JP6927018B2 - 放射線画像撮影装置及び放射線撮影システム - Google Patents

放射線画像撮影装置及び放射線撮影システム Download PDF

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Description

本発明は、放射線画像撮影装置及びこの装置を備える放射線撮影システムに関する。
放射線撮影装置は、制御装置から撮影開始を指示する信号を受信することで放射線画像を生成する(放射線を検出する)ことが可能な状態へと遷移し、放射線画像を生成した後はその画像データを制御装置へ送信するよう構成されていることが一般的である。このため、制御装置と放射線撮影装置との間で通信を行うことができない場合には、撮影を行うことができないという問題を抱えている。
制御装置と放射線撮影装置とを有線接続する場合、あるいは一般撮影室等の良好な通信環境下において無線接続する場合には、こうした問題が発生することは稀である。しかし、手術室等の通信環境の良くない場所において無線接続する場合は、安定して撮影を継続することが困難となってしまうことが多々ある。
そこで、従来、特許文献1に記載されたような放射線撮影システムが提案されている。この放射線撮影システムは、制御装置と放射線撮影装置との通信状態に応じて、スレーブモードとスタンドアロンモードの二種類の撮影モードを使い分けるようになっている。
スレーブモードは、初期状態として設定されるとともに、制御装置と放射線撮影装置とが通信可能な場合に用いる撮影モードで、放射線撮影装置は制御装置からの撮影開始要求に基づいて電荷の蓄積・読出し等を行い、制御装置へ画像を送信する。
スタンドアロンモードは、通信不能の場合に用いる撮影モードで、放射線撮影装置が自律的に放射線を検知して電荷の蓄積・読出し等を行い、内部メモリーに画像データを記憶する。
このようにすることで、制御装置と放射線撮影装置間の通信が不通となった場合であっても、撮影を継続することが可能となる。
特開2016−214401号公報
特許文献1に記載された放射線撮影システムでは、制御装置と放射線撮影装置との通信状態に応じて撮影モードを切り替えるため、通信状態が不安定で通信可能・不能を繰り返す環境下で用いる場合や、何らかのトラブルで撮影直前に通信不能となる場合には、撮影をスムーズに進めることができないという問題がある。
また、特許文献1に記載された放射線撮影システムは、事前に制御装置から放射線撮影装置へ送信される撮影条件に基づいて駆動するため、予め撮影数が決められていない場合や、写損・再撮影を挟んだ場合には、適切に撮影や画像の確認を継続することができないという問題も抱えている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、制御装置と放射線撮影装置の通信状態に関わらず、安定した撮影の実施と次撮影の継続が可能であり、かつ撮影後の画像確認を迅速に行うことのできる放射線撮影システムを実現することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る放射線画像撮影装置は、
外部から放射線を受けることで放射線画像の画像データを生成する画像生成手段と、
前記画像生成手段が生成した前記画像データを記憶する画像記憶手段と、
前記画像データの生成を終えた前記画像生成手段を、放射線を検知して自律的に画像データの生成を行うことが可能な撮影待機状態に遷移させる自律駆動手段と、
外部の制御装置との間で通信を行う通信手段と、
前記制御装置から受信した撮影オーダー情報を記憶する予約情報記憶手段と、を備え、
前記通信手段は、
前記画像データを生成する前に対応する前記撮影オーダー情報が前記予約情報記憶手段に記憶されている場合は当該画像データを前記制御装置へ送信し、
前記画像データを生成する前に対応する前記撮影オーダー情報が前記予約情報記憶手段に記憶されていない場合は当該画像データを前記制御装置へ送信しないことを特徴とする。
本発明によれば、制御装置と放射線撮影装置の通信状態に関わらず、安定した撮影の実施と次撮影の継続が可能であり、かつ撮影後の画像確認を迅速に行うことのできる放射線撮影システムを実現することができる。
本発明の実施形態に係る放射線撮影システムの構成を表すブロック図である。 図1の放射線撮影システムが備える放射線画像撮影装置の構成を表すブロック図である。 図1の放射線撮影システムが備えるコンソールの構成を表すブロック図である。 図1の放射線撮影システムを用いた検査の流れを表すラダーチャートである。 同実施形態の変形例に係る放射線撮影システムを用いた検査の流れを表すラダーチャートである。 同実施形態の変形例に係る放射線撮影システムを用いた検査の流れを表すラダーチャートである。 同実施形態の変形例に係る放射線撮影システムを用いた検査の流れを表すラダーチャートである。 同実施形態の変形例に係る放射線撮影システムを用いた検査の流れを表すラダーチャートである。 同実施形態の変形例に係る放射線撮影システムを用いた検査の流れを表すラダーチャートである。 同実施形態の変形例に係る放射線撮影システムの構成を表すブロック図である。 図10の放射線撮影システムが備える携帯端末の構成を表すブロック図である。 図10の放射線撮影システムを用いた検査の流れを表すラダーチャートである。 図12の続きである。 図10の放射線撮影システムにおける各種情報の管理方法の一例である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されるものではない。
〔放射線撮影システムの構成〕
まず、本実施形態に係る放射線撮影システムの構成について説明する。図1は、本実施形態の放射線撮影システム100の構成を表すブロック図である。
本実施形態の放射線撮影システム100は、図1に示したように、放射線照射装置1や、放射線画像撮影装置(以下撮影装置2)、コンソール3等で構成されている。
また、放射線撮影システム100は、図示しない放射線科情報システム(Radiology Information System:RIS)や、画像記憶通信システム(Picture Archiving and Communication System:PACS)等と接続可能となっている。
放射線照射装置1は、ジェネレーター11、曝射スイッチ12、放射線源13等を備えている。
ジェネレーター11は、曝射スイッチ12が操作されたことに基づいて、予め設定された放射線照射条件(管電圧や管電流、照射時間(mAs値)等)に応じた電圧を放射線源13に印加することが可能に構成されている。
放射線源13(管球)は、図示しない回転陽極やフィラメント等を有している。そして、ジェネレーター11から電圧が印加されると、フィラメントが印加された電圧に応じた電子ビームを回転陽極に向けて照射し、回転陽極が電子ビームの強度に応じた線量の放射線X(X線等)を生成するようになっている。
なお、図1には、各部11〜13が別々に分かれたものを例示したが、これらは一体となっていてもよい。
また、図1には、曝射スイッチ12がジェネレーター11に接続されたものを例示したが、曝射スイッチ12は他の装置(例えば図示しない操作卓)に備えられていてもよい。
また、放射線照射装置1は、撮影室内に据え付けてもよいし、回診車等に組み込むことで移動可能に構成してもよい。
撮影装置2は、撮影台と一体化された専用機型又は可搬型(カセッテ型)の装置であり、コンソール3と有線又は無線で通信可能に接続されている。
そして、撮影装置2は、外部から受ける放射線に応じた放射線画像の画像データを生成することが可能となっている。
なお、撮影装置2の詳細については後述する。
コンソール3は、PCや携帯端末又は専用の装置によって構成された本発明における制御装置であり、放射線照射装置1や撮影装置2等と有線又は無線で通信可能に接続されている。
そして、コンソール3は、外部装置(RIS等)からの撮影オーダーやユーザーによる操作に基づいて、放射線照射装置1や撮影装置2の各種撮影条件(例えば、撮影する部位等の被検者に関する条件や、管電圧や管電流、照射時間等の放射線の照射に関する条件)を設定することが可能となっている。
なお、コンソール3の詳細についても後述する。
〔放射線画像撮影装置の構成〕
次に、上記放射線撮影システム100を構成する撮影装置2の詳細について説明する。図2は、撮影装置2の構成を表すブロック図である。
撮影装置2は、図2に示したように、制御部21や、放射線検出部22、読み出し部23、通信部24、記憶部25等を備えて構成されており、各部21〜25はバス26によって接続されている。また、図示しない内蔵バッテリーから各部21〜25へ電力が供給されるようになっている。
制御部21は、CPU、RAM等で撮影装置2の各部の動作を統括的に制御するように構成されている。具体的には、電源スイッチが入れられたことや、放射線照射装置1やコンソール3から所定の制御信号を受信したこと、放射線照射装置1から放射線を受けたこと等を契機として、記憶部25に記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、当該処理プログラムに従って各種処理を実行する。
放射線検出部22は、放射線の線量に応じた量の電荷を直接的又は間接的に生成する放射線検出素子、及び各放射線検出素子と配線との間に設けられ放射線検出素子と配線との間の通電が可能なオン状態又は通電が不能なオフ状態に切り替え可能なスイッチ素子を有する複数の画素が二次元状に配列された基板を有するものであればよく、従来公知のものを用いることができる。
すなわち、撮影装置2は、シンチレーターを備え、シンチレーターが放射線を受けることで発した光を検知するいわゆる間接型のものであってもよいし、シンチレーター等を介さずに放射線を直接検知するいわゆる直接型のものであってもよい。
読み出し部23は、複数の放射線検知素子にそれぞれ蓄積された電荷量を信号値として読み出し、各信号値に基づいて画像データを生成することが可能に構成されていればよく、従来公知のものを用いることができる。
すなわち、放射線検出部22及び読み出し部23は、本発明における画像生成手段をなす。
通信部24は、ネットワークインターフェース等により構成され、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等の通信ネットワークを介して接続された外部装置との間でデータの送受信を行う。
記憶部25は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体メモリー等により構成され、各種画像処理プログラムを含む各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメーターやファイル等を記憶している。
このように構成された撮影装置2の制御部21は、記憶部25に記憶されている処理プログラムに従って以下のような動作をする。
例えば、制御部21は、放射線検出部22のスイッチ素子をオフ状態にして放射線検出素子に電荷を蓄積させたり、スイッチ素子をオン状態にして放射線検出素子に蓄積されていた電荷を読み出し部23へ放出させたりする機能を有している。
また、制御部21は、通信部24を用いて外部のコンソール3から撮影オーダー情報を含む各種情報や信号等を受信する機能を有している。
すなわち、制御部21及び通信部24は、本発明における通信手段をなす。
本実施形態の撮影オーダー情報には、被検者情報(氏名やID)、検査ID情報、撮影部位、撮影方法、コンソールID情報等が含まれる。
なお、撮影装置2に、各種情報を受信したことを光・音声又は振動等により報知する報知手段を備えるようにしてもよい。
また、制御部21は、放射線検出部22及び読み出し部23が生成した画像データやコンソール3から受信した撮影オーダー情報を記憶部25に記憶する機能を有している。
すなわち、制御部21及び記憶部25は、本発明における画像記憶手段及び予約情報記憶手段をなす。
また、制御部21は、対応する撮影オーダー情報が記憶されている(予約済の)状態で生成した画像データに、当該撮影オーダー情報を自動的に紐づける機能を有している。
また、制御部21は、放射線画像が未撮影か撮影済かを表す撮影状態情報、及び画像データがコンソール3へ未送信か送信済かを表す送信状態情報、再撮影の有無を表す再撮影状態情報等を、撮影オーダー情報と共に画像データに紐づける機能を有している。
なお、画像データを記憶する際、各種撮影付帯情報を紐づけるようにしてもよい。撮影付帯情報は、画像データに付帯し当該画像データと撮影オーダー情報とを紐づけるための情報であり、検査全体の情報(患者ID、患者名、生年月日、年齢、検査コメント等)、撮影予約時刻、撮影時刻、モダリティ情報(立位/臥位/カセッテ)、電波強度、通信断の有無、撮影装置2の角度や位置、追加撮影の有無等を含む。
また、撮影装置2の表面にユーザーが操作可能なスイッチを設けたり、撮影装置2と無線通信可能な携帯端末(スマホ、タブレット、スマートウォッチ、スマートグラス、リモコン等)を備えたりし、スイッチ又は携帯端末の操作に基づいて、各種撮影付帯情報をその後生成した画像データに紐づけるようにしてもよい。
また、予約済の状態で生成した画像データであっても、検査の途中でコンソール3と撮影装置2との通信が途絶えた場合には、撮影オーダー情報との紐づけを行わないようにしてもよい。
また、制御部21は、電源スイッチが入れられた又は画像データの生成を終えた放射線検出部22及び読み出し部23を、放射線を検知して自律的に画像データの生成を行うことが可能な撮影待機状態に遷移させる機能を有している。すなわち、撮影装置2は、コンソール3やその他の制御装置からの制御信号を受信しなくても、照射された放射線を検知したことを契機として直ちに放射線検出部22の各画素のスイッチ素子をオフ状態とし放射線検出素子に電荷の蓄積が可能な状態に遷移する。
このような機能を有することにより、制御部21は、本発明における自律駆動手段をなす。
なお、常に撮影待機状態とするのではなく、撮影装置2の表面にユーザーが操作可能なスイッチを設けたり、撮影装置2と無線通信可能な携帯端末を備えたりし、制御部21に、スイッチ又は携帯端末の操作に基づいて撮影待機状態への遷移、当該状態の終了を行うようにしてもよい。
また、撮影装置2が外部から電力の供給を受けている給電状態の場合は常に撮影待機状態とし、外部から電力の供給を受けていない無給電状態の場合はコンソール3の指示に基づいて撮影待機状態に遷移させるようにしてもよい。
また、ユーザーが指定した撮影装置2のみを撮影待機状態に遷移させるようにしたり、検査開始時に撮影室に属する全ての撮影装置2を撮影待機状態に遷移させるようにしたりしてもよい。
また、特定のモダリティ情報(立位/臥位/カセッテ)に属する撮影装置2のみを撮影待機状態に遷移させるようにしてもよい。
また、制御部21は、通信部24を用いて画像データを含む各種情報や信号等を外部のコンソール3へ送信する機能を有している。
また、制御部21は、画像データを生成する前に対応する撮影オーダー情報が記憶部25に記憶されている場合(予約済の場合)は当該画像データをコンソール3へ送信し、対応する撮影オーダー情報が記憶部25に記憶されていない場合(未予約の場合)は当該画像データをコンソール3へ送信しないようにする機能も有している。
なお、紐づけられた情報を含む画像データの送信先は、コンソール3だけでなく、携帯端末、放射線照射装置1、PACS等としてもよい。
また、紐づけられた情報を含む画像データの送信先は、撮影オーダー情報を送信したコンソール3ではない他の制御装置としてもよい。このようにすれば、撮影時に接続していたコンソール3が故障しても、画像データ、撮影オーダー情報、付帯情報等を他の制御装置へ送信することで、検査及び画像確認を継続することができる。
また、対応する撮影オーダー情報が記憶されていない(未予約の)状態で生成され、撮影オーダー情報と紐づけられていない画像データのリストや参照用のサムネイル画像をコンソール3へ送信するようにしてもよい。
また、画像データを生成する前に対応する撮影オーダー情報が記憶部25に記憶されていない場合(未予約の場合)は当該画像データ及び当該画像データに撮影オーダー情報が紐づけられていないことを示す情報を自動的にコンソール3へ送信するようにしてもよい。
また、制御部21は、コンソール3へ送信した後の送信済画像データを記憶部25から削除する機能を有している。
なお、未予約の状態で生成した画像データについては、画像データと撮影オーダー情報等との紐づけを終えるのを待って削除するようにしてもよい。
その他、撮影装置2に、放射線を検知したことを光・音声又は振動等により報知する報知手段を備えるようにしてもよい。
その際、未予約の状態で放射線を検出した場合と、予約済の状態で放射線を検知した場合とで異なる態様の報知を行うようにしてもよい。
また、撮影装置2に放射線を検知したことをコンソール3へ通知する機能を持たせ、コンソール3にその旨表示させるようにしてもよい。
その際、検出した放射線の強度等の指標を併せてコンソール3に通知するようにしてもよい。
また、検出した画像を解析(ヒストグラム、形状)し、その結果が他の画像と大きく異なる場合には、画像データを送信する際にその旨コンソール3に通知するようにしてもよい。解析結果が大きく異なる場合、未露光の画像や散乱線・二次線による画像である可能性があるため、そのような画像を排除することができる。
〔コンソールの構成〕
次に、上記放射線撮影システム100を構成するコンソール3の詳細について説明する。図3はコンソール3の構成を表すブロック図である。
コンソール3は、図3に示したように、制御部31や、通信部32、記憶部33、表示部34、操作部35等を備えて構成されており、各部31〜35はバス36により接続されている。
制御部31は、CPU、RAM等でコンソール3の各部の動作を統括的に制御するように構成されている。具体的には、操作部35から操作信号が入力されたことや撮影装置2から各種信号やデータを受信したことに基づいて、記憶部33に記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、当該処理プログラムに従って各種処理を実行したり、表示部34の表示内容を制御したりする。
通信部32は、ネットワークインターフェース等により構成され、LAN、WAN、インターネット等の通信ネットワークを介して接続された外部装置との間でデータの送受信を行う。なお、通信部32は、携帯電話回線等を用いて無線通信を行い、通信ネットワークを介して接続された外部装置との間でデータの送受信を行うものであってもよい。
記憶部33は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体メモリー等により構成され、各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメーターやファイル等を記憶している。
また、記憶部33は、撮影装置2から受信した画像データを撮影オーダー情報や付帯情報と紐づけて管理するためのデータベースを有している。
表示部34は、LCD等のモニターを備えて構成されており、制御部31から入力される表示信号の指示に従って各種画面を表示する。
操作部35は、各種キーを備えたキーボードやマウス等のポインティングデバイス又は表示部34に積層されたタッチパネルを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作又はタッチパネルに対するタッチ操作の位置に応じて入力された操作信号を制御部31に出力する。
このように構成されたコンソール3の制御部31は、記憶部33に記憶されている処理プログラムに従って以下のような動作をする。
例えば、制御部31は、操作部35に所定操作がなされたことに基づき、通信部32を用いて撮影装置2へ撮影オーダー情報を送信する機能を有する。
また、制御部31は、通信部32を用いて撮影装置2から画像データを受信する機能を有している。
また、制御部31は、撮影装置2との間の通信状態を監視し、通信が途絶えた状態から回復したときに、撮影装置2に対し、未送信の画像データの送信を要求する機能を有している。
また、制御部31は、撮影装置から未予約の状態の(撮影オーダー情報が紐づけられていない)画像データを受信した場合に、当該画像データに撮影オーダー情報を紐づける機能を有している。
なお、コンソール3の代わりに、限定的なコンソール機能を有する携帯端末(タブレット、スマートフォン等)を用いるようにしてもよい。
また、その際、撮影装置2にWeb連携機能を持たせ、携帯端末と撮影装置2をブラウザベースで連携させるようにしてもよい。
また、撮影オーダー情報と紐づけられていない画像データのリストを表示部34に表示するようにしてもよい。
また、コンソール3と通信可能な携帯端末を用いたり、放射線照射装置1や撮影室にモニターを備えたりし、これらの操作に基づいて未予約の状態で生成した画像データに撮影オーダーを紐づけるようにしてもよい。
〔放射線撮影システムの動作〕
次に、放射線撮影システム100の動作について説明する。
図4又は5は本実施形態に係る放射線撮影システム100を用いた検査の流れを表すラダーチャート、図6〜9は本実施形態の変形例に係る放射線撮影システムを用いた検査の流れを表すラダーチャートである。
(動作例)
本実施形態の放射線撮影システム100を用いた検査の基本的な流れは図4に示したようなものとなる。
まず、準備された撮影装置2が撮影待機状態の状態となる(ステップA1)。
その後、ユーザーがコンソール3の操作部35を介して撮影の予約を行うと(ステップA2)、コンソール3が撮影オーダー情報を撮影装置2へ送信する(ステップA3)。
この状態で放射線照射装置1が被検者及びその背後の撮影装置2へ向けて放射線を照射すると(ステップA4)、撮影装置2が放射線を検知して直ちに電荷の蓄積(撮影)を行う(ステップA5)。そして、画像データを生成し(ステップA6)、生成した画像データを記憶部33へ記憶する(ステップA7)。その際、生成した画像データには、撮影オーダー情報や付帯情報等が紐づけられる。そして、撮影装置2が画像データをコンソール3へ送信する(ステップA8)。
ステップA8の後は、撮影装置2が再び撮影待機状態へ遷移する(ステップA1)。
コンソール3は、画像データを受信すると、それを記憶部33へ記憶する(ステップA9)。そして、コンソール3は、受信した画像データに基づく放射線画像を表示部34に表示し(ステップA10)、画像データを受信したことを通知するデータ受信完了通知を撮影装置2へ送信する(ステップA11)。
撮影装置2は、データ受信完了通知を受信すると、記憶部33に記憶していた画像データを削除する(ステップA12)。
ここで、外部の電磁波の影響等により撮影装置2とコンソール3との通信が途絶えてしまった場合、ユーザーが撮影の予約を行っても(ステップA2)、コンソール3は、撮影オーダー情報を撮影装置2へ送信することができない(ステップA3f)。しかし、本実施形態の撮影装置2は、放射線の照射を検知して自律的に撮影を行うため、放射線照射装置1から放射線が照射されれば(ステップA4)、通信状態に異常がない場合と同様に撮影、画像データの生成(ステップA5,A6)を行うことができる。
しかし、この段階では、撮影オーダー情報が撮影装置2に届いていないため、ステップA7において画像データに撮影オーダー情報等は紐づけられない。また、撮影装置2は画像データを送信することができない(ステップA8f)。
このため、コンソール3はステップA9〜A11を行うことができず、それに伴い、撮影装置2はステップA12を行うことができない。
その後、撮影装置2とコンソール3との通信が回復すると、コンソール3がそれを検知し(ステップA13)、未送信の(記憶部25に残っている)画像データの有無を確認する確認信号を撮影装置2へ送信する(ステップA14)。
撮影装置2は、確認信号を受信すると、未送信の画像データに関する未送信画像情報(ID等)をコンソール3へ送信する(ステップA15)。
そして、コンソール3は、未送信画像情報を受信すると、その一覧を表示部34に表示する(ステップA16)。
ここで、ユーザーが、送信できなかった撮影オーダー情報と、未送信画像情報の一覧とを照らし合わせ、操作部35を介して一の未送信画像情報に対応する撮影オーダー情報を指定すると(ステップA17)、コンソール3が未送信の画像データのうち指定された撮影オーダー情報に対応する画像データの送信を要求するデータ要求信号を撮影装置2へ送信する(ステップA18)。 撮影装置2は、データ要求信号を受信すると、指定された画像データを記憶部25から読み出し(ステップA19)、コンソール3へ送信する(ステップA20)。
コンソール3は、指定された画像データを受信すると、画像データの記憶、放射線画像の表示、データ受信完了通知の送信(ステップA9〜A11)を行い、撮影装置2は、画像データ削除(ステップA12)を行う。
なお、ここでは、コンソール3において撮影オーダーを一つずつ指定し、撮影装置2で未送信の画像データ紐づけてからコンソール3へ送信するようにしたが、データ要求信号を送信した後、未送信の画像データを一括して受信し、コンソール3において紐づけを行うようにしてもよい。
また、ここでは、一の検査において複数の撮影オーダー情報が存在し、撮影オーダー情報の送信(ステップA3)を撮影毎に行う場合の動作について説明したが、最初のステップA3において複数の撮影オーダー情報を一括で送信し、2回目以降のステップA3を行わないようにしてもよい。このようにすれば、検査の途中でコンソール3が故障した場合にも対応することができる。
また、ここでは、撮影予約(ステップA1)から画像データの削除(ステップA12)までの一連の動作を二回行う場合について説明したが、この一連の動作は一回限りの場合もあれば、三回以上繰り返される場合もある。
また、未予約の状態で生成した画像データに対して、撮影オーダー情報の一覧から割当てを行うようにしてもよい。
(変形例1)
上記動作例では、送信済の画像データを撮影毎に削除したが、検査終了後に、送信済の画像データを記憶部25から一括して削除するようにしてもよい。
このようにした場合、検査の流れは図5に示したようなものとなる。
まず、上述した動作例と同様にステップA1〜A11の動作を行う。ステップA7では「未送信」の送信状態情報が画像データに紐づけられる。
撮影装置2は、データ受信完了通知を受信すると、画像データに紐づけられた送信状態情報を「送信済」に更新する(ステップA12A)。
ここで、撮影装置2とコンソール3との通信が途絶えてしまった場合、撮影装置2が画像データをコンソール3へ送信することができない(ステップA8f)。このため、コンソール3はステップA9〜A11を行うことができず、それに伴い、撮影装置2はステップA12Aを行うことができない。すなわち、画像データに紐づけられた送信状態情報が「未送信」のままとなる。
その後、撮影装置2とコンソールとの通信が回復すると、コンソール3及び撮影装置2は、上記動作例と同様にステップA13〜A11の動作を行う。
撮影装置2は、データ受信完了通知を受信すると、未送信になっていた画像データに紐づけられた送信状態情報を「送信済」に更新する(ステップA12A)。
その後、ユーザーが操作部35を介して検査の終了を指示すると(ステップA21)、コンソール3が画像データの削除を要求するデータ削除信号を撮影装置2へ送信する(ステップA22)。
撮影装置2は、データ削除信号を受信すると、記憶部33に記憶されている画像データのうち送信状態情報が「送信済」になっているものを一括削除する(ステップA23)。
なお、ここでは、検査終了の指示を契機として、送信状態情報が「送信済」になっている画像データを一括削除したが、記憶部25の記憶容量が所定値以下に低下したことに基づいて自動的に削除するようにしてもよい。
また、ここでは、撮影予約(ステップA1)から送信状態情報の更新(ステップA12A)までの一連の動作を二回行う場合について説明したが、この一連の動作は一回限りの場合もあれば、三回以上繰り返される場合もある。
(変形例2)
上記放射線画像撮影装置2において、制御部21に、コンソール3から検査開始の指示を受信したことを契機として、放射線検出部22及び読み出し部23を撮影待機状態に遷移させる機能や、コンソール3からの検査終了の指示を受信したことを契機として、撮影待機状態を終了させる機能を持たせるようにしてもよい。
このようにした場合、検査の流れは図6に示したようなものとなる。
まず、ユーザーがコンソール3の操作部35を介して検査の開始を指示すると(ステップA31)、コンソール3が撮影待機状態への遷移を要求する遷移要求信号を撮影装置2へ送信する(ステップA32)。
撮影装置2は、遷移要求信号を受信すると、これを契機として撮影待機状態に遷移する(ステップA1)。
その後、上記動作例や変形例1と同様にステップA2〜A9を行う。なお、図6には、ステップA32の後、ステップA1〜A9を二回繰り返す場合を例示したが、この一連の動作は一回限りの場合もあれば、三回以上繰り返される場合もある。
その後、ユーザーがコンソール3の操作部35を介して検査の終了を指示すると(ステップA21)、コンソール3が自律駆動の終了を要求する自律終了信号を撮影装置2へ送信する(ステップA33)。
撮影装置2は、自律終了信号を受信すると、撮影待機状態を解除する(ステップA34)。
なお、図6には示さなかったが、撮影の後には、上記動作例と同様の画像データの削除に関する動作(ステップA11,A12)、又は上記変形例1と同様の画像データの一括削除に関する動作(ステップA11,A12A,A21〜A23)が行われる。
また、図6には示さなかったが、コンソール3と撮影装置との通信が途絶え、その後回復した場合には、上記動作例又は変形例1と同様の未送信画像データの送信に関する動作(ステップA13〜A12又はステップA13〜A12A)が行われることとなる。
(変形例2A)
また、上記変形例2では、検査開始の指示を撮影待機状態への遷移のトリガーとし、検査終了の指示を撮影待機状態終了のトリガーとしたが、コンソール3と撮影装置2との間で撮影予定枚数のやり取りを可能に構成し、放射線検出部22及び読み出し部23が検査予定枚数の画像データの生成を終えたことを契機として撮影待機状態を終了させるようにしてもよい。
このようにした場合、検査の流れは図7に示したようなものとなる。
具体的には、ステップA31の後、コンソール3が状態遷移要求信号を撮影装置2へ送信するとともに、この検査における放射線画像の総撮影枚数も送信する(ステップA32A)。なお、ここでは、総撮影枚数が2枚の場合について説明するが、1枚であっても3枚以上であってもよい。
そして、ステップA2の後、コンソール3が1枚目の撮影オーダー情報を撮影装置2へ送信する(ステップA3A)。
その後、上記動作例や変形例1と同様にステップA4〜A8を行う。
そして、ステップA8の後、撮影装置2が撮影枚数のチェックを行う(ステップA35)。ここでは、総撮影枚数及び撮影済枚数を確認するとともに両者を比較する。ここで、撮影済枚数が総撮影枚数未満であれば、再びステップA1以降の動作を行う。
そして、二回目のステップA2の後、コンソール3が二枚面の撮影オーダー情報を撮影装置2へ送信する(ステップA3A)。
そして、二回目のステップA4〜A8の後、撮影装置2が再び撮影枚数のチェックを行う(ステップA35A)。ここでは、二回目の撮影で撮影済枚数が総撮影枚数と等しくなるため、その後、撮影装置2は撮影待機状態を自動的に終了する(ステップA34)。
なお、図7には示さなかったが、撮影の後には、上記動作例と同様の画像データの削除に関する動作(ステップA11,A12)、又は上記変形例1と同様の画像データの一括削除に関する動作(ステップA11,A12A,A21〜A23)が行われる。
また、図7には示さなかったが、コンソール3と撮影装置との通信が途絶え、その後回復した場合には、上記動作例又は変形例1と同様の未送信画像データの送信に関する動作(ステップA13〜A12又はステップA13〜A12A)が行われることとなる。
また、本変形例2Aのようにした場合、制御部21に、検査予定枚数の撮影を終えてから所定時間に追加撮影要求が無かったことを契機として撮影待機状態を終了させる機能を更に持たせるようにしてもよい。
(変形例3)
また、制御部21に、放射線検出部22及び読み出し部23が画像データを生成することが可能な状態であるか否かを判断する機能を持たせるようにしてもよい。このようにすれば、制御部21は、本発明における状態判断手段をなすこととなる。
また、放射線照射装置1を、曝射スイッチ12が操作されたことを契機として照射の可否を確認する照射確認信号を撮影装置2へ送信することが可能に構成するとともに、撮影装置2と放射線照射装置1との間で照射確認信号の送受信を可能に構成し、制御部21に、放射線検出部22及び読み出し部23が画像データを生成することができる状態であると判断した場合に通信部24を用いて放射線の照射を許可しない旨の許可信号を放射線照射装置1へ送信し、画像データを生成できない状態であると判断した場合に放射線の照射を許可しない旨の拒否信号を送信する機能を持たせるようにしてもよい。
このようにした場合、検査の流れは図8に示したようなものとなる。
具体的には、ステップA1〜A3の後、撮影装置2が撮影待機状態である旨の待機中通知をコンソール3へ送信する(ステップA41)。
コンソール3は、待機中通知を受信すると、撮影が可能である旨をユーザーに報知する(ステップA42)。具体的には、例えば表示部34に表示する。
その後、ユーザーが曝射スイッチ12を操作すると(ステップA43)、放射線照射装置1が放射線照射の可否を確認する確認信号を撮影装置2へ送信する(ステップA44)。
撮影装置2は、確認信号を受信すると、撮影可否を判定する(ステップA45)。ここで、撮影装置2が、撮影可能と判定した場合には、撮影の許可を通知する許可信号を放射線照射装置1へ送信する(ステップA46)。
その後、上記動作例や変形例1と同様にステップA4〜A10を行う。
ステップA10の後は、撮影装置2が再び撮影待機状態へ遷移する(ステップA41)。
ここで、例えば撮影装置2の内蔵バッテリー残量が所定以下になる等、撮影装置2が異常を検出すると(ステップA47)、撮影待機状態を終了し(ステップA48)、撮影を行うことができない旨の撮影不可通知をコンソール3へ送信する(ステップA49)。
コンソール3は、撮影不可通知を受信すると、撮影ができない旨をユーザーに報知する(ステップA42A)。具体的には、例えば表示部34に表示する。
この場合、ユーザーが曝射スイッチ12を操作すると(ステップA43)、放射線照射装置1が確認信号を撮影装置2へ送信するが(ステップA44)、撮影装置2は撮影待機状態を終了しているため、撮影不可と判定する(ステップA45A)。そして、撮影装置2が撮影を拒否する旨の拒否信号を放射線照射装置1へ送信する(ステップA46A)。
なお、図8には示さなかったが、撮影の後には、上記動作例と同様の画像データの削除に関する動作(ステップA11,A12)、又は上記変形例1と同様の画像データの一括削除に関する動作(ステップA11,A12A,A21〜A23)が行われる。
また、変形例3において、撮影装置2からコンソール3に放射線検出不可(電源投入直後や、放射線検出後の蓄積〜読出〜次撮影準備中)であることを通知し、コンソール3上で撮影不可であることを表示するようにしてもよい。
また、撮影装置2が光・音声・振動等により放射線検出不可状態であることを報知するようにしてもよい。
また、撮影装置2が電池残量低下により撮影可能枚数が減少、撮影不可となる場合に、それぞれの状態に応じた光・音声・振動等で利用者に報知するようにしてもよい。
(変形例3A)
変形例3において、撮影装置2に、撮影が可能であるか否か(自らの状態が撮影待機状態であるか否か)を報知する報知手段を備えるようにしてもよい。
このようにした場合、撮影装置2とコンソール3との通信が途絶えてしまっている状態では、図9に示したような動作となる。
具体的には、ステップA1の後、撮影装置2がコンソール3に代わって撮影が可能である旨をユーザーに報知する(ステップA42A)。
その後、ユーザーによって曝射スイッチ12が操作されると(ステップA43)、上記変形例3と同様に、ステップ44〜ステップA7を行う。その後のステップA8〜A10,A41,A42は、撮影装置2とコンソール3との通信が途絶えているため行わない。
その後、撮影装置2が異常を検出すると(ステップA47)、撮影待機状態を終了する(ステップA48)。そして、撮影装置2がコンソール3に代わって撮影ができない旨をユーザーに報知する(ステップA42B)。
この場合、ユーザーが曝射スイッチ12を操作すると(ステップA43)、放射線照射装置1が確認信号を撮影装置2へ送信するが(ステップA44)、撮影装置2は撮影待機状態を終了しているため、撮影不可と判定する(ステップA45A)。そして、撮影装置2が撮影を拒否する旨の拒否信号を放射線照射装置1へ送信する(ステップA46A)。
なお、ステップA46Aの前又は後に、撮影ができない旨をユーザーに再度報知するようにしてもよい。このようにすれば、報知(ステップA42B)が行われてから曝射スイッチの操作(ステップA43)が行われるまで時間が経った場合や、当該報知(ステップA42B)を見逃したあるいは聴き逃した場合でも、ユーザーに撮影ができないことを認識させることができる。
また、図9には示さなかったが、撮影の後には、上記動作例と同様の画像データの削除に関する動作(ステップA11,A12)、又は上記変形例1と同様の画像データの一括削除に関する動作(ステップA11,A12A,A21〜A23)が行われる。
また、図9には示さなかったが、コンソール3と撮影装置との通信が回復した場合には、上記動作例又は変形例1と同様の未送信画像データの送信に関する動作(ステップA13〜A12又はステップA13〜A12A)が行われることとなる。
(変形例4)
上記動作例及び変形例は、放射線照射装置1、撮影装置2、コンソール3を備えた放射線撮影システムを用いたものであったが、図10に示したように、撮影装置2と有線又は無線で通信可能に接続された携帯端末4を備えた放射線撮影システム100Aを用いてもよい。
〔携帯端末の構成〕
携帯端末4は、図11に示したように、制御部41や、通信部42、記憶部43、表示部44、操作部45等を備えて構成されており、各部41〜45はバス46により接続されている。
制御部41は、CPU、RAM等で携帯端末4の各部の動作を統括的に制御するように構成されている。具体的には、操作部45から操作信号が入力されたことや撮影装置2から各種信号やデータを受信したことに基づいて、記憶部33に記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、当該処理プログラムに従って各種処理を実行したり、表示部44の表示内容を制御したりする。
通信部42は、ネットワークインターフェース等により構成され、LAN、WAN、インターネット等の通信ネットワークを介して接続された外部装置との間でデータの送受信を行う。なお、通信部42は、携帯電話回線等を用いて無線通信を行い、通信ネットワークを介して接続された外部装置との間でデータの送受信を行うものであってもよい。
記憶部43は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体メモリー等により構成され、各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメーターやファイル等を記憶している。
また、記憶部43は、撮影装置2から送信されてきた放射線画像の各種画像データや、各種処理プログラムを記憶することが可能となっている。
また、記憶部43は、コンソール3から受信した検査情報を記憶することも可能となっている。
表示部44は、LCD等のモニターを備えて構成されており、制御部41から入力される表示信号の指示に従って各種画面を表示する。
操作部45は、表示部44に積層されたタッチパネル又は各種キーを備えたキーボードやマウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、タッチパネルに対するタッチ操作の位置又はキーボードに対するキー操作やマウス操作に応じて入力された操作信号を制御部41に出力する。
このように構成された携帯端末4の制御部41は、記憶部43に記憶されている処理プログラムに従って以下のような動作をする。
例えば、制御部41は、撮影装置2からエラーを通知する信号を受信すると、エラーが発生している旨の報知を行う機能を有している。
また、制御部41は、操作部45を介してユーザーから検査画像一覧を表示する指示を受けると、検査状況を要求する状況要求信号を撮影装置2へ送信する機能を有している。
また、制御部41は、検査状況等及び画像データを受信すると、それらを表示部に表示する機能を有している。
また、制御部41は、操作部45を介してユーザーから次撮影の指定を受けると、撮影オーダー情報を送信する機能を有している。
また、制御部41は、操作部45を介して撮影待機状態の終了の指示を受けると、撮影待機状態を終了することを指示する信号を送信する機能を有している。
〔放射線撮影システムの動作〕
放射線撮影システム100Aを上述したような構成とした場合、検査の流れは図12,13に示したようなものとなる。
まず、図12に示したように、ユーザーがコンソール3の操作部35を介して検査の開始を指示すると(ステップB1)、コンソール3が検査情報を撮影装置2へ送信する(ステップB2)。ここでは、胸部正面、胸部側面、腹部正面の3種類の撮影を行う旨の検査情報を送信することとする。
撮影装置2は、検査情報を受信すると、撮影待機状態に遷移する(ステップB3)。
その後、ユーザーがコンソール3の操作部35を介して撮影オーダーの指定を行うと(ステップB4)、コンソール3が複数ある撮影オーダー情報の一つである胸部正面の撮影オーダー情報を撮影装置2へ送信する(ステップB5)。
撮影装置2は、受信した撮影オーダー情報を設定する(ステップB6)。この時点では、各撮影オーダー情報に紐づけられた再撮影状態情報、撮影状態情報、送信状態情報は、図14(a)に示したように、全て、「(再撮影)無し」、「未撮影」、「未送信」となっている。
この状態で放射線照射装置1が被検者及びその背後の撮影装置2へ向けて放射線を照射すると(ステップB7)、撮影装置2が、放射線を検知して直ちに電荷の蓄積(撮影)を行う(ステップB8)。そして、画像データを生成し(ステップB9)、生成した画像データを記憶部33へ記憶し(ステップB10)、画像データをコンソール3へ送信する(ステップB11)。すると、胸部正面の撮影オーダー情報に紐づけられた撮影状態、送信状態が、図14(b)に示したように、「撮影済」、「送信済」となる。
ステップB11の後は、撮影装置2が再び撮影待機状態へ遷移する(ステップB3)。
コンソール3は、画像データを受信すると、それを記憶部33へ記憶する(ステップB12)。そして、コンソール3は、受信した画像データに基づく放射線画像を表示部34に表示する(ステップB13)。
その後、ユーザーがコンソール3の操作部35を介して撮影オーダーの指定を行うと(ステップB4)、コンソール3が、今度は胸部側面の撮影オーダー情報を撮影装置2へ送信する(ステップB5)。その後、ステップB6〜B10を行う。
ステップB5〜B11の間に、コンソール3に障害が発生する等して撮影装置2とコンソール3との通信が途絶えてしまった場合、撮影装置2が画像データを送信することができない(ステップB11f)。すると、図14(c)に示したように、胸部側面の撮影オーダー情報に紐づけられた撮影状態は「撮影済」になるが、送信状態は「未送信」のままとなる。
その後、撮影装置2は、通信エラーになっている旨を報知し(ステップB14)、通信エラーであることを通知するエラー信号を携帯端末4へ送信する(ステップB15)。
携帯端末4は、エラー信号を受信すると、エラーが発生している旨を報知する(ステップB16)。
その後、ユーザーが携帯端末4の操作部45を介して検査画像一覧の表示を指示すると(ステップB17)、携帯端末4が検査状況を要求する状況要求信号を撮影装置2へ送信する(ステップB18)。
撮影装置2は、状況要求信号を受信すると、検査状況及び未送信の画像データを携帯端末4へ送信する(ステップB19)。
携帯端末4は、検査状況等及び画像データを受信すると、それらを表示部44に表示する(ステップB20)。
その後、図13に示したように、ユーザーが検査状況を確認し、携帯端末4の操作部を介して次撮影の指定を行うと(ステップB21)、携帯端末4がコンソール3に代わって撮影オーダー情報を送信する(ステップB5A)。ここでは、腹部正面を撮影する旨の撮影オーダー情報が送信される。
その後、撮影装置2は、ステップB6〜B10を行い、画像データを携帯端末4へ送信する(ステップB11A)。すると、図14(d)に示したように、腹部正面の撮影オーダー情報に紐づけられた撮影状態情報は「撮影済」になるが、画像データをコンソール3へ送信できたわけではないため、送信状態情報は「未送信」のままとなる。
携帯端末4は、画像データを受信すると、それを記憶部33へ記憶し(ステップB12A)、受信した画像データに基づく放射線画像を表示部44に表示する(ステップB13A)。
ここで、ユーザーが撮影した画像を確認して再撮影が必要と判断し、携帯端末4の操作部45を介して再撮影の指定を行うと(ステップB22)、携帯端末4が撮影オーダー情報を送信する(ステップB5A)。ここでは、腹部正面を追加撮影する旨の撮影オーダー情報が送信される。
その後、撮影装置2が受信した撮影オーダー情報を設定する(ステップB6)。すると、図14(e)に示したように、腹部正面追加の撮影オーダー情報が加わり、そこに紐づけられた再撮影状態情報、撮影状態情報、送信状態情報は、「(再撮影)有り」、「未撮影」、「未送信」となる。
その後、ステップB7〜B10,B11A〜B13Aを行う。すると、図14(f)に示したように、腹部正面追加の撮影オーダー情報に紐づけられた撮影状態情報は「撮影済」になるが、画像データをコンソール3へ送信できたわけではないため、送信状態情報は「未送信」のままとなる。
その後、ユーザーが追加撮影なしと判断し、携帯端末4の操作部45を介して追加の撮影が無い旨を指示すると(ステップB23)、携帯端末4が撮影待機状態を終了することを指示する状態終了信号を撮影装置2へ送信する(ステップB24)。
撮影装置2は、状態終了信号を受信すると、撮影待機状態を終了する(ステップB25)。
その後、撮影装置2とコンソール3との通信が回復すると、コンソール3がそのことを通知する通知信号を撮影装置2へ送信する(ステップB26)。
撮影装置2は、通知信号を受信すると、その旨を報知する(ステップB27)。
また、コンソール3が未送信画像データの有無を確認する確認信号を撮影装置2へ送信する(ステップB28)。
撮影装置2は、確認信号を受信すると、検査状況及び未送信の画像データに関する未送信画像情報をコンソール3へ送信する(ステップB29)。
コンソール3は、検査状況及び未送信画像情報を受信すると、各未送信画像データが予約済の状態で生成したものであるか否かをチェックする(ステップB30)。ここで、全ての画像データが予約済みの状態で生成したものであることを確認すると、コンソール3は、検査状態の整合性のチェックを行い(ステップB31)、未送信画像データを一括要求するデータ要求信号を撮影装置2へ送信する(ステップB32)。
撮影装置2は、データ要求信号を受信すると、未送信の画像データを記憶部25から全て読み出し(ステップB33)、それをコンソール3へ一括送信する(ステップB34)。すると、図14(g)に示したように、各撮影オーダー情報に紐づけられた撮影状態情報、送信状態情報は、全て「撮影済」、「送信済」となる。
コンソール3は、未送信の画像データを受信すると、画像データの記憶(ステップB35)、放射線画像の表示(ステップB36)を行う。
なお、図12,13には示さなかったが、撮影の後には、上記動作例と同様の画像データの削除に関する動作(ステップA11,A12)、又は上記変形例1と同様の画像データの一括削除に関する動作(ステップA11,A12A,A21〜A23)が行われる。
また、図12,13には示さなかったが、コンソール3と撮影装置との通信が途絶え、その後回復した場合には、上記動作例又は変形例1と同様の未送信画像データの送信に関する動作(ステップA13〜A12又はステップA13〜A12A)が行われることとなる。
(変形例4A)
変形例4において、コンソール3に、ユーザーが検査の開始を指示(ステップB1)した後、撮影装置2だけでなく携帯端末4へ検査情報を送信する機能、又は任意のタイミングで携帯端末4から検査情報を取得する機能を持たせるようにしてもよい。
コンソール3から携帯端末4へ検査情報を送信しない変形例4において、撮影装置2とコンソール3との通信が途絶えたり、コンソール3が故障したりしたときに、携帯端末4がコンソール3に代わって豊富な検査情報(例えば、患者ID、患者名、生年月日、年齢、検査コメント、放射線の照射条件等)を表示できるようにするには、コンソール3が格納しているのと同様の多くの検査情報を予め撮影装置3に送信(バックアップ)しておき、携帯端末4が撮影装置2から検査情報を取得できるようにしておく必要がある。しかし、このようにすると、撮影装置2には、膨大な量の検査情報を管理する機能を持たせる必要が生じ、制御部に過度の負荷がかかってしまう可能性がある。そこで、本変形例4Aのようにすれば、撮影装置2が管理する検査情報を、生成した画像データと紐づけするための最低限のものに限ることができる。
また、コンソール3が故障し、他の撮影室に配置されたコンソールで検査を引き継ぐような場合にも、携帯端末4に格納された検査情報を他撮影室のコンソールに送信し、その検査情報に基づいて撮影装置2からの情報を紐付けることも可能となる。
(変形例4B)
また、変形例4において、放射線撮影システム100Aを図示しない他のコンソールと通信可能に接続し、コンソール3に受信した画像データを他のコンソールに転送する機能を持たせるとともに、撮影装置2にも生成した画像データを他のコンソールに転送する機能を持たせるようにしてもよい。
このようにすれば、撮影オーダー情報送信(ステップB5)の直後にコンソール3が故障しても、他のコンソールで撮影装置2から画像データを一括で受信し、撮影オーダー情報の紐づけを行うことができる。
100,100A 放射線撮影システム
1 放射線照射装置
11 ジェネレーター
12 曝射スイッチ
13 放射線源
2 放射線画像撮影装置
21 制御部
22 放射線検出部
23 読み出し部
24 通信部
25 記憶部
26 バス
3 コンソール(制御装置)
31 制御部
32 通信部
33 記憶部
34 表示部
35 操作部
36 バス
4 携帯端末
41 制御部
42 通信部
43 記憶部
44 表示部
45 操作部
46 バス
X 放射線

Claims (9)

  1. 外部から放射線を受けることで放射線画像の画像データを生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段が生成した前記画像データを記憶する画像記憶手段と、
    前記画像データの生成を終えた前記画像生成手段を、放射線を検知して自律的に画像データの生成を行うことが可能な撮影待機状態に遷移させる自律駆動手段と、
    外部の制御装置との間で通信を行う通信手段と、
    前記制御装置から受信した撮影オーダー情報を記憶する予約情報記憶手段と、を備え、
    前記通信手段は、
    前記画像データを生成する前に対応する前記撮影オーダー情報が前記予約情報記憶手段に記憶されている場合は当該画像データを前記制御装置へ送信し、
    前記画像データを生成する前に対応する前記撮影オーダー情報が前記予約情報記憶手段に記憶されていない場合は当該画像データを前記制御装置へ送信しないことを特徴とする放射線画像撮影装置。
  2. 前記画像生成手段が前記画像データを生成することが可能な状態であるか否かを判断する状態判断手段を備え、
    前記通信手段は、
    外部の放射線照射装置から、前記状態判断手段が判断を行う契機となる照射確認信号を受信することが可能であり、
    前記画像生成手段が前記画像データを生成することができない状態であると前記状態判断手段が判断した場合に、放射線の照射を許可しない旨の信号を前記放射線照射装置へ送信することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影装置。
  3. 前記通信手段は、検査開始時に、制御装置から、予定している撮影オーダー情報を一括で受信することが可能であり、
    前記記憶手段は、前記通信手段が受信した前記撮影オーダー情報を記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線画像撮影装置。
  4. 前記自律駆動手段は、前記制御装置から検査開始の指示を受信したことを契機として、前記画像生成手段を前記撮影待機状態に遷移させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の放射線画像撮影装置。
  5. 前記自律駆動手段は、前記制御装置からの検査終了の指示を受信したことを契機として、前記撮影待機状態を終了させることを特徴とする請求項4に記載の放射線画像撮影装置。
  6. 前記通信手段は、前記制御装置から撮影予定枚数を受信することが可能であり、
    前記自律駆動手段は、前記画像生成手段が前記検査予定枚数の画像データの生成を終えたことを契機として前記撮影待機状態を終了させることを特徴とする請求項4に記載の放射線画像撮影装置。
  7. 前記自律駆動手段は、検査予定枚数の撮影を終えてから所定時間に追加撮影要求が無かったことを契機として前記撮影待機状態を終了させることを特徴とする請求項6に記載の放射線画像撮影装置。
  8. 外部から放射線を受けることで放射線画像の画像データを生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段が生成した前記画像データを記憶する画像記憶手段と、
    前記画像データの生成を終えた前記画像生成手段を、放射線を検知して自律的に画像データの生成を行うことが可能な撮影待機状態に遷移させる自律駆動手段と、
    外部の制御装置との間で通信を行う通信手段と、
    前記制御装置から受信した撮影オーダー情報を記憶する予約情報記憶手段と、を備え、
    前記通信手段は、
    前記画像データを生成する前に対応する前記撮影オーダー情報が前記予約情報記憶手段に記憶されている場合は当該画像データを前記制御装置へ送信し、
    前記画像データを生成する前に対応する前記撮影オーダー情報が前記予約情報記憶手段に記憶されていない場合は当該画像データ及び当該画像データに前記撮影オーダー情報が紐づけられていないことを示す情報を前記制御装置へ送信することを特徴とする放射線画像撮影装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の放射線画像撮影装置と、
    前記放射線撮影装置へ撮影オーダー情報を送信することが可能であるとともに、前記放射線画像撮影装置から画像データを受信することが可能な制御装置と、
    前記放射線画像撮影装置へ向けて放射線を照射する放射線照射装置と、を備えることを特徴とする放射線撮影システム。
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