JP2014171542A - 撮像制御装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】適切な撮像方式を自動的に設定する撮像制御装置を提供する。
【解決手段】コンソール102は、X線発生装置103と同期をとって放射線画像データを撮像する同期撮像方式と、X線発生装置103と同期をとることなく放射線画像データを撮像する非同期撮像方式とのうちの何れの撮像方式で放射線画像データを撮像するかを判定し、判定した撮像方式で放射線画像データを撮像するように設定する。
【選択図】図1
【解決手段】コンソール102は、X線発生装置103と同期をとって放射線画像データを撮像する同期撮像方式と、X線発生装置103と同期をとることなく放射線画像データを撮像する非同期撮像方式とのうちの何れの撮像方式で放射線画像データを撮像するかを判定し、判定した撮像方式で放射線画像データを撮像するように設定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、放射線画像データの撮像方式を設定する技術に関するものである。
従来から病気の診断等においてX線画像が広く用いられており、照射されたX線を検出して、デジタル方式のX線画像データを取得するX線画像装置が開発されている。特に近年は、可搬型のX線画像装置が主流となり、無線通信等を用いた利用方法も広まりつつある。
一般に、可搬型のX線画像装置は、システム全体をコントロールするコンソール、X線を照射するX線発生装置、及び、当該X線発生装置と信号等をやりとりするためのX線インタフェースを備える。
可搬型のX線画像装置によるX線画像データの撮像方式として、X線インタフェースを用いてX線発生装置と同期をとり、X線画像データを撮像する同期撮像方式がある。同期撮像方式は、X線インタフェースと可搬型のX線画像装置とが互いに通信し合うことで実現されるが、可搬型のX線画像装置とX線発生装置とのインタフェースの相違から互いに信号のやりとりをして同期をとることが難しい場合もある。このような場合、X線発生装置との同期をとらずに、例えば、可搬型のX線画像装置でX線を検知したことをきっかけとして、X線画像データを取得する非同期撮像方式も存在する。
従来、同期撮像方式及び非同期撮像方式の双方に対応した可搬型のX線画像装置が開発されており、当該可搬型のX線画像装置では、同期撮像方式用と非同期撮像方式用との二つのコンソールが用いられていた。但し、最近では、一つのコンソールで同期撮像方式及び非同期撮像方式の双方に対応することができるシステムが開発されている。
一つのコンソールで同期撮像方式及び非同期撮像方式の双方に対応した撮像処理を行う場合、ユーザの操作に応じて撮像方式が切り替えられる。また、非同期撮像方式の場合、撮像開始及び撮像終了を検知する方法はいくつかあるが、その方法によっては、X線画像データの取得に失敗してしまう可能性もある。従って、同期撮像方式の撮像処理が可能な環境においては、できる限り同期撮像方式の撮像処理を行うことが望ましい。
そこで、本発明の目的は、適切な撮像方式を自動的に設定することにある。
本発明の撮像制御装置は、放射線撮影装置と放射線発生装置とが同期をとって放射線画像データを撮像する同期撮像方式と、前記放射線撮影装置が前記放射線発生装置と同期をとることなく放射線画像データを撮像する非同期撮像方式とのうちの何れの撮像方式で放射線画像データを撮像するかを前記放射線発生装置との通信状態に基づいて判定する判定手段と、前記判定手段により判定された撮像方式で放射線画像データを撮像するように前記放射線撮影装置を設定する設定手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、適切な撮像方式を自動的に設定することが可能となる。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、飽くまでも本発明の一適用例であり、本発明が以下の実施形態に限定されるものではない。
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係るX線画像撮像システムの構成を示す図である。図1に示すように、第1の実施形態に係るX線画像撮像システムは、可搬型のX線画像撮像装置であるFPD(Flat Panel Detector)101と、本X線画像撮像システムをコントロールするコンソール102と、X線を照射するX線発生装置103と、コンソール102とX線発生装置103間の信号等のやり取りを制御するX線インタフェース104とを備える。なお、コンソール102又はX線画像撮像システムは、撮像制御装置の例となる構成である。X線発生装置103は、放射線発生装置の例となる構成である。また、本実施形態では、X線画像データを撮像する例について説明するが、本発明は、X線に限らず、α線やγ線等の他の放射線に基づいて、放射線画像データを撮像する場合にも適用可能である。
図2は、実施形態に係るX線撮像システムの具体的な構成例を示す図である。図1との関係では、図1のコンソール102が図2のコンソールPC110に、図1のX線インタフェース104が図2のX線インタフェース130に、図1のX線発生装置103が図2のX線発生装置140に、図1のFPD101が図2のFPD120にそれぞれ対応している。
以下、まず図2を用いてシステム構成を説明する。コンソールPC110は、FPD120とX線発生装置140との通信設定を行い、FPD120とX線発生装置140の動作を制御する。コンソールPC110は、撮像情報設定部111、撮像方式判断部112、撮像制御部113、通信部114、FPD情報登録部115を備える。
撮像情報設定部111では、ユーザが入力部160を介して、FPD120や、X線インタフェース130との通信に必要な設定情報を入力し、その情報をメモリへ保存する。また、以下で説明する撮像方式判断部112によって選択された撮像方式によって切り替わるフラグを持つ。
撮像方式判断部112は、以下の手順によってX線発生装置140との同期撮影を行うか、非同期撮影を行うかを決定するメモリ上のプログラムモジュールである。モジュールの出力として選択された撮像方式を撮像情報設定部111へ通知し、その出力に応じて、撮像情報設定部111は前記フラグを切り替える。撮像方式の選択方法については、以下で詳しく説明する。
撮像制御部113は、FPD120、X線インタフェース130への信号送信、受信を行い、X線照射の開始・終了や、X線画像読み取りの開始・終了、X線画像の受信等の制御を行う。ユーザがモニタ150上でプログラムを操作し、それに応じて適切な信号を有線、または無線で送信する。同期撮影の場合は、FPD120へX線画像取得準備開始の信号を送信し、FPD120の画像取得準備完了の信号を受信して、X線インタフェース130へ照射許可信号を送信する。非同期撮影の場合は、コンソールPC110とX線インタフェース130の通信がなくなるため、X線発生装置は常に照射可能な状態となる。FPD120は、X線自動検出部122でX線を検知することで画像取得を開始する。
通信部114は、撮像情報設定部111で設定されたIPアドレスやポート番号を用いて、実際にFPD120やX線インタフェース130と信号通信のやりとりを行うアンテナ部及び通信制御部を備える通信回路を有する。有線接続の場合は、撮像情報等の設定ではTCP通信を用い、信号送受信や画像転送等はUDP通信を用いる。
FPD情報登録部115は、撮像方式判断部112において選択された撮像方式において、適切なFPDの登録を管理する。登録の方法は、FPDと有線、または無線で接続をし、その接続されたFPDのシリアル番号、型番等を受信し、コンソールPCから適切なIPアドレスをFPDへ送信することでFPD情報の登録を行う。登録されたFPD情報はメモリ上に保存され、一度登録されたFPDは、通信を切断し再接続を行えば、メモリ上のFPD情報を利用して通信を再開する。
FPD120は放射線を受けて放射線画像データを得る放射線撮影装置であり、X線発生装置140から照射されたX線エネルギーを電気信号に変換し、デジタルX線画像を構築して、コンソールPC110へ画像転送を行う。FPD120は、X線読取部121、X線自動検出部122、撮像情報設定部123、通信部124を備える。
X線読取部121では、X線を可視光に変換する蛍光体と、可視光を電気信号に変換するセンサアレイとを有し、受けたX線エネルギーを電荷量に変換し、その電荷はマトリクス上に配置された画素のコンデンサに蓄積される。蓄積された電荷はTFT(Thin Film Transistor)スイッチを介し、チャージアンプを経て、A−D変換されデジタル値として読み出される。TFTとは薄膜上トランジスタで、スイッチ動作をさせる半導体素子で、行ごとにTFTスイッチのONスラッシュOFFを切り替えて走査して画面全体の画素を読み取り、X線画像を得る。
X線自動検出部122は、X線読取部121と結線された、X線に感度を有する複数のフォトマルチプライヤをX線センサアレイの裏側に配置し、各フォトマルチプライヤからの信号により照射開始あるいは照射の終了を検知する。この検知をきっかけに、X線読取部121でX線読み取りの開始と終了を行う。したがって、FPD1はX線自動検出部122をもつためX線非同期撮影が可能であるが、FPD2はX線同期撮影のみ可能となる。その他、上述のセンサアレイの電力供給線やTFTへのON/OFF制御信号を駆動回路からTFTに伝達する走査線などから出力される電流の流れを検知してX線の照射開始を検出することとしても良い。
撮像情報設定部123では、FPD120がコンソールPC110やX線インタフェース130と通信するための情報をFPGAに書き込み、保持する。また、撮像方式判断部112で選択された撮像方式をコンソールPC110より受信し、その撮像方式に応じて、FPGAの非同期制御用のフラグを起動するか否かを設定する。非同期制御用フラグを起動しない場合は、X線インタフェースからの照射開始信号を受けて、X線読取部121が動作する。一方、フラグを起動する場合は、X線自動検出部122において、X線検知をきっかけにX線読取部121が動作する。
通信部124は、アンテナ及び通信制御回路を有する通信回路であって、撮像情報設定部123で設定する情報等を実際にやりとりする。撮像情報設定部123で設定されたIPアドレスやポート番号を用いて、実際にコンソールPC110やX線インタフェース130と信号通信のやりとりを行う。有線接続の場合は、撮像情報等の設定ではTCP通信を用い、信号送受信や画像転送等はUDP通信を用いる。
X線インタフェース130は、コンソールPC110及びFPD120とは独立した装置であり、X線発生装置140の高電圧発生部143と結線し、X線照射タイミングを制御する。X線インタフェース130は、同期制御部131と通信部132を備える。
同期制御部131は、有線接続されたコンソールPC110からX線照射許可信号が受信したタイミングで、有線接続された高電圧発生部143を制御し、X線発生装置から照射停止信号を受信した場合は、高電圧発生部143を制御し、コンソールPC110へ照射停止信号を送信する。
通信部132は通信回路であり、通信するコンソールPCとFPDのIPアドレスをメモリに保存しており、その情報を用いて、信号の送受信を行う。これにより、FPD120とX線発生装置140が同期をとって撮影することが可能となる。
X線発生装置140は、X線発生条件指定部142で設定された管電圧、管電流、X線持続時間等の照射条件に応じて、高圧発生部143から発生した高電圧をX線源141へ与えることでX線を照射する。
さらに、コンソールPC110には、モニタ150とキーボード等の入力部が接続される。上述の撮像情報設定部111、撮像方式判断部112、撮像制御部113、FPD情報登録部115は、コンソールPC110のCPUと、CPUにより実行されるプログラムと、プログラムを記録した記憶部と、プログラムに含まれる命令が展開されるRAMとにより実現される。プログラムに含まれる命令がCPUに実行され、通信部114、入力部160、モニタ140からの入出力情報に基づいてコンソールPC110が制御されることにより上述の構成が実現される。また、下記の処理が実現されることとなる。FPD120の撮像情報設定部123においても、FPD120のCPU等により実現される。
次に、図3を参照しながら、第1の実施形態に係るX線画像撮像システムの処理について説明する。なお、以下に説明するステップS101〜S109の処理は、コンソール102内において、CPUがROM等の記録媒体から必要なプログラム及びデータを読み出して実行することにより実現する処理である。
ステップS101において、コンソール102は、X線インタフェース104に対して、通信に必要な設定情報(以下、通信設定情報と称す)を設定する。通信設定情報には、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ及びポート番号等が含まれる。通信設定情報を設定する際には、コンソール102は、ユーザの操作に応じて通信設定情報を入力し、通信設定情報が適切であるか否かを判定する。通信設定情報が適切である場合、コンソール102は、通信設定情報をX線インタフェース104に対して送信する。X線インタフェース104は、コンソール102から通信設定情報を受信すると、当該通信設定情報を設定する。具体的な設定方法は、ユーザからコンソール102に対して、入力部160より各設定情報を入力する。その情報が適切であるかを撮像情報設定部111で判断し、通信部114を通してFPD120、X線インタフェース130に対して送信する。このとき、固定のIPアドレス等をあらかじめFPD120、X線インタフェース130に設定しておくことも可能である。
ステップS102において、コンソール102の通信部114は、ステップS101と同様に、FPD101に対して通信設定情報を設定する。なお、X線インタフェース104及びFPD101に対する通信設定情報の設定順序は上記の順序に限らず、FPD101に通信設定情報を設定した後、X線インタフェース104に通信設定情報を設定してもよいし、X線インタフェース104及びFPD101に対して同時に通信設定情報を設定してもよい。なお、IPアドレスは、FPD101及びX線インタフェース104に予め設定しておいてもよい。
ステップS103において、コンソール102の撮像方式判断部112は、X線インタフェース104のIPアドレスに対してpingを送信する。ステップS104において、コンソール102は、pongを受信したか否かを判定する。コンソール102は、Pongを受信すると、撮像方式判断部112は、X線インタフェース104が接続されており、同期撮像方式の撮像処理が可能であると判定する。この場合、処理はステップS105に移行する。一方、予め一定のタイムアウト時間を設けておき、そのタイムアウト時間内にpongを受信しなかった場合、コンソール102は、X線インタフェース104が接続されておらず、同期撮像方式が不可能であると判定する。この場合、処理はステップS107に移行する。
なお、本実施形態では、ping送信及びpong受信によりX線インタフェース104の接続を検知する方法について説明したが、本発明に適用可能なX線インタフェースの接続検知方法は、これに限らない。例えば、コンソール102の撮像情報設定部111は予めX線インタフェースのIPアドレスが設定されていない場合、コンソール102の通信部114は、ブロードキャストにより通信可能なX線インタフェースを存在するかを問い合わせる。通信可能なX線インタフェースが存在すれば、当該X線インタフェースは、上記問い合わせに応じて、通信可能であることをコンソール102に返信する。これにより、コンソール102の撮像方式判断部112は、同期撮像方式の撮像処理が可能であると判定する。
ステップS105において、コンソール102の撮像情報設定部111では、自らに対して同期撮像方式の設定を行う。この設定を行うことにより、コンソール102は、ユーザからX線照射指示を受けた場合、撮像制御部113からFPD101に対してX線照射待ち状態に移行することを指示する。FPD101は、コンソール102からの指示に応じてX線照射待ち状態に移行すると、X線発生装置103に対して照射許可信号を送信し、X線画像データを撮像する。その後、FPD101は、ユーザからX線照射終了の指示を受けるか、又は、最大照射時間に達した場合、X線発生装置103のX線照射を終了させ、コンソール102に対してX線画像データを転送する。
ステップS106において、コンソール102は、FPD101の撮像情報設定部123に対して同期撮像方式の設定を行うよう指示する。これにより、FPD101において同期撮像方式が設定され、FPD101は、コンソール102からのX線照射待ち状態への移行指示に応じてX線画像データを取得することが可能な状態となる。
ステップS107において、コンソール102の撮像情報設定部111は、自らに対して非同期撮像方式の設定を行う。ステップS108において、コンソール102は、FPD101に対して非同期撮像方式の設定を行うよう指示する。これにより、FPD101において非同期撮像方式が設定される。以上のような手順を、システム起動時にコンソール102で行うことで、撮像情報設定部111の撮像方式のフラグを設定する。また、定期的に以上の手順を繰り返すことで、システム構成を監視し、システム構成が変更された場合に撮像方式のフラグを自動的に変更する。
以上のように、同期撮像方式又は非同期撮像方式への切り替えが完了した後、ステップS109において、コンソール102は、ユーザの操作に応じて、切り替えられた撮像方式に使用するFPD101を登録する。このとき、切り替えられた撮像方式に対応していないFPD101をユーザが登録しようとした場合、コンソール102は、登録しようとしているFPD101が当該撮像方式に対応しておらず、撮像が不可能であることをユーザに対して通知する。但し、コンソール102により切り替えられた撮像方式を、ユーザの操作に応じて変更してもよい。
同期撮像方式及び非同期撮像方式に対応するFPD101のコンソール102のFPD情報登録部115で登録する場合は、コンソール102からのping送信の前に行うようにしてもよい。この場合、コンソール102は、ユーザの操作に応じて、各撮像方式に対応するFPD101を登録する。そして、コンソール102は、図3のステップS103〜S108と同様の処理により、ping送信結果に応じて撮像方式の切り替えを行う。このとき、登録されたFPD101が切り替えられた撮像方式に対応していなければ、コンソール102は、その旨をユーザに対して通知する。この場合も、コンソール102により切り替えられた撮像方式を、ユーザの操作に応じて変更してもよい。
第1の実施形態においては、コンソール102においてX線インタフェース104が接続されているか否かを検知し、その結果に応じて、撮像方式を切り替えるようにしている。これにより、第1の実施形態によれば、ユーザの操作を要することなく、適切な撮像方式を自動的に設定してX線画像データを撮像することが可能となる。また、切り替えられた撮像方式にFPDが対応していない場合、その旨を通知するようにしているため、撮像方式に非対応のFPDでX線画像データが撮像されてしまうことを未然に防ぐことが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、コンソール102においてX線インタフェース104が接続されているか否かを検知し、その結果に応じて、撮像方式を切り替えるようにしている。これに対し、第2の実施形態は、FPD101においてX線インタフェース104が接続されているか否かを検知し、その結果に応じて、撮像方式を切り替えるものである。なお、第2の実施形態に係るX線画像撮像システムの構成は、図1に示した構成と同様であるため、第2の実施形態の説明においても、図1の符号を用いるものとする。
以下、図4を参照しながら、本実施形態にかかるX線撮像システムの構成を説明する。ステム構成は、上述の形態とほぼ同様である。上述の形態では、コンソールPC110が撮像方式判断部を有していたが、第2の実施形態では、FPD120がX線インタフェース130の接続を検知し、撮像方式を選択する撮像方式判断部125を有する。
撮像方式判断部125は、以下の手順によってX線発生装置140との同期撮影を行うか、非同期撮影を行うかを決定するFPGA上のプログラムモジュールである。モジュールの出力として選択された撮像方式を撮像情報設定部123へ通知し、その出力に応じて、撮像情報設定部123は撮像方式のフラグを切り替える。撮像方式の選択方法については、以下で詳しく説明する。
撮像方式判断部125は、以下の手順によってX線発生装置140との同期撮影を行うか、非同期撮影を行うかを決定するFPGA上のプログラムモジュールである。モジュールの出力として選択された撮像方式を撮像情報設定部123へ通知し、その出力に応じて、撮像情報設定部123は撮像方式のフラグを切り替える。撮像方式の選択方法については、以下で詳しく説明する。
図5に基づき第2の実施形態に係るX線画像撮像システムの処理について説明する。なお、図5のステップS201、S202及びS209の処理は、コンソール102内において、CPUがROM等の記録媒体から必要なプログラム及びデータを読み出して実行することにより実現する処理である。また、図5のステップS203〜208の処理は、FPD101内において、CPUがROM等の記録媒体から必要なプログラム及びデータを読み出して実行することにより実現する処理である。
ステップS201において、コンソール102は、第1の実施形態における図3のステップS101と同様に、X線インタフェース104に対して通信設定情報を設定する。ステップS202において、コンソール102は、第1の実施形態における図3のステップS102と同様に、FPD101に対して通信設定情報を設定する。このとき、コンソール102は、FPD101に対してX線インタフェース104のIPアドレスを設定する。なお、第1の実施形態と同様に、X線インタフェース104及びFPD101に対する通信設定情報の設定順序は、上記の順序に限定されない。
ステップS203において、FPD101は、X線インタフェース104に対してpingを送信する。ステップS204において、FPD101は、pongを受信したか否かを判定する。FPD101は、pongを受信すると、X線インタフェース104が接続されており、同期撮像方式が可能であると判定する。この場合、処理はステップS205に移行する。一方、予め一体のタイムアウト時間を設けておき、そのタイムアウト時間内にpongを受信していない場合、FPD101は、X線インタフェース104が接続されておらず、同期撮像方式が不可能であると判定する。この場合、処理はステップS207に移行する。
第1の実施形態と同様、第2の実施形態でも、ping送信及びpong受信によりX線インタフェース104の接続を検知する方法について説明したが、本発明に適用可能なX線インタフェースの接続検知方法は、これに限らない。FPD101にX線インタフェースのIPアドレスが設定されていない場合、FPD101は、ブロードキャストにより通信可能なX線インタフェースが存在するかを問い合わせる。通信可能なX線インタフェースが存在すれば、当該X線インタフェースは、上記問い合わせに応じて、通信可能であることをFPD101に返信する。これにより、FPD101は、同期撮像方式の撮像処理が可能であると判定する。
ステップS205において、FPD101は、自らに対して同期撮像方式の設定を行う。この設定を行うことにより、FPD101は、コンソール102からのX線照射待ち状態への移行指示に応じてX線画像データを取得することが可能な状態となる。
ステップS206において、FPD101は、コンソール102に対して同期撮像方式の設定を行うよう指示する。これにより、コンソール102は、ユーザからX線照射指示を受けた場合、FPD101に対して照射待ち状態に移行することを指示する。FPD101は、コンソール102からの指示に応じて照射待ち状態に移行すると、X線発生装置103に対して照射許可信号を送信し、X線画像データを撮像する。その後、FPD101は、ユーザからX線照射終了の指示を受けるか、又は、最大照射時間に達した場合、X線発生装置103からのX線照射を終了させ、コンソール102に対してX線画像データを転送する。
ステップS207において、FPD101は、自らに対して非同期撮像方式の設定を行う。ステップS208において、FPD101は、コンソール102に対して非同期撮像方式の設定を行うよう指示する。これにより、コンソール102において非同期撮像方式が設定される。
以上のように、同期撮像方式又は非同期撮像方式への切り替えが完了した後、ステップS209において、コンソール102は、ユーザの操作に応じて、切り替えられた撮像方式に使用するFPD101を登録する。このとき、第1の実施形態と同様に、切り替えられた撮像方式に対応していないFPD101をユーザが登録しようとした場合、コンソール102は、登録しようとしているFPD101が当該撮像方式に対応しておらず、撮像が不可能であることをユーザに対して通知するようにしてもよい。
第2の実施形態においては、FPD101においてX線インタフェース104が接続されているか否かを検知し、その結果に応じて、撮像方式を切り替えるようにしている。これにより、第2の実施形態によれば、ユーザの操作を要することなく、適切な撮像方式でX線画像データを撮像することが可能となる。また、ステップS209においては、切り替えられた撮像方式にFPDが対応していない場合、その旨を通知するようにしているため、撮像方式に非対応のFPDでX線画像データが撮像されてしまうことを未然に防ぐことが可能となる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、アクセスポイントを介してコンソールとFPDとが無線通信が可能な例について説明する。
図6は、第3の実施形態に係るX線画像撮像システムの構成を示す図である。図6に示すように、第3の実施形態に係るX線画像撮像システムは、無線通信可能な可搬型のX線画像撮像装置であるFPD401と、本X線画像撮像システムをコントロールするコンソール402と、X線を照射するX線発生装置403と、コンソール402とX線発生装置403間の信号等のやりとりを制御するX線インタフェース404と、FPD401とコンソール402間における無線通信を中継するアクセスポイント405とを備える。
図7は、上述の構成の具体例を示す図である。図6のFPD402は図7のFPD120に、図6のコンソール402は図7のコンソールPC110に、図6のX線発生装置403は図7のX線発生装置140に、図6のX線インタフェース404は図7のX線インタフェース103に、図6のアクセスポイント405は図7の無線通信部170に、それぞれ対応する。本実施形態においては、コンソールPC110がFPDと通信を行う際の中継器となる無線通信部170が存在する。
無線通信部170は、通信情報設定部171と通信部172を備える。ハードウェア無線通信部170とは、一般的な据え置き型の無線通信部のことで、無線LANを用いて端末間を接続するための電波中継器のことを指す。一般的に有線LANとの接続機能を持つものが多く、コンソール110と接続して、FPD120に対する無線通信の中継器として用いる。
通信情報設定部171は無線通信部内部にもつメモリにFPD120と無線通信を行うために必要な情報を保存する。基本的には、入力部160からユーザからコンソールPC110に設定された情報を通信情報設定部171へ有線接続を通じて通知する。
通信部172は内部のアンテナ部とコンソールPC110と接続された有線ケーブルを通じて、通信情報設定部171の情報を用いて信号のやりとりを行う。
以下、図8を参照しながら、第3の実施形態に係るX線画像撮像システムの処理についいて説明する。なお、図8のステップS301〜S309の処理は、コンソール402内において、CPUがROM等の記録媒体から必要なプログラム及びデータを読み出して実行することにより実現する処理である。また、図8のS310〜S313の処理は、FPD内において、CPUがROM等の記録媒体から必要なプログラム及びデータを読み出して実行することにより実現する処理である。
ステップS301において、コンソール402は、アクセスポイント405に対して通信設定情報を設定する。通信設定情報には、アクセスポイント405のIPアドレス、アクセスポイント405を識別するためのID情報、暗号化情報、及び、利用する通信帯域等が含まれる。アクセスポイント405に対して通信設定情報を設定する際には、コンソール102は、ユーザの操作に応じて通信設定情報を入力し、TCP/IP通信等でアクセスポイント405に通信設定情報を送信する。これにより、アクセスポイント405において通信設定情報が設定される。なお、複数のアクセスポイント405が接続されている場合には、コンソール402は、各アクセスポイント405に対して通信設定情報を設定する。
ステップS302において、コンソール402は、第1の実施形態における図3のステップS101と同様に、X線インタフェース404に対して通信設定情報を設定する。ステップS303において、コンソール402は、第1の実施形態における図3のステップS102と同様に、FPD401に対して通信設定情報を設定する。このとき、コンソール402は、使用するアクセスポイント405に関する情報もFPD401に対して通知する。これにより、FPD401は、当該アクセスポイント405を介してコンソール402と無線通信を行うことが可能となる。なお、第1及び第2の実施形態と同様に、X線インタフェース404及びFPD401に対する通信設定情報の設定順序は、上記の順序に限定されない。FPD401に対して通知されるアクセスポイント405に関する情報には、各アクセスポイント405の識別ID、及び、その識別IDに対応するアクセスポイント405のIPアドレス等が含まれる。また、複数のアクセスポイント405が接続されている場合には、全てのアクセスポイント405に関する情報がFPD101に対して通知される。なお、図8のステップS304〜S309の処理は、図3のステップS103〜S108と同様の処理であるため、説明を省略する。
ステップS310において、FPD401は、コンソール402から通知されたX線インタフェース404のIPアドレスに対し、アクセスポイント405を介してpingを送信する。ステップS311において、FPD401は、タイムアウト時間内にpongを受信したか否かを判定する。FPD401がX線インタフェース404からpongを受信した場合(ステップS306及びS307において同期撮像方式が設定された場合)、処理はステップS312に移行する。一方、FPD401がX線インタフェース404からpongを受信していない場合(ステップS308及びS309において非同期撮像方式が設定された場合)、処理はステップS313に移行する。ステップS312において、FPD401は、上記アクセスポイント405を、X線インタフェース404を介してX線発生装置403と無線通信を行うための中継器(中継装置)として選択する。ステップS313において、FPD401は、ユーザの操作に応じて選択されたアクセスポイント405を、X線インタフェース404を介してX線発生装置403と無線通信を行うための中継器として選択する。
これにより、ユーザの操作を要することなく、X線インタフェース404と通信するためのアクセスポイント405を適切に選択することが可能となり、作業効率を向上させることができる。なお、ステップS306及びS307の処理、又は、ステップS308及びS309の処理の後に、図3のステップS109におけるFPDの登録処理を追加してもよい。また、本実施形態では、コンソール402がX線インタフェース404との通信接続を判定し、その結果に応じて撮像方式を設定しているが、第2の実施形態のように、その機能をFPD401に実行させるようにしてもよい。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。第1乃至第3の実施形態では、X線インタフェース404が接続されているか否かを検知し、その結果に応じて撮像方式を切り替えるようにしている。これに対し、第4の実施形態は、無線通信を行う際の中継器となるアクセスポイントが接続されているか否かを検知し、その結果に応じて撮像方式を切り替えるものである。以下、複数のアクセスポイントが存在し、且つ、ハードウェアアクセスポイントとソフトウェアアクセスポイントとが混在する場合を例に挙げて、第4の実施形態について説明する。
図9に基づき実施形態にかかるX線画像撮像システムの構成を説明する。図9の例では、図7の例と異なり、専用のハードウェアで構成されたハードウェアアクセスポイントである無線通信部170と、通信回路及びCPUにより実行されるソフトウェアプログラムにより構成されたソフトウェアアクセスポイントであるソフトウェア無線通信部117とを有する。ここで、ハードウェアアクセスポイントとは、据え置き型のアクセスポイントのことであり、無線LANを用いて端末間を接続するための中継器を意味する。ハードウェアアクセスポイントは、有線LANとの接続機能を持つものが多く、コンソール402と接続して、FPD401に対する無線通信の中継器として用いられる。一方、ソフトウェアアクセスポイントとは、ハードウェアアクセスポイントの機能をソフトウェアとして実装したものであり、コンピュータ等にハードウェアアクセスポイントの役割を担わせることが可能となる。ソフトウェアアクセスポイントの代表的なものとして、Virtual Wifiやテザリングといった技術が開発されている。これにより、コンピュータ及びハードウェアアクセスポイントの双方が必要なシステム構成から、コンピュータのみのシステム構成に変更することが可能となり、X線画像撮像システムの可搬性を向上させることができる。
以下、図10を参照しながら、本発明の第4の実施形態に係るX線画像撮像システムの処理について説明する。なお、図10のステップS401〜S409の処理は、コンソール402内において、CPUがROM等の記録媒体から必要なプログラム及びデータを読み出して実行することにより実現する処理である。
ステップS401において、第3の実施形態における図8のステップS301と同様に、コンソール402は、アクセスポイント405に対して通信設定情報を設定する。ソフトウェアアクセスポイントは、ハードウェアアクセスポイントの場合と同様、IPアドレスやアクセスポイントを識別するための情報が必要となる。従って、IPアドレスや識別ID等の、ハードウェアアクセスポイント及びソフトウェアアクセスポイントを識別可能な情報を設定することにより、コンソール402やFPD401で使用するアクセスポイント405がハードウェアアクセスポイントであるか、ソフトウェアアクセスポイントであるかを識別することができる。ハードウェアアクセスポイントであるかソフトウェアアクセスポイントであるかを識別する方法としては、例えばアクセスポイントのEEIDに識別可能なキーワードを加えておく等がある。
ステップS402において、コンソール402は、第3の実施形態における図8のステップS302と同様に、X線インタフェース404に対して通信設定情報を設定する。ステップS403において、コンソール402は、第3の実施形態における図8のステップS303と同様に、FPD401に対して通信設定情報を設定する。
ステップS404において、コンソール402は、ハードウェアアクセスポイント及びソフトウェアアクセスポイント夫々に対して、pingを送信する。ステップS405において、コンソール402は、タイムアウト時間内にハードウェアアクセスポイント及びソフトウェアアクセスポイントからpongを受信したか否かを判定する。ハードウェアアクセスポイントからpongを受信した場合、コンソール402は、ハードウェアアクセスポイントとの通信が可能であると判定する。この場合、処理はステップS406に移行する。一方、ハードウェアアクセスポイントからpongを受信しておらず、且つ、ソフトウェアアクセスポイントからpongを受信した場合、コンソール402は、ソフトウェアアクセスポイントのみとの通信が可能であると判定する。この場合、処理はステップS408に移行する。
ステップS406において、コンソール402は、自らに対して同期撮像方式の設定を行う。ステップS407において、コンソール402は、ハードウェアアクセスポイントを介して、FPD101に対して同期撮像方式の設定を行うよう指示する。なお、該当するハードウェアアクセスポイントが複数存在する場合、第3の実施形態のように、X線インタフェース404と通信可能なアクセスポイントが選択される。
ステップS408において、コンソール402は、自らに対して非同期撮像方式の設定を行う。ステップS409において、コンソール402は、ソフトウェアアクセスポイントを介して、FPD101に対して非同期撮像方式の設定を行うよう指示する。なお、該当するソフトウェアアクセスポイントが複数存在する場合、ユーザの操作に応じて、複数のソフトウェアアクセスポイントから任意のソフトウェアアクセスポイントが選択可能であるものとする。なお、ステップS406及びS407の処理、又は、ステップS408及びS409の処理の後に、図3のステップS109におけるFPDの登録処理を追加してもよい。
ここでは、ハードウェアアクセスポイントとの通信を検知することにより同期撮像方式に切り替える方法について説明したが、他の実施形態として、ソフトウェアアクセスポイントとの通信が検知することにより同期撮像方式に切り替えるようにしてもよい。また、このように、どのアクセスポイントとの通信接続が検知された場合に同期撮像方式に切り替えるかを、ユーザが任意に選択できるようにしてもよい。
本実施形態では、ハードウェアアクセスポイントとの通信が可能である場合には、X線画像撮像システムの可搬性を特に考慮せず、安定した撮像処理及び通信処理を実現するため、同期撮像方式を選択する。一方、ソフトウェアアクセスポイントのみとの通信が可能である場合には、必要な装置を極力少なくし、X線画像撮像システムの可搬性を重要視することを考慮し、非同期撮像方式を選択する。これにより、よりユーザ満足度の高いシステム構築が可能となる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101、401:FPD、102、402:コンソール、103、403:X線発生装置、104、404:X線インタフェース、405:アクセスポイント
Claims (10)
- 放射線撮影装置と放射線発生装置とが同期をとって放射線画像データを撮像する同期撮像方式と、前記放射線撮影装置が前記放射線発生装置と同期をとることなく放射線画像データを撮像する非同期撮像方式とのうちの何れの撮像方式で放射線画像データを撮像するかを前記放射線発生装置との通信状態に基づいて判定する判定手段と、
前記判定手段により判定された撮像方式で放射線画像データを撮像するように前記放射線撮影装置を設定する設定手段とを有することを特徴とする撮像制御装置。 - 前記判定手段は、前記放射線発生装置と通信が接続されているか否かに応じて、同期撮像方式と非同期撮像方式のうちの何れの撮像方式で撮像するかを判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像制御装置。
- 前記設定手段により設定された撮像方式に使用される、放射線画像データを撮像する撮像装置を登録する登録手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像制御装置。
- 前記登録手段により登録される撮像装置が前記設定手段により設定された撮像方式に対応していない場合、その旨を通知する通知手段を更に有することを特徴とする請求項3に記載の撮像制御装置。
- 前記撮像制御装置は、放射線画像データを撮像する撮像装置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像制御装置。
- 中継装置を介して前記放射線発生装置との無線通信が接続されているか否かに応じて、当該中継装置を前記放射線発生装置との無線通信を行う際の中継装置として選択する選択手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の撮像制御装置。
- 前記判定手段は、前記放射線発生装置との無線通信に使用される中継装置に応じて、同期撮像方式と非同期撮像方式とのうちの何れの撮像方式で撮像するかを判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像制御装置。
- 前記判定手段は、前記中継装置がハードウェアアクセスポイントである場合、同期撮像方式で撮像すると判定し、前記中継装置がソフトウェアアクセスポイントである場合、非同期撮像方式で撮像すると判定することを特徴とする請求項7に記載の撮像制御装置。
- 撮像制御装置の制御方法であって、
放射線撮影装置と放射線発生装置とが同期をとって放射線画像データを撮像する同期撮像方式と、前記放射線撮影装置が前記放射線発生装置と同期をとることなく放射線画像データを撮像する非同期撮像方式とのうちの何れの撮像方式で放射線画像データを撮像するかを前記放射線発生装置との通信状態に基づいて判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより判定された撮像方式で放射線画像データを撮像するように前記放射線撮影装置を設定する設定ステップとを有することを特徴とする撮像制御装置の制御方法。 - 放射線撮影装置と放射線発生装置とが同期をとって放射線画像データを撮像する同期撮像方式と、前記放射線撮影装置が前記放射線発生装置と同期をとることなく放射線画像データを撮像する非同期撮像方式とのうちの何れの撮像方式で放射線画像データを撮像するかを前記放射線発生装置との通信状態に基づいて判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより判定された撮像方式で放射線画像データを撮像するように前記放射線撮影装置を設定する設定ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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