撮影モード選択手段と、放射線撮影装置の電源投入後に、前記第1の撮影モードで撮影した画像データを第1のオフセット補正データとして取得する第1の補正データ取得手段と、前記第1のオフセット補正データが取得された後に、前記第2の撮影モードで撮影した画像データを第2のオフセット補正データとして取得する第2の補正データ取得手段とを備える。
本発明によれば、所定の撮影モードを優先して撮影準備を行い、撮影準備が完了した撮影モードから順次撮影を許可することで、撮影が可能になるまでの待ち時間を短縮することができる。
本実施形態に係る放射線撮影システムの概略構成の一例を示す模式図である。 放射線撮影装置及びシステム制御装置の詳細な概略構成の一例を示す模式図である。 撮影モード情報の一例を示す図である。 撮影モードテーブルの一例を示す図である。 放射線撮影装置の動作の一例を示すシーケンス図である。 入力部からの入力順に応じて撮影モードを選択する放射線撮影システムの概略構成の一例を示す模式図である。 入力部からの入力順に応じて撮影モードを選択する放射線撮影装置の動作の一例を示すシーケンス図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態の放射線画像処理システムについて説明する。本実施形態では、放射線画像処理システムは、複数の撮影モードによる放射線画像撮影が可能な放射線撮影システムである。図1は、本実施形態に係る放射線撮影システムの概略構成の一例を示す模式図である。図1に示すように、放射線撮影システムは、放射線撮影装置101、天板201、放射線発生装置401、放射線制御装置402、システム制御装置501、表示装置502、放射線照射スイッチ503、及び入力装置504を備える。
放射線撮影装置101は、放射線画像処理装置に相当し、放射線を照射した状態又は放射線を照射しない状態で、複数の撮影モードにより撮影し、放射線画像データを生成する。天板201は、被写体となる被検者301を乗せる。放射線発生装置401は、放射線制御装置402の制御に従って被検者301に放射線を照射する。
システム制御装置501は、放射線撮影装置101の外部に電気的に接続され、放射線画像処理システムを制御する。表示装置502は、画像処理された放射線画像データの表示やGUIの表示を行うディスプレイなどである。放射線照射スイッチ503は、操作者601からの指示により、放射線照射の開始及び終了を実行する。入力装置504は、操作者601からの指示を入力する操作パネルなどである。
図2は、放射線撮影装置101及びシステム制御装置501の詳細な概略構成の一例を示す模式図である。図2に示すように、放射線撮影装置101は、光電変換素子(受光部)102、駆動部103、A/D変換部104、駆動制御部105、撮影モードメモリ107、演算処理部106、RAM108、ROM109、撮影モード制御部110、通信部111、及び画像補正部112を備える。なお、駆動制御部105、演算処理部106、及び撮影モード制御部110は、CPUやMPUなどの処理装置により電気回路として構成され、処理装置に一体的に構成されてもよい。
演算処理部106は、撮影モード設定部116を備える。撮影モード制御部110は、撮影モード選択部120、第1の補正データ取得部121、通知部122、及び第2の補正データ取得部123を備える。
システム制御装置501は、放射線発生制御部505、撮影制御部506、外部記憶部507、通信部508、入力制御部509、表示制御部510、RAM511、及び演算処理部512を備える。なお、放射線発生制御部505、撮影制御部506、通信部508、入力制御部509、表示制御部510、及び演算処理部512は、CPUやMPUなどの処理装置により電気回路として構成され、処理装置に一体的に構成されてもよい。
次に、放射線撮影システムの機能について説明する。入力装置504が、被検者301のIDや名前などの被検者情報をシステム制御装置501に入力する。入力装置504が、撮影手技に応じて撮影モードを入力する。撮影モードの入力後、被検者301が天板201に寝かせられ、放射線撮影のための被検者301の位置合わせが行われる。被検者301の位置合わせが終わると、操作者601が放射線照射スイッチ503を押下する。放射線照射スイッチ503が押下されると、放射線制御装置402が放射線発生装置401を制御することにより、放射線発生装置401が被検者301に放射線を照射する。
照射された放射線は、被検者を透過して放射線撮影装置101に入射する。放射線撮影装置101は、入射した放射線を可視光に変換した後、光電変換素子102で放射線画像信号を検出する。放射線撮影装置101は、駆動部103により光電変換素子102を駆動して放射線画像信号を読み出し、A/D変換部104でアナログ信号をデジタル信号に変換して放射線画像データを取得する。取得された放射線画像データは、オフセット補正及びゲイン補正を施された後に、システム制御装置501に送信される。システム制御装置501は、放射線画像データを受信して画像処理を施した後、表示装置502に表示する。
動画撮影は、放射線画像データを時間的に連続して取得することにより実現される。
次に、各装置の機能について説明する。放射線撮影装置101の光電変換素子102は、複数の画素(例えば、160μ分解能の2688画素×2688画素)を2次元状に配設することにより構成され、アモルファスシリコンを主材料として形成されている。光電変換素子102は、可視光に変換された放射線を受光して放射線画像信号として検出する。駆動部103は、光電変換素子102を駆動して、放射線画像信号を読み出す処理を行う。
A/D変換部104は、駆動部103により読み出されたアナログ信号の放射線画像信号をデジタル信号の放射線画像信号に変換し、これを放射線画像データとしてRAM108に格納する。駆動制御部105は、撮影モード制御部110及びシステム制御装置501からのコマンド(指示)に基づいて、駆動部103の制御を行う。
演算処理部106は、RAM108及びROM109に格納されたプログラムや各種データを用いて、放射線撮影装置101の制御を行う。撮影モード設定部116は、撮影モードに関する情報(撮影モード情報)を設定し、撮影モードメモリ107に格納する。撮影モード設定部116は、優先度が高い撮影モード(例えば、被検者が救急搬送された緊急時に使用頻度が高い撮影モード)を撮影モード情報として設定する。また、撮影モード設定部116は、優先度が関連付けられた複数の撮影モードを撮影モード情報として設定してもよい。
図3は、撮影モード情報の一例を示す図である。図3に示すように、撮影モード設定部116は、撮影モード番号、サイズ、ビニング、フレームレート、及び出力ゲインを撮影モード情報として設定する。また、撮影モード設定部116は、撮影モードの優先度が高い順に撮影モード番号を付してもよい。
撮影モード設定部116により設定される撮影モード情報は、1つ以上の撮影モードを含む撮影モードテーブルで構成されてもよい。図4は、撮影モードテーブルの一例を示す図である。図4に示すように、撮影モード設定部116は、撮影手技A,Bに対応する撮影モードテーブルA,Bを撮影モード情報として設定する。
撮影手技Aにより撮影モード番号1〜3が使用される場合、撮影モード設定部116は、撮影モード番号1〜3を含む撮影モードテーブルAを撮影モード情報として設定し、撮影モードメモリ107に格納する。また、撮影手技Bにより撮影モード番号4,5が使用される場合、撮影モード設定部116は、撮影モード番号4,5を含む撮影モードテーブルBを撮影モード情報として設定し、撮影モードメモリ107に格納する。なお、撮影モード情報は、撮影モードメモリ107の代わりにROM109などの他の記憶装置に格納されてもよい。
撮影モードメモリ107は、不揮発メモリであり、撮影モード情報を格納する。撮影モードメモリ107は、優先度が高い撮影モードを撮影モード情報として格納する。また、撮影モードメモリ107は、優先度が関連付けられた複数の撮影モードを撮影モード情報として格納してもよい。例えば、図3に示すように、撮影モードメモリ107は、撮影モードの優先度が高い順に撮影モード番号を付する。
撮影モードメモリ107に格納されている撮影モード情報は、1つ以上の撮影モードを含む撮影モードテーブルで構成されてもよい。例えば、図4に示すように、撮影モードメモリ107は、撮影手技A,Bに対応する撮影モードテーブルA,Bを撮影モード情報として格納する。
RAM108は、放射線撮影装置101の各構成要素の処理により得られた各種データや入力装置504により入力された各種データ(例えば、放射線画像データ、オフセット補正データ、ゲイン補正データ、及び欠陥補正データなど)を一時的に格納する。ROM109は、プログラムや各種データ(ゲイン画像補正データ及び欠陥補正データなど)を格納する。なお、ゲイン補正データは、温度などの影響を受け難く比較的安定しているため、予め収集されてROM109などの不揮発性メモリに格納され、電源を投入した後にRAM108(演算用の高速メモリ)に展開されて使用される。
ここで、オフセット補正データは、オフセット補正の対象となる放射線画像データと同じ撮影モードにより、放射線を照射しない状態で撮影した画像データである。例えば、図3の撮影モード番号1により被検体(被写体)301を撮影する場合、撮影モード1により放射線を照射しない状態で撮影した画像データがオフセット補正データとなる。
ゲイン補正データは、ゲイン補正の対象となる放射線画像データと同じ撮影モードにより、被検体(被写体)301がない状態で放射線を照射して撮影した画像データである。例えば、図3の撮影モード番号1により被検体(被写体)301を撮影する場合、撮影モード1により被検体(被写体)301がない状態で放射線を照射して撮影した画像データがゲイン補正データとなる。欠陥補正データは、光電変換素子102において放射線の検出ができない素子(欠陥素子)の位置情報などの欠陥情報である。
撮影モード制御部110は、撮影モード情報に基づいて駆動制御部105の制御を行う。撮影モード選択部120は、被検者301を撮影する撮影モードを複数の撮影モードから選択する。撮影モード選択部120は、複数の撮影モードから第1の撮影モード及び第2の撮影モードの少なくとも1つを選択する。また、撮影モード選択部120は、撮影モードメモリ107に格納されている撮影モードの情報に従って、優先度が高い順に撮影モード(撮影モードテーブルを含む)を選択してもよい。
駆動制御部105を制御することにより、第1の補正データ取得部121は、放射線撮影装置101の電源投入後に、撮影モード選択部120で選択された撮影モードによるオフセット補正データ及びゲイン補正データを取得する。例えば、撮影モード選択部120において第1の撮影モードを選択した場合、第1の補正データ取得部121は、放射線撮影装置の電源投入後に、第1の撮影モードで撮影した画像データを第1のオフセット補正データとして取得する。また、第1の補正データ取得部121は、光電変換素子102の欠陥補正データを取得する。
通知部122は、これらの補正データが取得されたことで、撮影モード選択部120で選択された撮影モードによる撮影準備が完了したことを、通信部111及びシステム制御装置501を介して操作者601に通知する。
駆動制御部105を制御することにより、第2の補正データ取得部123は、通知部122の通知後に、撮影モード選択部120で選択された撮影モードによるオフセット補正データ及びゲイン補正データを取得する。また、第2の補正データ取得部123は、光電変換素子102の欠陥補正データを取得する。通信部111は、システム制御装置501と通信を行い、画像データやコマンドなどの各種情報の送受信を行う。
画像補正部112は、RAM108に格納された放射線画像データのオフセット補正及びゲイン補正を行う。画像補正部112は、放射線画像データからオフセット補正データを減算することで、オフセット補正を行う。また、画像補正部112は、オフセット補正が施された画像データをゲイン補正データで除算することで、ゲイン補正を行う。また、画像補正部112は、光電変換素子102の欠陥補正データに基づいて、周辺画素により欠陥画素の画素値を補完することで、欠陥補正を行う。
放射線発生制御部505は、操作者601からの撮影指示に基づいて、放射線発生装置401による放射線発生の制御を行う。撮影制御部506は、操作者601からの撮影指示に基づいて、放射線撮影装置101に対して放射線撮影の制御を行う。外部記憶部507は、ハードディスクなどで構成されており、プログラムや各種データや各種情報などを格納する。通信部508は、放射線撮影装置101と通信を行い、画像データやコマンドなどの各種情報の送受信を行う。
演算処理部512は、外部記憶部507及びRAM511に格納されたプログラムや各種データを用いて、システム制御装置501の制御を行う。RAM511は、システム制御装置501の処理に必要な各種データや各種情報などを一時的に格納する。表示制御部510は、表示装置502の表示に関する制御を行う。入力制御部509は、操作者601による入力装置504の操作に従って、入力装置504の入力表示を切り替えるなど入力装置504の制御を行う。
入力装置504は、操作者601により操作される操作パネルなどであり、操作者601により入力された指示をシステム制御装置501に入力する。放射線照射スイッチ503は、操作者601により操作されるボタンなどであり、操作者601がスイッチを押下することにより、放射線撮影を開始及び終了するための撮影指示を放射線発生制御部505及び撮影制御部506に入力する。表示装置502は、表示制御部510による制御に基づいて、各種の画像や情報などを表示する。
次に、各装置の動作について説明する。図5は、放射線撮影装置101の動作の一例を示すシーケンス図である。本実施形態では、撮影モード設定部116が、撮影モード情報を設定し、撮影モードメモリ107に格納している。例えば、図4に示すように、撮影モード設定部116が、撮影モードテーブルA(第1の撮影モード)及び撮影モードテーブルB(第2の撮影モード)にそれぞれ含まれる複数の撮影モード(撮影モード番号1〜3及び撮影モード番号4,5)を設定している。
ステップS11では、操作者601が放射線撮影装置101の電源をONにすることにより、電源が放射線撮影装置101に投入される。ステップS12では、撮影モード選択部120は、撮影モードメモリ107に格納された複数の撮影モードから第1の撮影モードを選択し、選択された撮影モードによる撮影の準備を駆動制御部105に指示する。撮影モード選択部120は、複数の撮影モードの優先度を比較し、優先度が高い撮影モードを第1の撮影モードとして選択する。
例えば、撮影モード選択部120は、優先度が最も高い撮影モードテーブルA(撮影モード番号1〜3の撮影モード)を第1の撮影モードとして選択し、撮影モードテーブルAによる撮影の準備を駆動制御部105に指示する。また、撮影モード選択部120は、優先度が最も高い撮影モード番号1の撮影モードを第1の撮影モードとして選択し、撮影モード番号1による撮影の準備を駆動制御部105に指示してもよい。
ステップS12における撮影の準備には、オフセット補正データの取得が含まれる。第1の補正データ取得部121は、撮影モード選択部120で選択された第1の撮影モードにより、放射線を照射しない状態で撮影した画像データを第1のオフセット補正データとして取得する。取得された第1のオフセット補正データは、RAM108に格納される。例えば、第1の補正データ取得部121は、撮影モードテーブルAの撮影モード(撮影モード番号1〜3)のそれぞれについてオフセット補正データを取得し、RAM108に格納する。
なお、第1の補正データ取得部121は、第1の撮影モードにより複数のオフセット補正データを収集し、これらの画素値を平均した画像データを、第1のオフセット補正データとしてRAM108に格納してもよい。画像データを平均化することにより画像データに含まれるランダムノイズが低減され、平均化された画像データをオフセット補正に用いることにより、放射線画像データにおけるランダムノイズを低減することができる。
また、ステップS12における撮影の準備には、ゲイン補正データの取得が含まれる。第1の補正データ取得部121は、撮影モード選択部120で選択された第1の撮影モードにより、被検体(被写体)301がない状態で放射線を照射して撮影した画像データを第1のゲイン補正データとして取得する。取得された第1のゲイン補正データは、RAM108に格納される。例えば、第1の補正データ取得部121は、撮影モードテーブルAの撮影モード(撮影モード番号1〜3)のそれぞれについてゲイン補正データを取得し、RAM108に格納する。
ゲイン補正データは、予め収集されてROM109に格納されてもよい。この場合、第1の補正データ取得部121は、ROM109から第1のゲイン補正データを読み出し、RAM108に格納する。
また、ステップS12における撮影の準備には、光電変換素子(受光部)102の欠陥補正データの取得が含まれる。欠陥補正データは、予め収集されてROM109に格納される。第1の補正データ取得部121は、ROM109から欠陥補正データを読み出し、RAM108に格納する。
一般的に、RAM108はROM109よりもアクセススピードが速いので、補正処理を高速に行うために、オフセット補正データ、ゲイン補正データ、及び欠陥補正データは、RAM108に格納されてRAM108から読み出される。第1のオフセット補正データ、第2のゲイン補正データ、及び欠陥補正データがRAM108に格納されることで、第1の撮影モードの撮影準備が完了する。
ステップS13では、通知部122は、第1のオフセット補正データ、第1のゲイン補正データ、及び欠陥補正データが取得されたことを、通信部111及びシステム制御装置501を介して操作者601に通知する。また、通知部122は、第1の撮影モードの撮影モード情報を、通信部111及びシステム制御装置501を介して操作者601に通知する。このように、通知部122は、第1の撮影モードによる撮影準備が完了したことを操作者601に通知する。
例えば、通知部122は、撮影モードテーブルAの撮影モード(撮影モード番号1〜3)のオフセット補正データ、ゲイン補正データ、及び欠陥補正データが取得されたことを操作者601に通知するとともに、撮影モードテーブルAの撮影モード情報を操作者601に通知する。この結果、通知部122は、撮影モードテーブルAの撮影モードによる撮影準備が完了したことを操作者601に通知する。システム制御装置501は、通知部122からの通知により、撮影準備が完了した第1の撮影モードによる撮影を可能とする。
ステップS14では、操作者601が入力装置504を操作することにより撮影モードを決定し、放射線照射スイッチ503を押下する。ステップS15では、システム制御装置501が撮影開始(放射線照射開始)のコマンドを放射線撮影装置101に送信する。ステップS16では、放射線撮影装置101が被検体301の放射線撮影を開始する。
ステップS17では、操作者601が放射線照射スイッチ503の押下を止めることにより、システム制御装置501が撮影終了(放射線照射終了)のコマンドを放射線撮影装置101に送信する。ステップS18では、放射線撮影装置101が被検体301の放射線撮影を終了する。
ステップS19では、撮影モード選択部120は、撮影モードメモリ107に格納された複数の撮影モードから第2の撮影モードを選択し、選択された撮影モードによる撮影の準備を駆動制御部105に指示する。撮影モード選択部120は、複数の撮影モードの優先度を比較し、優先度が第1の撮影モードよりも低い撮影モードを第2の撮影モードとして選択する。
例えば、撮影モード選択部120は、優先度が撮影モードテーブルAの次に高い撮影モードテーブルB(撮影モード番号4,5の撮影モード)を第2の撮影モードとして選択し、撮影モードテーブルBによる撮影の準備を駆動制御部105に指示する。
ステップS19における撮影の準備には、オフセット補正データの取得が含まれる。第2の補正データ取得部123は、撮影モード選択部120で選択された第2の撮影モードにより、放射線を照射しない状態で撮影した画像データを第2のオフセット補正データとして取得する。取得された第2のオフセット補正データは、RAM108に格納される。例えば、第1の補正データ取得部123は、撮影モードテーブルBの撮影モード(撮影モード番号1〜3)のそれぞれについてオフセット補正データを取得し、RAM108に格納する。
なお、上記のように、複数のオフセット補正データを収集し、これらの画素値を平均した画像データを、第2のオフセット補正データとしてRAM108に格納してもよい。
また、ステップS19における撮影の準備には、ゲイン補正データの取得が含まれる。第2の補正データ取得部123は、撮影モード選択部120で選択された第2の撮影モードにより、被検体(被写体)301がない状態で放射線を照射して撮影した画像データを第2のゲイン補正データとして取得する。取得された第2のゲイン補正データは、RAM108に格納される。例えば、第1の補正データ取得部123は、撮影モードテーブルBの撮影モード(撮影モード番号4,5)のそれぞれについてゲイン補正データを取得し、RAM108に格納する。
ゲイン補正データは、予め収集されてROM109に格納されてもよい。この場合、第2の補正データ取得部123は、ROM109から第2のゲイン補正データを読み出し、RAM108に格納する。
また、ステップS19における撮影の準備には、光電変換素子(受光部)102の欠陥補正データの取得が含まれる。欠陥補正データは、ステップS12で既にRAM108に格納されているので、第2の補正データ取得部123は、RAM108から欠陥補正データを読み出せばよい。第2のオフセット補正データ、第2のゲイン補正データ、及び欠陥補正データがRAM108に格納されることで、第2の撮影モードの撮影準備が完了する。
ステップS20では、通知部122は、第2のオフセット補正データ、第2のゲイン補正データ、及び欠陥補正データが取得されたことを、通信部111及びシステム制御装置501を介して操作者601に通知する。また、通知部122は、第2の撮影モードの撮影モード情報を、通信部111及びシステム制御装置501を介して操作者601に通知する。このように、通知部122は、第2の撮影モードによる撮影準備が完了したことを操作者601に通知する。
例えば、通知部122は、撮影モードテーブルBの撮影モード(撮影モード番号4,5)のオフセット補正データ、ゲイン補正データ、及び欠陥補正データを操作者601に通知するとともに、撮影モードテーブルBの撮影モード情報を操作者601に通知する。この結果、通知部122は、撮影モードテーブルBの撮影モードによる撮影準備が完了したことを操作者601に通知する。システム制御装置501は、通知部122からの通知により、撮影準備が完了した第2の撮影モードによる撮影を可能とする。
その後、撮影開始(放射線照射開始)がない場合は、撮影モード選択部120は、撮影モードメモリ107に格納された複数の撮影モードから、優先度が高い順に撮影モードを選択し、選択された撮影モードによる撮影の準備を駆動制御部105に順次指示する。通知部122は、撮影モードによる撮影準備が順次完了するごとに、撮影モード情報をシステム制御装置501に送信するとともに、撮影準備が完了したことを操作者601に通知する。
例えば、撮影モード選択部120は、優先度が撮影モードテーブルA,Bの次に高い撮影モードテーブルCを選択し、撮影モードテーブルCによる撮影の準備を駆動制御部105に指示する。通知部122は、撮影モードテーブルCによる撮影準備が完了したことを操作者601に通知する。このように、放射線撮影装置101は、撮影開始(放射線照射開始)から撮影終了(放射線照射終了)までの時間を除いた時間帯を利用して、優先度に応じて撮影の準備を順次完了し、撮影準備が完了するごとに、撮影準備が完了したことを操作者601に通知する。
この結果、放射線撮影装置101は、撮影モードメモリ107に格納されている全ての撮影モード(撮影モードテーブルを含む)の撮影準備を完了する。例えば、放射線撮影装置101は、撮影モードメモリ107に格納されている全ての撮影モードテーブルA〜Zの撮影準備を完了する。この場合、放射線撮影装置101は、全ての撮影モードテーブルA〜Zの撮影準備を完了した後、撮影モードテーブルA〜Zに記載のない撮影モードについても撮影準備を順次完了してもよい。
放射線撮影装置101が全ての撮影モードの撮影準備を完了すると、全ての撮影モードの準備が完了したことをシステム制御装置501に送信し、システム制御装置501を介して操作者601に通知する。
なお、撮影モード(撮影モードテーブルを含む)の優先度の順位は、予め設定されていてもよい。放射線撮影システムの過去の使用履歴に基づいて、使用頻度が高い順に撮影モードの順位が設定されてもよい。また、放射線撮影システムの過去の使用履歴に基づいて、使用相関度が高い順に撮影モードの順位が設定されてもよい。例えば、第1の撮影モードにより撮影される際に、併せて使用される頻度(使用相関度)が所定の閾値以上である撮影モードを第2の選択モードとして順位が設定されてもよい。この場合、使用相関度が所定の閾値以上の複数の撮影モードが撮影モードテーブルとして設定されてもよい。
このように、撮影モード設定部116が、複数の撮影モードの使用頻度及び使用相関度により、第1の撮影モード及び第2の撮影モードを設定してもよい。また、撮影モード選択部120が、複数の撮影モードの使用頻度及び使用相関度により、第1の撮影モード及び第2の撮影モードを選択してもよい。
本実施形態によれば、所定の撮影モードを優先して撮影準備を行い、撮影準備が完了した撮影モードから順次撮影を許可することで、全ての撮影モードの撮影準備の完了を待つ必要がないため、撮影が可能になるまでの待ち時間を短縮することができる。
本発明にかかる実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において変更・変形することが可能である。例えば、本発明は、上記の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本実施形態では、第2の補正データ取得部123は、第1の撮影モードによる被検体(被写体)301の撮影後に、第2のオフセット補正データを取得する(ステップS19)。しかし、通知部122の通知(ステップS13)の後であれば、撮影開始の前に、第2の撮影モードによる撮影準備が行われてもよい。つまり、撮影開始(放射線照射開始)から撮影終了(放射線照射終了)までの時間を除いた時間帯を利用して、第2の撮影モードによる撮影準備が行われてもよい。
また、撮影モード選択部120は、入力部から入力された撮影モードの入力順に応じて、第1の撮影モード及び第2の撮影モードを選択してもよい。図6は、入力部からの入力順に応じて撮影モードを選択する放射線撮影システムの概略構成の一例を示す模式図である。なお、上記の実施形態と同様の構成、機能、及び動作についての説明は省略し、主に本実施形態との差異について説明する。
図6では、図2と比べ、撮影モードメモリ107及び撮影モード設定部116が放射線撮影装置101から除かれ、撮影モード入力部513がシステム制御装置501に付加されている。
撮影モード入力部513は、表示装置502及び入力装置504を制御し、撮影手技を入力するための情報を表示装置502に表示する。入力装置504は、撮影手技を入力する。撮影モード入力部513は、撮影手技に応じて使用される複数の撮影モードを保持し、入力装置504より入力された撮影手技に基づいて撮影モードを決定する。決定された撮影モードに関する撮影モード情報は、通信部508を介して放射線撮影装置101に送信される。
図7は、入力部からの入力順に応じて撮影モードを選択する放射線撮影装置101の動作の一例を示すシーケンス図である。ステップS21では、操作者601が放射線撮影装置101の電源をONにすることにより、放射線撮影装置101に電源が投入される。ステップS22では、放射線撮影装置101は、放射線撮影装置101に電源が投入されたことをシステム制御装置501に通知する。
ステップS23では、放射線撮影装置101からの電源投入通知を受けて、撮影モード入力部513が、撮影手技を入力するための情報を表示装置502に表示する。ステップS24では、操作者601が表示装置502の表示を閲覧して撮影手技を選択し、入力装置504が撮影手技を入力する。ステップS25では、撮影モード入力部513は、入力された撮影手技に基づいて撮影モードを決定し、撮影モード情報を放射線撮影装置101に送信する。
ステップS26では、撮影モード選択部120は、撮影モード入力部513から入力された撮影モード情報に応じて、第1の撮影モードを選択し、選択された撮影モードによる撮影の準備を駆動制御部105に指示する。例えば、撮影モード選択部120は、撮影モードの入力順に、第1の撮影モード及び第2の撮影モードを選択する。ここでは、撮影モード選択部120は、放射線撮影装置101の電源投入後に最も早く入力された撮影モード(撮影モードテーブルを含む)を、第1の撮影モードとして選択する。
ステップS27では、通知部122は、第1のオフセット補正データ、第1のゲイン補正データ、及び欠陥補正データが取得されたことを、通信部111及びシステム制御装置501を介して操作者601に通知する。このように、通知部122は、第1の撮影モードによる撮影準備が完了したことを操作者601に通知する。システム制御装置501は、通知部122からの通知により、撮影準備が完了した第1の撮影モードによる撮影を可能とする。
ステップS28では、操作者601が放射線照射スイッチ503を押下する。ステップS29では、システム制御装置501が撮影開始(放射線照射開始)のコマンドを放射線撮影装置101に送信する。ステップS30では、放射線撮影装置101が被検体301の放射線撮影を開始する。
ステップS31では、操作者601が放射線照射スイッチ503の押下を止めることにより、システム制御装置501が撮影終了(放射線照射終了)のコマンドを放射線撮影装置101に送信する。ステップS32では、放射線撮影装置101が被検体301の放射線撮影を終了する。
ステップS33では、撮影モード選択部120は、撮影モード入力部513から入力された撮影モード情報に応じて、第2の撮影モードを選択し、選択された撮影モードによる撮影の準備を駆動制御部105に指示する。例えば、撮影モード選択部120は、撮影モードの入力順に、第1の撮影モードの次に入力された撮影モード(撮影モードテーブルを含む)を、第2の撮影モードとして選択する。
また、ステップS33において、次の撮影手技が入力装置504から撮影モード入力部513に入力されていない場合、撮影モード入力部513は、撮影手技に応じて使用される複数の撮影モードを、放射線撮影装置101に順次送信する。撮影モード入力部513は、優先度が関連付けられた複数の撮影モードを保持し、優先度が高い順に撮影モードを順次送信してもよい。撮影モード選択部120は、撮影モードの入力順に、第1の撮影モードの次に入力された撮影モード(撮影モードテーブルを含む)を、第2の撮影モードとして選択する。
また、図6において、上記の実施形態のように、放射線撮影装置101が撮影モードメモリ107を備えてもよい。ステップS33において、次の撮影手技が入力装置504から撮影モード入力部513に入力されていない場合、撮影モード選択部120は、優先度が高い順に撮影モード(第2の撮影モード)を撮影モードメモリ107から選択してもよい。
ステップS34では、通知部122は、第2のオフセット補正データ、第2のゲイン補正データ、及び欠陥補正データが取得されたことを、通信部111及びシステム制御装置501を介して操作者601に通知する。このように、通知部122は、第2の撮影モードによる撮影準備が完了したことを操作者601に通知する。
その後、撮影開始(放射線照射開始)がない場合は、撮影モード選択部120は、撮影モード入力部513から優先度が高い順に入力された撮影モードに応じて撮影モードを選択し、撮影モードの撮影準備を駆動制御部105に順次指示する。通知部122は、撮影モードの撮影準備が順次完了するごとに、撮影準備が完了したことを操作者601に通知する。
この結果、放射線撮影装置101は、撮影モード入力部513が保持する全ての撮影モード(撮影モードテーブルを含む)の撮影準備を完了する。放射線撮影装置101が全ての撮影モードの撮影準備を完了すると、全ての撮影モードの準備が完了したことをシステム制御装置501に送信し、システム制御装置501を介して操作者601に通知する。
なお、通知部122の通知(ステップS27)の後であれば、撮影開始の前に、第2の撮影モードによる撮影準備が行われてもよい。つまり、撮影開始(放射線照射開始)から撮影終了(放射線照射終了)までの時間を除いた時間帯を利用して、第2の撮影モードによる撮影準備が行われてもよい。
このように、本実施形態によれば、入力部から入力された撮影モードの入力順に応じて、所定の撮影モードを優先して撮影準備を行い、撮影準備が完了した撮影モードから順次撮影を許可することができる。この結果、全ての撮影モードの撮影準備の完了を待つ必要がないため、撮影が可能になるまでの待ち時間を短縮することができる。
101 放射線撮影装置
102 光電変換素子
103 駆動部
104 A/D変換部
105 駆動制御部
106 演算処理部
107 撮影モードメモリ
108 RAM
109 ROM
110 撮影モード制御部
111,508 通信部
112 画像補正部
116 撮影モード設定部
120 撮影モード選択部
121 第1の補正データ取得部
122 通知部
123 第2の補正データ取得部
201 天板
401 放射線発生装置
402 放射線制御装置
501 システム制御装置
502 表示装置
503 放射線照射スイッチ
504 入力装置
505 放射線発生制御部
506 撮影制御部
507 外部記憶部
509 入力制御部
510 表示制御部
511 RAM
512 演算処理部
513 撮影モード入力部

Claims (12)

  1. 複数の撮影モードから第1の撮影モード及び第2の撮影モードの少なくとも1つを選択する撮影モード選択手段と、
    放射線撮影装置の電源投入後に、前記第1の撮影モードで撮影した画像データを第1のオフセット補正データとして取得する第1の補正データ取得手段と、
    前記第1のオフセット補正データが取得された後に、前記第2の撮影モードで撮影した画像データを第2のオフセット補正データとして取得する第2の補正データ取得手段と
    を備えることを特徴とする放射線撮影装置。
  2. 前記撮影モード選択手段において前記第1の撮影モードを選択した場合、前記第1の補正データ取得手段は、前記放射線撮影装置の電源投入後に、前記第1の撮影モードで撮影した画像データを第1のオフセット補正データとして取得することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
  3. 前記第1のオフセット補正データが取得されたことを通知する通知手段を備え、
    前記第2の補正データ取得手段は、前記通知後に、前記第2の撮影モードで撮影した画像データを第2のオフセット補正データとして取得することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
  4. 前記撮影モード選択手段は、前記複数の撮影モードの優先度を比較し、優先度が高い撮影モードを前記第1の撮影モードとして選択し、優先度が低い撮影モードを前記第2の撮影モードとして選択することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  5. 前記第1の補正データ取得手段は、前記第1のモードにより放射線を照射しない状態で放射線を照射して撮影した画像データを第1のゲイン補正データとして取得し、
    前記第2の補正データ取得手段は、前記第2のモードにより放射線を照射しない状態で放射線を照射して撮影した画像データを第2のゲイン補正データとして取得することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  6. 前記第1の補正データ取得手段及び前記第2の補正データ取得手段は、前記放射線を受光する受光手段の欠陥情報を取得することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  7. 前記第1の撮影モード及び前記第2の撮影モードにそれぞれ含まれる複数の撮影モードを設定する撮影モード設定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  8. 前記撮影モード選択手段は、入力手段から入力された前記撮影モードの入力順に応じて、前記第1の撮影モード及び前記第2の撮影モードを選択することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  9. 前記撮影モード選択手段は、前記複数の撮影モードの使用頻度及び使用相関度の少なくとも1つにより、前記第1の撮影モード及び前記第2の撮影モードを選択することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  10. 前記第2の補正データ取得手段は、前記第1の撮影モードによる被写体の撮影後に、前記第2のオフセット補正データを取得することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  11. 複数の撮影モードから第1の撮影モード及び第2の撮影モードの少なくとも1つを選択する工程と、
    放射線撮影装置の電源投入後に、前記第1の撮影モードで撮影した画像データを第1のオフセット補正データとして取得する工程と、
    前記第1のオフセット補正データが取得された後に、前記第2の撮影モードで撮影した画像データを第2のオフセット補正データとして取得する工程と
    を備えることを特徴とする放射線撮影方法。
  12. コンピュータを、請求項1乃至10の何れか1項に記載の放射線撮影装置の各手段として機能させるためのプログラム。

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