JP3832173B2 - 医用画像読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は被検体に関して医用画像を撮影もしくは読み取る装置に関し、特に、キー入力を行う際の操作性に配慮された医用画像読取装置にに関する。
【0002】
【従来の技術】
X線などを用いた放射線画像は、病気診断用などの医用画像として多く用いられている。この放射線画像を得るために、被検体を透過したX線を蛍光体層(蛍光スクリーン)に照射し、これにより可視光を生じさせてこの可視光を通常の写真と同様に銀塩を使用したフィルムに照射して現像した、所謂、放射線写真が従来から多く利用されている。
【0003】
しかし、近年、銀塩を塗布したフィルムを使用しないで、蛍光体層から直接画像を取り出す方法が工夫されるようになってきている。この方法としては、被検体を透過した放射線を蛍光体に吸収せしめ、しかる後、この蛍光体をたとえば光又は熱エネルギーで励起することによりこの蛍光体が上記吸収により蓄積している放射線エネルギーを蛍光として放射せしめ、この蛍光を光電変換して画像信号を得る方法がある。
【0004】
具体的には、たとえば米国特許3,859,527 号及び特開昭55−12144 号公報等に、輝尽性蛍光体を用い可視光線又は赤外線を輝尽励起光とした放射画像変換方法が示されている。この方法は、支持体上に輝尽性蛍光体層を形成した放射画像変換パネルを使用するもので、この変換パネルの輝尽性蛍光体層に被検体を透過した放射線を当て、被検体各部の放射線透過度に対応する放射線エネルギーを蓄積させて潜像を形成し、しかる後、この輝尽層を輝尽励起光で走査することによって蓄積された放射線エネルギーを放射させてこれを光に変換し、この光信号を光電変換して放射線画像信号を得るものである。
【0005】
このようにして得られた放射線画像信号は、そのままの状態で、或いは画像処理を施されて銀塩フィルム,CRT等に出力されて可視化されたり、電子ファイリング装置にファイリングされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
〔第1の課題〕
ところで、放射線画像の撮影や、撮影された画像の読み取りに際しては、オペレータが撮影や読み取りに関する操作手順を操作部から入力する必要がある。
【0007】
従来の一般的な装置では、キー入力を検知するタッチパネルなどの検知手段と、該検知手段のキー入力の入力位置に対応させてキー表示を行うためにタッチパネルが表面に貼付されたディスプレイなどの表示手段と、によって構成される入力手段が設けられている。
【0008】
そして、この入力手段で入力された操作手順に従って装置が撮影や読み取りを実行するようになっている。
【0009】
なお、一般的には、キーの表示は単色であり、その配置は装置固有のものであった。もしくは、装置に対して、オペレータあるいはサービスマンが予め設定したキー配置になっていた。
【0010】
このような場合、たとえば、撮影部位(頭部,頸部,胸部,腹部,脊椎,上肢,下肢,…)に関しても200種類以上になることがある。このため、1画面では表示しきれず、ページ送りをして画面を切り換えて所望の部位を探す必要が生じていた。このため、操作が繁雑になり、所望の部位を探して決定するまでに多大な時間を必要としていた。また、1画面で一覧縮小表示することも考えられるが、使い勝手が良くない問題がある。
【0011】
また、撮影部位と同様に他の項目に関しても、多くの選択項目が存在するものについては、同様の問題が生じていた。
【0012】
なお、オペレータが所望のキー配置の設定を行った場合であっても、時間の経過や使用状態の変化に伴って使用頻度の高い項目が変化した場合には、キー配置の再設定をしなければ効率の良い入力を行えないという問題も生じていた。すなわち、学習機能のような機能は備わっていなかった。
【0013】
また、設定を行う場合には、撮影部位や使用頻度を別途計算して求める必要が生じる。さらに、月、週、曜日毎に撮影部位や使用頻度が変化することも十分考えられるが、単純に頻度を計算したのでは、細かな状態(月末に特定の項目の頻度が高くなる等)には対応することができなかった。
【0014】
〔第2の課題〕
なお、緊急性を要する撮影の場合であっても、撮影する前に、撮影部位名称、撮影部位についての画像処理条件等のオーダ情報を入力する必要がある。すなわち、撮影部位によって、フィルムに記録された信号のレベルは異なっているため、予め撮影部位等のオーダ情報を決定しておくことで、フィルムから適切な信号レベルで読み取りと画像処理とを実行するようにしている。なお、このように撮影前にオーダ情報を入力する必要があるため、実際に撮影を開始するまでに多大な時間が必要であった。
【0015】
また、フィルムを内蔵したカセッテを用いて、撮影装置で撮影し、読取リーダで読み取るという放射線画像システムが存在している。このような放射線画像システムの場合、複数のカセッテを用いた場合、オーダ情報入力、撮影、読み取り、の順序になるが、撮影と読み取りが別な装置で実行されることにより、複数のカセッテのそれぞれがどの撮影に関するものかが分からなくなることがある。
【0016】
本発明は以上の第1の課題に鑑みてなされたものであって、特別な設定をすることなく、撮影や読み取りに関するキー入力を容易にすることが可能な医用画像読取装置を実現することを第1の目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明は以下に示すものである。
【0019】
(1)請求項1記載の発明は、医用画像の撮影もしくは読み取りの操作に対応できるキー表示を行う表示手段と、前記撮影もしくは読み取りの操作に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを制御すると共に、前記表示手段でのキー表示を制御する制御手段と、前記制御手段の制御に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを実行する実行手段とを備え、前記制御手段は、撮影部位のグループ毎にキー表示の表示色を変更する制御を実行する、ことを特徴とする医用画像読取装置である。
【0020】
この発明では、撮影部位のグループ毎にキー表示の表示色を変更しているため、撮影部位のグループのまとまりを容易に把握できるようになり、目的とする撮影部位を容易に発見できる。このため、撮影や読み取りに関する操作が容易になる。
【0021】
(2)請求項2記載の発明は、医用画像の撮影もしくは読み取りの操作に対応できるキー表示を行う表示手段と、前記撮影もしくは読み取りの操作に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを制御すると共に、前記表示手段でのキー表示を制御する制御手段と、前記制御手段の制御に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを実行する実行手段とを備え、前記制御手段は、読取リーダ毎にキー表示の表示色を変更する制御を実行する、ことを特徴とする医用画像読取装置である。
【0022】
この発明では、読取リーダ毎にキー表示の表示色を変更しているため、複数の読取リーダの区別を容易に把握できるようになり、目的とする読取リーダを容易に発見できる。このため、撮影や読み取りに関する操作が容易になる。
【0023】
(3)請求項3記載の発明は、医用画像の撮影もしくは読み取りの操作に対応できるキー表示を行う表示手段と、前記撮影もしくは読み取りの操作に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを制御すると共に、前記表示手段でのキー表示を制御する制御手段と、前記制御手段の制御に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを実行する実行手段とを備え、前記制御手段は、撮影頻度毎にキー表示の表示色を変更する制御を実行する、ことを特徴とする医用画像読取装置である。
【0024】
この発明では、撮影頻度毎にキー表示の表示色を変更しているため、撮影頻度の高い項目が複数画面の一番前の画面に表示されるようになり、撮影や読み取りに関する操作が容易になる。
【0025】
(4)請求項4記載の発明は、医用画像の撮影もしくは読み取りに関する操作のキー入力を検知する検知手段と、前記検知手段のキー入力に対応させてキー表示を行う表示手段と、前記キー入力に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを制御すると共に、前記表示手段でのキー表示を制御する制御手段と、前記制御手段の制御に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを実行する実行手段とを備え、前記制御手段は、撮影部位のグループ毎にキー表示の表示色を変更する制御を実行する、ことを特徴とする医用画像読取装置である。
【0026】
この発明では、撮影部位のグループ毎にキー表示の表示色を変更しているため、撮影部位のグループのまとまりを容易に把握できるようになり、目的とする撮影部位を容易に発見できる。このため、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0027】
(5)請求項5記載の発明は、医用画像の撮影もしくは読み取りに関する操作のキー入力を検知する検知手段と、前記検知手段のキー入力に対応させてキー表示を行う表示手段と、前記キー入力に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを制御すると共に、前記表示手段でのキー表示を制御する制御手段と、前記制御手段の制御に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを実行する実行手段とを備え、前記制御手段は、読取リーダ毎にキー表示の表示色を変更する制御を実行する、ことを特徴とする医用画像読取装置である。
【0028】
この発明では、読取リーダ(立位/臥位、カセッテ/FD)毎にキー表示の表示色を変更しているため、複数の読取リーダの区別を容易に把握できるようになり、目的とする読取リーダを容易に発見できる。このため、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0029】
(6)請求項6記載の発明は、医用画像の撮影もしくは読み取りに関する操作のキー入力を検知する検知手段と、前記検知手段のキー入力に対応させてキー表示を行う表示手段と、前記キー入力に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを制御すると共に、前記表示手段でのキー表示を制御する制御手段と、前記制御手段の制御に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを実行する実行手段とを備え、前記制御手段は、撮影頻度毎にキー表示の表示色を変更する制御を実行する、ことを特徴とする医用画像読取装置である。
【0030】
この発明では、撮影頻度毎にキー表示の表示色を変更しているため、撮影頻度の高い項目が複数画面の一番前の画面に表示されるようになり、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0031】
(7)請求項7記載の発明は、前記制御手段は、所定の期間における前記撮影頻度を定期的に算出し、キー表示色の変更の制御を実行する、ことを特徴とする請求項6記載の医用画像読取装置である。
【0032】
この発明では、所定の期間で自動的に計算して求めた撮影頻度毎にキー表示の表示色を変更しているため、該当する所定の期間に撮影頻度の高い項目が複数画面の一番前の画面に表示されるようになり、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0033】
(8)請求項8記載の発明は、前記制御手段は、所定の月、週、曜日、時間帯毎に前記撮影頻度を定期的に算出し、所定の月、週、曜日、時間帯毎にキー表示色の変更の制御を実行する、ことを特徴とする請求項7記載の医用画像読取装置である。
【0034】
この発明では、所定の月、週、曜日、時間帯毎に自動的に計算して求めた撮影頻度を基準にして、所定の月、週、曜日、時間帯毎にキー表示の表示色を変更しているため、その期間に撮影頻度の高い項目が複数画面の一番前の画面に表示されるようになり、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0035】
(9)請求項9記載の発明は、医用画像の撮影もしくは読み取りに関する操作のキー入力を検知する検知手段と、前記検知手段のキー入力に対応させてキー表示を行う表示手段と、前記キー入力に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを制御すると共に、前記表示手段でのキー表示を制御する制御手段と、前記制御手段の制御に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを実行する実行手段とを備え、前記制御手段は、撮影頻度毎にキー表示の配置を変更する制御を実行する、ことを特徴とする医用画像読取装置である。
【0036】
この発明では、撮影頻度に応じてキー表示の配置を変更しているため、目的とする撮影部位を容易に発見できる。このため、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0037】
(10)請求項10記載の発明は、前記制御手段は、所定の期間における前記撮影頻度を定期的に算出し、キー表示の配置変更の制御を実行する、ことを特徴とする請求項9記載の医用画像読取装置である。
【0038】
この発明では、所定の期間で自動的に計算して求めた撮影頻度毎にキー表示の配置を変更しているため、該当する所定の期間に撮影頻度の高い項目が複数画面の一番前の画面に表示されるようになり、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0039】
(11)請求項11記載の発明は、前記制御手段は、所定の月、週、曜日、時間帯毎に前記撮影頻度を定期的に算出し、所定の月、週、曜日、時間帯毎にキー表示の配置変更の制御を実行する、ことを特徴とする請求項10記載の医用画像読取装置である。
【0040】
この発明では、所定の月、週、曜日、時間帯毎に自動的に計算して求めた撮影頻度を基準にして、所定の月、週、曜日、時間帯毎にキー表示の配置を変更しているため、その期間に撮影頻度の高い項目が複数画面の一番前の画面に表示されるようになり、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0041】
(12)請求項12記載の発明は、変更を報知する報知手段を備え、前記制御手段は、所定の期間もしくは時期に算出した撮影頻度に基づいてキー表示色の変更の制御を実行した場合に前記報知手段により報知を行う、ことを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の医用画像読取装置である。
【0042】
この発明では、撮影頻度毎にキー表示の表示色を変更しているため、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になると共に、キー表示の表示色の変更が自動実行されたことを報知する機能を備えるためオペレータがキー表示の変更の有無を知ることが可能になる。
【0043】
(13)請求項13記載の発明は、変更を報知する報知手段を備え、前記制御手段は、所定の期間もしくは時期に算出した撮影頻度に基づいてキーの配置変更の制御を実行した場合に前記報知手段により報知を行う、ことを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれかに記載の医用画像読取装置である。
【0044】
この発明では、撮影頻度毎にキー表示の配置を変更しているため、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になると共に、キー表示の配置変更が自動実行されたことを報知する機能を備えるためオペレータがキー表示の変更の有無を知ることが可能になる。
【0049】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の実施の形態例について図を用いて詳細に説明する。まず、本実施の形態例の医用画像読取装置の構成について説明する。
【0050】
〔第1の実施の形態例〕
医用画像読取装置の構成:
図1は、医用画像読取装置の全体構成を示すシステム構成図である。放射線発生器30はコントローラ10によって制御されており、放射線発生器30から放射された放射線は、被検体5を通して放射線画像読取器40の前面に装着されている撮像パネル41に照射される。
【0051】
ここで、図2により放射線画像読取器40に設けられている撮像パネル41の構成を説明する。この撮像パネル41は所定の剛性を得られるだけの厚みを有する基板を有しており、この基板上には照射された放射線の線量に応じて電気信号を出力する検出素子412-(1,1)〜412-(m,n)がマトリクス状に2次元配置されている。また、走査線415-1〜415-mと信号線416-1〜416-nがたとえば直交するように配設される。
【0052】
撮像パネル41の走査線415-1〜415-mは、走査駆動部44と接続されている。走査駆動部44から走査線415-1〜415-mのうちの1つ走査線415-p(pは1〜mのいずれかの値)に読出信号RSが供給されると、この走査線415-pに接続された検出素子から照射された放射線の線量に応じた電気信号SV-1〜SV-nが出力されて、信号線416-1〜416-nを介して画像データ生成回路46に供給される。
【0053】
この検出素子412は、照射された放射線の線量に応じた電気信号を出力するものであればよい。たとえば放射線が照射されたときに電子−正孔対が生成されて抵抗値が変化する光導電層を用いて検出素子が形成されている場合、この光導電層で生成された放射線量に応じた量の電荷が電荷蓄積コンデンサに蓄えられて、この電荷蓄積コンデンサに蓄えられた電荷が電気信号として画像データ生成回路46に供給される。なお、光導電層としては暗抵抗値が高いものが望ましく、アモルファスセレン、酸化鉛、硫化カドミウム、ヨウ化第2水銀、または光導電性を示す有機材料(X線吸収コンパウンドが添加された光伝導性ポリマを含む)などが用いられ、特にアモルファスセレンが望ましい。
【0054】
また、検出素子412が、たとえば放射線が照射されることにより蛍光を生ずるシンチレータ等を用いて形成されている場合、フォトダイオードでこのシンチレータで生じた蛍光強度に基づく電気信号を生成して画像データ生成回路46に供給するものとしてもよい。
【0055】
画像データ生成回路46では、後述する読取制御回路48からの出力制御信号SCに基づいて供給された電気信号SVを順次選択して、ディジタルの画像データDTに変換する。この画像データDTは読取制御回路48に供給される。
【0056】
読取制御回路48はコントローラ10と接続されており、コントローラ10から供給された制御信号CTDに基づいて走査制御信号RCや出力制御信号SCを生成する。この走査制御信号RCが走査駆動部44に供給されて、走査制御信号RCに基づき走査線415-1〜415-mに対しての読出信号RSの供給が行われる。
【0057】
また、出力制御信号SCは画像データ生成回路46に供給される。この読取制御回路48からの走査制御信号RCや出力制御信号SCによって、たとえば撮像パネル41が上述のように(m×n)個の検出素子412で構成されている場合には、検出素子412-(1,1)〜4
12-(m,n)からの電気信号SVに基づくデータをデータDP(1,1)〜DP(m,n)とすると、データDP(1,1)、DP(1,2)、……DP(1,n)、DP(2,1)、……、DP(m,n)の順として画像データDTが生成されて、この画像データDTが画像データ生成回路46から読取制御回路48に供給される。また、読取制御回路48では、この画像データDTをコントローラ10に送出する処理も行う。
【0058】
放射線画像読取器40で得られた画像データDTは、読取制御回路48を介してコントローラ10に供給される。なお、放射線画像読取器40で得られた画像データをコントローラ10に供給する際に対数変換処理を行った画像データを供給すれば、コントローラ10における画像データの処理を簡単とすることができる。
【0059】
また、図1において、コントローラ10の動作を制御するためのCPU11には、システムバス12と画像バス13が接続されると共に入力インタフェース17が接続される。このコントローラ10の動作を制御するためのCPU11は、メモリ14に記憶された制御プログラムに基づいて動作が制御される。
【0060】
システムバス12と画像バス13には、表示制御部15、フレームメモリ制御部16、出力インタフェース18、撮影制御部19、ディス制御部20等が接続されており、システムバス12を利用しCPU11によって各部の動作が制御されると共に、画像バス13を介して各部間での画像データの転送等が行われる。
【0061】
フレームメモリ制御部16には、フレームメモリ21が接続されており、放射線画像読取器40で得られた画像データが撮影制御部19やフレームメモリ制御部16を介して記憶される。フレームメモリ21に記憶された画像データは読み出されて表示制御部15やディスク制御部20に供給される。また、フレームメモリ21には、放射線画像読取器40から供給された画像データをCPU11で処理してから記憶するものとしてもよい。
【0062】
表示制御部15には、画像表示装置22が接続されており画像表示装置22の画面上に表示制御部15に供給された画像データに基づく放射線撮影画像が表示される。ここで、放射線画像読取器40の画素数よりも画像表示装置22の表示画素数が少ない場合には、画像データを間引きして読み出すことにより、画面上に撮影画像全体を表示させることができる。また、画像表示装置22の表示画素数分に相当する領域の画像データを読み出すものとすれば、所望の位置の撮影画像を詳細に表示させることができる。
【0063】
また、表示制御部15は、入力装置27のタッチパネルでのキー入力位置に対応させてキー表示を行うための表示制御も行っている。
【0064】
フレームメモリ21からディスク制御部20に画像データが供給される際には、たとえば連続して画像データが読み出されてディスク制御部20内のFIFOメモリに書き込まれ、その後順次ディスク装置23に記録される。
【0065】
さらに、フレームメモリ21から読み出された画像データやディスク装置23から読み出された画像データを出力インタフェース18を介して外部機器100に供給することもできる。
【0066】
画像処理部26では、放射線画像読取器40から撮影制御部19を介して供給された画像データDTの照射野認識処理、関心領域設定、正規化処理および階調処理、ならびにこれらの処理の良否判定処理などが行われる。また、周波数強調処理やダイナミックレンジ圧縮処理等を行うものとしてもよい。なお、画像処理部26をCPU11が兼ねる構成として、画像処理等を行うこともできる。
【0067】
入力インタフェース17にはタッチパネル等の入力装置27が接続される。この入力装置27を操作することで、医用画像の撮影もしくは読み取りに関する操作のキー入力が行われる。
【0068】
この実施の形態例では、透明なタッチパネル27a(図示せず)の直下に配置された表示手段27b(図示せず)がキー表示を実行するような構成になっているものとする。
【0069】
出力インタフェース18に接続される外部機器100としては、レーザーイメージャとも呼ばれる走査型レーザ露光装置が用いられる。この走査型レーザ露光装置では、画像データによりレーザビーム強度を変調し、従来のハロゲン化銀写真感光材料や熱現象ハロゲン化銀写真感光材に露光したあと適切な現像処理を行うことによって放射線画像のハードコピーが得られるものである。
【0070】
なお、フレームメモリ21には、放射線画像読取器40から供給された画像データを記憶するものとしたが、供給された画像データをCPU11で処理してから記憶するものとしてもよい。また、ディスク装置23には、フレームメモリ21に記憶されている画像データ、すなわち放射線画像読取器40から供給された画像データやその画像データをCPU11で処理した画像データを、管理情報などと共に保存することができる。
【0071】
図3は本実施の形態例の装置の外観を示す概略構成図である。この図3では、オペレータが操作の入力を行う入力装置27としてのタッチパネル27aと、画像表示装置22とが示されている。
【0072】
なお、以上の実施の形態例の構成では、撮像パネル41を用いて撮影した画像データDTを電気的にやり取りする撮影装置であった。これに対し、フィルムを内蔵したカセッテを用いて、撮影装置で撮影し、読取リーダで読み取るという放射線画像システムも存在している。このような放射線画像システムであっても、本発明の実施の形態例を適用することが可能である。なお、このように読取リーダで読み取るシステムの場合に、複数の読取リーダが存在する場合に、特に本実施の形態例の効果を発揮する。
【0073】
医用画像読取装置の動作:
ここで、以上の構成の医用画像読取装置の動作について、図4のフローチャートと、図5以降の説明図を参照して説明する。なお、図5以降は入力装置27のタッチパネルでのキー入力位置に対応させてキー表示を行っている状態の表示例を示す説明図である。
【0074】
まず、装置の電源が投入された時点で、CPU11はメモリ14に格納されている現時点での標準メニュー画面のデータを読み込む(図4S1)。ここで、標準メニュー画面のデータとは、タッチパネル27a(図示せず)のキー入力位置に対応させて、各キーの名称表示(キー表示)を行うための、キー名称と表示位置との対応関係のデータである。
【0075】
そして、CPU11は読み込んだ標準メニュー画面のデータに従って、タッチパネル27aの直下に配置された表示手段27b(図示せず)でキー表示を実行する(図4S2)。
【0076】
図5は使用頻度によって変更される前の初期状態(装置出荷時の状態)の標準メニュー画面のデータに従ったキー表示による撮影条件設定画面の一例を示している。
【0077】
ここで、この撮影条件設定画面では、
・撮影対象となる部位の大分類(頭部,頸部,胸部,腹部,脊椎,胸郭,上肢,下肢など)
・撮影部位のグループ(大分類に属する具体的部位:大分類が頭部であれば、頭蓋骨,トルコ鞍,副鼻腔,聴器,視神経管など)
・各種撮影条件(撮影方向,撮影角度,造影の有無など)
が表示される。
【0078】
この初期状態では、大分類の候補と、大分類の1番目である頭部について撮影部位のグループと、頭部を撮影する場合の撮影条件の候補と、が表示されている。
【0079】
そして、オペレータによるキー入力があれば、そのキー入力に応じたキーコードあるいは入力位置データを入力インタフェース17を介してCPU11が取り込む。そして、CPU11はキー入力に従って、処理を実行する(図4S3)。この実施の形態例の場合、キー入力に従って撮影条件の設定が実行される。
【0080】
そして、各キー入力がなされるごとに、CPU11はキー入力に関する頻度データベースを更新する(図4S5)。
【0081】
この場合、キー入力の種別だけでなく、年月日時刻データ、オペレータ氏名データなどもキー入力の種別に合わせてデータベースに格納しておく。
【0082】
ここで、CPU11はデータベース処理プログラムに従って、一定期間毎に頻度の高いキー入力、特定の日(月末の金曜日,月初めの月曜日など)に頻度が高くなるキー入力、特定の時刻(朝一番、午後一番など)に頻度が高くなるキー入力、ある特定のオペレータについて頻度が高くなるキー入力、などが存在していれば、頻度の高いキー入力を対応する条件(一定期間,特定日,特定時刻,特定オペレータ)と共にテーブルとして出力する。
【0083】
そして、前記テーブルに該当する条件(一定期間が経過,特定日に該当,特定時刻に該当,特定オペレータが操作中)が合致した場合(図4S6でYES)には、その頻度の高いキー入力が複数画面の先頭に来るように、あるいは頻度に従って色を変更するように、頻度に従って標準メニュー画面を変更する(図4S7)。
【0084】
図6は一定期間内に特定のキー入力(頭蓋骨:A→P,P→A,LAT、副鼻腔:P→A,LAT)の頻度が高いとCPU11が判断して、表示色を変更して新たに作成した標準メニュー画面のデータの一例を示している。ここでは、表示色の違いをハッチングで模式的に示しており、頻度が高いキーを目立つ色、明るい色、点滅表示などで表示することが望ましい。
【0085】
図7は一定期間内に特定のキー入力(頭蓋骨:A→P,P→A,LAT、副鼻腔:P→A,LAT)の頻度が高いとCPU11が判断して、表示色を変更した(図6参照)後にさらに配置を変更して新たに作成した標準メニュー画面のデータの一例を示している。ここでは、表示色の違いをハッチングで模式的に示しており、頻度が高いキーを目立つ色,明るい色,点滅表示で表示すると共に、複数画面の第1画面、同じ画面の上方などにまとめて表示するようにした例を示している。
【0086】
このように、特定の月、週、曜日、時間帯毎に自動的に計算して求めた撮影頻度を基準にして、特定の月、週、曜日、時間帯毎にキー表示の表示色またはキー表示の配置を変更しているため、その期間に撮影頻度の高い項目が特定の色、あるいは、複数画面の一番前の画面に表示されるようになり、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0087】
そして、以上のようなキー表示の表示色あるいは配置の変更が発生した場合には、CPU11は音あるいは画面上でオペレータに対して報知を行う(図4S8)。このように、キー表示の表示色あるいは配置の変更が自動実行されたことを報知する機能を備えるため、オペレータがキー表示の変更の有無を確実に知ることが可能になる。
【0088】
なお、以上の場合のキー表示の変更として以下のような態様が考えられる。
【0089】
▲1▼撮影部位のグループ毎にキー表示の表示色を変更する制御を実行する。このように、撮影部位のグループ毎にキー表示の表示色を変更することで、撮影部位のグループのまとまりを容易に把握できるようになり、目的とする撮影部位を容易に発見できる。このため、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0090】
▲2▼複数の読取リーダが接続されている場合、読取リーダ毎にキー表示の表示色を変更する制御を実行する。このようにすることで、読取リーダ毎にキー表示の表示色を変更することで、複数の読取リーダの区別を容易に把握できるようになり、目的とする読取リーダを容易に発見できる。このため、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0091】
▲3▼撮影頻度毎にキー表示の表示色を変更する制御を実行する。このようにすることで、撮影頻度毎にキー表示の表示色を変更することで、撮影頻度の高い項目が複数画面の一番前の画面に表示されるようになり、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0092】
▲4▼所定の期間における前記撮影頻度を定期的に算出し、キー表示色の変更の制御を実行する。このようにすることで、所定の期間で自動的に計算して求めた撮影頻度毎にキー表示の表示色を変更することで、該当する所定の期間に撮影頻度の高い項目が複数画面の一番前の画面に表示されるようになり、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0093】
▲5▼所定の月、週、曜日、時間帯毎に前記撮影頻度を定期的に算出し、所定の月、週、曜日、時間帯毎にキー表示色の変更の制御を実行する。このように所定の月、週、曜日、時間帯毎に自動的に計算して求めた撮影頻度を基準にして、所定の月、週、曜日、時間帯毎にキー表示の表示色を変更することで、その期間に撮影頻度の高い項目が複数画面の一番前の画面に表示されるようになり、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0094】
▲6▼撮影頻度毎にキー表示の配置を変更する制御を実行する。このように撮影頻度に応じてキー表示の配置を変更することで、撮影頻度の高い撮影部位を容易に発見できる。このため、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。なお、このような撮影頻度に応じたキー表示の変更をオペレータ毎に実行することも望ましい。
【0095】
▲7▼所定の期間における前記撮影頻度を定期的に算出し、キー表示の配置変更の制御を実行する。このようにすることで、所定の期間で自動的に計算して求めた撮影頻度毎にキー表示の配置を変更することで、該当する所定の期間に撮影頻度の高い項目が複数画面の一番前の画面に表示されるようになり、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0096】
▲8▼所定の月、週、曜日、時間帯毎に前記撮影頻度を定期的に算出し、所定の月、週、曜日、時間帯毎にキー表示の配置変更の制御を実行する。このようにすることで、所定の月、週、曜日、時間帯毎に自動的に計算して求めた撮影頻度を基準にして、所定の月、週、曜日、時間帯毎にキー表示の配置を変更することで、その期間に撮影頻度の高い項目が複数画面の一番前の画面に表示されるようになり、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0097】
〔第2の実施の形態例〕
この第2の実施の形態例では、緊急性を要する撮影の場合に、オーダ情報入力による撮影開始までの時間を短縮可能なシステムについて説明する。
【0098】
従来は、撮影する前に、撮影部位名称、撮影部位についての画像処理条件等のオーダ情報を入力する必要があったため、実際に撮影を開始するまでに多大な時間が必要であり、問題となっていた。
【0099】
そこで、本実施の形態例では以下のように構成している。なお、この実施の形態例では、図1のようにX線画像検出器と読み取り装置が一体化した装置を例に説明する。
【0100】
まず、この装置を用いて1患者について複数画像を撮影する。そして、入力装置27を介して、通常の撮影モード(請求項における第1の撮影モード)から緊急撮影モード(請求項における第2の撮影モード)に切り替える。この緊急撮影モードに切り替えられると、CPU11は撮影のオーダ情報が入力装置27から入力されていない状態で、読み取り動作を開始する。
【0101】
すなわち、緊急撮影モードへの切り替え(図8S1)に伴って撮影をおこない(図8S2)、放射線画像読取器40でX線画像の読み取りをおこなう(図8S3)。この時点での読み取りのための条件は、オーダ情報がない状態であるので、汎用性の高い条件とする。たとえば、読み取り領域はその装置で使用可能な最大サイズとする。他の条件に関しても、なるべく種々の状態をカバーできる条件としておく。
【0102】
そして、正確なポジションで撮影されたかについて確認(図8S4)がおこなえるよう、暫定的な画像処理を施す。そして、この暫定的な画像処理を施した状態で撮影のポジションの確認のために画像表示装置22に画像表示を行う。
【0103】
以上の撮影と読み取りと画像の確認とを、必要な撮影枚数分だけ繰り返すようにする(図8S5)。
【0104】
必要な画像の撮影の終了後、それぞれの個々の画像について、オーダ情報を入力する(図8S6)。このオーダ情報にはたとえば撮影部位名称、部位について最適化された画像処理条件、さらに画像出力のための出力条件などの設定がある。
このオーダ情報に基づき、画像処理を施し(図8S7)、プリンタ、ネットワーク等に出力する(図8S8)。
【0105】
以上のような手順で操作することで、撮影に失敗した場合の再撮影をおこなうを時間を含めたとしても、患者を撮影室から帰すまでの時間(総撮影時間)を大幅に短縮できる。
【0106】
また撮影後にオーダ情報を入力することで、あらかじめ撮影順序を決めることなく、自由な順序で撮影することができる。このため、ポジションの変更が難しい等の理由で患者の状態により撮影順序を途中で変更した方が撮影が容易な場合、順序を容易に変更し撮影できる。
【0107】
〔第3の実施の形態例〕
また、フィルムを内蔵したカセッテを用いて、撮影装置で撮影し、読取リーダで読み取るという放射線画像システムが存在している。このような放射線画像システムの場合、複数のカセッテを用いた場合、オーダ情報入力、撮影、読み取り、の順序になるが、撮影と読み取りが別な装置で実行されることにより、複数のカセッテのそれぞれがどの撮影に関するものかが分からなくなることがある。
【0108】
そこで、第3の実施の形態例では、撮影された複数のカセッテの内容を把握してオーダ情報入力可能な医用画像読取装置を実現する。
【0109】
撮影装置において、複数または単数のカセッテを用い、撮影をおこなう(図9S1)。次に読み取り装置でカセッテにより読み取りをおこなう(図9S2)。この場合の読み取りのための条件は、汎用性の高い条件としておく。たとえば、読み取り領域はその装置で使用可能な最大サイズ、またはカセッテのサイズと同じとする。
【0110】
なお、正確なポジションで撮影されたか確認がおこなえるよう、暫定的な画像処理を施しておく。そして、上記撮影と読み取りを必要枚数だけ繰り返す(図9S3)。
【0111】
必要な画像の撮影の終了後、それぞれの画像について、オーダー情報を入力する(図9S4)。このオーダー情報にはたとえば撮影部位名称、部位について最適化された画像処理、さらに出力のための設定がある。
【0112】
このオーダー情報に基づき、画像処理を施し(図9S5)、プリンタ、ネットワーク等に出力する(図9S6)。
【0113】
以上のような手順で操作することで、撮影に失敗した場合の再撮影をおこなうを時間を含めたとしても、患者を撮影室から帰すまでの時間(総撮影時間)を大幅に短縮できる。
【0114】
また、従来は、同一患者の撮影において、胸部正面、胸部側面をそれぞれ1画像撮影した場合において、どちらのカセッテにどちらの画像が収納されているか常に厳密に管理する必要があった。しかし、以上のような手順を用いることで、どちらの画像が入っているか不朋となっても、撮影,読み取り後に確認してからオーダ情報を入力して出力が可能となる。
【0115】
すなわち、複数のカセッテを使用している場合であっても、読み取って撮影内容を確認することで、撮影された複数のカセッテの内容を把握してオーダ情報の入力が可能になる。
【0116】
〔その他の実施の形態例〕
カセッテの挿入や撮影終了や病院内情報システムなどからの通信によって、画面表示がなされる場合もある。そのような場合には、オペレータのキー入力は不要になり、オペレータは「OK」ボタンを押すだけになる。
【0117】
このため、医用画像の撮影もしくは読み取りの操作に対応できるキー表示を行う表示手段と、操作に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを制御すると共に、表示手段でのキー表示を制御する制御手段と、制御手段の制御に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを実行する実行手段とを備えた医用画像読取装置も本発明の一実施の形態例となる。
【0118】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明では、撮影部位のグループ毎にキー表示の表示色を自動的に変更しているため、撮影部位のグループのまとまりを容易に把握できるようになり、目的とする撮影部位を容易に発見できるようになる。このため、特別な設定を行うことなく、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0119】
また、本発明では、撮影頻度に応じてキー表示の配置を自動的に変更しているため、撮影頻度の高い撮影部位を容易に発見できるようになる。このため、特別な設定を行うことなく、撮影や読み取りに関するキー入力が容易になる。
【0120】
また、本発明では、読み取りに関するオーダ情報が入力される前に撮影と読み取りとを実行するようにしているため、緊急時などではオーダ情報入力による撮影開始までの時間を短縮可能になる。
【0121】
また、本発明では、読み取りに関するオーダ情報が入力される前に撮影と読み取りとを実行し、読み取った医用画像が確認された後に画像出力するようにしているため、複数のカセッテを使用している場合であっても、読み取って撮影内容を確認することで、撮影された複数のカセッテの内容を把握してオーダ情報の入力が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態例の医用画像読取装置の構成を示す構成図である。
【図2】本実施の形態例の放射線画像読取器の構成を示す構成図である。
【図3】本実施の形態例で使用する装置の外観構成の一例を示す説明図である。
【図4】本実施の第1の形態例の動作を示すフローチャートである。
【図5】本実施の形態例による画面の例を示す説明図である。
【図6】本実施の形態例による画面の例を示す説明図である。
【図7】本実施の形態例による画面の例を示す説明図である。
【図8】本実施の第2の形態例の動作を示すフローチャートである。
【図9】本実施の第3の形態例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 コントローラ
26 画像処理部
28 認識処理部
30 放射線発生器
40 放射線画像読取器
41 撮像パネル
44 走査駆動部
46 画像データ生成回路
48 読取制御回路
Claims (13)
- 医用画像の撮影もしくは読み取りの操作に対応できるキー表示を行う表示手段と、
前記撮影もしくは読み取りの操作に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを制御すると共に、前記表示手段でのキー表示を制御する制御手段と、
前記制御手段の制御に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを実行する実行手段とを備え、
前記制御手段は、撮影部位のグループ毎にキー表示の表示色を変更する制御を実行する、
ことを特徴とする医用画像読取装置。 - 医用画像の撮影もしくは読み取りの操作に対応できるキー表示を行う表示手段と、
前記撮影もしくは読み取りの操作に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを制御すると共に、前記表示手段でのキー表示を制御する制御手段と、
前記制御手段の制御に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを実行する実行手段とを備え、
前記制御手段は、読取リーダ毎にキー表示の表示色を変更する制御を実行する、
ことを特徴とする医用画像読取装置。 - 医用画像の撮影もしくは読み取りの操作に対応できるキー表示を行う表示手段と、
前記撮影もしくは読み取りの操作に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを制御すると共に、前記表示手段でのキー表示を制御する制御手段と、
前記制御手段の制御に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを実行する実行手段とを備え、
前記制御手段は、撮影頻度毎にキー表示の表示色を変更する制御を実行する、
ことを特徴とする医用画像読取装置。 - 医用画像の撮影もしくは読み取りに関する操作のキー入力を検知する検知手段と、
前記検知手段のキー入力に対応させてキー表示を行う表示手段と、
前記キー入力に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを制御すると共に、前記表示手段でのキー表示を制御する制御手段と、
前記制御手段の制御に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを実行する実行手段とを備え、
前記制御手段は、撮影部位のグループ毎にキー表示の表示色を変更する制御を実行する、
ことを特徴とする医用画像読取装置。 - 医用画像の撮影もしくは読み取りに関する操作のキー入力を検知する検知手段と、
前記検知手段のキー入力に対応させてキー表示を行う表示手段と、
前記キー入力に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを制御すると共に、前記表示手段でのキー表示を制御する制御手段と、
前記制御手段の制御に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを実行する実行手段とを備え、
前記制御手段は、読取リーダ毎にキー表示の表示色を変更する制御を実行する、
ことを特徴とする医用画像読取装置。 - 医用画像の撮影もしくは読み取りに関する操作のキー入力を検知する検知手段と、
前記検知手段のキー入力に対応させてキー表示を行う表示手段と、
前記キー入力に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを制御すると共に、前記表示手段でのキー表示を制御する制御手段と、
前記制御手段の制御に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを実行する実行手段とを備え、
前記制御手段は、撮影頻度毎にキー表示の表示色を変更する制御を実行する、
ことを特徴とする医用画像読取装置。 - 前記制御手段は、所定の期間における前記撮影頻度を定期的に算出し、キー表示色の変更の制御を実行する、
ことを特徴とする請求項6記載の医用画像読取装置。 - 前記制御手段は、所定の月、週、曜日、時間帯毎に前記撮影頻度を定期的に算出し、所定の月、週、曜日、時間帯毎にキー表示色の変更の制御を実行する、
ことを特徴とする請求項7記載の医用画像読取装置。 - 医用画像の撮影もしくは読み取りに関する操作のキー入力を検知する検知手段と、
前記検知手段のキー入力に対応させてキー表示を行う表示手段と、
前記キー入力に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを制御すると共に、前記表示手段でのキー表示を制御する制御手段と、
前記制御手段の制御に基づいて医用画像の撮影もしくは読み取りを実行する実行手段とを備え、
前記制御手段は、撮影頻度毎にキー表示の配置を変更する制御を実行する、
ことを特徴とする医用画像読取装置。 - 前記制御手段は、所定の期間における前記撮影頻度を定期的に算出し、キー表示の配置変更の制御を実行する、
ことを特徴とする請求項9記載の医用画像読取装置。 - 前記制御手段は、所定の月、週、曜日、時間帯毎に前記撮影頻度を定期的に算出し、所定の月、週、曜日、時間帯毎にキー表示の配置変更の制御を実行する、
ことを特徴とする請求項10記載の医用画像読取装置。 - 変更を報知する報知手段を備え、
前記制御手段は、所定の期間もしくは時期に算出した撮影頻度に基づいてキー表示色の変更の制御を実行した場合に前記報知手段により報知を行う、
ことを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の医用画像読取装置。 - 変更を報知する報知手段を備え、
前記制御手段は、所定の期間もしくは時期に算出した撮影頻度に基づいてキーの配置変更の制御を実行した場合に前記報知手段により報知を行う、
ことを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれかに記載の医用画像読取装置。
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