JP2012181316A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像調整処理を従来通りの精度を確保しつつ、ダウンタイムを増加させずに消費するトナー量を低減して行えるようにする。
【解決手段】 CPU1は、検出センサ5aからの検出により中間転写ベルトに形成された、画像形成装置の電源投入又は省エネモードからの復帰時、初期画像調整用のテストパターン画像を形成し、その主走査方向の位置ずれ量を算出し、それをRAM3に保存しておく。そして、経時画像調整用のテストパターン画像を形成する際、RAM3に保存された位置ずれ量に基づいて中間転写ベルトに形成するテストパターン画像の主走査方向の形成位置を補正すると共に、テストパターン画像の主走査方向の幅を初期画像調整用のときよりも小さい幅に補正する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、ファクシミリ装置、プリンタ、複写機及び複合機を含む画像形成装置に関する。
ファクシミリ装置、プリンタ、複写機及び複合機を含む画像形成装置において、色ずれ補正と濃度補正を含む画像調整処理は、中間転写ベルト上にトナーによるテストパターン(「画像調整用テストパターン」とも呼ぶ)を形成し、そのテストパターンをセンサで検出(「検知」とも呼ぶ)することにより行っている。
その際、テストパターンを検出するセンサの取り付け位置のずれや光ビーム走査光学系の温度変動などによる書き込み位置のずれが生じてもセンサでテストパターン検出が行えるように、テストパターンの主走査幅(センサに対して画像の主走査方向の幅)はセンサの検出領域に対して、常に十分な大きさを確保するように生成していた。
しかし、上述のようにセンサの検出領域に対して主走査幅の大きなテストパターンにすると、実際にはセンサで検出しない無駄なパターン領域を含むことになり、画像調整処理に使用するトナー消費量が多くなってしまい、トナーを浪費するという問題があった。
そこで従来、主走査方向の長さがそれぞれ異なるn個のトナーパターンからなる主走査方向形状補正用テストパターンを中間転写ベルトに形成し、反射型フォトセンサで各トナーパターンを検出し、反射型フォトセンサの検出値から画質調整用トナーパターンの主走査方向長さを決定することにより、画質調整処理時のトナー消費量を低減する画像形成装置(例えば、特許文献1参照)があった。
しかし、上述のような画像形成装置では、主走査方向形状補正用テストパターンを画質調整用パターンとは別に形成しなければならないため、トナー消費量を低減するという効果が薄れてしまうことに加え、余計なダウンタイムが増加するという問題があった。
そこで、画像調整処理の際に、センサでテストパターンを確実に検出しつつトナー消費量を低減するため、テストパターンの主走査幅を十分に確保しながらパターンの繰り返し回数を減らす方法がある。
しかし、この方法では、テストパターンの繰り返し回数が少ないために粗い補正しか行えず、色ずれ補正と濃度補正を含む画像調整の精度が低下してしまうという新たな問題が生じる。
そこで、他の方法として、主走査幅を十分に確保しつつ繰り返し回数を減らしたテストパターンによる粗い位置ずれ調整処理を行ってから、通常の繰り返し回数で生成した形状の小さいテストパターンによる調整処理を行う方法や、位置ずれを大まかに補正する粗調を行ってから細かく補正する微調を行うことにより、位置ずれ調整精度の確保と位置ずれ検知用パターンの検知の確実化する画像形成装置(例えば、特許文献2参照)があった。
しかし、それらの方法でも、結局は、2種類のテストパターンの両方で画像調整動作を実施しないと十分な精度が確保できず、その分画像調整のためのダウンタイムが増加してしまうという問題が生じるし、粗調と微調を2回行わなければならず、トナー消費量を低減するという効果が薄れてしまうことに加え、余計なダウンタイムが増加してしまうという問題があった。
このように、画像形成装置において画像調整処理を行う上では、(1)トナー消費量の低減、(2)従来同等の画像調整精度の確保、(3)ダウンタイムの低減の以上3つの課題がある。
しかし、それらの3つの課題はトレードオフの関係にあって、上述したように、従来の技術では、どれか1つの課題の解決を達成するものはあったが、3つ同時に達成するものは無かった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、画像調整処理を従来通りの精度を確保しつつ、ダウンタイムを増加させずに消費するトナー量を低減して行えるようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、複数の像担持体にそれぞれ形成された異なる色のトナー画像を中間転写体に順次重ね合わせて転写し、上記中間転写体にカラー画像を形成させる画像形成手段と、その画像形成手段によって上記中間転写体に上記カラー画像を形成させる際の画像形成条件を補正するためのパターン画像を形成させるパターン画像形成手段と、そのパターン画像形成手段によって上記中間転写体に形成されたパターン画像を検出するパターン画像検出手段と、そのパターン画像検出手段による検出結果に基づいて上記画像形成手段によって上記中間転写体に上記カラー画像を形成させる際の画像形成条件を補正する補正手段を備えた画像形成装置において、上記パターン画像検出手段による検出結果に基づいて上記パターン画像検出手段に対する上記中間転写体に形成されたパターン画像を形成する際の主走査方向の位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出手段と、その位置ずれ量算出手段によって算出された位置ずれ量を記憶する位置ずれ量記憶手段と、上記パターン画像形成手段に、上記中間転写体に上記パターン画像を形成する際、上記位置ずれ量記憶手段に記憶されている上記位置ずれ量に基づいて上記パターン画像検出手段に対する上記中間転写体に形成するパターン画像の主走査方向の形成位置を補正すると共に、上記パターン画像の主走査方向の幅を初期設定値よりも小さい幅に補正するパターン画像補正手段を設けた画像形成装置を提供する。
また、上記のような画像形成装置において、上記パターン画像は、上記画像形成手段によって上記中間転写体に上記カラー画像を形成させる際、上記中間転写体にそれぞれ転写される上記各像担持体のトナー画像同士に位置ずれが生じないようにする画像形成条件に補正するための位置ずれ補正用テストパターン画像にするとよい。
さらに、上記のような画像形成装置において、上記パターン画像は、上記画像形成手段によって上記中間転写体に上記カラー画像を形成させる際、上記各像担持体のトナー画像の濃度に差異が生じないようにする画像形成条件に補正するための濃度補正用テストパターン画像にするとよい。
また、上記のような画像形成装置において、予め設定された条件の時に上記パターン画像形成手段によって上記パターン画像を形成する際、上記パターン画像補正手段を無効にする手段を設けるとよい。
さらに、上記のような画像形成装置において、上記パターン画像検出手段が複数有り、その各パターン画像検出手段が上記中間転写体の主走査方向の異なる位置にある場合、上記位置ずれ量算出手段に、上記各パターン画像検出手段について、それぞれ上記パターン画像検出手段に対する上記中間転写体に形成されたパターン画像を形成する際の主走査方向の位置ずれ量を算出し、その各算出された位置ずれ量の平均値を、上記パターン画像検出手段に対する上記中間転写体に形成されたパターン画像を形成する際の主走査方向の位置ずれ量とする手段を設けるとよい。
また、上記のような画像形成装置において、上記パターン画像補正手段に、上記初期設定値よりも小さい幅w、上記パターン画像検出手段が上記パターン画像を検出するときに照射する光の検出スポット径r、及び予め設定された位置ずれ量dとした場合、w=r+(d×2)に基づいて上記初期設定値よりも小さい幅wを決定する手段を設けるとよい。
この発明による画像形成装置は、画像調整処理を従来通りの精度を確保しつつ、ダウンタイムを増加させずに消費するトナー量を低減して行うことができる。
この発明の一実施例の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す各検出センサの内部の概略構成を示す図である。 図1に示す画像形成装置の検出センサの内部構成と共に、画像形成装置の制御部における検出センサで検出したデータの処理を司る機能構成を示すブロック図である。
位置ずれ補正用パターン画像中の1組のマークと、その1組のマークの検出結果の波形例とを示す図である。 図4に示す位置ずれ補正用パターン画像の検出結果に基づくずれ量の算出の説明に供する位置ずれ補正用パターン画像の1組のマークを示す図である。
位置ずれ補正用テストパターン画像に対するパターン画像補正処理の説明に供するパターン画像の一例を示す図である。 同じく位置ずれ補正用テストパターン画像に対するパターン画像補正処理の説明に供するパターン画像の一例を示す図である。
濃度補正用テストパターン画像に対するパターン画像補正処理の説明に供するパターン画像の一例を示す図である。 同じく濃度補正用テストパターン画像に対するパターン画像補正処理の説明に供するパターン画像の一例を示す図である。
図3に示すCPUによるパターン画像補正処理を示すフローチャート図である。 複数の検出センサが中間転写ベルトの主走査方向の異なる位置にある場合に形成した位置ずれ補正用テストパターン画像の一例を示す図である。 経時画像調整用のテストパターン画像のパターン幅の説明図である。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施例の画像形成装置の構成を示すブロック図である。
この画像形成装置100は、例えば、ファクシミリ装置,印刷装置(プリンタ),複写機,及び複合機を含む画像処理装置であり、半導体レーザ光源、ポリゴンミラーなどの光学要素を含む光学装置101と、例えば、感光体(例えば、ドラム状の感光体、「感光体ドラム」という)、帯電装置、現像装置などを含む像形成部102と、中間転写ベルトなどを含む転写部103を含んで構成される。すなわち、この光学装置101と像形成部102と転写部103が、画像形成手段とパターン画像形成手段の機能を果たす。
光学装置101は、レーザダイオード(LD)を含む半導体レーザ光源である複数の光源(図示省略)から放出された光ビームBMを、ポリゴンミラー110により偏向させ、fθレンズを含む走査レンズ111a,111bに入射させている。
上記光ビームは、イエロー(Y),ブラック(K),マゼンタ(M),シアン(C)の各色の画像に対応した数が発生されていて、それぞれ走査レンズ111a,111bを通過した後、反射ミラー112y〜112cで反射される。
例えば、イエローの光ビームYは走査レンズ111aを透過して反射ミラー112yで反射されてWTLレンズ113yへ入射される。ブラック,マゼンタ,シアンの各色の光ビームK,M,Cについても同様なので説明を省略する。
WTLレンズ113y〜113cは、それぞれ入射された各光ビームY〜Cを整形した後、反射ミラー114y〜114cへと各光ビームY〜Cを偏向させ、その各光ビームY〜Cはさらに反射ミラー115y〜115cで反射され、それぞれ露光のために使用される光ビームY〜Cとして感光体ドラム(以下「感光体」と略称する)120y〜120cへと像状照射される。
感光体120y〜120cへの光ビームY〜Cの照射は、上述したように複数の光学要素を使用して行われるため、感光体120y〜120cに対する主走査方向および副走査方向に関して、タイミング同期が行われている。
以下、感光体120y〜120cに対する主走査方向を、光ビームの走査方向として定義し、副走査方向を、主走査方向に対して直交する方向、すなわち、感光体120y〜120cの回転する方向として定義する。
感光体120y〜120cは、アルミニウムなどの導電性ドラム上に、少なくとも電荷発生層と電荷輸送層とを含む光導電層を備えている。
上記光導電層は、それぞれ感光体120y〜120cに対応して配設され、コロトロン、スコロトロン、又は帯電ローラなどを含んで構成される帯電器122y〜122cにより表面電荷が付与される。
各帯電器122y〜122cによって感光体120y〜120c上にそれぞれ付与された静電荷は、光ビームY〜Cによりそれぞれ像状露光され、よって、各帯電器122y〜122cの被走査面上に静電潜像が形成される。
感光体120y〜120cの被走査面上にそれぞれ形成された静電潜像は、現像スリーブ,現像剤供給ローラ,規制ブレードなどを含む現像器121y〜121cによりそれぞれ現像され、感光体120y〜120cの被走査面上に現像剤像が形成される。
感光体120y〜120cの被走査面上に担持された各現像剤は、搬送ローラ131a〜131cにより矢示Dの方向に移動する中間転写ベルト130上に転写される。132y〜132cは、それぞれ感光体120y〜120cに対する1次転写ローラである。
中間転写ベルト130は、感光体120y〜120cの被走査面上からそれぞれ転写されたY,K,M,Cの現像剤を担持した状態で2次転写部へと搬送される。すなわち、この中間転写ベルト130が、中間転写体に相当する。
2次転写部は、2次転写ベルト133と、搬送ローラ134a,134bとを含んで構成される。
2次転写ベルト133は、搬送ローラ134a,134bにより矢示Eの方向に搬送される。
上記2次転写部には、給紙カセットなどの用紙収容部Tから上質紙,プラスチックシートなどの受像材である用紙Pが搬送ローラ135により供給される。
上記2次転写部は、2次転写バイアスを印加して、中間転写ベルト130上に担持された多色現像剤像を、2次転写ベルト133上に吸着保持された用紙Pに転写する。
上記用紙Pは、2次転写ベルト133の搬送と共に定着装置136へと供給される。
上記定着装置136は、シリコーンゴム,フッ素ゴムなどを含む定着ローラなどの定着部材137を含んで構成されていて、用紙Pと多色現像剤像とを加圧加熱し、排紙ローラ138によって用紙Pを印刷物P′として画像形成装置100の外部へと排出する。
上記多色現像剤像を転写した後の中間転写ベルト130は、クリーニングブレードを含むクリーニング部139によって転写残現像剤が除去された後、次の像形成プロセスへと供給されている。
また、搬送ローラ131aの近傍には、中間転写ベルト130上に形成されたカラー画像を形成させる際の画像形成条件を補正するためのパターン画像(「色ずれ補正用テストパターン画像」「濃度補正用テストパターン画像」を含む)を検出するための3個の検出センサ(「検知センサ」とも呼ぶ)5a〜5cが設けられている。
この検出センサ5a〜5cは、それぞれ公知の反射型フォトセンサを含む反射型検出センサを用いれば良く、その各検出センサ5a〜5cによる検出結果に基づいて、基準色に対する各色のスキュー(傾き),主走査レジストずれ量,副走査レジストずれ量,及び主走査倍率誤差を含む各種のずれ量を算出し、その算出結果に基づいて画質調整に係る各種のずれ量を補正し、中間転写ベルト130上にカラー画像を形成させる際の画像形成条件(位置ずれ補正、濃度補正)を補正し、画像調整時のテストパターン画像の生成に係る各種の処理を実行する。
図2は、図1に示した各検出センサ5a〜5cの内部の概略構成を示す図である。
各検出センサ5a〜5cの内部構成は共通であり、図2には、検出センサ5aについて図示をするが、各検出センサ5b,5cについても同じなのでそれらの説明は省略する。
検出センサ5aは、1つの発光部10aと、2つの受光部11a,12aと、集光レンズ13aを有する。
発光部10aは、光を発光する発光素子であり、例えば、赤外光を発生する赤外光LEDである。
また、受光部11aは、例えば、正反射型受光素子であり、受光部12aは、例えば、拡散反射型受光素子である。
この検出センサ5aは、発光部10aから発せられた光L1が、集光レンズ13aを透過した後、中間転写ベルト130のテストパターン(図示省略)に到達する。
そして、その光の一部は、テストパターン形成領域やテストパターン形成領域のトナー層で正反射して正反射光L2になった後、集光レンズ13aを再透過して受光部11aに受光される。
また、光の他の一部は、テストパターン形成領域やテストパターン形成領域のトナー層で拡散反射して拡散反射光L3となった後、集光レンズ13aを再透過して受光部12aに受光される。
なお、発光素子として、赤外光LEDに代えてレーザ発光素子等を用いてもよい。
また、上記受光部11a,12a(正反射型受光素子,拡散反射型受光素子)としては、何れもフォトトランジスタを用いているが、フォトダイオードや増幅回路等からなるものを用いてもよい。
次に、この実施例の画像形成装置100の制御部について、検出センサ5a〜5cで検出したデータの処理を司る機能構成について説明する。
図3は、図1に示した画像形成装置100の検出センサ5a〜5cの内部構成と共に、画像形成装置100の制御部における検出センサ5a〜5cで検出したデータの処理を司る機能構成を示すブロック図である。
画像形成装置100の検出センサ5a〜5cは、それぞれ発光部(「発光手段」に相当する)10a〜10cと受光部(「パターン画像検出手段」に相当する)11a〜11c,12a〜12cを備えている。なお、図2で示した集光レンズ13a〜13cの図示を省略している。
画像形成装置100の制御部は、検出センサ5a〜5cで検出したデータの処理に係る機能部として、CPU1,ROM2,RAM3,及びインプット・アウトプット(I/O)ポート4と、発光量制御部14a〜14c,増幅部(AMP)15a〜15c,フィルタ部16a〜16c,アナログ・デジタル(A/D)変換部17a〜17c,ファーストイン・ファーストアウト(First−In First−Out:FIFO)メモリ部18a〜18c,及びサンプリング制御部19a〜19cを備えている。
ROM2には、中間転写ベルト130にカラー画像を形成させる際の画像形成条件を補正する補正処理、中間転写ベルト130に形成されたパターン画像を形成する際の主走査方向の位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出処理、パターン画像補正処理を含む各種の処理をするためのCPU1が実行する手順からなるプログラムをはじめ、この画像形成装置100を制御するための各種のプログラムが格納されている。
また、CPU1は、受光部11a〜11cからの検知信号を適当なタイミングでモニタしており、搬送ベルトおよび発光部10a〜10cの劣化等が起こっても確実に検知ができるように、発光量制御部14a〜14cによって発光量を制御しており、受光部からの受光信号のレベルが常に一定になるようにしている。
次に、図3を参照しながら、検出センサ5a〜5cで検出されたデータの処理について説明する。
CPU1は、RAM3を作業領域としてROM2に格納されているプログラムを実行し、後に詳述するテストパターン画像の検出時、I/Oポート4を介して発光量制御部14a〜14cを制御し、検出センサ5a〜5cのそれぞれの発光部10a〜10cから所定の光量の光ビームをそれぞれ照射する。
まず、検出センサ5aの発光部10aから発せられた光ビームについて、その光ビームはテストパターン画像に照射され、その反射光を検出センサ5aの受光部11a,12aがそれぞれ受光する。
受光部11a,12aは、それぞれ受光した光ビームの光量に応じたデータの信号を増幅部15aへ送る。そのデータの信号について、増幅部15aによって増幅してフィルタ部16aへ送り、フィルタ部16aによってライン検知の信号成分のみを通過させてA/D変換部17aへ送り、A/D変換部17aによってアナログデータからデジタルデータに変換する。
そして、サンプリング制御部19aによってA/D変換部17aで変換されたデジタルデータをサンプリングしてFIFOメモリ部18aに格納する。
上述と同様にして、検出センサ5bの受光部11b,12bから得られたデータの信号について、サンプリングされたデジタルデータをFIFOメモリ部18bに格納し、検出センサ5cの受光部11c,12cから得られたデータの信号について、サンプリングされたデジタルデータをFIFOメモリ部18cに格納する。
こうして、テストパターン画像の検出が終了した後、FIFOメモリ部18a〜18cにそれぞれ格納されていたデジタルデータを、I/Oポート4を介してデータバスによりCPU1及びRAM3にロードし、CPU1は、ROM2に格納されているプログラムを実行することにより、その各データについて所定の演算処理を行い、中間転写ベルト130にカラー画像を形成させる際の画像形成条件を補正する補正処理、中間転写ベルト130に形成されたパターン画像を形成する際の主走査方向の位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出処理、パターン画像補正処理を含む各種の処理を実行する。
このように、CPU1とROM2とが、画像形成装置100の全体の動作を制御すると共に、検出センサ5a〜5cで検出されたデータの処理を司る制御手段として機能し、補正手段、位置ずれ量算出手段、パターン画像補正手段の機能を果たす。また、パターン画像補正手段を無効にする手段の機能も果たす。
上記RAM3は、例えば、NVRAMであり、各種のパラメータも記憶する。
次に、テストパターン画像とその検出結果に基づく補正処理について説明する。
この実施例では、テストパターン画像として位置ずれ補正用パターン画像を用いた場合を説明する。
図4は、位置ずれ補正用パターン画像中の1組のマークと、その1組のマークの検出結果の波形例とを示す図である。
図5は、図4に示す位置ずれ補正用パターン画像の検出結果に基づくずれ量の算出の説明に供する位置ずれ補正用パターン画像の1組のマークを示す図である。
位置ずれ補正用パターン画像は、正反射光用の位置合わせのための所定のパターンを備えたマークであり、図4の(b)に示すように、Y,K,M,Cの各色の順に形成された横線パターン(「水平パターン」ともいう)と斜め線パターン(「斜めパターン」ともいう)とを1組(図中に符号30で示す部分)とし、8組分を副走査方向に並べ、各検出センサ5a〜5cに対応させて3列分からなるパターン画像である。
上記横線パターンは、感光体120y〜120cの主走査方向に対して横向きで所定幅と所定長を持った4本の横向きパターンであり、上記斜め線パターンは、感光体120y〜120cの主走査方向に対して所定の傾斜角(例えば、45°)を持たせて所定幅と所定長を持った4本の斜め向きパターンである。
この位置ずれ補正用パターン画像は、感光体120y〜120cにそれぞれY〜Cの色に対応する8組分の横線パターンと斜め線パターンを形成し、中間転写ベルト130上に転写して組み合わせることによって、上述のような配置で中間転写ベルト130上に形成する。
図4の(b)に示す一点鎖線31a〜31cは、それぞれ各検出センサ5a〜5cの中心部が中間転写ベルト130上の副走査方向を移動する軌跡を示している。
図4の(b)では、各検出センサ5a〜5cの中心部が位置ずれ補正用パターン画像の中心部を通過している理想の軌跡の例を示している。
なお、図4及び図5には、中間転写ベルト130上に、中間転写ベルト130の搬送方向の先頭からY,K,M,Cの順に並ぶように各横線パターンと各斜め線パターンを形成した例を示したが、各横線パターンと各斜め線パターンのそれぞれの色の並びは他の並びにしても良い。
そして、中間転写ベルト130上に形成された位置ずれ補正用パターン画像の3列のマーク列を、それぞれ主走査方向に並べられた検出センサ5a〜5cによって検出する。
図4の(a)に示す波形は、検出センサ5a〜5cのいずれかについて、図4の(b)に示した位置ずれ補正用パターン画像のある検出センサ、例えば、検出センサ5aに対応する1組のマーク30を検出したときの検出レベルの変化例を示しており、他の検出センサ5b,5cについても同様の波形が得られるので、図示を省略する。
検出センサ5a〜5cは、横線パターンと斜め線パターン以外の部分では中間転写ベルト130を検出するので、例えば、中間転写ベルト130が白色の場合、その検出レベルを基準レベルとすると、色付きの横線パターンと斜め線パターンの箇所では検出レベルが低下する。
図4の(a)の中に破線で示すスレッシュホールド電圧レベル(電圧値)は、中間転写ベルト130の汚れなどで検出レベルが低下した場合でも、このスレッシュホールド電圧値を超えてレベル低下がみられた箇所を横線パターン又は斜め線パターンと検出するための閾値である。
検出センサ5a〜5cによって位置ずれ補正用パターン画像の8組分の各横線パターンと各斜め線パターンの位置を検出し、その検出結果に基づいて基準色(例えば、ブラック:K)に対する他の色(イエロー:Y,シアン:C,マゼンタ:M)のスキュー,主走査レジストずれ量,副走査レジストずれ量,及び主走査倍率誤差を計測する。
この計測値に基づいて、検出センサ5a〜5cの中心位置と位置ずれ補正用パターン画像の中心位置とのずれ量を求め、次回の位置ずれ補正用パターン画像の形成時に参照する位置ずれ量として記憶する。
また、スキュー,主走査レジストずれ量,副走査レジストずれ量,及び主走査倍率誤差の各種のずれ量の補正値を求めることができる。
さらに、検出センサ5a〜5cによって3列分のマーク列を検出し、その各検出結果の平均値を算出すれば、その算出結果からスキュー,副走査レジストずれ,主走査レジストずれ,及び主走査倍率誤差のずれ量を求めることにより、各色のずれ量を精度良く求めることができ、そのずれ量を補正することによって各色のずれが極めて少ない高画質の画像が形成できる。
各種の位置ずれ量、補正量の算出および補正の実行命令は、図示を省略した公知の補正量算出部により行われる。そして、検出の終わった位置ずれ補正用パターン画像は、図1のクリーニング部139によって除去される。
次に、各種の位置ずれ量(「色ずれ量」とも呼ぶ)の具体的な算出について説明する。
図4の位置ずれ補正用パターン画像を検出したときの各種位置ずれ量の具体的な算出方法について図5を用いて説明する。
ここでは、検出センサ5aによって位置ずれ補正用パターン画像のマーク列を検出した場合で説明するが、他の検出センサ5b,5cについても同様に行う。
検出センサ5aでは、位置ずれ補正用パターン画像のマーク列の検出を、予め決められた一定のサンプリング時間間隔でマークを検出し、図3のCPU1へ通知する。
CPU1は、検出センサ5aからマークの検出の通知を次々と受け取ると、各検出の通知の間隔と上記サンプリング時間間隔とに基づいて各横線パターン間、各横線パターンとそれぞれ対応する斜め線パターンとの間の距離を算出する。
このようにして、マーク列中の同じ色の各横線パターン間と各横線パターンとそれぞれ対応する斜め線パターンとの間の長さを求め、その求めた各々の長さを比較することによって各種の位置ずれ量を算出することができる。
まず、副走査レジストずれ量(副走査方向の色ずれ量)の算出では、横線パターンを使用し、基準色(K)との対象色のY,M,Cの各パターンの間隔値(y1,m1,c1)を算出し、予め記憶させておいた理想の間隔値(y0,m0,c0)と比較し、間隔値y1−理想の間隔値y0,間隔値m1−理想の間隔値m0,間隔値c1−理想の間隔値c0から基準色(K)に対するY,M,Cの各色の位置ずれ量を算出できる。
また、主走査レジストずれ量(主走査方向の色ずれ量)の算出では、まず、K〜Cの各色の横線パターンと斜め線パターンとの間隔値(y2,k2,m2,c2)を算出する。
その算出した間隔値を用いて、基準色(K)の間隔値と非基準色の間隔値との差分値を算出する。
その差分値が主走査方向の位置ずれ量に相当する。
これは、斜め線パターンを、主走査方向に対して所定の角度だけ傾斜させているため、主走査方向にずれを生じている場合、横線パターンとの間隔が他の色についての間隔よりも広がったり狭まったりするためである。
すなわち、ブラックとイエロー,ブラックとマゼンタ,ブラックとシアンの主走査方向の位置ずれ量は、間隔値k2−間隔値y2,間隔値k2−間隔値m2,間隔値k2−間隔値c2で求められる。
このようにして、副走査方向及び主走査方向のレジストずれ量を取得することができる。
さらに、各検出センサ5a〜5cの異なるもの同士の検出結果に基づいてスキューと主走査倍率誤差についても求めることができる。
まず、スキュー成分の算出では、検出センサ5aと5cでそれぞれ検出される副走査レジストずれ量の差分を算出することで取得することができる。
また、倍率誤差偏差の算出では、検出センサ5aと5b,検出センサ5bと5cのそれぞれの主走査レジストずれ量の差分を算出することで取得することができる。
そして、上述のようにして取得した各種の位置ずれ量に基いて、中間転写ベルト130にカラー画像を形成させる際の画像形成条件を補正する補正処理を実行する。
上記補正処理としては、例えば、位置ずれ量がほぼ一致するように感光体120y〜120cに対する各色に対応した光ビームY〜Cの発光タイミングを調整することにより行う。
また、光ビームの図示を省略した反射ミラーの傾きを調整することにより行う。その傾きの調整には、図示を省略したステッピングモータを駆動させて行う。
なお、画像データを変更することによって位置ずれ量を補正することもできる。
このようにして、副走査方向及び主走査方向のレジストずれ量を取得することができる。
次に、この実施例の画像形成装置100におけるパターン画像補正処理について説明する。
図6及び図7は、位置ずれ補正用テストパターン画像に対するパターン画像補正処理の説明に供するパターン画像の一例を示す図である。
この画像形成装置100は、位置ずれ補正では、図6に示す初期画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像30と、図7に示す経時画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像33の2種類のテストパターンを使用する。
図6に示す初期画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像30は、Y〜Cの横線パターン同士、Y〜Cの斜め線パターン同士のパターンの間隔について、感光体120y〜120cや駆動ローラの径や間隔などの情報から位置ずれ補正用テストパターン画像の検出誤差が最小となるように予めレイアウトを最適化したパターンである。
まず、この初期画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像30を、画像形成装置100の主電源を投入(ON)したときと、省エネルギーモード(「省エネモード」と略称する)から復帰したときの位置ずれ補正処理に使用する。
図6に示す31a〜31cは、検出センサ5a〜5cによって位置ずれ補正用テストパターン画像30を副走査方向に検出したとき、検出センサ5a〜5cの中心部に対して位置ずれ補正用テストパターン画像の各パターンの中心部が走査される理想の場合の軌跡を示している。
しかし、図6に示す32a〜32cのように、検出センサ5a〜5cの中心部と位置ずれ補正用テストパターン画像の各パターンの中心部とに位置ずれを生じることがある。
そこで、初期画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像30の検出結果から位置ずれ量の算出及び位置ずれ補正値の算出を行うことに加え、検出センサ5aにより、初期画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像30の位置ずれ基準色、例えば、図6ではK色における横線パターンと斜め線パターンの間隔aを検出する。
また、予め理想とする横線パターンと斜め線パターンの間隔bを測定しておき(例えば、画像形成装置100の出荷前)、その間隔bをメモリに保持しておく。
そして、間隔aと間隔bに基いて検出センサ5aの中心部の位置に対する位置ずれ補正用テストパターン画像のパターン中心部の位置のずれ量(オフセット:Offset)を算出する。
ここで、Offsetの値は、Offset=(a−b)の式より算出されるパラメータである。
つまり、画像形成装置100の主電源を投入したときと省エネモードから復帰したときの位置ずれ補正処理で検出した、中間転写ベルト130の搬送方向(画像の副走査方向)に対して45°傾けた斜め線パターンと、中間転写ベルト130の搬送方向に対して水平な横線パターンとの間隔aと、予め保持している理想のパターン間隔である間隔bとの差分は検出センサ5aの位置に対する位置ずれ補正用テストパターン画像のパターン中心部の位置とのずれ量と同値になる。このOffsetの値を計算し、例えば、RAM3に記憶しておく。
上記Offsetの値は、例えば、正の値の場合を理想の中心位置である31aから主走査方向にずれているとし、負の値の場合を理想の中心位置である31aから主走査方向とは反対方向にずれているとする。
次に、画像形成装置100の主電源を投入したときと省エネモードから復帰したとき以外の経時画像調整時の位置ずれ補正処理では、図7に示す経時画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像33を使用する。
この経時画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像33は、図6に示した初期画像調整用の位置ずれ補正用のパターン画像30と比較し、初期画像調整用とは主走査幅のみを小さくしたテストパターンであり、例えば、RAM3に予め経時画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像用のパターン幅のパラメータを保持しておき、CPU1は、RAM3に保持されている経時画像調整用のパターン幅に基いて経時画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像33を形成する。この経時画像調整用のパターン幅は、検出センサ5a〜5cでそれぞれ検出するパターンについて適用する。
さらに、この経時画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像33を中間転写ベルト130上に形成するときは、その形成位置について、CPU1は、RAM3に記憶しておいたOffsetの値分だけパターンをシフトする。このシフトも検出センサ5a〜5cでそれぞれ検出するパターンについて適用する。
このように、経時画像調整時には、初期画像調整用の位置ずれ補正用のパターン画像のパターン幅よりも小さい経時画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像33を形成するので、トナー消費量を大幅に低減することができる。
また、経時画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像33を計測されたOffsetの値分だけシフトすることで、主走査幅を小さくしたパターンでも検出センサ5a〜5cでそれぞれのパターンを確実に検出することができる。
さらに、経時画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像33は、初期画像調整用の位置ずれ補正用のパターン画像と比較し、主走査幅のみを小さくしたパターンであるため、位置ずれの画像調整精度が低下してしまうことは無く、単独の調整のみでも従来と同等の精度が確保できるためダウンタイムが増加してしまうことも無い。
次に、経時画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像の使用時でも、初期画像調整用の位置ずれ補正用のパターン画像の使用時と同様に、図7に示すように、横線パターンと斜め線パターンの間隔a′とパターンの中心部での理想の横線パターンと斜め線パターンの間隔b′(=間隔b)とに基いて算出した値で、RAM3の検出センサ5a〜5cの中心部の位置に対するパターン中心部の位置のずれ量(Offset)を更新する。
つまり、Offset=Offset+(a′−b′)とすることで、その次の回の位置ずれ調整時も経時画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像33を使用でき、検出センサ5a〜5cにそれぞれパターンが確実に来るように形成することができる。
このようにして、初期の調整タイミングでOffsetの値を検出してしまえば、それ以降の調整では主走査幅の小さい経時画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像33を使用することができる。
ここで、初期の調整タイミングとは、主電源を投入したときと省エネモードから復帰したときのタイミングであり、前回の位置ずれ調整からの経過時間や環境変化が大きくパターンの書き込み位置が大きく変化している可能性があったり、画像形成装置100の移動などが発生して検出センサ5a〜5cの検出位置がずれてしまったりしている可能性があるタイミングである。
もちろん、工場で画像形成装置100を組み立ててから最初の位置ずれ調整のみ初期画像調整用の位置ずれ補正用のパターン画像を使用するようにしても良い。
次に、この実施例の画像形成装置100における他のパターン画像補正処理について説明する。
図8及び図9は、濃度補正用テストパターン画像に対するパターン画像補正処理の説明に供するパターン画像の一例を示す図である。
この画像形成装置100は、濃度補正でも上述と同様のパターン画像補正処理を実施し、図8に示す初期画像調整用の濃度補正用テストパターン画像34と、図9に示す経時画像調整用の濃度補正用テストパターン画像35の2種類のテストパターンを使用する。
まず、この初期画像調整用の濃度補正用テストパターン画像34を、画像形成装置100の主電源を投入したときと、省エネモードから復帰したときの濃度補正処理に使用する。
図8に示す34は濃度補正用のパターンの濃度の異なる複数のパターンであり、31a〜31cは、検出センサ5a〜5cによって濃度補正用テストパターン画像を副走査方向に検出したとき、検出センサ5a〜5cの中心部に対して濃度補正用テストパターン画像の各パターンの中心部が走査される理想の場合の軌跡を示している。
しかし、濃度補正用テストパターン画像についても、図8に示す32a〜32cのように、検出センサ5a〜5cの中心部と濃度補正用テストパターン画像の各パターンの中心部とに位置ずれを生じることがある。
そこで、初期画像調整用の濃度補正用テストパターン画像34の検出結果から濃度補正を行うことに加え、上述と同様のパターン画像補正処理を行う。
ここで、濃度調整処理については公知なので簡単に説明する。
トナー濃度の調整は、図8に示すような濃度の異なる複数のパターン34を形成し、濃度により検出センサ5a〜5cの出力値が変化する拡散光センサを使用してトナー付着量を検出することにより行う。
この濃度が異なるパターンは感光体120y〜120cから中間転写ベルト130にトナーを転写するときのバイアス量を変化させることにより生成している。
この濃度補正用テストパターン画像の検出結果に基いて、感光体120y〜120cから中間転写ベルト130にトナー像を転写する時のバイアスと中間転写ベルト130上のトナー付着量の関係を導き出すことができる。
そして、この検出結果に基いて、画像形成条件に応じた適切なバイアスの設定や、光源のLD光量の設定を行うことで、適切な画像濃度で画像を生成することができる。
次に、パターン画像補正処理については、濃度補正用テストパターンの中間転写ベルト130の搬送方向(画像の副走査方向)に対して片方の端辺を水平、もう片方の端辺を45°としており、検出センサ5aによってパターンの両エッジ部の間隔aを検出し、また、予め理想とする間隔bを測定しておき(例えば、画像形成装置100の出荷前)、その間隔bをメモリに保持しておく。この間隔bはパターンの中心部を走査したときに検出できる幅である。
そして、間隔aと間隔bに基いて検出センサ5aの中心部の位置に対する濃度補正用テストパターン画像のパターン中心部の位置のずれ量(Offset)を算出し、RAM3に記憶する。
上記Offset値は、例えば、正の値の場合を理想の中心位置である31aから主走査方向にずれているとし、負の値の場合を理想の中心位置である31aから主走査方向とは反対方向にずれているとする。
次に、画像形成装置100の主電源を投入したときと省エネモードから復帰したとき以外の経時画像調整時の濃度補正処理では、図9に示す経時画像調整用の濃度補正用テストパターン画像35を使用する。
この経時画像調整用の濃度補正用テストパターン画像35は、図8に示した初期画像調整用の濃度補正用のパターン画像34と比較し、初期画像調整用とは主走査幅のみを小さくしたテストパターンであり、例えば、RAM3に予め経時画像調整用の濃度補正用テストパターン画像用のパターン幅のパラメータを保持しておき、CPU1は、RAM3に保持されている経時画像調整用のパターン幅に基いて経時画像調整用の濃度補正用テストパターン画像35を形成する。この経時画像調整用のパターン幅は、検出センサ5a〜5cでそれぞれ検出するパターンについて適用する。
さらに、この経時画像調整用の濃度補正用テストパターン画像35を中間転写ベルト130上に形成するときは、その形成位置について、CPU1は、RAM3に記憶しておいたOffset値分だけパターンをシフトする。このシフトも検出センサ5a〜5cでそれぞれ検出するパターンについて適用する。
このように、濃度補正の場合にも、経時画像調整時には初期画像調整用の濃度補正用パターン画像のパターン幅よりも小さい経時画像調整用の濃度補正用テストパターン画像を形成するので、トナー消費量を大幅に低減することができる。
また、経時画像調整用の濃度補正用テストパターン画像35を計測されたOffset値分だけシフトすることで、主走査幅を小さくしたパターンでも検出センサ5a〜5cでそれぞれのパターンを確実に検出することができる。
さらに、経時画像調整用の濃度補正用テストパターン画像35は、初期画像調整用の濃度補正用のパターン画像と比較し、主走査幅のみを小さくしたパターンであるため、濃度の画像調整精度が低下してしまうことは無く、単独の調整のみでも従来と同等の精度が確保できるためダウンタイムが増加してしまうことも無い。
次に、経時画像調整用の濃度補正用テストパターン画像35を使用時でも、初期画像調整用の濃度補正用のパターン画像の使用時と同様に、図9に示すように、測定値である間隔a′とパターンの中心部での理想の間隔b′(=間隔b)とに基いて算出した値で、RAM3の検出センサ5a〜5cの中心部の位置に対するパターン中心部の位置のずれ量(Offset)を更新する。
つまり、Offset=Offset+(a′−b′)とすることで、その次の回の濃度調整時も経時画像調整用の濃度補正用テストパターン画像を使用でき、検出センサ5a〜5cにそれぞれパターンが確実に来るように形成することができる。
このようにして、初期の調整タイミングでOffset値を検出してしまえば、それ以降の調整では主走査幅の小さい経時画像調整用の濃度補正用テストパターン画像35を使用することができる。
ここで、初期の調整タイミングとは、主電源を投入したときと省エネモードから復帰したときのタイミングであり、前回の濃度調整からの経過時間や環境変化が大きくパターンの書き込み位置が大きく変化している可能性があるタイミングである。
もちろん、工場で画像形成装置100を組み立ててから最初の濃度調整のみ初期画像調整用の濃度補正用のパターン画像34を使用するようにしても良い。
図10は、上記パターン画像補正処理を示すフローチャート図である。
図3のCPU1は、位置ずれ及び濃度の画像調整処理を行う場合、ステップ(図中「S」で示す)1で、検出センサをオンにして位置ずれ補正用テストパターン画像又は濃度補正用テストパターン画像のテストパターン画像を検出できる状態にして、ステップ2へ進む。
ステップ2で、画像形成装置の電源オン又は省エネモードからの復帰か否かを判断し、画像形成装置の電源オン又は省エネモードからの復帰なら(「Y」の場合)、ステップ3で、中間転写ベルトに初期画像調整用のテストパターン画像(位置ずれ補正なら初期画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像、濃度補正なら初期画像調整用の濃度補正用テストパターン画像)を形成し、ステップ4へ進む。
一方、ステップ2の判断で、画像形成装置の電源オンでも省エネモードからの復帰でもないなら(「N」の場合)、ステップ8で、中間転写ベルトに経時画像調整用のテストパターン画像(位置ずれ補正なら経時画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像、濃度補正なら経時画像調整用の濃度補正用テストパターン画像)を形成し、その形成位置をOffset分だけシフトし、ステップ4へ進む。
ステップ4で、検出センサでテストパターン画像を検出し、ステップ5で、位置ずれ量又は濃度のずれ量とその補正値(補正量)を算出し、ステップ6へ進む。
ステップ6で、検出センサとテストパターン画像の位置ずれ量(Offsetの値)を算出し、ステップ7へ進む。上記位置ずれ量は、検出センサの中心部の位置に対する位置ずれ補正用テストパターン画像のパターン中心部の位置のずれ量と、検出センサの中心部の位置に対する濃度補正用テストパターン画像のパターン中心部の位置のずれ量を含む。
ステップ7で、RAMに上記補正値(補正量)と位置ずれ量とを保存し、この処理を終了する。
次に、各検出センサ5a〜5cが中間転写ベルト130の主走査方向の異なる位置にある場合、各検出センサ5a〜5cでそれぞれ求めた各位置ずれ量の平均値をテストパターン画像の形成位置をシフトさせる際の位置ずれ量にするようにしても良い。
図11は、各検出センサ5a〜5cが中間転写ベルト130の主走査方向の異なる位置にある場合に形成した位置ずれ補正用テストパターン画像の一例を示す図である。
図11に示す一点鎖線35a〜35cは、それぞれ各検出センサ5a〜5cの中心部が中間転写ベルト130上の副走査方向を移動する軌跡を示している。
また、図11に示す36a〜36cは、検出センサ5a〜5cによって位置ずれ補正用テストパターン画像30を副走査方向に検出したとき、検出センサ5a〜5cの中心部に対して位置ずれ補正用テストパターン画像の各パターンの中心部が走査される理想の場合の軌跡を示している。
例えば、図11に示すように、検出センサ5aと5bの間隔と、検出センサ5bと5cの間隔とが異なるように、各検出センサ5a〜5cが中間転写ベルト130の主走査方向の異なる位置にある場合、CPU1は、経時画像調整時に、各検出センサ5a〜5cについて、その各検出センサ5a〜5cに対する中間転写ベルト130に形成された位置ずれ量補正用テストパターン画像を形成する際の主走査方向の位置ずれ量を算出する。
すなわち、検出センサ5aについて一点鎖線35aと36aの間隔をOffset3、検出センサ5bについて一点鎖線35bと36bの間隔をOffset2、検出センサ5cについて一点鎖線35cと36cの間隔をOffset1の場合、Offset=(Offset1+Offset2+Offset3)/3とする。
そして、その算出された位置ずれ量の平均値を、中間転写ベルト130に経時画像調整時の位置ずれ量補正用テストパターン画像を形成する際のシフト量に相当する位置ずれ量として図3のRAM3に保存する。
また、上述と同様にして、濃度補正用テストパターン画像についても、各検出センサ5a〜5cでそれぞれ求めた各位置ずれ量の平均値をテストパターン画像の形成位置をシフトさせる際の位置ずれ量にするようにしても良い。
このようにして、全ての検出センサ5a〜5cでパターンを読み取ることができる最適の位置にパターンを形成することができる。
よって、複数の検出センサ5a〜5c間で異なる位置ずれ量(Offset)を検出しても、パターン画像補正処理のパターンのシフト量を最適な量にすることができる。
なお、各検出センサ5a〜5cの設置間隔が等間隔であっても、上述のように各検出センサ5a〜5cでそれぞれ求めた各位置ずれ量の平均値をテストパターン画像の形成位置をシフトさせる際の位置ずれ量にするようにしても良い。
次に、上記経時画像調整用のテストパターン画像のパターン幅について説明する。
図12は、経時画像調整用のテストパターン画像のパターン幅の説明図である。
経時画像調整用の位置ずれ補正用テストパターン画像のパターン幅、及び経時画像調整用の濃度補正用テストパターン画像のパターン幅は、トナー消費量を低減するため、主走査幅を初期画像調整用よりも小さいパターンにする。
そこで、図12に示すように、検出センサ5a〜5cの検出スポット37の径(パターン画像を検出するときに照射する光の検出スポット径)rと、位置ずれ調整間隔で想定される位置ずれ量(予め設定された位置ずれ量d)から、初期設定値よりも小さい幅(主走査幅)w=r+(d×2)を予め算出し、図3のRAM3に保存しておき、CPU1がパターン画像補正処理の際に参照する。図12には、位置ずれ補正用の横線パターン38についての幅wを図示しているが、斜め線パターンと濃度補正用のパターンについても同様にして設定する。
上記予め設定された位置ずれ量dは、位置ずれ画像補正を実行する間隔、例えば、前回の位置ずれ画像調整から、温度が5℃変化した場合や、印刷で200枚通紙した場合、10分経過した場合など、予め設定してある位置ずれ画像調整実行のタイミングで想定される位置ずれ量であり、その一定間隔のうちに想定されるパターンの位置ずれ量のことである。
このようにして、経時画像調整用のテストパターン画像のパターン幅を、上述した予め設定された位置ずれ量dを満足するようにすることで、必要最低限のテストパターン幅で画像調整でき、トナー消費量を低減するという効果を最も高くすることができる。
この発明による画像形成装置は、ファクシミリ装置、プリンタ、複写機、複合機を含む画像形成装置の全般に適用することができる。
1:CPU 2:ROM 3:RAM 4:I/Oポート 5a〜5c:検出センサ 10a〜10c:発光部 11a〜11c,12a〜12c:受光部 13a〜13c:集光レンズ 14a〜14c:発光量制御部 15a〜15c:増幅部 16a〜16c:フィルタ部 17a〜17c:A/D変換部 18a〜18c:FIFOメモリ部 19a〜19c:サンプリング制御部 100:画像形成装置 101:光学装置 102:像形成部 103:転写部 110:ポリゴンミラー 111a,111b:走査レンズ 112y〜112c,114y〜114c,115y〜115c:反射ミラー 113y〜113c:WTLレンズ 120y〜120c:感光体ドラム(感光体) 121y〜121c:現像器 122y〜122c:帯電器 130:中間転写ベルト 131a〜131c,134a,134b,135:搬送ローラ 132y〜132c:1次転写ローラ 133:2次転写ベルト 136:定着装置 137:定着部材 138:排紙ローラ 139:クリーニング部 P:用紙 P′:印刷物 T:用紙収容部
特開2010−39071号公報 特開平11−102098号公報

Claims (6)

  1. 複数の像担持体にそれぞれ形成された異なる色のトナー画像を中間転写体に順次重ね合わせて転写し、前記中間転写体にカラー画像を形成させる画像形成手段と、
    該画像形成手段によって前記中間転写体に前記カラー画像を形成させる際の画像形成条件を補正するためのパターン画像を形成させるパターン画像形成手段と、
    該パターン画像形成手段によって前記中間転写体に形成されたパターン画像を検出するパターン画像検出手段と、
    該パターン画像検出手段による検出結果に基づいて前記画像形成手段によって前記中間転写体に前記カラー画像を形成させる際の画像形成条件を補正する補正手段とを備えた画像形成装置において、
    前記パターン画像検出手段による検出結果に基づいて前記パターン画像検出手段に対する前記中間転写体に形成されたパターン画像を形成する際の主走査方向の位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出手段と、
    該位置ずれ量算出手段によって算出された位置ずれ量を記憶する位置ずれ量記憶手段と、
    前記パターン画像形成手段に、前記中間転写体に前記パターン画像を形成する際、前記位置ずれ量記憶手段に記憶されている前記位置ずれ量に基づいて前記パターン画像検出手段に対する前記中間転写体に形成するパターン画像の主走査方向の形成位置を補正すると共に、前記パターン画像の主走査方向の幅を初期設定値よりも小さい幅に補正するパターン画像補正手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記パターン画像は、前記画像形成手段によって前記中間転写体に前記カラー画像を形成させる際、前記中間転写体にそれぞれ転写される前記各像担持体のトナー画像同士に位置ずれが生じないようにする画像形成条件に補正するための位置ずれ補正用テストパターン画像であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記パターン画像は、前記画像形成手段によって前記中間転写体に前記カラー画像を形成させる際、前記各像担持体のトナー画像の濃度に差異が生じないようにする画像形成条件に補正するための濃度補正用テストパターン画像であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 予め設定された条件の時に前記パターン画像形成手段によって前記パターン画像を形成する際、前記パターン画像補正手段を無効にする手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記パターン画像検出手段が複数有り、該各パターン画像検出手段が前記中間転写体の主走査方向の異なる位置にある場合、前記位置ずれ量算出手段に、前記各パターン画像検出手段について、それぞれ前記パターン画像検出手段に対する前記中間転写体に形成されたパターン画像を形成する際の主走査方向の位置ずれ量を算出し、その各算出された位置ずれ量の平均値を、前記パターン画像検出手段に対する前記中間転写体に形成されたパターン画像を形成する際の主走査方向の位置ずれ量とする手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記パターン画像補正手段に、前記初期設定値よりも小さい幅w、前記パターン画像検出手段が前記パターン画像を検出するときに照射する光の検出スポット径r、及び予め設定された位置ずれ量dとした場合、w=r+(d×2)に基づいて前記初期設定値よりも小さい幅wを決定する手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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