JP6817750B2 - 放射線撮像装置、および放射線撮像装置の制御方法 - Google Patents

放射線撮像装置、および放射線撮像装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、被写体を透過した放射線を画像として取得する技術に関する。
従来、放射線発生装置から放射線を被写体に照射し、被写体を透過した放射線をデジタル化することによりデジタル画像(放射線画像)を得る放射線撮像装置が製品化されている。放射線撮像装置は、得られた放射線画像に対して画像処理を施すことにより、鮮明な画像を得ることが可能である。放射線撮像装置は、このようにして得られた画像を、制御コンピュータ等の制御装置に転送することにより、制御装置側では、医療画像診断や保存が可能となる。
放射線撮像装置の中には、放射線を信号電荷(電気信号)に変換する変換素子と、当該電気信号を外部に転送するTFT(Thin Film Transistor)などのスイッチ素子とで構成される画素を、二次元に配列したセンサアレイを用いるものもある。このような放射線撮像装置は、TFTなどのスイッチ素子を用いて変換素子で変換された信号電荷を読出し、読み出した電荷量からデジタル画像を形成する。また、このような放射線撮像装置は、従来のX線フィルムやイメージングプレートを用いた放射線撮像装置に比べて、即時性が高く、1枚の放射線画像だけでなく、リアルタイムに映像を投影する透視撮影も行うことが可能となる。
透視撮影とは、具体的には、連続的または周期的に放射線を照射することにより連続的画像を得る撮影である。透視撮影により得られた連続的画像により、被写体の動きを観察することが可能である。透視撮影は、撮影部位などにより、異なる撮影モードで行われ得る。例えば、被写体の撮影部位が心臓のように動きの速い部位である場合には、小視野で高速撮影が望ましく、また、被写体の撮影部位が頭部のように動きの少ない部位である場合には、広視野かつ低速撮影が望ましい。
特表2006−523125号公報
透視撮影のように、周期的に放射線を照射して撮影を行う場合、放射線照射時間は、単位時間当たりに表示される画像枚数(以下、フレームレートという)に応じて決定される。透視撮影では、単位時間あたりの照射線量がフレームレートに依存するため、制限されてしまう。
特に高速(高フレームレート)で撮影を行う場合、放射線の照射時間は短くなるので、単位時間あたりの照射線量は少なくなる。照射線量が不足すると、画像自体が出力されないことがあり、再撮影や誤診につながるリスクがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、小視野かつ高速で撮影を行う場合であっても、放射線撮影のための線量を充分に確保することを目的とする。
上記目的を達成するための一手段として、本発明の放射線撮像装置は以下の構成を有する。すなわち、複数の画素が行列状に配置されたセンサアレイと、周期的なパルス列からなる同期信号と、前記同期信号に同期したタイミング制御信号とに基づいて、前記画素に電荷を蓄積する蓄積動作と前記画素に蓄積された電荷を読み出す読み出し動作とを周期的に行う制御部と、を有する放射線撮像装置であって、前記制御部は、前記同期信号に対する前記タイミング制御信号の位相を変えることによって、1周期内における、前記蓄積動作を行う期間と前記読み出し動作を行う期間との比率を変える。
本発明によれば、小視野かつ高速で撮影を行う場合であっても、放射線撮影のための線量を充分に確保することが可能となる。
第1の実施形態における放射線撮像システムの構成例を示す図。 放射線撮像装置内の放射線検出部の構成例を示す図。 第1の実施形態における放射線撮影のフローチャート。 第1の実施形態におけるモードチェンジのタイミングチャートを示す模式図。 第1の実施形態における放射線撮影のタイミングチャートを示す模式図。
[第1の実施形態]
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態における放射線撮像装置を含む放射線撮像システムについて説明する。図1は、第1の実施形態における放射線撮像システム100の構成例を示す図である。放射線撮像システム100は、放射線源101、放射線発生装置102、制御装置103、および放射線撮像装置104から構成される。
放射線源101は、放射線を照射する。放射線発生装置102は、放射線源101を制御する。制御装置103は、操作者による操作部(不図示)への入力等に基づいて、放射線撮像装置104および放射線発生装置102を制御する。また、制御装置103は、操作者による操作部(不図示)への入力等に基づいて、放射線撮像装置104から受信した撮影画像の収集や表示、撮影オーダー受付、撮影情報、患者情報等の登録等を行う。制御装置103は、例えばLAN(Local Area Network)からなる院内LAN105に接続される。また、院内LAN105には、HIS/RIS106が接続されている。HISは、Hospital Information System(病院情報システム)の略であり、RISは、Radiology Information System(放射線情報システム)の略である。制御装置103とHIS/RIS106は、相互通信可能であり、放射線画像の撮影オーダーや、撮影情報、及び撮影画像データのやりとりを可能とする。
放射線撮像装置104は、駆動制御部110、放射線検出部111、タイミング制御部112、記憶部113、および電源114から構成される。駆動制御部110は、撮影や通信動作を制御する。放射線検出部111は、放射線を検出し画像データを生成する。放射線検出部111による画像データ生成動作については、図2を参照して後述する。タイミング制御部112は、制御装置103から受信した同期信号に基づいて、電荷(放射線)の蓄積および読出しタイミングを、生成または制御する。記憶部113は、撮影画像や撮影情報の保存に使用される。
制御装置103は、放射線撮像制御部120、放射線発生制御部121、同期信号生成部122、および表示部123から構成される。表示部123は、制御装置に内蔵されていても外付けされていても良い。放射線撮像制御部120は、放射線撮像装置104の画像取得のタイミングや条件などの制御を行う。放射線発生制御部121は、放射線発生装置102の放射線の照射のタイミングや条件などの制御を行う。同期信号生成部122は、登録されている撮影情報等の情報に基づいて、放射線撮像システム100の同期信号を生成する。表示部123は、撮影画像や撮影情報を表示する。
制御装置103と放射線撮像装置104間、および制御装置103と放射線発生装置102間は、RS232C、USB、イーサネット(登録商標)などの規格を用いたケーブル接続通信、専用信号線、および無線通信のいずれか、または複数の手段により、情報のやりとりを可能とする。制御装置103と放射線撮像装置104間では、例えば画像データ、画像取得条件設定や装置状態取得などの制御通信、および画像取得タイミングや放射線照射可能タイミングの通知など同期のための信号のやりとりを行う。また、制御装置103と放射線発生装置102間では、例えば放射線照射条件の設定、放射線発生装置の状態取得、実際の照射情報などの制御通信、および放射線照射タイミングの通知などの同期のための信号のやりとりを行う。
図2は、放射線撮像装置104の放射線検出部111の構成例を示す。放射線検出部111は、複数の行および複数の列を構成するように2次元アレイ状に配列された複数の画素207からなるセンサアレイ204を有する。センサアレイ204上の複数の画素207は、例えばTFT208および光電変換素子209から構成され、各画素207上には例えば蛍光体が設けられて形成される。この場合、放射線検出部111に入射した放射線は、蛍光体で可視光に変換され、変換された可視光が各画素の光電変換素子209に入射し、各光電変換素子209において、可視光に応じた電荷が生成される。なお、本実施形態では、上述した蛍光体及び光電変換素子によって入射した放射線を電荷に変換する変換素子を構成する形態として説明する。ただし、例えば蛍光体を設けずに、入射した放射線を直接電荷に変換する、いわゆる直接変換型の変換素子を構成する形態であってもよい。TFT208のONとOFFの切替えにより、電荷(放射線)の蓄積と電荷の読み出しが実施され、放射線画像を取得することができる。
放射線検出部111の2次元センサアレイ204上のある行上の画素は、ドライブ回路201により駆動線211にTFTのON電圧が印加されることで、行上の各画素のTFTがONになり、電荷がそれぞれの信号線210を通してサンプルホールド回路202に保持される。その後、保持された電荷は、読出し回路212内のマルチプレクサ203を介して順次読出され、アンプ205により増幅された後、A/D変換器206によりデジタル値の画像データに変換される。また、電荷の読み出しが終了した行は、ドライブ回路201により駆動線211にTFTのOFF電圧が印加されることにより、行上の各画素は電荷の蓄積に戻る。
このように、ドライブ回路201がセンサアレイ204上の各行を順次ドライブして走査を行い、最終的に全ての画素出力の電荷がデジタル値に変換される。これにより、放射線検出部111は、放射線画像データを読み出すことができる。このような蓄積動作や読出し動作等の制御は、駆動制御部110により行われる。デジタル値に変換された画像データは、図1における記憶部113に格納される。
透視撮影の場合は、放射線検出部111の読出し回路212は、フレームレートに従って、読出し動作を繰り返す。センサアレイ204に放射線が照射されている期間は、蓄積動作を行うため、読出し動作は行わない。蓄積動作中は、読出し動作をおこなわないため、消費電力の観点から読出し回路212の電源をOFFにしてもよいし、画像アーチファクトの観点から電源をONの状態を維持してもよい。
本実施形態における放射線撮像装置104は、以下に説明するタイミングで電荷の蓄積動作と読出し動作を切り替えて放射線撮影を行う。図3を参照して、本実施形態における放射線撮影の手順を説明する。図3は、本実施形態における放射線撮像装置による放射線撮影のフローチャートである。
S101において、操作者は、放射線発生装置102、放射線撮像装置104、制御装置103の電源を投入し、患者を放射線撮像システム100内の所定の撮影位置にセットする。また、制御装置103は、操作者による操作を介して、または、院内LAN105を経由して、撮影オーダーを受け付ける。続いて、制御装置103の放射線撮像制御部120は、操作者による操作を介して、または、院内LAN105を経由して、患者情報や撮影情報を取得する。本実施形態において、撮影情報は、画像サイズ、画像トリミングの有無、フレームレートなどの変動要素がある撮影モードの情報、撮影モードが変更したかを示すモードチェンジ信号といった要素を含むものとする。なお、画像トリミングとは、検出(読出し)可能な画像領域内での所定の一部分の有効領域(有効画素領域)をトリミングすることである。画像トリミングすることにより、小視野の画像が得られる。本実施形態では、画像トリミングのために、放射線撮像装置104の読出し回路212から検出(読出し)可能な画像領域の読出しを行うが、放射線撮像装置104から制御装置103へ、画像トリミングされた領域以外の領域の画像出力及び画像表示は行われないものとする(検出(読出し)可能な画像領域に対する読出しのための駆動は行われるが、実データの読出し時間は短くなる)。このような制御により、放射線撮像装置104の制御を変更せずに画像サイズを変更することが可能となる。また、制御装置103の同期信号生成部122において、同期信号を生成し、放射線発生制御部121から放射線発生装置102へ送信する。
また、制御装置103の同期信号生成部122は、患者情報や撮影情報に基づいて、同期信号を生成する。同期信号生成部122は、生成した同期信号を、放射線撮像装置104へ送信する。なお、同期信号は、制御装置103以外の外部装置により生成されて、例えば制御装置103を経由して放射線撮像装置104へ送信されてもよい。また、放射線発生制御部121は、同期信号生成部122により生成された同期信号を放射線発生装置102へ送信する。放射線発生装置102は、受信した同期信号に従って、放射線源101による放射線の照射を制御する。
S102において、放射線撮像装置104は、制御装置103(もしくは制御装置103以外の装置)から撮影情報と同期信号を受信する。なお、制御装置103は、操作者による操作を介して、または、院内LAN105を経由して、定期的に、または、撮影情報に含まれる要素が変更された場合に、撮影情報を放射線撮像装置104へ送信し、放射線撮像装置104はそれを受信するものとする。
S103において、放射線撮像装置104のタイミング制御部112は、制御装置103から受信した撮影情報に含まれる撮影モードを参照して、画像トリミングの有無を判定する。画像トリミング無の場合は(S103でNo)、タイミング制御部112は、制御装置103から受信した同期信号のタイミングに基づいて、放射線撮影を制御するためのタイミング制御信号(第1のタイミング制御信号)を生成する(S104)。
S105において、画像トリミング有の場合は(S103でYes)、タイミング制御部112は、制御装置103から受信した同期信号のタイミングを一定時間早めた(もしくは遅くした)タイミングに基づいて、放射線撮影を制御するためのタイミング制御信号(第2のタイミング制御信号)を生成する。一定時間は、一例として、制御装置103から受信された撮影情報に含まれる撮影モードを参照して決定され、フレームレートと有効画像領域の読出し時間などに依存する。
S106において、放射線撮像装置104は、S103およびS104で生成されたタイミグ制御信号に基づいて放射線撮影処理を開始する。第1のタイミング制御信号および第2のタイミング制御信号に基づく放射線撮影処理については、図4と図5を参照して後述する。
S107において、放射線撮像装置104が、制御装置103からモードチェンジ信号を含む撮影情報を受信した場合、撮影モードが変更されたこととなり、処理はS103へ戻る。放射線撮像装置104が、制御装置103からモードチェンジ信号を受信せず(S107でNo)、制御装置103から撮影終了のトリガ信号(終了信号)または当該信号を含む撮影情報を受信していない(S108でNo)の間は、放射線撮像装置104は、現在のタイミング制御信号に基づいて放射線撮影を継続する。なお、放射線撮像装置104は、ハイレベルのモードチェンジ信号を撮影情報とは別に受信してもよく、この場合、処理はS102へ戻り、撮影情報の受信に応じて、S103以降の処理を行っても良い。
S108において、放射線撮像装置104が制御装置103から撮影終了のトリガ信号(終了信号)または当該信号を含む撮影情報を受信した場合(S108でYes)、撮影終了となる。撮影が終了した場合、次の撮影準備として、放射線撮像装置104は駆動され続けてもよい。
図4は、本実施形態における撮影モードの変更(モードチェンジ)による放射線撮影のための蓄積動作と読出し動作の切り替えのタイミングチャートを示す模式図である。なお、このタイミングチャートは、画像トリミング無の撮影モードで開始されているものとする。
放射線撮像装置104のタイミング制御部112は、制御装置103から受信したタイミング信号に基づいて、タイミング制御信号(S13)を生成する(S104の第1のタイミング制御信号)。画像トリミング無の場合、放射線撮像装置の動作状態(S14)は、タイミング制御信号(S13)に従い、読出動作(T12−T11)と蓄積動作(T13−T12)を繰り返す。すなわち、駆動制御部110は、同期信号とタイミング制御信号に基づいて、放射線検出部111が、読出動作(T12−T11)と蓄積動作(T13−T12)を同期信号の間隔内で繰り返すよう、駆動信号を放射線検出部111に提供する。
モードチェンジ信号(S12)がハイレベルとなると、放射線撮像装置の動作状態(S14)は、モードチェンジ(図4では、MC)状態となる。モードチェンジ状態中は、制御装置103から送信される撮影情報に含まれる撮影モードの情報に基づいて、画像トリミング有無を判定する。判定の結果、画像トリミング有の場合、タイミング制御信号(S13)を一定時間早める(S105の第2のタイミング制御信号)。放射線撮像装置の動作状態(S14)は、読出動作(T15−T14)と蓄積動作(T16−T15)を繰り返す。すなわち、駆動制御部110は、同期信号とタイミング制御信号に基づいて、放射線検出部111が、読出動作(T15−T14)と蓄積動作(T16−T15)を同期信号の間隔内で繰り返すよう、駆動信号を放射線検出部111に提供する。これにより、蓄積動作時間(T16−T15)は、モードチェンジ前の蓄積動作時間に対して長くなる。すなわち、読出しのための時間以外の時間は、有効に蓄積のために使用される。また、同期信号(S11)に対しての読出動作の開始タイミング(T11、T14)は、変わらず、蓄積動作の終了タイミング(T13、T16)は、変わらない。よって、モードチェンジ前後で、同期信号(S11)の周期に読出動作と蓄積動作が収まる。
図5は、本実施形態における放射線撮影のタイミングチャートを示す模式図である。制御装置103が放射線撮像装置104へ同期信号(S1)とフレームレート、画像サイズなどの撮影情報を送信すると、放射線撮像装置104のタイミング制御部112は、受信した撮影情報に基づいて、タイミング制御信号を生成する。
画像トリミング無しの場合、タイミング制御部112は、トリミング無し時のタイミング制御信号(S2)を生成する(S104の第1のタイミング制御信号)。トリミング無し時のタイミング制御信号(S2)は、有効画素領域の動作状態1(S3)に同期し、ハイレベル時に読出動作(T3−T5)、ローレベル時に蓄積動作を行うように制御される(T5−T6)。有効画素領域とは、放射線撮像装置104から制御装置103に送信される画像領域のことである。画像トリミング無しの場合、読出し可能な画素領域全体が有効画素領域となる。有効画素領域の動作状態1(S3)は、制御装置103からの同期信号(S1)の周期に読出動作と蓄積動作がおさまる。制御装置103からの同期信号(S1)に1フレームの動作がおさまることで、放射線撮像システム100の制御が容易になる。
画像トリミング有りの場合、タイミング制御部112は、トリミング有り時のタイミング制御信号(S4)を生成する。トリミング有り時のタイミング制御信号(S4)は、制御装置103からの同期信号(S1)に同期し、かつ一定時間早く立ち上がるように生成される(T2−T1)(S105の第2のタイミング制御信号)。一定時間早く立ち上がることで、有効画素領域の動作状態2(S5)は、制御装置103からの同期信号(S1)の周期に収まる。また、トリミング有り時のタイミング制御信号(S4)により、制御装置103からの同期信号(S1)のトリガ(T3)で、読出動作が開始され、ハイレベルからローレベルへの切替え時(T4)に蓄積動作が開始される。次の制御装置103からの同期信号(S1)で、蓄積動作を終了する。
なお、図5の例では、トリミング無し時のタイミング制御信号(S2)とトリミング有り時のタイミング制御信号(S4)は、ハイレベルとローレベルを有するが、これに代えて、それぞれ所定のレベルを有してもよい。例えば、トリミング無し時のタイミング制御信号(S2)のハイレベルとローレベルに代えて、第1のレベルと第2のレベルとし、トリミング有り時のタイミング制御信号(S4)のハイレベルとローレベルを、第3のレベルと第4のレベルとしてもよい。
このように、本実施形態によれば、小視野かつ高フレームレートにおいても充分な線量を確保することが可能となり、放射線源の性能に依存しないので、放射線撮像システムとしてのコストダウンにつながる。また、同期信号から読出し開始までの時間を短くすることにより、画像表示におけるストレスがなくなるという効果もある。
なお、前述した実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:放射線撮像システム、101:放射線源、102:放射線発生装置、103:制御装置、104:放射線撮像装置、105:院内LAN、106:HIS/RIS、110:駆動制御部、111:放射線検出部、112:タイミング制御部、113:記憶部、114:電源、120:放射線撮像制御部、121:放射線発生制御部、122:同期信号生成部、201:ドライブ回路、202:サンプルホールド回路、203:マルチプレクサ、204:センサアレイ、205:アンプ、206:A/D変換器、207:画素、208:TFT、209:光電変換素子、210:信号線、211:駆動線、212:読出し回路

Claims (14)

  1. 複数の画素が行列状に配置されたセンサアレイと、
    周期的なパルス列からなる同期信号と、前記同期信号に同期したタイミング制御信号とに基づいて、前記画素に電荷を蓄積する蓄積動作と前記画素に蓄積された電荷を読み出す読み出し動作とを周期的に行う制御部と、を有する放射線撮像装置であって、
    前記制御部は、前記同期信号に対する前記タイミング制御信号の位相を変えることによって、1周期内における、前記蓄積動作を行う期間と前記読み出し動作を行う期間との比率を変えることを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 複数の画素が行列状に配置されたセンサアレイと、
    周期的なパルス列からなる同期信号と、前記同期信号に同期したタイミング制御信号とに基づいて、前記画素に電荷を蓄積する蓄積動作と前記画素に蓄積された電荷を読み出す読み出し動作とを、所定の周期で行う制御部と、を有する放射線撮像装置であって、
    前記制御部は、指定された撮影部位に応じて、前記同期信号に対する前記タイミング制御信号の位相を変えることによって、前記周期を保持して、前記蓄積動作を行う期間と前記読み出し動作を行う期間を変えることを特徴とする放射線撮像装置。
  3. 前記制御部は、前記センサアレイの読み出し可能な領域におけるトリミングによる部分領域の範囲に応じて、前記同期信号に対する前記タイミング制御信号の位相を変える請求項1記載の放射線撮像装置。
  4. 前記制御部は、前記同期信号の1周期内で、前記蓄積動作と前記読み出し動作とを行う請求項1又は2記載の放射線撮像装置。
  5. 前記同期信号に同期して、前記読み出し動作の開始、又は前記蓄積動作の終了が行われ、前記タイミング制御信号のパルスの立下りのタイミングで、前記読み出し動作の終了、又は前記蓄積動作の開始が行われる請求項1又は2記載の放射線撮像装置。
  6. 前記制御部は、前記センサアレイの読み出し可能な領域におけるトリミングによる部分領域の範囲に応じて、前記周期と、1周期内における前記蓄積動作を行う期間と前記読み出し動作を行う期間との比率とを変える請求項1記載の放射線撮像装置。
  7. 前記制御部は、前記周期に応じて、前記センサアレイの読み出し可能な領域におけるトリミングによる部分領域の範囲と、1周期内における前記蓄積動作を行う期間と前記読み出し動作を行う期間との比率とを変える請求項1記載の放射線撮像装置。
  8. 前記制御部は、前記蓄積動作を行う期間が変化しないように、前記周期と、前記比率とを変える請求項6記載の放射線撮像装置。
  9. 前記制御部は、前記蓄積動作を行う期間が変化しないように、前記範囲と、前記比率とを変える請求項7記載の放射線撮像装置。
  10. 前記制御部は、周期的なパルス列からなる同期信号と、前記同期信号に同期したタイミング制御信号とに基づいて、前記蓄積動作と前記読み出し動作とを行い、前記トリミングによる部分領域の範囲に応じて、前記同期信号に対する前記タイミング制御信号の位相を変える請求項6記載の放射線撮像装置。
  11. 前記制御部は、前記同期信号の1周期内における、前記蓄積動作を行う期間と前記読み出し動作を行う期間との比率とを変える請求項2記載の放射線撮像装置。
  12. 前記制御部は、前記蓄積動作を行う期間が変化しないように、前記周期と、前記比率とを変える請求項11記載の放射線撮像装置。
  13. 複数の画素が行列状に配置されたセンサアレイを有する放射線撮像装置の制御方法であって、
    周期的なパルス列からなる同期信号と、前記同期信号に同期したタイミング制御信号とに基づいて、前記画素に電荷を蓄積する蓄積動作と前記画素に蓄積された電荷を読み出す読み出し動作とを周期的に行うステップを有し、
    前記同期信号に対する前記タイミング制御信号の位相を変えることによって、1周期内における、前記蓄積動作を行う期間と前記読み出し動作を行う期間との比率を変えることを特徴とする放射線撮像装置の制御方法。
  14. 複数の画素が行列状に配置されたセンサアレイを有する放射線撮像装置の制御方法であって、
    周期的なパルス列からなる同期信号と、前記同期信号に同期したタイミング制御信号とに基づいて、前記画素に電荷を蓄積する蓄積動作と前記画素に蓄積された電荷を読み出す読み出し動作とを、所定の周期で行うステップを有し、
    前記ステップでは、指定された撮影部位に応じて、前記同期信号に対する前記タイミング制御信号の位相を変えることによって、前記周期を保持して、前記蓄積動作を行う期間と前記読み出し動作を行う期間を変えることを特徴とする放射線撮像装置の制御方法。
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